IT人材の不足が叫ばれる昨今、エンジニア転職を成功させることで昇進や年収アップが期待できるでしょう。経済産業省が発表した資料「IT人材育成の状況等について」によると、IT人材需要と需給には大幅なギャップが生じており、2030年までの将来的に40~80万人規模で人材が不足することが予想されています。
また、IPA(情報処理推進機構)の調査「DX白書 2021」によると、国内事業会社の約9割がIT人材の質・量ともに不足感を感じているとの回答が得られており、見込みによる人材不足の懸念だけではなく、現場がすでにITエンジニアの人材不足に関する問題を抱えていることが伺えます。
IT人材不足が未来にわたる問題であることから、IT業界は比較的転職しやすいと言えるかもしれません。しかし、転職先がキャリアアップや年収アップを望める環境でなければ、闇雲に転職を繰り返す恐れもあります。
転職成功のためには、IT業界の現場を知るレバテックキャリアやマイナビITエージェントに無料登録して、ご自身の転職が納得いく形で進むようにサポートしてもらうことをおすすめします。
前向きに働き続けられる職場に出会えるように、ご自身の状況に合った転職サイトを探してみましょう。
また、以下の記事では職業・条件別にそれぞれおすすめの転職エージェントを詳しくまとめているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
⇒転職エージェントおすすめ比較ランキング!人気大手17社の選び方や特徴を一覧で解説
転職エージェント5社
エージェント | 求人数 | ポイント | 公式サイト |
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5.0
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公開求人数
約2.2万件
800万円以上
求人数 約1.1万件
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【業界最大手】15年以上エンジニアの求人のみを専門的に扱ってきたエージェント。ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1の実績あり。リモート可・高年収求人が充実!
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4.8
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公開求人数
約1.8万件
800万円以上
求人数 約1万件
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【信頼の実績】ITコンサルタントやインフラエンジニア、社内SEなど幅広い職種に対応。応募書類の添削や面接対策などのサポートが充実しているのも魅力。年収・キャリアアップの相談もOK!
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4.5
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公開求人数
2.2万件
800万円以上
求人数 約7千件
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【口コミ重視】企業で実際に働く社員から寄せられた口コミの閲覧も可能で、転職前にリアルなレビューを知っておきたい方はココ!東京23区の求人が充実。
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4.4
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公開求人数
2,526件
800万円以上
求人数 -
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【スカウト型】登録して待つだけで企業からのオファーがくるので、手間をかけたくない方におすすめ。タップで簡単に職務経歴書が完成する機能も便利。
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4.0
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公開求人数
3,804件
800万円以上
求人数 約2千件
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【年収アップ】転職後の年収アップ率95%を誇るIT特化型エージェント。サポート期間の制限なしで2名体制で求職者を支援。
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エージェント | 相性のいい年代 | 相性のいい地域 | 公式サイト |
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5.0
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20代
30代
40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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4.8
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20代
30代
40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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4.5
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20代
30代
40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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4.4
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20代
30代
40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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4.0
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20代
30代
40代
50代
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首都圏
名古屋
大阪
兵庫
福岡
札幌
仙台
その他
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エージェント | 評価 | クチコミ | 公式サイト |
---|---|---|---|
5.0
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・面接対策や転職支援など、サポートが手厚いにも関わらず無料だったので非常に助かりました。
・担当の方は連絡も無駄に多い印象はなく、こちらとしてもストレスにならなかったです。 |
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4.8
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・エンジニア系の求人は大手から中小企業までとても充実していました。
・アドバイザーの方はIT業界に対する知識が豊富で、実践的なアドバイスをしてもらえました。 |
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4.5
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・面談から求人紹介までとにかくスピード感を持って対応してもらえました。
・評判通りITに強く、個人にあった企業を積極的に探してくれたのがとても心強かったです。 |
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4.4
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・珍しい求人もあり選択肢が広がりました。
・担当者はいるものの、スカウト型で、自力で転職活動を進められる人向きだと思います。 |
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4.0
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・IT業界に強いアドバイザーの方が、2人体制で付いてもらえる事に魅力を感じました。
・地域で求人数に偏りがあり、地方よりも関東圏の求人のほうが圧倒的に多かったです。 |
目次
- IT・WEBエンジニアにおすすめの転職サイト・エージェント26社
- IT・WEBエンジニアにおすすめ転職サイトの求人数比較ランキング
- 【年代別】IT・Webエンジニアにおすすめの転職サイト
- 【未経験】IT・Webエンジニア未経験の方におすすめの転職サイト
- 【希望条件別】IT・Webエンジニアにおすすめの転職サイト
- 【地域別】IT・Webエンジニアにおすすめの転職サイト
- IT・WEBエンジニア向けの転職サイト・エージェントの選び方
- 転職希望のITエンジニアに必要な事|RUNTEQ代表の菊本さんに伺いました
- エンジニアが転職サイトを使う流れ
- エンジニアが転職エージェントを使う流れ
- IT・WEBエンジニア向けの転職サイトと転職エージェントの併用がおすすめな理由
- IT転職サイト登録前に確認!エンジニアの転職事情を自社調査
- 年収アップに期待!IT/Webエンジニアにおすすめのキャリアパスとは
- IT・WEBエンジニア向けの転職サイト・エージェントを賢く利用するコツ
- 転職エージェントを利用する際の注意点
- IT・WEBエンジニアが年収アップするためには転職がおすすめ!
- IT・WEBエンジニアの転職事情|退職して転職を目指す本音とは?
- IT・WEBエンジニアの転職体験談|成功事例と失敗事例
- 年齢別で見るIT・WEBエンジニアの転職事情
- IT・WEBエンジニアが転職を成功させるための10のポイント
- ITエンジニア転職についてよくある質問
- 最後に|IT・WEBエンジニア向けの転職サイト・エージェントの特徴まとめ
IT・WEBエンジニアにおすすめの転職サイト・エージェント26社
まずはIT・WEBエンジニアにおすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。
レバテックキャリア
- 15年以上IT・Web業界に特化
- ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1
- 現場社員から収集した企業の内部情報を共有
レバテックキャリアは、IT・Web業界の転職支援において10年以上を誇り、約50職種のIT専門職のサポートに強みがある転職サービスです。
リモートワーク可・上流工程・大手案件など様々な条件であなたが希望している職種を見つけることができます。
また、専任の担当者が年10,000回以上企業訪問しており、現場社員からヒアリングした生きた情報を共有してもらえることも特徴です。
社員のマネジメント方法や職場の雰囲気・スキル感など、入社前に知っておきたい情報を得られることは、転職の失敗を避けるためにも有効といえます。
レバテックキャリアの詳細情報
サービス名 | レバテックキャリア |
運営会社 | レバテック株式会社 |
公開求人数 | 21,988件 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外 |
レバテックキャリアの口コミ・評判
調査期間:2023年4月13日から2023年4月25日
調査対象:サービス利用経験者の男女100名
調査方法:インターネットによる調査
関連記事:レバテックキャリアの評判・口コミは悪い?アドバイザーにインタビュー!
マイナビITエージェント
- 企業規模や募集職種など、取り扱い求人の幅が広い
- 企業情報の収集を担当するリクルーティングアドバイザーが在籍
- 非公開求人の取り扱いが多い
マイナビITエージェントは、株式会社マイナビが運営しており、IT・Webエンジニアの転職に特化しているサービスです。
IT・Webエンジニアの転職事情に詳しいキャリアアドバイザーが、ベンチャー企業から大手企業まであなたの市場価値をふまえて、さまざまな選択肢の中から最適な求人を紹介してくれます。
年収アップ率70%以上を誇っており、現職よりも年収を上げたい方におすすめです。
また、転職後の定着率が95%を超えており、働きやすさやライフスタイルに合った企業を探している方もマイナビITエージェントを利用することで理想のキャリアを実現できるでしょう。
応募書類の添削や面接対策などの転職支援も充実しているため、一人で転職活動を進めるのが不安な方にもおすすめのサービスといえます。
マイナビITエージェントの詳細情報
サービス名 | マイナビITエージェント |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 18,654件(※) |
非公開求人数 | 5,737件(※) |
対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外 |
マイナビITエージェントの口コミ・評判
調査期間:2023年4月13日から2023年4月25日
調査対象:サービス利用経験者の男女100名
調査方法:インターネットによる調査
関連記事:マイナビIT AGENTの評判・口コミ|メリット・デメリット
Geekly
- IT・Web・ゲーム業界の求人多数
- IT業界に特化した口コミサイトがある
- 11年以上蓄積したノウハウをもとに求職者をサポート
Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントで、IT職種ごとに専門的な知識を持っているエージェントが一人ひとりに合わせてサポートしてくれるのが特徴です。
30,000件以上の求人の中から一人当たり平均50件以上の求人を紹介してくれるため、幅広い求人の中から自分にあった求人を見つけることができます。
書類作成や面接対策などの転職サポートはもちろん、退職や入社後のサポートまでGeeklyは一貫して対応してくれるため、初めての転職で何から手をつければ分からない方や働きながら転職活動をしたい方におすすめです。
(※1)Geeklyの公式ホームページより
Geeklyの詳細情報
サービス名 | Geekly |
運営会社 | 株式会社Geekly(ギークリー) |
公開求人数 | 22,195件(※2) |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 東京23区内が中心 |
Geeklyの口コミ・評判
調査期間:2023年4月13日から2023年4月27日
調査対象:サービス利用経験者の男女100名
調査方法:インターネットによる調査
関連記事:Geeklyの評判は?利用するべき?口コミからわかるメリット・デメリット
ダイレクトタイプ
- 企業から直接スカウトが届く
- さまざまな企業の求人を取り扱う
- iOS限定の使いやすいアプリがある
ITエンジニア転職に特化しているダイレクトタイプでは、登録して待つだけで企業からスカウトが届くサービスを展開しています。
「フルリモートで働きたい」「自社サービスの開発に関わりたい」などの具体的な条件を見た企業から直接オファーが来るため、マッチ度が高い転職を叶えられるでしょう。
また有名企業からスタートアップのベンチャー企業まで幅広い求人から検索して応募できるのもダイレクトタイプのメリットです。
またエンジニアならではの経験言語や職種、使用ツールなど実力や希望条件を指定して的確に検索できるのもうれしいポイントです。
スカウト型の転職サービスであるダイレクトタイプはITエンジニアの仕事と両立しながら、手間をかけずに転職活動を進めたい方におすすめです。
ダイレクトタイプの詳細情報
サービス名 | ダイレクトタイプ |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
公開求人数 | 1,600件以上(※1) |
非公開求人数 | - |
対応地域 | 全国 |
ダイレクトタイプの口コミ・評判
調査期間:2023年4月13日から2023年4月27日
調査対象:サービス利用経験者の男女100名
調査方法:インターネットによる調査
関連記事:Direct type(ダイレクトタイプ)の評判は悪い?口コミから特徴を徹底調査
ウィルオブテック
- 2名体制で求職者を徹底サポート
- 年収アップの実績多数
- サポート期間の制限なし
ウィルオブテックは、目先のキャリアではなくエンジニアとしての長期的なキャリアを考えたサポートをしてくれるのが特徴です。
キャリアアドバイザーとリクルーティングアドバイザーの2名体制で求職者を支援しており、多角的な視点から求人の紹介や徹底した企業対策をしてくれます。
年収が上がった実績が多いこともウィルオブテックの特徴で、中には150万円以上の年収アップに成功した転職者もいるようです。
約7割が非公開求人であり、ウィルオブテックに登録しないとチェックすることができません。自分にあった企業を見つけるためにも、まずはウィルオブテックに登録して、どんな求人があるのか確認することから始めましょう。
ウィルオブテックの詳細情報
サービス名 | ウィルオブテック |
運営会社 | 株式会社ウィルオブ・ワーク |
公開求人数 | 3,803件(※2) |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外 |
ウィルオブ・テックの口コミ・評判
調査期間:2023年4月13日から2023年4月27日
調査対象:サービス利用経験者の男女100名
調査方法:インターネットによる調査
関連記事:ウィルオブテックの評判・口コミ|基本情報やコーディングテストの詳細も解説
ランスタッド
- 質の高いハイレベルな求人が多い
- 各業界専門のコンサルタントがサポート
- ピンポイントで求人紹介してくれる
ランスタッドは、オランダに本社を構えるグローバルエージェントで、ハイクラス転職を希望する30代におすすめの転職エージェントです。外資系企業の求人も多く保有しているため、レベルアップをはかりたい、新たなキャリアに挑戦し対たいと考えている方は登録しておくとよいでしょう。
正社員求人は5,000件あまり(2023年8月現在)、特に事務管理部門やITエンジニアの求人が多くなっています。マネージャーや確かなスキルを持った人材を求めている求人が多いため、質が良く、ハイレベルな求人が多いと考えられます。全国に拠点はありますが、首都圏など都市部での求人が多めです。
ランスダットではそれぞれの業界を専門とする転職コンサルタントがサポートを行ってくれるため、業界ならではなの相談がしやすい点も魅力です。
マッチングだけでなく、企業のニーズにマッチした人材であれば、ヘッドハンティングのようにピンポイントで求人を紹介してくれるため、求人数の豊富な転職サイトと一緒に登録しておきたい転職サイトです。
ランスタッドの詳細情報
サービス名 | ランスタッド |
運営会社 | ランスタッド株式会社(Randstad K.K.) |
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国/海外 |
ランスタッドの評判・口コミ
調査期間:2023年4月14日から2023年4月28日
調査対象:サービス利用経験者の男女100名
関連記事:ランスタッドの評判は本当?口コミの比較と派遣や単発バイトの注意点
転職ドラフト|企業からのスカウトが届く転職サイト
- 企業から年収込みのスカウトが届く
- 自分の市場価値が分かる
- 93%が年収アップに成功している
転職ドラフトは、一般的な転職サイトとは異なり、企業から年収込みのスカウトが届く、競合入札型の転職サイトです。
転職ドラフトに登録すると、あとは企業からのスカウトを待つだけで済みます。企業による公開入札形式をとっており、年収は企業側から提示されるため、市場における自分の価値を知ることができます。
このシステムのおかげで、転職ドラフトを利用して転職した人のうち93.8%が平均126万円年収を上げています。
常時100社以上がドラフトに参加しているのも興味深く、その中には大手企業も多く含まれているため、エンジニア経験がある方ならとくに利用してみるとよいでしょう。
特に、自分の市場価値が知りたい人や、年収アップを目指している人などにおすすめの転職サイトです。
転職ドラフトの詳細情報
公開求人数 | 常時100社以上が利用 |
非公開求人数 | 非公開 |
主な対応地域 | 非公開 |
運営会社 | 株式会社リブセンス |
転職ドラフトの口コミ・評判
調査期間:2023年4月13日から2023年4月27日
調査対象:サービス利用経験者の男女100名
調査方法:インターネットによる調査
関連記事:転職ドラフトの評判|口コミから分かったメリット・デメリットや年収アップのコツ
リクルートエージェント×IT|業界最大級の求人数が特徴の転職エージェント
- ITエンジニアの求人を多く保有
- ベンチャーから大手と幅広い企業の求人の取り扱いあり
- 転職サポートの充実
業界大手の転職エージェントであるリクルートエージェント×ITでも、ITエンジニアの求人を数多く保有しています。
IT・WEB業界について知識のあるキャリアアドバイザーが揃っており、面接対策などの選考面に関する転職サポートも受けられます。
ベンチャーから大手まで幅広い求人が揃っており、SE・ITエンジニアの向けの公開求人は、11万7,927件、SE・ITエンジニア向けの公開求人数は97,063件、非公開求人数は約80,209件と、業界屈指の求人数を扱っているのが特徴です。(求人数は2023年11月時点)
リクルートエージェント×ITの詳細情報
公開求人数 | 87,989件 |
非公開求人数 | 63,455件 |
主な対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
関連記事:リクルートエージェントの評判や口コミから分かるメリット・デメリットを解説
ビズリーチ|IT・WEBエンジニアで年収1,000万円以上を目指すなら
- 企業からスカウトが届く
- 自分でエージェントを選べる
- 1/3の求人が年収1,000万円以上
ビズリーチは、職務経歴書を登録するだけで、企業からのスカウトが受けられるデータベース型の転職サイトです。
IT業界・WEBエンジニア職、ITコンサル営業職など、幅広い求人が揃っているのが特徴です。
ビズリーチに所属するヘッドハンターのほか、他企業のエージェントからも高待遇のスカウト求人を受け取ることができ、効率的に転職活動を進めたい人にはおすすめです。
なお、納得のいくスカウトを受け取るには、サイト登録時に職務経歴書をしっかり記入することが大切です。他サイトとの大きな違いとしては、有料サービスを展開している点が挙げられます。ビズリーチは無料でも利用できますが、有料プランに登録することでスカウト数が増えたり、質の高いスカウトを受けられたりするなどのメリットがあります。
有料プランは「タレント会員」と「ハイクラス会員」の2種類があり、タレント会員は3,278円(30日間コース)、ハイクラス会員は5,478円(30日間コース)です。積極的に転職活動に取り組みたい人は、これらの有料プランに登録するのがよいでしょう。
ビズリーチの詳細情報
公開求人数 | 111,434件件 |
非公開求人数 | 非公開 |
主な対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
関連記事:ビズリーチの評判・口コミからわかるメリットと注意点
Green|求人数最高クラスの大手転職サイト
- IT業界に特化した転職サイト
- 各求人の情報が見やすい
- 企業と直接連絡を取れる
Greenは、IT業界を中心に約29,000件以上の求人を取り扱う、エンジニア転職を目指す人が注目したいIT業界最大級の転職サイトです。
Greenは、求人情報の見やすさや操作性の良さなどが特徴的です。
サイト上では、ほぼ全ての企業が写真を掲載しており、社内の雰囲気を確認しながら求人を検索できます。
また、最大の特徴は、各求人情報にある「気になるボタン」です。気になった企業に対して「気になるボタン」を押し、企業側からも「気になるボタン」を押されてマッチングすると、求職者と企業が直接連絡を取り合える仕組みになっています。
ほかにも、面接前に企業を訪問して気軽に話が聞けるのも特徴の一つで、事前に社内の雰囲気を確認できるため、入社後のギャップを最小限に抑えられます。
転職成功者の60%以上はスカウトがきっかけで転職しています。まずは登録だけでもしてみるとよいでしょう。
Greenの詳細情報
公開求人数 | 26,250件 |
非公開求人数 | 非公開 |
主な対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国 |
運営会社 | 株式会社アトラエ |
社内SE転職ナビ|社内SEを目指すエンジニア専門のキャリア支援サービス
- 将来のキャリアプランを相談したい
- 客先常駐ではない求人に応募したい
社内SE転職ナビは、社内SEを目指すエンジニアのために、最適なキャリア形成をサポートしてくれるサービスです。
基本的に客先常駐の求人は取り扱っていないため、客先常駐が苦手な人には特におすすめです。
コンサルタントとの面談は「カジュアル面談」「キャリア面談」「オンライン面談」の3種類の形式があり、自分の状況に合わせて選択できます。
例えば、「いつかは転職したいけど、まだ具体的には考えていない」という人にはカジュアル面談が向いており、将来的なキャリアプランの相談や転職の情報収集など、気軽に話すことができます。
社内SE転職ナビの詳細情報
公開求人数 | 4,238件 |
非公開求人数 | 非公開 |
主な対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国 |
運営会社 | アイムファクトリー株式会社 |
関連記事:社内SE転職ナビの評判・口コミ|基本情報や利用の注意点・SE職との違いも解説
GEEK JOB|エンジニアとしてスキルを身に付けたい人におすすめ
- エンジニアとしてスキルアップしたい
- 職務経歴書や面接の対策を丁寧にうけたい
GEEK JOBは、エンジニア向けの学習支援と転職支援が一緒になったサービスです。
一般的な転職サイトやエージェントとは毛色が異なりますが、エンジニアとしてのスキルアップや年収アップなどを実現したい人にはおすすめのサービスです。
「スピード転職コース」「プレミアム転職コース」「プログラミング教養コース」と、3種類のコースが用意されており、転職活動をすぐに進めたい人にはスピード転職コースがおすすめです。
スピード転職コースでは、Java、PHP、Rubyなどの言語を無料オンライン講座で勉強できるほか、最短22日で転職することも可能です。これまで全くの未経験という人でも、エンジニアとして必要な知識をスピーディーに身につけることができます。
転職活動の際は、専属のキャリアアドバイザーから、職務経歴書の添削や面接対策などのサポートが受けられます。未経験でも就職可能な求人は500社以上あり、これからエンジニアとして働きたい人にも向いているサービスです。
GEEK JOB
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
主な対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国 |
運営会社 | グルーヴ・ギア株式会社 |
関連記事:GEEK JOB(ギークジョブ)の評判|リアルな口コミと就職先・利用の注意点も徹底解説
Findy|AIによるスキル判定で企業とマッチング
- AI診断で自分に合った会社を見つけたい
- 年収予測ツールを利用したい
Findyは、AIによる独自のスキル判定によって、エンジニアと企業をマッチする転職サービスです。
「転職をしたいけど自分のスキルを評価してくれる会社がわからない」、「自分のスキルに見合う年収を得られる会社を見つけたい」などのお悩みを持っている方におすすめです。
今すぐ転職を考えていなくても、年収予測やスキル偏差値の測定ツールを利用することはできるので、今後のために自分の現状を知っておくと良いでしょう。
Findyの詳細情報
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
主な対応地域 | 全国 |
運営会社 | ファインディ株式会社 |
Forkwell|エンジニアならではの検索条件を指定できる
- スカウトサービスを利用したい
- 自分の市場価値を把握したい
Forkwellは、企業からのスカウトを受けられる「 Forkwell Scout」と求人サイト 「Forkwell Jobs」を運営する転職サービスです。
エンジニアとしての自分の市場価値を確認できる「ポートフォリオサービス」もあるので、これまでの経歴や作品をまとめたり、GitHubを解析してコードを可視化したりなど、自分のスキルレベルを客観的に把握できるところも強みです。
「ポートフォリオサービス」を利用し自分の市場価値を把握できれば、エンジニアとしての今後の展望や転職のヒントを得ることができるでしょう。
Forkwellの詳細情報
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
主な対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国 |
運営会社 | 株式会社grooves |
doda|国内最大級の求人数を保有する転職エージェント
- たくさんの求人から転職先を選びたい
- 精度の高いマッチングを実現したい
- 履歴書対策や面接対策を丁寧にサポートしてほしい
dodaは約20万件以上(※2023年4月時点、非公開求人を含む)の求人を保有する業界最大級の転職サービスで、未経験からキャリアアップ転職まで幅広い転職実績を持っているところが強みです。
また、dodaは求職者のサポートをする「キャリアアドバイザー」と企業側の求人紹介をサポートする「採用プロジェクト担当」の分業制になっており、求職者と企業の双方をサポートすることで精度の高いマッチングを実現しているところも特徴の1つです。
キャリアアドバイザーのサポートが手厚く、履歴書対策や面接対策を念入りに行ってくれるので、IT系でキャリアアップしたい方・これからキャリアを積んでいきたい方双方におすすめです。
dodaの詳細情報
公開求人数 | 242,630件 |
非公開求人数 | 38,502件 |
主な対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国、海外 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
関連記事:dodaの悪い評判・口コミは実際どう? 向き不向きを徹底解説
パソナキャリア|利用者満足度4年連続1位!
- ハイクラス求人を紹介してほしい
- 管理職へ転職したい
パソナキャリアは、株式会社パソナが運営する転職エージェントで、オリコン顧客満足度調査で4年連続1位を獲得しています(2019年~2022年)。
2022年の調査では、「利用のしやすさ」「担当者の対応」「紹介案件の質」「紹介案件」「交渉力」で高い評価を得ているので、納得のいく転職活動ができることでしょう。
転職活動が上手く進まない方、1人でも転職活動が不安な方などは一度相談することをおすすめします。IT・WEBエンジニアとしてマネジメント方面で活躍していきたい方に向いているでしょう。
パソナキャリアの詳細情報
公開求人数 | 35,192件 |
非公開求人数 | 全体の61.0% |
主な対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国 |
運営会社 | 株式会社パソナ |
関連記事:パソナキャリアの評判・口コミから分かるメリット・デメリット
type転職エージェント|関東圏での転職に強い転職エージェント
- エンジニアの求人数25,000件以上
- 年収アップ率75%超え
- エンジニア特化のキャリアアドバイザーがサポート
type転職エージェントは、東京・神奈川・埼玉・千葉のサポートに強い転職エージェントです。
システムエンジニアやITコンサルタントなど様々な職種ごとに転職を成功させるコツや職務経歴書の書き方やサンプルまで用意されているので、一人ひとりのキャリアに合わせた転職活動を進めることができます。
またIT/Web業界への転職に成功した方のインタビューも記載されているので、実際に転職した方がどのような想いで転職をしたのか、転職を成功できた要因は何かなどあなたの転職活動の参考になるでしょう。
ITエンジニアや社内SEなど職種ごとの相談会も実施しているので、気になる方はぜひ一度参加してみてください。
type転職エージェントの詳細情報
公開求人数 | 9,998件 |
非公開求人数 | 17,698件 |
主な対応地域 | 東京、埼玉、神奈川、千葉中心の首都圏 |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
関連記事:type転職エージェントの悪い口コミ・評判は本当?メリットとデメリットを解説
WORKPORT|未経験でIT業界へ転職したい方におすすめ
- 未経験からIT・Web・ゲーム業界に挑戦したい
- キャリアチェンジをしたい
WORKPORT(ワークポート)は、IT・Web・ゲーム業界の転職サポートに強いと定評があり、業界問わず「実務未経験者」を対象にした求人を多数保有している転職サービスです。
IT業界の知識が豊富なコンシェルジュが主要都市の各拠点に在籍しており、面接対策などをサポートしてくれるため、転職活動を進めやすくなるでしょう。
また、WORKPORTでは会員登録すると、「レジュメ」という履歴書・職務経歴書作成ツールが利用できるようになります。履歴書・職務経歴書をどうやって書けばいいのかわからない人でも、簡単に作成できテンプレートがあるので、的確な書類に仕上げられます。
このレジュメに登録された内容は、転職サービスと連携できるため、サポートをスムーズに受けられるメリットもあります。
IT業界未経験で他業界からのキャリアチェンジを考えている人へ特におすすめです。
WORKPORTの詳細情報
公開求人数 | 94,946件 |
非公開求人数 | 非公開 |
主な対応地域 | 東京、名古屋、大阪など全国 |
運営会社 | 株式会社ワークポート |
関連記事:ワークポートの評判はやばい?口コミから基本サービス・向いている人まで解説
KIKKAKE AGENT | 地方在住者におすすめ
- エンジニア特化の深いアドバイスを受けたい人
- キャリアアップを目指す人
KIKKAKE AGENT(キッカケエージェント)は、ITエンジニアに特化した転職サービスです。エンジニアのキャリアパス・転職の情報を発信し続けている、IT人事YouTuberのモロー氏がプロデュースしています。
都市部だけではなく、地方のITエンジニアの求人も多く保有している点が特徴です。
企業と求職者の最適なマッチングに定評があり、年収UPを実現している人も多いです。
また、面接対策ではそれぞれの応募企業に合わせて、よく聞かれる質問や求められる答えなどをアドバイスしてくれる点も好評です。
KIKKAKE AGENTの詳細情報
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
主な対応地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社キッカケクリエイション |
Tech Stars Agent | エンジニア業界出身者が親身にサポート
- 経験豊富なエンジニア業界出身者にサポートしてもらえる
- 独立を視野に入れたサポートを受けたい人
Tech Stars Agent(テックスターズエージェント)は、IT・WEB・ソーシャルゲーム業界が専門の転職エージェントです。
アドバイザーは全員がエンジニア業界の出身です。そのため、業界に関する深い理解と経験に基づいた転職支援を受けることができます。
また、運営会社であるBranding Engineerは独立支援サービス「Midworks」も展開しているので、エンジニアとして独立をしたい方もサポートを受けることができます。
Tech Stars Agentだけが取り扱っている多数の非公開の独占求人も魅力の一つです。
Tech Stars Agentの詳細情報
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
主な対応地域 | 首都圏 |
運営会社 | 株式会社BrandingEngineer |
TechClipsエージェント|首都圏の方におすすめ
- 首都圏の会社へ転職したい
- 業界知識があるコンサルタントに担当してほしい
TechClipsエージェントは、ITエンジニアの転職サポートに特化している首都圏限定のサービスです。
保有求人のうち約8割が年収500万円以上を期待できる求人なので、現在の収入に不満を持っている方は好条件の企業に巡り合えるかもしれません。
また、現場知識があるエンジニア経験者がコンサルタントとして担当しますので、的確な転職サポートを受けることが期待できます。
TechClipsの詳細情報
公開求人数 | 704件 |
非公開求人数 | 非公開 |
主な対応地域 | 首都圏 |
運営会社 | notari株式会社 |
G-Jobエージェント|ゲーム業界特化型エージェント
- ゲーム業界に転職したい
- 派遣社員や業務委託として働きたい
G-Jobエージェントは、ゲーム業界特化型エージェントの中で、ゲーム企業求人数No.1を誇る転職サービスです。
G-Jobエージェントに在籍しているキャリアコンサルタントは、「ゲーム会社での人事担当の経験3年以上」「ゲーム開発現場でのマネージメント経験あり」などの経歴が必要となるため、質の高いサポートを得られることが期待できます。
また、正社員以外に派遣社員や業務委託の求人もあるので、希望の働き方に合う求人提案をしてもらえるでしょう。
G-jobエージェントの詳細情報
公開求人数 | 1002件 |
非公開求人数 | 非公開 |
主な対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国 |
運営会社 | 株式会社リンクトブレイン |
マイナビクリエイター|WEB・ゲーム業界のクリエイティブ関連の求人なら
- Web業界やゲーム業界に転職したい
- ポートフォリオを作成して自分のキャリアをアピールしたい
マイナビクリエイターは、マイナビグループ傘下の株式会社マイナビワークスが運営するIT・Web・ゲーム業界専門の転職サービスです。
マイナビクリエイターの強みは、ポートフォリオ作成支援サービスのMATCHBOXを無料で利用できる点にあります。
過去の制作物や案件の画像をアップロードし、説明を加えるだけで簡単にWEBポートフォリオやPDFファイルを作成できるので、転職活動の準備を効率良くできるでしょう。
マイナビクリエイターの詳細情報
公開求人数 | 4,413件 |
非公開求人数 | 非公開 |
主な対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビワークス |
paiza転職|実際にコードを書いてスカウトがもらえる
- 得意な言語が明確になっている
- コーディングやプログラミングに自信がある
paiza転職は自分のプログラミング力をアピールできる、IT・Webエンジニアに特化した転職サービスです。
プログラミングやコーディングを提出して企業からスカウトを待ったり、書類選考なしで面接に進めるのが主な特徴・メリットになります。
自分の実力を測ってみたい方は、ぜひpaizaを利用してみてください。
paizaの詳細情報
公開求人数 | 4,748件 |
非公開求人数 | 非公開 |
主な対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国 |
運営会社 | paiza株式会社 |
Pay Career|面談する毎に報酬がもらえる転職サイト
- スカウトサービスを利用したい
- 市場価値を判断したい
PayCareerはスカウト型の転職サイトで、面談をおこなう度に3万円以上の報酬がもらえる非常に珍しいサービスとなっています。
スカウトする企業側も、面談するだけで費用が発生するため、他の転職サイトよりも”本気度”の高いスカウトが届くのが特徴。
ニーズの高いエンジニアには特におすすめできる形態の転職サービスと言えるでしょう。
スカウト型のサービスや、報酬がもらえることに魅力を感じた方は、ぜひPaycareerを利用してみてください。
Paycareerの詳細情報
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
主な対応地域 | 全国 |
運営会社 | 株式会社PayCareer |
Cloud Link|社内SE・自社開発へのキャリアチェンジに
- 自社開発や社内SEに転職したい
- IT業界を熟知したアドバイザーのサポートを受けたい
Cloud Linkは社内SEや自社開発希望のエンジニアの方におすすめの転職サイトで、これらのキャリアチェンジに強みを持っています。
社内SE・自社開発に特化した転職サイトは他にもありますが、選択肢は多ければ多いほど良いといえるでしょう。
社内・自社開発希望の方はぜひCloud Linkも活用してみてください。
Cloud Linkの詳細情報
公開求人数 | 2,392件 |
非公開求人数 | Web上では非公開 |
主な対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国 |
運営会社 | 株式会社Cloud Link |
TechnoBrain|エンジニア専門スカウト型転職エージェント
- 市場価値を診断してみたい人
- エンジニア転職に精通しているコンサルタントに相談したい人
TechnoBrainは、エンジニア専門スカウト型転職エージェントです。ITやものづくり領域で30年以上の実績があるので、様々な職種や幅広い技術領域のサポートを受けることができます。
また取り扱っている企業規模も大手企業からベンチャー企業まで5,000社以上の取引があるので、一人ひとりの転職ニーズにあった企業からスカウトを受けることができます。
TechnoBrainは転職を検討している方でも登録が可能です。コンサルタントと相談したからといって、転職を急かされることはないので、自身のキャリアについて相談したい方にもおすすめです。
TechnoBrainの詳細情報
公開求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
主な対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国 |
運営会社 | テクノブレーン株式会社 |
IT・WEBエンジニアにおすすめ転職サイトの求人数比較ランキング
2024年3月時点の「総求人数」「年収600万円以上の求人数」をそれぞれランキングにしました。
【年代別】IT・Webエンジニアにおすすめの転職サイト
各年代別におすすめな転職サイトを紹介します。
- 20代のエンジニア向け転職サイト
- 30代エンジニア向けキャリアアップ転職サイト
- 40代・50代エンジニア向けハイクラス転職サイト
20代のエンジニア向け転職サイト
20代のエンジニア転職におすすめな転職サイトを紹介します。
- レバテックキャリア
- マイナビITエージェント
- Geekly
20代のエンジニアは、スキルへの不安や実務経験の少なさが転職へのハードルになることがあります。20代エンジニアを徹底的にサポートしてくれる転職サイトを活用しましょう。
30代のエンジニア向け転職サイト
30代エンジニアにおすすめの転職サイトは以下のとおりです。
- ウィルオブテック
- 転職ドラフト
30代のエンジニアは、汎用的なスキルがあり他社でも活躍できる可能性が高い傾向にあります。そのため、30代以降の転職では、年収のアップや今後のキャリア方針を固めることが叶う職場を探す必要があるでしょう。
40代・50代エンジニア向け転職サイト
40代・50代のエンジニアは資格やスキルを活かしたハイクラス転職がおすすめです。ハイクラスのエンジニア向けの転職サイトは「リクルートエージェント×IT」です。
リクルートエージェント×ITは業界屈指の求人数を誇る転職サイトです。IT・WEB業界について知識のあるキャリアアドバイザーが揃っているため、ミドルクラス以降が不安に感じる選考面に関する転職サポートも受けられます。
【未経験】IT・Webエンジニア未経験の方におすすめの転職サイト
IT・Webエンジニア未経験の場合には、求人数の多い転職エージェントや未経験業種に強い転職エージェントを活用することで転職成功への可能性が高まるでしょう。
リクルートエージェント
- 幅広い職種の求人を保有
- 地方転職でも求人を探しやすい
- 転職サポートが充実
大手転職エージェントであるリクルートエージェントもエンジニアを目指す方におすすめです。様々な職種の求人を保有していますが、エンジニアに関しても数多くの求人を保有しています。
とくに未経験からエンジニアを目指せる求人が充実しており、エンジニアになりたい方におすすめです。
業界トップクラスの求人を誇っているリクルートエージェントは、地方でも数多くの求人のなかから自分にあった求人を選ぶことができます。
エンジニア特化の転職サービスだと、地方求人が少ないことがあるので、大手の転職エージェントであるリクルートエージェントならではの魅力です。
doda
- エンジニア未経験可の求人を多く保有
- 面接対策が充実している
- オファーとエージェントの機能を利用できる
dodaは、転職エージェントと転職サイト2つのサービスを使うことができるのが特徴の転職サービスです。
総合型の転職サイトでありながら、エンジニア向けのページもあり、職種や言語など細かな項目で検索できるため、希望に合う求人を効率よく見つけることができます。
dodaは未経験可の求人を多く保有しているため、エンジニアにキャリアチェンジしたい方におすすめです。
マイナビエージェント
- 20~30代のIT業界の転職に強い
- 大手ならではの充実したサポートに定評あり
- IT業界以外の求人も多数保有
マイナビエージェントは総合型の転職エージェントで、20代から30代の転職に強いのが特徴です。
IT業界に特化したマイナビITエージェントはエンジニア経験がすでにある方向けのサービスですが、マイナビエージェントでは未経験からエンジニアを目指す方におすすめです。
キャリアプランからITやWeb業界に転職するための書類選考や面接対策までサポートしてくれるため、未経験からの転職成功確率を上げることができます。
初めての転職で何から始めればいいのか分からない方は、転職サポートが充実しているマイナビエージェントがおすすめです。
セルプロモート
- 21,000人以上をサポート
- 最短1週間で入社可能
- 90%以上が年収アップを実現
セルプロモートは、未経験からITエンジニアを目指す方におすすめの転職エージェントです。
ITエンジニアのスクールを運営しているため、未経験の方でもエンジニアとして活躍するために必要なスキルを身につけながら、転職活動を進めることができます。
大手企業からベンチャー企業まで幅広い求人を保有しているため、一人ひとりのキャリアにマッチしたサポートを行うことができるのも、セルプロモートの魅力の一つです。
サービス名 | セルプロモート |
運営会社 | セルプロモート株式会社 |
公開求人数 | 優良求人を直接ご紹介 |
非公開求人数 | 非公開 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://cellpromote.biz/it-tenshoku/ |
【希望条件別】IT・Webエンジニアにおすすめの転職サイト
IT・Webエンジニアに人気の希望条件に合わせて、おすすめの転職サイトを紹介します。
- 未経験からエンジニアを目指す人におすすめの転職サイト
- 副業やフリーランスで稼ぎたい人におすすめの転職サイト
- プログラミングスクールでスキルをつけたい方におすすめのサービス
- 在宅勤務やリモートワーク希望の人におすすめの転職サイト
- ゲーム業界におすすめの転職サイト
- 女性エンジニアにおすすめの転職サイト
未経験からエンジニアを目指す人におすすめの転職サイト
未経験からのエンジニア転職を目指す方は少なくないでしょう。しかし、エンジニア未経験者の採用ニーズはそれほど高くはありません。IT業界全体が人材不足であり、新たな働き手の採用進めていることは確かですが、エンジニア未経験から大手の優良企業に入れるケースは多くないことが通常です。
エンジニアとしてポートフォリオや履歴書に掲載できる実績を達成してから転職活動を進めた方が、大手企業や優良企業に転職できる可能性は高まるでしょう。ご自身でプロダクト開発に着手したり、プログラミングスクールに通うことも一つの手段です。
ここでは、未経験OKのエンジニア求人がある転職サイト、エンジニア未経験者向けのサポートがある転職サイトを紹介します。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、人材業界最大手の転職エージェントです。多数の転職実績を持つことから、エンジニア未経験での転職を叶えやすい転職サイトと言えるでしょう。
リクルートエージェントに登録することで、キャリアアドバイザーから幅広い転職サポートを受けることができます。初めての転職をする方や転職活動を効率的に進めたい方におすすめです。
求人数 | プログラマー・Webエンジニア:61,007件 社内SE:9,098件 製品開発・ASP:8,163件 組込み・制御エンジニア:15,028件 プリセールス・セールスエンジニア:2,609件 テクニカルサポート:3,906件 品質管理:1,697件 テスト・QAエンジニア:2,079件 情報システム・システム監査:1,151件 (うち未経験ヒット数:11,523件) |
対応地域 | 日本全国 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
doda
dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営する転職サイトです。求人を豊富に保有している他、オリコン顧客満足度No1という実績もあります。丁寧な転職サポートを受けたい方に特にオススメです。
キャリアアドバイザーの手厚いサポートは転職活動を有利に進める上で欠かせない要素とも言えます。エンジニア未経験者であれば、登録しておきたい転職サイトと言えるでしょう。
求人数 | ITコンサルタント・システムコンサルタント:3,807件 プリセールス: 1,243件 業務系アプリケーションエンジニア・プログラマ:22,087件 インフラエンジニア:10,326件 サポート・ヘルプデスク:2,156件 社内SE:8,498件 研究開発・R &D:317件 品質管理:795件 データサイエンティスト:1,945件 プログラマ・Webサービス系エンジニア:10,792件 スマホアプリ・ネイティブアプリ系エンジニア:1,497件 制御系ソフトウェア開発:1,831件 セキュリティエンジニア:1,539件 (うち未経験ヒット数:6,424件) |
対応地域 | 日本全国 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
副業やフリーランスで稼ぎたい人におすすめの転職サイト
エンジニアとして副業したい方や、フリーランスエンジニアとして稼ぎたい方におすすめの転職サイトを紹介します。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、業界最大級の求人数を保有するフリーランス向けエージェントサービスです。リモート案件が多いため、ご自身のペースで働きたいという方におすすめです。
また、平日夜や土日稼働の案件も揃っているため、本業に支障なく副業したい方にもおすすめです。フリーランスには嬉しい福利厚生パッケージを用意しており、収入が途切れないよう次の案件を提示してくれたり、会計ソフトを割引価格購入できたりします。
求人数 | アプリケーションエンジニア:2,891件 フロントエンドエンジニア:2,946件 サーバーサイドエンジニア:3,402件 サーバーエンジニア:4191件 インフラエンジニア:8,709件 組込・制御エンジニア:640件 汎用系エンジニア:310件 データベースエンジニア:1,934件 ネットワークエンジニア:2,168件 セキュリティエンジニア:558件 プロジェクトマネージャー(PM):5,448件 プロジェクトリーダー(PL):2,271件 PMO:3,601件 ITコンサルタント:1,060件 データサイエンティスト:708件 社内SE:799件 テクニカルサポート:254件 テストエンジニア:1,189件 |
対応地域 | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、大阪府、兵庫県、京都府、福岡県、長崎県、熊本県、大分県、リモート |
公式サイト | https://freelance.levtech.jp/ |
Midworks
Midworksは、フリーランスエンジニア向けのエージェントです。案件充実度・価格満足度が高いことが特徴です。フリーランスを対象とした賠償責任保障や健康診断優待などを設けているため、フリーランス初心者でも安心して働けるでしょう。
フリーランスとしてのエンジニアと、会社員としてのエンジニアを組み合わせたような働き方ができるはずです。独立に不安を感じる方には特におすすめのエージェントと言えるでしょう。
求人数 | クラウドエンジニア(AWS):672件 開発系PM:333件 開発系PMO:255件 DBエンジニア(SQL全般):763件 サーバー(Linux系):410件 Webディレクター:74件 テスト設計エンジニア:100件 SAPエンジニア:75件 ネットワークエンジニア:100件 UI/UXデザイナー:113件 |
対応地域 | 東京、大阪、その他近郊エリア、リモート |
公式サイト | https://mid-works.com/ |
プログラミングスクールでスキルをつけたい方におすすめのサービス
プログラミングスクールでスキルを身に付けたいエンジニアにおすすめのサービスを紹介します。
SAMURAI ENGINEER
SAMURAI ENGINEER(サムライエンジニア)は、ゼネラルリサーチの調査で挫折しないプログラミングスクールNo1に選ばれたプログラミングスクールです。独学でのスキルアップを挫折した方や、確実性を持ってスキルアップしたい方に特におすすめです。
SAMURAI ENGINEERには、エンジニア未経験者向けコースや、副業をスタートさせたい方向けコースなど、それぞれのスキルに応じたコースが用意されています。コース選択が難しい場合には、あらゆる学習スタイルに適応できるオーダーメイドコースを受けると良いかもしません。
学習コース | 副業スタートコース フリーランスコース 転職保証コース AIコース エキスパートコース LPIC資格対策コース Java資格対策コース |
コース費用 | 副業コース12週間プラン:297,000円(税込) |
公式サイト | https://lp.sejuku.net/course/ |
RUNTEQ(ランテック)
ランテックは、Webエンジニアを実践的に育成するプログラミングスクールです。1,000時間以上の学習カリキュラムが設けられているため、エンジニア未経験から現場で活躍するエンジニアになりたい方におすすめです。
講師は現役のエンジニアですので、現場目線でのレクチャーを受けることができるでしょう。また、受講生の目標に沿った学習スタイルが用意されていることも魅力です。働きながら学習したい方向けの「すきま時間活用型」モデルでは9ヶ月、仕事をやめて学習に専念する方向けの「学習フルコミット型」モデルでは最短5ヶ月で学習が完了します。
学習コース | 副業スタートコース フリーランスコース 転職保証コース AIコース エキスパートコース LPIC資格対策コース Java資格対策コース |
コース費用 | Webエンジニア転職コース Ruby on Rails専攻:550,000円(税込) 給付金適用の場合の自己負担分:165,000円(税込) 参考:第四次産業革命スキル習得講座認定制度 |
公式サイト | https://runteq.jp/ |
在宅勤務やリモートワーク希望の人におすすめの転職サイト
在宅勤務やリモートワークを希望するエンジニアにおすすめの転職サイトを紹介します。
Reworker
Reworkerは、リモートワークできる求人だけを掲載する転職メディアです。出社ゼロ、一部出社、時短勤務、フレックス勤務、副業OKなど、ご自身のこだわりの条件で私生活に合わせた仕事を探せるでしょう。
求人への応募は、Reworker経由でのエントリーと企業への直接応募の2つの方法があります。Reworker経由で応募した場合、運営事務局による事前判断の上で、採用企業への推薦を行ってもらえます。
リモート求人数 | IT技術:71件 |
対応地域 | 記載なし |
公式サイト | https://www.reworker.jp/ |
Green
Greenは、IT・Web業界の求人・採用情報に力を入れている転職サイトです。企業の担当者と直接連絡が取れるため、スムーズに転職活動を進めることができるでしょう。
また、面接前にカジュアル面談の機会も設けているため、企業の雰囲気を知ってから応募を検討したいという方にもおすすめです。リモートワーク求人も豊富に揃っているため、ライフワークバランスを気にかけるエンジニアは登録しておくと良いでしょう。
リモート求人数 | エンジニア・技術職:5,993件 クリエイティブ職(Web):956件 クリエイティブ職(ゲーム・マルチメディア):437件 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://www.green-japan.com/ |
ゲーム業界希望の人におすすめの転職サイト
ゲーム業界未経験で転職を希望する方や、ゲーム業界での転職を考えている現役のエンジニアにおすすめの転職サイトを紹介します。
G-JOBエージェント
G-JOBエージェントは、ゲーム業界に強い転職サイトです。転職をサポートしてくれるアドバイザーは、「ゲーム会社人事経験3年以上」「ゲーム開発現場のマネジメント経験」「国家資格キャリアコンサルタント」のいずれかに当てはまっています。転職の知識を豊富にもつアドバイザーが、プロの目線であなたの転職を支援してくれるでしょう。
ゲーム系求人数 | ゲーム(コンシューマ):551件 ゲーム(アプリ):803件 ゲーム(PC):174件 ゲーム(アーケード):26件 映像(CG・アニメーション・VR):61件 アミューズメント(遊技機):7件 WEB・IT:33件 その他(エンタメ関連):112件 その他(エンタメ以外):156件 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://game-matching.jp/ |
ギークリー(Geekly)
ギークリーは、IT・Web・ゲーム業界に強い、特化型の転職エージェントです。ギークリーでの年収アップ率は81%を達成しているため、年収をアップしながら転職を成功へと導きたい方に利用をおすすめします。
また、リモート勤務の頻度や残業の量など、ライフワークバランスを重視した求人選びも可能です。ゲーム業界で年収をあげたいエンジニア、労働条件を改善したいエンジニアにおすすめの転職サイトと言えるでしょう。
ゲーム系求人数 | ゲーム(パブリッシャー):458件 ゲーム(デベロッパー):833件 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://www.geekly.co.jp/ |
関連記事:Geeklyの評判は?利用するべき?口コミからわかるメリット・デメリット
女性エンジニアにおすすめの転職サイト
女性エンジニアの転職におすすめの転職サイトを紹介します。
type女性の転職エージェント
type女性の転職エージェントは、女性の転職に強い転職エージェントです。所属するキャリアアドバイザーは女性が多いため、転職のタイミングや人生設計の悩みについて相談しやすいでしょう。
ワークライフバランスを重視した求人が豊富なこともポイントです。非公開求人が多いため、優良求人を探している場合には無料登録して求人紹介を受けるとよいかもしれません。
IT系求人数 | システムエンジニア(IT・通信・ソフトウェア):9,087件 Webエンジニア・クリエイター(Web・インターネット・ゲーム):1,073件 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://type.woman-agent.jp/ |
関連記事:type女性の転職エージェントの評判|リアルな口コミと利用の注意点も徹底解説
女の転職type
女の転職typeは、エンジニアとして正社員で長く働きたい女性におすすめの転職サイトです。産休育休や育児との両立など、ライフワークバランスを重視した企業を選定することも可能です。女性管理職ありの企業を探すことも可能ですので、キャリア優先の女性エンジニアにとって嬉しい機能でしょう。
求人案件は、首都圏中心になりますので地方での転職を考えている女性エンジニアは、求人数が多い「リクルートエージェント」や「doda」など総合型の転職エージェントを併用するとよいでしょう。
IT系求人数 | ITエンジニア系:289件 |
対応地域 | 全国 |
公式サイト | https://woman-type.jp/ |
関連記事:女の転職typeの評判を徹底解説!メリット・デメリットやうまく使いこなすコツとは
【地域別】IT・Webエンジニアにおすすめの転職サイト
地域別でエンジニアにおすすめの転職サイトを紹介します。
東京都のエンジニアにおすすめな転職サイト
東京都で働きたいエンジニアにおすすめな転職サイトを紹介します。
レバテックキャリア
レバテックキャリアは、ITエンジニアやWebデザイナーに特化したIT系を多く保有する転職サイトです。エンジニア特化の転職サービスを長年提供しており、希望企業への転職成功割合96%や年収アップ割合60%など確かな実績があることが伺えます(公式サイトより)。
東京都の転職では、人口の兼ね合いで転職のライバルが多いと考えられます。エンジニア転職に詳しいアドバイザーに最適なアドバイスをもらうことで、少しでも有利に転職できるでしょう。
東京都の求人数 | 16,170件 |
東京都の拠点 | 渋谷(東京本社) 〒150-6190 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 24F |
公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
大阪府のエンジニアにおすすめな転職サイト
大阪府で働きたいエンジニアにおすすめな転職サイトを紹介します。
マイナビITエージェント
マイナビITエージェントは、株式会社マイナビが運営するIT・Web業界特化型の転職サイトです。大手のため求人保有数が多く、大阪で転職を考えているエンジニアの方でも希望条件に沿った求人を紹介してもらえるでしょう。
マイナビITエージェントでしか取り扱っていない求人もありますし、未経験者や異業種経験者を積極的に採用している企業求人も掲載しています。大阪でエンジニア転職を考えている方は、まず無料登録しておくことをおすすめします。
大阪府の求人数 | 6,316 件 |
大阪府の拠点 | 大阪支社 〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町4番20号 グランフロント大阪タワーA 30F |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/it/ |
愛知県・名古屋市のエンジニアにおすすめな転職サイト
愛知県内や名古屋市で転職したいエンジニアにおすすめな転職サイトを紹介します。
ワークポート
ワークポートは、転職相談実績67万人を達成した転職エージェントです。IT業界専門のコンシェルジュが在籍しており、求人の提案から面接対策まであらゆる面のサポートをしてくれます。
公式サイトによると、40代や50代などシニア層のエンジニア転職も実績があるようです。年齢に縛られない転職活動が行えるでしょう。
また、名古屋に拠点があるため、名古屋のエンジニア転職に詳しいコンシェルジュが愛知エリアの転職情報を厳選して提供してくれるでしょう。UIJターンを希望している方も安心して利用できるはずです。
愛知県の求人数 | 6,782件 |
愛知県の拠点 | 名古屋オフィス 〒451-6005 愛知県名古屋市西区牛島町6-1 名古屋ルーセントタワー5F |
公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
IT・WEBエンジニア向けの転職サイト・エージェントの選び方
IT・WEBエンジニアとして転職を成功させたいと考えるなら、ITやWEB業界向けの転職サイト・エージェントを選びましょう。
転職サイトやエージェントにはそれぞれ特徴があり、得意としているものも異なりますから、以下で紹介するポイントに注意しながら、本当にIT・WEB業界に詳しいのか見極めることが大切です。
- IT・WEB業界、エンジニアに特化している転職サイト・エージェントかどうか
- キャリアアドバイザーがIT・WEB業界の出身者であるかどうか
- キャリアアップを見据えた提案をしてくれるかどうか
- 年齢・経験に合った転職サイトであるかどうか
- あなたとキャリアアドバイザーの相性が良いかどうか
- キャリアアドバイザーが「分業型」と「両手型」のどちらなのか
IT・WEB業界、エンジニアに特化している転職サイト・エージェントかどうか
IT・WEBエンジニアとして転職を成功させるためのポイントの1つ目は、IT・WEB業界に特化している転職サイト・エージェントかどうかです。IT・WEB業界以外の求人も扱っているような総合型の場合、IT・WEBエンジニアの知識がほとんどない人が担当につく可能性があります。
その場合、IT・WEB業界について知りたいことがあっても、詳しい情報やアドバイスまでは得られない可能性があります。
転職を成功させるために、IT・WEB業界の転職動向をはじめ、希望の企業がどのような人材を必要としているか、必要なスキルは何かなど事前に知っておきたい情報はたくさんあるでしょう。
IT・WEBエンジニアを専門に担当している人であれば、これまで培ってきた知見を活かして、こうした内容により踏み込んだアドバイスが期待できるのです。
IT・WEB業界に特化している転職サイト・エージェントを利用すれば、転職活動にあたって有益な情報を得ることができ、スムーズに就職先が決まる可能性もあります。
キャリアアドバイザーがIT・WEB業界の出身者であるかどうか
2つ目は、転職エージェントに所属するキャリアアドバイザーがIT・WEB業界の出身者であるかどうかです。
IT・WEB業界で働いた経験がない人よりも、実際に現場を経験してエンジニアの実態を理解している人のほうが、転職活動の相談をする際に話が早く進みます。
また、IT・WEB業界の出身者であれば、求人情報がどれほど実態に合ったものなのかを正確に判断でき、転職後に大きなギャップを感じずに済む可能性があります。
IT・WEB系に特化した転職エージェントの中には、元エンジニアが在籍している会社もあります。
IT・WEBエンジニアの場合、技術的なことや業務の進め方なども転職先を決める際の大切なポイントです。技術をしっかり理解している人に担当してもらったほうが、安心してエンジニアとしての転職活動を進められるでしょう。
キャリアアップを見据えた提案をしてくれるかどうか
3つ目は、キャリアアップを見据えた提案をしてくれるかどうかです。
たとえ条件の良い求人があっても、将来的に成長が見込める求人であるとは限りません。
あなたが転職後にエンジニアとしてキャリアアップを考えているのであれば、それに基づいた提案をしてくれるかどうかも転職サイト・エージェント選びのポイントになります。
上流工程を担当できる人材に成長したいと考えているなら、人材育成に注力している企業を選んだほうがいいかもしれません。
エンジニアのリーダーとして活躍したいなら、新規プロジェクトの多い企業や、若手の抜擢を前向きにおこなっている企業に転職することで臨むキャリアを叶えやすくなります。
目の前の条件にとらわれず、IT・WEB業界でキャリアアップを目指すための中長期的な展望を考えて転職先を紹介してくれるキャリアアドバイザーなら信頼もできるでしょう。
どのようなキャリアアップを臨むか、自分の中で明確にしておく必要もありますが、それも含めて相談に乗ってくれ、さまざまな提案をしてもらえるかどうかも良い転職サイト・エージェント選びのポイントです。
年齢・経験に合った転職サイト・転職エージェントかどうか
4つ目は年齢や経験にあったサイトかどうかです。転職エージェントには、第二新卒や既卒向けのものもあれば、未経験者向けや、ハイクラス転職に特化したものなどさまざまにあります。
たとえば本記事で紹介した転職エージェントの中から、第二新卒や既卒、未経験者、ハイクラス転職それぞれを得意とする転職エージェントを選ぶと以下のようになります。
また、年齢別でもいくつかピックアップしてみました。
20代~30代 | マイナビITエージェント レバテックキャリア Direct type ウィルオブ・テック |
---|---|
20代~40代 | 転職ドラフト アイムファクトリー Findy |
30代~50代 | ビズリーチ doda X |
doda Xやビズリーチなどは、ハイクラス転職として年収アップも狙える転職エージェントですが、当然ながらそれに見合う経験やスキルが欠かせません。
一方、第二新卒や既卒、未経験者向けの求人が多い転職エージェントで、ハイクラス転職を叶えられる転職先を探そうとしても、希望する求人が見つからない可能性があります。
レバテックキャリアのようにハイクラス転職に強みを持ち、ターゲット層が20~30代となっている転職エージェントの場合、若い世代でキャリアアップを狙う方が利用しやすいと考えられます。
いずれにしても、ご自身の年齢や経験にあった転職エージェントを利用しなければ、転職を叶えるどころか、希望に見合った求人を紹介してもらうことさえできないかもしれません。 転職エージェントを選ぶ際は、年齢・経験にあったサービスであるかどうかも確認しましょう。
あなたとキャリアアドバイザーの相性が良いかどうか
5つ目は、キャリアアドバイザーとの相性が良いかどうかです。
実際に具体的な転職サービスを提供してくれるのはキャリアアドバイザーですので、その人との相性も意識しましょう。
人間同士ですからどうしても話が弾まない、相談しにくいということは起こり得ます。なんでもはっきり伝えてくれる人もいれば、直球的な話し方を避ける人もいるように、コミュニケーションスタイルはさまざまですから、タイプが合わなければ単純に相談しづらいという状況になることもあるでしょう。
せっかくのアドバイスが的を得ないことも考えられますし、自分の思ったことがうまく伝わらなければ、希望する条件の転職先を提案してもらえないかもしれません。
担当となるキャリアアドバイザーは、あなたの転職を成功させるために重要な役割を持つ人です。キャリアアドバイザーとの相性が良いかどうかは、転職活動をするうえでとても大切なポイントなのです。
キャリアアドバイザーが「分業型」と「両手型」のどちらなのか
6つ目は、キャリアアドバイザーが「分業型」と「両手型」のどちらなのかです。
「分業型」や「両手型」などの用語は普段馴染みがないかもしれませんが、転職サイトやエージェントを利用する人は知っておくべき用語です。それぞれ以下のようなメリット・デメリットがありますので、自分に合ったほうを選びましょう。
分業型とは?
分業型の場合、キャリアアドバイザー(CA)とリクルートアドバイザー(RA)の2つに分かれ、キャリアアドバイザーは求職者の対応、リクルートアドバイザーは企業の対応というように、それぞれが別の業務を担当します。
分業型には、以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット:完全分業なのでサポートが迅速で、転職活動がスムーズに進む
デメリット:キャリアアドバイザーは企業動向に詳しくない可能性があり、理想の転職先が見つからない恐れがある
両手型とは?
両手型の場合、一人の担当者が求職者と企業の対応にあたります。
両手型には、以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット:求職者と企業のニーズを理解しており、マッチング精度が高い
デメリット:分業型に比べるとサポートが遅く、早期転職を目指す人には向かない恐れがある
どちらにもメリット・デメリットがありますが、企業のニーズと求職者のニーズをよく知っているのでミスマッチが少ないという点から、転職活動で失敗したくない人には両手型がおすすめです。
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転職希望のITエンジニアに必要な事|RUNTEQ代表の菊本さんに伺いました
転職を機に年収アップを期待するエンジニアは多いと考えられます。エンジニアが年収を上げるために外せないことはありますでしょうか。
エンジニアが年収を上げる、所謂キャリアアップのためには「トレンド技術を取り入れて時代についていくこと」が必要になります。IT技術の開発は進歩が早いですから、昨日のトレンドが今日はもう古いということがあるんですよね。現場で実務に当たるエンジニアがどこに向けてアンテナを貼っているのか、最先端の技術がどのように役立てられるのかなど、エンジニアとして上を目指したいのであれば当然知っていた方が良いと思います。
菊本様はエンジニアとして必要な情報をどのようなツール・サービスから取り入れていますか。
最新情報の仕入先として、はてなブックマークを利用することが多いです。テクノロジーカテゴリの記事は技術の情報収集にもなるし、現場のエンジニアの声も聞けるし、読んでいて飽きませんね。また、ツイッターを活用してエンジニア同士で交流を持つ方も多いでしょう。エンジニアのオフ会で、わいわい盛り上がりながら情報交換するとめちゃくちゃ楽しいです。おすすめですよ。
エンジニア同士でコミュニケーションを活発に取ることも必要なんですね。しかし、人とコミュニケーションを取ること自体を苦手と感じているエンジニアも多いようです。ビジネス上でコミュニケーションをうまく取るコツなどはありますか?
他部署の人や違う畑にいた人とのコミュニケーションを難しいと感じられる方は多いですよね。エンジニア同士だとめっちゃ喋るんですけどね。対応策として、人とのコミュニケーションそのものに課題を置くのではなく、そのコミュニケーションの先にあるものを課題だと考えて欲しいです。例えば、一つの仕事をこなそうとした時に最大限チームの力を発揮するためには、自分の能力だけではなく周りの人を巻き込む必要がありますよね。課題解決のために何が必要なのか考えていくと、コミュニケーションは必須のものとなるんです。全力で課題解決にあたることを楽しみながら、周囲のメンバーとコミュニケーションが取れるとベストだと思います。
事業は人同士の協力によって成り立っていますから、パフォーマンスを最大化して業務をこなそうとすればコミュニケーションは必ず必要になりますよね。
エンジニアの仕事って物作りだけだと思われがちなのですが、突き詰めていくと事業の課題を解決するための手段を作るのであって、ただ単にプログラミングしていれば良い訳ではないんです。事業の課題を解決するためには何が必要なのか?誰に話を聞けば良いのか?そういったことを考えて見ると、自分なりのコミュニケーション方法が確立されていくかもしれませんね。
菊本様は周囲の方とどのようにコミュニケーションの機会を持たれていますか?
古い人間と言われてしまうかもしれませんが、呑みにケーションをおすすめしてます。業務上で高いパフォーマンスを発揮するためには、楽しくいられる状態が大切だと思うので。あとは、リモートワークOKであっても、なるべく出社することをおすすめします。雑談の機会を増やして無駄話することで、お互いの壁がなくなっていきますよ。楽しい職場・人間関係であればやる気が湧いてくるはずです。
オフラインでのコミュニケーションが大切ということですね。業務だとわかっていても人と関わるのが苦手なエンジニアもいるかと思いますので、アドバイス頂けませんでしょうか。
よく知らないオフ会に突撃してみると楽しいかもしれませんね。荒治療に感じるかもしれませんが、何だかんだで、苦手だと思っていても突っ込んでいけば結構楽しいんですよね。エンジニアの殆どは知的好奇心を持っているはずですから、知らない場所で知らない人と話すことに挑戦してみてください。
知的好奇心で突き進むことも時には必要なのですね。
エンジニアだからこそ、知的好奇心を持って欲しいです。知らないことを知りたい、新しいものを知りたい、そういう気持ちを大事にしてください。最近では、AIにエンジニアの仕事が取られるなんて話題にもなっていますね。AIに仕事が取られるなどと恐れずに、AIはどのようなことができるのか、どうしてこの技術を使っているのか、エンジニアとして突き詰めていって欲しいですね。
最後に、キャリアアップしたいエンジニアに「これだけはやっておけ!」という事柄を伺えますでしょうか。
エンジニアのコミュニティに入った方がいいかなと思います。エンジニアとして必要な業界知識が圧倒的に増えるから、キャリアアップに役立つはずですよ。当然、コミュニティーで得た知識が自分の技術やモチベーションにも繋がるし、困った時にコミュニティのエンジニア仲間に相談もできるし、いいことだらけですよね。例えば、僕はビジネスツールの導入に迷った時に、既に導入済みのエンジニアから意見をもらったことがあります。RUNTEQでもエンジニアのコミュニティがありますので、気軽に覗いてもらえると嬉しいですね。エンジニアとしてお互い高め合えればと思います。
エンジニアが転職サイトを使う流れ
エンジニアが転職サイトを利用して転職活動を進めるなら、以下の流れに沿っておこないましょう。
自己分析をする
エンジニアが転職活動をはじめるなら、まずは自己分析をしましょう。自己分析は「転職活動の軸」を定めるのに役立ちます。
転職活動の軸を決めれば「転職先を絞り込めない」「志望理由が定まらない」「転職したもののミスマッチだった」といった問題を回避しやすくなります。
自己分析をする際は、まず、なぜ転職をしたいのか振り返ってみましょう。
- 給料が安い
- 残業が多すぎる
- 今後も昇給が見込めない
- 今後も昇給が見込めない
- ほかに挑戦したいことが見つかった など
さらに転職によってどうなりたいのか、その条件は現在の職場では叶えられないのか分析します。
- 職場の人間関係を安定させたい
(現在の職場の人間関係に解決できない問題を感じている) - 年収を上げたい
(現職の給与が低い、サービス残業が多いなど業務改善が見込めない) - ほかにやりたいことが見つかり挑戦したい
(現職では実現できない)
また、自己分析をする際は「仕事面」「条件面」「環境面」から、自分が何を主軸に働きたいと考えているか分析してみるのも良い方法です。以下に一覧でまとめたので参考にしてください。
仕事面 | 条件面 | 環境面 |
---|---|---|
・仕事を通して社会貢献したい ・仕事を通して自分自身を成長させたい ・リーダーとして活躍したい ・自分の能力を最大限に活かしたい ・会社に利益を生み出したい ・次世代の人材を育成したい など | ・ワークライフバランスを重視したい ・キャリアアップしたい ・成果が給与に反映される仕事がしたい ・安定して働きたい ・家庭を第一にしたい など | ・楽しく働ける職場がいい ・風通しの良い会社がいい ・人間関係が良好な職場がいい ・切磋琢磨し合える職場がいい ・自由度の高い職場がいい など |
自分が何を優先し、何を実現したいと考えているのか分析することで、転職先に望む条件も決まってくるでしょう。
これを踏まえて、自分が何をアピールできるか、自分の強みと弱みについても分析しましょう。
強み(アピールポイント) | 弱み(足りていないスキル) |
---|---|
・〇〇の言語ならエキスパートレベル ・チームをまとめるのが得意 ・お客様のニーズを汲み取るのが得意 ・コミュニケーションが得意 | ・〇〇言語の使用経験がない ・コミュニケーションが苦手 ・考えるより行動してしまう |
しっかりと軸が定まれば、転職活動でブレが生じにくくなり、転職先選びもしやすくなります。面接で何を聞かれても、矛盾なく自信を持って回答できるようになるでしょう。
転職サイトに登録する
しっかりと転職の軸を決めてから転職サイトを選び登録します。転職サイトの登録は、氏名やメールアドレスを入力するだけの簡単なものがほとんどのため、時間はかかりません。
応募書類を作成する
良い求人が見つかったら応募しましょう。
大抵の場合、履歴書・職務経歴書が必要です。とくに職務経歴書は、これまでの経験をアピールできる大切な書類のため、できるだけ具体的に記載しましょう。
- プロジェクトの内容
- 担当フェーズ
- 業務内容の詳細
- 使用言語、開発環境
- 業界
応募して面接を受ける
書類選考に通れば、面接です。面接では、質問に対して的確な回答をすることも大切ですが、身だしなみや話し方なども評価のポイントになります。
服装は基本的にスーツです。ただし、先方からカジュアルスタイルを指定されている場合は、スーツを着用する必要はありません。しかし、Tシャツや短パンなどカジュアルすぎる服装は控えましょう。
相手の話をきちんと最後まで聞き、丁寧な言葉で回答します。遅刻、あいさつをしないなどは厳禁です。どうしても遅刻してしまう場合は、早めに連絡するようにしてください。
内定と退職準備をする
内定が決まったら、内定通知書が届きます。内定通知書には給料などの労働条件が記載されているので、確認し問題がなければ一週間以内に内定受諾の旨を連絡します。
もし、複数選考中でほかの内定を待ってから判断したい場合は、内定を保留できるか交渉する必要があります。
内定を承諾したら、退職の準備を進めましょう。いつまでに退職の意思を伝えなければいけないかは就業規則に定められているので、それに従って退職日を伝えます。
言いにくいことではありますが、できるだけ対面で話す時間をとってもらい、直属の上司に伝えましょう。
退職が決まったら引き継ぎや、有給休暇の消化、公的手続きなどを進めていきます。貸与品があれば忘れず返却しましょう。転職先の入社日の都合もあるため、段取りよく進めることが大切です。
エンジニアが転職エージェントを使う流れ
エンジニアが、転職エージェントを利用して転職する際の流れは以下のとおりです。
転職エージェントに登録する
本記事で紹介してきたように、「ITに特化しているか」「年齢や経験にあっているか」などを考慮に入れながら転職エージェントを選び登録しましょう。
転職エージェントは、人材を紹介することで企業側から料金を受け取る仕組みになっているため、求職者に利用料が発生することはありません。そのため、気になる転職エージェントを複数登録しても、一切費用が掛からずサービスを利用できるのです。
転職エージェントによって特徴は異なるため、保有している求人も異なります。選択肢を広げるうえでも、複数利用は有効な方法です。気になる転職エージェントがいくつかあるなら、気軽に「ひとまず登録」しておきましょう。
キャリアアドバイザーと面談する
転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーとの面談があります。どのような職場を望んでいるのか、勤務条件や今後のキャリアなど転職によって叶えたいことを伝えておきましょう。
キャリアアドバイザーはあなたの理想に合わせ求人を選んでくれます。「こんな細かいこと……」などと思わずに、叶えたい希望があるならまずは伝えることが大切です。
キャリアアドバイザーには、転職に関する悩みや心配ごとも相談できます。「エンジニアが転職サイトを使う流れ」の中で自己分析の必要性を述べましたが、転職エージェントを利用する際も、自己分析は欠かせません。転職の軸はどのような形で転職活動を進めていく場合でも欠かせないものだからです。
自己分析をキャリアアドバイザーにサポートしてもらえば、客観的な意見から、自分で分析してもわからなかった強みや長所に気付けるかもしれません。
求人紹介を受ける
面談の内容を元に、キャリアアドバイザーがご自身に合った求人を紹介してくれます。もし紹介してもらった求人がいまいちな場合、どの点がネックになるのか伝えるようにしましょう。
そうすることで、ご自身の理想がより細かく伝わり、キャリアアドバイザーとしても、さらにマッチした求人を探しやすくなります。
履歴書・面接などの指導を受ける
転職エージェントでは、履歴書や職務経歴書の作成もサポートしてくれるため、より選考に通りやすい書類をスムーズに作成できるでしょう。
さらに面接対策として、模擬面接などをおこなってくれる場合もあります。面接でどうしても緊張してしまう方、何を質問されるか心配な方は、こうした転職エージェントならではのサポートを積極的に利用するようにしましょう。
応募・選考
必要書類が完成したら、転職エージェントを通じて企業に提出します。面接の日程調整などは、すべて担当キャリアアドバイザーが代行してくれるため、「数社同時に応募してスケジュール管理に困る」などの心配がありません。
書類選考に通ったら面接があります。転職エージェントによっては、面接に同行してくれたり、同席して求職者をアピールしてくれたり、条件交渉してくれたりする場合もあります。
結果は転職エージェントを通じて伝えられます。
内定・退職準備をする
転職エージェントを通じて内定を受け取ったら受諾するかどうかよく考えたうえで返事をしましょう。ほかにも応募していて、結果を待っている場合は、内定受諾の返事を待ってもらえないかキャリアアドバイザーを通じて交渉してもらいましょう。
無事内定を取り、受諾したら退職準備を始めます。退職の流れやどのように上司に伝えればよいかなど、転職エージェントで相談に乗ってくれる場合もあります。
IT・WEBエンジニア向けの転職サイトと転職エージェントの併用がおすすめな理由
エンジニア転職のために有効な転職サイトや転職エージェントは、一見すると同じようなサービスに見えるかもしれませんが、その内容は全く異なります。
転職エージェントの場合、登録すると非公開求人を紹介してもらえたり、業界知識のあるキャリアアドバイザーが転職活動の助言をしてくれたりします。
一方、転職サイトの場合、自分で自由に求人情報を検索できるため、転職市場にどのような求人が流れているのかを知れたり、興味を持った求人に自分で応募できたりします。
このように、転職サイトと転職エージェントはそれぞれ特徴が異なり、効率的に転職活動を進めるには併用するのがおすすめです。ここでは、転職サイトだけでなく、転職エージェントも利用することのメリットを解説します。
非公開求人を紹介してもらえる
非公開求人とは、転職エージェントが保有している求人の中で、企業側が「企業名」「職種」「求人内容」などの情報公開を限定しているものを指します。
情報を非公開にしている主な理由としては、「応募者を絞って効率的に採用活動を進めるため」「即戦力を採用したい」などのほか、「人気企業であるため情報公開すると応募が殺到するから」「人材の動向を社外に知られたくないから」などがあります。
非公開求人の場合、募集要項に沿った高い能力や経験を求められます。そのぶん収入面などの条件も良く、納得のいく転職が期待できます。
ただし、転職エージェント側も非公開求人は慎重に取り扱うため、登録すれば誰でも紹介してくれるというわけではありません。
エンジニアとして即戦力になれるスキルを持った人や、キャリアアップを目指す人などであれば、転職エージェントに登録しておくことで思わぬチャンスが舞い込む可能性があります。
IT・WEB業界に精通したキャリアアドバイザーの助言を受けられる
他の業界に比べると、IT・WEB業界は技術の流行り廃りが早く、変化の激しい業界などと言われることもあります。
転職を考えている人の中には、「せっかく転職するのであれば、将来性のある企業に就職したい」「しっかりとスキルが身につくフィールドを選びたい」という人もいるでしょう。
IT・WEBエンジニア向けの転職エージェントを利用すると、IT・WEB業界について知識のあるキャリアアドバイザーから、業界のトレンドやエンジニアの実情などのアドバイスが望めます。
特に「転職活動を一人で進めるのは不安…」という人は、転職エージェントを利用すればキャリアアドバイザーが心強い味方となって転職活動をサポートしてくれるので、おすすめです。
求人情報だけではわからない情報を教えてもらえる
エンジニアの残業はどの程度ある?
自分の技術は通用するのだろうか
この企業に将来性があるのかわからない…
しかし、転職サイトに掲載されている求人情報だけではわからないことについて、面接などの際に直接企業に質問したくても、言い出しにくくためらってしまう人もいるかもしれません。
転職エージェントを利用すれば、転職活動に関する疑問などをキャリアアドバイザーに聞くことができます。
転職エージェントの場合、企業訪問や人事担当者とのやり取りなどから企業の内情を把握していることが多く、求人情報だけではわからない社内の雰囲気や社風などの質問にも答えてくれる可能性があります。
IT・WEB業界を専門とするキャリアアドバイザーであれば、エンジニアならではの疑問にも答えてくれるでしょう。
自分の市場価値を客観的に把握できる
転職エージェントに登録すると、専任のキャリアアドバイザーが、あなたの能力やスキルを客観的な立場から分析してくれます。
転職を成功させるためには、企業がどんな人材を必要としているかを知り、面接などで自分がそれに見合う人材であることをしっかりと伝えなければいけません。
自分ではわからなかった自分の市場価値も、業界に精通したキャリアアドバイザーによる分析であれば客観的に把握できる可能性があるのです。
自分の市場価値がわかればそれを積極的にアピールし、転職成功につなげることができます。
IT転職サイト登録前に確認!エンジニアの転職事情を自社調査
ITエンジニアとして、転職エージェントを利用して転職した経験がある方に、以下の内容のアンケートを実施しました。
- 転職エージェントを利用して年収アップした?
- 転職を考えたきっかけは?
- 転職を決める際に最も重視した点は?
- 転職をして最も良かったと感じたことは?
- 転職で失敗したと感じた点は?
- エンジニアとしてリモートワークを希望する?
それぞれの結果を解説します。
エンジニア|転職エージェント利用経験者に対するアンケート |
---|
実施日:2023年6月28日 モニター数:180人(うち男性:91人、女性89人) |
転職エージェントを利用して年収アップした?
アンケートの結果では、実際に年収が上がった方が64.4%と半数以上に上りました。
年収が上がった金額は50万~60万円未満と回答した方が25%と最も多く、60万~90万円未満という結果でした。
100万円以上の年収アップに成功した方もいる点を鑑みると、転職エージェントを利用することで年収アップできる可能性が高まるでしょう。
年収交渉を自分でするのは気が引ける方もいるでしょう。転職エージェントのキャリアアドバイザーに年収交渉を任せられる点は、転職エージェントを利用するメリットといえます。
【関連記事】転職エージェントで年収交渉はできる?交渉成立のコツと注意点と企業の評価基準を解説
転職を考えたきっかけは?
結果を見ると「人間関係のトラブルがあったから」と答えた方が最も多く21%、「給与に不満があったから」が20.1%、仕事にやりがいを感じられないから」が17.5%でした。
人間関係のトラブルが転職を考えるきっかけになることは少なくありません。エンジニアは一人で作業を進めることもある一方で、どのようにプロジェクトを進めていくか、どのようなシステムに仕上げていくかを、綿密なコミュニケーションによって決めていかなければならないこともあります。
もし今やりづらさを感じているなら、自分に合った環境でスキルを存分に発揮するために転職を考えてみるのも一つの方法です。
転職を決める際に最も重視した点は?
実際に転職活動を進める際に重視した面を伺ったところ、最も重視したのは「給与」で30.5%、次いで「労働時間」が23.1%、「福利厚生」が14.4%と続く結果になりました。
経験を積めば積むほど、スキル見合った年収は譲れない条件でしょう。また、エンジニア職は残業が多くなりがちなため、肉体的、精神的な負担軽減を考え得て、残業が少ないなど労働時間の面を重視した方も多いようです。
転職をして最も良かったと感じたことは?
転職して良かったと感じたことでは、「労働環境が良くなった」が28.3%と最も多く、「給料が上がった」が26.1%、「仕事にやりがいを感じるようになった」が24%と続きました。
この結果を見ると、転職により前職で抱えていた悩みを解消でき、理想の転職を実現できた方が多いことがわかります。
転職で失敗したと感じた点は?
一方、転職で失敗したと感じた点を伺うと「資格取得しておけばよかった」と回答した方が26.5%と4分の1を占める結果になりました。
エンジニアの資格には、基本・応用情報技術者試験、システムアーキテクト試験、ITサービスマネージャ試験などをはじめとした、多くの国家資格があります。
自分のスキルを証明するうえで、資格は有利に働くため、取得しておけばよかったと後悔してしまった方も少なくないようです。
「転職先のことをもっと調べておくべきだった」「複数の会社を比較検討すればよかった」「面接や自己分析などの対策をきちんとするべきだった」など、転職活動中の自身の行動で失敗したと感じている方が多くを占める結果になりました。
入社してから「想像と違った」と思ったり、もっと条件の良い会社があったことに気付いたり、選考が難航したことで自己分析の大切さに気付いたりすることがあります。
転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談すれば、転職先企業の内情を教えてもらえる場合もありますし、自己分析をサポートしてもらうこともできます。遠慮せず積極的に相談し、納得しながら転職活動を進めることが後悔しない転職につながるでしょう。
また転職エージェントにはそれぞれ特徴があるため、複数の転職エージェントを利用することでより多くの求人に出会え、比較検討しやすくなります。
【関連記事】ITエンジニアが転職に失敗する9つの理由と失敗しない転職にするポイント
エンジニアとしてリモートワークを希望する?
新型コロナウイルス感染症の影響もあって、リモートワークを採用する企業は一気に増加しました。
エンジニアは一人で作業を進めることも多い職種のため、自宅やコワーキングスペースなどを利用して仕事を進めたいと考える方も多いのではないでしょうか。
今回のアンケート結果を見ると、エンジニアとして希望するリモートワークの頻度としては、フルリモートと回答した方が24.4%、週の半分程度と回答した方が48.9%でした。
フルリモートを希望するエンジニアがいる一方で、半数近くが週の半分程度のリモートを希望しています。チームワークを必要とするエンジニアの仕事では、出社する日もある程度必要と考えている方が多いことが分かります。
また、実際の転職においてリモートワーク制度をどの程度重視するかについては、「週に半数程度のリモートワークがなければ入社しない」と回答している方が45%、「週に1回リモートワークがあれば入社する」が28.3%、「フルリモートでなければ入社しない」が11.7%という結果になりました。
多くのエンジニアがリモートワークを希望しているなかで、やはり週の半分程度はリモートワークをしたいと考え、転職先に求めていることがわかります。
年収アップに期待!IT/Webエンジニアにおすすめのキャリアパスとは
キャリアアップしていきたいIT/Webエンジニアにおすすめなキャリアパスとして、以下の4つの選択肢が挙げられます。
- テックリード
- プロダクトマネージャー
- 技術部門のトップ
- 技術部門の経営幹部
上記で興味を持てるキャリアパスがあった場合、転職で企業を選ぶ際にご自身の望むキャリアステップが叶えられるかという視点を持って転職活動を進めてみても良いでしょう。
テックリード(Tech Lead)
テックリードとは、IT/Webエンジニアのチームを高い技術力を持って導くリーダーのことを言います。チーム内で技術的なリーダーとなり、仕事の品質担保やチームの生産性向上を行います。
エンジニア系以外の部署とのやりとりを行う窓口としての役割も持っています。そのため、技術や専門的な知識をわかりやすく円滑に伝えるコミュニケーション能力も必要となるでしょう。
ご自身のエンジニアとしてのスタイルで技術志向が強いのであれば、テックリードを目指すことをおすすめします。また、幅広い業務を取りまとめてプロジェクト全般を見たいのであれば、エンジニアマネージャーやプロジェクトマネージャーを目指すことも視野に入れるといいでしょう。
企業によっては、テックリードやエンジニアリングマネージャーなどの職位を兼任する場合もあります。転職を考えている場合にはご自身の希望に応じたキャリアパスが用意されている企業を選びましょう。
プロダクトマネージャー(PdM)
プロダクトマネージャーとは、プロダクトやサービス開発・販売などの戦略を決定する責任者のことを言います。プロダクトマネージャーが持つ意思決定の範囲は、エンジニアとしての技術面だけではなく、販売戦略にもわたります。
顧客満足度をあげて最大利益を得ることが業務の目的となります。会社の利益に大きく関わるポジションのため、業種によっては年収1,000万円を超える求人もあるかもしれません。上流工程の実績だけでなく、マネジメントの経験を持っていると、転職の成功率が高まるでしょう。
技術部門のトップ(VPoE)
技術部門のマネジメント責任者となることも、IT/Webエンジニアにおすすめなキャリアパスの一つです。技術部門のトップは、現場で働くエンジニアが仕事をしやすい環境を作ったり、部門の技術力アップのための指導や戦力強化のための採用をしたりします。
エンジニアの採用に苦戦する企業は多いと言われているため、採用を推進できるエンジニアは市場価値も高まっています。VPoEを導入した企業として、メルカリやサイバーエージェント、ヤフーなどのIT企業があげられます。
エンジニア、テックリードを経験したのちにVPoEを目指すことが一般的です。VPoEはエンジニア組織をまとめながらCTO(技術部門の経営幹部)のサポート役としての役割も持っているため、それ相応の能力や経験が必要です。
技術部門の経営幹部(CTO)
技術部門の経営幹部は、その企業の最高技術責任者としての役割を持ちます。技術部門のトップですから、会社の経営に携わって、自社の発展に必要な技術戦略や開発の方針を考えます。
CTOと混同されがちなCEOは経営統括を行います。日本ではCTOの平均年収は950万~1,200万円とされており、企業の中でも重要なポジションであることが伺えます。
CTOとして活躍するためには、現場でのエンジニアとしての実績が必要です。経営層の目線も必要になるため、エンジニアの専門的な知識を勉強するだけでなく、社内で信頼を得る地道な貢献が必要となってくるでしょう。
IT・WEBエンジニア向けの転職サイト・エージェントを賢く利用するコツ
仕事は生活の中でも長い時間を費やすものですから、「希望条件に合った会社に転職したい」と願うのは当然です。
しかし、特に初めて転職活動をする人や職場環境を変えたい人などは、「もし転職できなかったらどうしよう…」と不安に感じることもあるでしょう。
ここでは、IT・WEBエンジニア向けの転職サイト・エージェントを賢く利用するコツを解説します。
転職サイト・エージェントをうまく活用して、希望どおりの転職を叶えましょう。
登録先は1社に絞らず2、3社程度登録する
転職サイト・エージェントにはそれぞれ得意分野や特徴があり、いくつか登録して利用してみることで、より多くの企業にアプローチできたり、好条件の求人が見つかりやすくなったりするなどのメリットがあります。
また、さまざまなキャリアアドバイザーと面談してみることで、自分の強み・弱点・能力・経験などが明確に見えてくることもあります。
なかには、一部の転職エージェントしか取り扱っていない非公開求人などが存在することもあり、複数社を利用してみることで思わぬ好条件の求人に出会える可能性が高まります。定期的に連絡をとるようにする。
キャリアアドバイザーによっては、求人を紹介する際に、更新日の新しい求職者から声をかけていく場合もあります。
更新日とは、自分が最後にキャリアアドバイザーに連絡した日を指します。
優先的に案件を紹介してもらうためにも、1~2週間に一度程度は自分から連絡することをおすすめします。
定期的に連絡することでキャリアアドバイザーに転職活動の真剣さが伝わり、積極的に転職サポートをしてもらえるかもしれません。
【関連記事】複数の転職エージェントを使うのってあり?上手に掛け持ちや併用する方法を解説
IT・WEBエンジニア特有の要望を素直に伝える
IT・WEBエンジニアの転職活動において、何に重点を置くかは人によって異なります。
「これから需要が高まりそうなスキルを身につけたい」「激務は嫌だから社内SEになりたい」「将来はフリーのエンジニアとして活躍したい」など、自分の要望は正直に伝えましょう。
IT・WEB業界に特化したキャリアアドバイザーであれば、自分の要望を伝えることで有効なアドバイスが望めます。
包み隠さず要望を伝えることで、条件に合った案件を紹介してもらいやすくなるなどのメリットも期待できます。
ただし、その際に前職の愚痴や不満などを言い過ぎると、「転職してもすぐに辞めてしまうのではないか」などとマイナスに捉えられ、かえって良くない印象を抱かれてしまう恐れがあります。
退職理由を伝えることは必要ですが、ネガティブな部分は簡単に伝えるなどして、なるべく自分のイメージが悪くならないように注意しましょう。
キャリア・スキルで嘘を申告しない
キャリアアドバイザーとの面談では、これまでのキャリアや現状持っているスキルを聞かれることが一般的です。
同じ転職エージェントでは求人を紹介してもらえなくなってしまいます。また、仮に嘘が発覚せずに転職先から内定がもらえたとしても、仕事がうまく対処できない可能性が高いでしょう。
転職活動にも、入社後の仕事にもよい影響を与えることはありませんから、キャリア・スキルで嘘の申告はしないでください。
同じ求人に重複してエントリーしない
内定通過率を上げようと、同じ求人に複数の転職サイト、エージェントから重複してエントリーするのも避けた方がよいでしょう。
転職サイト、エージェントは、転職者の内定が決まったら、転職先企業から手数料が支払われる仕組みです。そのため、各転職サイト、エージェントでは同じ求人に複数からのエントリーを避けるように取り決めています。
それにもかかわらず重複してエントリーすると、転職サイト、エージェント間でトラブルになり迷惑がかかってしまいます。
さらに、応募先企業にも「自己管理がなっていない人」と判断されて、選考で不利な判断をされることにもつながるでしょう。
相性が悪いキャリアアドバイザーは変更を伝える
後ほどくわしく解説していますが、キャリアアドバイザーのスキルによって転職の成功・失敗は大きく左右されてしまいます。もし、あなたとの相性が悪いと感じたら、ただちに変更を伝えましょう。
変更を伝えるのは気が引けるかもしれませんが、担当者が変わるのはそこまで珍しいことではありません。本人に変更を直接伝えてもよいですが、難しい場合は、サポートセンサーに連絡してもよいでしょう。
【関連記事】転職エージェントが合わないときは担当を変えたほうが良い?変更の仕方と注意点
すぐに転職したいと伝える
キャリアアドバイザーとの面談では、転職希望時期を聞かれることが一般的です。このとき「すぐに転職したい」旨を伝えるようにしてください。
すでにお伝えしましたが、転職サイト、エージェントは転職成功して初めて手数料がもらえるビジネスモデルです。そのため、転職希望時期が早かったり、転職への熱意が高かったりする方に積極的に良い求人を紹介する傾向にあるからです。
「良い求人があったら転職したい」「おおよそ半年後に転職を検討している」などの回答は避け、早い時期に転職希望である旨を伝えましょう。
転職フェアに積極的に参加する
エンジニア向けの転職フェアや企業説明会などをIT特化型の転職サイトが実施しているケースがあります。費用はかからずに、無料で様々な企業の採用担当者に直接話を聞くことができます。
転職を考えてはいるけど、どんな企業に入りたいか決まっていない方は、転職フェアに参加してどのような企業があるのか実際に足を運んでみるのがおすすめです。
【関連記事】転職エージェントの賢い使い方|利用の流れや使い倒すコツを徹底解説
転職エージェントを利用する際の注意点
IT・WEB業界は環境の変化が著しく、転職活動を上手に進めるためには、業界知識の豊富な転職エージェントにサポートしてもらうのがおすすめです。
しかし、たとえ口コミや評判の良い転職エージェントに登録したとしても、担当者次第では転職活動がうまく進まないこともあります。
ここでは、最低限知っておくべき転職エージェントを利用する際の注意点について解説します。
担当者のスキルによって転職の成功・失敗が大きく左右される
転職の成功・失敗は、担当者のスキルで大きく左右されることもあります。
スキルの高い担当キャリアアドバイザーなら、しっかりとヒアリングしてくれたり、答えやすいように質問してくれたりします。さらに聞き出した希望や条件、悩みなどを求人探しに反映させ、あなたが理想とする転職先をピックアップしてくれるでしょう。
キャリアアドバイザーが企業の情報を多く把握していれば、必要としている人材像や内部事情などを教えてもらえるかもしれませんし、それにあわせて必要なスキルや自己アピールの仕方をアドバイスしてもらえる可能性もあります。
しかし、担当となるアドバイザーの誰もが同じようにこうした高いスキルを持っているとは限りません。
ヒアリングを親身におこなってくれない、企業の事情を把握していない、質問しても返事が遅いなど、スキルが低いアドバイザーが担当者となる可能性もあります。
企業の求める人材がよくわからない状態で応募しても内定を取るのは難しいと言えます。レスポンスが遅くタイミングを逃してしまえば、他の求職者に先を越されてしまうかもしれません。
このように、担当者のスキルは転職活動に直結します。
人間である以上、さまざまなタイプの担当者がいることはある程度仕方のないことですが、不満を感じる場合は、担当者を代えてもらうか別の転職エージェントの利用を検討しましょう。
自分の要望と異なる案件を紹介される可能性もある
転職エージェントを利用して転職活動を進めていると、自分の要望と異なる案件を紹介されることもあります。
もちろん、紹介されたからといって必ず案件を受けなければいけないわけではないため、自分の要望と異なる場合は断りましょう。
その際は、「どのような点が希望と異なるのか」「どのような仕事をしたいのか」などもあわせて伝えるようにしてください。そうすることで、キャリアアドバイザーに明確な要望が伝わり、理想の求人に出会える可能性が高まります。
もし何回伝えても希望条件の合わない案件を紹介される場合、そのキャリアアドバイザーとは相性が合わない可能性があります。キャリアアドバイザーの変更を申し出るか、他の転職エージェントを利用しましょう。
キャリアアドバイザーによっては都合の良い情報しか言わない場合もある
求職者の転職先が決まると、転職エージェントは企業から手数料をもらえます。
一人でも多くの人を転職させればそれだけ売上が上がるため、なかには求職者に転職させるために、企業の良い面しか伝えないというキャリアアドバイザーがいる可能性もあります。
優秀なキャリアアドバイザーであれば、企業側としっかり連絡をとり、デメリットも含めた実情を把握しています。
キャリアアドバイザーがあまりにも都合の良い情報しか伝えてくれない場合は、言われるがまま転職を決めたりせず、ほかにデメリットはないか確認しましょう。
良い担当者に出会う
良い担当者に出会うためには、実際に面談してみることが一番の近道です。そもそも話をしてみなければ、担当者のスキルも相性もわかりません。
面談では、自分の要望も積極的に伝えるようにしましょう。コミュニケーションの中で相性がわかることもありますし、親身になってくれる人かどうか見極めやすくなります。
いきなり良い担当者に出会えるとは限らない点は、留意しておきましょう。
複数の転職エージェントで面談をおこない、実際にコミュニケーションを取って比べ、自分に合う担当者を見つけるのがベストな方法と言えます。
自分がどの転職エージェントを選べばよいかわからない場合はどうすればいい?
どの転職エージェントを利用すればよいか判断できない場合も、まずはいくつかの転職エージェントに登録してみることをおすすめします。
転職エージェントの利用は無料ですから、各社利用してみることで、それぞれの転職エージェントの強みや特徴などが見えてきて、自分との相性の良さなどもわかるようになるでしょう。
「あなたにはこのような仕事も向いていますよ」などと助言してくれることもありますので、結果的にその転職エージェントに全面支援を頼まなかったとしても、得られるものはあります。
関連記事:【予備知識】転職エージェントの注意点とは?トラブル事例と回避方法を紹介
IT・WEBエンジニアが年収アップするためには転職がおすすめ!
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)社会基盤センターが発行している『IT人材白書2020』によれば、IT系エンジニアにおいて前職よりも賃金が1割以上増加した転職決定者の割合は、2013年以降、上昇が続いています。
近年のIT化やAI技術の発展で求人が急速に増えるなど、IT・WEB業界は、慢性的な人材不足に悩んでいると言われています。
優秀なエンジニアであればあるほど引く手数多であり、上記の資料からもわかるように、エンジニアは転職することで年収アップが望める職業であるとも言えます。
例えば、リクナビNEXTによると、35歳エンジニアの平均年収は557万円となっていますが、上流工程の要件定義から下流工程までの開発に携わり、マネジメント経験がある場合など、市場価値の高い人であれば、年収が1,000万円を超える可能性もあります(30代エンジニア2180人に聞いた平均年収の実態と満足度|リクナビNEXT)。
現在の年収が自分の能力やスキルに見合っていない可能性もある
なかには、ある程度の経験を積んで30代後半になっても、思うように年収が上がらずに不満を感じている人もいるでしょう。
そのような場合、現在の年収が自分の能力やスキルに見合っていない可能性もあります。
例えば、30代後半であれば、なかには1,000万円クラスの年収を提示されるような求人案件もあります。
自分のスキルや経験を洗い出し、それに見合った収入が受け取れているか改めて考えてみる必要があるかもしれません。
ちなみに、マイナビ転職の年収調査によると、職種別の年収平均ランキングの1位にはシステムアナリストの1,635万円、3位にはシステムコンサルタント(業務系)の1,024万円、8位にはプロダクトマネージャー(パッケージソフト・ミドルウェア)の837万円となっており、上位のうち3つはIT・WEBエンジニアの職種がランクインしています。
引用元:【全309職種】職種別モデル年収平均ランキング2021(1~50位)|マイナビ転職
10位以降も、11位にはセキュリティコンサルタントの788万円、14位にはシステムコンサルタント(ネットワーク・通信)の744万円、20位にはパッケージ導入コンサルタント(ERP・SCM・CRM等)の679万円などがランクインしています。
このように、IT・WEBエンジニアは、転職市場の中でも比較的年収の高い職種であることがわかります。
コロナ禍でもエンジニアの採用は安定している
エンジニアの年収アップを実現するには、転職するのが近道の一つです。
エンジニアの採用事情はコロナ禍においても安定しており、2022年7月時点の転職求人倍率はIT・通信で5.57倍、エンジニアで9.12倍となっており、エンジニアを求める企業が多いことがわかります。
2022年度 | IT/通信業界 | エンジニア |
---|---|---|
7月 | 5.57 | 9.12 |
6月 | 5.43 | 8.77 |
5月 | 5.31 | 8.60 |
4月 | 5.50 | 8.99 |
しかし、IT・WEB業界についてはIT土方やデジタル土方作業員などと揶揄されることもあり、多重の下請け構造が存在する一面もあります。
ただ、これまでデスマーチと呼ばれるような激務を経験した人の中には、「年収アップよりも劣悪な職場環境から1日でも早く抜け出したい」と希望する人もいるでしょう。
転職する際は、ただ年収だけを見て判断するのではなく、転職後の働きやすさなども考慮するべきだと言えます。
企業の「欲しい人材」だとアピールすることが大切
近年ではDXが進み、さまざま場面でエンジニア人材が必要になっています。あらゆるものにIT記述が使われ便利になっていく一方、それを支えるIT・WEBエンジニアの数は足りていません。
経済産業省委託事業(みずほ情報総研株式会社委託)のIT人材需要に関する調査でも示されているように、2030年には45万人を超えるIT人材不足が懸念されています(中位シナリオの場合)。
一方、エンジニア人材は引く手あまたかといえば、実はそうでもない実態も見えてきます。
引用:IT関連産業の給与等に関する実態調査結果|経済産業省(WARP国立国会図書館インターネット資料収集保存事業)
この人材育成の課題を見ると、中途採用の場合、既にスキルを備えたよい人材を確保したいと考えているが、なかなか見つからない現実が見えてきます。
IT・WEBエンジニアが年収アップやキャリアアップを望むなら、即戦力になれる実績を示したり、転職後どのように企業に貢献していきたいか明確に伝えたりすることで希望の企業に転職できる可能性が高まるでしょう。人材不足だから転職は簡単と安易に考え、なんのアピールもなく応募に至るのは禁物です。
IT・WEBエンジニアの転職事情|退職して転職を目指す本音とは?
エンジニアを求める企業は一定数存在しますが、その全てが優良企業とは限らず、なかにはいわゆるブラック企業と呼ばれるような企業も存在します。
実際、今の職場の環境や待遇に「ブラック企業なのでは…」と感じているエンジニアもいるのではないでしょうか。
そうした環境や、人間関係のトラブル、あるいはもっとスキルアップしたいといった前向きな気持ちの中に、転職を目指すエンジニアの本音が見えてきます。
ここでは、IT・WEBエンジニア職が転職を考える主な理由をもとに、エンジニアの転職事情について解説します。
あわせて、エンジニアの転職活動で気になることや注意点も紹介します。
IT・WEBエンジニア職が転職を考える主な理由とは?
dodaが公開している職種別の転職理由ランキングによると、ITエンジニアの主な転職理由は以下のとおりです。
引用元:転職理由ランキング2020年度<職種別>|doda中途採用支援サービス
この資料をもとに、以下では主な転職理由について解説します。
給料が低い・会社内での自分に対する評価が低い
多くのエンジニアが挙げる転職理由として、給料への不満があります。dodaの転職理由ランキングでも、第3位にランクインしています。
現在の会社は自分のことを正当に評価してくれていない
現在の自分に見合った額の給与をもらえていない
などと感じている人もいるでしょう。
エンジニアの仕事は専門知識が必要な場合が多く、仕事内容についても他の業種と比べると不透明でわかりにくい部分もあります。
エンジニアの業務内容や大変さなどをよくわかっていない営業担当が、無理な納期の仕事を押し付けてくる
というような経験もあるでしょう。
寝る間も惜しんで働いて、やっとのことで仕上げても、会社から「できて当たり前」などと評価されてしまえば、「正当な評価や給与を受けていない」と感じて転職を考えてしまうかもしれません。
残業が多い・労働環境が過酷すぎる
会社によっては、エンジニアの労働環境が過酷な場合もあります。
- 定時に帰れたことはここ半年ない
- 有給休暇を取れたためしがない
- 常に睡眠不足
などの悩みを抱える人もいるでしょう。
dodaの転職理由ランキングでも、「残業が多い/休日が少ない」は第8位にランクインしており、一定数のエンジニアが過酷な労働環境に苦しんでいることがうかがえます。
エンジニアの場合、仕事が多重下請け構造になっていることもあり、二次請け企業・三次請け企業などで仕事をしていると、無理難題を押し付けられて過酷な労働環境に置かれることもあります。
そのような状況で働いている人なら、「心と体がボロボロになってしまう前に、転職して環境を変えたい」と考えることもあるでしょう。
【関連記事】ITエンジニアを辞めたい理由ランキング|向いていない人の特徴と失敗しない転職活動の進め方
専門知識や技術を習得したい・将来に不安を感じている
エンジニアとして仕事をしていると、日々アップデートされる技術の進化に対応しなければいけません。
- 自分の技術はいつまで通用するのだろうか
- 学んできたスキルは今後も使えるのか
- 必要な人材として今後も生き残っていけるだろうか
などと、エンジニアとしての自分の将来について不安に感じる人もいるでしょう。
dodaの転職理由ランキングでは、「専門知識・技術を習得したい」が第2位にランクインしており、多くの人がスキルアップを目的に転職していることがわかります。
特に、IT・WEB業界は技術の変化速度が速く、業界内の常識なども日々進化しています。「自分の会社は市場の変化についていけるのか…」などと会社の将来性を不安に思う人もおり、dodaの転職理由ランキングでも第6位にランクインしています。
不安を抱えて転職を考える人がいる一方で、「エンジニアとしてスキルを磨きたい」「スピード感をもって仕事ができる会社に転職したい」など、前向きな理由で転職を考える人が多いのも、エンジニアの特徴と言えるでしょう。
人間関係での不満やトラブルを抱えている
他の業種にも当てはまることですが、職場内での人間関係が原因で転職を考える人もいます。
エンジニアの場合、「プログラミングなどの専門知識を理解していない上司から、パワハラまがいな対応を受けている」「周りに頼れるような同僚がおらず、相談すらできずに一人で悩んでいる」というようなことも起こり得ます。
そのような場合には、社長が技術系出身である会社や、エンジニアへの理解が深い会社などに転職することで、ストレスなく働けるようになる可能性があります。
ほかにやりたい仕事がある・仕事内容に不満を感じている
エンジニアとして働いていても、自分が本来やりたかった仕事ができていない状況に置かれていれば、不満を感じることもあります。
例えば、プログラミングが好きでプログラマーとして仕事がしたいのに、SEなどを任され、全くプログラミングに関われていない・WEBデザイナーとしての業務しか任されていないというような状況であれば、「転職して他の会社で働きたい」と考えることもあるでしょう。
dodaの転職理由ランキングでは、「ほかにやりたい仕事がある」が第1位にランクインしており、本来やりたかった仕事と実際の仕事内容が合っていないという人も一定数いることがうかがえます。
転職する際に転職回数の多さは影響するのか?
IT・WEBエンジニアについては、何度も転職する人も一定数存在します。
「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、IT人材のうち「転職経験なし」が40%、「転職回数1回」が20.6%、「転職回数2回」が15.4%、「転職回数3回以上」が17%となっています。
全体的に見ると、半数近くの人が1回以上の転職を経験していることがわかります。エンジニアの採用事情が安定していることを踏まえると、たとえ何度も転職していても、1社ごとの勤続年数が長く、十分なスキルを持っている場合などは、スムーズに転職できる可能性があります。
半年や1年で辞めるなどして、短いスパンで転職を繰り返している場合などは、キャリア形成においてもマイナス評価につながる恐れがあります。
【関連記事】転職理由ランキング|面接で失敗しない転職理由の伝え方
「未経験歓迎」という文言には注意が必要
転職活動の際に求人情報を見ていると、「未経験者歓迎」という文言を目にする人も多いでしょう。
しかし、未経験OKであるからといって、手取り足取り丁寧にサポートしてくれるとは限りません。むしろ、右も左もわからない未経験者を酷使するような環境である可能性も、考えておかなければならないのです。
エンジニアの転職先として挙げられるのは、以下の3種類です。
- SES企業:クライアント先に派遣されて勤務
- 自社開発企業:自社でサービスやソフトウェアなどを開発
- 受託開発企業:クライアントから依頼を受けて開発
基本的に「未経験者歓迎」という求人はSES企業のものが多く、未経験者をしっかり育成してくれるような企業もあれば、転職後に後悔するような場合もあります。
IT・WEB業界は人材採用の幅が広いのが特徴です。人手不足もあり、20代などの若い人材や未経験の人材など、幅広く採用している点が特徴のひとつとなっています。
ブラック企業も、常に人がやめてしまうため、未経験歓迎や若い人材など広く募集している場合があります。
そのため「未経験者歓迎」だけでは、優良企業からの求人かブラック企業の求人なのか見極めるのは難しいでしょう。
さらにエンジニアの仕事の特徴として、残業が多くなりがちであったり、有休を取りたくてもなかなか休めなかったりする現状がブラック企業を見極めにくくしています。
もし「この企業はブラック企業ではないだろうか」と心配に感じたら、転職エージェントのキャリアアドバイザーに確認してみるとよいでしょう。
IT・WEBエンジニアの転職体験談|成功事例と失敗事例
- 給料が低い
- 会社からの評価が低い
- やりたい仕事ができなくて、やりがいを感じられない
- 残業が多く体力の限界を感じている
など、エンジニアの中には、さまざまな不満を抱えている人もいるでしょう。
転職したエンジニアの中には、「給料が上がった」「頑張った分だけ評価が上がって嬉しい」「転職後はやりがいを感じている」「定時に帰れる」など、転職前と状況が大きく変わったという人もいます。
一方で、「不採用ばかりで転職できなかった」「希望の会社に入れなかった」など、転職活動がうまくいかなかったという人もいます。
ここでは、エンジニア転職の成功体験談と失敗体験談を紹介します。
IT・WEBエンジニア転職の成功体験談
模擬面接、そしてCAさんからの電話でのたびたびのアドバイス。人と会話をするのが得意ではない上に仕事と並行していたため疲れ果ててしまいましたが、僕の面接スキルは、次第に形になっていきました。
そして、実際の面接では決してスムーズに話せたわけではないものの、一つひとつの質問になんとか答え、思いを伝えることができたという手応えを感じることができまたのです。
結果が出るまでは期待と不安が入り混じった日々を過ごしましたが、数日後、ついに内定の連絡をいただくことができました。まさか自分が、こんなに理想的な会社に入れるとは思いもしなかったので、夢のようです。
これから僕は、この夢を夢のままに終わらせないようにがんばります。具体的には、セキュリティの第一人者と呼ばれるようなエンジニアを目指し、精進してゆくつもりです。
例えば私の経歴にA~Eの各特徴があったとします。そうするとあるエージェントは「AとBが重要だ!」と話し、また別の人は「A,C,Eだけに的を絞ってアピールしなさい」とアドバイスするなど、ひとえにエージェントと言っても人によってアドバイス内容は全く違いました。そこで私は各エージェントがどういう意図でそのような提案にたどり着いたのか、根気強く各エージェントと質問と対談を繰り返す中で、できる限りその真意を理解しようと努めたのです。その後、各エージェントから得た“刺さりやすい言葉”をパズルのように組み合わせて試作を繰り返した結果、最大で30パターン位の職務経歴を作り、採用企業ごとに使い分けるようにしました。
最後に、自己PRに関してもほぼ毎日のようにブラッシュアップしました。具体的には「味わいのある自己PRにする」ということ。一般的なこれまでの経験や今後の目標を書きこむだけでなく、そこに一つのストーリー性を持たせようとしたのです。例えば「リーダー経験があります」ではなく、「リーダー経験を通じて人をまとめ上げる難しさを痛感しながらも、顧客とメンバーのパイプ役に専念することで両者から信頼を得ることができた」という簡単なエピソードを付け加えることで、失敗や苦労をどう克服し何を学んだか、リアル感を重視しながらアピールしました。
その結果、現在勤務する旭化成アミダスからスカウトオファーをいただきました。旭化成アミダスも前職と同じ技術者派遣企業でしたが、日本を代表する企業グループである旭化成の関連会社で、グループに入らなければ関われない電子・通信機器案件に携われるという魅力を感じましたね。また面接でも自分の思いが実現できると確信できたので、入社を決意したのです。
現在、旭化成クループ会社にて通信機器の品質評価や、それに伴うデモ機の設計開発も任せてもらえるなど、当初あきらめていた開発にも携われることで、毎日が楽しくてしょうがないといった状況。結果的に理想の仕事に巡り合えたわけです。
今回の転職成功の要因は、単純に運が良かったということも事実。しかしその運を引き寄せたのは、毎日レジュメをブラッシュアップする作業を根気よく取り組み続けた成果だと確信しています。引用元:30パターンの職歴&味わいのある自己PRで転職成功へ|Tech総研
TECH::EXPERTのキャリアアドバイザーさんに、本当にお世話になりました。正直、僕の転職活動は一筋縄にはいかなかったです。面接で失敗することも多かったですし、挫けそうになった時もあります。
でもそういう時にも必ずキャリアアドバイザーさんは相談に乗ってくれました。何回、面接練習をしていただいたか分かりません。
同期の存在も大きかったです。切磋琢磨し合える相手がいるというのは、本当に良い刺激になりました。
引用元:30代目前。3度の転職で人生の目標を失いかけていた営業マンが4度目の正直でスキルゼロからエンジニア転職に成功|TECH CAMPブログ
【関連記事】エンジニアの転職方法と成功につなげるコツを徹底解説!
IT・WEBエンジニア転職の失敗体験談
大学卒業後、金融機関に入ったのですが、3年経った頃に見切りをつけました。縦割りの組織風土が、自分には合わなかったんです。何を決めるにも面倒な根回しや稟議があって、若手が自分の考えを言えるような雰囲気もなくて。
そこで、リクルートエージェントに相談し、「アイデアをすぐに実行に移せるような企業に行きたい」と訴えました。さまざまな業種の企業を紹介していただき、30社ほどに応募。書類選考はほとんど通過しました。ところが、面接で立て続けに不採用になってしまったんです。CA(キャリアアドバイザー)さんを通じて企業の評価を聞いたところ、「志望動機につかみどころがない」という声が多かったようです。
CAさんの分析はこうでした。「宮本さんはその場の空気に合わせてうまく立ち回るのは得意だろうと思う。それが裏目に出たのではないか。その場その場で相手の調子に合わせて話すうちに、自分の『軸』というものがないように思われてしまったのでは」。
確かに、僕はその場のノリで発言することがよくあるんですよね…。いろいろな業種を受けていたこともあり、自分でも整理がついていなかったようです。
引用元:社風だけで入社を決意。仕事内容に不満を抱く|リクルートエージェント
「ありのままの自分を見せて、それが受け入れられないなら、どうせ入社してもうまくいかないから不採用になってもいい」……そんな風に思っていたはずなのに、強いショックを受けている自分がいました。
他の求人を見てみても、A社ほど、仕事内容やキャリアプランが魅力的な会社はない。やはり、一番入りたかった会社なんです。
1次面接で「元気がない」と思われたことはわかっていたんだから、2次面接でもう少し声を張っていたら…、笑顔を見せていたら…。大きなチャンスを、自分からわざわざ潰してしまったようで、今は後悔しています。
普段の業務と違い、面接は特別な場所。だったら、特別な自分で臨むことも必要だと、今は思っています。
引用元:「ありのままの自分」で面接に臨み、後悔|リクルートエージェント
【関連記事】ITエンジニアが転職に失敗する9つの理由と失敗しない転職にするポイント
転職を成功させている人の主な特徴
エンジニアの転職サポートをおこなうリクルートエージェントによると、転職を成功させているエンジニアの特徴として、下記のような項目を挙げています。
・自分の能力を把握している
自分のスキルを過小評価しても、過大評価しても、納得の転職は難しいものです。周囲と比較して、冷静に自分のスキルを認識しましょう。
・企業が評価するポイントを掴んでいる
採用企業が納得するような志望動機を語るためにも、業界・企業研究や自己分析が大事です。
・「転職する理由」が明確になっている
企業は意欲や覚悟がある人を迎えることで、自社にいい刺激を与えたいと考えています。そのため、面接を通して、転職理由をしっかり確認しています。
・「仕事軸」を見失わずに意思決定を行う
転職によって実現したいことは何でしょう?転職先を選ぶ際の視点はさまざまですが、「仕事軸」を見失わなければ、納得の転職につながる可能性が高いといえます。引用元:エンジニアのための転職成功・失敗事例|リクルートエージェント
このように、客観的に自分のスキルを見ることができ、「なぜ転職したいのか」「なぜこの企業を選んだのか」などを冷静に分析できれば、希望どおりの転職につながる可能性があります。
転職活動が不安な人も、ただ一人で悩んでいるだけでは何も変わりません。もし自己分析や企業研究などを一人でおこなうのが難しい人は、転職エージェントにサポートしてもらいましょう。
年齢別で見るIT・WEBエンジニアの転職事情
転職活動はできるだけ早いほうが良い
「転職が成功するか不安で、なかなか一歩が踏み出せない」という人もいるでしょう。しかし、何も行動しなければ、そのままどんどん年齢を重ねるだけで、現状を変えることにもつながりません。
20代などの若いうちは「経験不足でも採用して社内で教育しよう」と思ってもらえる望みがありますが、30代以降は数字が伴う具体的な実績を求められることもあります。現状に悩みながらも行動を起こさないまま時間を過ごしてしまうと、どんどん転職が難しくなってしまうのです。
時間が経ってから「転職しよう」と思い立っても、思うように転職活動が進まず、「20代のうちに転職しておけばよかった」などと後悔してしまうかもしれません。転職を考えている人は、できるだけ早いうちに行動することが、転職成功の鍵になります。
20代はポテンシャルを期待されて採用される可能性がある
20代の求職者の場合、将来的な伸びしろを期待されて採用される可能性があります。エンジニアに限らず、基本的に転職は若いうちのほうがポテンシャル採用の望みがあり、有利です。たとえ未経験であっても、20代であれば将来性を見いだされ、採用に至ることもあります。
もし、現在20代のエンジニアで、今の会社で実力を発揮できていないのであれば、20代のうちに転職を考えたほうがよいでしょう。
仕事以外にも独自で最新技術を活用して何かを作ってみたり、難易度の高い資格を取得したりするのも有効です。そうすることで、年齢的なポテンシャルだけでなく実力もアピールでき、口だけではない根拠のある熱意を伝えられます。
【関連記事】20代ITエンジニアが転職する際に知っておくべき成功のコツと不安の解消法
30代は受け身の姿勢では採用されにくい
転職を考えないまま30代になったとしても、実績があれば転職が成功する可能性があります。しかし、実績もなく自発的に勉強もしていない場合は、なかなか採用されない恐れがあります。
たとえ面接の際に「御社の業務内容に興味があり、働きたいと思いました」などと言ったところで、行動が伴っていないと十分な信用が得られないでしょう。
スキルが同程度の20代と30代であれば、企業としては年齢が若く、吸収力や将来性のある20代を採用する可能性が高くなります。
【関連記事】30代のITエンジニアが転職を成功させるコツとおすすめの転職サイト|失敗事例から学ぶ後悔しない転職方法まで
40代はこれまでの経験が重視される
40代が持っている経験とスキルは、企業にとっては宝の山とも言えます。
年齢層の若い企業では不採用になる可能性もありますが、これまでの経験を評価してくれるような企業を見つけてアプローチしていけば、転職は不可能ではありません。
転職エージェントのキャリアアドバイザーに、これまでの実績や経験をアピールし、自分の経験と企業が求める人物像が合致する案件を紹介してもらいましょう。
他の業界や職種の場合、30代になるとマネジメント経験が求められることもありますが、IT・WEB業界においてはマネジメント経験が必須というわけではありません。
IT・WEB人材のキャリアの選択肢としては、管理職と技術のスペシャリストの2パターンがあります。技術者として優秀であれば、たとえマネジメント経験がなくても必要としてくれる企業が見つけられる可能性があります。
IT・WEBエンジニアが転職を成功させるための10のポイント
IT・WEB業界で転職を成功させるためには、自分が望むキャリアを明確にしたうえで、年齢なども意識しながら早めに対策を講じる必要があります。
これまでは「新卒で入社した会社に定年退職するまで在籍する」という考えが当たり前でしたが、今では「いくつものプロジェクトを渡り歩いてキャリアを上げていく」働き方もあります。
技術の流行り廃りが激しいIT・WEB業界だからこそ、常にチャンスの場を追い求め、自分のキャリアアップを考えて行動するのは決して悪いことではありません。
ここでは、転職を成功させるために知っておくべきポイントを解説します。
転職の目的を整理して明確にしておく
どのような職種にもいえることですが、転職活動を始めるうえで、転職の目的を明確にすることは大切です。
特にベンチャー企業のように一人ひとりが組織に与える影響の大きい企業では、「なぜ転職しようとしているのか」「転職先でどんな風に活躍したいのか」などが重視されることがあるので、事前に整理しておく必要があります。
大手企業の中途採用の場合は、採用基準が明確に決められていることが多いため、技術レベルやポテンシャルなどで採用されることもあります。しかし面接で聞かれることも多いため、やはり転職の目的は明確にしておく必要があるでしょう。
転職の目的を整理しておくことは、自分のキャリアビジョンや、今後やりたい仕事内容などをクリアにすることにもつながります。
転職の目的をうまく整理できないときは、転職サイトや転職エージェントを活用し、キャリアアドバイザーにアドバイスをもらいながらまとめるのも一つの手段です。
今後のキャリアを明確に考える
エンジニアは、エンジニアとして定年まで働くのが難しい職業の一つと言えます。
これは、エンジニアは目まぐるしく進化する技術に常についていかなければならず、ある程度の年齢になると技術の習得が難しくなることや、30代を超えると管理職に昇格し、現場のエンジニア職から退くケースがあることなどが関係しています。
エンジニアの転職活動では、将来のキャリアプランを明確に考えておくことが大切です。20代や30代の頃にスキルアップに投資するなど、将来を考えての準備も必要になってきます。40代になってから漠然と転職を考えても、希望の企業に採用されるのは難しいでしょう。
「会社名や規模にこだわらず、最新のスキルを吸収できる会社で働きたい」「社内SEになって安定して働きたい」など、今後のキャリアについて早めに方向を見定めて準備しておきましょう。
一つの職場での安定か、年収を上げたいのかを明確にする
年収アップを理由に転職を考えることもあるでしょう。
エンジニアは売り手市場ですから、技術のある転職者を高い年収で採用する企業も多くあります。
しかし、転職には行動力が必要になること、新しい職場になれるためには一定の努力が必要なことなどをしっかりと理解しておかなければいけません。
一つの職場で安定して働くことと、年収アップを目指して転職することの、どちらが本当に自分の望んでいることか明確にしておきましょう。
自分がどれくらいの年収を望めるのか知りたいのであれば、転職エージェントを利用してみるのも一つの手段です。特にスカウト型の転職エージェントであれば、自分の市場価値を知ることができるため、納得できる転職を成功させられるでしょう。
転職先の情報はなるべく集めておく
転職活動が終わり、就職してから企業とのミスマッチに気付いても後の祭りです。インターネット検索や、社員による口コミサイトなどを活用し、社内の雰囲気や制度がどのようになっているのかをチェックしておきましょう。
また、転職サイトで定期的に求人検索するのも情報収集になります。どのような条件の求人があるか気軽に知ることができるだけでなく、もし頻繁に求人が出ている企業があれば「従業員が定着しない理由があるのではないか」など、先に要注意求人を見極めておくことができるかもしれません。
もちろん、転職エージェントのキャリアアドバイザーであれば、企業の実情を知っている可能性もありますから相談してみるのもよいでしょう。
担当者によっては人事とこまめに連絡をとっていたり、社風や職場の雰囲気にまで精通していたりすることもありますので、積極的に活用しましょう。
自分のスキルを見つめ直しておく
同じ企業で長く働けば働くほど、自分のスキルを客観視するのは難しくなります。
転職活動をする際は自分の能力を整理しておきましょう。なぜなら、面接の際に何を面接官にアピールすればいいかわからずに戸惑うことになりかねないからです。
今までどのような仕事をしてきたのか、これからどのような仕事をしたいのかなどをしっかりアピールするためにも、転職活動を始める前に、キャリアやスキルの棚卸しをしておくとよいでしょう。
エンジニアの場合、自分がおこなってきた業務がどのような成果を残したのか、全体の中でどのような役割を果たしていたのかなど、書き出しておきましょう。職務経歴書の作成もしやすくなりますし、面接時にも答えやすくなります。
自分のスキル向上を図ることの意欲を示す
エンジニアの仕事をする以上、必要に応じて、新しい言語などをどんどん吸収していかなければいけません。
企業側も求職者に対して向上心を求めることが多いので、自分が現在努力している取り組みなどとともに、スキル向上の意欲を具体的に表現することも、転職を成功させるためのポイントです。
社外でどのようなスキルが求められているのかを把握する
自分のスキル向上を図ることは大切ですが、同時に社外ではどのようなスキルが必要とされているのかを把握しておくことも大切です。
転職市場でどのようなスキルが求められているのか把握し、身につけておけば転職活動を有利に進められる可能性が高まります。
ただ、働きながら社外の動向に目を向けるのは、時間もなく難しいでしょう。そんな場合も転職サイトや転職エージェントの活用が有効です。
転職サイトの検索を利用すれば、求人内容に書かれている詳細や必須条件などから、必要とされやすいスキルを知ることができるかもしれません。
また、IT・WEB業界に特化した転職エージェント利用すれば、業界に詳しいキャリアアドバイザーから、業界にどのような人材・スキルなどが求められているのかを教えてもらえる可能性があります。今すぐ転職を考えていなくても、情報収集のために相談してみるのもよいでしょう。
ほかにも、エンジニアのブログやツイッターなどを見て情報収集し、IT・WEB業界のトレンドを把握しておくのもおすすめです。
勉強会に参加するなどして情報収集を怠らない
エンジニアは、常にスキルを磨き続けることが求められる職業でもあるため、勉強会に参加するなどして、能力の向上に努める必要があります。
転職活動においても、このような日常的な努力はプラスに働くはずです。特に、開発環境については、業界のトレンドなどもありますので、常に最新の情報に触れておくことが大切です。
勉強会に参加すれば、最新の技術を習得できるだけでなく、転職希望先の労働環境などの有益な情報を得られる可能性もあります。
転職活動は強気に出ることが大切
エンジニアの転職活動では、まず自分のことを知ったうえで、転職先に関する情報を収集します。もし自分に十分な実力があり、自分のスキルを活かせそうな求人を見つけた際は、強気に出てもよいでしょう。
「転職でスキルをアップさせる」「転職で年収をアップさせる」などの目標が叶う可能性もあります。
自分の実力に不安を感じている人は、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談しましょう。キャリアアドバイザーであれば、現在の実力や強みなどを客観的に分析してくれます。
友人のツテを頼るのも有効
エンジニアの転職で友人のツテを頼った場合、企業の内情を把握しやすいというメリットがあり、自分にとって最適な転職先が見つかる可能性があります。
引用元:先端IT従事者、先端IT非従事者の転職先の見つけ方|IT人材白書2020
ただし、もし転職先を紹介してもらったものの入社を断った場合、紹介してくれた友人との関係性が悪くなる恐れがあります。
そもそも友人のツテがない場合や、さまざまな企業にアプローチしたいと考えている場合などは、転職エージェントや転職サイトを利用しましょう。
IT・WEBエンジニアの転職先候補|狙い目の職種とは?
IT・WEBエンジニアと一口に言っても、さまざまな職種があります。また、同じ職種でも、会社によっては仕事内容が全く異なることもあります。
ここでは、今狙い目の転職先候補の職種を解説します。
ITコンサルタント
ITコンサルタントとは、ITスキルを活かして企業の問題を解決するコンサルタントです。システムの開発や最適化、IT分野全般へのアドバイスなどを通じて、クライアント企業の経営を助けます。
これまでエンジニアとして働いていた人がITコンサルタントになるというケースは珍しくないので、挑戦してみるのもよいでしょう。例えば、外資系企業やITコンサルティング会社に転職するという選択肢などもあります。
【関連記事】ITコンサルタントに転職する際におすすめの転職エージェント11選
SIer(エスアイヤー)
SIerとは、システムの構築から導入・運用・保守などを請け負う会社です。システムの開発力を持たない企業に代わって、開発にまつわる全ての仕事を担うため、仕事内容は多岐にわたります。例えば、営業やコンサルタント業務のほか、システムの品質管理や障害対応などにも対応します。
幅広いスキルが必要になりますが、受注先によっては大規模なプロジェクトに参加できることもあり、やりがいのある仕事を求める人にはおすすめです。
社内SE
社内SEとは、自社内のシステム全般に関わる仕事です。企業ごとに担当業務の範囲は異なりますので、求人情報などで慎重に確認する必要があります。
社内SEはクライアント業務がないため、納期の融通がききやすく、一般的に社内SEは残業が少ないと言われています。他の職種に比べると労働環境が良い点が特徴的で、待遇やワークライフバランスを重視する人にはおすすめです。
異職種への転職
エンジニアの職種は、プログラマーやシステムエンジニアをはじめ、WEBエンジニアやインフラエンジニア、組み込みシステムエンジニアや、セキュリティエンジニアなどさまざまです。
初めての職種に挑戦するには勇気が必要ですが、これまでの経験が活きることもあります。転職サイトで自由に検索してみるのもひとつの手ですが、転職エージェントのキャリアアドバイザーなどとも相談して、広い視野で今後のキャリアプランについて考えてみるのもよいでしょう。
【関連記事】エンジニアに人気の転職先ランキング堂々の1位はあの企業|転職で後悔しないための秘訣
ITエンジニア転職についてよくある質問
ITエンジニアが転職する際によくある質問をまとめました。
そもそも転職サイトと転職エージェントの違いは?
転職サイトとは、サイト上の検索機能を使って、自分で自由に求人を検索できるサービスのことです。
求人の応募や企業とのやりとり、履歴書や職務経歴書の提出から面接の日程調整などは全て自分でおこないます。
「自分のペースで転職活動を進めたい」方や、「転職を急いでいないが、いい求人があったら応募したい」と考えている方におすすめのサービスです
転職エージェントは、担当キャリアアドバイザーが付き、転職活動開始から転職先が決まるまで様々なサポートをしてくれるサービスです。
履歴書や職務経歴書の添削や、面接対策のための模擬面接をおこなってくれたり、求人票には書かれていない企業の実情を共有してくれる場合もあったりと、豊富なサービスを提供しています。
サポート内容は転職エージェントによって異なりますが、「転職で失敗したくない」「誰かに相談しながら転職活動を進めたい」方に向いているサービスです。
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未経験でエンジニアへ転職することはできる?
未経験でもエンジニアに転職することは可能です。
エンジニアは売り手市場になっており、常に人材不足が続いています。充実した研修制度を完備している企業なら、未経験でも入社してから学ぶことができます。
もちろんプログラミングスクールなどに通って、ある程度知識を身につけてから転職に望めば選択肢の幅も広がるでしょう。
エンジニアに将来性はある?
IT需要の増加に伴いますますエンジニアは必要とされると考えられます。人口減少により、2019年をピークにIT関連企業へ入職する人が退職する人より下回っており、人材不足がより深刻になっている現状があります。
経済産業省がまとめた「IT人材育成の状況等について」によると、2030年までのIT人材不足は40~80万人に上ると推計されています。この推計から見てもエンジニアは今後も必要とされる人材であり、将来性のある職種だといえるでしょう。
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企業の採用サイトから求人に応募したら受かりやすくなる?
企業の採用サイトから応募したほうが受かりやすいかどうかは、一概に言えません。
転職エージェントから人材を確保すると、企業は手数料がかかります。自社の採用サイトからの応募であればその必要はないため、費用面から見ると直接応募した方が採用されやすいのではと考える方もいるでしょう。
しかし企業としては、「コストをかけてでも良い人材を確保したい」と考えて転職エージェントを利用しているため、コストがかからないことが転職に有利に働くとは限らないのです。
転職エージェントを利用すれば、自社にマッチする優秀な人材を紹介してもらえるメリットがあります。また、転職エージェントを利用した方が効率的に採用できると考える企業もあるため、直接応募したからといって採用されやすいわけではないと理解しておきましょう。
Webエンジニアは何歳まで転職できますか?
結論、「何歳まで」なら転職できる決まりはありません。IT業界の業務経験がある方であれば、30代でも40代でもWebエンジニアとして転職することは可能です。
未経験からエンジニアとして働きたい方は一度、プログラミングに関する知識を身につけてから転職を検討するのもおすすめです。
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最後に|IT・WEBエンジニア向けの転職サイト・エージェントの特徴まとめ
IT・WEBエンジニアの中には、転職することに大きな不安を感じている人もいるでしょう。しかし一歩踏み出すことで、自分の市場価値を高めることができたり、ストレスのない環境で働けるようになったりする可能性があるのです。少しでも転職したいと考えているならば、まずは行動に移してみましょう。
技術の流行り廃りが激しいIT・WEB業界で生き残っていくためには、時代の流れや将来のキャリアプランなどについて、自分で考えることも大切です。自分一人で考えるのが不安であれば、キャリアアドバイザーなどにサポートしてもらうのも有効です。プロのサポートがあれば、転職活動も効率的に進められるでしょう。