paiza転職は、IT・Webエンジニアに特化したスカウト型の求人サイトです。

サービス内になるスキルチェックを実施すれば、求職者のエンジニアスキルがランク形式で可視化され、技術力をアピールした転職活動が可能になります。

paiza転職の利用を検討する方のなかには、スキルチェックが転職の質に影響するサービスについて、リアルな評判・口コミが気になる人もいるでしょう。

良い評判	悪い評判
転職支援とあわせてプログラミング講座を受講できる マッチング機能を利用できる 好待遇な求人が多い 転職活動がスムーズ	一定以上のスキルが求められる 地方の求人が少ない メールが多すぎる

本記事では、サービス利用者の口コミを調査したうえで、paiza転職の評判や利用するメリット・デメリットなどを解説します。paiza転職が気になる方は、参考にしてください。

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paiza（パイザ）転職の悪い評判・デメリット

paiza転職について調べていると「意味ない」「失敗」など、サービスをマイナスに評価する声がいくつか出てきます。このような悪評があると、本当にサイトを利用してもよいのか不安になる方も多いでしょう。

以下は、実際の利用者へのアンケート調査から得られたpaiza転職の悪い評判・デメリットです。

サービスの本質を確認するためにも、口コミとともにチェックしておきましょう。

一定以上のスキルが求められる

paiza転職の悪い口コミからは、応募時に一定以上のスキルが求められる点がうかがえました。

このように、たとえ気になる求人があっても、スキルや経験が条件に該当しなければ応募しにくい環境があるようです。また、フォーマットによっては自身の能力をうまくアピールする工夫も必要なようで、未経験者には応募のハードルが高いと感じるかもしれません。

希望どおりの求人へ応募するためには、paiza転職内でのランクを上げたりプロフィール項目を充実させたりして、企業側からスカウトが届くような仕組み作りも重要でしょう。

サービスにある無料の学習コンテンツ「paizaラーニング」を活用してスキルを磨くのもおすすめです。

地方の求人が少ない

paiza転職の利用者のなかには、地方求人が少ない点を中心とした「求人の質」を指摘する声も見られました。

paiza転職には（※）約4,700件の求人が掲載されていますが、その多くが首都圏勤務のもので、地方で求人を探す方にとっては不便に思う可能性があります（※2024年2月時点）。また、求人情報が最新ではない場合があるなど、情報収集の面でも扱いにくさを感じるかもしれません。

地方で転職したい方やスムーズに情報を得たい方は、paiza転職と他サービスを併用すると、より多くの求人をチェックできるでしょう。

メールが多すぎる

paiza転職では、スカウトメールの多さに対するマイナス意見も挙がっていました。

関係のない求人メールがあまりにも多い場合は、メール通知などの設定変更も試みましょう。ただし、多くのメールのなかには良質な求人が含まれている可能性もあります。

スカウトメールの種類を限定するなど、条件を指定しておくのもひとつの方法です。

paiza（パイザ）転職の良い評判・メリット

paiza転職の口コミ調査ではサービスに対するマイナスな意見が見られましたが、以下に挙げる良い評判・メリットがあるのも事実です。

デメリットと比較するためにも、詳細を確認しておきましょう。

転職支援とあわせてプログラミング講座を受講できる

paiza転職の口コミには、無料のプログラミング講座を利用できる点をメリットに挙げる意見がありました。

サービス内では転職活動をおこなうのと並行して、有料級のプログラミング講座を無料で学習できるようです。IT業界未経験の方でも、転職を目指せる環境が整っているとうかがえます。

また、知識幅を広げて難易度の高い求人にチャレンジしたい方にもおすすめです。

マッチング機能を利用できる

paiza転職の口コミには、マッチング機能に関する声も見られました。

サービス内のスキルチェックを受けると、自身の能力に応じた求人・企業とのマッチングを図ってくれるようです。多くの募集のなかからレベルに合ったものをスムーズに見つけられると、早期転職の可能性もアップするでしょう。

好待遇な求人が多い

paiza転職の利用者からは、求人の質を評価する声も挙がっています。

多くの企業が募集をかけるなかで、好待遇な求人に何度も巡りあえると、サイトに対する信頼度がアップします。paiza転職は、地方在住や年収アップを目指す方など、転職にさまざまな条件をもつ人が安心して利用できるサービスといえるでしょう。

転職活動がスムーズ

paiza転職を利用すると、転職活動がスムーズに進んだという声も多く見受けられます。

なかでも求人探しのスムーズさを評価する意見が多く、早期転職を希望する方は利用するとメリットを感じられるでしょう。

paiza（パイザ）転職の基本情報・6つの特徴

サービス名	paiza転職
運営会社	paiza株式会社
対応エリア	全国、海外
取り扱い職種	システムエンジニア（SE）、プログラマー（PG）、スマートフォンエンジニア、フロントエンドエンジニア、CTOなど
対応言語	Java、C、C++、C＃、PHP、Ruby、Python2、Python3、Perl、Objective-C、Swift、Visual Basic(VB.NET)、ActionScript、R言語、Groovy、Haskell、Scala、Erlang、Go言語、JavaScript、HTML5+CSS3、HTML+CSS、CoffeeScript、Haml、Sass、TypeScript、SQL、PL/SQL、COBOL、ABAP、Kotlin、Rust、AHDL、Bash、Clojure、ClojureScript、Common Lisp、CUDA C/C++、ECMAScript、Elixir、F#、Lua、MATLAB、Nim、Objective Caml (OCaml)、Prolog、Scheme、Verilog HDL、VHDL
オフィス所在地	〒107-0061 東京都港区北青山3-3-5 東京建物青山ビル5F
公式サイト	https://paiza.jp/career
公式アプリ	なし

「paiza転職」は、エンジニアのプログラミングスキルに応じて企業からスカウトが届く、IT・Webエンジニア特化の求人サイトです。利用すれば、求職者の学歴・職歴ではなく、技術力をアピールした転職活動が可能になります。

また、たとえ実務経験の未熟な方でも、サイト内の学習コンテンツで演習しながらスキルチェックを受ければ、転職の可能性を高められるのも特徴です。書類選考なしで企業と求職者をつないでくれる求人サイトとして、ITエンジニアから評価を得ている転職支援サービスのひとつといえます。

ここからは、paiza転職のさらなる特徴を6つ挙げて解説します。

1.無料のプログラミング講座「paizaラーニング」がある

paiza転職に会員登録すると、無料のプログラミング学習サービス「paizaラーニング」をオンラインで受講できます。

学習はたった3分の動画を見て練習問題に取り組むだけのため、自身のペースでプログラミングの基礎から応用力まで磨くことが可能です。

また、学習内容に不明点があった場合、paizaのエンジニアへ質問してアドバイスを受けられるメリットもあります。カリキュラムはIT企業が求める実務的な内容をベースに構築してあるため、未経験者でも実際の開発現場で役立つスキルを身につけられるでしょう。

【参考記事】公式サイト｜paizaラーニング

2.スキルチェックで実力を試せる

paiza転職では、無料のオンラインプログラミングテストによって、自身のITスキルや市場価値を判断できます。問題は15種類の開発言語に対応しており、自身の得意分野を選んでの挑戦が可能です。

またテスト終了後は、実施者の正答率や回答速度・メモリ速度などが総合的に判断され、以下のようにスコアリングされます。

スコア	割合	スコアレベルの目安
S	上位2％	高い実装力とアルゴリズムスキルを保有。 計算機科学に精通し、処理量を見積もったうえで最適なアルゴリズムを設計・実装できる。
A	上位8％	高度な実装スキルを保有。 複雑なロジックを限られた時間内で設計・実装できる。
B	上位30％	実装スキルを保有。 実用的なロジックを時間内に実装できる。
C	上位60％	基本的な実装スキルを保有。 コードを書くための基本スキルがある 比較的簡単なロジックであれば時間内に実装可能。
D	－	基礎知識を保有。 プログラミングの基礎知識を習得できている状態。
E	－	チュートリアル終了時に取得できるランク。

これらのスコアは今後の選考や年収に影響する可能性もあるため、スキルチェックを兼ねて定期的に挑戦するのがよいでしょう。

3.年齢・実務経験を問わず対応してもらえる

転職市場では、企業での長期人材育成や即戦力の可能性が考慮され、年齢・実務経験が採用に影響するケースがあります。具体的には、30代後半から40代になると選考が進みにくくなったり、特定分野のプロジェクト経験が必須だったりする場合などが挙げられます。

その点paiza転職では、前述したスキルチェックで人材評価に応じた選考が進められるため、年齢・経験問わず対応してもらえます。企業側も求職者の表面的な情報ではなく、人材スキルにフォーカスして採用活動をおこなうため、可能性の幅を広げた転職を目指せるでしょう。

4.書類選考なしで応募できる

paiza転職のスキルチェックで一定以上のランクを獲得すると、企業からスカウトメールが届くようになります。

メールの種類次第では書類選考が免除されるケースもあるため、以下のタイプが届いたら要チェックです。

種類	詳細
プラチナスカウト	求職者がお気に入り登録をした企業から届くメール。 企業がスキルチェックの結果やプロフィールを確認したうえで「ぜひ会いたい」と思った場合に送られる。
ゴールデンスカウト	企業がスキルチェックの結果やキャリアシートを確認したうえで、とくに惹かれている場合に送られる。
スカウト	企業が求めるスキルを保有する人へ送られる。

なかでも「プラチナスカウト」は、求職者と企業が互いに惹かれ合っている場合に送信されるため、選考から内定・入社までがスムーズに進む可能性が高まります。

いずれにしても、先におこなうスキルチェックで高ランクを獲得するのがポイントとなるでしょう。

5.未経験者の受け入れ枠がある

paiza転職ではITエンジニア未経験から転職を目指せるよう、未経験者受け入れ枠が用意されています。たとえば、求人検索の際に「スキルチェンジ・技術転向歓迎」や、スキルランク「Ｄ・Ｅ」で絞れるのは、経験の浅い方でも応募できるよう考えられてのことです。

また、たとえ業界未経験でも、前述した無料オンライン講座「paizaラーニング」を通じて実用的なプログラミングスキルを学べば、高ランクの求人に応募できる可能性があります。

好条件の転職を目指すためにも、未経験者枠以外のさまざまな求人をチェックして、挑戦するのがよいでしょう。

6.面接方法を2種類から選べる

paiza転職で選考が進むと、面接方法を以下の2種類から選択できます。

タイプ	通常面接	カジュアル面談
選考要素	あり	あり
合否判断	あり	あり
書類提出	あり	企業ごとに異なる
詳細	一般的な面接	企業の自己紹介からスタートする 企業と求職者間の相互理解を深められる 選考要素が含まれるため履歴書や職務経歴書は必要

カジュアル面談とは、一般的な面接とは異なり、企業と求職者の相互理解を目的にした場です。選考要素が含まれるものの転職理由や志望動機を明確にする必要はなく、気になる点を直接採用担当者へ確認できるメリットがあります。

たとえば気になっている企業がある場合、求人票だけではわかり得ない情報を、カジュアル面談で聞いてみるのもよいかもしれません。

企業に対する理解をより深めながら選考を進められるため、ミスマッチの軽減につながるでしょう。

paiza（パイザ）転職の利用が向いている人・向いていない人

ここまで紹介してきた評判・口コミをもとにすると、paiza転職の利用が向いている人・向いていない人の特徴は、以下のような方と考えられます。

向いている人	向いていない人
ITスキルに自信のある人 企業からのスカウトを受けたい人 未経験向けの転職先を探している人 スキルに応じた転職先を見つけたい人	自発性の乏しい人 転職支援を受けたい人 地方での仕事を探している人

paiza転職は、よくある転職支援サービスと異なり、求職者のプログラミング力やコーディング力を最大限アピールして転職活動を進める求人サイトです。

そのため、ITスキルに自信のある方や実務経験の豊富な方は、スムーズに転職できる可能性が高いといえます。また、登録すると無料のオンラインプログラミング講座を受講できるため、未経験からIT業界を目指したい方にもおすすめです。

ただし、サービス内容に応募書類の作成や面接対策などは含まれないため、自力で転職準備をおこなうのが苦手な方には不向きかもしれません。

転職が初めての方や準備に不安のある方は、paiza転職の公式サイト内に掲載される「転職成功ガイド」を参考にすると、ポイントを押さえた転職活動を進められるでしょう。

paiza（パイザ）転職の登録から転職までの流れ

paiza転職を利用する場合、以下の手順で進めていけば内定までたどり着けます。

転職活動をスムーズに進めるためにも、詳細をチェックしておきましょう。

STEP1.会員登録

paiza転職を利用する際は、公式サイトから会員登録をおこないましょう。初回に入力すべき情報は、メールアドレスとパスワードのみのため、忙しい方でも登録可能です。

会員登録が完了したら、転職活動に必要となる以下のプロフィール情報の入力を進めます。

これらの情報を登録すれば、転職時の重要資料となるスキルチェックを受けられるようになります。

STEP2.スキルチェック

会員登録を済ませたら、プログラミングテストに移りましょう。テストは、標準出力を理解していれば比較的すぐに解けますが、なかには難易度の高い問題も出てきます。

このテスト結果により求職者のスコアランクが決定されるため、転職成功を左右する重要なテストといっても過言ではありません。

なお、スコアはS～Eの6段階で定められ、その後の応募できる求人や企業からのスカウトにも影響します。スキル不足と感じる場合はpaizaラーニングの利用で知識を深め、定期的にスキルチェックを受けるのがよいでしょう。

高条件の企業へ転職したいなら、Ｂランク以上を目指すのがおすすめです。

STEP3.求人検索・スカウト・応募

スキルチェックを受けてランクが決まれば、応募可能な求人を探しましょう。取得したランクをプロフィールで公開すると、企業からのスカウトが届くようになります。

もし、気になる求人があった場合、自身の希望条件とマッチするかをチェックする以外に「企業側の求めるランク」を確認するのも大切です。自身の獲得ランクよりも難易度の高い求人は応募段階で落選する可能性が高いため、無理せずランクに見合った求人を探すのがよいでしょう。

ただし、求職者に魅力要素があれば、高ランクの企業からスカウトが届くケースがあるのも事実です。

好条件の転職を成功させたいなら、プロフィールを充実させて積極的にアピールしましょう。

STEP4.面接

企業へ応募後、面接に関する案内が届いたら担当者と日程調整をおこないます。このとき、高スキルを獲得していれば、書類選考なしですぐに面接へ進むことも可能です。

なお前述のとおり、面接には「通常面接」と「カジュアル面談」があるため、企業志望度に応じて選択するのがよいかもしれません。多い企業では選考に2、3回の面接を伴う場合があるため、各回しっかりと受け答えできるよう準備しておきましょう。

希望年収や逆質問を求められるケースもあるため、自身の考えをまとめておくのも大切です。

STEP5.内定

面接を経て内定が出れば、転職活動は終了です。あとは内定先企業と交渉して入職日を決定しましょう。

その他、現職のある方は退職日を調整したり引き継ぎしたりするなど、スムーズな入社に向けた準備が必要です。

paiza（パイザ）転職を利用する際の注意点

現時点でpaiza転職に魅力を感じていても、利用する際はサービスの注意点を理解しておく必要があります。イメージどおりの転職を実現するためにも、詳細を確認しておきましょう。

転職活動は自力でおこなう必要がある

paiza転職はあくまでも求人サイトであるため、転職エージェントでおこなわれるような求人紹介や面接対策は実施されません。

転職活動は基本的に自力でおこなう必要があり、履歴書や面接などの準備でサポートが受けられない点には注意が必要です。

しかし、転職活動の肝となるスキルチェックに関しては、何度も挑戦してレベルアップを図れたりオンライン講座の受講でスキル習得を目指せたりするなど、転職活動を有利に進められる仕組みになっています。

転職活動を自力でおこなうのが難しい場合は、他エージェントサービスの併用も検討しましょう。

スキルチェックの結果で判断されやすい

paiza転職で応募できる求人は、スキルチェックのスコアでほぼ決まります。そのため、テストで実力を発揮できなければ、選考段階で落選する可能性がある点には注意が必要です。

もし、より好条件の求人・企業へ応募したいなら、自身のスキルレベルを上げてから転職活動を進めるのがよいでしょう。

paiza（パイザ）転職と他転職サービスの比較

ここからは、paiza転職とその他のエンジニア特化型の転職サービスの違いを解説します。以下は、なかでも有名なサイトを挙げ、サービスの特徴を一覧にまとめたものです。

サービス名	paiza転職	ワークポート	転職ドラフト
サービス内容	スカウト型転職サービス	エージェント型転職サービス	競争入札型転職サービス
掲載求人の目安	4,500件以上（※）	9万件以上（※）	常時100社以上（※）
利用料金	無料	無料	無料
特徴	IT／Webエンジニアに特化 スキルチェックで技術力を判定、可視化できる 無料のプログラミング講座を受けられる 実力者ほど有利な転職が可能	IT、Web、ゲーム業界の求人が豊富 未経験からの転職も可能	ITエンジニアに特化 選考開始前に年収や業務内容を把握できる
運営会社	paiza株式会社	株式会社ワークポート	株式会社リブセンス
公式サイト	https://paiza.jp/career	https://www.workport.co.jp/	https://job-draft.jp/

上記を踏まえると、paiza転職では掲載求人数がやや少ないものの、無料のプログラミング講座「paizaラーニング」を受講できたり、実力重視の転職を目指せたりする点では、魅力的なサービスを提供していると考えられます。

自身のレベルに合った求人を探しつつ、好条件の転職を目指したい方へおすすめの求人サイトといえるでしょう。

まとめ

ここまで、paiza転職の評判や口コミに基づき、サービスの詳細をさまざまな面から解説しました。

paiza転職は、スキルチェックで求職者の技術レベルを可視化できる、エンジニア特化の転職サイトです。

求職者のプログラミングスキルは6段階で評価され、レベルごとに応募可能な求人を探せるため、ミスマッチの少ない転職を目指せます。

また、エンジニア経験が未熟・業界未経験の方でも、無料のプログラミング講座「paizaラーニング」の受講で実践的な知識を深められるのもメリットといえます。

利用者の口コミを見ると、なかにはマイナスな評判も見受けられますが、必ずしも自身の転職活動にも該当するとは限りません。この記事を参考に、サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。