ベンチャー企業へのエンジニア転職におすすめの転職サイト・エージェント!失敗しないポイントを解説

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本記事は、転職エージェント公式サービス(リクルート・マイナビ・ビズリーチ等)の広告リンクを含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。

幅広い仕事ができ、スキルや実績に応じて評価されるベンチャー企業への転職を考えているエンジニアの方は少なくありません。

自分に合ったベンチャー企業を見つけるには、情報を詳しく共有してもらえる転職サイトや転職エージェントを利用するのがおすすめです。予め転職サイトについて知っておくことで、ベンチャー企業へ円滑に転職できるでしょう。

この記事では、ベンチャー企業のエンジニアを目指す方におすすめの転職サイト・エージェントや、転職を成功させるコツを紹介します。

ベンチャー企業への転職を相談するなら、まずは無料登録!

性別
年齢
エンジニア
経験
職種
目次

ベンチャー企業のエンジニアを目指す方におすすめの転職エージェント

ベンチャー企業のエンジニアを目指す方におすすめの転職エージェントを紹介します。

転職エージェントは、登録することでアドバイザーなどのサポートを受けながら転職活動が行えるサービスです。アドバイザーのほうから求人を紹介してくれるため、自分探す必要がありません。

自分だけでは転職活動を進めるの不安がある方や、アドバイスを受けて有利に転職活動を進めたい方におすすめです。ベンチャー企業で自分の力を試したい、よりよい待遇や条件で働きたいと考えている方は、ぜひ活用してみましょう。

ここでは比較的エンジニアの求人保有数が多く、ベンチャー企業の良い求人に出会える可能性が高い転職エージェントをご紹介します。

リクルートエージェントIT

リクルートエージェントIT

リクルートエージェントITは、大手リクルートが運営している総合型の転職エージェントです。

2023年8月時点で、リクルートエージェントITが保有している公開求人数は110,063件、非公開求人は97,470件です。

ベンチャー企業の求人は、あまり掲載されていないケースもあるため、できるだけ選択肢は広くしておくのがおすすめです。リクルートエージェントITの豊富な求人数なら、ベンチャーやスタートアップ企業の求人も紹介してもらえるでしょう。

転職エージェント選びに困ったときには、まず登録しておきたい1社です。

【基本情報】

運営会社株式会社リクルート
公開求人数公開求人数:110,063件
非公開求人数:97,470件
公式サイトhttps://www.r-agent.com/
(2023年8月時点)

Geekly

Geekly

Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

Geeklyでは、業種ごとに特化したコンサルタントが求職者の要望をしっかりヒアリングします。そのうえで転職先を紹介してもらえるため、ミスマッチが起きにくい特徴があり、利用者から高評価を得ています。

また、選考のための職務経歴書の作成も、書類作成の専門チームが、より企業の担当者の目にとまる書類に仕上げられるようサポートしてくれます。

過去の選考情報をもとに、企業の採用指向に合わせたスキルや志望動機のアピール方法などもアドバイスしてもらえるので、安心してサポートを受けられます。

【基本情報】

運営会社株式会社Geekly(ギークリー)
公開求人数20,740件
公式サイトhttps://www.geekly.co.jp/
(2023年8月時点)

レバテックキャリア

レバテックキャリア

レバテックキャリアは、IT・エンジニア転職に特化した転職エージェントです。

ITエンジニアやデザイナーの転職市場を熟知したキャリアアドバイザーが在籍しているため、最新の情報に基づいたアドバイスを行ってくれます。

実際に利用した人の90%が業界知識が豊富だと回答しており(利用者3,802人の回答より)、すぐれたヒアリング力も評価されています。そのため、ベンチャー企業の情報や内部事情なども詳しく聞ける可能性があります。

企業ごとに考える面接対策で、内定が取れるようサポートしてくれます。また、現役の採用担当者からポートフォリオや職務経歴書の添削を受けられるなど、充実した選考対策が魅力です。

【基本情報】

運営会社レバテック株式会社
公開求人数19,256件
公式サイトhttps://career.levtech.jp/
(2023年8月時点)

ワークポート

ワークポート

ワークポートは、総合型の転職エージェントですが、とくにソフト開発やシステムエンジニア系の求人を多く保有しています。

IT業界、営業、管理職など、業界や職種ごとに専門とするコンシェルジュが在籍しており、それぞれの分野へのサポート経験を活かして、アドバイスを行ってくれます。

また、履歴書や職務経歴書をWeb上で簡単に作れる「レジュメ」というツールも公開しており、登録した方は誰でも無料で利用できるようになっています。

さまざま職種を専門とした転職相談サービスとも連携しているので、ベンチャー企業への転職活動もよりスムーズに進められるでしょう。

75,000件を超える多くの求人数を保有しているのも魅力です。ほかでは見つからなかった転職先が見つかるかもしれませんし、多くのベンチャー企業の求人を比較しながら転職先を決めたい方にも適している転職エージェントです。

【基本情報】

運営会社株式会社ワークポート
公開求人数78,383件
公式サイトhttps://www.workport.co.jp
(2023年8月時点)

type転職エージェント

type転職エージェント

type転職エージェントは、関東圏や大阪、愛知、福岡など大都市圏の求人を多く扱う転職エージェントです。

幅広い求人の中でも、システムエンジニアの求人が多い傾向があります。また、非公開求人も多く提供しています。

例えば、202387月時点のシステムエンジニアの求人数は以下のとおりです。

【システムエンジニアの求人数】
・公開求人数:5,596件
・非公開求人数:9,665件

非公開求人とは、転職エージェントに登録しなければ見られない求人です。条件が良く人気で応募が殺到しそうな求人や、新規プロジェクトで求人を出していることを知られたくない企業などの求人が、非公開求人となっている傾向にあります。

そのため非公開求人の多さは、選択肢の幅が広がるだけでなく、より質のいい求人に出会える可能性を示しています。非公開求人ならベンチャー企業の良い求人も見つかるかもしれません。

東京・神奈川・千葉・埼玉など都市部でエンジニアとしてベンチャー企業に転職を考えている方は、type転職エージェントに登録してみてはいかがでしょうか。

【基本情報】

運営会社株式会社キャリアデザインセンター
公開求人数公開求人数:10,827件
非公開求人数:18,535件
公式サイトhttps://type.career-agent.jp/
(2023年8月時点)

doda

doda

doda(デューダ)は転職サイトの機能とエージェントの機能の両方をあわせ持つ、業界最大級の求人を誇る転職エージェントです。

エンジニア関連の求人も非常に多く、2023年8月時点で43,121件、総公開求人は205,488件となっています。

大手転職エージェントとなると、扱っている求人も大手企業のものが多いのではと考える方もいるかもしれませんが、ベンチャー企業の求人もしっかりと保有しています。ほかのさまざまな求人と比較する意味でも登録しておいて損はない転職エージェントでしょう。

常に膨大な量の求人を扱うdodaが持つ転職市場の知見や、転職専門スタッフの豊富な経験で、転職のノウハウからキャリアプランまで幅広くサポートしてもらえます。

【基本情報】

運営会社パーソルキャリア株式会社
公開求人数205,488件
公式サイトhttps://doda.jp/
(2023年8月時点)

マイナビエージェント

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、日本の大手人材企業であるマイナビグループが運営する転職エージェントです。マイナビグループは新卒の就職支援を得意としていることから、20代〜30代前半の若年層に人気です。

マイナビエージェントは、履歴書の書き方や面接対策など、丁寧で細やかなサポートに定評があります。2023年度のオリコン顧客満足度調査の転職エージェント部門では、総合満足度1位を獲得しています。

全国の求人が豊富で、ベンチャー企業の求人も多く掲載されていますが、さらに幅広くベンチャー企業の求人を見るなら、転職サイト「マイナビ転職」にも登録しておくと良いでしょう。

運営会社株式会社マイナビ
公開求人数公開求人数:64,3474件
非公開求人数:18,143件
公式サイトhttps://mynavi-agent.jp/
2023年8月時点

プロコミット

プロコミット

プロコミットは、スタートアップ・ベンチャー企業に特化した転職エージェントです。メルカリやJINSといった有名企業への転職支援実績があるため、業界内での評価も高く、優良な求人を保有しています。

これまで膨大な数のベンチャー企業を支援してきたヒアリング力と分析力によって、求職者の条件にマッチした企業を紹介してくれます。優秀なコンサルタントが表彰されるコンテストでの受賞歴もあり、質の高いサポート体制が強みといえるでしょう。

サイト内では「転職成功ノウハウ」や「私の転職ストーリー」といった、転職の成功につながるアドバイスや情報も掲載されており、はじめての転職で不安がある方にも心強い転職エージェントです。

運営会社株式会社プロコミット
公開求人数非公開
公式サイトhttps://www.procommit.co.jp/
2023年8月時点

type女性の転職エージェント

type女性の転職エージェント

type女性の転職エージェントは、その名の通り、女性の転職専門の転職エージェントです。女性向け転職サイト「女の転職type」と同じ会社が運営しているため、幅広い女性の転職情報を得ることができます。

ここでしか見つけられない求人も多く、女性が活躍するベンチャー企業の紹介も期待できるでしょう。

キャリアカウンセリングは、年間10,000名以上(2022年度実績)と豊富な実績があります。女性の転職に関するさまざまなノウハウを持っているため、結婚や出産などのライフイベントによるキャリアアップの悩みにも寄り添ってくれるでしょう。

対応地域は首都圏のみなので、該当地域にお住まい女性はぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

運営会社株式会社キャリアデザインセンター
公開求人数公開求人数:29,374件
非公開求人数:18,578件
公式サイトhttps://type.woman-agent.jp/
2023年8月時点

キープレイヤーズ

キープレイヤーズ

キープレイヤーズは、独立系キャリアコンサルタントとして活躍している高野秀敏さんが運営する、ベンチャー・スタートアップ専門の転職エージェントです。

代表自身がベンチャー投資家でもあるため、実績あるサポートを確実に受けることができます。ベンチャー企業への知見は日本トップレベルといっても過言ではないでしょう。

大手の転職エージェントに比べると、求人保有数は約1,000件と少ないものの、ベンチャー企業とのコネクションが強く、精度の高いマッチングを期待できるできます。ベンチャー企業のみに絞って転職活動を行いたい方におすすめです。

運営会社株式会社キープレイヤーズ
公開求人数1,002件
公式サイトhttps://keyplayers.jp/
2023年8月時点

ベンチャー企業のエンジニアを目指す方におすすめの転職サイト

ベンチャー企業のエンジニアを目指す方におすすめの転職サイトを紹介します。

転職サイトは転職エージェントとは異なり、自分で自由に求人検索ができるサイトのことです。

ここでは、スカウト形式やAIによるマッチング、企業の経営陣と直接やりとりができるなど、自分で能動的に求人を探せる転職サイトの中でも、新鋭的なサービスを展開しているものを厳選しました。

自分の価値を知りたい、自分で積極的に転職活動を進めていきたいという人は参考にしてください。

ビズリーチ

ビズリーチ

ビズリーチはスカウト型の転職サイトです。

職務経歴書を記入したあとは、企業やヘッドハンターからのスカウトメールを待ちます。企業と直接やりとりができるため、無駄なく効率的に転職活動を進めたい人におすすめです。

ハイクラスの求人をメインとしており、厳選された優良企業からの求人が多いのもビズリーチの特徴です。年収アップや、キャリアアップを目指す方は登録しておきたい転職サイトといえるでしょう。

登録には審査が必要ですが、企業からのスカウトメールが届くことで、自分の市場価値も知ることにもつながります。

また、ビズリーチを通して転職が決まったときには、お祝いとして5,000円分のAmazonギフト券がもらえる、ちょっとしたうれしい特典もあります。

【基本情報】

運営会社株式会社ビズリーチ
公開求人数IT技術職:21,931件
公式サイトhttps://www.bizreach.jp/
(2023年8月時点)

リクナビNEXT

リクナビNEXT 転職サイト

リクナビNEXTは転職を考えている人の多くが利用する転職サイトの一つです。

株式会社リクルートが運営しており、保有している求人数は10万件以上(2023年8月時点)、大手企業からベンチャー企業まで幅広い求人を掲載しているのもポイントです。

リクナビNEXTで注目したいのは「オファーを待つ」と「気になるリスト」の二つの機能です。

「オファーを待つ」は、登録しているプロフィールを見た企業からオファーが来るスカウト型のシステムのことで、公開求人だけでなく、非公開求人からもオファーが来る可能性があります。

エンジニアとしての強みがあるなら積極的に記載し、プロフィールでもアピールできるようにしておきましょう。

また、気になった求人を「気になるリスト」に入れると、それが相手企業にも伝わるようになっているため、後から見返しやすくなるだけでなく、企業からアプローチをもらえる可能性も増えます。

よりよいベンチャー企業への転職を目指すなら、こうしたスカウト型の転職サイトも積極的に利用してみるとよいでしょう。

【基本情報】

運営会社株式会社リクルート
公開求人数ITエンジニア(システム開発・SE・インフラ):21,553件
公式サイトhttps://next.rikunabi.com/
(2023年8月時点)

Green

Green

Greenは、IT・Web業界のベンチャー企業やスタートアップをはじめ、上場企業や外資企業への転職にも活用できる転職サイトです。

30,000件以上の求人数がありますが、なかでもIT・Webエンジニアの求人が半数を占めています。(2022年8月時点)

・全体の求人数:29,330件
・エンジニアの求人数:16,389件

スキルや職種での絞り込みや、「上場を目指す」「平均年齢20代」など企業の特徴で絞り込んで検索も可能なため、自分の望む条件に合う企業を見つけやすくなっています。

写真を掲載している求人も多く、社内の雰囲気を掴むのに役立ちます。また、Greenには「気になる」という機能があり、正式の応募ではなくカジュアルな形で企業にアピールできる機能が備わっています。マッチングすればカジュアル面談ができるため、気になることがあれば企業に質問してみましょう。

【基本情報】

運営会社株式会社アトラエ
公開求人数29,330件
公式サイトhttps://www.green-japan.com/
(2023年8月時点)

アマテラス

アマテラス

アマテラスは、ベンチャーやスタートアップ企業に強い特化型の転職サイトです。

アマテラスでは、「事業内容」「ビジネスモデル」「CEOの人間力」の3点において独自審査が実施されており、審査に通過した企業のみ掲載されています。

そのため、ポテンシャルが高い企業に出会える可能性が高く、ベンチャーやスタートアップで自分のスキルを発揮し、企業の成長に寄与したいと考えている人におすすめの転職サイトといえます。

また、経営陣に直接メッセージが送れる点も特徴です。経営陣に事業方針や価値観などを聞くことが得きれば、納得して転職活動を進められるでしょう。

特にベンチャー企業は経営陣との距離が近いこともあり、ミスマッチが起これば働きにくさに直結しかねません。

入社前や応募の前にこうした機会を得られるのはとても重要ですから、ベンチャー企業に転職を考えているならぜひ活用したいサービスです。

【基本情報】

運営会社株式会社アマテラス
公開求人数非公開
公式サイトhttps://amater.as

Findy

Findy

Findyは、エンジニアと企業をマッチングする転職サービスを提供しています。

特徴的なのが、独自のAIを用いて行われる「スキルの数値化」です。AIの分析により転職者のスキルを数値化し、企業とマッチングします。

「エンジニアスキルが高い」と自己申告しても「高い」という感覚は人それぞれで、企業としては判断が難しいこともあります。スキルの数値化は「数値」という客観性のあるもので示されるため、企業も判断がしやすくなります。

数値化されることで、公平に判断してもらえるというメリットもあるでしょう。

スキルに応じてIT系のベンチャー企業からオファーをもらうことも可能なため、自分の市場価値を知りたい方にもおすすめの転職サイトです。

【基本情報】

運営会社ファインディ株式会社
公開求人数未公開
公式サイトhttps://findy-code.io/

Wantedly

Wantedly

Wantedlyは、やりがいや環境で求職者と企業をマッチングするビジネスSNSです。

エンジニアを中心に、セールスやマーケティング、IT人材企業が多く、ベンチャー企業も多く登録しています。

Wantedlyでは、給料や待遇ではなく、企業の社風や方針に重点を置き、活動に興味を持った求職者に応募してもらうスタイルをとっています。そのため、給与条件の記載はされていません。

「なにをやっているのか」「なぜやるのか」など、企業の理念や方向性が知れるため、自分が本当に共感できる企業へ転職したいと考えている方に適している転職サイトといえます。

面接はオンラインOKの企業も多く、またフルリーモトワークを実施している企業もあるなど、新しい働き方を模索している方にもおすすめの転職サイトです。

【基本情報】

運営会社ウォンテッドリー株式会社
公開求人数不明
公式サイトhttps://www.wantedly.com/

はたらいく

はたらいくは、株式会社リクルートが運営する地元・地域密着型の転職サイトです。地元・地域の中小企業をメインターゲットとして取り扱う転職サイトは、ほかにあまりないでしょう。

会員限定のらいくサービスは、気になる企業に「らいく!」を送り、自分をアピールすることができます。企業からも求職者に「らいく!」を送ることができ、ただ待つよりも積極的な転職活動ができます。

求人情報は、毎週月曜と木曜の週2回更新されるので、こまめに最新情報を得ることができるでしょう。

大手の転職サイトに比べ、求人保有数は少ないですが、地元のベンチャー企業にこだわって転職したい方におすすめです。

【基本情報】

運営会社株式会社リクルート
公開求人数東京エリア:182件(2023年8月時点)
公式サイトhttps://www.hatalike.jp/

エンジニアとして転職するベンチャー企業の探し方

ベンチャー企業の求人は、探すのが難しいケースもあります。

ベンチャー企業への転職を検討している際は、以下の方法で探してみましょう。

  • 転職サイト・転職エージェントから探す
  • 転職フェアや合同説明会に参加する
  • TwitterなどのSNSから探す
  • エンジニア関係の知人や友人に聞く

転職サイト・転職エージェントから探す

これまで紹介してきたように、転職サイトは自発的に求人を探すことにくわえ、サイトによってはスキルを数値的に評価されたり、スカウトが受け取れたりと、自分の価値を確認しながら転職活動が行える側面もあります。

一方転職エージェントは、いまいち転職に一歩を踏み出せないときや、どんな企業が自分に向いているかわからないときに便利なサービスです。とくにベンチャー企業への転職を考える場合、企業の方針や雰囲気は知りたい情報でしょう。

転職エージェントを活用すれば、アドバイザーがこうした込み入った情報を持っていることもあるため、エントリー前に企業の情報を詳しく知れる可能性があります。

また、転職エージェントには非公開求人があります。一般公開されていない求人を紹介してもらえることで、より良いベンチャー企業の求人を見つけられる可能性が上がります。

これらのことから、転職サイトと転職エージェントを併用し、自発的に求人を探しつつ、アドバイザーのサポートも受けながら転職先を探すのが、エンジニアとしてベンチャー企業に転職したいと考えている方におすすめの方法です。

転職サイトや転職エージェントがすべて同じ求人を保有しているわけではありませんから、双方を利用することで単純に見られる求人の分母が増えます。

選べる求人が少しでも多くなれば、理想のベンチャー企業に出会いやすくなるはずです。

転職フェアや合同説明会に参加する

転職フェアや合同説明会に参加するのもおすすめです。

フェアや説明会では、一度に複数の企業の説明を聞くことができます。

また、イベントではベンチャー企業の経営者などが参加しているケースも少なくありません。

経営者と話しながら、自分の目や肌で、その人の雰囲気や価値観を感じ取ることができるので、自分に合いそうな企業を見つけやすく、ミスマッチを防ぎやすいのもメリットといえます。

近年はオンラインイベントなども開催されていますので、エンジニアとして活躍できるベンチャー企業を探すなら参加してみるのも一つの手段です。

TwitterなどのSNSを利用する

ベンチャー企業の採用に増えてきているのが、TwitterなどのSNSを利用した採用活動です。

例えば、今システムエンジニアとして働いている人が、日頃からTwitterで、エンジニアのノウハウを投稿しており、知識がある・信用性があると企業の採用担当者に思われると、企業側からDMなどでアプローチされるケースがあります。

いわば、Twitter版スカウトです。

手軽に多くの人に発信でき、より自社にマッチした人材を探しやすいというのが、企業にとってのSNS利用のメリットでしょう。

また、SNSでのスカウトは費用がかからない点も、企業が利用する理由として考えられます。

ベンチャー企業のほうでエンジニアを募集するツイートが上げられていることもあります。気になる企業の求人がツイートされる可能性もありますので、自分でも検索し、積極的にアプローチしましょう。

エンジニア関係の知人や友人に聞く

身近にエンジニア関係で働いている知人や友人がいる場合は、実情を聞いてみるのも良いでしょう。ネットの情報だけでは得ることはできない、現場のリアルな声を聞くことができます。

社内外の信頼できる方から人材を紹介してもらう採用手法に「リファラル採用」と呼れ、採用にかけるコストを削減できることから、スタートアップ企業やベンチャー企業の採用活動に取り入れられている手法です。

エンジニア関係の知人や友人に話を聞くことは、仕事内容や環境ついて知ることができるだけでなく、人事担当者へと紹介してもらい、転職を成功させるチャンスにつながる可能性もあります。

前職関係者へのアプローチはトラブルの原因となるケースもあるため、注意が必要です。

ベンチャーエンジニアにおすすめ転職サイトの選び方

転職サイトは数多くあるため、サイト選びにも時間がかかってしまいます。

効率よくベンチャーエンジニアへの転職活動をするためにも、以下のような転職サイトを選ぶと良いでしょう。

・ベンチャー求人が多い転職サイトを選ぶ
・ベンチャー特化の転職サイトを選ぶ
・エージェント機能がある転職サイトを選ぶ

ベンチャー求人が多い転職サイトを選ぶ

条件に見合った企業を見つけるためには、ベンチャー企業の求人が多い転職サイトを選びましょう。とはいえ、ベンチャー企業の求人は、サービス業や営業職などに比べて少ないのが現状です。

そのため、まずは求人保有数が多い総合転職サイトを利用すると良いでしょう。たとえば、リクルートエージェントやリクナビNEXTなどが、公開求人数の最大規模を誇る転職サイトです。

数ある求人の中から、ベンチャー企業の求人を絞ります。スタートアップを扱う求人は少ないものの、大手企業が立ち上げた新規ベンチャーなどの求人に出会える可能性が高まるでしょう。

ベンチャー特化の転職サイトを選ぶ

転職サイトには、ベンチャー企業に特化した転職サイトもあります。ビズリーチやアマテラスなどは、ベンチャー企業やスタートアップに強い転職サイトです。

ベンチャー企業は、大手企業と比べてまだまだ成長過程にあることから、企業の情報や実績が少なく、求人が見つかりにくい傾向にあります.

ベンチャー企業の求人を中心に扱うベンチャー特化の転職サイトなら、大手の転職サイトには掲載されていない企業にも出会える確率が高まります。

社員にインタビューをおこなっているサイトもあり、事前に社風や雰囲気を確認できるため、ミスマッチの少ない転職を目指せるでしょう。

エージェント機能がある転職サイトを選ぶ

転職サイトは、自分で気になる求人案件探し、自分で応募するサービスです。ですが、転職サイトの中には、キャリアアドバイザーがエージェント機能を持ったサイトもあります。転職サイトと転職エージェント、両方の機能を持ち合わせている代表的な転職サイトがdodaです。

まずは自分で求人を検索し、必要に応じてキャリアアドバイザーのサポートを受けることが可能です。転職エージェントに登録すべきかを悩んでいる方は、エージェント機能がある転職サイトを選んでみてはいかがでしょうか。

エンジニア転職|注意するべきベンチャー企業の求人の特徴

エンジニアとして転職を考えたとき、独自のビジネスや新しいビジネスをどんどん生み出すベンチャー企業はどこも魅力的に映るかもしれません。しかし転職先にベンチャー企業を選ぶなら注意しておきたい点があります。

以下のような求人へ応募する際は、十分注意しましょう。

  • 給料がかなり高い
  • 採用人数が多数
  • 試用期間が長い
  • 常に募集されている

給料がかなり高い

他のベンチャー企業に比べて、給料が極端に高い場合には注意が必要です。

魅力的な金額の提示は、「とにかく転職希望者を集めたい」とも考えられます。

実はエンジニアとしての仕事のほかに、担当しなければならない業務がたくさんあるのかもしれません。残業代が含まれている可能性もあります。

あまりに給与が高い場合は、こうした「ほかの企業と同じ相場では求職者が集まりにくい」条件が隠れていないか確認するようにしてください。

転職エージェントを活用している場合は、アドバイザーに実際の内情を知ることはできないか積極的に聞いてみるようにしましょう。

採用人数が多数

採用人数が多いベンチャー企業求人も要注意です。

例えば、従業員30人のベンチャー企業で、募集人数が10人だった場合、どう感じるでしょうか。

これから新しい事業を立ち上げようとしているのかもしれませんし、部署を増やし、業務フローの効率化を目指しているのかもしれません。

これならばチャンスといえますが、多すぎる募集の場合「離職率の高い」ベンチャー企業という可能性もあります。

よほど明確な理由がない限り、社内に何かしらの問題を抱えている可能性があるので、応募は控えるのが賢明です。

試用期間が長い

試用期間が長いベンチャー企業の求人にも気をつけましょう。

試用期間中は、いわゆる「お試し期間」です。そのため、本来支払うべき給与より低い金額を設定する企業も少なくありません。

「試用期間中は、月給18万円。期間終了後は、月給20万円になります」といった具合です。

通常使用期間は1~3ヶ月程度です。もちろん職種にもよりますが、他のと比べてあまりにも長いようであれば注意が必要です。

試用期間が長ければ、企業はその間安い賃金で雇うことができます。十分に戦力になっているにもかかわらず、試用期間が長いために安い給与のままで働くことになれば納得がいかないでしょう。

試用期間が終われば何かしらの理由をつけて解雇する可能性も考えられます。

試用期間が他と比べて長すぎるという場合は、なぜそんなに長いのか問い合わせてみましょう。明確な回答が得られない場合は、応募を控えた方がよいかもしれません。

常に募集されている

常に求人がかけられているベンチャー企業も、注意すべき企業といえます。

例えば以下のような理由がある場合、退職する社員があとをたたないため、常に募集がかけられている可能性があります。

退職者が多いベンチャー企業の例
  • 人間関係が悪い
  • 雰囲気が悪い
  • 経営者がワンマン
  • 業務量が多すぎる
  • 条件や待遇面がよくない

急成長中のベンチャー企業の場合、ある程度の残業や、業務量の多さはやむを得ないこともあるでしょう。しかし度を超していると、我慢して働くにも限界があります。

求人を探している中で、「前にも見た」「いつ見ても募集している気がする」ベンチャー企業の求人に出会った際は、安易に応募せず内容をよく確かめましょう。

ベンチャー企業にエンジニア転職するメリット

ベンチャー企業への転職は、幅広い仕事を経験できる、実績に応じて評価されやすい、経営者との距離が近いといったメリットがあります。それぞれ詳しくご紹介します。

幅広い仕事を経験できる

幅広い仕事を経験できるのはベンチャー企業へ転職する一番のメリットです。

例えば大企業の場合、「総務部」と「人事部」といった具合に、分業体制が敷かれています。

一方、ベンチャー企業は、少ない人数で会社運営を行うことも多いため、人事と総務の仕事内容を兼任するなど複数の部署の仕事を抱えることも珍しくないのです。

同じようにエンジニア職でも、本来担当するエンジニア案件だけではなく、営業やマーケティングといった異なる領域も兼ねて業務が行われることも珍しくありません。

こうしたことは、まさにベンチャー特有ともいえる形態で、自走力や柔軟性などが要求されます。

また、ベンチャー企業では個人の裁量権も大きく、決断力や自主性も必要とされます。

一人ひとりが受け持つ仕事の領域が明確に区別されているわけではなく、さまざまな仕事が経験でき、それに対して意思決定をしていくことは自分の成長にもつながります。こうした点が、ベンチャー企業に転職するメリットといえます。

実績に応じて評価される

ベンチャー企業では年齢に関係なく、実績をあげれば評価されやすい傾向があります。また、良い意見や提案も評価される雰囲気があります。

年功序列の企業では、年齢が若い人は仕事で成果を出してもそれに見合うだけの評価がされにくい側面がありますから、自分の意見を伝えたい、もっと工夫できることを提案したいと考えているならベンチャー企業は活躍できる可能性の高い職場と言えるでしょう。

ベンチャー企業は、個人の能力や実績を重視した評価制度を取り入れている企業が多い傾向です。

実績を出せば出すほど、それに応じて昇進・昇給のチャンスがあるところが、ベンチャー企業に転職するメリットです。

経営者との距離が近い

経営者との距離が近いのも、ベンチャー企業ならではの特徴です。

大企業や規模の大きい企業では、社員が社長や経営陣と直接話す機会はあまりありません。

ベンチャー企業は、社員が少なく事業規模もそれほど大きくないため、社長や役員との距離が近く、社長に直接提案をしたり、疑問をぶつけたりすることができます。

それを受け入れる風通しの良さも、ベンチャー企業の利点なのです。

例えば社内システムの構築などでは、経営陣と直接方向性の確認ができたり、エンジニアとして直接自分の意見を伝えられるため具体的な部分に落とし込んで話をまとめていくことができます。直接話を進められるため、開発すべきシステムの方向性にブレも生じにくくなるでしょう。

社長との距離が近いことで、経営者の視点や思考を学ぶこともできるため、自分の成長につながるというメリットもあります。

企業の成長に携われる達成感

ベンチャー企業はこれからさらに大きく発展する可能性のある企業です。新たな事業やシステムの開発を一から目の当たりにしながら、それに携わっていけることはベンチャー企業ならではの楽しさでもあります。良い結果につながれば達成感も得られるでしょう。

新しいサービスを提案する企画立案からエンジニアが携われる可能性があるのも、ベンチャー企業ならではです。

企業と一緒に成長したい、企業の成長に貢献したいと考えているエンジニアにとってベンチャー企業はやりがいを感じる職場と言えます。

会社のフェーズによっては大企業と変わらない場合も

ベンチャー企業の中には、成長を遂げ、大企業とそぐわない規模のメガベンチャーと呼ばれる企業もあります。社員数も数百人規模となり、ブランドが確立されていたり、社内マニュアルも整備されていたり、福利厚生も整っていたりします。

ベンチャー企業ほどでないものの、裁量権があり、自由度の高さも保っているため、安定と挑戦をバランス良く保ちながら働きたいエンジニアには向いているでしょう。

性別
年齢
エンジニア
経験
職種

ベンチャー企業にエンジニア転職するデメリット

ベンチャー企業に転職するデメリットには、福利厚生や研修制度が整っていなかったり、給与が下がってしまったりする可能性があげられます。

また、社員同士の距離が近いぶん、社長や役員との相性が悪ければ余計に居心地の悪さを感じやすい点もベンチャー企業のデメリットです。

福利厚生や研修制度が整っていない可能性がある

ベンチャー企業は、福利厚生や研修制度が整っていない可能性があります。

ベンチャー企業は、設立してから間もない企業のため、給与や福利厚生の体制がまだ不安定といえます。

ノウハウが培われていないということも考えられますし、人件費や研修制度にかけるコストを抑えたいと考えている企業もあるでしょう。

その結果、福利厚生や待遇面が低く、研修制度が整っていない傾向があるのです。

企業の成長に伴い、福利厚生や社内制度は改善されていきますが、ベンチャー企業への転職は、自主的に学ぶ姿勢が重要といえるでしょう。

今より給与が下がるケースがある

ベンチャー企業にエンジニア転職する場合、今より給与が下がるリスクを想定しておかなければならない点もデメリットでしょう。

ベンチャー企業は、成果次第では評価をしてもらえ、昇給も期待できますが、そもそもの基本給が一般的に低い傾向にあります。

ボーナスがない、といった企業も珍しくありません。

これまで複数年勤務して、ある程度の給与を得ていたのであれば、転職後に給与が下がる可能性がある点はデメリットといえるでしょう。

社長や社員との相性が悪いと居心地が悪い

社長や役員との相性が悪いと、居心地まで悪くなるのは、社員同士の距離が近いベンチャー企業のデメリットでもあります。

ベンチャー企業は、社長の考えや行動が社員に大きな影響を与えやすい側面があります。自らが起業し、率先して社員を引っ張ってきた背景があるわけですから、当たり前といえるでしょう。

しかしその分、社長の考えやビジョンに共感できない、相性が悪いと感じてしまえば居心地が悪くなってしまいかねません。

ベンチャー企業は社長との距離感が近いため、転職を検討する際は、公式サイトやSNSなどから、「社長はどういう考え方の人なのか」を確認してみましょう。

また、直接経営陣にアプローチできる転職サイトの活用や、転職フェアなどに参加して自身の目でどんな考えを持った社長がいるベンチャー企業なのか見極めることも大切です。

ベンチャー企業に向いているエンジニアの特徴

ベンチャー企業によって求められるスキルは異なりますが、ベンチャー企業に向いているエンジニアには共通する特徴があります。

ここでは、ベンチャー企業に向いているエンジニアの特徴を紹介します。これらの特徴が自身の性格にマッチしない場合、ベンチャー企業以外への転職も検討した方が良いでしょう。

向上心が高い

ベンチャー企業は、若くして裁量権が得られることから、責任のある大きな仕事を任せること珍しくありません。設立から間がないベンチャー企業では、前例のない仕事も多く、自らルールを作ることもあるでしょう。

そのため、上司からの指示を待つのではなく、自ら行動できる向上心の高さが求められます。

インフラエンジニアのように、マニュアル通りに正確な仕事をこないたい方には、ベンチャー企業は向かないといえるでしょう

コミュニケーション力が高い

ベンチャー企業は、少ない人員で多くの仕事に取り組むため、個人のチーム力が求められます。社内だけでなく、クライアントなどの社外の方とも積極的に関わり、良好な人間関係を構築しなければなりません。

このようなことから、コミュニケーション力の高い方は、ベンチャー企業のエンジニアとして活躍できる人材です。

一人で黙々と作業したい方や人付き合いが苦手な方は、ベンチャー企業には不向きといえるでしょう。

変化に柔軟に対応できる

ベンチャー企業は、成長過程の企業です。良くも悪くも、会社の方針や環境は変化することが予測されます。そのため、変化に柔軟な対応できる方でなければ、ベンチャー企業でエンジニアの仕事を続けていくことは難しいでしょう。

これまで身につけてきたスキルや知識に固執していては、変化への対応はできません。自発的に常に新しい知識を取り入れ、変化に対応する柔軟な姿も持つことが大切です。

将来独立を考えている

「将来独立するために経験を積みたい」と考えている方も、ベンチャー企業に向いています。

大手企業で働くエンジニアは、経営者と接点がないため、経営についてのノウハウを学ぶ機会はほとんどありません。一方、ベンチャー企業は、経営者との距離が近いため、経営者の視点や起業のノウハウやを学ぶことができ、将来の独立に役立てることができます。

独立して事業を成功させることは、決して容易ではありません。 軌道に乗るまでは赤字が続いたり、顧客の開拓が難しかったり、さまざまな苦労が伴います。起業の大変さを知ることも、将来の独立に役立つでしょう。

ベンチャー企業へのエンジニア転職を成功させるコツ

誰でも転職は、失敗したくないものです。

以下のコツを押さえて、転職を有利に進めましょう。

  • 情報収集は幅広く行う
  • スキルを身につける
  • 転職エージェントを利用する

情報収集は幅広く行う

情報収集は幅広く行いましょう。

転職サイトや転職エージェントを広く活用し、さらにTwitterやFacebookといったSNSへ支店を広げて情報収集を行うことが、良い転職先を見つけるコツです。

気になるベンチャー企業で実際に働いている社員とつながりを持つのも、一つの手段でしょう。会社の社風や、社長の人柄などを教えてもらえるかもしれません。

多方面からベンチャー企業の情報を集めましょう。

スキルを身につける

スキルを身につけるのも有効です。

ベンチャー企業は、社員が少ないため即戦力が求められるケースが多く見られます。

エンジニアスキルだけでなく、営業スキルやマーケティングスキル、コミュニケーションスキルなどを身につけるのも転職を成功させる一つの方法です。

複数の業務を掛け持つことのあるベンチャー企業にとって、スキルがたくさんあり、さまざまポジションをこなせる人材はとても魅力的です。

エンジニアとしてスキルを高めることも大切ですが、ベンチャー企業に転職を考えるならさまざまなスキルを身につけ、ほかの求職者との差別化をはかるのも有効な手段なのです。

転職サイトや転職エージェントを利用する

ベンチャー企業への転職を成功させるためには、転職サイトや転職エージェントの利用がおすすめです。

特に転職エージェントを利用すれば、転職にかかわるあらゆる面で転職のプロによるサポートが受けられます。

転職先の詳しい情報がわかる

応募の際に必要な書類の添削、面接対策をはじめ、転職エージェントによっては、「職場の雰囲気」や「離職率」「人間関係」など、求人情報に記載されない内部の情報を教えてもらえる可能性があります。

転職エージェントと求職先企業のつながりやヒヤリングにより情報収集しているもので、実際に入社してから「思っていたイメージと全然違う」などのミスマッチを防ぐために役立っています。

実は残業が多かった、有休を取りにくい環境だったなど、いわゆるブラック企業でないかどうかを確認するためにも役立ちます。

転職エージェントで、内部事情を確認できるようなら積極的に質問するようにしましょう。

非公開求人を紹介してもらえる

転職エージェントは特有の非公開求人保有している場合があります。非公開求人はよりマッチした人の中から選考したい、条件がよく応募が殺到しないようにしたい、新規プロジェクトで求人していることを他者に知られたくない、などの理由から非公開にしているものです。

必要とされるスキルレベル高区なることもありますが、公開されているものと比べて条件がよいものも多く、こうした求人を知れる点でも転職エージェント利用するメリットはあるでしょう。

転職サイトやエージェントの特徴を活用して自分にあった転職活動ができる

転職サイトや転職エージェントは、それぞれ特徴的なサービスを展開しています。

経営陣とのカジュアル面談ができたり、社風から企業を選べるようになっていたりと、スカウトを受けられたりと、どの転職サイトや転職エージェントを選ぶかで、転職先とのマッチングの仕方も変わってきます。

従来通り、書類選考、面接とすすむのではなく、自分らしさをもっとアピールできる転職活動がしたい、これまでの経験を評価してもらいスカウトを受けたいなど、自分にあった転職方法を模索できます。

複数利用でより良い条件の求人に出会える可能性もUP

求人を少しでも多く見られる点で見ても、転職サイトと転職エージェントの両方をうまく活用するのは転職活動を有利にすすめるコツです。

初めから一つのサイトに絞るのではなく、複数を併用して多くの情報を得ましょう。

まとめ

ベンチャー企業への転職は、幅広い経験ができ、スキルアップにつながるメリットがあります。エンジニア経験やスキルのある方は即戦力となり、活躍できるでしょう。

一方で、注意するべき求人も存在します。企業求人を見極めるには、転職エージェントから内部情報を教えてもらうのが得策です。

転職サイト・転職エージェントを利用し、自分に合ったベンチャー企業を見つけましょう。

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株式会社アシロ

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転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。