「プログラミングスクール選びで失敗したくない」
「色んなスクールがあって、どれがいいのか分からない」
結論、自分にあったプログラミングスクールを選ぶためには「自分で情報収集する」「プログラミングスクールを通う目的を明確にする」ことが重要です。
スクールの知名度や入会キャンペーンなどの理由でスクールを選んでしまうと、失敗する可能性が高くなってしまいます。
スクールに通えば、必ずエンジニアとして活躍できるようになるわけではありません。
スクールに通う前に、どのようなポイントでスクールを選べばいいのか事前に理解しておきましょう。

プログラミングスクールで失敗する8つの理由

本章ではプログラミングスクールに失敗する理由を8点紹介します。
- スクールに通えば、スキルが身につくと思っていた
- スクールに通う目的が不明確だった
- 必要な学習時間を確保できなかった
- インプットがメインだった
- 講師に質問できなかった
- カリキュラムが古かった
- 学習スタイルが合わなかった
- まともな転職サポートを受けられなかった
スクールに通えば、スキルが身につくと思っていた
「スクールに通えば自ずとスキルが身につく」という他力本願の考え方でいると、プログラミングスクールに通っても、スキルや経験が身につかない可能性があります。
プログラミングスクールは、あくまでもプログラミングの知識を教えてくれる場所であり、学ぶのはスクールに通う本人です。
プログラミングスクールに通っただけでは、スキルが身につくわけではありません。スクールで学習した後に、自分で復習をしたり、プログラムを自分で書いてみたりすることが重要です。
スクールで学んだ内容をアウトプットすることで、自分の理解度を深めることも必要です。
さらに、プログラミングは常に進化し続ける分野であるため、スクールを卒業した後も自己学習を続けることが求められます。
スクールに通えば、「エンジニアとして転職できる」「プログラミング学習の知識がつく」と考えるのは失敗する大きな要因になりかねないので、気をつけましょう。
スクールに通う目的が不明確だった
プログラミングスクールに通う目的が明確でないと、失敗する可能性が高まります。
具体的な目的を持たずに通ってしまうと、モチベーションを維持できなかったり、自身のキャリアに合わないカリキュラムに不満を感じたりすることがあります。
プログラミングスクールは転職や副業、フリーランスなど目的に合わせたサービスを展開しています。
そのため、スクールに通う前に自身の目標や通う理由を明確にしましょう。
必要な学習時間を確保できなかった
働きながらプログラミングスクールに通うか検討している人は、学習時間を確保できるか、確認しておきましょう。
未経験から現場で活躍できるエンジニアになるために必要な時間は1,000時間といわれています。
平日本業が忙しすぎて、勉強時間を確保できない方は、効率的に学習を進めることができません。
プログラミング学習やエンジニアとして転職するために必要な時間を事前に計画して、準備をすることが重要です。
インプットがメインだった
なかには授業や教材がインプットに偏っており、実践的なプロジェクトやアウトプットの機会が少ないスクールもあります。
座学だけではなかなか知識や経験を身につけることはできません。
理解度を深めるためには、実際に自身で手を動かしてプログラムを書くことが重要です。
そのため、プログラミングスクールを選ぶときは、アウトプットできるカリキュラムになっているのか、スクールの学習プログラムを確認しておきましょう。
講師に質問できなかった
これからプログラミング学習をする人にとって、分からないことがすぐ解決できるかは学習を継続するために非常に大切です。
分からないことを聞けないスクールでは、プログラミング学習を理解が深まらず、挫折する可能性があります。
プログラミング学習で挫折している方の多くは、分からないことが自分一人で解決できずに悩んでいる方が多いです。
プログラミングスクールに通うのであれば、講師にすぐ質問できる環境を選ぶようにしましょう。
カリキュラムが古かった
プログラミングの技術やツールは常に進化しており、時代の変化に合わせて更新されていないカリキュラムで学んだとしても、エンジニアとして転職できない可能性があります。
例えば、ChatGPTなどのAIツールを活用したカリキュラムであれば、トレンドを抑えたノウハウやスキルを学習できるでしょう。
スクールのカリキュラムの内容やアップデートの頻度について事前に調査することが重要です。
また特定のジャンルや最新トレンドについて学びたいことがある場合は、カウンセリング等で事前に確認しておくことをおすすめします。
学習スタイルが合わなかった
自分にあったスタイルでプログラミング学習できるかは確認しておきましょう。
とくに働きながらプログラミング学習したい方は、サポートの対応時間や授業の時間をチェックしておくことが必要です。
またチャットやオンライン通話などオンラインでのサポートはスクールごとに異なります。
自身の学習スタイルやペースに合っているのか、しっかり確認したうえでスクールを選ぶことが重要です。
まともな転職サポートを受けられなかった
プログラミングスクールに通って転職やキャリアアップしたい方は、転職サポートを受けられるかは確認しておきましょう。スクールによっては転職支援が不十分であったり、求人情報の提供や面接対策のサポートがなかったりすることがあります。
特定の企業にしか転職支援してくれないスクールもなかにはあります。
口コミや評判、公式サイトなどを確認して、あなたが働きたい企業への転職実績があるか、転職サポートが充実しているかを確認しましょう。
失敗しないプログラミングスクールの選び方

プログラミングスクールを選ぶ際には、以下のポイントに注目することが重要です。
「通ってから思っていたのと違った」という失敗をしないためにも、以下のポイントに注目しましょう。
- スクールに通う目的と合っているか
- 学べる言語やスキルが充実しているか
- 疑問をすぐ質問できる環境があるか
- 転職支援が充実しているか
スクールに通う目的と合っているか
プログラミングスクールに通う目的と合致したスクールを選びましょう。
エンジニア転職向け、フリーランス向けのようにプログラミングスクールは対象者それぞれに合わせたサービスを展開しています。
あなたがプログラミングスクールを卒業した後の未来像を達成できるスクールを選ぶことが大切です。
まだどのスクールに通えばいいか迷っている方は、自身のキャリア目標や学びたいスキルを明確にしましょう。
また、スクールの無料カウンセリングで相談するのもおすすめの方法です。
学べる言語やスキルが充実している
スクールのカリキュラムが、学びたい言語やスキルが充実しているかを確認しましょう。
なりたい職種は以下のように、学ぶべき言語は異なります。
職種 | 言語 |
---|---|
Web系プログラマー | PHP、JavaScript、Ruby、Java |
組み込み系プログラマー | Java、C、C++ |
オープン系プログラマー | Java、C++ |
また学習していく中で別の言語に興味が湧く可能性もあります。
そのため、自分が学びたい言語以外にも、様々な言語に対応しているスクールを選ぶのがおすすめです。
自身が学びたい領域や将来のキャリアに必要なスキルを網羅したカリキュラムがあるかを確認しましょう。
疑問をすぐ質問できる環境がある
講師や教員への質問や相談がしやすい環境かどうかは必ず確認しましょう。
プログラミング学習していくうえで、疑問や理解できない点をいかに早く解消できるかが、継続するコツとなります。
講師のサポート体制、質問や相談に応じる環境が整っているかを確認しましょう。
転職支援が充実しているか
転職や就職のサポートが充実しているかはスクールを選ぶうえで確認しましょう。
求人情報の紹介や面接対策、ポートフォリオの支援など、転職をサポートしてくれるスクールを選ぶことが大切です。
口コミやSNSでの評判はもちろん、無料カウンセリングを受けた際に、卒業生が転職した企業を聞いておくと安心できるでしょう。
プログラミングスクールに向いていない人の特徴

プログラミングスクールに通って継続して学習するためには、自ら進んで学習をすることが求められます。
以下の特徴に当てはまる方はプログラミングスクールに向いていない可能性があります。
それぞれ詳しく解説します。
- 自分で調べずにすぐに人に頼る人
- 新しい知識を学び続けるのが苦手な人
- スクールに通う理由が特にない人
自分で調べずにすぐに人に頼る人
プログラミング学習を進めていくうえで、自分自身で物事を学習することが大切です。
課題に直面した際に、原因を自分で考えずに、困ったときにすぐに他人に頼ってしまう人は、プログラミングスクールに向いていないと言えます。
まだプログラミング学習を始めたばかりの方は仕方のないことかもしれません。
しかし、ある程度知識がついた段階でも、周りに頼っているとなかなかエンジニアとして必要な問題解決能力が身に付きません。
エンジニアとして働くためには、バグやエラーは日常茶飯事に起きます。そのたびに周りに原因を確認していては、活躍できるエンジニアにはなれないでしょう。
自ら調べて学習をして、自己解決能力を高める姿勢がエンジニアとって重要です。
新しい知識を学び続けるのが苦手な人
プログラミングは日々進化している分野であり、新しい技術やツールが続々と登場しています。
つまり、求められるスキルが変わるため、学習を続ける必要があります。
プログラミングスクールに向いている人は、新しい知識に対して興味や関心を持ち、常に学び続ける姿勢を持っています。
スクールに通う理由が特にない人
プログラミングスクールにはエンジニアとして働くための学習環境やサポートが整っていますが、スクールを利用する明確な目的や動機がない人は、なかなか通っても効率的に学習を進められません。
「エンジニアは需要があるから」「稼ぐ力をつけたいから」
このような考え方では、スクールに通っても学習を継続できないでしょう。
プログラミングスクールに通う前に、自身の目標や動機を明確にすることが必要です。
プログラミングスクールに失敗しないための2つの対策

プログラミングスクール選びに失敗しないためには、以下の対策をしましょう。
- まず自分で勉強してみる
- スクール卒業のキャリアを明確にする
まず自分で勉強してみる
スクールに通う前に、プログラミング学習してみましょう。
必ずしも全員にプログラミングがあっているとは限りません。スクールに通ってからプログラミングが合わないとなってしまうと、高額な受講料が無駄になりかねません。
「Progate」などの学習サービスを利用して、あなた自身がプログラミング学習に向いているのか確認しておきましょう。
基礎的な知識を事前に身につけておくことで、Web開発からアプリ開発や機械学習など興味のあるジャンルを先に見つけておくだけでも、通ってからのギャップを減らすことができます。
スクール卒業のキャリアを明確にする
続いて、明確にしておきたいのが、スクール卒業後のキャリアです。
自身がどのような職種や業界に就きたいのか、どのようなスキルを身につけたいのかを明確にしておくことで、選ぶべきプログラミングスクールが明確になります。
例えば、フリーランスとして働きたい方は、フリーランス向けのサービスを展開している「TECHI.S.」がおすすめです。
今後のなりたいキャリアから逆算して、プログラミングスクールを選ぶことが重要です。
プログラミングスクール選びに失敗したくない人におすすめ4選
本章ではプログラミングスクールで失敗したくない人におすすめのスクールを4選紹介します。
RUNTEQ

- 特徴① 未経験からエンジニア転職を狙える
- 特徴② 充実した就職サポート
- 特徴③ 1,000時間の学習モデル
RUNTEQは1,000時間の圧倒的な学習時間を通じて、ハイレベルなスキルを身につけることができるのが特徴のプログラミングスクールです。
またRUNTEQはキャリアアドバイザーの就職サポートも充実しており、受講生の98%がWeb系開発企業から内定を得ています。
就職時に必要となる履歴書や職務経歴書の作成、面接対策などのサポートはもちろん対応しています。
また、オンラインコミュニティで受講生同士高め合いながらプログラミング学習することができます。
完全オンラインのプログラミングスクールでは孤独を感じやすいケースもありますが、RUNTEQのコミュニティであれば、挫折せずに学習を継続できるでしょう。
サービス名 | RUNTEQ |
運営会社 | 株式会社スタートアップテクノロジー |
おすすめポイント |
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対応地域 |
オンライン
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公式サイト |
COACHTECH
- 特徴① フリーランスとして活躍するためのノウハウを学べる
- 特徴② 実際の案件開発を担当できる
- 特徴③ Webアプリ開発に特化
COACHTECHはオンライン完結型のプログラミングスクールです。
「フリーランス」に特化しており、個人として活躍していきたい人におすすめです。またフリーランスとして活動するために必要な案件を在学中に担当することができます。
スキルや知識をスクールで身につけることはできても、案件を獲得する経験はなかなかできませんでした。
報酬をもらいながら、フリーランスエンジニアとして必要なスキルを身につけることができるのは、COACHTECHの魅力の1つです。
サービス名 | COACHTECH |
運営会社 | 株式会社estra |
おすすめポイント |
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対応地域 |
オンライン
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公式サイト |
TECH I.S.

- 特徴① 自立を前提とした教育サポート
- 特徴② わからないことは5分で解決
- 特徴③ 半年間の就職・転職サポート
TECHI.S.は「あなたに寄り添うプログラミングスクール」というコンセプトのプログラミングスクールです。
初めてプログラミング学習する方向けのスクールで、学習期間とキャリアサポートそれぞれ半年間サポートしてくれます。
現役のWebエンジニアから直接学ぶことができるうえに、エンジニアとして就職・転職するためにサポートしてくれます。
初めてプログラミング学習する方でエンジニアとして転職したい方にとっておすすめできるプログラミングスクールです。
サービス名 | TECH I.S. |
運営会社 | 株式会社テックアイエス |
おすすめポイント |
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対応地域 |
オンライン、
愛媛、広島、名古屋、島根
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公式サイト | https://techis.jp/ |
キャリスタカレッジ

- 特徴① 未経験からITエンジニアを目指せる
- 特徴② 2週間でエンジニアとしての基礎知識が身につく
- 特徴③ 就職まで無料サポート
キャリスタカレッジは、未経験からITエンジニアになるためのスクールから就職サポートまでしてくれるサービスです。
「スキルや資格がないから、正社員になれるのだろうか」と思っている方こそ、キャリスタカレッジでITの知識をつけながら、手に職がつくエンジニアを目指すのがおすすめです。
キャリスタカレッジでは、エンジニアとしての基礎学習から就職までトータルでサポートしてくれます。
マンツーマンでサポートしてくれるので、継続できるか不安な方でも、安心して学習できます。
サービス名 | キャリスタカレッジ |
運営会社 | キャリアスタート株式会社 |
おすすめポイント |
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対応地域 |
オンライン
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公式サイト |
プログラミングスクールで失敗しないためには情報収集が大事

プログラミングスクール選びで失敗する理由は以下のとおりです。
- スクールに通えば、スキルが身につくと思っていた
- スクールに通う目的が不明確だった
- 必要な学習時間を確保できなかった
- インプットがメインだった
- 講師に質問できなかった
- カリキュラムが古かった
- 学習スタイルが合わなかった
- まともな転職サポートを受けられなかった
失敗する多くの理由が、事前にプログラミングスクールに通う理由や求める条件を分析できていないことです。