エンジニアが副業で収入を得る方法をわかりやすく解説!フリーランスとして案件を受任する方法

エンジニア 副業
           
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エンジニアが副業で収入を得る方法
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副業で収入を増やしたいと考えるエンジニアの方は少なくありません。

実際に、大手転職サイトdodaを運営するパーソルキャリア株式会社が行なったアンケートからは、現役エンジニアのおおよそ6割が副業にポジティブであることが伺えます。

エンジニア 副業をしている方の割合

引用:IT・機電エンジニアの人材派遣ならパーソルテクノロジースタッフ

しかし、副業を行うには会社の規定や私生活の時間を考慮する必要が生じるため、開始のハードルが高いと感じられることが一般的です。

また、副業を始めることに躊躇している方の中には、副業のノウハウがわからなかったり、スキルに自信がなかったりする場合もあるかもしれません。

一方で、経済産業省が行なった調査によると、IT業界の人材不足が指摘されており、2030年までにIT業界の人材需要は伸びていく見込みであると報告されています。

厚生労働省からは副業を促す旨のガイドラインが提示されました。これらのことから、将来的に副業に関する規制が緩和され、一定のスキルや知識を持ったエンジニアが副業で活躍しやすくなると推測できるでしょう。

エンジニアとしての副業スキルが高まることによって、月収100万という高収入を得ることやフリーランスで仕事を得ることが可能になるかもしれません。副業開始のチャンスが巡りやすくなると予想される今だからこそ、受注方法や報酬などの副業に関する基本的な知識を把握しておくべきでしょう。

この記事では、エンジニアが副業の環境を整える方法から、フリーランスとして活躍する方法までを解説します。副業の報酬相場についても詳しく紹介しますので、副業に興味のあるエンジニアの方は参考にしてください。

参考:
IT 人材需給に関する調査|経済産業省
副業・兼業の促進に関するガイドライン|厚生労働省

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目次

報酬はいくら?エンジニアにおすすめの副業6選

エンジニアの方に向いている副業について解説します。

希望形態 副業のタイプ
報酬をすぐに得たい 業務委託にて単発でWEB開発やシステム開発などを受任する
長期的に仕事をしたい ご自身でブログを運営する、技術系ライターとして案件を受ける
スキルアップに繋げたい フリーランスエージェントを活用してシステム構築や設定などの継続案件を受任する

なお、おすすめする副業の基準として、「ライフワークバランスを崩さない業務が中心であること」「エンジニアとしての能力を活かせる業務であること」を考慮しています。

【関連記事】フリーランスエンジニアは年収どのくらい稼げる?年収をアップさせるコツ

委任契約タイプの副業案件

業務委託とは、発注者であるクライアントから委託された業務に携わる副業のことです。業務単位で案件を受任するため、クライアントとの雇用契約はありません。

業務委託は委任契約と請負契約の2種類に分類されることが通常です。委任契約は業務を行うこと自体が要求されることに対して、請負契約は成果物の納品を要求されます。当項目の業務委任タイプは委任契約に該当します。

案件によって契約内容が異なることもあるので、クライアントと事前に擦り合わせを行うことが必要でしょう。

また、委任契約は発注者が受注者に「業務を行うこと」を委託するシステムのため、納品物の完成やクオリティについて約束はしないことが一般的です。

発注側にとっては依頼したものが完成しないリスクがありますが、受注者にとってはリスクの少ない安全な契約と言えるでしょう。

業務内容として、フロントエンド開発の設計や実装、既存システムの改善などがあげられます。案件によってはプロダクトマネージャーとして上流工程を担当する場合もあります。

また、大手業務委託案件紹介サイトのレバテックフリーランスによると、単価の相場は使用言語や実務年数、職種によって異なるようです。例えば、Javaの平均単価は68万円、PHPの平均単価は72万円とされています。

単価相場 _ ITフリーエンジニアのための【レバテックフリーランス】

引用: 単価相場 _ ITフリーエンジニアのための【レバテックフリーランス】

通常、業務委託タイプはエンジニアとしての実務経験が必須です。

未経験者や初心者には受注できない案件が多いかもしれませんが、単価は高く設定される傾向にあります。数年の実務経験をお持ちで多く稼ぎたいという方におすすめの副業です。

メリット 年収の増額を期待できる
デメリット 仕事をご自身で獲得する必要がある
報酬 平均月単価は6080万円

参考:単価相場 _ ITフリーエンジニアのための【レバテックフリーランス】

請負契約タイプの副業案件

請負開発とは、システムやアプリの開発の成果に対して、発注者が受注者に報酬を支払うタイプの副業です。受注者は依頼されたものを納品することで報酬を得ます。

万が一、納期までに依頼品が納品されない場合には報酬が発生しません。また、納品物に不備があった際には、発注側が受注側に修正を要求することも可能です。

前項で紹介した委任契約は「仕事を行うこと」に対して契約を結ぶ仕組みであった一方、当項目の請負契約は「仕事を完了させること」に対して契約を結びます。

依頼物完成までの工程は制限されないので、責任を持ち仕事を進めたいという方におすすめです。

業務内容として、WEBアプリの実装や既存システムの機能追加、診断サービス開発などがあげられます。

メリット 年収の増額を期待できる
デメリット 仕事をご自身で獲得する必要がある
報酬 平均月単価は6080万円

※差異は契約方法であるため、前項と同様

技術系ライティングの副業案件

エンジニアとしての知識を活かし、技術系のライティング案件を受けても良いかもしれません。専門的な内容を執筆できるため、一般的なライターよりも単価は高く設定されているようです。

また、案件によっては、実務経験不問の案件も存在します。エンジニアとして勤務経験が少ない場合や独学の未経験者の場合でも、知見を活かして挑戦してみると良いでしょう。

メリット 初心者でも活動しやすい
デメリット 一度に沢山稼ぐことは難しい
報酬 1文字2円、1文字1.6円など

参考:クラウドワークス

プログラミング講師としての副業案件

プログラミング講師として案件を受ける副業も存在します。

現在では小学生でもプログラミングの教育を受けるほど、プログラミング学習の必要性が高まっています。オンライン学習を推奨する教室であれば、自宅でプログラミング講師として働くことができるでしょう。

授業のスタイルが1対1であれば、生徒とスケジュールを調整して講義日時を自由に決められます。

普段の業務とは異なる環境であるため、楽しみながら副業することが可能かもしれません。ただし、プログラミング講師は人を指導する立場になりますので、それなりのスキルが必要になるでしょう。

例えば、プログラミング講師を募集しているCodeCampでは、40分で1,800円〜と報酬が設定されています。回数を重ねて授業の質を上げることで時給アップも叶うようです。

プログラミング講師募集(副業_リモート)_CodeCamp

引用:プログラミング講師募集(副業_リモート)_CodeCamp

いつもと違った環境でプログラミングに携わりたい、人と接することが嫌いではない方にはおすすめの副業と言えるでしょう。

ご自身の知見を伝えていくことが社会貢献に繋がるかもしれません。

メリット 普段の業務と違う環境で働ける
デメリット 一定以上のスキルが必要
報酬 40分1,800円、402,800円など

参考:プログラミング講師募集(副業_リモート)_CodeCamp

個人ブログ運営の副業

個人運営のブログでアフィリエイトや広告収入を得る副業もおすすめです。

広告収入は広告がクリックされるごとに収入が発生し、アフィリエイトは商品やサービスに申し込みが入るごとに収入が発生します。

クライアントがいないため、ご自身の好きな時間に好きな方法で副業できる点が魅力と言えるでしょう。ブログの記事には自分が書きやすい、趣味や仕事に関することをテーマに選ぶとよいかもしれません。

ただし、ブログ運営で収益化を果たすにはブログを上位表示させる必要があるため、作業や考察にそれなりの時間を要します。すぐに報酬を手に入れたいという方は違う副業を選択した方がよいでしょう。

メリット ご自身のペースで進められる
デメリット 収益化までに時間がかかる
報酬 1PVあたり0.1~0.4

参考:テックキャンプ - 人生を変えるプログラミングスクール

個人によるアプリ開発の副業

ご自身でアプリやWEBサービスを開発して収益を得る副業もおすすめです。特に、本業でアプリ開発の知見がある方はチャレンジしてみる価値があるでしょう。例えば、アプリやWEBサービスの単価を低く設定していた場合でも、多くの人に購入してもらうことで大きな金額になるでしょう。

また、無料のアプリやWEBサービスには、アプリ内課金の設定や広告設置を導入することで収益化が可能です。ただし、売れなければ利益は得られませんので、事前に市場をリサーチするなどの準備が必要でしょう。

個人開発するとなると大手企業が競合になる場合もあります。競合に勝ち、売り上げを伸ばすためには、基本的な技術力だけではなく、マーケティングの知識や営業の知識を身につける必要があるかもしれません。

メリット 大ヒットすると高額な収入を得ることができる
デメリット 大手企業が競合のため挑戦が難しい
報酬 100万ダウンロード以上で500万円、10万~50万ダウンロードで20万~200万、3万~5万ダウンロードで5万円(広告収益の場合)

参考:クラウドワークス

エンジニアが副業で案件を獲得する3つの方法

エンジニアが副業のための案件を自力で獲得するためには、待っているだけでは何も始まりません。

会社のように仕事が次から次に舞い込んでくるようなストレスはない一方、何もしなければずっと何も起こらないのがフリーランスです。

エンジニアとして仕事のスキルはもちろんのこと、フリーランスとして仕事を自分で獲得していく力も必要になります。フリーランスのエンジニアが仕事を効率的に獲得する3つの方法を解説します。

1_クラウドソーシング

クラウドソーシングは、フリーランスとクライアントをつなぐためのプラットフォームです。仕事をフリーランスに外注したい企業が案件をクラウドソーシングに掲示し、フリーランスは気になった案件に応募できる仕組みです。

複数の応募がある場合には、企業がその中から選んで仕事を依頼することもあります。登録をすれば誰でも簡単に仕事を探すことできるので、まずはいくつかのクラウドソーシングサービスに登録してみるのがおすすめです。

2_エージェント

フリーランスでエンジニア案件を探すには、エージェントを利用するという方法もあります。

エージェントは企業から案件を管理し、それをフリーランスエンジニアに紹介することで仲介料を得ています。エージェントを利用することのメリットは、クライアントとの交渉を直接せずに済むことです。

クラウドソーシングを利用した場合、案件への提案、調整、交渉などをすべて自分で対応する必要があり、肝心の業務が進まないということもあり得ます。

エンジニアとしての仕事は得意だけど、価格交渉など細かいクライアントとのやり取りを苦手に感じている人は、エージェントを利用することでこのストレスを減らすことができます。

3_知り合いの紹介

エンジニアが最初の仕事を得るための方法として、知り合いの紹介はとても有効な手段といえます。

エンジニア同士で情報交換をする中で、自分のスキルを活かして仕事を受注できる可能性があるのです。依頼する側も可能であれば知り合いの信頼できるエンジニアに頼みたいと思うのは当然に心理です。

このようなチャンスを掴むためには、フリーランスとして副業を始めたことを周りに積極的に話すことが大切です。

知り合いからの仕事の受注の場合でも、トラブルのないように業務委託契約書など、明確に書面で契約を結ぶのを忘れないようにしましょう。

【関連記事】フリーランスにおすすめのエージェント17選の評判・特徴を徹底解説!

【副業】エンジニアにおすすめのエージェント2選

フリーランスエンジニアが仕事を探すためには、エージェントの利用が最も効率的です。

エージェントごとに扱う案件の種類や特徴が異なるので、自分の得意ジャンルを多く取り扱うエージェントを選ぶことで、よりチャンスを広げることができます。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、フリーランスエンジニア案件を紹介する専門のエージェントです。

業界内での認知度が高く、業界最大級の案件保有数を誇ります。レバテックフリーランスには企業から直請の案件が多く、仲介者が少ないため高単価が実現しています。

直接取引をしている企業は5,000社を超え、初めてのフリーランスとしての活動でも高単価の案件を見つけられる可能性が高いです。

また、プロが営業代行を行ってくれるため、交渉や調整に不安を感じている人でも安心して仕事を探すことができます。

新しい案件がどんどん届くので、単発の作業で終了することなく、継続して副業収入を得られる仕組みになっています。

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは、フリーランスのエンジニアが自立して仕事ができるように支援することを目的としています。

週2~3日から働くことのできる副業向けの案件も豊富で、本業と両立しながら活動できるサポートを受けることが可能です。フリーランスエンジニアのエージェントとしての支持率は1位で、初めてのフリーランスとしての活動も手厚くサポートしてくます。

独立を視野にいれて副業を始める場合は、今後どのように案件を獲得するべきかを学ぶこともできるのでとてもおすすめです。

エンジニアがフリーランスとして副業をする3つのメリット

フリーランスのITエンジニアとして副業を検討している人の中には、本業もITエンジニアという人が多いはずです。

実は、企業勤めのITエンジニアがフリーランスとしてプログラミングの仕事を受注することのメリットは収入のアップだけではありません。

1_将来的にフリーランスとして独立できる

ITエンジニアは、フリーランスとして活躍したり独立したりしやすい職種です。

スキルによっては、企業にエンジニアとして勤めるよりも収入がアップする可能性もあり、将来的に比較的自由なキャリア設計ができるという特徴があります。

しかし、どんなに優秀なITエンジニアであってもフリーランスとなると、一から自分で仕事を獲得する必要があります。

人脈を使って仕事をとり続けることができれば問題ありませんが、独立を視野に入れているのであれば「新規案件の獲得方法」を身につけておくことは重要です。フリーランスとして副業をすれば、本業の収入を維持しながら、独立したときに向けた「フリーランスのノウハウ」を学ぶことができます。

2_新しい知識・スキルが身に付けられる

フリーランスとして活動を始めることで、新しい知識を得ることができるというメリットもあります。

同じ企業に勤務し続けていると、同じような案件を継続的にこなすことになる可能性が高いです。

しかし、企業から離れて新しい仕事を受注することで、これまでとは異なるジャンルの仕事に関わることができる可能性が高まります。

本業だけでは得られなかった新しい知見を得ることで、ITエンジニアとしてのキャリアアップ・スキルアップのきっかけがつかめるかもしれません。この先のキャリアを視野に入れて行動する場合、本業だけでは身につかない自分だけの強みが手に入るチャンスも十分にあります。

3_収入がアップする

副業をする最大のメリットは、なんといっても収入がアップすることです。

本業以外に収入を得ることができれば生活に余裕ができるため、転職などで生活を大きく変えても経済的な不安を感じる必要がありません。

万が一、本業でトラブルがあったとしても、副業で稼ぐ方法があれば過度に不安を感じることなく生活ができるでしょう。

なにがあるかわからない今の時代、1つの企業に依存して生活することに不安を感じているのであれば、副業を始めることで不安を緩和するのも1つといえます。

エンジニアがフリーランスとして副業する際の注意点

ITエンジニアがフリーランスとして副業を始めるには、いくつかの注意点があります。

副業はメリットも大きく、収入アップやスキルアップにつながるチャンスがありますが、やり方を間違えるとトラブルにもなりかねません。副業を始める前に、以下の3つの点に注意しましょう。

会社が副業可能なのか確認する

副業を始める際は、現在勤めている会社に副業ができるかどうかの確認をとっておくことが大切です。

日本の伝統的な会社の中には副業を禁止しているところもあり、見つかった場合に会社からペナルティを負う可能性があります。

副業に関する会社の考え方はそれぞれなので、副業を始める前に会社のルールを確認し、正当に認められているか把握しておきましょう。隠れて副業をしていた場合、税金処理の際に結局バレることになるのでおすすめはできません。

本業が疎かにならないようにする

本業が疎かにならないように、本業と副業のバランスを保つことも大切です。副業にあまりに力を入れすぎてしまい、本業の勤務時間に疲れて集中ができなかったりミスが増えてしまったりするのはよくありません。

フリーランスとして仕事を受注するのであれば、どの程度の仕事なら自分がストレスなくこなすことができるかを見極めて受けるようにしましょう。

週にどの程度作業に当たることができるかをあらかじめ計算しておくと、仕事を受ける際にスムーズになります。

収入によっては確定申告が必要になる

副業の収入金額によっては、確定申告が必要な場合があります。

一般的に会社勤めの場合、その会社から受ける収入の税金に関する手続きは年末調整として会社が処理してくれます。

しかし、副業をしている場合は、その分の収入を合わせて計算を行う必要があるので、自分で確定申告をしなければならない可能性があります。

副業の金額が「20万円」を超えると確定申告が必要になるので、継続的に副業をする場合は税金の処理についても考えておきましょう。

まとめ

フリーランスのエンジニアとして副業をする場合、業務委託や個人での開発、プログラミング講師などさまざまな働き方があります。

まずは、なぜ副業をしたいのかを明確にし、その目的に応じて最適な方法で働き始めることが大切です。

フリーランスとして仕事を得るためには、エンジニアとしてのスキルだけではなく、案件を獲得する力も必要になります。エージェントなどのサービスを上手く活用しながら、まずは最初の案件獲得を目指してください。

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