エンジニアで年収500万円は稼げるか?年収500万が求められるエンジニアスキルや習得方法を解説

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エンジニアの平均年収は、約500万円といわれています。

「エンジニアとして日々働いているけれど、もう少し年収を上げたい」

「これから年収500万円を稼げるエンジニアを目指したい」

と思っている現役エンジニア・エンジニア志望者の方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、年収500万円を稼ぐエンジニアになるために必要なスキルを5選ご紹介します。

また、最短でエンジニアスキルを習得する方法や、年収500万円が目指せるエンジニア向け転職サイトもあわせてご紹介します。 エンジニアとしてキャリアアップを目指したい人は、ぜひ参考にしてください。

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目次

エンジニアの平均年収は約500万円

「フリーランス白書2019」によると、エンジニアの平均年収は500万円前後となっていました。

IT・エンジニアの年収は400〜600万未満が最も多く、全体の22.2%を占めており、続いて200〜400万未満が21.2%、次に600〜800万未満が18.7%となっています。

2021年の給与所得者全体の平均年収が443万円であることに比べると、IT・エンジニアの年収は比較的高めといえるでしょう。

【参考記事】
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書2019」
国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」年齢階層別の平均給与

エンジニアの年収は年齢とともに上がっていくことが多い

経済産業省の調査によると、日本のIT人材の平均年収は、年齢に比例して上がっていくことがわかります。

経済産業省「IT人材に関する各国比較調査結果報告書」

 

引用元:経済産業省「IT人材に関する各国比較調査結果報告書」(平成28年6月)

20代エンジニアの年収|平均413万円

20代エンジニアの平均年収は413万円です。

一方、国税庁の調査によると、20代前半の会社員の平均年収は249万円のため、エンジニアは比較的に高い年収が期待できると言えるでしょう。

【参考記事】国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」年齢階層別の平均給与

30代エンジニアの年収|平均526万円

30代エンジニアの年収は平均526万円と、20代の年収と比較してみると平均年収も100万円以上増えている傾向にあるようです。

一方、平均年収の最低値で約100万円、最高値で約1,250万円と幅が大きく、年収にかなり差が出ていることがわかります。

【参考記事】国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」年齢階層別の平均給与

40代エンジニアの年収|平均646万円

40代エンジニアの年収は平均646万円と、30代の平均年収に比較すると約100万円以上が増えることになります。

また、平均年収の最大値も1,750万円まで上昇しており、40代からを目途に年収全体の最低値、最大値の開きがさらに大きくなることが分かります。

【参考記事】国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」年齢階層別の平均給与

50代エンジニアの年収|平均754万円

50代エンジニアの平均年収は754万円です。50代になると平均年収の最低値、最大値の幅にも変化が見られ、100万円~2,250万円と最も差が大きくなっていることが分かります。

【参考記事】国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」年齢階層別の平均給与

フリーランスエンジニアの年収は1,000万円を超えるケースもある

フリーランスエンジニアの場合、依頼を受ける単価や対応する案件の量によっては年収1,000万円を叶えられる可能性があります。

実際に、独立行政法人情報処理推進機構が発表している「IT人材白書2016」では、「フリーランスの場合、同じ業務内容であれば会社員に比べて報酬は高く、約2倍程度であることも少なくない」という調査結果が出ていました。

【参考記事】IT人材白書2016|独立行政法人情報処理推進機構

同じ業務内容であれば、会社員に比べ報酬は高い。約2倍程度である例も少なくない。
引用元:フリーランスの年収および仕事量の傾向|独立行政法人情報処理推進機構「IT人材白書2016」

ただ、年収1,000万円を叶えるフリーランスエンジニアの割合はそこまで多くありません。

「フリーランス白書2019」では、経験年数が10年以上のエンジニアであっても1,000万円~1,200万円未満の年収を叶えている割合は4.7%という結果が出ています。

【参照記事】フリーランス白書2019|一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会

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エンジニアが年収500万を稼ぐうえで有利なスキル5選

ここまで、年代別ごとの平均年収などについて解説してきました。

この項目では、エンジニアが年収500万円を稼ぐうえで有利になる可能性の高いスキルを5つご紹介しましょう。

スキル1.需要の高いプログラミング言語が使える

年収500万円稼ぐためには、需要の高いプログラミング言語を使えることが求められます。

需要の高いプログラミング言語は求人件数も多い傾向にあるため、必要なスキルと言えるでしょう。人気のプログラミング言語には以下の5つが挙げられます。

Python

コードが簡潔であり、ソフトウェアの開発で広く使われているプログラミング言語です。

初心者でも学びやすいことから、これから始めようと思っている人におすすめのプログラミング言語です。

JavaScript

Webサイトにアニメーションなどの動きをつけることができ、動作するプログラム開発には欠かせないプログラミング言語です。

多くのWebサイトではJavaScriptで開発されていることが多く、取得しておいて損はないスキルと言えるでしょう。

C#

ゲーム開発・アプリ開発・業務システムなどに使われているプログラミング言語です。

ゲーム開発の業務や仕事に関心がある人におすすめです。

Ruby

国際的に唯一認められている、国産のプログラミング言語です。

Twitterなどの大手WebサイトもRubyを使用して作成されています。また、コードの記述量が少なく学習しやすいことも特徴の一つです。

PHP

Webサイト制作のプログラミング言語で、多く使われている言語です。WordPressに必要なスキルや知識の取得ができます。

スキル2.エンジニア向け資格を持っている

エンジニアが年収500万円を目指すうえでおすすめの資格について、7つをご紹介します。

基本情報技術者試験(FE)

エンジニアとしての基礎知識が問われる国家資格です。エンジニアとしての活躍を目指しているのなら、初めに取っておきたい資格と言えるでしょう。

応用情報技術者試験(AP)

基本情報技術者試験(FE)の応用的な知識や、技術が求められる国家資格です。

ワンランク上の知識量が問われるため、基本情報技術者試験(FE)の試験より難易度も高い傾向にあります。エンジニアとして今よりもステップアップしたい人は取得しておきたい資格です。

データベーススペシャリスト試験(DB)

データベースに関する幅広い知識が求められる国家資格です。

取得できれば、ビックデータを活用するビジネスの場で生かすことができるでしょう。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)

情報システムの構築・運用・設計・開発などを行うための国家資格です。

電子機器の設計や開発などを、先導して行う人が取得したい資格ですが、難易度は高い傾向にあります。

ネットワークスペシャリスト試験(SM)

ネットワークに関する技術を活用して、最新情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への中心的な役割を担う人のための国家資格です。

難易度が高く合格率も低いため、取得できればキャリアアップが望める可能性が高くなります。

CCNA/CCNP

絶えず変化するITの環境に対応できる能力があるかどうかを証明する資格を差します。

試験の対象は、ネットワークの基礎、IP サービス、セキュリティの基礎、自動化およびプログラマビリティなどです。

情報処理安全確保支援士試験(SC)

「情報セキュリティスペシャリスト試験」を元にした、情報セキュリティについての国家資格です。

国家資格の情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)が取得できます。情報セキュリティを取り扱うエンジニアなら、ぜひ取得を目指したい資格です。 

スキル3.英語力がある

プログラミング言語のベースは英語のため、英語力があるとソースコードの意味や内容も理解しやすくなるでしょう。

もちろん一番重要なのはIT技術ですが、業務をスムーズに進めやすくできるという点では英語力を身に着けておくこともおすすめです。

スキル4.豊富なエンジニア経験がある

エンジニア職は技術力が求められるため、経験年数どのような業務に携わってきたか、という経歴はアピールできる点です。

アピールできる経歴の例としては以下のようなものが挙げられます。

  • AI開発
  • ゲーム開発
  • アプリ開発
  • Webサービス開発 など

また、プロジェクトの一端作業だけではなく、設計段階から実際のコーディング作業、デバッグやテストまでプロジェクト全体に携わった経験などもあれば強みの一つと言えるでしょう。

スキル5.アピール力がある

エンジニアは技術力も大切ですが、アピール力が年収アップに繋がるケースがあります。

これまでに取得した資格やスキルをうまくアピールできれば、好条件で働ける就職先、転職先が見つかることもあるでしょう。

さらに、フリーランスのエンジニアとなる場合は、高単価の業務をとるための営業力が必要になる場面も出てきます。

自分で自分の経歴をアピールし、仕事を取得できる力があれば、年収アップに近づけるかもしれません。

スキルを活かして年収500万円を目指せる!おすすめエンジニア向け転職サイト3選

年収500万円を目指すなら、転職を考えてみるのも良いでしょう。

ここでは、エンジニアの転職におすすめの転職サイトを3つご紹介します。エンジニアで年収500万円を目指している人は、ぜひ参考にして下さい。

マイナビIT AGENT

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マイナビIT AGENTは大手転職サイト「マイナビグループ」が運営するIT・エンジニア系専門の転職エージェントです。

【マイナビIT AGENTの特徴】

  • IT業界未経験でも利用ができ、IT向けの求人数は国内最大級である
  • 年収600万円以上の求人が多数ある
  • IT業界経験のあるキャリアアドバイザーが在籍している

マイナビIT AGENTでは、ベンチャー企業〜大手企業のほか、サイト上に掲載がない非公開求人や、年収600万円以上の求人などを取り扱っています。

また、キャリアアドバイザーはIT・WEB業界に精通しているため、細やかなサポートが期待できるでしょう。

手厚いサポートを得ながら、転職活動を進めたいという方におすすめです。

レバテックキャリア

レバテックキャリア

レバテックキャリアは、15年の歴史があるITエンジニア・デザイナー経験者専門の転職エージェントです。

【レバテックキャリアの特徴】

  • ハイクラス求人の取り扱いが多数ある
  • 技術的な知識があるキャリアアドバイザーが在籍している
  • LINEでの相談が可能である

レバテックキャリアでは求職者のスキルや経験に合わせてアドバイザーを選定しています。

そのため、レバテックキャリアの利用者の94%が「アドバイザーから紹介される求人案件に満足している」と回答しており、求職者の希望とミスマッチが起こりにくい傾向にあると言えるでしょう。

ウィルオブテックキャリア

ウィルオブテックキャリア

ウィルオブテックキャリアは、20代後半〜30代前半の利用が多いITエンジニア専門の転職エージェントです。

【ウィルオブテックキャリアの特徴】

  • 約7割が非公開求人である
  • キャリアアドバイザーとリクルートアドバイザーの2人体制でのサポート

ウィルオブテックキャリアでは、「年収を上げたい」「スキルアップを叶えたい」「好条件の職場で働きたい」など、エンジニアの多種多様な転職サポートに対応しています。

また、なかには転職のサポート期間に制限を設けているところもありますが、ウィルオブテックキャリアでは期間に制限がないということも特徴のひとつと言えるでしょう。

納得できる内容や希望する転職先とマッチングするまで、ご自身のペースで転職活動をサポートしてもらえます。

まとめ

本記事では、年収500万円を稼ぐエンジニアになるために必要なスキルや、年収500万円が目指せるエンジニア向け転職サイトなどについてご紹介しました。

エンジニアには技術力が求められるため、需要の高いプログラミング言語を使えることが収入アップに関係してきます。

英語力やアピール力が備わっていることも年収アップの重要な要素と言えるでしょう。

また、エンジニアの転職を検討している場合はITに特化した転職サイトの利用がおすすめです。

取得した資格やスキルをうまくアピールして、好条件で働ける就職先・転職先を見つけ、年収500万円を稼ぐエンジニアを目指しましょう。

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