POSTED 2021/08/17

第二新卒の転職を成功させるコツと失敗する人の特徴、おすすめの業界を紹介

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第二新卒の転職を成功させるコツと失敗する人の特徴、おすすめの業界を紹介

「入社したばかりだけど転職できるのだろうか」「別の業種・職種に転職することは可能なのか」など、転職経験のない第二新卒の場合、わからないことや不安なことがあるのは当然です。

転職市場において第二新卒は年齢が若く、新卒と同じような扱いをされやすいというメリットがあります。

今後の成長を期待されて、未経験の職種でも採用されることがありますし、第二新卒向けの求人などがあるのも特徴的です。

ただし、転職活動にあたっては注意点があり、対応を誤ると失敗につながる恐れがあります。

転職活動を成功させるためには何をすればよいか、ポイントを押さえておきましょう。

この記事では、第二新卒の転職事情や転職活動を成功させるためのポイント、転職しやすいおすすめの業界などを解説します。

現在転職を考えている方は、参考にしてください。

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目次

第二新卒はいつまで?第二新卒の定義

第二新卒という言葉には明確な定義がなく、会社によって解釈が異なります。

厚生労働省では、第二新卒について公表資料の中で以下のように触れていますが、法律などで定義されているわけではありません。

ここでの「第二新卒者」とは、それぞれの企業の中で第二新卒の定義がある場合にはその定義によるものとし、特に定義がない場合は、学校(高校、専門学校、短大、高専、大学、大学院)卒業後、おおむね3年以内の者とした(学校卒業後すぐに就職する新卒者は除く。また、職務経験の有無は問わない)。

引用元:若年者雇用を取り巻く現状|厚生労働省

多くの場合、第二新卒とは「新卒で入社してから3年以内で、転職活動をおこなう者」のことを指します。

ケースごとの年齢の目安としては、以下の通りです。

  • 高校を卒業して入社した場合:21歳程度まで
  • 短大を卒業して入社した場合:23歳程度まで
  • 4年制大学を卒業して入社した場合:25歳程度まで
  • 大学院を卒業して入社した場合:27歳程度まで

なお、第二新卒に似たものとして、「既卒」という言葉もあります。

既卒についても明確な定義はありませんが、一般的には「学校を卒業してから3年以内で、正社員経験のない者」のことを指します。

第二新卒の転職は厳しい?第二新卒の需要と転職事情

ここでは、新卒就職者の離職状況や、第二新卒の転職状況などについて解説します。

新卒就職者の約3分の1が3年以内に離職している現状

厚生労働省の公表資料によると、2010年以降の3年以内離職率は、新規大卒就職者の場合は約30%、新規高卒就職者の場合は約40%の状態が続いています(新規学卒者就職率と就職後3年以内離職率|厚生労働省)。

また、会社規模ごとにみると、会社規模が小さいほど離職率が高い傾向にあります。

以下の表は、2018年3月に学校を卒業した方のうち、3年以内に離職した方の割合をまとめたものです。

会社の規模 高卒で入社した方の離職率 大卒で入社した方の離職率
5人未満 61.9% 56.3%
5~29人 52.8% 49.4%
30~99人 44.1% 39.1%
100~499人 35.9% 31.8%
500~999人 30.0% 28.9%
1,000人以上 25.6% 24.7%

参考:新規学卒就職者の離職状況を公表します|厚生労働省

なかには、離職率が60%を超えているところもあります。

現在の日本において、「新卒で入社した会社を3年以内に辞める」というのは珍しいことではありません。

企業の4割以上が「第二新卒の採用経験がある」と回答

転職市場において、第二新卒には一定の需要があります。

Spring転職エージェントが391社を対象に実施したアンケートによると、全体の40%以上が「第二新卒を採用したことがある」と回答しています。

事業所規模 採用したことがある 採用を検討中 興味はあるが、採用したことはない 採用していない
300人未満 43.6% 20.8% 3.9% 31.7%
300~1,000人未満 45.5% 15.1% 8.1% 31.3%
1,000人以上 48.7% 17.8% 8.9% 24.6%
全体 46.6% 17.9% 7.4% 28.1%

参考:【アンケート結果】第二新卒・既卒の採用状況|Spring転職エージェント

「まだ第二新卒を採用したことはないものの、採用を検討している」という回答も17.9%あり、全体の60%以上は第二新卒の採用について肯定的であることがわかります。

企業が第二新卒の採用に積極的な4つの理由

第二新卒には一定の需要があり、積極的に採用活動をおこなっている会社もあります。

ここでは、会社が第二新卒を積極的に採用する理由について解説します。

1.新卒より社会人としての基礎知識が身についている

新卒の場合、入社時は右も左もわからない社会人初心者です。

一般常識・言葉遣い・礼儀など、入社後は会社が一から教育しなければならず、時間と手間がかかります。

第二新卒の場合は就業経験があるため、新卒のように一からビジネスマナーなどを教育する必要がありません。

入社後研修などをおこなったとしても、新卒よりも早い段階で切り上げることができ、教育コストを抑えられるというメリットがあります。

2.若いので会社に馴染みやすい

長年同じ会社に勤めていると、仕事に対する考え方や進め方などが固まりがちになります。

柔軟性がなければ、たとえ転職しても会社の社風などに対応できず、思うように成果が上がらなかったり、周囲と馴染めずに退職したりすることも考えられます。

第二新卒は、他の会社に勤めた経験はあっても、まだ20代で年齢も若く、柔軟性があるというのが特徴です。

社会人経験が3年以上の中途に比べると、入社後もスムーズに馴染むことができ、会社としても雇いやすい人材として期待されているのです。

3.ポテンシャルが高く、将来性がある

会社が即戦力を求めている場合、実務経験やスキルなどを重視して採用活動がおこなわれます。

一方、会社側が人材育成することを前提に募集する場合は、ポテンシャルを重視します。

第二新卒は、学校を卒業してから3年以内の若い人材であり、新卒と同程度の将来性があります。

たとえ未経験分野であっても、会社が育成することで十分な成長が見込めるため、第二新卒を対象にしたポテンシャル採用などもおこなわれています。

4.新卒採用で遅れた分を取り戻せる

採用活動をおこなっても、必ずしも会社側が求める人材が集まるわけではありません。

たとえ十分な数の人材が集まったとしても、入社早々に退職してしまうこともあります。

新卒採用をしても人材不足に陥っている会社では、第二新卒を募集して補充を図ることもあります。

会社としては、第二新卒を採用することで、採用活動の遅れを取り戻せるというメリットがあるのです。

第二新卒が未経験でも転職できるおすすめの業界

業界によっては、未経験でも転職しやすいところもあります。

キャリアチェンジを目指している方は、以下で解説する内容を参考にしてください。

IT・Web業界

IT・Web業界の場合、人手不足の企業が多く、第二新卒向けの求人情報も多数掲載されています。

プログラミングやWebマーケティングなどのスキルを身につけることができ、将来的に独立を目指すことも可能です。

特に、プログラマーやシステムエンジニアなどは慢性的に人手不足の状態であり、人材需要が高い傾向にあるといわれています。

専門的なスキルを身につけて、キャリアアップを目指したい方にはおすすめです。

コンサルティング業界

コンサルティング業界では、人物重視で採用活動を進める企業が多くあります。

はじめは情報収集や分析などのサポート業務がメインになりますが、その後はプロジェクトの実務に携わったり、クライアントとコミュニケーションを取ったりして、クライアントの問題解決を手助けします。

コンサルティング業務にあたっては、コミュニケーション能力や論理的思考力などのほか、ハードワークに耐えられる体力なども必要です。

仕事にやりがいを求める方や、人のために積極的に動きたい方などであれば、候補として検討してみることをおすすめします。

金融業界

金融業界では、4年制大学の卒業生を対象にした採用活動を頻繁におこなっています。

基本的には総合職の募集が多く、調査・分析・企画・調整などが主な業務内容です。

特に、銀行の場合は営業時間が決まっているため、規則正しい生活を送りやすいという特徴があります。

プライベートの時間もしっかり確保したい方にはおすすめです。

インフラ業界

インフラ業界でも、なかには第二新卒を募集している会社もあります。

インフラ業界では、燃料の調達や施設の整備管理など、人々の生活や産業活動に欠かせないサービスの提供をおこないます。

インフラ業界は、将来的にも需要が見込める業界ですので、他の業種よりも倒産などのリスクが小さいという点が特徴です。

安定して仕事を続けたい方や、福利厚生が整っているところで働きたい方などは、候補として検討してみることをおすすめします。

テレビ業界

テレビ業界でも、人手不足を補うために第二新卒を採用している会社もあります。

カメラマン・音響・照明などの技術職や、AD・ディレクター・プロデューサーなどの制作関係職のほか、一般企業と同様に営業・経理・管理などの職種もあります。

なお、技術職や制作関係職などについては、担当する番組によって長時間労働になることも珍しくありません。

テレビ業界に強い憧れがある方や、肉体的・精神的にもタフな方などであれば検討してみたい業種です。

第二新卒が転職するメリットとデメリット

ここでは、第二新卒が転職するメリットとデメリットについて解説します。

第二新卒が転職するメリット

第二新卒は、転職市場において若い人材に分類され、未経験の業種でも転職しやすいというのが第一のメリットとしてあげられます。

30代になると、「即戦力になるかどうか」で判断されやすくなり、20代に比べると転職先の幅も狭まります。

第二新卒での転職は広く転職先を選べるほか、まずは簡単なサポート業務を任されるなど、段階を経て仕事に慣れることができるのもメリットです。

第二新卒が転職するデメリット

第二新卒の場合、採用担当者によっては「採用してもすぐに辞めるのではないか」と警戒されることがあります。

特に、採用コストがギリギリの会社や、少数精鋭の会社などは強く警戒されてしまい、選考が通りにくい恐れがあります。

また、第二新卒に対しては、会社側が「最低限のビジネスマナーやスキルは身につけている」と考えるのが一般的です。

教育環境の整っていない会社の場合、実務を通して学ばなければならず、入社後に苦労することもあります。

第二新卒が転職を成功させるために知っておきたい6つのポイント

転職について十分な知識がなければ、思うように選考が通らない可能性もあります。

ここでは、転職活動を成功させるためのポイントを解説します。

1.いつまでに何をやるか、予定表を作成する

新卒の場合、就職活動のスケジュールは大体決まっていますが、第二新卒の場合は人によって異なります。

いつまでに何をするのか、自分でスケジュールを立てて進めましょう。

一例として、以下では「3ヵ月後に転職する」と決めた場合のスケジューリングを紹介します。

転職3ヵ月前

まずは、自己分析を徹底的におこないます。

これまでの経験や経歴を書き出して、「自分がやりたいこと」や「自分ができること」などもピックアップしましょう。

次に、自分が興味のある業界を調べて、希望条件などから転職先を絞り込みます。

その後、各候補先の社風や雰囲気などを会社HPや口コミから調べて、志望動機について深く掘り下げます。

転職2ヵ月前

各候補先に応募して、書類審査や面接などに進みます。

面接では、「この業界を選んだ理由」や「この会社でなければいけない理由」などを簡潔に伝えましょう。

なお、退職理由について聞かれた際は、会社に対する不満などのネガティブなことを話すのは避けてください。

面接官に悪い印象を抱かれてしまえば、転職の成功も難しくなります。

「自身の目標を実現するため」「キャリアアップのため」など、できるだけポジティブな回答をしましょう。

転職1ヵ月前

無事に選考が進めば、入社予定日などの細かい事項を取り決めて、転職活動は終了です。

現在働いている会社に退職の意思を伝えて、退職日や引継ぎ事項などを決めましょう。

なお、会社を退職する際は、遅くとも退職日の1ヵ月前に伝えるのが一般的です。

伝えるのが遅れてしまうと、業務の引継ぎに支障が出る恐れがありますので、内定が確定したら速やかに伝えてください。

2.なぜ転職したいのか、どうなっていれば成功なのかを明確にする

転職活動をおこなう際は、転職理由を固めておくことが大切です。

会社は、若い人材であれば誰でもよいわけではなく、明確な目的意識を持ち、自社で長く活躍してくれる人材を求めています。

転職理由については、必ずといっていいほど面接で聞かれますので、はっきりと答えられるように自己分析しておきましょう。

「転職によって実現したいこと」など、やる気や未来のビジョンを確認するような質問をされることも多いため、あわせて考えておくと安心です。

3.何ができるか・どんな仕事が向いているか明確にする

これまでどのような職務に携わり、どのような経験や技能があるのかを明確に答えられるようにしておくことも大切です。

「営業部で〇位の成績を収めた」「1ヵ月で○件の契約を獲得した」など、できるだけ具体的に伝えましょう。

未経験の職種に転職したい場合は、自分の長所などを自己PRするのが効果的です。

例えば、「ポジティブな性格で、失敗してもすぐに切り替えて動ける潔さがあります」「責任感が強く、慎重に物事を進められます」などのアピールができれば、好印象につながります。

4.転職する条件(譲れないこと)を決めておく

転職活動では、必ずしも希望通りの転職先が見つかるわけではありません。

場合によっては、ある程度の妥協が必要になることもあります。

「給料○○万円以上」「完全週休2日制」「出張や転勤なし」など、自分の中で妥協できる部分と妥協できない部分を明確にしておきましょう。

5.どんな業界・企業なら希望が叶うのかを分析する

第二新卒の転職活動では、同じ失敗をしないことが大切です。

十分に業界分析・企業研究をして、転職先を探しましょう。

未経験職でも転職できる可能性はありますので、失敗を恐れずに挑戦することです。

企業研究の際は、インターネット上の情報だけで全てを理解するのは不可能です。

職場見学やOB・OG訪問などもおこない、イメージと現実のギャップを埋めましょう。

6.転職のプロである転職エージェントを活用する

第二新卒の場合は、転職エージェントを利用するのもおすすめです。

転職サイトとは異なり、専門のキャリアアドバイザーが二人三脚で転職希望者の転職活動を支援してくれます。

【体験談】第二新卒の転職で失敗する人の6つの特徴

なぜ失敗してしまったのかに注目することで、転職を成功させる鍵を見つけられることもあります。

ここでは、どのような方が転職を失敗しやすいのか、体験談を交えて解説します。

1.とりあえず今の仕事がイヤで転職をした

第二新卒の中には、とりあえず退職してから転職先を探そうとする方もいます。

確かに、転職市場において第二新卒には需要があるものの、転職活動を始めてすぐに希望の転職先が見つかるという保証はありません。

会社側も、すでに退職している方に対しては「無計画な人」という印象を抱く恐れもあります。

何らかの理由で「今の職場から離れたい」と思っていても、できる限り仕事を続けながら転職活動を進めましょう。

とりあえず辞めてしまった
精神・肉体的に限界の場合は健康のためにすぐ辞めるべきですが、そうではない場合、辞めてからの転職は「無計画」と思われる可能性が高いです。また、自分自身もお金を得るためにとりあえず就職しようとなる可能性があるので、できる限り内定してからの退職をおすすめします。

引用元:マイナビジョブズ20’s|第二新卒が転職に失敗するパターン

2.志望動機と今後のキャリアへの関連性が薄い

採用担当者によっては、第二新卒に対して、「一度は就職したものの、自分のやりたいことが明確になったから転職活動をしている」という期待を持ったイメージを抱いていることもあります。

選考時に明確な志望動機や、今後の展望について伝えられないと、「なんとなく応募してきただけで、熱意が感じられない」と評価され、転職活動がうまくいかない恐れがあります。

志望理由、今後のキャリアの一貫性がない
新卒の就活でも同じですが、志望理由と今後のキャリアの一貫性がないと企業側にこう思われます。
「なんとなくの理由しかわからない」
「そもそもやりたいことがわかっていないから辞めてしまったのでは」
こう思われてしまうと「すぐ辞めて企業を短期間で渡り歩く人」とみなされ、転職が難しくなります。

引用元:マイナビジョブス20’s

3.忍耐力がないと評価された

第二新卒の場合、「すぐに会社を辞めてしまう人」「忍耐力に欠けている人」などと評価されることもあります。

企業としては長く活躍してくれる人を採用したいと考えているため、社会人経験の短い第二新卒に対して警戒心を持ってしまうのはある程度仕方のないことです。

「自分のやりたいことが明確になったため転職活動を始めている」など、退職理由がポジティブなものだとアピールできれば、第二新卒の弱みをカバーすることにもつながります。

4.自己分析が足りない

第二新卒の中には、転職先として大手企業や有名企業ばかりを選んでしまい、結局どこからも内定が出ずに時間だけが過ぎてしまうこともあります。

将来のビジョンが固まり始める時期だからこそ、冷静に自己分析することが大切です。

自分にはどのような能力があり、どのような選択肢があるのかを現実的に考えましょう。

自分を客観視できない方は転職に失敗する可能性が高く、受かる可能性の低い企業ばかり受け続けることになり、時間を無駄にしてしまうようです。
第二新卒で転職を目指す方の中には、社会人としての実務経験が浅いにも関わらず、自分を過大評価して自分の能力を超えた難易度の高い求人ばかりを探してしまう方も多くいます。

引用元:ハタラクティブ|第二新卒が陥りやすい転職の失敗パターンをご紹介!

5.基本的なマナーができていない

右も左もわからない新卒とは異なり、すでに社会経験のある第二新卒の場合、緊張感が欠けてしまって基本的な対応が疎かになってしまうこともあります。

「5分ぐらい遅れても大丈夫だろう」と安易に考えて面接に遅れてしまったり、「今は忙しいから連絡は後回しにしよう」と思って連絡が遅れたりすると、当然ネガティブな印象を与えることになります。

「採用人事を担当しているが、第二新卒の応募者は突然連絡が取れなくなったり、ばっくれたりということが多い。新卒は緊張しながら就職活動しているのでそういうことは少ないが、第二新卒は極端に多い印象」(28歳男性/IT)
「昨年、第二新卒を2名採用したが、2人とも入って1ヵ月の間にミーティングに遅刻した。5分ほどの遅刻だったが、入社してすぐだからわずかな遅刻でも印象が悪い。しかも、どちらも『5分くらいなら大丈夫』といった様子で、きちんと謝ろうともしなかった」(39歳男性/イベント)

引用元:第二新卒を採った人事担当者が語る「がっかりエピソード」

6.実績の少ないことをどう強みにするか考えきれていない

第二新卒は就業年数が短いため、中途と比べると社会人としての実績が少ないことが大きな弱みです。

これまで何をしてきたのかを尋ねられた際、明確に答えられなければ、マイナスな評価につながる恐れがあります。

自分の至らなかった部分や、今後の成長に向けた分析など、短期間ながらも社会経験を通して学んできたことをしっかりと自分の言葉でアピールできれば、プラスの評価にもつながります。

第二新卒は新しい社風に染まりやすいメリットがある反面、企業側からはすぐに辞めてしまうのではないかと警戒されている場合があります。そのため、面接では前向きな姿勢を強調しましょう。
例えば、「前職では私の○○が足りなかったと思っています。そのため、私の○○という課題と向き合い、長く勤められるように努力していきます」と、自分なりに分析した問題点をあげて修正していく努力を伝えましょう。大切なのは、自分が第二新卒として何を学んだのかを企業側にアピールすることです。

引用元:マイナビジョブ20’s|第二新卒のメリットとデメリット

第二新卒が転職活動をする際に気をつけたい3つのこと

転職活動にあたっては、以下で解説する3つのポイントを押さえておきましょう。

1.転職先が決まるまで安易に仕事を辞めない

転職先が決まるまでは、現在の仕事を続けましょう。

第二新卒だからといって希望通りの会社に採用されるという保証はどこにもありませんし、転職期間が長引くにつれて金銭的に困窮していきます。

金銭的に困窮してしまうと、「とにかく働き先を探さなければ」と焦るあまり、妥協して転職先を選ぶことにもなりかねません。

転職活動をおこなう際は、現在の仕事と並行しながら進めましょう。

2.転職理由をネガティブのまま伝えない

転職理由を尋ねられた際、「今の仕事が辛い」「上司との相性が合わない」などのネガティブな回答は避けましょう。

ネガティブな回答は、面接官から「気に食わないことがあれば、すぐに辞めてしまう人物」と評価されてしまう原因になります。

例えば、「より専門的な知識や技術などを身につけたい」「大規模プロジェクトを回せるようになりたい」「システム開発において上流工程に携わりたい」など、前向きな退職であるとアピールすることで、好印象につながります。

3.譲れない条件以外はこだわりすぎない

給料・会社規模・福利厚生の内容など、自分の中で希望条件を固めておくことは大切です。

しかし、あまりにこだわりすぎてしまうと、選択肢が狭まってしまい、転職活動がうまくいかない恐れがあります。

100%理想の転職先を見つけるのは現実的とはいえませんので、ある程度は妥協も必要です。

「これだけは譲れない」という条件は2~3個程度に抑えた方が、スムーズに転職活動を進めることができます。

第二新卒が転職しやすい時期とは

転職活動をおこなう際はタイミングが大切です。

ここでは、第二新卒が転職しやすい時期について解説します。

月別にみた場合の転職時期

月別にみると、最適な転職時期は以下の通りです。

  • 4月入社(転職活動:1~3月)
  • 10月入社(転職活動:7~9月)

以下では、なぜ上記のタイミングが転職に適しているのかを解説します。

1月から3月が転職しやすい理由

多くの企業では、年度の決算期を3月末に設定しています。

3月は決算期に向けた動きが落ち着いてきた時期であり、採用活動が活発になりやすい時期です。

良い求人が出る可能性が高くなるため、このタイミングで転職活動を進めるのがおすすめです。

4月

新年度は、転勤・退職・異動によって人の出入りが激しくなりますので、欠けた人員を補充するために採用活動を強化する傾向にあります。

4月入社であれば、新卒と同じタイミングで研修に参加でき、会社側も研修にかかるコストを削減できるなど、双方にとってメリットがあります。

7月から9月にかけて転職が有利になる理由

多くの企業では、7~9月に人事異動がおこなわれます。

「夏のボーナスをもらってから退職する」という方もある程度いるため欠員が出やすい時期でもあり、転職活動を進めるにはおすすめです。

10月

会社によっては、下半期の始まりを10月に設定しているところもあります。

そのような会社であれば、4月入社と同様に、他の新入社員と一緒に研修を受けられるというメリットがあります。

それ以外の時期は可もなく不可もない

上記以外の時期については、それほど多くの求人が出ない可能性があります。

ただし、人手不足の会社では、時期に関係なく募集しているところもありますので、常に転職活動を続けて最新情報を確認することをおすすめします。

第二新卒の転職でよくある質問と回答

ここでは、第二新卒の転職に関する、よくある質問について解説します。

Q1.新卒1年目ですが転職するのは厳しいでしょうか

一般的に、入社後1年未満での転職は避けた方がよいといわれています。

1年未満で退職してしまうと、「すぐに辞めてしまう人」「ストレス耐性が低い」などと評価される恐れがあります。

また、十分なスキルを身につける前に退職することになり、選考時にアピールポイントがなくて困ることもあります。

Q2.第二新卒が業種・職種を変えての転職は厳しいでしょうか

これまで未経験の職種であっても、第二新卒であれば転職できる可能性があります。

第二新卒の場合、新卒と同じようにポテンシャル採用をおこなっている会社もあります。

スキルや経験などがないからといって諦めず、仕事に対する意欲や目的意識などをアピールしましょう。

Q3.第二新卒でも大企業に入社できますか

第二新卒でも、大企業に入社することは可能です。

大企業でも、人材が不足している場合には第二新卒を採用することもあります。

ただし、大企業の場合、待遇が良くて退職者が少なかったり、すぐに応募者が集まって募集が締め切られたりするため、転職エージェントを活用して最新情報をチェックすることをおすすめします。

Q4.第二新卒の転職での年収相場はどれくらいですか

会社規模や職種によっても異なりますが、一般的には300万円前後といわれています。

ただし、大企業に転職したり、前職での経験が考慮されたりすると、300万円以上になることもあります。

最後に

第二新卒は転職市場において一定の需要があり、未経験の職種でも転職できる望みがあります。

特に、採用活動が活発になりやすい「1~3月」「7~9月」であれば、条件の良い転職先が見つかる可能性が高まります。

転職活動の際は、新卒時の失敗を繰り返さないためにも、十分に自己分析や企業分析をおこない、スケジュールを立てて進めることが大切です。

自力で進めるのが不安であれば、転職エージェントを活用しましょう。

転職エージェントを利用すれば、書類添削や面接対策などのサポートが受けられるほか、カウンセリング内容をもとに希望条件に合った求人情報を紹介してくれます。

転職に関する悩み相談などにも乗ってくれますので、安心して転職活動を進めることができます。

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