Webエンジニアで年収1,000万円稼ぐ5つの方法|おすすめの転職エージェントも紹介

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Webエンジニアで年収1,000万円稼ぐ5つの方法|おすすめの転職エージェントも紹介
   
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WEBエンジニアとして年収1,000万円も夢じゃないと聞いたのになかなか難しい…

SESで働いていて労働と対価が見合っていない

IT業界で1,000万円を超えるのは大手SIer外資コンサルなどに限られるかもしれません。とはいえ、Webエンジニアの年収はスキルや環境に左右されますから、それを理解してクリアすれば、年収1,000万円を目指せるのです。

この記事では、Webエンジニアが1,000万円を目指すための具体的な方法をメインに解説します。「Webエンジニアとして大きく成功したい」と思っている方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

Webエンジニアの平均年収はどれくらい?

まずは、Webエンジニアの平均年収がどれくらいかを確認してみましょう。

Webエンジニア全体の平均年収

 

Webエンジニアの平均年収
引用元:求人ボックス

求人ボックスの調査によれば 、Webエンジニアの平均年収は547万円です。正社員以外を見ると、派遣社員は時給2,144アルバイト・パートは時給996が平均となっています。

最もボリュームが多いのは492564万円で、平均もこの中に納まっています。日本人全体の平均年収が436万円()ですから、Webエンジニアの年収は日本全体と比較すると高い水準にあるといえるでしょう。

【※参考記事】令和元年分 民間給与実態統計調査|国税庁

Webエンジニアの年代別の平均年収

Webエンジニアの年代別の平均年収は次の表の通りです。

年代平均年収月収賞与
20~24339万円25.4万円35.1万円
25~29445万円30.6万円77.2万円
30~34533万円35.8万円103.0万円
35~39573万円38.7万円108.0万円
40~44621万円42.1万円115.3万円
45~49651万円43.4万円130.3万円
50~54666万円44.5万円131.5万円
55~59652万円44.4万円119.4万円
【参考記事】Webエンジニアの仕事の年収・時給・給料|求人ボックス

初任給は20万円前後あり、その後、徐々に年収は増加しています。特に20代は2024歳と2529歳で100万円も差があり、どんどんスキルアップを求められる世代だといえるでしょう。

30代になれば500万円を超え、賞与も100万円を突破するようです。30代後半はWebエンジニア全体の平均年収を超えてきますから、高い成果を出すことが期待されます。

その後、40歳以上になれば600万円を超えるようになり、50代前半でピークを迎えその後は少し減っています。50代以降も活躍するには、スキル・知識のアップデートが求められると推測されます。

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Webエンジニアで年収1,000万円はムリ?!年収がなかなか上がらない理由

冒頭でWebエンジニアが年収1,000万円を稼ぐのは可能とお伝えしたものの、平均年収を見れば難しいように感じてしまう方も少なくないはずです。

Webエンジニアの年収がなかなか上がらない理由は主に次の3点が指摘できます。

  1. 多重下請け構造の下位ポジションにいるから
  2. 仕事をこなしながらスキルをあげるのは難しいから
  3. フロントエンドエンジニアは平均単価が低いから

実際のところは、「一部のWebエンジニアが多く稼ぎ、その他のWebエンジニアはなかなか稼げない」のが実態です。年収1,000万円を目指すために、まずは、どうして年収が上がらないかを理解しておきましょう。

多重下請け構造の下位ポジションにいるから

Web業界は多重下請け構造になっており、その下位ポジションにいることが、年収が上がらない原因のケースも少なくありません。

発注者から委託された業務を2次請け、3次請け、4次請け…とピラミッド型に案件を下ろしていく過程で中間マージンが引かれ、下位ポジションにいると報酬がどんどん少なくなってしまいます。

その分、Webエンジニアに給与として還元される金額も少なくなり、なかなか給与が上がらないのです。

また、下位ポジションにいると開発や保守・運用の仕事しか任されないことが、給与が上がらない原因の1つといえます。

要件定義などの上流工程は元請けがおこなうことが通常で、低いスキルでもできる仕事しか任されないことから、なかなか給与アップが目指せません。

仕事をこなしながらスキルをあげるのは難しいから

年収を上げる一番の近道は、スキルを上げることです。しかし、Webエンジニアとして仕事をこなしながらスキルを上げるのはなかなか難しいのではないでしょうか。

とくに、Webエンジニアは残業をしなければならないことも少なくありません。働きながらだとスキルアップのための時間を確保できないのが現実でしょう。

とはいえ、年収を上げるためには市場価値を高めなければなりません。

近年では技術のコモディティー化が進んでいて、たとえば、「RailsEC2で開発し、運用した」といった経験は、市場での差別化が難しく、年収アップは見込めません。

本当に年収1,000万円以上を狙うのであれば、ベースラインのスキルは抑えたうえで、さらに高度なスキルが求められると理解しておきましょう。

フロントエンドエンジニアは平均年収が低いから

Webエンジニアは大きく、「フロントエンドエンジニア」「パックエンドエンジニア」「フルスタックエンジニア」の3つに分かれます。このうち、Webエンジニアの多くは、「フロントエンドエンジニア」として働いています。

フロントエンドエンジニアはWebサイトWebアプリケーションの開発がメインで、時代のニーズに沿った技術が求められ、サービス利用者に直接影響を与えられることから、やりがいのある仕事だといえます。

ただし、フロンエンドエンジニアの平均年収は500600万円程度が目安です。バックエンドエンジニア、フルスタックエンジニアの平均年収は700万円程度ですから、比較すると低いのが現状です。

この違いは、バックエンドエンジニアやフルスタックエンジニアは、OSやミドルウェアの知識のほか、Webサイトの設計だけでなくサーバーサイドの開発・設計も求められ、高いスキルが必要とされることにあります。

【参考記事】マイナビIT AGENT

Webエンジニアでキャリアアップして年収1,000万円を目指す方法

では、Webエンジニアが年収1,000万円を目指すには具体的にどうすればよいのでしょうか。ここで確認しましょう。

スキルを身に着ける

Webエンジニアは、技術力を上げ高いスキルを身につけることで年収アップが期待できます。スキルの目安は、ITスキル標準(ITSS)を参考にするのがよいしょう。

ITスキル標準とは、高度IT人材育成を目的として経済産業省が作成したITスキル体系のことです。具体的には次のとおりです。

レベル 内容
レベル1 Webエンジニアに必要な最低限の基礎的知識を持つ。キャリアパス実現に向けて積極的なスキル研鑽が求められる。
レベル2 上位者の指導の下に要求された作業が担当できる。プロフェッショナルとなるために必要な知識・技能を持っている。キャリアパス実現に向けて積極的なスキル研鑽が求められる。
レベル3 要求された作業をすべて一人で担当できる。プロフェッショナルとなるために必要な知識・技能を持っている。キャリアパス実現に向けて積極的なスキル研鑽が求められる。
レベル4 プロフェッショナルとしてスキルの専門分野を確立し、独力で業務上の課題・発見と解決をリードできる。社内でプロフェッショナルとして認められている。スキルの研鑽を継続することが求められる。
レベル5 プロフェッショナルとしてスキルの専門分野を確立し、社内においてテクノロジやメソドロジ、ビジネスを創造し、リードする。社内でプロフェッショナルと認められており、企業内のハイエンドプレーヤーとして認められる。
レベル6 プロフェッショナルとしてスキルの専門分野を確立し、社内においてテクノロジやメソドロジ、ビジネスを創造し、リードする。市場でプロフェッショナルと認められており、国内のハイエンドプレーヤーとして認められる。
レベル7 プロフェッショナルとしてスキルの専門分野を確立し、社内・社外においてテクノロジやメソドロジ、ビジネスを創造し、リードする。先進的なサービス解約の経験・実績があり、世界に通用するプレーヤーとして認められる。

【参考記事】ITスキル標準とは|情報処理推進機構

なお、Webエンジニアで1,000万円を目指すのであれば、レベル5が1つの目安になるでしょう。企業内でハイエンドプレーヤーとして認められれば、年収1,000万円も夢ではありません。

資格を取得する

資格を取得して年収アップを目指すのも1つの手段です。高いスキルが証明される資格を習得すれば、資格手当が支給されたり、キャリアアップに繋がったりすることもあるでしょう。

また、転職時のアピールポイントにもなり得ます。Webエンジニア向けのスキル資格には、以下のようなものがあります。

基本情報処理技術試験

Webエンジニアだけでなく、IT業界のエンジニアなら所有しておきたい資格です。IT分野に関する基礎的な内容だけでなく、情報技術を実践的に用いる力を養えます。

Webエンジニアとして基礎的な資格ですので、仕事の幅を広げるのにも有利になるでしょう。

応用情報処理技術試験

上記の「基本情報処理技術試験」に加え、応用的な知識が求められる試験です。上流工程に関わる知識を試されることもあり、多重下請け構造の上流へ転職したいなら持っておきたい資格です。

Webクリエイター能力認定試験

W3Cに準拠したマークアップスキルを認定する試験で、Web利用・技術認定委員会が主催しています。CSSについて十分な理解が求められ、ソースコードを正しく記述できるかが問われます。

HTML5プロフェッショナル認定試験

フロントエンド開発に必要なHTML5CSS3JavaScriptのスキルを認定する試験です。

レベル1とレベル2の2種類があり、レベル1UXなどを考慮したWebコンテンツを制作する力レベル2はJavaScriptを用いたグラフィック、アニメなどの制作能力が問われます。

Ruby技術者認定試験

Rubyの開発能力を試す試験です。シルバーとゴールドがあり、シルバーは文法や組み込みライブラリなど、ゴールドは実行環境や標準添付ライブラリなどが出題されます。

Javaプログラミング能力認定試験

Javaの実践的なスキルを認定する試験です。13級までありますが、3級は初級者2級は小規模なプログラムがレベルですから、年収アップを狙うなら1級を獲得しておきましょう。

システムアーキテクト試験

上流工程向けの資格です。転職して要件定義など上流工程に携わり方は取得を目指すとよいでしょう。

ただし、上記の「ITスキル標準」に照らすとレベル4程度に該当し、比較的難易度は高い試験です。合格率は15%程度ですから、しっかりと準備しなければなりません。

ポータブルスキルを習得して市場価値を上げる

年収アップを目指すには、プログラミングスキルのほかにポータブルスキルを習得して市場価値を上げる方法もあります。

ここでのポータブルスキルとは「どのような会社でも必要となるスキル」のことです。具体的には次のものが代表例です。

項目 内容
業界知識 EC、SNS、ゲームなど、各業界における知識を持ち、それをもとに最適化したシステム設計やサービス運用ができるスキル。
リーダー・コーチング 開発手法のコーチングや組織内のメンター、ファシリテート、リーダーシップなどを発揮できるスキル。
チームマネージメント 組織内の評価や組織設計などを構築できるスキル。コミュニケーションを通じてチームメンバーのモチベーションを高められる。
プロダクトマネージメント Webサイト、ウェブサービスの企画・設計ができ、中・長期期的なロードマップを描いてマネタイズできるスキル。

とくに重要なのはマネージメントに関するスキルだといえるでしょう。Webエンジニアとして10年、20年と過ごしていくからには、プレーヤーではなくマネージャーになるのは1つの目標ですし、年収アップにつながるからです。

とはいえ、簡単に手に入れられるスキルではありません。マネージメントが十分に機能しなければ組織が破綻する可能性もありますから、恒常的なトレーニングを続ける必要があります。

高収入が狙える企業に転職する

年収1,000万円を狙うには、高収入が狙える企業に転職するのも1つの手段です。スキルなどの内部的な要因ではなく、所属する企業という外部的な要因で年収が上がらないこともあるからです。

上記のITスキル標準のレベル4で年収1,000万円を実現しているWebエンジニアがいる一方、レベル5に達しているにも関わらず年収が1,000万円を超えないなんてこともあり得ます。

その企業が提供しているサービスの市場規模や、市場のうち何パーセントのパイを取れているかなどによって、あなたの技術力に関わらず年収に差が生まれるのは事実なのです。

もし、あなたにレベル4以上のスキルがあるならば、高年収を提示する企業に転職するのが年収1,000万円を超える一番の近道です。スキルアップだけでなく、新たな企業に目を向けるのも有効でしょう。

Webエンジニアに高い給与を支払う企業の特徴

もしスキルに自信があるのなら、Webエンジニアに高い給与を支払う企業への転職を検討しましょう。では、そのような企業はどのように見極めればよいのでしょうか。

ここでは、高い給与を支払う企業の特徴を2つ紹介します。

Webエンジニアがビジネスに影響を与えられること

特徴の1つ目は、Webエンジニアがビジネスに影響を与えられる企業であることです。ここでの影響を与えられるとは、開発したWebサイト、Webサービスが企業の売り上げにどれだけスケールされるかを意味しています。

たとえば、1万人の登録でダウンするようなサービスもあれば、1憶人が利用しても問題が起きず自動でスケールするサービスもあるはずです。プログラム効率の改善やサーバー台数の増加によって利用するユーザーが増えても対応可能なサービスとも言い換えられます。

このように、開発したサイト、サービスが企業のビジネスに大きな影響を与えるものであれば、当然、エンジニアへの報酬も高額になるのです。

開発力に投資していること

もう1つの特徴は、開発力に投資していることです。開発力の大元はエンジニアですから、開発力の投資に注力している企業で成果を出せるのであれば、年収アップが見込めるはずです。

開発力に投資している企業の特徴は一概にはいいきれませんが、「経営層にCTOVPoEがいること」「外部の技術顧問が在籍していること」「カンファレンスにスポンサードしていること」などが挙げられます。

また、転職面接の際にこちらから質問をして、「技術力と昇給の関係性」「技術力と想定年収の範囲」などを確認するもの有効な方法です。開発力に目が向いている企業なら、直ちに答えられるでしょう。

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まとめ

Webエンジニアが年収1,000万円を目指すのも夢ではありません。ただし、平均年収が547万円ですから、本気で年収アップを狙うならスキルアップを継続しなければなりません。

その他に年収アップを狙う方法としては、資格をとるポータブルスキルを身に着ける優良な企業に転職するなどがありますが、どれも簡単な方法ではありません。

もし、一定のスキルがあるにもかかわらず「多重下請け構造の下位工程にいる」「SESとしてWebエンジニアで働いている」「所属する企業の業界でのシェアが低い」などの理由で年収が低いのであれば、転職エージェントを利用しましょう。

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転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。