20代でエンジニアへの転職を考えたときに思い浮かぶのが、転職エージェントの活用です。

転職エージェントを上手く活用できれば、転職にかける時間も少なくなり、スムーズに希望する企業への内定が獲得できるでしょう。

しかし、どの転職エージェントがおすすめで、どのような基準で選んでよいのかがわからないかもしれません。

そこで本記事では、20代エンジニア向けのIT転職エージェントを13つに厳選し、経験者・未経験者別に分けて比較していきます。

20代向けIT転職エージェントおすすめ9選

まずは20代のエンジニア経験者を対象に、おすすめのIT転職エージェントを比較していきます。

エージェント名	総合評価	公開求人数	強い職種	詳しく見る
レバテックキャリア	4.8	22,166件		スキップ
マイナビIT AGENT	4.7	19,793件		スキップ
Geekly	4.6	24,163件		スキップ
ビズリーチIT	4.5	22,000件以上		スキップ
Direct type	4.5	1,600件以上		スキップ

エンジニアで年収・キャリアアップを目指している方は、利用者の5人に4人が年収アップを実現しているレバテックキャリアがおすすめです。

またマイナビIT AGENTは開発系の職種に強く、転職後の定着率が97.5%と高水準なため、年収も職場環境も重視して選ぶことができるでしょう。

年収800万円以上などハイクラス求人をお探しの方には、幅広い職種を取り扱っているビズリーチITもおすすめです。

すぐに転職を考えていない方や、自分の市場価値を把握したい方には、登録するだけでスカウトが届くDirect typeも便利でしょう。

レバテックキャリア｜年収アップを目指す20代におすすめ

レバテックキャリアは、IT・Web業界の転職支援を専門とする転職エージェントです。

業界に精通したキャリアアドバイザーだけでなく、現役のITエンジニアの採用担当者からポートフォリオや職務経歴書の添削が受けられます。

また、強みを発見するためのヒアリングを得意としており、初回提案内定率は90％以上、希望企業への転職成功率は96％以上と圧倒的な実績を誇っています。

マイナビIT AGENT｜開発系で転職したい20代エンジニアに◎

マイナビIT AGENTは、大手人材会社のマイナビが運営するエンジニア向け転職エージェントです。

SEやアプリケーションエンジニア・社内SEなど開発系の職種に強いといった特徴があり、全国各地の求人を豊富に取り扱っています。

ITエンジニアの年収アップ率は73.7%と発表されており、キャリアアップを目指したい20代の方にもおすすめといえるでしょう。

Geekly｜首都圏で年収アップを目指すエンジニアにおすすめ

Geeklyとは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

専任アドバイザーの在籍数は100名を越えており、転職支援実績は14,000件以上になります。

書類作成や面接対策はもちろん、現職の退職から入社後のサポートまで一貫して実施してもらえるのが強みです。

また、IT人材仕事タイプ診断も無料で受けられるため、あなたの価値観に合った仕事を見つけられるでしょう。

ビズリーチIT｜年収800万円以上を目指すなら登録しておきたい

ビズリーチITは、エンジニア転職に特化した転職サービスです。

SEやインフラエンジニア・社内SE・データサイエンティストと幅広い職種の求人が充実しており、その殆どが年収800万円というのも魅力です。

年収を上げたい方はもちろん、自身の市場価値を把握したい20代の方でも有効に活用できるでしょう。

Direct type｜気軽にスカウトが受けられる

すぐに転職を検討していない方には、登録するだけでスカウトが届く転職エージェント「Direct type」もおすすめです。

企業と直接やり取りできるほか、自動で職務経歴書を作成できる機能もあるため、在職中で忙しい方でも気軽に利用できるでしょう。

スカウト型のため担当者はつきませんが、自分のペースで転職活動を進めたい方や、しつこい連絡に煩わされたくない方におすすめです。

ウィルオブテック｜長期的なキャリアを見越して転職したい方に◎

ウィルオブテックは、ITエンジニアの転職に特化した転職エージェントです。

キャリアアドバイザー以外にも、企業への営業担当であるリクルーティングアドバイザーによる複数名の体制で、真摯なサポートを提供しています。

また、幅広いエンジニア関連の求人を保有しているほか、コーディングテストの模擬受験で選考対策することも可能です。

パソナキャリア｜ハイクラス転職を目指すならぜひ利用したい

パソナキャリアは、ハイクラス層の転職サポートに特化した転職エージェントです。

保有求人の約半数が年収800万円以上であり、中には年収1,200万円以上の求人もあります。

61.7％（※）の方が年収アップを成功させており、まさに、年収を上げたい方にとっては理想の転職エージェントだといえるでしょう。

利用にあたっての料金は一切かからないため、ハイクラス層の転職にチャレンジしたい方はぜひ利用してみてください。

（※）パソナハイクラスの公式ホームページより

社内SE転職ナビ｜社内SE特化型の珍しい転職エージェント

社内SE転職ナビは、名前の通り社内SEに特化した転職エージェントです。

「カジュアル面談」「キャリア面談」「オンライン面談」という3つの面談形式を設けられており、転職の意思に応じて気軽に面談ができるのも魅力になります。

また、取り扱っている7割が非公開求人であるとともに、社内SEの公開求人数は業界でもトップクラスです。

即戦力が求められるため、エンジニア未経験者向きではありませんが、少しでもエンジニア経験があれば積極的に活用してみましょう。

Cloud Link｜自社開発や社内SEに強い

Cloud Linkとは、自社開発求人を中心に、あなたにマッチするIT企業を紹介する転職エージェントです。

公開求人数は2,000件とやや少ないものの、厳正な審査を通過した優良企業のみが紹介されています。

大手企業からスタートアップまで幅広くあり、中には年収が700万円以上の求人もあるため、これから先も安定して長く勤めたい20代の方にぴったりな転職エージェントといえるでしょう。

アドバイザーによる丁寧なサポートも強みであり、一気に転職成功に近づけます。

IT業界未経験の20代におすすめの転職エージェント

次にエンジニア未経験から転職を考えている方向けに、おすすめの転職エージェントを紹介します。

Green｜業界・職種未経験歓迎の求人が充実

Greenは、IT業界でも最大級の求人数を誇る転職サービスです。

エージェント型ではないので担当者はつきませんが、興味のある企業があれば「気になる」でアピールすることが可能です。

また業種・職種未経験向けの求人も充実しているため、研修が充実している企業を効率的に探せるでしょう。

サービス概要
サービス名	Green
運営会社	株式会社アトラエ
公開求人数	28,939件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国／海外
公式サイト	https://www.green-japan.com/

リクルートエージェントIT｜全国で未経験向けの求人を探せる

リクルートエージェントITは、大手人材会社のリクルートが運営するエンジニア向けの転職エージェントです。

全国でエンジニア未経験向けの求人を豊富に保有しているため、地方で転職を考えている方であっても納得のいくものが見つかるでしょう。

平日忙しくてなかなか時間がとれなかったり、転職未経験でどのように進めていけばよいかがわからない方にもおすすめです。

（※）2022年6月時点、厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および 4ヵ月以上の有期雇用の合計人数（リクルート集計）

サービス概要
サービス名	リクルートエージェント
運営会社	株式会社リクルート
公開求人数	93,512件
非公開求人数	86,389件
対応地域	東京・名古屋・大阪・福岡など全国／海外
公式サイト	https://www.r-agent.com/

関連記事：リクルートエージェントの評判や口コミから分かるメリット・デメリットを解説

ワークポート｜全国に50ヶ所の拠点あり

ワークポートは、IT・Web・ゲーム業界の求人を多数取り扱っている転職エージェントです。

取扱い求人においては、エンジニア以外にも営業職をはじめとしたさまざまな職種があります。

専任のキャリアアドバイザーには無料で相談できるため、転職未経験であってもおすすめの転職エージェントです。

dodaエンジニアIT｜経験豊富なアドバイザーが在籍

dodaエンジニアITは、IT・Webエンジニア転職に特化した転職エージェントです。

dodaの保有求人数は業界TOPクラスであるため、dodaエンジニアITが扱うIT系の求人数も圧倒的な多さを誇ります。

求人サイトとしても利用でき、IT系職種やプログラミング言語、会社名などのキーワードで求人を探せます。

また、無料の年収査定サービスも提供しており、転職前に自分の市場価値を把握できる点もメリットです。

20代ITエンジニアの転職事情

この章では、20代のITエンジニアの転職難易度や前半・後半別の対策を解説します。

20代ITエンジニアの転職難易度は？

結論からお伝えすると、20代ITエンジニアの転職は成功しやすく、難易度は低いといえます。

IT企業では若い人材が求められており、また20代であれば実績やスキルよりも伸びしろに期待した上での採用も見込めるからです。

また未経験から転職する場合でも、20代であれば受け入れてくれる企業は多いでしょう。

ただし年齢を重ねるごとに転職の難易度は上がり、30代に突入すると応募できる求人の数は減ってしまう傾向にあります。

経験者・未経験者を問わず、今の現状を改善したいのであれば早めに動くのが吉といえそうです。

20代前半のエンジニアはポテンシャルで採用してもらいやすい

20代前半であれば、社会人としての経験も数年に留まる方も多いでしょう。

企業側も専門スキルや実績より、柔軟性や吸収力といったポテンシャルを重視する傾向にあります。

また20代前半とはいえ、数年の社会人経験があればビジネスマナーも身についているとみなされるため、新卒のように研修の手間が省けるのもメリットといえるでしょう。

ただし20代前半で何度も転職を繰り返している場合は、「すぐに辞めてしまうのでは？」と懸念されてしまうリスクがあります。

転職に関して少しでも不安がある方は、エンジニア転職に強いエージェントを有効活用することをおすすめします。

20代後半のエンジニア転職では実績やスキルも重視される

20代後半ではポテンシャルも続けて重視されますが、徐々にスキルや実績を求める企業が増えてきます。

効率的にアピールするためには、企業に魅力が伝わるポートフォリオや職務経歴書の作成が必要になってくるでしょう。

転職エージェントでは過去のデータをもとに効率的なポートフォリオの作り方・書き方をレクチャーしてもらえるため、有効活用したいところです。

また未経験からエンジニアに転職したい場合は、28歳～29歳がラストチャンスといえます。

30代になると完全未経験からのITエンジニア転職はかなり難しくなるため、早めに資格取得やスクール通学などに踏み切りましょう。

20代向けIT転職エージェントの選び方

エンジニアの転職に強い転職エージェントを選ぶときは、以下の4つのポイントを押さえておきましょう。

これらの基準をもつことで、数あるエージェントのどれを選べばよいか判断できるようになります。それぞれくわしく解説します。

ITエンジニアに特化している転職エージェントを選ぶ

20代ITエンジニアが転職エージェントを選ぶ際は、エンジニアに特化しているかどうかを確認しましょう。

転職エージェントには「総合型」と「特化型」の二種類があり、前者は幅広い職種を、後者は限定された職種を取り扱っているのが特徴です。

エンジニア向けの転職エージェントであれば、数々のエンジニアを支援してきたアドバイザーからサポートを受けることができます。

また各エージェントによって職種ごとの求人数や非公開求人の幅も異なるため、良い条件で転職したい方はITエンジニアに特化したところを選びましょう。

求人の多さを確認する

IT転職エージェントを選ぶ際は、求人数の多さにも着目しましょう。

豊富な求人数を取り扱っているエージェントを利用すれば、それだけ自身の選択肢も広がります。

また単純な母数だけではなく、自身の希望職種や希望地域など、条件別の求人数が充実しているかどうかもチェックしておくとよいでしょう。

ちなみにIT転職エージェントは複数登録しても全く問題ありませんので、取りこぼしをなくしたい方は掛け持ちするのもおすすめです。

IT転職に強いアドバイザーが在籍しているか確認する

ITエンジニアが転職エージェントを利用する際にネックになるのが、アドバイザーの専門性ではないでしょうか。

エンジニアとひと口にいっても職種や使用言語・フレームワークなどは異なります。

担当アドバイザーの知識が少ないと、ポートフォリオの内容やこれまでの実績について理解してもらえないかもしれません。

転職エージェントを選ぶ際は、IT業界やエンジニアの転職に精通しているアドバイザーがいるか調べることが大切です。

たとえばレバテックキャリアでは、インフラエンジニア専任のアドバイザーが在籍していたり、元社内SEのアドバイザーがいたりします。

前もって公式サイトや口コミなどでリサーチし、専門性の高いアドバイザーの有無を確認しておきましょう。

自分に合った面談方法が選択できるエージェントを選ぶ

20代ITエンジニアが転職エージェントを選ぶ際は、面談方法に着目することも大切です。

転職エージェントによって「対面のみ」「オンラインOK」など、利用できる方法が異なるためです。

対面しか実施していないエージェントの場合、面談場所が自宅から遠いと不便に感じてしまうでしょう。

そのような場合は電話やオンラインで面談ができるエージェントを選択すれば、自宅から無理なく参加することが可能です。

また反対にアドバイザーと顔を合わせて相談したい方は、拠点が自宅からアクセスの良い場所にあるかもチェックしておくとよいでしょう。

20代ITエンジニアが転職エージェントを利用するメリット

ここでは20代ITエンジニアが転職エージェントを利用するメリットを紹介します。

IT転職のプロに転職相談ができる

転職エージェントを利用すると必ず転職しなければいけないと思っている方もいるかもしれませんが、実際には相談だけの利用でも可能です。

これまで数々のITエンジニアをサポートしてきたアドバイザーから、客観的なアドバイスを受けることができるのは大きなメリットといえるでしょう。

「年収をもっと上げたい」「ワークライフバランスを重視したい」などの要望から、今後のキャリアプランに関する不安も相談することが可能です。

転職に関して思うところがあるのであれば、ぜひ積極的にIT転職エージェントを活用しましょう。

自分に合った求人を効率的に紹介してもらえる

IT転職エージェントでは、ヒアリングをもとに自分に合った求人を紹介してもらえます。

公開求人はもちろんですが、一般的な求人サイトには掲載されていない「非公開求人」も含めて探してくれるため、自分ではたどりつけない求人に出会えるでしょう。

加えて職場の人間関係や雰囲気といった内部情報も教えてもらえるため、求人とのマッチ度を重視する方にもおすすめといえます。

書類添削や面接対策を丁寧にしてもらえる

ITエンジニアの転職で大切なのが、求職者の魅力が伝わる職務経歴書やポートフォリオを作成することです。

IT転職エージェントのメリットとして、これらの書類添削やアドバイスを受けられる点が挙げられるでしょう。

また過去のデータをもとに、面接対策を実施してもらうことも可能です。

アドバイザーは面接官の人柄やよく聞かれる質問について把握していることも多いため、効率的に対策できるでしょう。

選考通過率を高めたいのであれば、転職エージェント経由で応募するのが最も近道といえそうです。

年収交渉を代行してもらえる

IT転職エージェントでは、アドバイザーに年収交渉を依頼することが可能です。

年収を上げたいというITエンジニアの方は多いと思いますが、お金のことを自分から言い出すのは気が引けるといった方もいるでしょう。

担当アドバイザーに希望年収や要望を伝えることで、求職者の代わりに交渉をおこなってもらうことができます。

年収アップを条件として転職したい方は、ぜひ積極的に活用しましょう。

20代ITエンジニアが転職エージェントを利用するデメリット

IT転職エージェントには数々のメリットがありますが、一方で把握しておくべきデメリットもあります。

これらのデメリットをしっかりと押さえて、転職エージェントを有効活用しましょう。

担当者と合わないケースがある

最初の注意点は、担当者との相性が合わないケースがある点です。

多くの転職エージェントは、よりよい転職サポートをしようとしています。しかし、担当者との相性やサポートの質が悪かったりすると、不満に感じるケースも少なくありません。

たとえば、担当者との相性が合わないと次のようなことが起こります。

上記のように少しでもストレスを感じた場合は、担当者の交代を申し出ましょう。転職エージェントを利用する目的は、最短距離で理想の企業に転職することです。

担当者に遠慮する必要はありません。相性が合わない場合は、はっきりと担当者を変更するようにしましょう。

担当者からの連絡が多くしつこく感じる場合がある

キャリアアドバイザーによっては連絡が多すぎるあまり、「しつこいな」と感じるかもしれません。

エージェントからの連絡は、転職を進めるうえで貴重な情報源になります。しかし、連絡があまりに頻繁すぎると、かえってストレスになる恐れがあります。

とくに、現職の忙しさにより時間や心に余裕がなければ、メールの通知や着信履歴を見ただけで、「またか…」とストレスを感じてしまうでしょう。

対策としては、連絡頻度を調整してほしい旨を伝えることです。転職活動は慣れない履歴書の作成や緊張する面接などで疲れることも多いでしょう。

余計なストレスを減らして、転職活動に専念するのが大切です。

複数の転職エージェントを使う際は伝えておく必要がある

複数の転職エージェントを利用する際は、エージェントにその旨を伝えておきましょう。

エージェント間で同じ企業への応募が重なった場合、企業から重複応募とみなされ、トラブルに発展する可能性があるためです。

転職エージェント側からするとエージェントの併用は起こりうるものと思われているため、正直に伝えても問題ありません。

むしろ、転職エージェントの併用を伝えない方がお互いにとってマイナスであると頭に入れておきましょう。

20代ITエンジニアが転職エージェントを利用する流れ

ここでは、エンジニア向けの転職エージェントを利用する際の具体的な流れを5つのステップに分けて解説します。

転職エージェントへの登録

最初に登録する転職エージェントを決め、公式サイトから登録をおこないます。

利用するエージェントによって異なりますが、以下の情報を求められることがほとんどです。

各エージェントの登録画面に沿って、情報を入力していけば問題ありません。

キャリアアドバイザーとの面談

登録時に入力した電話番号・メールアドレス宛に、担当アドバイザーから連絡が届きます。

面談のお知らせが来ますので、日程調整をして当日は対面・またはオンラインで面談をおこないましょう。

主に転職条件などのヒアリングをおこなわれますので、前もって履歴書や職務経歴書を作成しておくとスムーズに受け答えができるでしょう。

求人紹介・応募

面談で聞き取った内容をもとに、早ければ当日には求人紹介がおこなわれます。

複数の求人が紹介されることがほとんどですので、条件を比較し、魅力的に感じるものがあれば応募を検討しましょう。

もし自分の希望に合わない求人が紹介された場合は、遠慮せずに断っても構いません。

断る際は「ここが希望と違っていた」というように、どこが希望から外れていたのかを伝えてあげると親切です。

書類選考・面接

応募が完了したら、書類選考の対策をおこないます。

作成した履歴書やポートフォリオの添削をしてもらうことで、選考通過率がアップするでしょう。

書類選考に通過すれば、次は面接です。

担当アドバイザーに模擬面接を実施してもらったり、よく聞かれる質問などを教えてもらったりして、綿密に対策するようにしましょう。

内定・入社

面接に通れば、晴れて内定となります。

内定獲得後は、企業が指定する内定承諾期限までに、内定承諾の可否を回答してください。

ここで内定辞退をしても違約金などは発生しませんので、よく検討して入社を決めるようにしましょう。

エンジニア向けの転職エージェントを有効活用するコツ

エージェントの選び方の次は、転職エージェントを上手く活用するコツを学びましょう。

これらのポイントを意識して転職エージェントを利用すれば、転職活動をスムーズに進められるはずです。くわしくみていきましょう。

担当者へ積極的に連絡する

転職エージェントの担当者にはメールや電話などで積極的に連絡しましょう。

エージェントは他にも多数の転職希望者ともやり取りをしており、非常に多忙です。

そのため、何もしなければ連絡が来ずに、転職活動が進まなくなります。

こちらから積極的に連絡すれば、担当者に転職意欲の高さをアピールでき、特に自分の転職支援に注力してくれるかもしれません。メールや電話が来たら、即レスがおすすめです。

転職エージェントを利用する際は、受け身ではなく自分から担当者との接点を設けるようにするのがポイントになるでしょう。

IT業界のトレンドを教えてもらう

エンジニアへの転職成功には、業界ならではのトレンドをエージェントに教えてもらうのも重要です。

IT業界は常に変化しており、エンジニアに求められるスキルも時代に応じて変わるため、最新の技術やスキルを身につける必要があります。

エンジニアに強い転職エージェントは、IT業界のトレンドに詳しいので、それらを有効活用しない手はありません。

近年では特に、生成AIによる台頭がすさまじいです。

IT業界において注目されている技術や職種、企業の求めるスキルや経験、業界の給与相場などを理解し、エンジニアへの転職を成功させるためのきっかけを掴みましょう。

複数の転職エージェントを併用する

複数の転職エージェントを併用すれば、より多くの求人に出会えます。

もしも、ひとつの転職エージェントしか利用しておらず、気になる求人を見つけられなかったら、また新たに別の転職エージェントに登録しなければなりません。

はじめから複数の転職エージェントを併用すれば、効率的に理想的な求人に出会えるでしょう。

なお、転職エージェントの特徴は、求人数やハイクラス層向けであるなど、エージェントごとに大きく異なります。

各エージェントの強みを踏まえて、併用する転職エージェントを選びましょう。

また、エージェントは転職サイトと違い、アドバイザーと密に連絡を取り合う必要があります。あくまで管理できる範囲の数に絞るのも大切です。

応募書類の添削や面接対策をしてもらう

転職エージェントでは、プロによる履歴書添削や面接対策を無料で受けられます。

過去の実績に基づいて徹底的にサポートしてくれるため、自力で対策するよりも、選考に通過する可能性がアップするでしょう。

また、可能であれば、面談時に履歴書を持参し、添削を受けるのもおすすめです。

面談時に持ち物の指定がなくとも、履歴書や職務経歴書を準備しておくと、その分内定獲得までの道のりが短くなります。

エンジニアとしてのキャリアを相談する

キャリア相談を通じて、自分が今後目指していきたいビジョンが明確になるはずです。

エンジニア向けの転職エージェントは、エンジニアがどのようなキャリアを積んでいくのが望ましいのかを熟知しています。

過去の転職支援実績や最新の業界トレンドなどをふまえて、あなたに合ったキャリアビジョンを一緒に考えてくれるでしょう。

インターネットの情報だけで、エンジニアとしてのキャリアを調べても、自分に適しているかはわからないものです。

業界に精通したプロからのアドバイスをもらえれば、自分でも気づかなかった強みに気づけ、新たな選択肢が見つかるかもしれません。

20代向けの転職エージェントを使ってエンジニアへの転職を成功させよう

本記事では、エンジニアを目指す20代の方に向けて、おすすめの転職エージェントやエージェントの選び方、利用するときの注意点を解説しました。

20代は、転職市場において将来的な伸びしろを期待される年代です。

たとえエンジニア経験がなくても、意欲や熱意が伝わればポテンシャル採用される可能性が十分にあります。

しかし、自分一人だけで転職活動するのは不安がつきものです。

転職のプロであり、豊富な実績をもつ転職エージェントを活用すれば、自分の市場価値に気づけ、エンジニアとして働きたい企業に出会えるでしょう。

転職エージェントは無料で利用できるので、ぜひ紹介したエージェントを活用してみてください。