30代で転職活動をする方は、30代向けの転職サイトを活用するのがおすすめです。

しかし、転職サイトやエージェントは数が多く、各社強みや特徴も様々で、どの転職サイトを使うべきか迷ってしまう方もいるかもしれません。

そこで本記事では、30代におすすめの転職サイトを紹介します。

総合的におすすめできる転職サイトのほか、条件別・職種別にも転職サイトを解説するので、自身に合うものを見つけられるでしょう。

そのほか、30代が転職を成功させる秘訣や転職サイトの選び方なども解説するので、はじめて転職活動に取り組む方、2回目以降の転職活動となる方の両者にとって有益な情報となるはずです。

ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

30代におすすめの転職サイト6選

最初に、30代に総合的におすすめできる転職サイトを6つ紹介します。

どこに登録すべきか迷っている方は、まずは以下の6社に登録すると、転職サイトのメリットを実感できるでしょう。

ビズリーチ

ビズリーチはハイクラス転職サイトで、求人数の3分の1以上が年収1,000万円以上です。高年収で働きたいと考えている30代の方におすすめの転職サイトです。

スカウト制のため、詳細に記載した職務経歴書を作成しておくと転職市場における自分の価値を知ることができます。今の年収よりも高いスカウトが届くと、キャリアアップできる可能性があるでしょう。

ビズリーチを利用して転職している方は、35歳以上の方が6割と報告されています。（※1）

あなたの持っているスキルや能力、知識を高く評価する企業に出会えるかもしれません。

（※1）参考記事：35歳からの転職、難しいといわれる要因とは？ 成功者は何をしているか｜ビズリーチ

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、1年間の登録者数が約130万人（※1）であり、転職した方は約6万9,000人※2と多くの方が利用しています。

求人数は非公開求人が約30万件、公開求人数が約40万件と豊富な求人の中から、希望に合う求人を紹介してもらえる可能性が高いです。

リクルートエージェントは、各業界に精通したキャリアアドバイザーが担当してくれるため、一緒にあなたの強みを見つけてもらえます。今までの経験や知識、身につけたスキルを相談すると、自身が気付いていなかった強みが見つかるかもしれません。

見つけられた強みを軸にして転職を有利に進められたり、キャリアアップできる可能性が高くなったりするでしょう。

※1 2022年度実績：2022年4月1日～2023年3月31の間に申し込みしたサービス登録者数
※2 2022年度実績
参考記事：企業・法人向け様サイト｜リクルートエージェント

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、転職エージェントの中で2年連続満足度1位（※1）を獲得しています。転職エージェントでどれにしたら良いかわからない方は、満足度の高い転職エージェントに登録しておくと良いでしょう。

また、マイナビエージェントでは、30代でキャリアアップや年収アップを目指している方に向けた転職相談会が開催されています。無料でキャリアアドバイザーと1対1で面談できるため、今後キャリアアップをどうするか考えている方は、転職相談会に参加してみてください。

マイナビエージェントのキャリアアドバイザーは、業界ごとに専任制のため業界を理解しています。業界を知っているからこそ、あなたの悩みや転職理由に共感してもらえて、悩みを解決できる転職先が見つかるかもしれません。

（※1）2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位
参考記事：年収アップしたい！キャリアアップして現職より給料をアップしたい方のための無料個別相談会｜マイナビAGENT

doda

dodaは、公開求人数が約23万件、非公開求人は約4万件と求人数が多い点が特徴です。在宅勤務や残業時間20時間未満など、あなたの希望する条件で求人を検索できます。

希望条件を複数指定すると、希望に合う求人が見つけられるかもしれません。気になる求人が見つかったら自身のタイミングで応募可能です。

また、豊富な転職ノウハウが無料で見られます。職務経歴書や自分の強みを引き出す自己PRの書き方がわからないと悩んでいる方も、解決できる可能性が高いです。転職ノウハウを読むことで、企業担当者に良い印象を与えられる書類を作成できるでしょう。

転職イベントやセミナーでは、面接対策や職務経歴書の書き方など、ノウハウでは解決できなかったことを質問できるため転職活動に役立ちます。定期的に開催されており無料で参加できるため、悩んでいる点がある方は積極的に活用してみましょう。

type転職エージェント

type転職エージェントは、サービスを開始してから25年経過しており、34万人の転職実績があります。今までの転職ノウハウやデータから、あなたの転職をサポートしてもらえます。

「納得感のある転職」の実現を大切にしており、納得感のある転職ができるよう求人を紹介してもらえるため、希望条件に合う企業に出会える可能性が高いです。希望条件に合う企業に出会えると転職して良かったと感じられるでしょう。

tyoe転職エージェントは、IT・営業・事務やハイクラスの転職に強みがあります。今までの経験職種が先ほど上げた4つであれば、年収アップや良い条件で働ける企業に転職できる可能性が高くなるでしょう。

LHH転職エージェント

LHH転職エージェントを利用した方のうち、3人に2人が年収アップに成功しており、平均して100万円上がっているのです。LHH転職エージェントを利用して転職すると、年収アップに期待できるでしょう。

LHH転職エージェントのコンサルタントは、企業と転職者の双方を担当しているため企業の情報や特徴を理解しています。気になる企業の情報をすぐに教えてもらえるため、スピーディーなやりとりが可能です。

また、コンサルタントはLHHの転職エージェントは12の専門分野に特化しています。12の専門分野は以下のとおりです。

上記の分野や管理職で転職を検討している方は、特化しているコンサルタントから転職サポートを受けられるため利用してみてください。

【属性別】30代におすすめの転職サイト

本章では、以下のような属性・条件別に、30代におすすめの転職サイトを紹介します。

女性・子持ちママさんもOK！：マイナビエージェント女性の転職

男性：ワークポート

ワークポートは、幅広い業界に対応している転職サイトです。さらなるキャリアアップはもちろん、30代未経験から手に職をつけたい方でも、ワークポートならマッチする求人を見つけることができます。

さらに、ワークポートは全国に拠点があるため、地方でも利用できます。

転職相談で83万人の実績があるため、あなたの質問や悩みにも対応してくれるでしょう。

業界を変えた転職を考えている30代男性の方は、ワークポートの求人もチェックしてみてください。

フリーター：えーかおキャリア

えーかおキャリアは、手に職をつけたいと考えている方に向けて、あなたのやりたいことやできることを見つけてもらえます。適正や強みがわからない方でも、カウンセラーがカウンセリングを通じて、分析してくれるため安心してください。

適正や強みが見つかったら、将来性のある仕事を選択できるようにカウンセラーと相談して未経験の業界に挑戦してみましょう。

えーかおキャリアはフリーターや第二新卒の方が利用する転職サイトであり、30代の方の転職実績もあります。現在アルバイトで不安定のため、転職したい方におすすめです。

また、ミスマッチを予防できるように、あなたに合う社風や職場環境の企業を紹介してもらえるため、転職後に後悔するリスクを軽減できるでしょう。

未経験転職：キャリアスタート

キャリアスタートはフリーターから正社員の就職や、未経験職種への転職に強いエージェントです。

92％以上が未経験OKの求人で、なおかつ内定獲得率が高いため「早く正社員に就職したい」「30代だけど未経験の仕事に挑戦したい」方は、登録して求人を見てみましょう。

キャリアスタートは最短1週間で内定が出ることもあるので、誕生日が近い方もサポートを受けてみてください。

ハイクラス：リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは、年収800万円〜2,000万円の求人が多く、12万件以上（※1）あります。また、転職に成功した方で年収が100万円以上アップしている事例が報告されています。（※1 2023年7月5日時点）

厚生労働省によると、30代の転職者で年収が1割以上〜3割未満増加した方は約30％で、3割以上増加した方は約7％です。転職をおこなって年収が多く増加している方は少ないため、高年収の求人が多い転職エージェントを利用すると、高い年収で働ける可能性を高められるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトの職務経歴書は、該当する経験やスキルを選択していくだけで完成します。自身で入力する必要がないため、忙しい方でも簡単に職務経歴書が作成可能です。

企業やエージェントからスカウトが届いた際は、チャットで気兼ねなく連絡が取り合えるため、企業担当者やエージェントのことを理解しやすいでしょう。

参考記事：令和2年転職者実態調査の概況｜厚生労働省

30代前半：エンワールド

エンワールドは、外資系や日経グローバル企業の紹介を得意をする転職エージェントです。

年収800万円以上の求人が1万件以上あり、中には年収1,500万円を超える転職に成功する方もいます。

そのため「30代で年収アップしたい」方は、登録して求人を見てみましょう。

紹介できる業界はIT・金融・メーカーの他に、農業やヘルスケア業界にもおよびます。

あなたの経験ある業界も対応しているかもしれないので、チェックしてみてください。

30代後半：ミドルの転職

ミドルの転職は30代〜40代のミドルに特化した転職サイトです。登録者の平均年齢は45歳であり、経験やスキルを身につけたハイクラスな方に向けた求人を多く取り扱っています。

求人には、経営幹部やCxO、管理部長や営業部長など管理職のポストを用意している企業もあります。キャリアアップを目指したい方は登録しておくと良いでしょう。

ミドルの転職に登録しておくと、エージェントから非公開求人のスカウトが届く可能性があり、一般に募集されていない条件の良い求人に出会えるかもしれません。

また、1,000件以上の転職体験レポートがあり、あなたと同じ悩みを抱えた方のレポートを読むと、転職の参考になるでしょう。

サービス概要
サービス名	ミドルの転職
運営会社	エン・ジャパン株式会社
公開求人数	23,843件 （希望年収：1,000万円以上）
対応地域	全国／海外
公式サイト	https://mid-tenshoku.com/

関連記事：enミドルの転職の評判は悪い？やばい？利用するメリットやデメリットについて解説！

地方転職：ヒューレックス

ヒューレックスは、地域転職に力を入れた転職サイトです。求職者に対して個別のカウンセリングを実施して、最適な仕事を提案してくれます。

地方の中でも特に東北や仙台の求人に強みを持っているようです。

非公開求人もあり、地元の優良企業や成長中の企業を紹介してもらえる可能性もあります。求人紹介だけでなく、職務経歴書や履歴書の添削も支援してくれます。東北地方での転職を目指している30代の方は、一度相談してみると良いでしょう。

関連記事：ヒューレックスの評判・口コミは？特徴や利用する流れまで徹底解説

【職種別】30代におすすめの転職サイト

本章では、以下の職種別に30代におすすめの転職サイトを紹介します。

IT業界・エンジニア：Geekly

ギークリーは、IT経験者向けの転職エージェントです。

SE、ゲームプログラマー、インフラエンジニア、Webデザイナーの転職を得意としています。

平均年収アップ額が78万円なので「今回の転職で年収アップしたい」30代のITエンジニアの方は、どれくらい年収が上がりそうか求人を見てみましょう。

また、登録から1ヵ月ほどで転職できるため、早く転職して年収アップしたい方にもおすすめです。

東京23区のIT求人が多いため、東京で転職したい方は、登録してサポートを受けてみてください。

外資：JACリクルートメント

ベンチャー・スタートアップ：プロコミットキャリア

プロコミットキャリアは、起業段階からIPO、メガベンチャーにいたるまで、全ての成長ステージに必要な転職支援を実施してきた転職エージェントです。

担当のキャリアアドバイザーがつきますが、プロコミットキャリアのアドバイザー全員がもつ企業情報をシェアしてくれて、最適な求人が見つかるでしょう。

さらに、単に求人票を見てベンチャー企業を紹介するだけでなく、そのベンチャー企業がもつポテンシャルまで解説してくれます。

機械的な紹介ではなく、あなたの理想の未来を叶えられる可能性があるベンチャー企業がわかります。

「求人情報やホームページではわからない魅力も知りたい」方は、プロコミットキャリアで情報収集してみましょう。

サービス概要
サービス名	プロコミットキャリア
運営会社	プロコミットキャリア株式会社
公開求人数	198件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
公式サイト	https://www.procommitcareer.co.jp/

関連記事：プロコミットキャリアの評判は？メリット・デメリットや最大限サービス活用するコツを解説

医師：エムスリーキャリア

エムスリーキャリアは、日本最大級の医療従事者専用サイト「エムスリーグループ」の医師専門転職サイトです。

独自の調査で得た、病院の内部事情を把握しているのが特徴です。

転職エージェントサービスもあり、年収2,000万円以上の非公開求人も保有しています。

また、匿名のまま求人を紹介してくれるサポートがあるため「内密に転職活動を進めたい」方におすすめです。

さらに、希望の求人がない場合は、キャリアアドバイザーが募集を探してきてくれます。

「30代という大事な時期なので、慎重に転職先を決めたい」方は、登録して求人を見てみましょう。

看護師：レバウェル看護

レバウェル看護では、年間4,000回を超える職場訪問をしているため、病院の方針や看護師さんが辞めた理由まで情報収集しています。

そのため「次は自分に合う病院で働きたい」方は情報収集してみましょう。

実際、レバウェル看護を使って転職した看護師さんの中には「人間関係に悩まなくなった」方もいます。

また、地方の転職にも強いのがレバウェル看護のメリットです。

「夫の転勤で地方にいくことになったけど、どの病院がいいのかわからない」方も、レバウェル看護で求人を見てみましょう。

薬剤師：マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は全国に14の拠点があり、拠点が近い場合は直接キャリアアドバイザーと相談できます。近くに拠点がない場合は、Zoomなどのツールを使用して対面で相談できるように調整可能です。

文章だけの連絡では相談しづらい、対面で相談したい方はマイナビ薬剤師の利用を検討すると良いでしょう。

マイナビ薬剤師は、最短1週間で転職可能です。パートナーの転勤や転職先が決まったものの直前で悩んでいる方は、マイナビ薬剤師に相談すると解決できる転職先が見つかるかもしれません。

また、30代で薬剤師としてキャリアを積んできた方が、さらにキャリアアップを目指したいと考えることもあるでしょう。マイナビ薬剤師は、事業部長や薬局長など管理職のポストを用意している企業も紹介可能です。

薬剤師専任のキャリアアドバイザーからサポートを受けて、キャリアアップや年収アップを目指しましょう。

サービス概要
サービス名	マイナビ薬剤師
運営会社	株式会社マイナビ
公開求人数	49,934件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
公式サイト	https://pharma.mynavi.jp/

関連記事：マイナビ薬剤師の評判は悪い？口コミからわかるメリット・デメリットを徹底解説

保育士：保育士ワーカー

保育士ワーカーは、施設形態別に求人検索が可能です。保育士として、今まで働いてきたスキルを活かして違う施設で働きたい方や、同じ施設で働きたいなど、一人ひとり転職先を探すときの条件が違います。施設形態別に探せることで、希望する施設を見つけやすくなるでしょう。

また、保育士ワーカーはキャリアアドバイザーからのサポートを受けることも可能です。プロフィールを登録すると、キャリアアドバイザーから希望する条件に合う求人を紹介してもらえます。あなたのプロフィールを見て、企業からスカウトが届くこともあるのです。2つの方法で、スムーズに転職活動が進められるでしょう。

保育士ワーカーのキャリアアドバイザーは医療福祉業界に精通しているため、医療福祉業界で多い悩みを解決できる職場が見つかるかもしれません。

介護士：レバウェル介護

レバウェル介護は、介護職に特化した転職サイトです。

紹介する職場のリサーチをしているので、事前に職場の雰囲気を聞くことができます。

退職率や残業の情報、さらに実際に働く方の声もわかるため、極端にきつい職場を避けやすいでしょう。

また、キャリアアドバイザーが転職の面接に同行してくれるため、面接が苦手な方でも安心です。

さらに、転職後も職場に関する相談ができるため、もし想定外のことがあったら遠慮なく相談しましょう。

レバウェル介護は未経験＋無資格でも利用できるため、30代で初めて介護に転職する方も求人をチェックしてみてください。

金融：マイナビ金融エージェント

マイナビ金融エージェントは、人材関連企業のマイナビが運営する金融特化型のエージェントサービスです。

特化型と総合型のメリットを両立した転職エージェントであるのが魅力です。

未経験・第二新卒など経験が浅い人でもチャレンジできる案件から、年収1,000万円以上の専門性や経験が求められる案件まで幅広く取り揃えているのが特徴です。

一対一の面談を通じた転職相談のほか、さまざまなテーマを設けた転職相談会を定期的に実施しています。

金融の中で具体的にどのようなキャリアを目指すか迷っている人にもおすすめです。また、未経験者からの金融業界への転職でも親身になって相談に乗ってくれるでしょう。

できるだけ短期間で転職を決めたい方にもおすすめです。

サービス概要
サービス名	マイナビ金融エージェント
運営会社	株式会社マイナビ
公開求人数	75,376件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
公式サイト	https://mynavi-agent.jp/finance/

コンサル：アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングは、コンサルティングファームなどに特化した転職エージェントです。

20年の歴史があり、大手コンサルティングファームなどと太いパイプがあるため、アクシスコンサルティングのサポートを受けると採用されやすくなるでしょう。

さらに、アクシスコンサルティングの転職サポート期間は平均3年間です。

コンサルタントの転職はスキルや実績が求められるため「今は転職の時期ではない」アドバイスをもらえます。

焦ってコンサルティングファームに転職して失敗しないためにも、アクシスコンサルティングに登録してサポートを受けてみましょう。

サービス概要
サービス名	アクシスコンサルティング
運営会社	アクシスコンサルティング株式会社
公開求人数	40件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
公式サイト	https://www.axc.ne.jp/

関連記事：アクシスコンサルティングの評判は？やばい？利用者口コミから評判を徹底解説！

営業：SQiL Career Agent

SQiL Career Agentは、営業支援をおこなう株式会社セレブリックスが運営する転職エージェントです。

セレブリックスは1,200社の営業支援実績があるため、転職サポートを受ける際は営業職として伸ばすべきスキルもアドバイスしてもらえます。

30代の転職成功事例も多いため活用してみましょう。

サービス概要
サービス名	SQiL Career Agent
運営会社	株式会社セレブリックス
公開求人数	優良求人を直接ご紹介
公式サイト	https://sqil-career.com/

アパレル：iDA

iDAはファッションやアパレル業界に特化した転職サイトで、ワークライフバランスを重視した求人や、本社勤務などのキャリアアップの求人も保有しています。

また、アパレルやファッションに関する講座も受けられるため、スキルアップにも役立つでしょう。

管理部門：BEET-AGENT

BEET-AGENTは経理・法務・人事・広報・内部監査など、管理部門向けの転職エージェントです。

求職者と企業の担当者が同じなので、応募する企業の管理部門体制や兼任事情、年収、働き方、評価基準などを詳しく教えてくれます。そのため、転職後のミスマッチは少ないでしょう。

サービス概要
サービス名	BEET AGENT
運営会社	株式会社アシロ
公開求人数	1,357件
非公開求人数	4,000件以上（公式サイト参照）
対応地域	東京・大阪などの首都圏
公式サイト	https://beet-agent.com/

関連記事：BEET-AGENT（ビートエージェント）の評判は？管理部門の転職におすすめする理由や利用するメリットについて徹底解説

30代におすすめの転職サイトの選び方

転職サイトを利用する際は、自身の状況や希望職種、条件に合ったサイトに登録しないと、スムーズに転職活動が進まないかもしれません。

30代の方は、以下の点を意識して転職サイトを選ぶと、転職成功の可能性を高められるでしょう。

求人数が豊富なサイトを選ぶ

30代の方にとって、求人数の多さは重視すべきポイントのひとつといえます。

求人数が多いと、それだけ転職の選択肢が増えることにつながり、多種多様な求人から希望条件に近い仕事を見つけられるでしょう。

なお、転職エージェントを利用するのであれば、サイトに掲載されている公開求人数のほかに、非公開求人の数にも注目したいものです。

前述したように、非公開求人のなかには30代向けの優良求人が含まれているため、非公開求人が多いエージェントに登録すると、紹介を受ける可能性を高められるかもしれません。

なお、転職サイトの求人数を確認する際には、全体の求人数だけでなく、希望職種の求人数にも着目するのがポイントです。

30代に強い転職サイトを選ぶ

言うまでもなく、30代の方は30代に強い転職サイトを使うべきです。

「20代向け」「シニア層向け」「第二新卒向け」といった転職サイトを利用しても、希望条件に合う求人は見つかりにくいでしょう。

転職サイトが得意とする年代を把握するには、公表されている転職支援実績を参照するのが効果的です。過去の転職実績で30代の割合が高いようであれば、30代の転職ノウハウに長けていると考えられます。

また、各求人情報にイメージ画像や在籍社員の写真が掲載されている場合、これらの情報からも対象年齢の予測が立てられます。

たとえば、イメージ画像が明らかに若者向けであれば若い人材を対象とした求人、掲載されている在籍社員が30代～40代であれば、その年齢層の獲得を目指した求人と予想できるのです。

30代の方は、30代の転職支援実績が多い転職サイトや、30代を対象とした求人が豊富な転職サイトを選ぶように心がけてください。

未経験職種に転職するなら大手の転職サイトを利用する

未経験職種に転職するなら、大手の転職サイトを利用しましょう。

大手の転職サイト・エージェントは掲載されている求人数が多く、未経験OKの求人の割合が多いからです。

反対に「特化型サイト」は、未経験者向けの求人が少ない傾向です。

そのため「30代から未経験の仕事に挑戦したい」方は、大手の転職サイトで求人を探してみましょう。

関連記事：【30代向け】未経験業界に強いおすすめ転職サイト９選と転職成功のコツ

求人を検索しやすいサイトを選ぶ

求人サイトを選ぶ際には、求人を検索しやすいサイトがおすすめです。

具体的には、以下のような検索機能がある転職サイトが良いでしょう。

検索機能の種類	メリット
フリーワード検索	「30代が活躍」と検索すると、30代向けの求人を見つけやすい
こだわり条件検索	細かい条件でぴったりの求人が見つかる
検索条件を保存できる機能	求人を検索する時間を短縮できる

効率的に求人を探すためにも、検索のしやすさも重視してみてください。

30代向けの転職サイト・エージェントをフル活用するコツ

メリットとデメリットがある転職サイト・転職エージェントですが、活用方法を知っておけば転職に成功しやすくなります。

転職サイト・転職エージェントをフル活用するコツは、以下の8つです。

ひとつずつ解説していきます。

総合型＋特化型の転職サイト・エージェントに登録する

転職したい職種や業界が決まっている場合は、総合型と特化型の転職サイト・転職エージェントを両方利用しましょう。

一方、主な特化型の転職エージェントは以下のとおりです。

総合型と特化型の両方を利用すると求人が多く見つかるので、実践してみましょう。

関連記事：30代におすすめ転職エージェントランキング比較｜男性・女性・未経験・フリーター向けの選び方を解説

新着求人をチェックする

転職サイトの「新着求人」を見るようにしましょう。

新着求人の方が採用されやすい傾向だからです。

新着求人は「急に人が必要になった」企業が多く、採用意欲が高いです。

そのため、採用される確率を上げたい方は、新着求人をチェックしてみてください。

事前に企業と面談する

転職サイトや転職エージェントを利用すると、事前に企業の担当者と面談できるケースがあります。

ラフな面談をできる企業もあるため、わからないことを事前に聞けるチャンスです。

企業によっては社内を見学させてもらえることもあるので「どんな人が働いているか」や「職場の雰囲気」をチェックできます。

ミスマッチを防ぐためにも重要なことなので、可能な限り事前に面談しましょう。

プロフィールは全て記入する

転職サイトや転職エージェントのプロフィールページは、可能な限り全ての欄を記入しましょう。

プロフィールの情報量が多いほど、的確な求人を紹介してもらえるからです。

このプロフィール作成をあいまいにすると、ミスマッチが発生する恐れがあります。

転職の失敗を防ぐためにも、しっかりとプロフィールを入力しておきましょう。

キャリアアドバイザーと積極的に連絡を取る

転職エージェントのキャリアアドバイザーと、積極的に連絡を取りましょう。

あなたの本気度が伝わって、優先的に対応してくれることがあるからです。

キャリアアドバイザーも人間なので、本気度が高い人を応援したくなるものです。

これらを実践することで、優先的にサポートを受けられます。

求人に応募しない理由をキャリアアドバイザーに伝える

転職エージェントから紹介された求人に応募しない場合は、応募しない理由を担当のキャリアアドバイザーに伝えましょう。

あなたが希望する求人のイメージが、鮮明に伝わるからです。

キャリアアドバイザーとの初回面談で希望を伝えたとしても、いざ求人を紹介されると細かい点が気になるものです。

「なぜこの求人に応募しないのか」を伝えることで、紹介の精度が上がり、ぴったりの求人に出会いやすくなります。

複数のキャリアアドバイザーにサポートしてもらう

いくつかの転職エージェントに登録して、複数のキャリアアドバイザーからサポートしてもらうと、以下のメリットがあります。

実際にキャリアアドバイザーと話してみて、相性が良い人を絞っていけばOKです。

転職に失敗しないためにも、複数のキャリアアドバイザーの話を聞いてみてください。

面接で想定される質問を教えてもらう

転職エージェントのキャリアアドバイザーから、応募する企業の面接で想定される質問を教えてもらうのもおすすめです。

業界によってはよく聞かれる質問が決まっていたり、過去に応募した方の面接のデータから質問を予想できたりするため、面接対策に役立ちます。

事前に回答を用意しておけばスムーズな受け答えができて、面接官に対して印象が良くなるでしょう。

さらに、キャリアアドバイザーから質問の回答例も聞いておくのがおすすめです。

応募する企業が好む回答をすれば、採用される確率が上がります。

転職サイトを利用する流れ

ここでは、転職サイト・転職エージェントを利用する流れを解説していきます。

登録後のイメージをしてみてください。

登録

まずは転職エージェントのサイトから登録しましょう。

多くの転職エージェントでは、以下を入力するだけで登録が完了します。

3分ほどで登録作業が終わる転職エージェントが多いので、まずは登録して連絡を待ちましょう。

キャリアアドバイザーとの面談

登録すると、担当のキャリアアドバイザーから連絡があるので、面談の日程を決めます。

近年はオンラインで面談できる転職エージェントが多いです。

キャリアアドバイザーと面談し、希望などを伝えます。

また、このときに転職に関する相談をしてもOKです。

担当のキャリアアドバイザーに多くの情報を伝えることで、希望に合う求人を紹介してもらいやすくなります。

求人紹介

希望を伝えると、キャリアアドバイザーから求人を紹介されます。

その場で求人を紹介してもらえることもあれば、後日メールで求人情報が送られてくることもあります。

紹介された求人の中から、興味がある求人を探してみましょう。

応募・書類選考

転職したい求人が見つかったら、履歴書や職務経歴書などを作成します。

担当のキャリアアドバイザーが書類作成のサポートをしてくれるので、わからないことは聞きましょう。

書類が完成したら応募先に送って、選考を待ちます。

書類選考を通過したら面接をおこないます。

キャリアアドバイザーと面接の練習をおこない、アドバイスをもらえるので安心です。

きちんと練習してから面接に臨みましょう。

内定

面接を通過すると内定をもらえます。

条件をよく確認して、問題なければ内定を承諾しましょう。

このとき、キャリアアドバイザーが年収交渉をしてくれることもあります。

また、入社手続きもキャリアアドバイザーがサポートしてくれることが多いです。

30代の転職事情

次に、30代の転職事情を解説していきます。

30代で転職する方の転職理由や、転職回数などがわかるので参考にしてみてください。

まだ未経験職種に挑戦できる

30代の特に前半では、まだ未経験業界や未経験職種に転職できる可能性があります。

反対に、30代を過ぎてしまと今後働ける年数が短くなってくることや、人件費が上がることにより、未経験業界への転職が厳しくなる傾向にあります。

新しいフィールドにチャレンジしたい人や、新天地でキャリアを築きたい人は30代が最後のチャンスと考えるのが良いでしょう。

即戦力として採用されやすい

30代で部下を管理していたり、マネジメント経験があったりする人は即戦力として採用されやすいでしょう。それに加えて、業務内容も現職と関連する職種に転職すれば、転職後も順調にキャリアアップが見込めるでしょう。

30代の転職では、20代とは異なり、これまでにどのような経験を積み、それを新たな環境でどのように活かせるかを重視されやすいです。

まずはこれまでの経験を棚卸しをして、アピールポイントとして整理しましょう。

もし転職に失敗すると次の転職が難しい

最近では30代・40代のミドル層の転職も盛んになって生きているものの、やはり30代の特に後半で転職に失敗してしまうと、次の転職は厳しくなるのが現状です。

30代で転職するときは、「失敗できない」緊張感をもって臨む必要があるでしょう。企業選びから選考対策、内定後の交渉まで気を抜かずに丁寧におこないましょう。

「転職で失敗したくない」「失敗できない不安がある」人は、転職エージェントを利用してキャリアのプロからアドバイスを受けるのがおすすめです。

年収が一時的に下がることがある

30代で未経験業界に挑戦する人や、30代後半で転職する人は、転職後すぐは一時的に収入が下がる恐れがあります。
すでに家庭を持っている人やマイホームや車などの大きな買い物を控えている人は、周囲の同意を得ることも忘れずにおこないましょう。

また、転職後すぐに年収アップが実現できなくても、転職先でスキルを身につけたり昇進したりすることによって、長期的な目線で年収アップを実現できる可能性があります。

すぐに年収が上がらなくても、根気強くキャリアアップすることを目指しましょう。

【職種別】30代の平均年収

代表的な5つの職種を例にして、30代の職種別の平均年収を紹介します。

職種	平均年収
看護師	486万円
事務職	459万円
営業職	555万円
介護職	391万円
ITエンジニア	591万円

もし今の年収が平均より低くて不満を感じていれば、転職を検討しても良いかもしれません。

実際に30代で転職した人の体験談

ここでは、実際に30代で転職した方の体験談を紹介します。

転職のイメージにしてみてください。

30代前半で保険営業→Web営業に転職した男性の体験談

ありがたいことに多くのお客様に恵まれたのですが、何か新しいことに挑戦したいと考えていました。

保険営業時代にWeb業界のお客様が多く、そのころから「これからはWebの時代だ自分も変化しないと」と感じていたのを覚えています。

そんなとき、東京のWeb系ベンチャーの社長と知り合ったのをきっかけに、思い切ってWeb営業に転職しました。

独身だったこともあり「失うものはない」と思って、Web業界に飛び込みました。

保険営業をやってきた経験があったので、商材がWebに変わっただけで最初から売ることができました。

現在はWebマーケティングのフリーランサーにシフトして、Web系のキャリアを積んでいます。

30代で転職するなら、一歳でも若いときに転職するのがおすすめです。

30代の転職でよくある質問

最後に、30代の転職でよくある質問とその回答を紹介します。

本章を参考に疑問を解消してから転職活動に取り組んでください。

30代の主な転職理由は何ですか？

リクルートエージェントの調査（2024年）によると、30代の主な転職理由は以下が挙げられます。

「キャリアアップしたい」「新しい仕事の挑戦したい」というポジティブな理由がある一方で、現職に対する不満から転職を考える人も少なくありません。

どのような転職理由であっても、面接先の企業には、ポジティブな理由を伝えるのが無難でしょう。

30代の転職回数は平均どれくらいですか？

正確なデータはありませんが、複数の転職エージェントが提供しているデータを参照したところ、30代のおおよその転職回数は2－3回が平均的といえるでしょう。

確かにあまりにも転職回数が多すぎると、転職が不利になるといわれていますが、30代はライフイベントも多く、それに合わせて転職しているという理由があれば、回数はあまり気にしていない企業の採用担当者もいるようです。

30代の平均年収はいくらですか？

令和6年の厚生労働省の調査によると、最終学歴が高校・大学の人の30代の平均月収は以下のとおりです。

年齢	学歴計（千円）	高校（千円）	大学（千円）
30～34歳	299.4	265.4	373.0
35～39歳	328.6	282.9	405.9

最終学歴が高校の人は、月収およそ26万円～28万円で、最終学歴が大学の人は、月収およそ32万円～37万円であることがわかります。
よって年収は約300万円～500万円ほどだと考えられるでしょう。

これはあくまでも全職種・全業界の平均なので、年収は従事する職業によっても変わることを考慮しましょう。

30代が転職するのにおすすめの時期はいつですか？

4月は新年度が始める時期で、4月の入社を目指して1－3月に転職活動をおこなうのがおすすめです。

しかし、IT業界・コンサル業界・飲食業界は通年で採用をおこなっているところが多いため、時期をあまり気にせずに転職活動ができるでしょう。

業界によって採用時期やそのピークが異なるので、事前に志望業界を研究しておくのが良いでしょう。

30代を過ぎると転職は難しいですか？

知見のある業界に転職したり、一時的に年収が下がることを受け入れられたりするのであれば、近年は30代・40代のミドル層の転職も盛んです。

しかし、一般的にはやはり30代以降、とくに30代後半以降の転職は厳しいのが実情です。
人件費が上がるため企業側が採用に慎重になったり、新しい環境に柔軟に馴染めるかを懸念したりすることが影響していると考えられます。

30代以降の転職では、自分自身が保有しているスキルをどれだけ魅力的にアピールできるかがポイントになるでしょう。

30代の転職では何が求められますか？

30代の転職では、意欲や積極的な姿勢に加えて、具体的にアピールできる実績やスキルが求められる傾向にあります。

現職でどれだけ売り上げを伸ばすことができたのか、部下を何人どのように管理したのか、数値を用いて説明できると、より客観的にあなたの能力を伝えることができるでしょう。

そして、その経験から得た学びやスキルを新たな職場でどのように活かせるかを一貫性をもってアピールすることが重要です。

まとめ｜30代向けの転職サイト

この記事では、30代向けの転職サイトに焦点を当て、おすすめの転職サイトや利用するサイトの選び方、転職成功のための秘訣などを解決しました。

「35歳転職限界説」のような情報を見聞きし、焦りを感じる方もいるかもしれませんが、30代の転職は決して不可能でありません。

30代向けの転職サイトを活用すれば、理想の転職を実現させられる可能性は十分にあるでしょう。

本記事を参考に、30代の転職支援を得意とする転職サイトに登録し、希望に適う仕事を見つけてください。