歯科衛生士向けの転職サイト5選!リアルな口コミ・評判と転職成功の秘訣を解説

編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
医師・看護師・介護業界の転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。
本記事は転職エージェント公式サービス(ビズリーチ・マイナビ・リクルート等)のプロモーションを含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。
有料職業紹介許可番号:13-ユ-313782)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社アシロが作成しています。

転職したいけれど、「転職サイトの情報が多すぎて比較できない」「転職サイトって実際どうなの?」と不満を感じていませんか?この記事では、そんな歯科衛生士の方のための情報をまとめました。

こちらの記事では、歯科衛生士におすすめの転職サイトを5つピックアップし、それぞれ独自調査した口コミの結果も紹介します。

歯科衛生士が転職を成功させるポイントもあわせて解説しますので、転職を検討している方は参考にしてください。

参考記事:歯科医師向けの転職エージェント・サイト4選|利用の流れや選び方も解説

目次

歯科衛生士の転職におすすめの転職サイト5選

ここからは、おすすめの転職サイトを5つ厳選して紹介します。

求人数や運営会社の信頼性、実際に使用した方の口コミなど、比較検討に必要な情報も網羅していますので参考にしてください。

デンタルワーカー

デンタルワーカー
サイトのタイプ エージェント型
公開求人数 16,828件
対応エリア 全国
雇用形態 正社員/アルバイト・パート
運営会社 株式会社トライトキャリア
公式ホームページ https://dental-worker.com/
(2024年4月5日時点)

デンタルワーカーは、歯科業界に特化した転職エージェントです。

運営会社の株式会社トライトキャリアは、人材紹介企業であるトライトグループから医療・福祉業界に特化した部門として独立した企業で、歯科衛生士・歯科医師・介護士に向けた転職サービスを展開しています。

厚労省から「適正な有料職業紹介事業者」に認定されているため、安心して利用できます。

【参考】トライトキャリア| 医療・介護・保育分野における適正な有料職業紹介事業者の認定制度

デンタルワーカーでは専任のキャリアアドバイザーから求人紹介を受けられるだけでなく、1万件を超える公開求人からこだわり条件で絞り込んでの比較検討が可能です。

キャリアアドバイザーの手厚いサービスと膨大な求人数を評価する口コミが多い印象でした。

一方、悪い口コミの中には「連絡がしつこい」という声がありました。

こちらに関しては、希望の連絡頻度や対応可能な時間を事前に伝えておくことで防げるかもしれません。よほど緊急でない限りこちらの都合に合わせてもらえるはずです。

連絡を無視してしまうと、その後熱意のあるサポートが受けられなくなるかもしれないので、気をつけてください。

評判・口コミ 

  • 自分が探している条件の歯医者をみつけてくれて入社の手続きまで全部やってくれるから(大阪府 女性 20代)
  • 歯科衛生士の求人情報をたくさん閲覧できる。(東京都 男性 30代)
  • 連絡がしつこい。(東京都 女性 20代)

※出典:当サイト実施のアンケート①
※ユーザーアンケートより抜粋

集計方法:CAREER UP STAGE編集部でWEBアンケートを実施
集計期間:2022年7月27日~8月1日
集計対象:歯科衛生士の方でデンタルワーカーを利用したことがある男女28人

JOB歯科AGENT

JOB歯科AGENT
サイトのタイプ エージェント型
求人数 722件
対応エリア 一都三県を中心に全国に拡大中
雇用形態 常勤/非常勤
運営会社 東晶貿易株式会社
公式ホームページ https://job-shika-agent.com/
2024年4月5日時点

JOB歯科AGENTは、歯科医師・歯科衛生士のための転職エージェントです。

士業・医業に特化した人材戦略コンサルティングをおこなう株式会社スタイル・エッジCAREERと、WEBマーケティング企業である東晶貿易株式会社が共同で運営しています。

サイトで公開されている求人数は少ない印象ですが、その分クライアントであるクリニックと深い信頼関係を築いており、非公開・完全独占の求人を多く取り扱っています。

口コミにも、クリニックの雰囲気や内部情報など、求人票からはわからない情報を教えてくれるという評価が多い印象でした。

うまく活用すれば、自分一人でおこなうよりも有利に転職活動を進められるでしょう。

評判・口コミ

ネットには載っていない職場の雰囲気などを教えてくれるのでエージェントおすすめです。

自分で職場を選ぶより時間もかからないし、マッチ度の高い求人が見つかります!

(40代 ・歯科医師・年収120万UP)

引用元:利用者インタビュー|JOB歯科AGENT

前職と業務内容はほとんど変わらないのに、今のほうが断然収入が高いです。

自分では言いにくい職場との条件交渉もエージェントが代理してくれるので、ほんとに手間がかからず転職できました!

(30代 ・歯科衛生士・年収40万UP)

引用元:利用者インタビュー|JOB歯科AGENT

ファーストナビ歯科衛生士

ファーストナビ歯科衛生士
サイトのタイプ エージェント型
求人数 3,904件(東京都)
対応エリア 全国
雇用形態 正社員/パート
運営会社 株式会社ファーストコネクト
公式ホームページ https://sikaeiseisi.firstnavi.jp/
(2024年4月5日時点)

ファーストナビ歯科衛生士は、圧倒的な求人数を誇る、歯科衛生士専用の転職エージェントです。

運営会社の株式会社ファーストコネクトは、医療・福祉業界に特化したサービスを展開しており、ファーストナビ歯科衛生士以外にも歯科医師向けの転職サイトや口コミサイトを運営しています。

歯科業界で太いパイプをもっていることが、公開・非公開求人の多さにつながっているのです。

ファーストナビ歯科衛生士の口コミには、取扱い求人数の多さや、手厚いサービスを評価する声が多く集まっていました。

年間数千人にのぼる歯科医師・歯科衛生士の転職を支援しているからこそ、満足できる転職を実現してくれるでしょう。

評判・口コミ

  • 親身になって転職、就職をサポートしてくれる(埼玉県 女性 20代)
  • 多くの求人を見比べられる(大阪府 女性 50代)
  • 自分で給料交渉などをしないで済む(神奈川県 女性 40代)

※出典:当サイト実施のアンケート②
※ユーザーアンケートより抜粋

集計方法:CAREER UP STAGE編集部でWEBアンケートを実施
集計期間:2022年7月27日~8月1日
集計対象:歯科衛生士の方でデンタルワーカーを利用したことがある女性20人

ジョブメドレー歯科衛生士

ジョブメドレー歯科衛生士
サイトのタイプ サイト型
求人数 17,394件
対応エリア 全国
雇用形態 正職員/契約職員/パート・アルバイト/業務委託
運営会社 株式会社メドレー
公式ホームページ https://job-medley.com/dh/
2024年4月5日時点

ジョブメドレー歯科衛生士は、株式会社メドレーが運営する歯科衛生士向けの転職サイトです。

歯科衛生士向けのサイトのほか、歯科医師や歯科助手など医療業界に特化した幅広い求人を取り扱っています。

2019年に東証マザーズ(現グロース)市場に上場しており、信頼性の高い運営会社です。

ジョブメドレー歯科衛生士は、サイト型の転職サイトです。

全国を網羅した圧倒的な取り扱い求人から、気軽に検索・応募が可能です。自分のペースで転職活動を進めたい人から、高い支持を得ています。

特徴的なのは、会員登録すると医院からスカウトが届く「スカウト機能」です。

スカウトはプロフィールをもとにおこなわれるため、スキル面のマッチ度が高い転職を実現できます。

スカウトで送られてきた求人では、書類選考なしで面接を受けられ、転職活動がスムーズに進みます。

評判・口コミ

  • 全国的な求人情報が見れる(福岡県 女性 50代)
  • 簡単にいつでもどこでも歯科衛生士の求人を探すことができる。(兵庫県 女性 20代)
  • 担当者がいないので、全て一人で求人を探さなくてはいけない。(千葉県 女性 30代)

※出典:当サイト実施のアンケート③
※ユーザーアンケートより抜粋

集計方法:CAREER UP STAGE編集部でWEBアンケートを実施
集計期間:2022年7月27日~8月1日
集計対象:歯科衛生士の方でジョブメドレー歯科衛生士を利用したことがある方男女23人

歯科転職ナビ

歯科転職ナビ
サイトのタイプ エージェント型
職種 歯科衛生士/歯科助手/歯科医師
公開求人数 7,820件
対応エリア 都市部を中心に全国
雇用形態 正社員/非常勤・パート
運営会社 株式会社PECORI
公式Webサイト https://shika-tenshoku.com/
2024年4月5日時点

歯科転職ナビは、株式会社PECORIが運営している歯科業界に特化した転職エージェントです。

公開求人のうち、東京・神奈川・大阪が大半を占めているので、これらの地域に転職を検討している方には特におすすめです。

また子育てからの歯科衛生士への復帰支援に積極的で、家庭と両立しながら勤務できる医院も多数掲載されています。

歯科専門のキャリアアドバイザーが転職のサポートをしてくれるので、自分で検索してもうまく応募先が見つけられない方は、求人の紹介や転職活動のアドバイスを受けるのもおすすめです。

評判・口コミ

川上真葵さん(20代・経験2年)

自分の希望の中から出来るだけ沢山の歯科医院を提案してくださって、選びやすいのと、面接をすぐに手配していただき、すぐに働きたかったので助かりました。面接時の対応のアドバイスも下さり、1人で悩まずに済みました。

引用元:歯科衛生士の求人、転職情報なら歯科転職ナビにお任せください | ご利用者の声

飯島皐月さん(20代)

歯科衛生士を辞めようとまで追い込まれた状況のなかの転職活動でしたが、転職サポートだけではなく励ましの言葉まで頂き、とても心強かったです。転職して5ヶ月目ですが毎日が充実していて歯科衛生士を続けて良かったなと思っています。本当にありがとうございました。

引用元:歯科衛生士の求人、転職情報なら歯科転職ナビにお任せください | ご利用者の声

失敗しない歯科衛生士の転職エージェント・サイトの6つの選び方

歯科衛生士向けの転職エージェントや転職サイトに登録する前に、サイト選びのポイントをチェックしましょう。

下記6つのポイントに分けて解説していきます。

1.エージェント型かサイト型のどちらかであるか

転職サイトには、「サイト型」と「エージェント型」の2タイプがあります。

「サイト型」は、自分で求人情報を検索・閲覧して応募するタイプです。

自分のペースで比較検討できるメリットがある反面、面接の日程調整や労働条件の交渉といった面倒なことも一人でおこなわなければなりません。

「エージェント型」は、キャリアアドバイザーとのカウンセリングをとおして求人を紹介してもらう転職サイトです。

検索では知り得ない非公開求人を紹介してもらえたり、労働条件の交渉や履歴書の添削があったり、転職活動の様々なサポートをしてもらえます。

ただし、自分のペースで転職活動を進めることは難しくなります。

このように、どちらのタイプにもメリット・デメリットがあります。

複数のサイトに登録しても問題ないので、検討段階ではサイト同士を比較しながら、多くの求人に目をとおすようにしましょう。

2.歯科衛生士の転職に強いかどうか

歯科衛生士として転職すると決めているのであれば、歯科衛生士の求人に力を入れている転職サイトを1つは登録しておきましょう。

本記事でご紹介しているサイトも、歯科衛生士や歯科医師の求人に力を入れているので参考にしてみてください。

歯科衛生士の転職に力を入れているサービスであれば、求人数が多いだけでなく、担当者も歯科衛生士の転職を理解していることが期待できます。

歯科衛生士の転職事情について的確なアドバイスをもらえたり、歯科衛生士ならではの仕事の悩みを理解してくれたりと、転職における力強いパートナーを見つけやすくもなります。

3.求人数・会員数の多さ

転職サイトを選ぶ際は、取扱い求人数や会員数をチェックしましょう。

取り扱い求人数は、すなわち選択肢の広さです。広い選択肢の中から選べた方が、それだけ自分に合う求人を見つけられる可能性が上がります。

また、登録者数は評判が良いかどうかの判断指標になります。

ただし、取扱い求人数が少ないからといって、優良サイトでないとは言い切れません。

非公開求人をカウントしていない場合もあり、求人数が少ない分、一人ひとりの利用者に手厚いサポートを提供していることも考えられるためです。

とはいえ、転職活動において多くの求人情報を見たいと考えるのは当然のことです。

このため、初めて転職する人やとりあえず求人を見てみたい方は、まずは求人数の多いサイトに登録してみるといいでしょう。

リクルートエージェント

4.希望の勤務地に対応しているかどうか

対応エリアも重要です。

例えば地方での転職を希望しているにもかかわらず、首都圏の求人のみを取り扱う転職サイトを利用しても、十分な情報は得られないでしょう。

転職サイトを選ぶ際には、まず対応エリアを確認し、希望の勤務地の求人情報を得られそうかどうかを判断してください。

希望エリア周辺に支店がある転職サイトであれば、常時求人を保有している可能性が高いでしょう。

また、実際に働くとなった場合、周辺環境は非常に重要です。

例えば就職を機に大都市圏への引っ越しを考えているとします。大都市は複数の鉄道路線が入り乱れているので、最寄り駅がいくつかある職場も珍しくはありません。

このためどこへ引っ越すか、どこなら通いやすいか、急行は停まるかといったローカル情報を調べなければなりません。

このような情報は自分で調べることもできますが、転職・引っ越しの手続きで忙しいときに時間を割くのは難しいものです。

馴染みのない地域で転職するときにも、転職エージェントのキャリアアドバイザーが頼りになります。

希望エリアの詳しい情報を教えてもらえるので、情報収集の手間が省けるでしょう。

5.運営会社の信頼性

転職サイトを選ぶ際は、運営会社の信頼性をチェックしましょう。

特に個人情報への配慮は重要事項です。

個人情報については、「個人情報保護マネジメントシステム」といった規格が定められていますので、そうした認定を受けているかどうかが、一つの判断基準になります。

日本で認定されている規格は下記のとおりです。

  • JIS Q 15001
  • Pマーク
  • ISO/IEC27001

JIS Q 15001とは、国際規格である「ISO」の日本版として、独自の個人情報保護法に落とし込んだ規格です。

PマークはこのJIS Q 15001に準拠した運用体制が確立されていると認定された事業者に与えられるマークです。

いずれも求職者の個人情報を適正に管理している証であり、信頼できるかどうかの指標になるので、個人情報保護に関する配慮はチェックしましょう。

また、運営会社の企業理念や沿革、事業内容も、転職サイトとの相性を判断する一つの基準となります。

6.利用者の評判・口コミ

利用者の口コミもチェックしましょう。

サービスやキャリアアドバイザーの質は、利用者の実体験から推しはかれます。

転職サイトの良い口コミとしてよくある内容には、次のようなものがあります。

«歯科衛生士向け転職サイトに多い良い口コミ»
  • 親身に対応してくれた
  • いい求人が見つかった
  • 手厚いサポートを受けられた
«歯科衛生士向け転職サイトに多い悪い口コミ»
  • 連絡がしつこかった
  • 求人が自分の希望に合っていなかった

転職サイトそのものの口コミもありますが、エージェント型の転職サイトでは、担当者に対する口コミが多く見られます。

登録してもすぐに利用停止はできますので、よっぽど悪い口コミが目立たない限り、実際に担当者と会ってみて、担当者の良し悪しで判断してもいいといえるでしょう。

歯科衛生士が転職サイトを利用する4つのメリット

転職サイトには、自分で求人情報を閲覧・検索して応募する「サイト型」と、エージェントとのカウンセリングをとおして求人を紹介してもらう「エージェント型」の2タイプがあります。

忙しくて転職活動に時間を割けない方や、情報が多すぎて見るのが大変という方には、「エージェント型」のサイトがおすすめです。

ここでは、主に「エージェント型」の歯科衛生士向け転職サイトを利用するメリットを解説していきます。

1.履歴書作成や面接突破のための対策をしてくれる

転職エージェントでは、履歴書の作成や面接突破のためのアドバイスなど、プロのキャリアアドバイザーから転職活動のサポートを受けられます。

まず前提として転職エージェントの役割は、求職者と求人元の仲介役となって、両者を結びつけることです。

転職エージェントは求職者であるあなたにヒアリングをおこない、希望条件に合う求人を紹介するとともに、求人元であるクリニックにも求める人物像や採用条件をヒアリングします。

このため転職エージェントは、各医院がどのような人を採用したいか、採用基準の傾向などを把握しています。

転職時には、求職者だけでなく、クリニックのニーズも最大限満たす必要があるからです。

このような理由から、転職エージェントはあなたが内定を得るための最適なアドバイスをしてくれるのです。

履歴書作成の手伝いや面接のアドバイスを受ければ、転職活動を有利に進められるだけでなく、手間なくスムーズに内定獲得を目指せるでしょう。

2.給与面や労働条件の交渉、面接日時の調整などを代行してくれる

転職エージェントは、給与や福利厚生といった労働条件の交渉や、面接日程の調整をあなたの代わりにおこなってくれます。

特に労働条件の交渉は、求職者側からは切り出しにくいものです。

こちらの希望をキャリアアドバイザーに伝えるだけで交渉を一任できるのは、転職エージェント利用の大きなメリットでしょう。

ただし転職エージェントは、クリニック側からの要望も聞かなくてはなりません。

ある程度の譲歩を引き出せたとしても、転職希望者のすべての要望をクリニック側に受け入れてもらうことは難しいです。

また、逆にクリニック側から譲歩を迫られるケースも想定する必要があります。

このとき、絶対に譲れない条件や優先順位をしっかりもっていれば、交渉をもちかけられても軸がぶれずに対応できます。

事前にキャリアアドバイザーと相談し、絶対条件と優先順位を決めておきましょう。

3.転職の悩みや不安の相談相手になってもらえる

転職エージェントは、転職の不安や悩みの相談相手としても頼れるパートナーです。

実績のあるキャリアアドバイザーなら、今までの経験から悩みの原因や対処法を導き出してくれます。

また、歯科衛生士向けの転職エージェントであれば、歯科衛生士ならではの転職の悩み相談に乗ってくれます。

転職の際に「解決できない」という思い込みは捨てましょう。

今の職場での問題や過去のトラウマなど、身近な人に相談しにくい内容も、第三者であるキャリアアドバイザーには相談しやすいこともあるでしょう。

悩みや不安を言葉にして整理するだけで、冷静になって対処ができるようになります。

転職のプロだからこそのアドバイスは、今後の転職活動に良い影響を与えてくれるはずです。

4.非公開求人を紹介してもらえる

転職エージェントに相談する最大のメリットといえば、非公開求人の紹介を受けられることです。

非公開求人とは、文字どおり一般には公開されていない、特定の転職エージェントだけが知っている求人情報です。

非公開にしている理由は様々です。

例えば条件が良い求人を出すと、応募が殺到して選考に手間がかかり、医院の診察に支障が出る恐れがあります。

そのような場合に求人を非公開にして、転職エージェント側で人材を絞ってから紹介してもらうことで、医院側の選考の負担を軽減しているのです。

また、通常の求人のように応募を待っている時間がない場合も、非公開で採用活動がおこなわれます。書類選考を免除されることもあるため、スピーディーに内定まで進められます。

このように、非公開求人には選考が早く進んだり、良い条件の求人に出会えたりするメリットがあるのです。

また転職エージェントによっては、独占求人を取り扱っています。

独占求人とは、その転職エージェントだけが保有している求人情報のことで、キャリアアドバイザーからの紹介でしか知り得ない求人です。

独占求人は医院とエージェント間の強い信頼関係のうえで成り立っているため、条件の交渉がしやすい利点があります。

求人との新たな出会いに期待できるという点でも、転職エージェントの利用には大きなメリットがあるといえるでしょう。

歯科衛生士が転職サイトを利用する3つのデメリット

歯科衛生士が転職サイトを利用するメリットには、転職のプロであるキャリアアドバイザーからサポートを受けられることが挙げられます。

しかし一方で、「自分のペースで転職活動を進められない」「キャリアアドバイザーの質にバラつきがある」などのデメリットも考えられます。

ここでは転職サイトを利用する3つのデメリットを紹介します。

1.自分のペースで転職活動が進めにくい

1つ目のデメリットは、自分のペースで転職活動がしにくくなることです。

転職エージェントは日程調整などを代行してくれますが、求人元のクリニックも顧客である以上、応募者側だけのスケジュールを優先することはできません。

また、転職エージェントは求職者に希望条件のヒアリングをしてから求人の紹介をします。

このため、自分自身で「求人を探す」「気になる求人に応募する」「面接日程を調整する」などの工程は進められません。完全に自分のペースで転職活動を進めたい人には不向きといえるかもしれません。

もちろん、求職者側の都合を聞いてもらったり、こちらの要望も汲み取って求人を紹介してくれたりと、求職者側のサポートに尽力してくれます。

2.担当者によって質が異なる

多くの転職エージェントは、登録後に担当のキャリアアドバイザーがついて、転職活動のサポートをしてくれます。

このとき、担当者のスキルや人柄は同じ転職エージェント内でもバラツキがあります。

転職エージェントを利用する場合、担当者の質は転職の成否に直結します。

担当者の質とは、例えば下記のような点ではかれます。

担当者の質をはかるポイント
  • 相談時の傾聴姿勢
  • 連絡の頻度・タイミング
  • 応答の正確性
  • 履歴書・面接などのサポート

「不安を解消したい」「具体的な解決策が欲しい」などに対して、的確な回答をくれるかどうかが大切です。

話していく中で、細かな点のすれ違いが多い場合は、担当者の質があまり良くない、もしくは相性が合わないということです。

転職サイト・エージェントの担当者は変更依頼をする事が可能です。

転職は人生を左右する一大イベントなので、自分の考えを尊重し、遠慮せずに変更を依頼しましょう。

3.強引に求人を勧めてくることがある

まれに、特定の求人を強引に勧めてくるキャリアアドバイザーがいます。

感覚的に違うと思ったり、違和感をもったりするのであれば、明確にNOと伝えましょう。

転職エージェントは医院からの依頼で求人情報を紹介しています。

特定の求人を強く勧められる場合、急にポストが空いたといった医院側の事情から、採用を急いでいるケースが考えられます。

決して転職エージェントに悪気があるわけではありません。

あくまでも紹介される求人は、カウンセリングをとおして「合う可能性がある」と判断されたものです。

ただし、最終的に応募を決めるのは求職者であるあなた自身ですので、「応募したくない」と思ったらそう伝え、別の求人を紹介してもらいましょう。

歯科衛生士は転職サイトを利用した方がいい?実際に利用した方の口コミ・評判

歯科衛生士はエージェント型の転職サイトを利用した方が良いのか、実際のアンケートをもとに分析しました。

※出典:当サイト実施のアンケート④
※ユーザーアンケートより抜粋

集計方法:CAREER UP STAGE編集部でWEBアンケートを実施
集計期間:2022年8月1日~8月3日
集計対象:歯科衛生士の方の中で転職エージェントを利用したことがある男女33人

転職サイトの利用をおすすめする良い口コミ

歯科衛生士の転職に転職エージェントを利用するのはどう思う?

歯科衛生士の転職エージェントをおすすめできると答えた方の口コミでは、転職サポートの手厚さや求人の紹介などについて評価されていました。

それぞれ見ていきましょう。

おすすめ口コミ① 千葉県 女性 30代

希望を伝え、それに近い求人を探してもらえるので。
(千葉県 女性 30代 歯科衛生士)

※出典:当サイト実施のアンケート④
※ユーザーアンケートより抜粋

質の高い転職エージェントでは、カウンセリングをとおして求職者の思いや希望を具体的に把握し、そのうえで求人を紹介してくれます。

こちらの口コミはまさにそうしたサービス全般を受けられた良い例です。

理想の転職先に出会うためには、カウンセリングの際にスキルを誇張したり謙遜したりせず、希望の条件を正直に伝えることがポイントです。

おすすめ口コミ② 大阪府 女性 50代

求人紙や自分ではわからないことも教えてもらえた
(大阪府 女性 50代 歯科衛生士)

※出典:当サイト実施のアンケート④
※ユーザーアンケートより抜粋

非公開求人や独占求人を取り扱う転職エージェントでは、求人票だけではわからないクリニックの雰囲気や内情まで教えてもらえます。

給与や休日などの諸条件はもちろん重要ですが、長く働くなら人間関係も重要です。

検索して求人票を見るだけだと、職場環境のリアルな部分は把握できません。

働きやすさを重視している方にとって、転職エージェントの利用は大きなメリットといえます。

おすすめ口コミ③ 東京都 女性 30代

サポートが手厚いので安心できるから。
(東京都 女性 30代 歯科衛生士)

※出典:当サイト実施のアンケート④
※ユーザーアンケートより抜粋

応募先に合わせて、何枚も履歴書やエントリーシートを用意することには労力がかかります。

正解がないため、「この書き方で伝わるだろうか」と不安に感じることもあるでしょう。

転職エージェントを利用すれば、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策などのサポートを受けられます。

特に初めての転職でわからないことが多い人にとって、エージェントの手厚い転職支援は心強いものになるはずです。

転職サイトの利用がおすすめできない悪い口コミ

歯科衛生士に転職サイトがおすすめできないという口コミは、転職エージェントの手厚いサポートがわずらわしく感じる方や、自分のペースを大切にしたい方から寄せられていました。

それぞれ見ていきましょう。

おすすめできない口コミ① 東京都 女性 20代

しつこく感じた
(東京都 女性 20代 歯科衛生士)

※出典:当サイト実施のアンケート④
※ユーザーアンケートより抜粋

転職エージェントに登録すると、新着求人の案内や転職状況の確認のために頻繁に連絡があります。

想定よりも連絡が多いこともあるので、しつこいと感じる方もいるようです。

不必要な連絡が多いと、わずらわしく感じるのは当然のことでしょう。

連絡の多さに悩まされるのであれば、「電話連絡は週に一度にしてほしい」「電話ではなくメールで連絡してほしい」などの要望を伝えてみるのも一つの方法です。

また、自分のペースを大事にしたい人は、サイト型で求人を見つける方が向いているかもしれません。

おすすめできない口コミ②神奈川県 女性 20代

自分でなった方が早い 担当者のお得意様に流される
(神奈川県 女性 20代 歯科衛生士)

※出典:当サイト実施のアンケート④
※ユーザーアンケートより抜粋

こちらの口コミは、強引なキャリアアドバイザーに遭遇してしまったケースのようです。

直感的に合わないと感じた求人は、素直に断って問題ありません。

また、担当者との相性が合わない場合には、キャリアアドバイザーの変更を希望してみましょう。

前述したように、キャリアアドバイザーとは二人三脚で転職活動を進めるため、担当者との相性が結果を左右するといっても過言ではありません。

相性が悪いキャリアアドバイザーに当たったら、遠慮せずに変更を申し出てください。

歯科衛生士が転職サイトに登録してから内定するまでの流れ

歯科衛生士が転職サイトに登録してから転職するまでの流れを解説していきます。

とくに、登録後に担当者と面談が行われる「エージェント型」の転職サイトでは、各ステップで注意点がありますので、チェックしてください。

1.サイトごとに必要情報を登録

転職エージェントの利用には、各媒体での登録が必要となります。

入力情報はエージェントごとに異なりますので、事前に確認して準備しておきましょう。

多くのエージェントは、公式ホームページから登録が可能です。

必要な情報は以下のとおりです。

登録に必要な情報
  • 希望の勤務形態
  • 希望の勤務エリア
  • 保有資格
  • 希望年収
  • 住所
  • 生年月日
  • 名前
  • 電話番号
  • メールアドレス

このほか、転職の理由やサイトを知ったきっかけ、相談したいことなどの情報を選択式や自由記述式で記入できるサイトもあります。

カウンセリングをスムーズに進めるためにも、必要な情報はすべて記入しましょう。

2.キャリアアドバイザーとのカウンセリング

登録後は担当のキャリアアドバイザーから連絡があり、カウンセリングの日時を設定します。

カウンセリングの形は、対面面談やオンライン、メール、電話など、転職エージェントによって様々です。

キャリアアドバイザーのカウンセリングの前に、自身のキャリアの棚卸しや希望条件の整理をしておきましょう。

転職活動における「スキル」とは、あくまでも他人からの相対評価を指します。

客観的なエビデンスとして資格や表彰といった実績があれば、正確に述べられるよう準備しておきましょう。

担当のキャリアアドバイザーはこのカウンセリングによって得られた情報から、求職者にマッチする求人情報を紹介してくれます。

間違った情報が伝わらないようにするためにも、準備には細心の注意を払いましょう。

3.希望の条件に近い職場を紹介される

カウンセリングが終わると、キャリアアドバイザーから希望に近い求人を紹介してもらえます。

複数の求人情報を比較していると何を見ればいいのかわからなくなってくるので、相談しながら進めましょう。

求人票には見ておくべきポイントがいくつかあります。

まずは雇用形態です。

「正社員だと思っていたのに、実は紹介予定派遣だった」ということは稀に起こります。

また、勤務地や転勤の有無も重要です。勤務地は通勤の利便性やプライベートな生活にもかかわってきます。

給与や勤務時間・休日などの労働条件は必ずチェックしましょう。

特に給与はみなし残業や交通費などが含まれていることもあるため、基本給の金額を計算し、一般的な相場と合っているか確認が必要です。

雇用保険や社会保険の対象かどうかも忘れずにチェックしましょう。

4.担当のキャリアアドバイザーとの面接対策

面接では、これまでの経歴や志望動機、なりたい歯科衛生士像などを聞かれます。

しかし、これまでのキャリアによって聞かれる内容が異なるうえ、クリニックによって重視している点は様々です。

同じ内容の質問でも、求められる人物像に合わせて別の言い回しを用意する必要があるかもしれません。

転職エージェントの場合、クリニック内部の事情を多少なりとも把握しているものです。

事前に傾向をしっかり教えてもらい、面接対策をおこないましょう。

また、転職エージェントに面接対策をしてもらうメリットとして、伝える内容の過不足を防げる点があります。

自分からすればたいした経験でなくても、クリニック側からすれば希少価値に映ることはあります。

職務経歴書や履歴書で伝えきれないことを補うのが面接です。

一般的に面接時間は1時間程度確保されているので、既に書いた内容を詳細に伝えるだけでなく、時間をフルに使って熱意をアピールしたいものです。

履歴書に書ききれなかった経験や内容などは事前にリストアップしておき、時間が余ったときの武器として準備しておきましょう。

5.面接

面接本番は余裕をもって臨めるように、入念に準備しましょう。

時間より少し早めに着くように移動すれば、服装を整えたり携帯電話をオフにしたりなど、「社会人の常識」を守るための最終チェックに時間を割けます。

当たり前のことのようですが、緊張しているとこうした部分の抜け漏れが起こりやすくなります。

面接で聞かれる内容は多種多様です。

事前の面接対策で聞いたクリニックの傾向を思い出しながら、できるだけ正直に回答しましょう。

転職時の面接でよく聞かれる質問としては、転職の理由が挙げられます。

20代の若い人なら、キャリアアップや専門性の特化といった前向きな理由を用意しておくと良いでしょう。

ある程度キャリアのある30代の人は、マネジメントの経験を聞かれることがあります。後輩への指導も立派な経験ですので、堂々と答えましょう。

6.内定・入職

内定が出たら担当のキャリアアドバイザーから連絡が来ます。

内定通知書と労働条件通知書をもらえるので、目をとおしておきましょう。

労働条件通知書には、勤務形態や給与・役職(ポスト)などが記載されています。

万が一希望条件と異なるのであれば、担当のキャリアアドバイザーに確認をしましょう。

内容によっては内定辞退も手段の一つです。

内定辞退をする場合、必ず転職エージェントをとおしましょう。正式な手続きを踏めば、トラブルにはなりません。

内定を承諾する場合、雇用契約手続きや退職手続きに進みます。

円満退職ができるようにアドバイスはもらえるので、不安がある方は相談しながら進めるとよいでしょう。

歯科衛生士が転職サイトを利用して転職を成功させるための4つのポイント

歯科衛生士が転職サイトを使いこなし、転職を成功させるためのポイントを4つ紹介します。

1.希望条件やスキルは正直に伝える

転職エージェントは担当のキャリアアドバイザーに希望条件を伝え、条件に合った求人を紹介してもらうサービスです。

担当のキャリアアドバイザーに希望を伝える際は、希望条件やスキル、保有資格、経験・実績など、すべて正直に伝えましょう。

謙遜してスキルや実績が過少に伝わってしまうと、希望条件を満たすことが難しいとアドバイスされ、実力以下の求人しか紹介してもらえない事態になりかねません。

逆に誇張してしまうと、入職後の重圧と実際のレベルのミスマッチに苦しむことになります。

スキルや実績は、客観的な評価があると説得力が増します。

資格や表彰など形のある根拠を揃えておくと、その後のミスマッチを防げるでしょう。

2.担当者が合わない場合にはすぐに変えてもらう

転職支援はあくまでも人対人ですので、相性の良し悪しはつきものです。

担当のキャリアアドバイザーと相性が悪いと感じたら、変更を願い出ましょう。

相性の良し悪しは、カウンセリングなどで会話をした際に推しはかれます。

例えば、相談したいことが多い方は、親身に話を聞いてくれる人が相手だと不安が和らぐはずです。

希望条件の整理ができていない人は、ヒントやアドバイスを多く与えてくれる担当者の方が向いているでしょう。

自身の状況を振り返り、交友関係も加味しながら、話しやすい相手の条件があればそれも素直に伝えてください。

転職エージェントの利用では、担当者の質と相性こそが、転職の成否を決めるカギになります。

3.希望と違う職場を勧められたら、きちんと断る

担当のキャリアアドバイザーから強引に応募を勧められても、きっぱり断りましょう。

もちろん、条件によっては希望を100%叶えることは難しいかもしれません。

ときには妥協点を見つけることも必要です。

しかし、希望と大きくかけ離れていたり、絶対に譲れない条件の譲歩を迫られたりした場合には、断って問題ありません。

転職エージェントにとって、求職者を合わない職場に転職させてもデメリットにしかならないからです。

断る際には、どこが希望と違うのか、どのような内容であれば納得できるのかをきちんと伝えましょう。

また、あらかじめ絶対に譲れない条件と譲歩できる点を整理して伝えておけば、紹介される求人のミスマッチも大幅に削減できます。

4.複数の転職サイトに登録する

転職の際は、複数の転職サイトに登録することをおすすめします。

転職エージェントごとに取り扱う求人や担当者の質に特徴があるので、うまく利用すれば相乗効果も期待できます。

さらに、たくさんの求人や担当者と接することで、自分の市場価値がわかったり、多角的な視点からのアドバイスを得られたりするメリットもあります。

ただし相乗効果を存分に発揮するには、注意すべき点があります。

3つにポイントを絞ったのでそれぞれ解説していきます。

複数利用をエージェントには隠さない

複数の転職サイトを利用していることは、各媒体の担当者に伝えるようにしましょう。

同時に複数のサイトを利用していると、面接日程のダブルブッキングや、同じ求人に対する複数回の応募などのトラブルにつながるかもしれません。

ほかにも、複数社利用することで情報過多になり、逆に転職先を決め切れなくなってしまうケースもあるでしょう。

そうならないためにも、自分の意思をもって主体的に動き、転職活動の内容は共有しておきましょう。

利用する転職サイトが多すぎるとスケジュール管理が大変になるので、相性や求人の質をみて徐々に絞っていき、最終的には2~3社を利用するといいでしょう。

同じ求人には応募しない

同じクリニックに対して複数の転職エージェントから応募することは、絶対に避けなければなりません。

クリニックからの印象が悪いだけでなく、転職エージェントからのあなたに対する信頼度も下がってしまいます。

ただし複数の転職エージェントを同時に利用していると、同じ求人を紹介されることは必ずといっていいど発生します。

どのような方法でも良いので、提案された求人は記録に残しておき、同じクリニックに応募しないように対策しておきましょう。

連絡・報告は定期的に素早くおこなう

キャリアアドバイザーからの連絡はできるだけ素早く確認し、すぐに返信しましょう。

早い連携をとることで、スムーズに転職活動が進みます。転職エージェントに任せているだけでは、転職の成功はあり得ません。

キャリアアドバイザーからの連絡は、「非公開求人の新着情報」「追加の条件・妥協点についての相談」など、重要な連絡が含まれています。

素早く返答すれば、人気の求人や好条件の非公開求人に応募できるチャンスをつかみやすくなります。

連携を取りやすくするために、報告や相談の日程をあらかじめ定期的に組んでおくと効果的です。

例えば転職エージェントごとに連絡の曜日を決めておくと、紹介された求人の管理もしやすくなります。

歯科衛生士の転職サイト利用でよくある質問

最後に、歯科衛生士が転職サイトを利用する上でよく疑問に思うことに対してお答えしていきます。

転職サイトは無料で使えますか?

転職サイトを利用する際、利用者側には費用は発生しません。転職サイトの運営は、求人を掲載している企業や医院から費用を得て、対価として求職者の紹介をおこなっています。

登録しても転職先が決まっても、利用者に費用負担がかからないサービスモデルですのでご安心ください。

転職すると決めていなくても転職サイトは利用できますか?

転職サイトは、転職すると決めていなくても利用可能です。登録・面談が必要なエージェント型でも、面談をおこなって問題ありません。

実際に転職サイトで求人を見てみることで、転職に対する考え方も変わってきますし、面談によってこれまでのキャリアや考え方、適性などを把握するだけでも仕事に対する考えも変わってくるでしょう。

無料で利用できますし、合わなければ退会や変更も簡単にできますので、まずはきっかけを作ってみるために利用しても良いでしょう。

複数の転職サイトを利用して問題ありませんか?

転職サイトを複数使うことに問題はありません。特に歯科衛生士に求人を絞っていると、求人数にも限りが出てきてしまうため、複数を利用して母数を増やしておくことも大事です。

2番目以降の転職サイトを使う際にも、担当者に併用している旨を伝えて問題ありません。

担当者にもよりますが、転職の進捗状況やスケジュールを配慮してくれたり、自社で転職をしてもらおうと積極的に求人紹介してもらえたりします。

転職サイトは土日でも利用できますか?

転職サイトは、土日でも利用できる転職サイトがほとんどです。多くの転職サイトでは、土日や平日夜の面談を受け付けています。もちろん、求人の紹介も可能です。

平日の日中は働いていて時間が取れない人も、有休をとる必要はありませんので安心してください。

ただし、事前の連絡が必要なケースもありますので、問い合わせておきましょう。

転職サイトからはすぐに退会ができますか?

転職サイトが合わなかったり、不要になったりした場合は、それぞれの転職サイトの退会ページなどからすぐに退会手続きがおこなえます。また、担当者に連絡することで、利用を停止することも可能です。

退会方法はそれぞれの転職サイトで異なるため、ヘルプページやよくある質問ページなどから確認しましょう。 なお、退会すると登録した情報が消えてしまうので注意してください。

歯科衛生士の転職には転職サイトの利用がおすすめ

忙しくてなかなか時間がとりづらい歯科衛生士の方は、転職サイトを利用しましょう。

エージェント型の転職サイトを活用すると、手厚い転職サポートが受けられるほか、非公開求人や独占求人などの一人では出会えない職場も選択肢に入れることができます。

歯科衛生士の転職エージェントにはそれぞれ特色があるので、まずは複数登録し、自分に合ったところを利用しましょう。

転職エージェントを上手に利用するには、条件やスキルを正直に伝えることや、キャリアアドバイザーとの相性を判断することが大切です。

この記事を参考に転職サイトを十分に活用して、理想の転職を叶えてください。

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CAREERUPSTAGE編集部

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医師・看護師・介護業界の転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。