ビズリーチに登録できない!審査落ちする理由と登録できない場合の対処法を解説

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本記事は、転職エージェント公式サービス(リクルート・マイナビ・ビズリーチ等)の広告リンクを含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。

テレビCMでおなじみのハイクラス転職支援サービス「ビズリーチ」ですが、すべての求職者が利用できるサービスではないことをご存じでしょうか。ビズリーチでは登録申請すると審査が実施され、結果によってはビズリーチを利用できないこともあります。

本記事では、ビズリーチに登録できない理由と登録できなかった場合の対処法を解説します。

また、ビズリーチと同じくハイクラスの求人が集まるおすすめの転職エージェントや自力で転職活動をおこなう方法も紹介するので参考にしてください。

目次

ビズリーチの登録を断られる5つの理由

ビズリーチでは新規登録時に審査が実施されます。審査結果は通常3営業日以内にメールにて通知されますが、場合によっては審査に通過できず、ビズリーチを利用できないケースがあります。

ビズリーチの審査に落ちる理由として考えられるのは、次のとおりです。

  • 職歴が浅くスキルや経験が不足しているため
  • 求職者の年齢が高すぎるため
  • 年収が基準に満たないため
  • 過去の転職回数が多すぎたため
  • 経歴が特殊であると判断されたため

理由1:職歴が浅くスキルや経験が不足しているため

ビズリーチハイクラス・ハイキャリア向けの転職支援サービスですので、

登録者がマネジメント経験や要職での経験、専門的な知識、具体的な実績などの面でビズリーチが保有する求人にマッチしないと判断された場合、審査に落ちる可能性があります。

以下はビズリーチで紹介されている求人の応募条件の例です。

【MUST(必須)条件】
  • 組織ビルディングへの関心をお持ちの方
  • 顧客満足度が事業の一部に存在していた企業のマネジメント経験
【WANT(歓迎)条件】
  • 海外経験がある方
  • 厳しさがある方
  • マーケティング業界の知見をお持ちの方

参考:【COO】「働きがいのある会社」連続受賞企業◎ 

マインド面だけでなく、実績面でも高いレベルが求められることがわかります。また上記の他、資格やTOEICのスコアなど具体的な条件が設定された求人も見られました。

これまでのスキル・実績や職歴がこれらの条件に満たない場合は、他の転職エージェントを利用した方がいいでしょう。

理由2:求職者の年齢が高すぎるため

ビズリーチでは3040代の利用者をメインターゲットとしており、それに応じて求人も3040代を想定したものがほとんどです。

50代以降の方も登録申請は可能ですが、相応のキャリアや実績、スキルが求められることや、そもそも50代以降を想定した求人が少ないため、内定を獲得できる可能性が低い点は認識しておいたほうがいいでしょう。

理由3:年収が基準に満たないため

登録時点での年収が低い場合も、審査に通過できない可能性があります。

ビズリーチはハイクラス特化型の転職支援サービスなので、求められるスキルや経験のレベルが高いぶん、年収800万円以上の求人を多く保持しています。登録時に申請した年収が、ビズリーチ内の求人の年収水準とかけ離れている場合、応募条件を満たさないと判断され、審査に落ちる可能性があります。

理由4:過去の転職回数が多すぎたため

過去の転職回数があまりに多い場合、「次の会社もすぐに辞めるのでは」と判断され、審査に落ちる可能性があります。

ビズリーチにかかわらず、転職エージェントは求職者が無料で利用できる代わりに企業が利用料を支払うケースが一般的です。成功報酬型のプランの場合、転職者の年収の数%を利用料として計上することが多いため、ハイクラス転職を扱うビズリーチではそのぶん利用料が高くなります。

つまり企業側の採用コストが高いため、採用した人材がすぐに辞めてしまうと企業側の損失が大きくなり、結果ビズリーチの評価にも影響してしまう恐れがあるのです。

このことから、入社後短期間で退職する可能性がある人はビズリーチの審査に通りにくいと考えられます。

経歴が特殊であると判断されたため

これまでの経歴が特殊な場合も、ビズリーチへの登録を断られることがあります。

特殊な経歴とは、例えば自営業者や芸能人など会社員ではない働き方を長年してきた場合や、自衛隊・警察官のような一般的な職種とは異なるケースを指します。

また、正社員としての勤続経験が少ない場合も、「一般企業で長く働けない可能性がある」と判断され審査に通りにくいでしょう。

ビズリーチに登録できないときの対処法3

ビズリーチに登録できなかった場合でも、転職活動を諦める必要はありません。ここでは、登録を断られた場合の対処法3つ紹介します。

  • 職務経歴書を修正し、もう一度登録を申し込む
  • 他の転職エージェントも利用する
  • ハローワークの利用も視野に入れる

職務経歴書を修正し、もう一度登録を申し込む

ビズリーチに登録を断られた場合の対処法の1つが、職務経歴書を修正してもう一度ビズリーチに登録申請するというものです。

ビズリーチでは審査基準を公表していません。しかし、登録申請時の情報不足によって審査落ちとなった場合、審査結果に理由が記載されます。

再審査可能と記載されている場合は、職務経歴書を修正して登録すれば、再審査を受けられます。

職務経歴書を修正する場合は、スキルや経歴、実績などに伝え漏れがないように内容を確認し、詳細で具体的な職務経歴書にすることが大切です。

他の転職エージェントも利用する

ビズリーチを利用できない場合は、他の転職エージェントの利用を検討しましょう。

リクルートダイレクトスカウトやdoda Xは、ビズリーチと同じくハイクラス特化型の転職エージェントですが、事前の審査なく登録ができ、すべての機能を無料で利用できます。

その他、職種特化型の転職エージェント、求人数が豊富な総合型の転職エージェントなどもあるので、自分に合ったサービスを選択してください。また、おすすめの転職エージェントは後述するので、参考にしてください。

ハローワークの利用も視野に入れる

民間の転職支援サービスが利用できない場合は、公的サービスの利用も検討しましょう。

ハローワークは誰でも無料で求人紹介を受けられ、経歴やスキルに関係なく利用できます。ハローワークでは転職活動に関する相談支援もおこなっているため、初めて転職活動する方におすすめです。

また、ハローワークには地元の中小企業の求人が多く集まるため、特に地方や郊外での転職を希望する場合にもおすすめの方法です。逆に、都市圏の求人は大手転職エージェントに集まりやすいため、ぜひ転職エージェントを利用しましょう。。

ビズリーチに登録できなくても大丈夫!におすすめの転職エージェント

ビズリーチに登録できない場合は、次に挙げる転職エージェントがおすすめです。ハイクラス向けから総合型まで、幅広く紹介します。

  • type転職エージェント ハイクラス
  • dodaX
  • リクルートダイレクトスカウト
  • パソナキャリア
  • doda

type転職エージェント ハイクラス

type転職エージェントハイクラス

type転職エージェント ハイクラスは、株式会社キャリアデザインセンターが運営するハイクラス・ミドル領域特化型の転職エージェントサービスです。

ハイクラスや管理職の求人を多数扱っており、首都圏内のハイクラス求人だけでも1万件以上の求人があります。

登録後の面談やキャリアへのアドバイス、紹介される求人数や説明の内容などが充実しており、利用者の満足度が高いことが特徴です。

またハイクラス転職に精通したコンサルタントが転職支援を担当。利用者と企業の両方を担当するため、質が高くスピーディーなやりとりをおこなってくれます。

サービス名 type転職エージェント ハイクラス
運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
公開求人数 29,259件
非公開求人数 18,436件
おすすめポイント ・ハイクラス
・ミドル領域に特化した経験と知識
・コンサルタントが転職者と企業の双方を担当
・首都圏のハイクラス・エグゼクティブ求人だけで1万件以上
対応地域 首都圏メイン
公式サイト https://type.career-agent.jp/service/middle/

 

doda X

dodaX

doda Xは人材サービス事業を展開するパーソルキャリア株式会社が運営するハイクラス特化型の転職支援サービスです。

ハイクラス向けの転職支援サービスでは珍しく、スカウトサービスの他、求職者が自ら求人に応募できる求人紹介サービスもおこなっています。

ハイクラス転職のプロである専属カウンセラーによるカウンセリングでは、利用者の市場価値の向上、提出書類の添削、面接対策、強みの深掘りなど、さまざまなサポートを受けられます。

スカウトを待つだけではなく、自分自身で転職先を見つけたいと考える方におすすめのサービスです。

サービス名 doda X
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公開求人数 33,757件
非公開求人数
おすすめポイント ・年収600万円以上のハイクラス求人多数
・スカウトサービス&求人紹介サービス
・キャリア形成に向けたコーチングサービスあり(有料)
対応地域 全国
公式サイト https://doda-x.jp/

 

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは人材業界大手の株式会社リクルートが運営するハイクラス転職支援サービスです。

職務経歴書を登録してヘッドハンターや企業からのスカウトを待つスカウトサービスで、完全無料で利用できます

公開求人はもちろん非公開求人も多く、利用者に適した求人を丁寧に紹介してもらえる他、求人の年収は800万円~2,000万円の高水準となっています。

事前審査がないため、どなたでも登録・利用が可能です。登録後はスカウトを待つだけなので、普段仕事が忙しくて転職活動に時間を取れない方でも利用しやすいでしょう。

サービス名 リクルートダイレクトスカウト
運営会社 株式会社リクルート
公開求人数 210,447件
非公開求人数
おすすめポイント ・転職決定年収平均938万円以上
・年収8002,000万円求人多数
・人材業界最大手の「リクルート」運営
対応地域 全国
公式サイト https://directscout.recruit.co.jp/

 

パソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリアは人材サービス企業の株式会社パソナが運営する転職エージェントで、ハイクラス求人を多数保持しているのが特徴です。

6万件の求人情報を保有しており、その半数以上が年収800万円クラスです。さらに非公開求人や独占求人も取り扱っており、転職成功者の61.7%が年収アップに成功しているのもポイントです。

業界専任のコンサルタントによるカウンセリング・転職支援が受けられ、有益な情報提供や面接対策、内定後の年収交渉などをおこなってくれます。

経歴や実績によっては企業からプラチナオファーが届くケースもあり、希望条件を上回る求人に出会える可能性があるでしょう。

サービス名 パソナキャリア
運営会社 株式会社パソナ
公開求人数 60,000件以上
非公開求人数
おすすめポイント ・求人の半数以上が年収800万円クラス
・年収アップ率61.7
・パソナキャリア独占求人数1,700以上
対応地域 全国
公式サイト https://www.pasonacareer.jp/

 

doda

doda

dodaは人材サービス企業のパーソル株式会社が運営する総合型の転職支援サービスです。

転職エージェントやスカウトサービス、求人サイトとして利用でき、20237月時点で非公開求人を含め約21万件の求人情報を扱っています。

さまざまな業種・職種への転職に対応しており、各業界に精通したコンサルタントの転職支援が受けられるため、転職活動をスムーズに進められます。

ハイクラス転職だけではなく、広い視野で転職活動がしたい方に向いています。

サービス名 doda
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公開求人数 210,257件
非公開求人数
おすすめポイント ・転職決定年収平均938万円以上
・年収8002,000万円求人多数
・人材業界最大手の「リクルート」運営
対応地域 全国
公式サイト https://doda.jp/

 

ビズリーチに登録を断られたときに自力で転職活動をする方法

ビズリーチに登録を断られた場合、自力で転職活動をするという選択肢もあります。転職支援サービスを利用しないぶん、大変な面もありますが、自分のペースで転職活動を進められるメリットもあります。

転職活動を始める際のポイント

転職活動を始める際は以下のことを把握しておきましょう。

  • 転職活動期間は3ヶ月~6ヶ月が目安
  • 転職活動は現職を辞める前に始める
  • 転職活動をしていることを周囲に伝えない

転職活動期間は3ヶ月~6ヶ月が目安

転職活動の期間は3ヶ月程度が一般的ですが、内定獲得まで長引く場合や、内定獲得後に引継ぎが発生する場合も考慮して、6ヶ月程度かかると考えておきましょう。

特に管理職や要職に就いている場合、引継ぎに時間がかかるケースや、現職での引き留め交渉などでトラブルが発生することもあるため、期間を長めに見積もることが大切です。

転職活動は現職を辞める前に始める

今の職場に不満があると、ついすぐに辞めてしまいたくなってしまいがちですが、転職活動にはどれくらい時間がかかるかわかりません。

退職後は収入が途切れるため、経済的な理由から希望した条件とは程遠い転職を決断せざるを得ないケースもあるため、十分注意してください。

転職活動をしていることを職場の人に伝えない

「退職の意思を伝える時は、これまでお世話になった直属の上司に最初に伝えるのが常識」と考える人は多いものです。あなたが転職活動を始めたことが思いもよらないところから漏れてしまうと予期せぬトラブルにつながってしまう場合があるため注意しましょう。

また、転職活動を途中で辞めて現職で働く選択をすることもあるでしょう。転職活動をしていることが周囲に漏れてしまうと、その後職場にいづらくなることがあるので、転職活動をする時は職場の人には言わずに始めましょう。

自力で転職活動をする際の手順

自力で転職活動を行う場合の一般的な手順を紹介します。

  1. 転職活動の開始~求人への応募
  2. 書類・面接選考
  3. 内定~現職の退社

転職活動の開始~求人への応募

転職活動を始める際は、まず自分の希望条件を洗い出しましょう。次の職場で実現したいことや希望する年収・待遇など、「絶対に譲れない条件」と「あるとよい条件」を明確にすることでその後の求人検索や選考対策を効率的に進められます。

求人情報は求人サイトを検索したり、ハローワークで探したりするといいでしょう。先ほど明確にした希望条件をもとに、マッチする求人に応募してください。

書類・面接選考

求人に応募したら履歴書や職務経歴書などの応募書類を作成します。履歴書や職務経歴書には、これまでの経験・スキル・実績などを余すことなく記載してください。また、自己PRについても、志望する企業に即戦力となることを積極的にアピールすることが重要です。作成した書類は応募先の企業によって適宜内容を再確認して推敲・修正する事も大切です。

書類選考に通過したら、面接対策をおこないます。面接で質問されやすい内容についてテキストやインターネットで調べて、自分の言葉で明確に答えられるように準備しておきましょう。面接時のマナーを確認しておくことも大切です。また、面接の最後には逆質問の時間が設けられます。事業に関することや自分が志望する部署に関することなど、必ず何か質問を用意しておいてください。逆質問をしなければ、自社で働く意欲がないと判断され、選考に影響する恐れがあるため注意が必要です。

内定~現職の退社

選考をクリアして内定を獲得できれば、企業と待遇面の最終確認を行います。年収の交渉などは慣れていないとなかなか切り出しづらいですが、転職後に後悔しないよう、疑問点をできるだけ解消することが大切です。

また、内定獲得後は現職の退職準備を開始します。上司や総務課などに退職することを伝えましょう。「繁忙期が終わるまで退職を待って欲しい」「待遇を改善するので退職しないでほしい」などと引き留められることがありますが、退職の意志が強いのであれば内定先の企業と相談しつつトラブルが無いように毅然とした対応で接しましょう。

退職の意志が伝えられたら、業務内容の引継ぎをおこないます。退職日までのスケジュールを意識して、スムーズな引継ぎを心がけましょう。

ビズリーチに関するFAQ

最後にビズリーチにあるよくある質問に回答します。

ビズリーチに登録するときの審査基準は?

審査基準は公開されていません。

ただし、ハイクラス・ハイキャリア転職支援サービスであるため、高いスキルと経歴、年収がある人が対象になると考えましょう。

特に、キャリアが浅い場合や正社員としての勤務経験がない場合は登録するのが難しいかもしれません。

ビズリーチの審査基準は厳しい?

求人に設定されている条件から推測すると、厳しいと考えるべきでしょう。

ただ、審査基準は公開されていませんので、気になる場合は登録申請してみるのがおすすめです。

ビズリーチの審査結果はいつ分かる?

ビズリーチの審査結果は、通常3営業日後にメールで通知されます。

新卒でもビズリーチに登録できる?

新卒者はビズリーチに登録できません。

ビズリーチはハイクラス・ハイキャリアの転職専門サービスです。経歴やスキル、実績がない新卒者を採用する求人は扱っていないので新卒者は登録ができません。

まとめ

今回はビズリーチに登録できない理由や対処法を解説しました。

ビズリーチは登録できた求職者のみが利用できるサービスです。自分のキャリアに自信がない場合や、申請してみたものの登録できなかった場合は、本記事で紹介している他の転職エージェントを利用するのがおすすめです。

ビズリーチが利用できなくても、転職を諦める必要はありません。自分に合った方法で転職活動を進めましょう。

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