管理部門・バックオフィス特化の転職エージェントサイトおすすめ15社徹底比較

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CUS士業・管理部門担当

佐藤 達也

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本記事は、転職エージェント公式サービス(リクルート・マイナビ・ビズリーチ等)の広告リンクを含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。

管理部門・バックオフィスでの経験を活かして転職をしたいけど、その分野に強い転職エージェントってどこ?」管理部門の転職といえば、管理部門に特化した転職エージェントです。転職エージェントにはそれぞれ特徴があり、特徴に沿った使い方があります。

しかし、エージェントの特徴や活用方法がわからない場合も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では「管理部門への転職に強く、自分にあった転職エージェント」にフォーカスして、各社の特徴や口コミを詳しく解説します。

エージェント利用も含めて転職活動で気をつけるべきポイントや、管理部門への転職に必要なスキルや資格も合わせて紹介します。

本記事を読んで、ぜひ今の自分に合った転職エージェントを見つけてください。

目次

管理部門に特化した転職エージェント15選一覧

管理部門の転職を探す際に使いたい、おすすめ転職エージェントの一覧です。

管理部門向け総合転職エージェント6社
リクルートダイレクトスカウト 求人数業界No1の転職エージェントであるリクルートが運営。知名度も高く、様々な職種・業界に対応しています。
BEET(ビート) エンタープライズ企業やIPO準備中の求人案件を多数保有する。管理部門特化型の転職サイト
MS-Agent 管理部門・士業に特化した転職エージェント。法務ハイキャリア層の求人が多い。
ランスタッド グローバルや外資系企業に強い転職エージェント。年収800万円以上のハイクラス求人が豊富
ビズリーチ エグゼクティブ求人・ハイクラス求人に特化した転職エージェントで、年収1,000万円以上の求人が全体の3分の1以上
パソナキャリア 「管理・事務」の公開求人数は6,742件(2021年9月時点)となっており、リクルートダイレクトスカウトにおけるヘッドハンターランキングでも2020年度第1位を獲得。
法務部特化の転職エージェント2社
NO-LIMIT(ノーリミット) 法務部門特化の転職エージェント。元々は法律事務所など法曹業界を専門にしているため、法務部・CLO候補の求人多数
法務求人.jp 法務求人に特化。企業から法律事務所、特許事務所等の求人を掲載。
経理・財務部特化の転職エージェント3社
ジャスネットキャリア 20年以上運営している「会計、税務、経理、財務分野」に特化した転職エージェント
HUPRO(ヒュープロ) 紹介案件の9割以上が会計事務所の求人ですが、特化型転職エージェントとして豊富なデータベースをご用意しております。
コトラ 金融や管理部門などのプロフェッショナル人材に特化した転職エージェントです。ハイクラス向けの求人も多く、年収1,000万円前後の求人も豊富。
人事労務・総務におすすめの転職エージェント4社
doda(デューダ) キャリアアドバイザーは、人事・総務などに対応できる専門のアドバイザーが在籍しているので、経歴に応じた専門的なアドバイスに期待。
マイナビエージェント 20代後半から30代前半までの若手に強い転職エージェント。IT業界の求人が多く、管理部門専任のエージェントが在籍している点もおすすめ。
人事の転職 豊富な人事の採用事例、キャリアパターンをもとに、企業と求職者双方の将来を見据えたご提案。
SYNCA 管理部門に特化した、経験者やキャリアアップを目指したい人におすすめ転職エージェント

管理部門の求人情報は、企業経営の可視化やIPO準備を想起させることになるため、非公開求人になっていることが多くあります

実際の案件や詳細を知るには、転職エージェントへの登録が一般的です。

管理部門の転職実績が多い『BEET(ビート)』『リクルートダイレクトスカウト』は外せない転職エージェントと言えます。

そのほか部門ごとに特化エージェントを1社登録することで、理想の求人に出会える可能性がより高まるでしょう。

部門ごとのおすすめ転職エージェントは、下のとおりです。

管理部門の転職に強い転職エージェントを選ぶ3つのポイント

管理部門と呼ばれる部署は、下のとおりです。

  • 経理
  • 財務
  • 法務
  • 経営企画
  • 人事
  • 労務
  • 総務

転職エージェントは、各部門ごとに強みを持っています。担当のキャリアアドバイザーとよく話しあい、それぞれのエージェントの強みを見極めてから転職活動に入ることが大切です。

エージェントが持つ強みを見極めるために必要なポイントを、3点紹介します。

管理部門の転職実績

転職エージェントの多くは、ホームページに転職実績を掲載しています。大手企業への転職希望であれば、大手企業への実績がある企業を選ぶといいでしょう。

実際は、非公開の実績も多くあります。

フォロー内容やサポート内容

転職エージェントは、転職希望者の転職が決定したときに、転職先企業からフィー(手数料)をもらいます。支払われるフィーは、転職希望者一人につき数十万円程度です。転職希望者からはフィーを取りません。転職実績が利益に直結するため、転職エージェントは転職希望者を手厚くフォローします。

具体的には、書類の添削・面接対策・転職セミナーの実施などです。フォローやサポートが充実しているかどうかも、転職エージェントを選ぶポイントと言えるでしょう。

口コミより自分に合うかどうかが大切

転職エージェントを選ぶにあたり、口コミや評判の確認は大切です。

しかし、自分にとって合うエージェントかどうかが、口コミ以上に大切なこととなります。転職では特に、エージェントそのものよりも、中にいるアドバイザーの質が大事です。

情報や口コミ以上に、自分に合っているかを基準にしてエージェントを選びましょう。

【管理部門への転職】特化型転職エージェント6選

管理部門への転職を目指す上で、利用できる転職エージェントはたくさんあります。管理部門に特化した転職エージェントを6社紹介します。

リクルートダイレクトスカウト|高年収の転職に特化

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは、転職エージェントのリクルートが運営する管理部門の求人サイトです。登録後は自分で動かずスカウトを待つだけでいいことも魅力です。2022年12月現在で、公開求人の全体は約15万件、そのうち管理部門は15,000件あります。

リクルートダイレクトスカウトの特徴

リクルートダイレクトスカウトは、年収800万~2,000万円以上といった高年収の転職に強い特徴があります。

管理部門を経てハイキャリア層に精通したキャリアアドバイザーが在籍しているため、高年収の転職にも対応できます。求人担当のヘッドハンターが4,000名以上いることも特徴です。

特記事項
  • 全体求人数:公開求人 155,000件(2022年12月現在)
  • 得意な分野:未経験~ハイキャリアまで、幅広い分野をサポート
  • 対応年代:第二新卒~50代まで、幅広い年代に対応
  • 対応職種:財務・経理・会計・法務・総務・広報・人事

公式サイト:https://directscout.recruit.co.jp/

リクルートダイレクトスカウトの口コミ

管理部門に関する口コミははっきりとは書かれていませんでしたが、アドバイザーによって口コミが分かれている印象です。

良い口コミにもありましたが、自分に合わないと感じた場合アドバイザーは変更することができます。変更後の転職サポートでは「経歴に応じた対応で、模擬面接や企業との交渉なども丁寧にしてくれたおかげで転職できた」という声もありました。

BEET(ビート)|管理部門特化型の転職エージェント

BEET(ビート)

BEET(ビート)は管理部門やバックオフィス系に特化した経験者対象の転職エージェントです。上場企業の非公開管理部職種、IPO準備中のリーダーポジションなど、他サイトでは見られないない管理部門の求人があります。

キャリアアップを希望する管理部門経験者が対象のため、未経験者は対象外です。

BEETの特徴

BEETは、担当アドバイザーとの綿密な面談による、制度の高いマッチングが特徴です。

求人を探す段階では、自分の強みや志向を考慮して、キャリアが活かせる求人や最適なキャリアプランを提案してくれます。

加えて管理部門の求人における市場価値の診断もサポート。実際の転職活動では、書類選考から面談までをサポートしてくれ、給与交渉のサポートもあります。

特記事項
  • 全体公開求人数:非公開
  • 得意な分野:大手・有名企業からベンチャー・スタートアップまで幅広く対応
  • 対応年代:30代~40代
  • 対応職種:経理財務・人事労務・総務・法務・経営企画・内部監査・新規事業計画

公式サイト:https://beet-product.com/

MS Agent|士業・管理部門に特化

MSAgent

MS Agentは管理部門と士業やコンサルタントといったスペシャリストに特化したエージェントです。9割が非公開求人で、社内外の取締役や顧問、新規事業立ち上げまで、幅広い求人を扱っています。

MS Agentの特徴

MS Agentは、会社の管理部門とスペシャリストに強いことが特徴です。2022年12月現在での公開求人総数は約11,000件。うち半分が、経理財務・人事総務・法務の求人です。

公認会計士・弁護士・税理士といったスペシャリストの求人も、2,000件以上あります。それぞれの分野に精通した専任のキャリアアドバイザーによる書類や面接へのアドバイスに加え、面接日程や条件、入社日の交渉も代行してもらえます。

特記事項
  • 全体公開求人数:11,000件以上(2022年12月現在)
  • 得意な分野:大手上場企業、外資系企業、優良ベンチャー企業から会計事務所、監査法人、金融機関まで幅広く取り扱い
  • 対応年代:20代~40代
  • 対応職種:管理部門(経理・財務・人事・総務・法務)、スペシャリスト(公認会計士・弁護士・税理士)

公式サイト:https://www.jmsc.co.jp/

MS Agentの口コミ

良い口コミには、「サポート体制が充実」「キャリアアドバイザーのアドバイスが的確」というものがありました。

反面、「キャリアアドバイザーからの提案やアドバイスが少ない」という声も。キャリアアドバイザーの知識や経験の有無で、対応がわかれる部分があるようです。

ランスタッド

ランスタッド

ランスタッドは世界39カ国でサービスを展開しているハイクラス求人向けの転職エージェントです。

国内企業はもちろん、グローバルや外資系企業の求人を多数取り揃えています。

特記事項
  • 全体公開求人数:非公開
  • 得意な分野:グローバルや外資系企業
  • 対応年代:30代~40代
  • 対応職種:経営・管理・人事など幅広く対応

コンサルタントは各業界に精通しており、専門性の高いアドバイスを受けることができます。

ランスタッドの約8割が非公開求人であるため、自分にあった求人があるか探すためにもまずはランスタッドに会員登録しておきましょう。

公式サイト:https://www.randstad.co.jp/

ビズリーチ|ハイクラス求人に特化

ビズリーチビズリーチは経営幹部や管理職などのプロフェッショナル人材向けの、ハイクラス求人に特化した転職エージェントです。2022年12月現在、管理・人事の求人は10,000件以上あります。

ビズリーチの特徴

ビズリーチは、年収1,000万円以上の求人が全体の3分の1以上です。ヘッドハンターも5,200名以上在籍(20224月現在)していて、会員登録すると、職務経歴書を見たヘッドハンターや企業から直接スカウトが来ます。

東証一部上場企業の非公開求人も多数です。ビズリーチには無料プランと有料プランがあり、無料の会員登録でもスカウトを受けることができます。

特記事項
  • 全体公開求人数:約86,000件(2022年12月現在)
  • 得意な分野:高年収エグゼクティブ・ハイクラス求人
  • 対応年代:30代~60代
  • 対応職種:経営・管理・人事など幅広く対応

公式サイト:https://www.bizreach.jp/

パソナキャリア|年収800万円以上の求人が豊富

パソナ管理部門

パソナキャリアは、求人の約半数が年収800万円以上です。非公開求人が全体の7割を占め、責任者・役員クラスの求人が豊富な転職エージェントです。

ハイクラスの転職に特化した選任コンサルタントにより、最適なポストの提案があります。2022年12月現在、管理・事務の公開求人数は2,500件以上です

パソナキャリアの特徴

パソナキャリアの転職活動は、求人企業担当のリクルーティングアドバイザーと求職者専任の転職コンサルタントの2名体制です。リクルーティングアドバイザーは、企業の人材ニーズや求人の特徴を収集し、求人企業のニーズを把握して説明します。

一方、転職コンサルタントは面談やカウンセリングを通じて企業へ評価されるポイントや転職活動の軸を伝えます。2名の手厚いサポートにより、企業・転職者双方のニーズにベストマッチングした求人を紹介可能です。

特記事項
  • 全体公開求人数:15,000件以上(2022年12月現在)
  • 得意な分野:管理部門・IT/通信・金融全般など
  • 対応年代:比較的幅広い年代に対応
  • 対応職種:経営幹部・エグゼクティブ・経理・財務・会計・内部監査・統制・法務・知財・特許・広報・IR・人事・労務・総務

公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/

パソナキャリアの口コミ

パソナキャリアの口コミで多かったのは、キャリアアドバイザーの対応が良かったことです。「転職中だけでなく、転職後もアフターフォローメールが来た」という口コミもありました。

「スキルアップのためにパソコン研修がある」「履歴書の添削や面接の指導がある」などサービス内容が充実していることも挙げられています。

悪い口コミの中にも、「添削サービスは良かった」と書いている方もいました。悪い口コミは、「対応が遅い」「希望していない案件の紹介があること」「案件をゴリ押しされる」ことなどが挙がっていました。

【人事・労務・総務】20代~30代向け管理部門転職エージェント4選

特に20代~30代で、初めて管理部門への転職を希望する方におすすめの転職エージェントを4つ紹介します。

デューダ(doda)|企画・管理の求人が豊富

dodaはパーソナルキャリア(旧インテリジェンス)が運営する国内最大級の転職エージェントです。

2023年3月現在での「企画・管理」の求人数は約30,000件で、中でも「経理・財務」の求人数が5,800件以上と豊富にあります。

dodaの特徴

dodaは、20代後半以降のハイキャリアの求人に強く、経験を活かした転職におすすめのエージェントです。

管理部門の求人に対応できる専門のキャリアアドバイザーが在籍しているので、経歴に応じた専門的なアドバイスが期待できます。

特記事項
  • 公開求人数:190,000件以上(2023年3月現在)
  • 得意な分野:未経験~ハイキャリアまで、幅広い分野の求人をカバー
  • 対応年代:比較的幅広い年代に対応
  • 対応職種:経理・財務・管理会計・内部統制・総務・法務・人事

公式サイト:https://doda.jp/

デューダの口コミ

デューダの口コミは、キャリアアドバイザーによって対応の評価がわかれました。

いいキャリアアドバイザーに当たると「親身な対応」「手厚いサポート」と高評価でしたが、あまりよくないアドバイザーだと、低評価の傾向が。

もちろん、担当に不満を感じたら変更も可能です。職務経歴書に対するアドバイスは、おおむね高評価の傾向です。

他には、求人案内が多いことが挙げられています。案内数が多いことについては、賛否両論です。たくさん案件の案内が欲しい方には、デューダが向いているかもしれません。

マイナビエージェント|20代未経験者へのサポート

 

 

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、管理部門専任のエージェントが在籍しており、専門性に特化しています。

2022年12月現在での「経営・企画・管理・事務」の求人数は、公開求人数 8,000件以上/非公開求人約5,000件です。

マイナビエージェントの特徴

マイナビエージェントは、特に若手に強く、20代未経験者へのサポートが強みです。未経験者歓迎の求人も多く、希望に合った求人を探すことができます。企業担当アドバイザーも在籍しているため、求人票にない企業情報が聞けることも魅力です。

特記事項
  • 全体求人数:公開求人 約63,000件(2022年12月現在)
  • 得意な分野:20代未経験へのサポートが強み
  • 対応年代:20代~30代
  • 対応職種:経理・財務・税務・総務・人事・法務・知財・内部監査・その他(経営/企画/管理/事務)

    公式サイト:https://mynavi-agent.jp/

    マイナビエージェントの口コミ

    マイナビエージェントのいい口コミには、「二人三脚で転職をサポートしてくれた」「職務経歴書を作り直してくれる、推薦文を経歴に添えてくれるなど、親切な対応にビックリした」「量より質の求人数」というものがありました。

    悪い口コミでは、「会員登録後すぐ求人がないというメールが来る」「断られる」という内容が多く見受けられました。「対応は丁寧だがゴリ押しされる」という口コミも。

    人事の転職|人事専門の転職エージェント

    人事の転職

    人事の転職は、企業との太いパイプを持つ、人事専門の転職エージェントです。

    「どこよりも人事に詳しく、人事に寄り添う転職エージェント」として、人事希望者の転職活動をサポートしています。

    人事の転職の特徴

    人事の転職は、企業の人事担当と深い接点を持つため、企業がどういう社風なのか、どういった雰囲気なのかについて把握できていることが特徴です。企業との相性を重要視する方には、おすすめと言えるでしょう。

    特記事項
    • 全体求人数:公開求人 170件以上(2022年7月現在)
    • 得意な分野:人事/労務
    • 対応年代:20代後半から30代
    • 対応職種:人事を中心に総務、経理、財務、法務など管理部門組織・人事系コンサルタント

      公式サイト:https://hr-tenshoku.jp/

      SYNCA|キャリアアップしたい経験者向け

      synca

      SYNCAは、管理部門に特化した経験者向きの転職エージェントです。入社後のミスマッチをなくす思想のもとに作られたサービスで、スキルや経歴をもとにぴったりの求人を紹介します。

      求人はベンチャー・スタートアップが強めではありますが、大手企業の求人ももちろん掲載。企業規模に関わらず幅広く扱っている転職エージェントと言えるでしょう。

      SYNCAの特徴

      SYNCAには精度が深いスキル分析があり、キャリアアップを目指したい人に特におすすめな転職サービスです。アンケートに答えるだけで、自分のスキルを可視化し、適切な年収を知ることができる「市場価値診断」もあります。

      特記事項
      • 全体求人数:700件(2022年12月現在)
      • 得意な分野:中小企業から大手企業、ベンチャーまで幅広い求人
      • 対応年代:20代~30代
      • 対応職種:バックオフィス(経理・財務・人事・労務・法務)

        公式サイト:https://synca.net/

        SYNCAの口コミ

        IT企業系での経理求人が多い」「適正年収が高く出るのが嬉しい」という口コミがありました。「若手向けの求人が多い」という声も。

        悪い口コミは、「上場企業の経理ばかりで、ベンチャー企業の求人があまりなかった」「そもそもの求人が少なかった」というものがありました。勤務地にも偏りが見られるようです。

        求人についての口コミには「求人数は少ないが、他社とかぶっていなかった」という意見もありました。

        管理部門向けおすすめエージェント5社
        エージェント名 特徴
        beetagent_logo_black BEET-AGENT 管理部門に特化した転職エージェント。バックオフィスが評価される企業への転職がコンセプト。
        リクルートエージェント 圧倒的求人数と内定数まず登録すべき大手エージェント。
        MS-JapanMs-japan 管理部門・士業の方におすすめしたいエージェントNo.1。
        マイナビエージェント 20代・ポテンシャル採用で満足度が高いエージェント。
        doda
        doda(デューダ)
        国内最多数の求人を保有する大手エージェント。

        【法務】おすすめ転職サイト・エージェント2社

        ここからは、弁護士としてインハウスローヤーに転職したい方や、公認会計士の方で一般企業の財務や経理、CFOへの転職をご検討の方に向けた、特化型の転職エージェントサイトを紹介します。

        NO-LIMIT(ノーリミット)|インハウス ローヤーの転職をサポート

        NO-LIMIT_法務

        NO-LIMITは、弁護士専門の転職エージェントです。求人数は少なめですが、求人のマッチング制度には定評があります。スキルと経験を活かした転職に加え、企業法務未経験でも転職できる求人を持っている点も魅力です。

        NO-LIMITの特徴

        NO-LIMITは、弁護士業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しています。法律事務所の弁護士だけでなく、企業のインハウスローヤーとしての転職支援にも力を入れています。

        特記事項
        • 全体求人数:公開求人 600件(2022年12月現在)
        • 得意な分野:法律事務所・企業内弁護士(インハウスローヤー)・法務部
        • 対応年代:20代~50代
        • 対応職種:法務・知財・内部監査

          公式サイト:https://no-limit.careers/

          NO-LIMITの口コミ

          NO-LIMITの良い口コミでは、「職務経歴書の添削を丁寧にしてくれた」「マッチング精度が高かった」という声がありました。連絡手段としてLINEが利用できるのも、使いやすいポイントです。

          悪い口コミとして、「求人情報が少なかった」という声が複数。「希望の職がなかなか見つからなかった」という声もありました。

          公式サイト:https://no-limit.careers/

          法務求人.jp|法務の求人に完全特化

          法務求人

          法務求人.jpは、法務に特化した転職エージェントです。法曹業界情報に精通していることから、独自の求人情報を紹介できます。

          法務求人.jpの特徴

            法務求人.jpの大きな特徴は、法務の求人に完全特化していることです。企業だけでなく、法律事務所、特許事務所の求人が掲載されています。数は多くありませんが、海外企業の法務求人も掲載されています。法務のレアな求人が見つけやすいので、他エージェントとの併用がおすすめです。

            特記事項
            • 全体求人数:公開求人数600件以上(2022年12月現在)
            • 得意な分野:法律事務所・特許事務所・企業
            • 対応職種:法務・知的財産

              公式サイト:https://www.houmukyujin.jp/

              【公認会計士・財務・経理】おすすめ転職サイト・エージェント3社

              管理部門の中でも、財務・経理におすすめの転職エージェントを3つ紹介します。財務・経理の転職のひとつとして、公認会計士にもおすすめです。

              ジャスネットキャリア|会計系に特化

              ジャスネットキャリア

              ジャスネットキャリアは、会計・税務・経理・財務分野に特化した転職エージェントです。ジャスネットコミュニケーションズ株式会社が、20年以上運営しています。公認会計士や税理士の方にもおすすめの転職エージェントです。

              ジャスネットキャリアの特徴

              ジャスネットキャリアは管理部門の中でも経理・財務の求人に特化しています。管理部門の責任者から社員まで、幅広い求人があるのも魅力です。公式サイトには、未経験から管理部門へ転職できた事例が掲載されています。

                特記事項
                • 全体公開求人数:約3,500件以上(2022年12月現在)
                • 得意な分野:監査法人、大手会計事務所、税理士法人、銀行・証券会社
                • 対応年代:比較的幅広い年代に対応
                • 対応職種:経理・役員・管理部門責任者・経営企画・管理・人事・法務・総務

                  公式サイト:https://career.jusnet.co.jp/

                  ジャスネットキャリアの口コミ

                  ジャスネットキャリアには、「自分の希望に沿った求人を紹介してくれる」「担当者の対応は丁寧で速かった」という口コミがありました。

                  会計系に特化した転職エージェントだけあって、会計・経理分野の求人の多さに触れた声が多数。担当のキャリアアドバイザーの手厚いフォローも、高評価です。低評価な口コミの代表は、「入社をせかされる」「返信が遅い」でした。

                  コトラ|プロフェッショナル人材に特化

                  コトラ

                  コトラは、金融や管理部門のプロフェッショナル人材に特化した転職エージェントです。ハイクラス向けの求人が多く、年収1,000万円前後の求人も豊富にあります。

                  コトラの特徴

                  コトラでは、実務経験があり業界に精通したコンサルタントがキャリアアドバイザーとして担当してくれます。

                  細かい仕事内容のすり合わせがしやすく、企業のカルチャーや面接官の特徴を踏まえて、適切な面接指導を受けることが可能です。

                  特記事項
                  • 全体公開求人数:約20,000件(2022年12月現在)
                  • 得意な分野:金融、コンサルティング、IT/WEB、製造業
                  • 対応年代:比較的幅広い年代に対応
                  • 対応職種:経営管理

                    公式サイト:https://www.kotora.jp/

                    コトラの口コミ

                    コトラには次のような口コミがありました。

                    「銀行員やUSCPA(米国公認会計士)におすすめ」「エージェントがちゃんとハイクラス転職をわかっている感じがした」「コンサルタントには終始親身かつ積極的にサポート頂き、活動終了の挨拶をした際もとても喜んでもらえて非常に好印象」

                    悪い口コミが見当たらなかったので、ハイクラスの転職希望者にはおすすめできる転職エージェントであると言えるでしょう。

                    HUPRO(ヒュープロ)|会計部門でのスピード転職

                    ヒュープロ

                    HUPROは士業・管理部門に特化していて、内定までのスピードに強みを持つエージェントです。登録から内定まで最短1週間という実績もあります。非公開の独占求人も、多数掲載されています。

                    HUPROの特徴

                    HUPROは、士業・管理部門に特化しています。税理士・社会保険労務士の求人が多くある一方、紹介案件の半数が税理士法人・会計事務所の求人です。

                    一方で、業界未経験可の求人が約1,500件、20代が活躍できる求人が約2,000件あり、経験者から未経験者まで幅広く利用できます。

                    特記事項
                    • 全体求人数:公開求人 9,000件以上(2022年12月現在)
                    • 得意な分野:税理士・会計士
                    • 対応年代:20代後半から30代
                    • 対応職種:経理・財務・税務・経営企画

                      公式サイト:https://hupro-job.com/

                      HUPROの口コミ

                      良い口コミには、「会計事務所の求人数がとても多かった」という声がありました。HUPROは、士業に特化したエージェントです。

                      そのため、「税理士や公認会計士といった資格取得を目指しながら働きたい方向け」という声もありました。未経験可の求人が多いことも、魅力のようです。

                      悪い口コミには、「メールの文面がぶっきらぼう」「地方の求人は少なめ」という声がありました。

                      管理部門向け総合転職エージェント4社
                      BEET(ビート) 管理部門特化型の転職サイト。エンタープライズ企業やIPO準備中の求人案件を多数保有する。
                      MS-Agent 管理部門・士業に特化した転職エージェント。法務ハイキャリア層の求人が多い。
                      NO-LIMIT 弁護士・法務特化型の転職エージェント。両面型のため求人提案にミスマッチが少ない。
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                      管理部門の転職に転職エージェントを活用すべき3つの理由

                      管理部門_転職エージェント

                      「転職エージェント」は、転職活動をする上で大切な選択肢のひとつです。転職エージェントを利用すると、個々にキャリアアドバイザーがつき、アドバイスを受けられます。

                      自由に転職先を探せる転職サイトと勝手が違うので、エージェントの利用をためらう方も多いでしょう。転職エージェントを利用することで、就職活動への対策が打てます。

                      転職エージェントを活用すべき理由を3つ紹介します。

                      理由|履歴書・職務経歴書作成の相談ができる

                      履歴書・職務経歴書は「面接の場に呼ぶべきか」を決める大事な資料です。多くの応募から良い人材をふるいにかけるための、最初の関門とも言えます。希望の会社に就職するためには、履歴書や職務経歴書の内容を充実させることが不可欠です。

                      転職サイトだと、すべて自分で準備しなければいけません。転職エージェントを利用すると、プロのキャリアアドバイザーに内容の相談ができます。

                      履歴書や職務経歴書の内容をキャリアアドバイザーに相談し、転職活動を有利に進められることが転職エージェントを利用する第1のメリットです。

                      理由|面接対策ができる

                      書類選考に通過したあとは、面接があります。面接は「自分を売り込むことで採用を勝ち取る」最後の機会です。企業が求める人材と自分の強みの共通点を、限られた短い時間でアピールする必要があります。

                      転職エージェントを利用すると、面接についてもキャリアアドバイザーに相談できます。キャリアアドバイザーは、転職のプロです。プロの目線から面接に対するアドバイスをもらえる点が、転職エージェントを利用する第2のメリットであると言えます。

                      理由|エージェントから推薦がもらえる

                      転職エージェントから推薦状をもらえる点も、忘れてはいけないメリットです。推薦状とは、応募書類と一緒に企業へ送る書面です。転職希望者の強みや人柄、転職理由などをアピールし、面接に繋いでもらえるよう推薦する書面を言います。

                      推薦状の内容は「紹介するに至った経緯」です。「なぜこの人物を企業に紹介するのか」「この人物が推薦先にふさわしい理由」など、第三者から見た推薦理由を採用企業へ伝えることができます。

                      第三者であるキャリアアドバイザーから推薦をもらえる点も、転職エージェントを利用する大事なメリットです。

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                      転職エージェントを利用する際の7つのポイント

                      転職エージェントを利用すると、転職活動の幅が広がります。転職エージェントを利用する上で、最低限押さえておきたいポイントを7点紹介します。

                      こまめな「ホウレンソウ」で本気の転職意欲を見せる

                      キャリアアドバイザーも人間です。転職希望者の熱意の大きさで、行動が変わるかもしれません。キャリアアドバイザーを動かすには、本気で転職したいという意欲を伝え続けることが肝心です。

                      「ホウレンソウ」と呼ばれる、報告・連絡・相談をこまめに行うことで、キャリアアドバイザーに転職意欲を伝えることができます。細かい要望を伝える、連絡相談を欠かさないなど、日ごろからこまめに連絡をとり「本気で転職をしたいと思っている」という姿勢を常に見せておくことが大切です。

                      転職への熱意が伝わることで、キャリアアドバイザーもより熱心に転職成功に向けて動いてくれるでしょう。

                      面談時にスキルや経歴を詐称しない

                      キャリアアドバイザーは、面談時に申告されたスキルや経歴や要望をもとに、企業を紹介します。スキルを高く伝える・職歴を詐称するなど、面談時に虚偽の申告をすると、要望通りの企業を紹介されない可能性も。

                      面接時には、スキルや経験について具体的に聞かれる場合もあります。そこで詐称がわかると、企業はもちろん、転職エージェントやキャリアアドバイザーの信頼を失います。

                      詐称したスキルや経歴を元に企業に入ったとしても、いいことはありません。どんなスキルや経歴も、今まで積み上げてきた大事な時間です。スキルや経歴は詐称せず、正直に申告しましょう。

                      ③簿記や英語などの役立つ資格をアピールする

                      資格を取得していることは、幅広い分野へ対応できる能力があることのアピールにもなります。管理部門の転職に活かせる資格の代表例を紹介します。

                      • 経理
                        日商簿記2級、FASS、BATIC、給与計算検定、ビジネス会計検定、FP、MOS
                      • 人事
                        社会保険労務士、キャリアコンサルタント、メンタルヘルスマネジメント、衛生管理者
                      • 法務
                        ビジネス実務法務検定、個人情報保護士、ビジネスコンプライアンス検定

                      特に、未経験で管理部門に転職を希望するときは、資格を持っているかどうかはかなり大切な要素です。資格があるときは、臆せずアピールしていきましょう。

                      転職まで時間があるようなら、希望職種にちなんだ資格を取得する、もしくは勉強を始めるのも一手です。

                      ④1社に絞らず比較できるよう複数登録する

                      「総合型」「特化型」をはじめ、分野や職種、エリアによってさまざまな転職エージェントがあります。登録エージェントを1社に絞ってしまうと、1社の情報でしか転職先を見つけられません。

                      より多くの選択肢を得るためには、複数の転職エージェントに登録しておくことが大切です。複数のエージェントを見ることで、選択の幅が広がり、より要望に近い企業と出会いやすくなります。

                      キャリアアドバイザーにも誠実な対応を心がける

                      キャリアアドバイザーにも協力してもらうことが、転職活動をスムーズに進めるコツのひとつです。キャリアアドバイザーにも「転職を一緒に成功させる」気持ちを持ってもらうことで、転職がスムーズに進みます。

                      キャリアアドバイザーと一緒の方向を向くためには、キャリアアドバイザーにも敬意を払い誠実な対応をすることが大切です。

                      自分の中で「譲れないポイント」を決める

                      キャリアアドバイザーは、成功報酬制です。転職希望者の転職が成功したときに、初めて報酬を受け取ります。自分の報酬のことを考えるキャリアアドバイザーは、転職希望者が「行きたい企業」ではなく「受かる企業」とつなげようとしている場合も。

                      時には、キャリアアドバイザーにすすめられた企業が行きたい企業ではない場合も出てくるかもしれません。

                      自分の希望と提案が違うときは、希望をかたくなに貫く必要はありません。転職するときに自分の中で「譲れないポイント」を用意しておき、譲れないポイント以外で折り合いをつけることも大事です。

                      自分でも企業情報を調べる

                      キャリアアドバイザーは、集めた企業情報を教えてくれますが、教えてくれる情報が企業のすべてではありません。企業に勤めている人しかわからない事情もあります。

                      キャリアアドバイザーから受け取った情報を鵜吞みにせず、自分で企業について調べてみることも大切です。

                      転職エージェント選びで迷ったときに実践したい2つの対策

                      転職エージェントを複数紹介してきましたが、結局どこを選べばいいかわからない方も多いでしょう。迷ったときに実践して欲しい対策は、下の2つです。

                      • 転職する目的
                      • 3社に絞る

                      2つの対策を実践することで、登録する転職エージェントを決めやすくなります。

                      転職する理由を満たせるエージェントを選ぶ

                      転職エージェントには各社の特徴や強み・弱みがあります。転職エージェントを選ぶ際の基準は「自分が転職をする理由」を満たしてくれるかどうかです。

                      エージェントのほとんどが、無料で会員登録できます。「合わなかったら変えればいい」くらいの軽い気持ちでまずは複数登録しましょう。

                      登録した後で、自分が転職したい理由を満たしてくれるエージェントを選択すれば問題ありません。

                      エージェントは3社に絞る

                      転職エージェントを何社も利用すると、面談などの時間が膨大になり、貴重な時間が奪われることにもなりかねません。

                      とはいえ、1社だけの登録だと選択肢が狭まり、要望通りの求人を紹介してもらえない可能性も。エージェント数は、3社くらいが現実的に利用しやすいです。各エージェントに登録した後、最終的に3社に絞ることをおすすめします。

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                      NO-LIMIT 弁護士・法務特化型の転職エージェント。両面型のため求人提案にミスマッチが少ない。
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                      管理部門への転職が難しいと言われる3つの理由

                      このまでは管理部門特化の転職エージェントについてご紹介してきましたが、そもそも管理部門の転職が難しいと言われる理由についても解説、対処法もご紹介します。

                      採用ポストが少ない

                      管理部門はそもそも採用ポストが少ないため、希望に合った求人を見つけること自体が簡単ではありません。

                      採用ポストが少ないのにはいくつかの理由がありますが、まずは比較的少人数で業務をまわすケースが多く、営業や販売のように大量募集することはほとんどないことが挙げられます。

                      長く勤める人が多いので人が辞めにくい、ポストに空きがでても社内異動で対応するケースが多いといったことも理由です。

                      また、直接的に利益を出すわけではないため、企業への貢献度が低いとみなされやすい部門です。もちろん管理部門がなければ直接部門の人たちが本来業務に時間を割けなくなるわけですが、人材採用の優先度としてはどうしても低くなってしまいます。

                      応募者が殺到する

                      少ない枠に応募者が殺到することも管理部門への転職を難しくしています。管理部門の職種は以下の理由から人気が高いため、ほかの優秀なライバルたちとの争いになるか、求人が出てもすぐに埋まってしまうのです。

                      • 残業が比較的少ない、業務スケジュールが立てやすい等の理由でワークライフバランスが取りやすい
                      • 汎用性の高いスキルが身につき、業界横断しやすい
                      • デスクワーク中心で立ち仕事や肉体労働がないので体力的に続けやすい

                      経験者が圧倒的有利

                      管理部門の人員は基本的に少数なので、新しい社員をゼロから育てる余裕はあまりありません。そのため即戦力を採用する傾向が強く、応募条件に経験年数を挙げているケースが多く見られます。

                      どの職種にもいえることですが、管理部門に関しては特に経験者が圧倒的有利です。経験がない、あるいは経験年数が短い人はなかなか採用に至らず苦戦を強いられるケースが多いでしょう。

                      管理部門の転職を成功させるためのポイント5つ

                      管理部門への転職は難易度が高いため、成功させるにはしっかりとした下準備が必要です。

                      応募ポジション・職種への理解を深める

                      まずは応募するポジションと職種への理解を深めましょう。それにより、どんな能力が求められるか、自分に貢献が可能なのかが見えてきます。

                      自分に合ったポジションや職種に応募することにつながるため、マッチングの精度も高まります

                      スキルを棚卸しして強みを明確にする

                      これまでの職務経験を振り返り、スキルを棚卸しして強みを明確にします。応募書類や面接で説得力のあるアピールをするために不可欠な下準備です。自分のスキルに合った求人なのかどうかの判断もしやすくなります。

                      保有スキルをすべて書き出し、強み・弱み、仕事への希望を整理しましょう。

                      資格が有効な場合もある

                      管理部門への転職に資格は必須ではありませんが、スキルや知識の証明として有効な場合もあります。状況に応じて資格の取得も検討しましょう。

                      たとえば経理職では簿記が応募条件に含まれている求人が多く、その場合は資格が必須です。また人事や法務では社会保険労務士などの法律系資格も評価されやすい資格です。

                      法律系資格は管理部門内での異動も可能なので転職の可能性は上がるでしょう。

                      もっとも、資格取得が目的となり転職活動のタイミングを逃しては意味がありません。本当に必要な資格かどうか、転職に役立つのかをよく見極めて取得の有無を検討しましょう。

                      未経験の場合は年齢+コミュニケーションスキルが肝

                      一部の職種や企業では未経験者の採用もおこなっていますが、条件があります。具体的には年齢が若いこと、人柄やよくコミュニケーションスキルが高いことを満たすと採用される可能性があるでしょう。

                      未経験者の場合は応募する企業を選ばないことが大切です。仮に希望の業界と違っても、経験を積むことで再転職が可能なので、まずは経験値を高めることに注力するほうがよいでしょう。

                      中小企業は「いろいろやる」覚悟を持てば裾野は広がる

                      管理部門には複数の職種があり、大手企業の場合は各職種で募集があります。しかし中小企業の場合はすべての職種が存在するケースは少なく、大抵は兼務です。

                      たとえば経理部の社員が総務も人事も労務も兼ねるといったケースがよくあります

                      そのため中小企業へ転職する場合は職種へのこだわりは持ちすぎず、いろいろやる覚悟を持つことも必要になるでしょう。

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                      最後に|転職エージェントは複数登録して自分にあったものを

                      今回は、「管理部門」に転職する方向けのおすすめ転職エージェントを紹介しました。転職エージェントはそれぞれに特徴や得意分野があるため、自分に合った転職エージェントを見つけることが大切です。

                      転職エージェントは、履歴書・職務経歴書のアドバイスをくれたり推薦状を書いてくれたりと、希望の就職活動へ力を貸してくれます。希望の転職先に出会うために、転職エージェントの活用が大きな力となってくれるでしょう。ほとんどの転職エージェントは無料で会員登録や利用ができます。

                      管理部門の転職に際しては、1社に絞らず複数のエージェントに登録して、自分にあった転職エージェントや就職先を選ぶことが肝心です。今回の内容を参考に、管理部門へスムーズに転職するために、ぜひ転職エージェントを利用してみてください。

                      いま管理部門の転職に最もおすすめの転職エージェントはどれですか?

                      管理部門に特化した転職サイト『BEET(ビート)』、老舗エージェントの「MSAgent」がおすすめです。「BEETAGENT」管理部門・バックオフィス特化の転職サイトとしては比較的新しいサービスですが、最も勢いのあるサービスといえます。MSAgentは30年以上の老舗ですので、とにかく求人数を稼ぎたい場合におすすめと言えます。

                      管理部門特化の転職サイトはどう選べば良いですか?

                      転職エージェントは「サポート内容」で選びましょう。ただ求人を送ってくるだけのエージェントもおりますが、それはスカウトサイトで十分です。書類の添削・面接対策などがあるのがエージェント本来の強みですので、サポート力選べると良いでしょう。

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                      佐藤 達也のアバター
                      CUS士業・管理部門担当

                      佐藤 達也

                      弁護士・公認会計士・管理部門特化の転職サポートを行う人材紹介会社に在籍。士業・バックオフィスに特化した転職ノウハウ・企業調査を担当しています。分野特化だからこその、勘所を押さえたリアルな情報を発信できるよう心がけています。