レバウェル介護（旧きらケア）は、厚生労働省から「適正な有料職業紹介事業者の認定制度」の認可を受けた介護士専門の転職サービスです。

サービスが気になっているものの、「連絡がしつこい」といった口コミが目に留まり、利用してよいのか迷っている方もいるのではないでしょうか。

本記事ではレバウェル介護（旧きらケア）の利用者にアンケートを実施し、集まった口コミをもとに良い評判や悪い評判や、上手に活用するコツを解説します。

レバウェル介護（旧きらケア）を利用すべき人の特徴もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

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【アンケート概要】
調査期間：2024年3月15日～3月22日
調査方法：インターネットによるアンケート
調査対象：レバウェル介護（きらケア）を利用したことがある男女
※ユーザーアンケートより抜粋

レバウェル介護（旧きらケア）の特徴・強み

レバウェル介護（旧きらケア）は、人材紹介・人材派遣事業をおこなっているレバレジーズメディカルケア株式会社が運営している介護特化型の転職エージェントです。

職場の雰囲気や人間関係・自分では聞きづらい残業時間や離職率まで共有してもらえるため、ミスマッチの少ない転職が実現できるでしょう。

サービス名	レバウェル介護（旧サービス名：きらケア）
運営会社	レバレジーズメディカルケア株式会社
公開求人数	215,182件
許可番号	13-ユ-309623
認可番号	02008(1)
対応地域	東京、名古屋、大阪、福岡など全国
公式サイト	https://job.kiracare.jp/
強い職種	介護福祉士・ケアマネージャー

レバウェル介護（旧きらケア）の良い評判・口コミ

この章では、利用者のアンケートから分かったレバウェル介護（旧きらケア）の良い評判を解説します。

年収アップを実現できた

レバウェル介護（旧きらケア）の良い評判として、年収アップを実現できたという声が上がっていました。

国税庁が実施した「​​令和4年分民間給与実態統計調査」によれば、介護職の平均年収は381万円と発表されています。

全職種の平均は458万円のため、介護職に携わっている方の中には「自身の給料に満足できていない」と思う方も多いかもしれません。

レバウェル介護では、「高給与」のこだわり条件で検索すると22,329件（※2024年7月時点）の求人がヒットします。

転職の際に求める第一条件が「年収アップ」や「キャリアアップ」の方は、レバウェル介護を利用すると希望をかなえられるかもしれません。

質の高い求人が多かったので安心して探せた

「求人の質が高い」といった良い口コミも散見されました。

2024年7月時点でレバウェル介護（旧きらケア）は21万件以上の求人を保有しており、福利厚生や年間休日などが充実している求人も多数存在します。

働く上で福利厚生や手当・賞与の有無などはモチベーションに直結するため、しっかりした求人が多いというのは安心感につながるでしょう。

会員登録をせずとも求人は検索できるため、まずは自身の希望条件で検索し、合うものがあれば登録してみるのも良いでしょう。

地方でも求人が充実していた

レバウェル介護（旧きらケア）の良い評判として、求人数の多さを評価する声がみられました。

2024年7月時点で、レバウェル介護（旧きらケア）の公開求人数は215,182件と、頭ひとつ抜けて多く保有されています。

エージェント名	公開求人数（※）
レバウェル介護（旧きらケア）	204,467件
介護ワーカー	51,339件
クリックジョブ介護	17,330件
マイナビ介護職	76,758件
ミラクス介護	135,873件
かいご畑	8,854件

このように求人数が豊富であれば、複数の転職先と比較でき、より良い転職先を選ぶことができるでしょう。

採用率が高まるような面接指導をしてくれた

レバウェル介護（旧きらケア）の良い評判として、面接指導力を評価する声が見られました。

面接が苦手という方や、緊張してしまって上手く話せるか心配という方は決して少なくないでしょう。

レバウェル介護のアドバイザーは施設と密接な関係を築いているため、採用担当者の人柄や想定質問を教えてくれることも珍しくありません。

また希望すればアドバイザーに面接同行をしてもらうこともできますので、面接に関する不安がある方はぜひ利用したいサービスと評価できるでしょう。

担当者と相性が悪い時は変更してもらえた

担当者を変更してくれた点を高く評価する口コミも見受けられました。

転職サービス利用でネックになるのが「相性の合わない担当者に当たったらどうしよう…」といった点ではないでしょうか。

レバウェル介護（旧きらケア）であれば希望することで担当者の変更ができますので、万が一相性が合わなかった場合でも安心です。

変更は公式サイトの「お問い合わせフォーム」からも要請できるため、担当者に伝えるのが気まずいと感じる方でも変更しやすいでしょう。

レバウェル介護（旧きらケア）の悪い評判・口コミ

良い評判がある一方で、レバウェル介護（旧きらケア）に関する悪い評判も寄せられました。

連絡がしつこい

レバウェル介護（旧きらケア）の悪い評判として、連絡が多いという意見もあります。

転職サービスを利用する上で、連絡を避けられない場面は多いです。ただしメールや電話がしつこく来ると、ストレスに感じてしまう方もいるでしょう。

連絡を少しでも減らしてもらうためには、以下の方法がおすすめです。

また口コミにあったように「条件に合う求人がなければ連絡を減らしてほしい」と伝えてみるのも有効でしょう。

メールや電話での連絡が遅く不安になった

「連絡がしつこい」という口コミがある一方で、「連絡が遅い」といった評判も見受けられました。

連絡がしつこいのも考えものですが、質問への返答が遅かったり、あまりにも音沙汰がないと不安になってしまう方もいるでしょう。

こちらも根本的には担当者との相性の問題になるため、連絡が返ってこず不安になった場合は変更を申し出ることをおすすめします。

変更の際に「1日以内には連絡を返してほしい」「この時間帯は連絡しないでほしい」などの要望をしっかり伝えることで、ミスマッチをなくせるでしょう。

担当者の対応に差がある

悪い評判として「担当者の対応に差があるのではないか」といった意見も見られました。

これはレバウェル介護（旧きらケア）に限った話ではありませんが、担当者によって質が悪いと感じてしまったり、相性が合わないと感じることもあるでしょう。対策としては、以下の方法が挙げられます。

口コミにも「担当者を変更してもらえた」との声がありますので、違和感を覚えた場合は遠慮なく変更の申し出をしましょう。

求人の質にばらつきがある

レバウェル介護（旧きらケア）の評判として、求人の質を疑問視する声も上がっていました。

先述した通り、レバウェル介護（旧きらケア）の公開求人数は「215,182件（※2024年7月時点）」と他のサービスに比べて頭ひとつ抜けた多さを誇ります。

求職者にとって選択肢が広がることはメリットですが、一方で求人数が多いがゆえに、質が良くない求人も混ざってしまうのでしょう。

より求人の質にこだわるのであれば、レバウェル介護（旧きらケア）のほかにも複数のサービスを併用し、求人を見比べて応募を検討するのがおすすめです。

レバウェル介護（旧きらケア）と他の介護士転職サービスとの違い

ここまでレバウェル介護（旧きらケア）の口コミを見てきましたが、メリット・デメリットを知った上で他のサービスと比較したい方もいるでしょう。

以下で詳しく比較をおこないますので、ぜひ参考にしてください。

サービス名	求人数	強い職種	厚生労働省からの認定	面接同行
レバウェル介護（旧きらケア）	215,182件
介護ワーカー	51,339件
マイナビ介護職	76,829件
介護ではたらこ	直接ご紹介
ミラクス介護	136,900件

全体的な求人数では「レバウェル介護（旧きらケア）」が最も優れていますが、一方で初任者研修・実務者研修や社会福祉士の求人は少ない傾向にあります。

初任者研修・実務者研修や社会福祉士で転職したい方は「マイナビ介護職」か「ミラクス介護」が候補となるでしょう。

また運営会社の安全性について気になる方は、厚生労働省が実施している「適正な有料職業紹介事業者の認定制度」で認定を受けているエージェントが候補になるでしょう。

この中では「レバウェル介護」「介護ワーカー」「マイナビ介護職」が認定事業者に該当しますので、求人数や強い職種をもとに選んでみてください。

レバウェル介護（旧きらケア）はこんな方におすすめ

評判・口コミを踏まえて、レバウェル介護（旧きらケア）がおすすめなのは以下のような方です。

レバウェル介護（旧きらケア）は、他の介護転職サービスと比べても圧倒的な求人を誇っているため、最初に登録する転職サービスとして非常におすすめです。

また専門アドバイザーの対応の手厚さも評価されているため、初めて転職をするため右も左も分からないという方や、妥協しない転職をおこないたい方にも向いています。

前もって職場の雰囲気や働くスタッフの人間関係・リアルな離職率などを伝えてもらえるため、入職してから後悔したくない方は利用すべきといえるでしょう。

希望すればアドバイザーに面接同行を依頼することもできるため、面接に苦手意識がある方や、当日伝えるべきことを飛ばしそうと不安がある方にもぴったりです。

レバウェル介護（旧きらケア）利用の流れ

この章では、レバウェル介護（旧きらケア）の登録から利用までの流れを紹介します。

無料登録

まずはレバウェル介護（旧きらケア）の公式サイトにアクセスし、登録をおこないます。

登録画面では、希望の雇用形態・勤務時間などの問いの中で、該当するものにチェックを付けます。

1分ほどで登録が完了するので、空いた時間におこなうのも良いでしょう。

キャリアアドバイザーより連絡

登録すると、入力した電話番号もしくはメールアドレスに担当アドバイザーから連絡があり、面談の日程を調整します。

面談では、希望する条件や要望などを伝えましょう。ここでしっかり情報を伝えておくことで、担当者も条件を分析・把握しやすくなるため、ぴったりの転職先を紹介してもらえる可能性が高まります。

また、転職活動への不安や悩みの相談も可能です。

専任のキャリアアドバイザーが転職まで一貫してサポートしてくれるため、信頼関係を築きやすいのも特徴です。

求人紹介

担当キャリアアドバイザーから、条件に合った求人が紹介されます。受けたい転職先があれば、応募に進みましょう。

紹介された際に「もう少し駅から近い方がいいな」など、感じたことがあれば率直にキャリアアドバイザーに伝えることをおすすめします。

より明確な条件を伝えることで、次回から自身にマッチした求人を紹介されやすくなるでしょう。

書類選考・面接

応募後は、書類選考や面接が実施されます。ここで採用されるか否かは、履歴書や面接の受け答えにかかっているといっても過言ではありません。

有利に進めるためにも、書類添削や面接対策サービスを積極的に利用しましょう。たとえば、履歴書の書き方や自己PRのワンポイントアドバイスなど、すぐに役立つサポートが受けられます。

また、面接対策では、よく聞かれる質問やマナーなどについてもアドバイスを受けられるため、自信をもって面接にのぞめるようになるでしょう。

レバウェル介護では、面接時に同行してフォローするサービスもおこなっています。

どれだけ準備しても不安に感じることはあるでしょう。同行サービスはそんなときの心強い味方になります。

転職を成功させるためのサポートサービスは、積極的に利用しましょう。

入職

採用が決まったあとも、レバウェル介護ではアフターフォローがおこなわれます。

新しい環境は、慣れるまで心身ともにストレスを感じやすいものです。

たとえば「雇用条件が違った」「雰囲気があまり良くなかった」「馴染めない」といった転職後の悩みもキャリアアドバイザーに相談することができます。一人で抱え込まず、相談してみましょう。

レバウェル介護（旧きらケア）を上手に活用するコツ

この章では、レバウェル介護（旧きらケア）を上手に活用するコツを解説します。

条件を限定しすぎない

レバウェル介護（旧きらケア）を活用するコツの1つ目は、最初から条件を絞りすぎないことです。

利用開始時から細かすぎる条件を提示すると、転職先が思うように見つからなくなってしまう可能性があります。

逆に、条件設定を何もしない場合は、ヒットする求人数が多くなりすぎてしまうでしょう。全てに目を通すのは困難になり、どんな転職先を選ぶべきか迷いが生じてしまいます。

転職活動をスムーズに進めるコツは、条件に優先順位を決めることです。転職する際に「譲れない条件」「妥協できる条件」を決めれば、選択肢が広がっていきます。

人によって譲れないことや譲歩できることは異なっています。ピックアップされた求人をチェックする中で、自分でも気づかなかった、内なる転職条件なども再発見できるかもしれません。

中には、優先順位をつけられない、自分が何を大切にしているかわからないと思う方もいるでしょう。キャリアアドバイザーとともに職業人生を棚卸しする中で、条件がはっきりしてくるかもしれません。

急かされても流されない

レバウェル介護（旧きらケア）を活用するコツの2つ目は、キャリアアドバイザーに急かされるがまま、流されてしまわないようにすることです。

マイペースで転職活動に取り組んでも、なかなか進展しなかった方にとって、担当者が熱心に支援してくれるのはありがたいことでしょう。

しかし、転職サービス全般にいえることですが、転職希望者を急かすキャリアアドバイザーが、残念ながらいるようです。そのような担当者に当たった場合は、担当者を変更してもらうのもひとつの方法です。

レバウェル介護（旧きらケア）以外の転職支援サービスも併用する

レバウェル介護（旧きらケア）を活用するための3つ目のコツは、転職支援サービスを複数登録しておくことです。

ほかの転職支援サービスと併用すれば、比較検討しながら活動できるからです。

たとえば、豊富な求人数を誇るレバウェル介護（旧きらケア）と、同様の特徴を持つ「介護ワーカー」を併用すれば、介護業界の求人の動向をつかむことができるでしょう。

複数の転職支援サービスを並行すれば、使い勝手のいいWebサイトを見つけたり、相性のいいキャリアアドバイザーと出会えたりする可能性も高まります。

ただし一気に多くのサービスに登録するとスケジュール管理が大変になってしまうため、2～3社の転職支援サービスに登録することをおすすめします。

レバウェル介護（旧きらケア）と併用したい介護転職サービス

ここではレバウェル介護（旧きらケア）の弱みを補える転職サービスを3つ紹介します。

介護ワーカー

介護ワーカーは、医療・福祉業界で人材紹介をおこなっている株式会社トライトキャリアが運営している転職エージェントです。

全体の60%以上を「初任者研修・実務者研修」の求人が占めており、レバウェル介護（旧きらケア）では網羅しきれない求人を見つけることが可能です。

介護福祉士・ケアマネージャーで転職したい方も、併用しておくことで抜け漏れをなくせるでしょう。

マイナビ介護職

介護福祉士・社会福祉士で求人をお探しの方には、大手マイナビが運営するマイナビ介護職を利用するのがおすすめです。

レバウェル介護（旧きらケア）では社会福祉士の求人が4,000件と少ない傾向にありますが、マイナビ介護職には9,000件（※2024年7月時点）ほど保有されています。

ほかにもケアマネージャーの求人も充実していますので、資格をいくつかお持ちの方はぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

ミラクス介護

レバウェル介護（旧きらケア）に関するよくある質問

最後に、レバウェル介護（旧きらケア）に対して寄せられた質問と回答を紹介します。

レバウェル介護（旧きらケア）の利用で手数料はかかりますか？

レバウェル介護（旧きらケア）の登録・サービス利用に関して、求職者は全て無料で利用できるため、別途手数料がかかることはありません。

レバウェル介護をはじめとする人材紹介会社は、求職者を施設に紹介し、入職が決まって初めて成功報酬を受け取る仕組みになっています。

紹介会社から求職者に料金を請求することは法律で禁じられているため、内定辞退をしたり退会したりしても、違約金を請求される心配はありません。

退会方法を教えてください

レバウェル介護（旧きらケア）を退会する方法としては、以下の3点が挙げられます。

担当者がついたあとであれば、メールやLINEで退会の旨を伝えるのが手っ取り早いですが、気まずい場合はお問い合わせフォームを活用しましょう。

レバウェル介護（旧きらケア）の登録者数はどのくらいですか？

レバウェル介護の公式サイトによれば、年間累計利用者数は80万人と発表されています。

開始から現在までの利用者数は発表されていませんが、かなり多くのユーザーが登録していることが分かります。

レバウェル介護（旧きらケア）の運営会社はどんなところですか？

レバウェル介護（旧きらケア）を運営しているレバレジーズメディカルケア株式会社では、医療・介護それぞれの分野で人材紹介業を展開しています。

厚生労働省より「医療・介護・保育分野における適正な有料職業紹介事業者の認定制度」を受けているため、信頼性の高い会社と評価できるでしょう。

レバウェル介護（旧きらケア）以外には、レバウェル看護（旧看護のお仕事）やレバウェル医療技師などのサービスを提供しています。

まとめ｜上手に転職支援サービスを利用して、いい介護事業所を見つけよう

レバウェル介護（旧きらケア）を利用した方の評判はとてもいいものでした。

転職支援サービス全般にいえることですが、利用者が転職の条件を示せれば、上手に活用できるようです。

転職条件があいまいな状態でも大丈夫です。キャリアアドバイザーと相談し、条件を絞っていきましょう。