第二新卒向けおすすめ転職エージェント10選を徹底比較│転職成功のポイントを解説

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本記事は、転職エージェント公式サービス(リクルート・マイナビ・ビズリーチ等)の広告リンクを含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。

第二新卒として転職活動をおこなう人の中には、どうやって良い求人を見つけたらよいのか悩む人も多いでしょう。初めての転職で職務経歴書の作成の仕方が分からない、面接対策に不安がある人もいるのではないでしょうか。

第二新卒の転職活動では、「第二新卒の転職に強い転職エージェント」の利用をおすすめします。

転職エージェントは無料で利用することができ、キャリアアドバイザーが転職に関する相談やアドバイスなど、転職の成功率を上げたい人向けのサポートを実施してくれるサービスです。

実際に第二新卒の転職に強い転職エージェントの数は多く、やりたい仕事や現在の状況に合わせて登録する転職エージェントを選んでいく必要があります。この記事では第二新卒の転職におすすめの転職エージェントや選び方について解説していきます。

この記事で紹介している転職エージェントの比較表が以下となります。

転職エージェント名 公開求人数 非公開求人の有無 特徴
リクルートエージェント 316,977件 2022年9月時点で非公開求人数が21万件以上
マイナビエージェント 62,453件 20代向けの求人が豊富な大手転職エージェント
就職カレッジ 非公開 年齢や学歴、経歴不問の求人を多数取り扱うことが特徴の転職エージェント
doda 173,292件 業界トップクラスの求人数と非公開求人
type転職エージェント 20,000件以上 未経験職種への転職にも強い転職エージェント
マイナビIT AGENT 62,453件 ITエンジニア職に特化した転職エージェント
レバテックキャリア 19,137件 転職成功率96%の優良転職エージェント
ウィルオブテックキャリア 1,235件 20~30代向けのITエンジニア専門の転職エージェント
type女性の転職エージェント 9,405件 株式会社キャリアデザインセンターが運営する女性向けの転職エージェント

パソナキャリア

38,024件 2019年~2022年のオリコン顧客満足度調査では4年連続1

202212月時点での情報です。

【引用元一覧】
転職エージェント|転職ならリクルートエージェント
マイナビITエージェント【公式】IT・Webエンジニアの求人・転職エージェント
フリーター・未経験・既卒・大学中退OKの就職支援ならJAIC(ジェイック)
ITエンジニア・ Webデザイナーの求人/転職/採用【レバテックキャリア】≪公式≫
エンジニアの求人・お仕事探しならウィルオブテック
転職・求人・仕事探しならdoda(デューダ)
ハイクラス転職エージェントのパソナキャリア
転職エージェントならtype転職エージェント
 type女性の転職エージェント

目次

第二新卒におすすめの総合型転職エージェント5

第二新卒の転職におすすめの総合型転職エージェントを紹介します。大手の総合型エージェントは「求人数が豊富」「幅広い業種や職種の求人がある」「サービスが充実している」といった強みや特徴などのおすすめポイントがあります。

第二新卒で転職エージェントへの登録を検討している人は、以下の転職エージェントから複数登録しておくことで、自分に合った求人情報が見つけやすくなるでしょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、人材業界でも最大手と言われるリクルートが運営している転職エージェントです。20229月時点で非公開求人数が21万件以上となっており、自分で求人を探していても見つからない優良求人に出会える可能性が高いです。

取り扱っている求人の幅が広いため、各業界に精通したキャリアアドバイザーが求職者の能力や希望に合わせた求人を紹介してくれるでしょう。選択肢が増える分、希望の条件にマッチした求人を見つけられる可能性が人がります。

マイナビエージェント

マイナビエージェント

株式会社マイナビが運営している転職エージェントです。転職エージェントとしてカバーできる年代も広く、求人数も国内トップクラスの転職エージェントです。若手の第二新卒に特化したサービスも充実しているため、登録しておくことで良い求人を見つけられる可能性が高まるでしょう。

大手転職エージェントならではの経験豊富なキャリアアドバイザーが、転職についての希望や悩みをヒアリングしてくれます。

「ライフワークバランスの両立をしたい」また「若いうちに大胆なキャリアチェンジを検討している」と具体的な悩みの相談もできます。丁寧なサポートなら安心して転職活動を進められるでしょう。二人三脚で転職活動をサポートして欲しい方は、こちらを検討してみてください。

就職カレッジ

就職カレッジ JAIC

ジェイック(就職カレッジ)は、年齢や学歴、経歴不問の求人を多数取り扱うことが特徴の転職エージェントです。新卒入社の会社を早期退職した第二新卒へのサポートも手厚く、「やりたいことが分からない」という人にも専属のキャリアアドバイザーが適正などに応じて厳選した求人を紹介してくれます。

今まで正社員として働いた経歴がない人や短期間で仕事を辞めてしまった人でも、熱意ややる気があれば適した職種や業種を見つけられる可能性があるでしょう。中退者に特化した就活支援講座も開講しているため、経歴に不安がある人も一度相談してみるとよいかもしれません。

 doda

doda

dodaは202212月時点で174,000件以上の求人を公開している転職エージェントです。

dodaは「スカウトサービス」という登録した経歴やスキルともと相性が良い企業側からオファーが届くサービスがあります。スカウトサービスを利用することで求人を探す手間を省くことができ、自分のスキルを活かせる求人を多数見つけることができるでしょう。

スカウトサービスだけでなく、地方企業への転職支援やセミナーなどのイベントを開催しているため、幅広い視点から転職活動を進めたい人はぜひご登録ください。

type転職エージェント

type転職エージェント

type転職エージェントはサービス開始から約20年、転職支援実績31万人以上の転職支援実績を持つ転職エージェントです。第二新卒への転職サポートはもちろん、特にIT・エンジニア業界への転職に強みがあり、これらの業界への転職を考えている人にはおすすめです。

「自己分析の仕方が分からない」「職務経歴書の書き方が分からない」といった悩みは、第二新卒の人にとってありがちです。そういった悩みや不安を解決できるサポートを受けられるのも転職エージェントの強みですので、上手く転職活動が進められるか自信がない人はぜひ登録してみてください。

ITエンジニア職を志望する第二新卒向け転職エージェント3

次に第二新卒をはじめとした20代に人気のITエンジニア職への転職に強い特化型エージェントを3社紹介します。

業界に特化した転職エージェントでは、総合的な転職エージェントには掲載されていない公開求人や、条件の良い非公開求人を見つけられる可能性がありますので、ぜひチェックしてみましょう。

マイナビIT AGENT

マイナビITAGENT

マイナビIT AGENTはマイナビが提供するIT業界やエンジニア職への転職に特化した転職エージェントです。

IT・エンジニア職は専門的な分野となるため経験者が優遇されがちですが、第二新卒の転職では未経験転職を志望する人も多いことが想定されます。マイナビIT AGENTでは第二新卒の未経験者転職の成功率を上げるためのサポートに対応しています。

担当するキャリアアドバイザーもIT業界で働いていた人も多く、経験者ならではの情報や専門的な転職アドバイスを受けられるでしょう。未経験からのキャリアチェンジを目指す第二新卒におすすめのエージェントです。

レバテックキャリア

レバテックキャリア

レバテックキャリアは、レバレジースが運営しているITエンジニアやデザイナー職への転職に特化した転職エージェントです。20208~20219月の実績で希望企業への転職率が96%となっており、求人数は業界トップクラスです。

未経験転職への支援も対応していますが、すでにエンジニアとして働く人のキャリアアップの成功も期待できるため、同職種で年収アップを狙う人にもおすすめです。

レバテックキャリアも業界経験者が多数在籍しており、業界の転職市場について信頼性のあるアドバイスを受けられる可能性が高いです。希望条件や経歴など詳細をヒアリングすることにより、企業と求職者のミスマッチを防ぐことができるでしょう。

ウィルオブテックキャリア

ウィルオブテックキャリア

ウィルオブ・テックは、2030代向けのITエンジニア専門の転職エージェントです。首都圏の企業に特化しているため地方企業への転職には向いていませんが、年収の高い企業の求人情報も多数あるためキャリアアップを図る人には最適です。

専属で2名のアドバイザーがサポートを担当し、キャリアアドバイザーと企業側のハブ役となるアドバイザーがつくのが特徴です。求人紹介や面接対策などの手厚いサポートが好評の転職エージェントです。

女性の第二新卒におすすめの転職エージェント2

女性の第二新卒におすすめの転職エージェントを2社紹介します。

男性と女性の転職において、将来のキャリアや働き方についての考え方が異なる場合があります。そのため女性の転職に特化したエージェントが増えてきており、その中でも以下で紹介する2社は実績や求人数、サポートの面でおすすめですのでぜひご確認ください。

type女性の転職エージェント

type女性の転職エージェント

type女の転職エージェントは、株式会社キャリアデザインセンターが運営する女性向けの転職エージェントです。産休や育休制度など、女性が長く働きやすい制度を導入している企業を多数紹介しています。

サポートしてくれるキャリアアドバイザーはすべて女性となっており、女性目線からの転職アドバイスや今度のキャリアプランなどについて話を聞くことができるでしょう。

また、キャリアアップを図りたい人向けにハイクラスの転職情報も提供してくれるため、女性のさまざまな悩みやニーズに対応しています。

パソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリアは株式会社パソナが運営している、女性の転職支援実績が豊富な転職エージェントです。全国エリアの求人を取り扱っており、勤務先や労働条件などの希望条件によって幅広い求人を紹介してくれます。

一人ひとりの状況に合わせた手厚いサポート体制が評判の転職エージェントで、2019年~2022年のオリコン顧客満足度調査では4年連続1位に支持されています。

キャリアアドバイザーにも女性が多く在籍しており、産休や育休に関する企業の情報など女性目線から見た転職についてのサポートをしてくれるので安心です。

第二新卒が転職エージェントを利用するメリット

第二新卒が転職エージェントを利用するメリットには以下があげられます。

自分に合った求人を紹介してくれる

転職エージェントを利用することで自分の希望条件やスキルに合った求人を紹介してもらうことができます。転職エージェントでは経歴だけでなく、キャリアアドバイザーが求職者の強みやスキルをヒアリングして客観的なアドバイスをくれます。そのため本当に自分に合った求人を見つけやすくなるというメリットがあります。

自分でどのような仕事や企業が向いているのかが分からない人は転職エージェントに相談してみるとよいでしょう。

業界の転職市場について教えてもらえる

業界の転職市場について情報を得ることができるのも転職エージェントを利用するメリットの1つです。転職エージェントでは特定の業界に特化しているサービスがあり、未経験転職で業界の知識がない人の転職活動に大きなプラスとなります。

また、キャリアアドバイザーも過去にその業界で働いていた経歴がある場合も多く、求人情報や企業の公式サイトからは読み取ることのできないリアルな情報を得ることができるでしょう。

給与交渉を代行してくれる

転職エージェントでは、求職者が踏み込みにくい給与交渉を代行してくれることがあります。通常の採用面接などでは希望年収などの条件を交渉しづらいことが考えられますが、転職エージェントの営業担当が企業側に交渉してくれることで、希望の給与額での採用につながる可能性が高くなります。

もちろん能力や実績に見合わない給与額の交渉は難しいですが、最低限の条件を最初に伝えておくことで可能な限り条件にマッチできる求人を探してくれるでしょう。

非公開求人を紹介してもらえる

転職エージェントではサイト上に公開していない求人を取り扱っている場合があります。さまざまな理由が考えられますが、大手企業や優良企業などは求人サイトに掲載するだけで応募が殺到してしまう可能性があるため、転職エージェントが適していると判断した求職者だけに紹介しているケースなどがあります。

非公開求人は条件の良い求人も多くあるため、そういった求人を見つけることができる点も転職エージェントを利用する大きなメリットと言えるでしょう。

面接対策や書類添削などアドバイスをもらえる

転職エージェントではキャリアアドバイザーが面接対策や書類添削などをサポートしてくれます。転職が初めてでどのように進めていけばよいか分からないという人も多いため、このようなアドバイスをもらえる点も、転職エージェントを利用するメリットです。

履歴書や職務経歴書をしっかりと作成するだけで、書類選考に通りやすくなり、希望の企業に転職できる可能性が高まります。転職について不安がある人は一人で悩まずに転職のプロに相談することをおすすめします。

第二新卒が転職エージェントを利用するデメリット

第二新卒が転職エージェントを利用するデメリットとしては以下があげられます。

似ている求人ばかり紹介されることがある

転職エージェントは求職者の希望条件や経歴、スキルなどを加味して求人を探してくれますが、同じような求人ばかりを紹介される場合があります。求人数の多い転職エージェントであれば幅広く紹介してくれることもありますが、求職者のスキルなどによっては似ている求人ばかりだと感じてしまう可能性もありますので注意しましょう。

そのため、転職エージェントは複数のサービスに登録することをおすすめします。転職エージェントの中でも得意な職種や苦手な職種があるケースも考えられますので、可能性を広げる手段として有効です。

 求人紹介のメールや電話が多くなることがある

転職エージェントから求人紹介のメールや電話が頻繁に来ることがあります。転職エージェントにとっては、求職者が転職に成功することで利益が出ますので、営業職の強い転職サービスではメールや電話での連絡が多くなることがありますので注意しましょう。

「良い求人を紹介してくれるが連絡頻度が高い」という場合は、担当のキャリアアドバイザーに相談してみるとよいでしょう。

自分のスケジュールの都合に合わせられないことがある

転職エージェントから選考に進んだ求人は、転職エージェントと企業側のやり取りで面接スケジュールなどが決まるため、自分の都合に合わないスケジュールを提示されることもあります。そのような場合はスケジュールの調整をお願いすることも可能ですが、あまりにもスケジュールに合わない日程を提示される場合は転職エージェントの変更を検討してもよいかもしれません。

面談を組むことが可能な時間帯や曜日があらかじめ分かっている場合は、事前にキャリアアドバイザーに伝えておくことでスケジュールのミスマッチを防ぐことができるでしょう。

第二新卒が転職エージェントを利用するときの流れ

第二新卒が転職エージェントを利用して転職活動する際の流れについて解説します。一般的に転職エージェントでは以下の手順や流れでサポートが進みますので、事前に把握しておくと安心です。

転職エージェントに登録する

登録したい転職エージェントのサイトにアクセスして会員登録をおこないます。ほとんどの転職エージェントは登録無料となっているため、とりあえず求人を見てみたいという人でも気軽に利用することができます。

基本的な登録項目は氏名・生年月日・住所・学歴・希望転職時や現在の状況などです。登録自体は510分程度で終わります。

本格的に転職活動を始める際には、転職活動用にメールアドレスを作成することをおすすめします。複数のエージェントに登録した場合、各社から求人紹介や事務連絡などが届くようになります。大切な連絡が他のメールに埋もれてしまわないよう転職用のアドレスを作成しておくと管理がしやすくなるでしょう。

キャリアアドバイザーとの面談をおこなう

転職エージェントに登録するとキャリアアドバイザーとの面談の案内が届きます。スケジュールを調整してキャリアアドバイザーとの面談をおこないましょう。

面談ではこれまでの経歴や転職理由、転職先の条件や希望などをヒアリングされます。できるだけ具体的に伝えるために、事前に回答内容について整理しておくとよいでしょう。キャリアビジョンや転職先の希望条件を詳しく伝えることにより、自分に合った企業とマッチできる可能性が高まります。転職活動における不安な点なども気軽に相談してみるとよいでしょう。

履歴書や職務経歴書を作成する

面談後に履歴書や職務経歴書などの応募書類を作成していきます。場合によっては事前に作成してキャリアアドバイザーに送付する必要がありますので、面談の案内が届いたタイミングなどで確認しておきましょう。

新卒の就職活動では履歴書とエントリーシートの提出をしたはずですが、第二新卒の場合は過去の経歴や業務内容、スキルなどを記載する職務経歴書が必要となります。初めての転職の場合は職務経歴書を作成するのも初めてという人が多いはずですので、書き方に不安があればキャリアアドバイザーに相談しましょう。

転職エージェントでは書類作成についてのアドバイスをもらえますが、書類作成代行サービスを依頼できることもあります。より求職者の強みやアピールポイントが企業に伝わるようサポートをしてくれますので、積極的に利用するのも一つの手です。

求人に応募する

面談でのヒアリングをふまえて、キャリアアドバイザーから紹介を受けた企業の求人に応募します。または自分で転職エージェントのサイトに掲載されている求人の中から、気になった求人にキャリアアドバイザーを通じて応募することもできます。

企業への応募に関して、キャリアアドバイザーは書類送付や面接日時の調整、面接への対策アドバイスなどをサポートしてくれます。自分で求人に応募する際の手間を省くことができるため、求職者は面接に集中して臨むことができるでしょう。

採用面接を受ける

応募した企業の採用面接を受けます。企業によって選考フローが異なりますが、通常は23回の面接を通じて合否が出ることが多いです。転職エージェントを通じで応募した企業でも、通常の採用面接と同じ内容で行われることが想定されます。

キャリアアドバイザーとの面接対策は念入りにおこなうとよいでしょう。よく聞かれる質問や転職理由、キャリアビジョンの伝え方など、面接について不安に思う点などは事前に確認しておくとよいです。

内定後の各種手続きをおこなう

面接を受けた企業から内定が出た後は、キャリアアドバイザーを通じて内定承諾の旨を伝えてもらい、入社日などの日程を調整していきます。内定が出た際の回答はできるだけ早めにおこなうようにしましょう。

また内定が出たら、現在の職場にも早めに退職の意思と退職スケジュールを伝えるようにします。退職日の2ヶ月前に伝えるのがベストですが、難しい場合は1か月前でも問題ない場合も多いです。直前の退職届は受理されない可能性もありますので注意しましょう。

万が一、入社日に合わせた退職が難しい場合は、キャリアアドバイザーに相談しましょう。明確な理由があれば入社日を調整してもらえるはずですので早めの相談がベストです。

第二新卒が転職エージェントを選ぶときの注意点

第二新卒が転職エージェントを選ぶときの注意点について解説します。転職エージェントを運営している企業は多いですが、より転職活動にプラスになるエージェントに相談できるよう、以下の注意点を把握しておきましょう。

 第二新卒の転職に強いか

1つ目は「第二新卒の転職に強いか」という点です。大手の転職エージェントや第二新卒の転職に特化した転職エージェントであれば問題ないですが、中には求人数や第二新卒の転職実績が少ない転職エージェントもあるためです。

実際に利用してみなければ分からない部分もありますが、利用者の口コミや転職実績をまとめたサイトなどを確認して判断するようにしましょう。

この記事で紹介している転職エージェントは、第二新卒の転職に強いエージェントをまとめていますので、迷ったらぜひ参考にしてください。

キャリアアドバイザーが付いてくれるか

2つ目は「キャリアアドバイザーが付いてくれるか」という点です。基本的に転職エージェントにはキャリアアドバイザーが在籍していますが、担当としてついてくれるかどうかが確認しておきたいポイントです。

毎回違うキャリアアドバイザーが担当する場合、相談がしづらいと感じてしまう可能性もあります。そのため、「専属キャリアアドバイザー」「専属担当者」といったサポート内容の記載がある転職エージェントを選ぶと安心です。

非公開求人の有無を確認する

3つ目は「非公開求人があるか」という点です。非公開求人が大手企業や優良企業の求人が含まれていることが多く、転職エージェントを利用しなければ見つけられない求人と出会える可能性も高いです。そのため非公開求人が豊富にあるかというポイントは、転職活動において重要となるでしょう。

非公開求人は採用率が高かったり、採用までの流れがスムーズだったり、求職者にとってのメリットが複数あります。サイトに非公開求人の文言がない転職エージェントに登録する際は注意が必要です。

転職したい業種や職種の求人を紹介してもらえるか

4つ目は「転職したい業種や職種の求人を紹介してもらえるか」という点です。転職エージェントに登録する際に、転職したい業種や職種の求人が豊富であるかどうかは注意すべきポイントです。ニッチな業種の求人などを取り扱っていない転職エージェントもあり、キャリアアドバイザーに求人紹介してもらうタイミングで気が付いた場合、多くの時間ロスが生まれる可能性があります。

特定の業界に特化している転職エージェントも多数ありますので、転職したい業種や職種が明確になっている人は、それらの業界に強い転職エージェントを探すとよいでしょう。

第二新卒で転職するメリット

第二新卒で転職をするメリットには、以下があげられます。

ポテンシャル採用が狙える

第二新卒の転職では、ポテンシャル採用を狙うことができます。ポテンシャル採用とは転職者の実績やスキルが不足していても、将来のポテンシャルに期待して採用することをいいます。年齢が高くなるにつれて実績重視の採用となる傾向がありますが、第二新卒は20代前半~20代半ばであるためポテンシャル採用の対象となる可能性が高いです。

ポテンシャル採用につなげるためには、明確な転職理由やキャリアビジョン、熱意や意欲を面接担当に伝える必要があります。そのため入念に面接対策をおこなうことで転職の成功率を高めることができるでしょう。面接については転職エージェントでキャリアアドバイザーとの面接対策を行うことが可能ですので、ぜひ検討してみてください。

未経験職種にもチャレンジしやすい

第二新卒の転職では、未経験職種にもチャレンジしやすいといったメリットがあります。未経験業種・職種への転職は難しいと思われがちですが、第二新卒で未経験転職を成功させている人は多くいます。

未経験の業種や職種に転職する場合、実績やスキルがないため前職よりも年収が下がってしまうこともありますが、20代のうちにキャリアチェンジしておいた方が、5年後10年後に活躍できる可能性も上がります。やりたい仕事が明確な人は第二新卒のうちにチャレンジしてよいでしょう。

社会人経験をアピールできる

第二新卒は新卒採用の時とは違い、社会人経験をアピールすることもできます。第二新卒であれば23年の社会人経験を積んでいる人が多くなり、学生よりもビジネススキルやコミュニケーション能力がある点が強みとなります。

そのため、新卒採用よりも社会人としての経験が評価されて採用される可能性がありますので、前職での経験や取り組みなどは積極的にアピールしてもよいでしょう。直接活かせるスキルや実績がなくても、社内外のコミュニケーションで気を付けていた点や、面接時のビジネスマナーなどをアピールできるように事前に準備しておくと安心です。

第二新卒で転職するデメリット

次に第二新卒で転職するデメリットについて解説します。

早期退職を懸念されやすい

第二新卒の転職では、早期離職を懸念されやすいというデメリットがあります。第二新卒では前職を12年で辞めている人も多く、「転職後にもまた同じ理由でやめてしまうのではないか」といった採用リスクを考える企業もいるはずです。

とはいえ、第二新卒の採用に前向きな企業も多いため、採用側が納得できる退職理由や今後のキャリアビジョンを上手く伝えることでマイナスにはなりづらくなります。

キャリアビジョンや転職・退職理由については事前に整理しておきたいです。伝え方や話し方について不安な人は転職エージェントの面談でキャリアアドバイザーに相談してみるとよいでしょう。

転職回数が増えることで次の転職に影響する

転職回数が増えることで次の転職に影響してしまう可能性があります。1回目の転職であれば問題ないですが、20代のうちに3回、4回…と転職を繰り返していると、転職者に何かしらの問題があると思われかねません。

もちろん、さまざまな都合により転職回数が多くなっている人もいるはずです。その場合は、企業側が納得できるような転職理由を考えておくとよいでしょう。30代になると20代のときの働き方が影響してくることも多くなるため、第二新卒の転職では今後のキャリアビジョンを見据えて、転職先を検討してください。

第二新卒の転職を成功させるためのポイント

第二新卒が転職を成功させるためのポイントについて解説します。

第二新卒としての自分の強みをアピールする

転職を成功させるためのポイントとして「自分の強みをアピールする」ことは非常に重要です。限られた時間の中で自分の魅力をアピールできるかどうかが合否に大きく影響するためです。しかし、第二新卒の人の中にはどのように面接で自己アピールをしたらよいか分からないという人もいるでしょう。

まずは自分の強みや経験を書き出してみることをおすすめします。その中から転職先で活かせそうな経験やスキルをピックアップしていき、面接の回答に落とし込みこむことで、効率よくアピールポイントを整理することができます。

また、転職先の企業の理念や社風に合わせてアピールする内容を変えていけるとベストです。企業側から必要な人材だと思われるよう、自分の強みは積極的にアピールしていきましょう。

今後のキャリアビジョンを明確にしておく

第二新卒の転職では、今後のキャリアビジョンに明確にしておくことで成功率を高めることができます。キャリアビジョンについて考えることで転職活動のモチベーションが上がり、面接担当も転職者の意欲や熱意を受け取りやすくなるためです。

キャリアビジョンが明確な人は転職活動の軸ができるため、自分に合っている企業かどうかの見極めがしやすくなります。そのため、転職活動の長期化や入社後のミスマッチを防ぐことができます。

また将来の目標やビジョンが明確であれば、採用担当からも「長く働いてもらえそう」「将来の活躍が期待できそう」といった好印象を持ってもらえる可能性が高いです。

ポジティブな転職理由を伝える

第二新卒の転職では転職理由を聞かれることが多いですが、ポジティブな転職理由を伝えることで採用される可能性が高まります。

転職理由がネガティブなものである人も多いはずですが、企業側にそのまま伝えると「また同じ理由で辞めてしまうのではないか」という不安を与えかねません。できるだけポジティブな理由に置き換えて、仕事に対する意欲が伝わるように工夫しましょう。

たとえば「前職の待遇に不満があった」という退職理由であれば、「より実力が評価されてキャリアアップできる環境に身を置きたい」といった理由に置き換えることができます。転職理由の伝え方について迷っている人も、ぜひキャリアアドバイザーへ相談してみるとよいでしょう。

第二新卒の転職でよくある質問

第二新卒の転職や転職エージェントの利用方法について、よくある質問についてまとめました。

第二新卒は何歳から何歳まで?

第二新卒の年齢に明確な定義はありませんが、一般的には25歳前後までで社会人経験が23年の人のことをいいます。企業によって第二新卒として扱われる範囲が異なりますので、求人の対象年齢を確認したり直接質問したりするとよいでしょう。

ちなみに、大学や専門学校を卒業して数年してから就職活動する場合は、第二新卒ではなく既卒としてとらえられるのが一般的となりますので注意しましょう。

第二新卒の転職理由は?

株式会社学情が調査した「20代の意識調査」では以下のような転職理由が多くなっています。

  • もっとやりがい・達成感のある仕事をしたい(31.6)
  • 給与・年収をアップさせたい(29.7)
  • 残業を減らしたい・休日を確保したい(24.7)

社会人になって働く中で、自分に向いている仕事や今後のキャリアプランについて考える人が多くなるようです。また、3番目に多かった「残業を減らしたい・休日を確保したい」という理由に関しては年々回答率が減少しています。働き方改革やリモートワークの推奨により、残業時間が以前よりも少なくなっていることが考えられます。

第二新卒で大手企業への転職は難しい?

第二新卒から大手企業への転職は不可能ではありませんが、難易度は高いといえます。大手企業は新卒採用に力を入れている企業も多く、採用コストを削減する目的から中途採用に消極的になっている傾向があります。近年では新型ウイルスの流行によって、採用数を減らしているといった背景もあります。

しかし大手企業では、即戦力となる人材であれば中途採用をしているケースがあります。第二新卒のタイミングでは難しくても、今後専門性の高いスキルを身に付けることにより大手企業に必要とされる人材になれる可能性があります。

どうしても就職したい企業がある人は、業界や企業について研究したり、専門性の高いスキルの取得を目指したり、自身のキャリアアップを図るとよいでしょう。

現職を辞めてから転職活動するべき?

転職活動は現職中に行うのがベストです。特別な理由がない限り、退職後の転職活動はあまりおすすめできません。理由としては転職活動が長期化する可能性があり、金銭面や精神面に負担がかかることが考えられるためです。

また退職後の就職活動が長期化することで、離職期間が長くなることになります。離職期間が長いことを企業に指摘される可能性もありますので、さまざまな面から現職中に転職活動を終わらせることをおすすめします。

転職エージェントの紹介求人は断っても大丈夫?

転職エージェントから一方的に紹介された求人は、無理に応募しなくても大丈夫です。断りづらいという理由で応募して採用されてしまうと、入社後のミスマッチに苦しむ可能性があるためです。自分に合っていないと感じた求人は正直に断るようにしましょう。

ただし、自分から希望してスケジュールなどを調整している場合は、特別な理由なくキャンセルしないようにしましょう。転職エージェントや応募先企業に迷惑をかけることになりますので注意が必要です。

まとめ

第二新卒におすすめの転職エージェントや転職エージェントの選び方について解説しました。転職エージェントの数は非常に多く、どのサービスを利用するべきか迷ってしまう人もいるはずです。その場合は「求人数」「支援実績」「転職したい業界に詳しいか」といった点で判断するとよいでしょう。

第二新卒におすすめの転職エージェントはこの記事の中で紹介しています。特定の業界に特化している転職エージェントもあるため、ぜひご確認ください。

第二新卒は今後の将来性が期待されるため、積極的に採用していきたいという企業も増えてきています。希望の企業への採用率が高まるよう、転職エージェントの活用を検討してみましょう。

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株式会社アシロ

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転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。