50代で転職先を探している方は、転職サイトを活用しましょう。

やる気や強い熱心がアピールポイントとなる若い世代と比べると、50代の転職は難しくなります。

ただ株式会社リクルートの調査では、50代の転職意向者が増加傾向にあり、2022年度時点で約4割にのぼったという結果が出ました。

ハードルが高いとはいえ、転職を希望する方は多いといえます。

本記事では、50代におすすめの転職サイトを紹介します。

50代全体におすすめする転職サイトのほか、以下のように職業ごとに分けて紹介している項目もあります。該当する職業がある方は、自身の業種に向けた転職サイトをチェックしてみてください。

転職サイトの紹介のほかに、50代が転職を成功させる方法や、転職サイトのメリット・デメリットも解説しています。転職できる自信がない方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。

【参考記事】ミドル・シニア（50歳以上）の転職動向｜株式会社リクルート

50代におすすめの転職サイト

50代におすすめの転職サイトを紹介します。転職サイトは、それぞれのサービスによって特徴が異なり、人によって向き不向きが変わります。

以下の転職サイトを参考に、自分にふさわしいサービスを見つけましょう。

ビズリーチ

ビズリーチは、職務経歴書を登録するだけで、国内外の優良企業や優秀なヘッドハンターから直接スカウトが届くサービスです。

経営幹部・管理職・グローバル人材向けの求人が多く、年収1,000万円以上の求人が全体の3分の1以上（※）を占めています。

なかには、世界中で事業を展開している大手企業や、誰もが知る有名企業の求人も数多くあるので、キャリアアップを狙っている方におすすめです。

また、ヘッドハンター経由で求人に応募した場合、応募書類や面接のアドバイスを受けられる可能性があるため、選考の通過率アップが期待できます。

基本的な機能は無料で利用できますが、有料会員になると使える機能が増えるので、転職活動の効率が上がるでしょう。

本気で年収アップを目指している方は、登録してどんなスカウトが届くか確かめてみてください。

（※）ビズリーチ公式サイト参照｜2023年10月末時点

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、株式会社リクルートが運営している、転職支援実績No.1（※1）を誇るエージェントサービスです。

公開・非公開あわせて72万件以上（※2）の求人を保有しているため、あなたに合った仕事が見つかりやすいでしょう。

非公開求人だけでも33万件以上（※2）あるので、一般的な転職サイトでは見つからない企業に出会えるチャンスがあります。

また、キャリアアドバイザーからのサポートが手厚い点も魅力です。

応募書類の添削や面接のアドバイスを受けられるのはもちろん、スケジュールの調整や入社後の条件交渉も代行してくれます。

東京・大阪・名古屋に加え、宇都宮・金沢・高松など、全国20か所に拠点があるので、気になる方は一度話を聞いてみましょう。

（※1）リクルートエージェント公式サイト参照｜2023年6月時点、厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および4か月以上の有期雇用の合計人数（2022年度実績を株式会社リクルートが集計）
（※2）参考：2024年3月時点での求人数｜リクルートエージェント

doda

dodaは、公開・非公開あわせて28万件以上（※）の求人を保有している大手の転職エージェントです。

専任のキャリアアドバイザーが希望条件を丁寧にヒアリングしたうえで、あなたのキャリアを存分に活かせる求人を紹介してくれます。

選考を突破するためのサポートはもちろん、入社日の調整や円満退職に向けたアドバイスなど、内定後のフォローも充実しています。

また、dodaは転職サイトの機能も兼ね備えているので、自分で気になる求人に応募することも可能です。

スカウト機能も利用できるため、忙しくて求人を探す時間がない方でも効率よく転職活動を進められます。

加えて、dodaでは転職活動に役立つノウハウを学べるオンラインセミナーが開催されているので、気になる方は登録して受講してみましょう。

（※）参考：2024年3月時点での求人数｜doda

パソナキャリア

パソナキャリアは大手の転職エージェントで、年収がアップする転職事例が多いです。国内の上場企業の約7割と取引があるため、大手への転職も得意としています。

さらに、59万人以上の転職を支援しているため、50代の転職に実戦的なノウハウもアドバイスしてもらえるでしょう。

リクナビNEXT

リクナビNEXTは、大手人材サービスのリクルートが運営する転職サイトです。50代向けの求人も掲載されています。

フリーワード検索ができるので「50代 歓迎」「50代 正社員」などで求人を絞ることができます。

マイナビミドルシニア

マイナビミドルシニアは、50代の求人を探せる転職サイトです。フリーワード検索があるので「50代」と検索すると便利です。

正社員だけでなくアルバイトの求人もあるため、ライフスタイルに合った求人を探してみましょう。

サービス概要
サービス名	マイナビミドルシニア
運営会社	株式会社マイナビ
公開求人数	250,593件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
公式サイト	https://mynavi-ms.jp/

関連記事：マイナビミドルシニアの評判は良い？悪い？具体的な特徴や口コミとともに徹底解説

FROM40

FROM40は40代・50代向けの転職サイトです。全国対応で幅広い職種の求人が掲載されています。

非公開求人も多いため、思わぬ求人が見つかることもあるでしょう。高年収の求人もチェックしてみてください。

サービス概要
サービス名	FROM40
運営会社	株式会社ダトラ
公開求人数	16,840件
非公開求人数	3,000件以上
対応地域	全国／海外
公式サイト	https://www.from-40.jp/

関連記事：FROM40の評判は？メリットやデメリットを口コミとともに解説

シニアジョブエージェント

シニアジョブエージェントは、50代以上の転職に強いエージェントです。年代別に求人がまとめられているため、50代向けの求人をチェックしやすいです。

また、キーワード検索ができるため、希望条件を入れて求人を検索してみましょう。

サービス概要
サービス名	シニアジョブエージェント
運営会社	株式会社シニアジョブ
公開求人数	28,828件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
公式サイト	https://senior-job.co.jp/

関連記事：シニアジョブの評判は良い？悪い？メリットやデメリットを口コミとともに解説

マイスター60

マイスター60はシニア向けの人材サービスで、50代でも利用できます。30年の転職ノウハウがあるため、50代の転職活動に活かせるでしょう。

さらに「設備管理技術者育成プログラム」があり、未経験から設備管理の仕事ができます。

サービス概要
サービス名	マイスター60
運営会社	株式会社マイスター60
公開求人数	525件
非公開求人数	非公開
対応地域	東京・愛知・大阪など主要都市
公式サイト	https://www.mystar60.co.jp/

マイナビ転職

マイナビ転職は、人材大手のマイナビが運営する転職サイトです。フリーワード検索ができるため「50代 活躍中」などで検索すると、50代向けの求人を見つけやすいです。

マイナビ転職だけの求人もあるため、確認してみましょう。

エン転職

エン転職は、エン・ジャパンが運営する大手転職サイトです。フリーワード検索ができるため「50代」で検索すると、50代向けの求人を絞りやすいです。

求人数が多いため、良い求人がないかチェックしてみましょう。

ミドルの転職

ミドルの転職は30〜50代向けの転職サイトです。メインは30〜40代の求人ですが、50代で転職に成功している方もいます。

年収が高い求人のスカウトを受けられることもあるため、より良い求人を集めるために登録してみましょう。

サービス概要
サービス名	ミドルの転職
運営会社	エン・ジャパン株式会社
公開求人数	279,752件
非公開求人数	約12万件
対応地域	全国／海外
公式サイト	https://mid-tenshoku.com/

関連記事：enミドルの転職の評判は悪い？やばい？利用するメリットやデメリットについて解説！

シニア求人ナビ

シニア求人ナビは、50代向けの求人が豊富なサイトです。清掃や警備など、未経験から始められる仕事の求人も多くあります。

時短勤務のアルバイト求人もあるため、ライフスタイルに合った仕事を探せるでしょう。

サービス概要
サービス名	シニア求人ナビ
運営会社	株式会社内藤一水社
公開求人数	2,233件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
公式サイト	https://www.seniorjob-navi.com/

【関連記事】50代におすすめの転職サイト・エージェント15選｜転職を成功させるポイントを解説

50代ハイクラスの方におすすめの転職サイト

続いて、ハイクラスの50代向けの転職サイトを紹介します。

今までの経験を活かして、さらに年収アップしたい方は、いくつか登録してみましょう。

キャリアアドバイザーのサポートを受けながら、年収アップを狙ってみてください。

関連記事：50代ハイクラス向けの転職エージェントおすすめ5選｜成功の秘訣も解説

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは、経験・能力・希望条件を登録するだけで、企業や転職エージェントから直接スカウトが届くサービスです。

オリコン顧客満足度調査では、転職スカウトサービス部門で2年連続No.1（※1）を獲得しています。

リクルートダイレクトスカウトは、リクルートエージェントとは異なり、ハイクラス向けの求人が豊富です。

事実、年収800万円以上の求人が約87,000件（※2）、年収2,000万以上の求人だけでも約1,200件あります。（※3）

年収が100万円以上アップした利用者も数多くいるので、年収を重視して転職したい方におすすめです。

（※1）リクルートダイレクトスカウト公式サイト参照｜2022年・2023年オリコン顧客満足度®調査転職スカウトサービス 第1位
（※2）参考：2024年3月時点での求人数｜リクルートダイレクトスカウト
（※3）参考：2024年3月時点での求人数｜リクルートダイレクトスカウト

doda X

doda Xは、大手人材サービス企業のパーソルキャリア株式会社が運営している、ハイクラス向けの転職サイトです。

職務経歴書を登録すると、企業やヘッドハンター、doda Xの求人紹介担当からスカウトが届きます。

年収800万〜2,000万円の非公開求人を数多く取り扱っているので、高収入を目指す50代の方におすすめです。

また、公開求人も47,000件以上（※）あり、自分で興味のある求人を検索して応募することも可能です。

そのため、積極的に転職活動を進めたい方にも向いています。

（※）参考：2024年3月時点での求人数｜doda X

LHＨ転職エージェント

LHH転職エージェントは、スイスに本社を構える総合人材サービス企業のアデコグループが運営しているエージェントサービスです。

保有している求人数は公開・非公開あわせて57,000件以上（※）で、なかでも非公開求人が全体の3分の2を占めています。

なかには、国内有数の大手企業や外資系企業はもちろん、堅実に成長を続けている優良な中小企業の求人もあります。

LHH転職エージェントの最大の特徴は、一人のキャリアアドバイザーが企業と求職者の両方を担当している点です。

採用企業の人事担当者と直接やり取りしているキャリアアドバイザーから、企業の詳しい情報を教えてもらえます。

そのため、企業のことを十分に理解してから選考に進みたい方におすすめです。

（※）参考：2024年3月時点での求人数｜LHH転職エージェント

50代女性におすすめの転職サイト

50代の女性におすすめの転職サイトも紹介していきます。

女性の方は、これまで紹介してきた転職サイトと併せて利用してみてください。

関連記事：50代女性におすすめの転職サイト6選｜成功のコツや再就職しやすい業界も紹介

マイナビエージェント女性の転職

マイナビエージェントは、大手人材サービスのマイナビが運営する転職エージェントです。40代までの求人が多いですが、50代で利用する方もいます。

他の転職サービスにはない求人が多いため、自分に合う求人がないかチェックしてみましょう。

サービス概要
サービス名	マイナビエージェント女性の転職
運営会社	株式会社マイナビ
公開求人数	73,077件
対応地域	全国／海外
公式サイト	https://mynavi-agent.jp/womanwill/

関連記事：マイナビエージェント（女性の転職）の評判や実態を徹底​​解説！

type女性の転職エージェント

LIBZ

LIBZは女性向けの転職サイトです。自分の希望と経歴を登録しておくと、企業から直接連絡がくることがあります。

女性向けのハイクラス求人や、時短勤務の求人もあるため、50代女性のライフスタイルに合った求人に出会えるかもしれません。

サービス概要
サービス名	LIBZ
運営会社	株式会社リブ
公開求人数	339件
非公開求人数	非公開
対応地域	東京
公式サイト	https://career.prismy.jp/

【業界職種別】50代におすすめの転職サイト

ここからは、業界や職種別に50代向けの転職サイトを紹介していきます。

経験がある業界・職種があれば、登録して求人をチェックしてみましょう。

ランスタッド│外資系

ランスタッドは、1960年にオランダで設立された世界最大級の転職エージェントです。

39の国と地域でサービスを展開していることから、グローバル・外資系企業の求人に強みをもっています。

求人全体の約8割が非公開求人で、他の転職エージェントにはない独占求人も豊富です。

また、年収3,000万円以上のハイクラスな求人も数多く取り扱っています。

世界中で年間約20万人もの転職支援実績があるため、グローバル・外資系企業への転職を目指す50代の方は、登録してサポートを受けてみましょう。

BEET-AGENT│管理職

「BEET-AGENT」は財務/経理・法務部・人事・IR・経営企画など管理部門に特化した転職サイトです。もともと弁護士や法務人材向けの転職サービスとして高い評価を得ているサイトですが、管理部門の転職支援にも力を入れています。

上場企業やIPO準備企業の求人、年収2,000万円以上の求人など質の高い求人を扱っています。

BEET-AGENTでは求職者と企業のどちらも1人のアドバイザーが担当する「両面型」を採用しているため、採用のミスマッチがないのが魅力です。業務内容やスキル、現在の職場環境やキャリアプランなどを丁寧にヒアリングしたうえで求職者にもっとも適した求人を紹介してくれるでしょう。

レバテックキャリア│IT業界

アクシスコンサルティング│コンサル業界

アクシスコンサルティングは、コンサルの転職に特化した転職エージェントです。未経験からコンサルを目指す方もサポートしているので、今までの経験を活かしてコンサルに転職したい50代の方にも向いています。

じっくりと相談できるのもメリットです。

ナース専科 転職（旧：ナース人材バンク）│看護師

ヤクジョブ│薬剤師

ヤクジョブは薬剤師専門の転職サイトです。正社員の求人はもちろん、派遣の求人も多いため、ライフスタイルに合わせて働けるでしょう。

求人情報はほぼ毎日更新されるので、希望に合う求人があるかチェックしてみてください。

レバウェル介護│介護職

保育のお仕事│保育士

リージョナルキャリア│地方転職

リージョナルキャリアは地方の転職に強い転職サービスです。すぐに地方に転職する予定でなくても「いつか地方で転職したい」方にも対応しています。

U・Iターンの個別相談会もあるため、情報収集してみましょう。

50代におすすめの転職アプリや口コミサイト

50代の転職活動におすすめの転職アプリや、口コミサイトを紹介していきます。

転職の情報収集に役立ててみてください。

ミイダス

ミイダスは自己分析や適職診断ができる転職アプリです。自分の強みや弱みを知った上で転職活動できるため、ミスマッチを減らせるでしょう。

登録すると企業からスカウトがくることもあるため、求人情報を集めるのにも便利です。

サービス概要
サービス名	ミイダス
運営会社	ミイダス株式会社
利用料金	無料
公式サイト	https://miidas.jp/

関連記事：ミイダスの評判・口コミをもとに効果的な活用術・利用時の注意点を解説

JobQ

JobQは企業の口コミサイトです。現役の社員や元社員のリアルな口コミを見ることができます。

各企業のポジション別・年齢別の年収事例もわかるため、転職後のイメージになるでしょう。

口コミを全て見るには登録が必要です。

JobQ公式サイト

転職会議

転職会議も企業の口コミサイトです。現役の社員や元社員の目線で、やりがいや働きやすさなどがわかります。

ただし、口コミを閲覧するには、自分も口コミを投稿する必要があります。

転職会議公式サイト

転職サイト以外で50代が転職する3つの方法

参考までに、転職サイト以外で転職する方法を3つ紹介します。

転職サイトを使いつつ、他の方法も試してみてください。

ひとつずつ解説していきます。

直接応募

企業のホームページから直接応募する方法です。

応募用のページが設けられている企業もあるため、そこから応募しましょう。

履歴書や職務経歴書はもちろん、他にも応募段階で必要なデータがないかチェックしてみてください。

ただし、転職エージェントのようにキャリアアドバイザーがいないため、一人で転職の対策をする必要があります。

転職活動に慣れている方に良い方法でしょう。

SNS経由の応募

近年はSNSを運用する企業が増えており、SNS上で人材を募集していることがあります。

SNSに応募フォームのリンクが貼られているか、DMで連絡するケースが多いです。

普段の投稿から、企業の雰囲気をつかみやすいのがメリットでしょう。

ただし、こちらも一人で転職の対策をする必要があるため、転職活動に慣れていない方は少し難易度が高いです。

ハローワーク

ハローワークで求人を探すこともできます。ハローワークは国が運営している職業紹介所です。

特に、地方の中小企業の求人が多いため、そうした企業に転職したい方は情報収集してみましょう。

オンライン上でハローワークの求人を見ることもできます。

転職サイトを50代が選ぶときのコツ

50代で転職サイトを利用する場合、若い世代に評価されているものを使用しても、満足いく結果は生まれないかもしれません。

50代で転職を希望する方は、転職サイトを選ぶ際、以下の項目について注目しましょう。

ひとつずつ解説します。転職サイトの登録を検討している方は、上記の項目を参考にしてください。

50代に特化した転職サイトを選ぶ

転職サイトを50代が選ぶときは、高い年齢に特化した転職サイトを選ぶようにしましょう。

20代や30代などの若い世代に比べると、50代はより専門性に特化したスキルを求められます。

若い世代に向けた転職サイトを選んでも、50代を積極的に募集している求人は掲載されていないかもしれません。

年齢不問、またはベテラン世代を募集する求人が多いサイトの方が、企業を選びやすいうえスムーズな転職活動がおこなえます。

50代で転職を検討している方は、より高い年齢をターゲットにしている転職サイトを選んでみてください。

ただ50代に特化した転職サイトは、ベテラン並みの専門知識や技術を求める企業も多いため注意が必要です。

自分のキャリアに合った転職サイトを選ぶ

50代で転職を希望している方は、自分のキャリアに合った転職サイトを選ぶのが大切です。

掲載された求人が自分のキャリアに合っていなければ、選考に受かる確率も入社後に活躍できる可能性も下がってしまいます。

50代のフリーターが、ハイクラス向けや新卒向けの就活サイト、20代向けの転職サイトを選んでもまともに活用できないでしょう。

転職サイトを選ぶときは、自分がどれだけのキャリアをもっているか、未経験でも応募できる求人を揃えているかをチェックしてみましょう。

また前述で解説したとおり、50代の転職実績が高い転職サイトや、同年代からの評判がよい転職サイトを選ぶとうまく使いこなせられるでしょう。

50代の転職希望者と求人のマッチ率を見て選ぶ

50代で転職サイトを探す方は、50代の転職希望者と掲載された求人が、どの程度マッチしているかも調べてみましょう。

同年代の50代とのマッチ率が高ければ高いほど、自身がよいと思える求人が多く揃っているといえるためです。

マッチ率の高さを調べる方法として、口コミや評判を確認するのが効果的です。求人が見つかったなどのコメントが多い転職サイトは、50代にとって理想の求人が揃っている可能性が高いでしょう。

「まさに探し求めていた求人が見つかった」「自分のスキルにぴったりの求人があった」などのコメントが多い転職サイトは、一度登録してみる価値があります。検索すると、自身が理想としていた求人が見つかるかもしれません。

50代からの評判を確かめる

ひとつ前の項とつながりますが、転職サイトを選ぶコツとして、同年代からの評判を確かめるのも大切です。

転職サイトは、「20代向け」「ミドル層向け」など、年代ごとに分かれているケースがあります。

ミドル層に特化した転職サイトに登録する際、利用者がどのような感想を述べているかを口コミなどでチェックしてみましょう。

前項で解説した「マッチ率」では、理想とする求人が見つかりやすいかどうかにフォーカスしていますが、ほかの内容にも目を向けてみてください。

口コミの評判を調べる際は、おもに以下の項目を見るのがおすすめです。

また、逆にマイナスのコメントが書かれてあった場合も、内容を確かめてみましょう。内容を確認して、自分が重視している部分について書かれてあったときは、使用を控えるなどの判断ができます。

転職サイトの利用を考えている50代の方は、同じ世代の利用者がどのように評価しているのかを確認してみてください。

スカウト型の転職サイトを選ぶ

普段の日常生活が忙しく、求人を探す余裕がない方は、スカウト型の転職サイトを利用するのも方法です。

スカウト型の転職サイトは、自身のプロフィールを登録しておけば、企業の方からスカウトがくるため求人を探す手間が省けます。

届いたスカウトの求人を確認すれば、自身の市場価値を知る判断材料にもなるのです。

ただし、自分で求人を探すのは不可能で、基本的に企業からのスカウトを待たなくてはいけません。

忙しくても数日に一度などのペースで求人を探したい方は、スカウト機能が付いた検索型転職サイトを利用するのもおすすめです。長期間、転職サイトをのぞく時間がとれなかったとしても、プロフィールに注目した企業からスカウトがくる可能性があります。

スカウト型の転職サイトについて詳しく知りたい方は、以下の記事にも目をとおしてみてください。おすすめできる転職サイトの紹介と同時に、効果的な活用法まで解説しています。
【関連記事】スカウト型転職サイトおすすめランキング｜仕組みや特徴・評判を徹底比較

ツールが充実している転職サイトを選ぶ

ツールが充実している転職サイトを選ぶと、転職活動がスムーズに進みます。

リクナビNEXTの「企業ブロック設定」とは、いま勤めている会社にあなたの情報を公開しない機能のことです。これで、あなたが転職活動していることがバレずに済みます。

ツールが充実している転職サイトが多いので、活用してみてください。

ワード検索できる転職サイトを選ぶ

フリーワードで検索できる転職サイトがおすすめです。

「50代」で検索すると求人が見つかりやすいからです。

以下のようにワード検索してみるのも良いでしょう。

あなたに関連するキーワードも検索してみてください。

50代が転職サイトを利用するメリット

転職サイトを50代が利用すると、以下のメリットが得られます。

ひとつずつ解説します。上記の項目が、自身にとってどれだけのメリットになるかを把握し、登録するかを決める判断材料にしましょう。

転職活動を自分のペースでおこなえる

転職サイトは、自分のペースで転職活動をおこなえるところがメリットです。

キャリアアドバイザーが存在しないぶん、全ての行程を自分のペースでおこなえます。

転職エージェントの場合、転職活動において全面的にサポートが入ります。しかし、私用で忙しくなり転職活動のペースが落ちた際は、担当者によっては催促の連絡が届くことがあるのです。人によっては連絡に嫌気がさして、利用するのを辞めたいと考える可能性もあるでしょう。

転職サイトは、求人検索から求人探し、自身でおこなう企業研究や応募まで好きなタイミングでおこなえます。自分のペースを守りたい方は、転職サイトの利用がおすすめです。

サポートサービスが利用できる

転職サイトによっては、サポートサービスが利用できるところもメリットとして挙げられます。

転職エージェントでしか受けられないサポートコンテンツが、サイト内で利用できるようになっているのです。

書類選考のコツがわからない方に向けた書類添削サービスや、面接が不安な方に向けた面接ノウハウなど、さまざまなサービスが揃っています。

しかし、なかにはサービスが存在しないものもあるため、サポートが必要な方は登録する前にサイト内をチェックしましょう。

たくさんの求人に出会える

転職サイトは、検索するだけでたくさんの求人が見つかるところもポイントです。

入力する条件や、働きたい場所によっても左右されますが、検索すれば数百～数千件の求人を閲覧できます。

個人で一件ずつ求人を調べて探すのは手間がかかるでしょう。また、転職エージェントは、キャリアアドバイザーから紹介された求人以外見ることができません。

多くの求人のなかから応募先を決めたい方は、複数の転職サイトを同時に利用するのもおすすめです。たくさんの転職サイトに登録するほど、求人の選択肢が増加します。

可能な限り短時間で、より多くの求人が見たい方は、転職サイトの登録を検討しましょう。

50代が転職サイトを利用するデメリット

転職サイトには多くのメリットがあります。

しかし、利用者によってはデメリットに感じる要素もあるため注意が必要です。

予測されるデメリットとして、以下の内容を解説します。

上記のデメリットを十分に把握して、転職サイトを利用するかどうかを判断しましょう。

自分で選考対策をおこなう必要がある

転職サイトは、エージェント型のサービスとは異なり選考対策を自身でおこなう必要があります。

キャリアアドバイザーは存在せず、求人を検索するのみのサービスなので、基本的にサポートは受けられません。

自分で書類選考や面接対策ができる方は問題ありませんが、不安な方や自信のない方は応募しても落とされる可能性があります。

転職サイトの利用を検討している方は、自分で対策をおこなえるかどうかを判断してください。どうしても選考に通過できる自身のない方は、エージェント型の転職サイトを活用しましょう。

応募から入社までの手順を自分でおこなう必要がある

前項でお話ししたとおり、転職サイトはキャリアアドバイザーによるサポートがありません。

応募後の手順も、全て自分でおこなう必要があります。また、転職エージェントのように求人が紹介されることもないため、応募する求人を自分の目で見極めなくてはいけません。

応募後に自身でおこなう手順として、面接の日程調整や内定獲得後の入社手続き、条件交渉などが挙げられます。

できるだけ手間を取りたくない方は、転職エージェントへの登録を検討してみましょう。

自分に合った求人が見つからない可能性がある

転職サイトで応募先を決めようとしても、自分が理想としている求人に出会えない可能性があります。

求人が見つからない事例として、利用している転職サイトが特定の地域に対応していない場合や、希望する条件にひとつも該当していなかった場合です。

転職サイトに登録する際は、事前に自分がどの業界で働きたいのか、どの職種を希望したいのかを決めてから利用するとよいでしょう。未経験の仕事に挑戦しようと考えて転職サイトに登録しても、どの職業にチャレンジすべきか迷ってしまい、いつまでも決められない可能性があります。

また、あらかじめ希望の業種を決めておいた方が、求人探しの際に迷う時間を減らせます。

応募する求人を見つけられるかが不安な方は、挑戦すると決めた業種を中心に扱う転職サイトへ登録しましょう。

転職サイトを利用する流れ

転職サイトを利用する流れは、以下の手順です。

転職サイトはキャリアアドバイザーが存在しないため、基本的にサポートはありません。

エージェント型の転職サイトの場合、2～6までの行程はキャリアアドバイザーがおこなうか、もしくはサポートをしてくれます。

サポートなしで転職活動をおこなうのが不安な方は、転職エージェントに登録しましょう。

転職サイトの上手な使い方

ここからは、転職サイトの上手な使い方を紹介していきます。

50代の転職活動に有益な方法なので、実践してみてください。

複数の転職サイトに登録する

複数の転職サイトに登録して併用しましょう。

求人の選択肢を増やすためです。

50代向けの求人は少ないので、複数の転職サイトに登録して少しでも多く求人情報を集めてみてください。

新着求人をチェックする

転職サイトの新着求人をチェックしましょう。

新着求人は企業側の採用意欲が高いため、採用される確率が高いからです。

転職サイトによって新着求人が更新される曜日が決まっているため、更新日に新着求人をチェックしてみるのがコツです。

自分に合いそうな求人が出たら、すぐに応募してみてください。

求人特集をチェックする

転職サイトの「求人特集」も見てみましょう。

求人特集に出ている企業も、採用意欲が高い傾向だからです。

求人特集は、転職サイトのトップページに掲載されていることが多いです。

こちらも自分に合いそうな求人があれば、積極的に応募してみてください。

スカウトメールを確認する

転職サイトから届くスカウトメールも確認しましょう。

スカウトメールはあなたのプロフィールを見た上で送られているので、採用される確率が高いからです。

転職エージェントからも求人を紹介するメールが送られてきます。

転職サイトと転職エージェントを併用して、あなたを求める企業の情報を集めてみてください。

スキルや実績を伝えて年収交渉してもらう

転職エージェントを利用すると、担当のキャリアアドバイザーが年収交渉してくれることがあります。

年収交渉をしてもらうためには、自分が培ってきたスキルや実績をキャリアアドバイザーに伝えましょう。

年収交渉の材料になるためです。

そのため、50代の転職で年収を下げたくない方や、年収アップしたい方は転職エージェントも活用してみてください。

50代のリアルな転職事情

転職活動を始めるにあたって、50代の転職事情も知っておきましょう。

他の方の転職方法や、難しいと感じている点も知っておくと参考になるはずです。

50代の平均年収

50代の平均年収は以下のとおりです。

転職先の年収をチェックするときの参考にしてみてください。

50代の平均年収	602万円
50代男性の平均年収	692万円
50代女性の平均年収	437万円
50代前半の平均年収	599万円
50代後半の平均年収	605万円
東京都の50代の平均年収	724万円
大阪府の50代の平均年収	655万円
愛知県の50代の平均年収	632万円
広島県の50代の平均年収	567万円
福岡県の50代の平均年収	561万円

50代の転職率

50代で転職する方の割合は以下のとおりです。

年齢と性別	転職率
50〜54歳の男性	5.1％
55〜59歳の男性	5.7％
50〜54歳の女性	9.6％
55〜59歳の女性	7.3％

50代の労働人口は約1,500万人なので、年間で約100万人の50代の方が転職しています。

【参考記事】総務省統計局｜e-Statより計算

50代で転職するときの年収変動

50代で転職した方の年収の変動は以下のとおりです。

年齢	増加	減少
50〜54歳	24.9％	36.1％
55〜59歳	29.1％	39.9％

年収が減少する方が多いとわかります。

くりかえしですが、年収を減らしたくない方は、転職エージェントも活用して年収交渉してもらいましょう。

50代が利用している転職サービス

以下は、50代の方が利用して内定が出た転職サービスの割合です。

転職サービス	50代男性	50代女性
転職エージェント	16.7％	2.2％
ハローワーク	11.9％	40％
縁故	5.6％	2.2％
紙媒体	6.3％	2.2％

男性も女性も、転職サイト経由で転職していることがわかります。

また、男性でハローワークを利用する方は少ないですが、女性はハローワークを利用する傾向です。

もっとも採用される確率を上げることは、転職サービスを併用することでしょう。

転職サイトを使いつつ、転職エージェントやハローワークもチェックしてみるのがおすすめです。

50代で異業種に転職する人の割合

50代で異業種に転職する人の割合は、男性で約4割、女性で約3割です。

半数以上の方は同業種に転職しています。

性別	前職と現職業種は同一
男性50代	55.6％
女性50代	73.3％

50代には即戦力が求められるため、できれば同業種に転職を目指す方が採用されやすいでしょう。

定年が近いため転職の難易度が高い

50代は定年退職が近いため、転職の難易度が高いと言われています。

定年が65歳であれば、仮に50歳で転職しても15年しか企業に貢献できません。

そのため、少しでも若い人材を採用したいのが企業側の本音でしょう。

ただし、定年を70歳にする努力義務が始まっているため、今後はもう少し長く企業に貢献できるかもしれません。

【参考記事】厚生労働省｜高年齢者雇用安定法の改正～70歳までの就業機会確保～

給料が高く企業は採用に慎重になる

50代の人材には、それなりに高い給料を出さなければいけないため、採用に対して慎重になる企業が多いです。

これであれば、給料が低く、長く企業に貢献できる若手の方が採用されやすいでしょう。

50代の方はスキルや経験でカバーして、採用される確率を上げていくことが大切です。

仕事のクセがついている印象をもたれる

50代は仕事のクセがついている印象があり、採用を渋られることがあります。

応募の際は、新しい環境に適応する意向を伝えるのがコツです。詳しくは、「柔軟性をアピールする」で解説しています。

未経験の転職は採用されにくい

50代で未経験の仕事に応募すると、採用されにくいです。

未経験者を採用するなら、若い人材を採用したい企業が多いからです。

50代で未経験から応募できる仕事は限られます。

詳しくは、「50代が未経験からでも転職しやすい職種は？」で後述します。

関連記事：50代で未経験転職は厳しい？スキルなしでも転職できる方法を解説
50代の転職未経験者に使える転職サイトを紹介！活用法や選び方のコツまで解説

50代の転職は厳しい？転職を成功させる方法

50代の方が転職を成功させる方法は、以下のとおりです。

実践して、採用される確率を上げていきましょう。

関連記事：50代で未経験転職は厳しい？スキルなしでも転職できる方法を解説
【50代男性】50代からの転職を成功させるには？おすすめの業界や転職方法を解説

幅広く求人を見る

幅広く求人を見てみましょう。

条件を絞りすぎると、応募できる求人が減ってしまうからです。

今までに経験した職種から派生する仕事にも、目を向けてみてください。

くりかえしですが、50代の転職は難易度が高いです。

できるだけ多くの求人情報を集めましょう。

希望する条件に優先順位をつける

希望する条件に優先順位をつけることも大切です。

多くの条件を叶えようとするほど、応募できる求人が減ってしまうからです。

優先順位をつけることで、応募できる求人が増えていくため、実践してみてください。

自分の市場価値を把握する

求人に応募する前に、自分の市場価値を把握しましょう。

市場価値をわかっていないと、採用されにくい求人に応募をくりかえす恐れがあるからです。

自分の市場価値は以下の転職サイトやアプリでわかります。

経験を活かせる業界・職種を選ぶ

今までの経験を活かせる業界・職種を選んで応募してみましょう。

くりかえしですが、50代の方には即戦力が求められるからです。

キャリアの長さを武器にして、経験を活かせる業界や職種に応募すると採用されやすいです。

応募する企業が求めるスキルをアピールする

応募する企業が求めるスキルがあることをアピールしましょう。

即戦力人材として採用されやすいからです。

企業研究して、応募する企業がどんなスキルを求めているか調べてみてください。

柔軟性をアピールする

柔軟性があることもアピールしましょう。

先ほどもふれましたが「50代は融通がきかない」と思っている採用担当者もいるからです。

具体的には、柔軟性を発揮したエピソードを履歴書に書いておくのがおすすめです。

以下のようなアピールも有効です。

柔軟性をアピールして、印象を良くしていきましょう。

マネジメント経験をアピールする

マネジメント経験があればアピールしてみてください。

50代はマネジメント経験が求められているからです。

マネジメント経験は、職務経歴書でアピールしておくと良いでしょう。

50代の転職の注意点

50代の転職活動のコツを解説してきましたが、転職では以下の3つに注意してください。

こちらもひとつずつ解説するので、知っておきましょう。

年収が下がることがある

転職してすぐは、今の年収より下がることがあるので注意してください。

キャリアがあるとはいえ、転職する企業では一年目の人材だからです。

極端に年収が下がりすぎないか調べておきましょう。

内定が出た後に、企業の採用担当者に給料について聞くこともできます。

試用期間が設けられていて、最初は給料が低い企業もあります。

最初は年収が低くても、社内で実績を出せば給料が上がるかチェックしておくのも重要です。

働きながら転職活動を進める

基本的には、今の会社で働きながら転職活動を進めてください。

先に会社をやめてしまうと、収入が途絶えてしまうからです。

50代の転職活動は時間がかかる恐れがあるため、先に会社を辞めるのはリスクが高いです。

やむを得ない理由がなければ、働きながら転職活動を進めましょう。

関連記事：働きながらの転職は難しい？辞めてから転職すべきか徹底検証

転職回数が多いと転職の難易度が上がる

転職回数が多い方は、転職の難易度が上がると思ってください。

「すぐ辞める人」に見えて敬遠されるからです。

50代で転職回数が6回以上だと多い印象です。

転職回数が多い方は、以下で対策していきましょう。

50代の転職体験談

ここでは、50代の転職体験談を紹介します。

転職活動のイメージにしてみてください。

このように、今までの経験を活かせば、意外な求人に出会えるかもしれません。

まずは転職サイトや転職エージェントを使って、求人情報をチェックしてみましょう。

転職サイトの利用を考えている50代によくある質問

転職サイトに興味はあっても、さまざまな疑問点や不安な部分はあるでしょう。

わからないことがある方は、以下の項目を参考にしてみてください。

50代は転職するのにどれくらいかかる？

50代の場合、転職活動をはじめてから入社するまでの期間は、平均で4.2か月であるといわれています。

【参考記事】「就業者の転職や価値観等に関する実態調査2022」第1弾 転職経験や転職意向等について | 株式会社リクルート

転職は何歳までできる？

転職可能な年齢は、厳密には決まっていません。

しかし年齢が上がるにつれて、求められるスキルは変化し、さらに難易度が上がるといわれています。

50代が転職を考える理由は？

厚生労働省の調査によると、50代の転職において、男性と女性合わせてもっとも多かったのが「人間関係が好ましくなかった」という理由でした。

【参考記事】令和４年雇用動向調査結果の概況（２）転職入職者が前職を辞めた理由｜厚生労働省

今の会社に転職活動がバレる可能性はある？

基本的にバレることは少ないです。

レジュメ公開ブロック機能がある転職サイトを使えば、今の会社にレジュメを見られることもありません。

ただし、以下のようにバレることがあるので注意してください。

転職を決めてなくても転職サイトに登録していい？

登録して大丈夫です。

まず転職サイトに登録して、求人を見てから転職するか決めてもOKです。

転職エージェントに求人を紹介されたら必ず転職しないといけない？

断っても大丈夫です。

転職エージェントは求人を紹介してきますが、あくまで選択権は自分にあります。

そのため、複数の転職エージェントに登録して、多くの求人を紹介してもらいましょう。

50代の転職はみじめで辛い？

決してそんなことはありません。

できることを着実にこなしていけば、転職できる可能性が上がります。

以下の記事では、50代の転職がみじめにならない方法を解説しているので、参考にしてみてください。
関連記事：50代の転職はみじめと言われている理由は？|特徴やみじめと思わないための方法も解説

50代が未経験からでも転職しやすい職種は？

以下の職種は、50代×未経験でも転職しやすいです。

こちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事：介護士へ転職する際の成功の秘訣とは？後悔しない転職方法や介護業界のリアルを紹介
保険の営業職へ転職したい｜保険営業の実態と転職を成功させるポイント

50代の転職におすすめの資格は？

以下の資格は50代から受験できて、なおかつ転職に有利になるためおすすめです。

以下の記事も参考にしてみてください。

50代が多い職業は？

50代の方が働く職業は多いです。

以下はあくまで一例です。参考にしてみてください。

50代がのんびり働ける仕事は？

「のんびり」の定義は人それぞれですが、以下のような仕事は「のんびり働ける」と感じる方もいるようです。

ただし、これらの仕事は非正規雇用も多いです。

正社員で転職を考える方は、他の仕事を探してみましょう。

50代からの転職がすぐ決まる人の特徴は？

以下に当てはまる50代の方は、すぐに転職が決まる傾向です。

詳しくはこちらの記事にまとめたので、転職活動の参考にしてみてください。
関連記事：【50代からの転職】転職先がすぐに決まるのはなぜ？｜すぐ決まる人の特徴とコツをご紹介
50代の転職で失敗する人の特徴は？おすすめの職種や仕事の探し方などを解説

50代の女性が正社員で長く続けられる仕事は？

長く続けられるかは個人との相性によりますが、以下のような仕事は長く続ける方もいます。

ただし、これらの仕事に50代で転職する場合は、非正規の募集が多いです。

正社員で働きたい方は、他の職種を検討しましょう。

関連記事：50代女性の転職はできる？転職に役立つ資格やおすすめの業界を解説

​50代でブランク期間があっても転職できる？

転職できますが、難易度は上がります。

「ブランク期間にスキルアップのための勉強をしていた」など、ポジティブな説明が必要です。

ブランク期間がある方は、転職エージェントのキャリアアドバイザーにサポートしてもらうのがおすすめです。

ブランク期間をポジティブに見せるアイデアをもらいましょう。

50代で派遣やアルバイトで働くのはアリ？

正社員よりは採用されやすいのでアリです。

ただし、正社員より給料が少なく、雇用も安定しないのがデメリットでしょう。

くりかえしですが、正社員で働きたい方は、転職サイトや転職エージェントを活用して、転職活動を進めてみてください。

関連記事：50代におすすめの派遣会社ランキング！派遣で働くメリットや仕事を得やすい職種も紹介

50代から公務員に転職できる？

50代でも応募できる公務員職種はあります。

ただし、公務員は倍率が高くて、なかなか採用されないこともあるでしょう。

公務員になれないまま一年経ってしまうと、年齢が上がって、さらに転職が不利になります。

民間への転職活動も並行して進めるのがおすすめです。

関連記事：50代から公務員に転職できる？後悔しない転職を叶えるコツを大公開

50代から税理士や弁護士の資格を取って独立できる？

できなくはないですが、実務経験を積みにくいです。

もし税理士や弁護士の資格を取得しても実務経験がないと、独立しても仕事を請けにくいでしょう。

50代から未経験で税理士・弁護士の資格を取得して独立を目指すのは、慎重な判断が必要です。

関連記事：税理士は50代でも転職可能！理由や評価ポイント、転職活動のコツを解説

50代におすすめの転職サイトまとめ

50代の転職意向者が増えてきているとはいえ、転職は年齢が高くなるほど難しくなる傾向にあります。

やる気とポテンシャルが注目される20代と比べ、50代はマネジメント能力と高い専門的なスキルが求められるためです。

50代で転職を検討している方は、転職サイトに登録してみましょう。隙間時間にスマートフォンで求人を探せるうえ、難しい操作は不要なので、インターネットが苦手な方にも使えます。

また、転職活動においてサポートが必要な方は、転職エージェントの利用を検討してください。キャリアアドバイザーによる全面的なサポートが施されるため、安心して転職活動がおこなえます。

50代で転職を希望する方は、年齢による不安に負けず、自身が興味のある仕事やキャリアアップに挑戦してみましょう。