転職したいけど、リクルートエージェントとマイナビエージェントどっち使えばいいの?
それぞれのエージェントの違いが分からない
このようにリクルートエージェントとマイナビエージェント、どちらを利用すればいいのか悩んでいる方は少なくありません。
どちらとも大手の転職エージェントで知名度がありますが、それぞれの特徴を理解しておかないと、あなたの転職活動がうまくいかない可能性もあります。
そこで本記事ではリクルートエージェントとマイナビエージェントのそれぞれの特徴から向いている人を解説します。
本記事を読めば、リクルートエージェントとマイナビエージェントどちらを利用すればいいのか、そして転職を成功させるためのコツを理解することができます。
どっちが向いているか診断してみよう!
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目次
リクルートエージェントとマイナビエージェントは○○な人におすすめ
結論、転職したい業界・職種が決まっていない場合は求人数が多いリクルートエージェント、初めて転職する人は20代転職に強いマイナビエージェントに登録するのがおすすめです。
ただし、エージェントに登録すること自体お金はかからないため、迷ったらとりあえず両方登録しておきましょう。
それでは次章ではリクルートエージェントとマイナビエージェントそれぞれの基本情報を比較していきます。
それぞれを実際に利用したユーザーの口コミを知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
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【比較】リクルートエージェントとマイナビエージェントの基本情報
それではリクルートエージェントとマイナビエージェントそれぞれの基本情報を比較します。
求人数
2023年8月時点のそれぞれの転職エージェントの求人数は以下のとおりです。
リクルートエージェント | マイナビエージェント | |
---|---|---|
公開求人数 | 413,355件 | 64,296件 |
非公開求人数 | 309,436件 | 18,014件 |
求人エリア | 全国 | 関東・関西が中心 |
リクルートエージェントのほうがマイナビエージェントよりも公開求人数と非公開求人数を合わせた合計求人は約10倍多いことが分かります。
求人数が多いリクルートエージェントのほうが、自分にあう求人に出会える可能性が高いので、どんな企業に転職すればいいのか決まっていない方はリクルートエージェントに登録するのをおすすめします。
拠点数
それぞれの拠点数は以下のとおりです。
- リクルートエージェント:16拠点
- マイナビエージェント:9拠点
リクルートエージェントの拠点を確認する
東京本社:東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
北海道支社:北海道札幌市中央区北四条西5-1 アスティ45ビル 10階
東北支社:宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー 11F
宇都宮支社:栃木県宇都宮市大通り4-1-18 宇都宮大同生命ビル 1F
さいたま支社:埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5 大宮ソニックシティビル 25階
千葉支社:千葉県千葉市中央区新町1000番地 センシティタワー 7階
西東京支社:東京都立川市曙町2-34-7 ファーレイーストビル7F
横浜支社:神奈川県横浜市西区高島2-19-12 スカイビル 16階
静岡支社:静岡県静岡市駿河区南町18-1 サウスポット静岡 5階
名古屋支社: 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 JRセントラルタワーズ42階、43階
京都支社:京都府京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町88 K・I四条ビル 4階
大阪支社:大阪府大阪市北区角田町8-1 大阪梅田ツインタワーズ・ノース 31F
神戸支社:兵庫県神戸市中央区磯上通8-3-10 井門三宮ビル 4階
中四国支社岡山オフィス:岡山県岡山市北区駅元町1-6 岡山フコク生命駅前ビル 4階
中四国支社広島オフィス:広島県広島市中区八丁堀14-4 JEI広島八丁堀ビル 10階
福岡支社:福岡県福岡市中央区舞鶴1-1-3 リクルート天神ビル 6階
マイナビエージェントの拠点を確認する
銀座オフィス:東京都中央区銀座四丁目12番15号歌舞伎座タワー 26F/27F/28F
神奈川支社:神奈川県横浜市西区南幸一丁目1番1号JR横浜タワー 18F
北海道支社:北海道札幌市中央区北二条西三丁目1番地20号札幌フコク生命越山ビル 9F
宮城支社:宮城県仙台市青葉区中央一丁目6番35号東京建物仙台ビル7F
名古屋支社:愛知県名古屋市中村区名駅4-7-1ミッドランドスクエア9階
京都支社:京都府京都市下京区四条通り烏丸東入長刀鉾町10京都ダイヤビル 7F
大阪支社:大阪府大阪市北区大深町4番20号グランフロント大阪タワーA 30F
兵庫支社:兵庫県神戸市中央区御幸通七丁目1番15号三宮ビル南館 9F
福岡支社:福岡県福岡市博多区博多駅中央街8番1号JRJP博多ビル7階
どちらのエージェントも東京・名古屋・大阪、福岡など主要都市には拠点があります。
ただし、リクルートエージェントのほうがマイナビエージェントよりも拠点数が多いので、自身の住まいの近くに拠点がある場合は、リクルートエージェントを利用したほうがいいでしょう。
サポート期間
それぞれのサポート期間は以下のとおりです。
リクルートエージェント | マイナビエージェント | |
---|---|---|
サポート期間 | 3ヶ月 | 明記なし |
リクルートエージェントのサポート期間は転職活動にかかる平均の3ヶ月に設定されています。
一方、マイナビエージェントはサポート期間への明記はなく、じっくり時間をかけて転職活動を行いたい方におすすめです。
リクルートエージェントを利用して3ヶ月を過ぎたとしても、リクルートエージェントを利用できないわけではないので、あくまで目安の期間としてとらえておきましょう。
また面談での対応時間は以下のとおりです。
面談対応時間 | リクルートエージェント | マイナビエージェント |
---|---|---|
平日 | 10:00~19:30 | 9:30~20:30 |
土日(祝日) | 土曜日 10:00~18:00 日曜日 10:00~17:00 | 9:30~17:30(土曜のみ) |
マイナビエージェントは土曜日に面談可能なオフィスは東京と新宿に限られるため、注意してください。
リクルートエージェントは土日でも面談が可能であるため、仕事が忙しい人におすすめです。
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リクルートエージェントとマイナビエージェントの口コミから比較
続いてリクルートエージェントとマイナビエージェントそれぞれ実際に使っているユーザーの口コミを紹介します。
リクルートエージェントの口コミ
まずはリクルートエージェントの良い口コミと悪い口コミを紹介します。
リクルートエージェントの良い口コミ
リクルートエージェントってアプリも使いやすいし、サポートも充実してるからイイね
— 銀タロス (@anado_magika) July 7, 2022
リクルートエージェントのスマホアプリって本当によく出来ていると思う。UI、UX共に素晴らしいと思う。使いやすい、見やすい、エントリーまでの導線、またのぞきに行きたくなる仕掛け。さすがリクルートって感じがする。
— さとり@進撃のブロガー (@satori_blogger) March 24, 2023
細かいところまで親身に返信してくれたりする。職務経歴書や面接対策など添削してくれる。求人も圧倒的に多いし、日本のエージェントの中では一番だと思う。ここをメインに利用して他社をサブに利用するのが良いかも。
引用元:みん評
リクルートエージェントの悪い口コミ
リクルートエージェント使って散々な目にあってる、、、ほんと最悪だ
— はんな (@hanna_photo1103) May 30, 2021
リクルートエージェント、書類選考通ったら絶対面接行けって圧かけてくるから気軽に応募できないし応募したら落ちるし最悪
— い (@Izaiza_Chan) May 1, 2023
エージェントも無能
面談をして、転職の軸も把握しているはずですが希望条件とは全く違う企業を送ってくる点や応募を急かされることもしばしばでした。また、希望の勤務地でないところを応募していたにもかかわらず、問い合わせをしても返事が遅いこともありました。キャリアアドバイザーの方によるのかもしれませんが、対応には疑問点ばかりでした。
引用元:みん評
マイナビエージェントの口コミ
続いてはマイナビエージェントの良い口コミと悪い口コミを紹介します。
マイナビエージェントの良い口コミ
【マイナビエージェントを使って感じたメリット】
— もちろー@凡人ゆるIT転職戦略 (@mochi_low) November 13, 2019
・かなり準備不足で面談行ったけど丁寧な対応
・しっかりとしたヒアリング
・手作業で求人選んでくれる
・求人案内が丁寧
・厳しめの意見もくれる
・マイページが使いやすい
・必要最低限のメールで好印象
・未経験歓迎の求人に強いイメージ#転職
マイナビエージェントさん使ったけどむっちゃ優しいし丁寧だし進捗管理やってくれるからよかった
— こっしゅ (@costhm) March 5, 2018
離職後、様々な転職サイトを調べて、アクセスした中の1つです。担当の方についていただき、対応は丁寧でした。就職後に再アクセスした後も条件にあったものが見つかった際にお電話をいただきました。
(30代前半・男性)
※自社アンケート
※ユーザーアンケートより抜粋
マイナビエージェントの悪い口コミ
マイナビエージェントとか登録するんじゃなかった・・・めんどくさい
— kakerun (@kakerun) May 25, 2010
キャリアアップをしたくてマイナビエージェントを利用しましたが、担当の方は親身な対応でレスポンスも早くて助かりました。しかし、とにかく希望とは違う職種のメールが沢山届いたので、結構ストレスに感じる事は多かったです。
(40代前半・男性)
私が担当のマイナビエージェントはたくさんの求人を一気にメールで送ってくるスタイルでした。それはいいんですが、事前に打ち合わせをした希望条件に明らか満たしていない求人も多々あり、打ち合わせの意味はないと感じてしまいました。
(20代前半・女性)
※自社アンケート
※ユーザーアンケートより抜粋
転職の軸が定まっていない方はリクルートエージェントがおすすめ
- 転職支援実績NO.1の転職エージェント(※)
- キャリアアドバイザーの提案力に定評がある
- 公開・非公開を合わせて約50万件以上の求人を保有
『リクルートエージェント』は、転職支援実績NO.1の転職エージェント(※)です。
※2022年6月時点、厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および 4ヵ月以上の有期雇用の合計人数(リクリート集計)
リクルートエージェントの注目すべき特徴は「キャリアアドバイザーの提案力に定評がある」点でしょう。
あなたの気づいていない価値を見つけ出し、活かせる転職先を紹介してくれ、採用担当者にあなたのことを売り込んだり、入社後の条件を交渉したりすることを得意としています。
サポート力には定評があるため、「自分自身を売り込むのが苦手」「年収などの条件交渉を代行してもらい」といった人におすすめです。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | リクルートエージェント |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 457,295件 |
非公開求人数 | 386,997件 |
対応地域 | 東京・名古屋・大阪・福岡など全国/海外 |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
- 自分に合う求人が見つかった
- めんどくさい手続きを代行してくれる
- 書類の添削や面接対策をしてくれる
20代で転職する人はマイナビエージェントがおすすめ
- 20~30代の転職に強み
- きめ細やかなサポートに定評あり
- 夜間・土曜日にも相談可能
マイナビエージェントは、20代ではじめて転職する方におすすめの転職エージェントです。
キャリアアドバイザーの徹底したサポートに定評があり、ヒアリングに力を入れた面談を経て、希望条件に合う求人を紹介してもらえます。
応募書類の添削や模擬面接などにも対応してもらえるため、安心して転職活動に取り組めるでしょう。
保有求人数は8万件超(※1)あり、特に20~30代向けの求人を多く取り扱っています。
また、平日夜間は20:30まで、土曜日は9:30~17:30まで営業(※2)しているため、都合のいい時間に相談できることもメリットです。
(※1)2023年8月時点の求人数
(※2)店舗によって異なります。詳しい営業時間は各店舗に確認してください。
サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | マイナビエージェント |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 78,411件 |
対応地域 | 東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外 |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
- 求人情報が見やすく使いやすい
- 求人情報の内容以上の情報を知ることができる
- サポートが手厚く親身に対応してくれる
転職エージェントの失敗しない選び方3選
リクルートエージェントやマイナビエージェントをどちらにを選ぶべきか、まだ決め切れていない方がいるかもしれません。
そんな方にむけて本章では、転職エージェントを選ぶ上での3つのポイントを解説します。
転職エージェントを利用しているけれど、うまく使いこなせていない方もぜひ参考にしてください。
求人数が多いか
求人数が多い転職エージェントを選ぶ理由は、様々な業界や職種の求人を比較検討できるため、あなたの希望や条件に合った仕事を見つけやすくなるからです。
自身のスキルや経験にマッチした最適な仕事を見つける確率が高まります。
また、求人数が多いエージェントは、企業とのパートナーシップが強く、新たな求人情報を早くキャッチできることも利点の1つです。
転職はしたいけど、やりたいことが決まっていない方は、自分のキャリアを明確にするためにも求人の数で転職エージェントを選びましょう。
キャリアアップを見据えた提案をしてくれるか
「年収を上げたい」「今のままではスキルや経験が身につかないから、スキルが身につく仕事をしたい」
このように年収アップやスキルをつけたい方は適切なキャリアアップ提案をしてくれるエージェントを選びましょう。
適切な提案を行ってくれるエージェントであれば、あなたの経歴や能力をしっかりと把握し、将来のキャリアプランに合った求人案件を紹介してくれるでしょう。
また、業界のトレンドや市場動向にも詳しいキャリアアドバイザーであれば、それらを踏まえたキャリアアドバイスを提供してくれるはずです。
キャリアアップを見据えた提案を受けることで、転職で実現したいキャリアパスを築くことができるでしょう。
キャリアアドバイザーと相性が合うか
キャリアアドバイザーとの相性は、転職活動を成功させるために欠かせないポイントです。
相性の良いキャリアアドバイザーは、面談を通じて、あなたのキャリアや希望条件に対して理解を示し、適切な求人やアドバイスを提供してくれます。
また面接で不採用だとしても、不採用の通知だけではなく、なぜ採用に至らなかったのか面接のフィードバックしてくれます。
このように相性のいいアドバイザーであれば、あなたの転職を成功させるためにサポートしてくれるはずです。
転職エージェントを利用していく中で、キャリアアドバイザーと相性が合わないと感じた場合は、変更を依頼しましょう。
転職を成功させるために知っておきたい3つのコツ
転職活動するうえで、事前に知っておくと効果的に進められる3つのコツを紹介します。
初めて転職する方で、どのように転職活動を進めていけばいいのか、分からない方はぜひ参考にしてください。
転職理由を明確にする
まず、転職を成功させるために、なぜ転職を考えているのかを明確にしましょう。自身の現状や現職で感じている不満点、キャリアを整理しましょう。
転職理由を明確にすると、転職活動で譲れない条件が決まるので、求人が選びやすくなります。
また転職理由は必ずと言っていいほど、面接時に聞かれる内容です。
転職活動を始めるうえで、なぜ転職をしたいのか自分のなかで整理しておきましょう。
まだ転職理由が明確になっていない方は、転職エージェントに一度相談してみてください。
複数の転職エージェントを利用する
転職活動をするうえで、転職エージェントは複数利用しましょう。
1つの転職エージェントでは、求人の質や数、キャリアアドバイザーとの相性を判断することができません。
また転職エージェントごと保有している求人が異なるため、複数利用することで、出会える求人の幅を広げることができます。
そして複数のキャリアアドバイザーからフィードバックをもらえることで、より精度をあげながら面接対策することも可能です。
希望条件を絞りすぎない
転職活動では、希望条件を持つことは重要ですが、あまりに条件を厳しく絞りすぎないように注意しましょう。
極端に条件を絞ると、求人が見つからず、転職活動が長引く原因になります。
転職活動をするうえでの優先順位を設定して、柔軟性を持って求人を探すことが大切です。
優先度の高い項目から徐々に絞っていくことで、希望条件にマッチした求人を探しやすくなるはずです。
求人をキャリアアドバイザーに紹介してもらう場合は、自身の優先度を伝えることで、希望に合った求人が紹介されるでしょう。
まとめ|リクルートエージェントとマイナビエージェントの比較
本記事ではリクルートエージェントとマイナビエージェントどちらを利用すればいいか悩んでいる方に向けて、両社の特徴を解説しました。
まだどの業界に転職するのか決まっていない方はリクルートエージェント、20代で初めて転職する方はマイナビエージェントがおすすめです。
とはいえ、転職エージェントを登録すること自体にお金はかからないため、決めかねている方はとりあえず両方登録して、使っていくうえで自分に合っているエージェントに絞っていきましょう。
残業の少ない企業や年収が上げるためなど、あなたの希望が実現できる企業に転職するために、転職エージェントを活用してください。