とくに長い間フリーターとして活動してきた方は、上記のような悩みを抱える場合がほとんどでしょう。

本記事では、転職できる自信のないフリーターの方に向けて、おすすめの転職サイトを紹介します。

同時に、フリーターが転職を成功させるコツや転職サイトのメリットとデメリットも解説するので、ぜひ参考にしてください。

フリーターにおすすめの転職サイト10選

フリーターという立場もあり、転職できる自信のない方は、以下に紹介するおすすめの転職サイトに登録してみましょう。

希望したい条件を選択すると、たくさんの求人を見ることができます。

スマートフォンで簡単に利用できるので、隙間時間などに転職先を見つけたい方にもおすすめです。

【関連記事】フリーターにおすすめの転職エージェント18社比較ランキング｜選び方と転職/就職成功のポイント 

えーかおキャリア

ハタラクティブ

就職カレッジ

マイナビジョブ20's

キャリアスタート

DYM就職

DYM就職は、フリーター・ニート向けの就職エージェントです。累計5万人以上の就職支援実績があり、また満足度87％を誇っているので、安心して利用できるエージェントだと考えられるでしょう。

業界・職種未経験でも安心して就職できるよう、研修が充実した企業の求人を多く保有しています。そのため、未経験の職種でも仕事を覚えやすいでしょう。

「初めての正社員でつまづきたくない…早く仕事に慣れたい」方におすすめです。
最短1週間で内定を獲得した実績もあるので、早く手に職をつけたい人は利用しましょう。
未経験者向けのIT求人も多いため、ITエンジニアとして手に職をつけたいフリーターの方にも向いています。

また、上場企業からベンチャー企業まで幅広い求人があるので「できるだけ多くの選択肢から、良さそうな求人を選びたい」方は、登録して求人を見せてもらいましょう。

安定のお仕事

安定のお仕事は、20代のフリーター・第二新卒・大学中退者の就職支援に特化したサービスです。
利用者は高卒・専門卒・大学中退が半数以上を占め、正社員経験のない人が多いです。自分の経歴に自信がなくても利用して正社員の求人を探すことができます。

運営会社の株式会社MAPは、リクナビNEXTの「最優秀エージェント」やdodaMapsの「優秀エージェント賞」などを受賞した実績があり、人材紹介会社として信頼できるでしょう。

安定のお仕事では大手企業や準公務員など、収入面・待遇面で安定した仕事に就職しやすいです。また、残業が少ない会社や年間休日120日以上の企業など、働きやすい環境の求人が豊富なのも特徴です。

また、安定のお仕事では資格取得を応援してもらえます。合格率100％の実績がある資格対策講座が無料で受けられるので、スキルを身につけて就職活動をおこなうことができます。パソコン操作やネットワーク・サーバー系の資格が欲しい人におすすめです。

長期で安定した収入を得たいフリーターの方は、安定のお仕事に登録して求人をチェックしましょう。

マイナビエージェント

第二新卒エージェントneo

第二新卒エージェントneoは、フリーターや第二新卒、既卒、高卒、中卒の方を対象とした就職・転職サポートです。

利用したいエージェントNo.1をはじめ、おすすめしたいエージェントNo.1や安心してキャリア相談できる人材会社No.1を獲得し、多くの求職者からの信頼を集めています。

最短2日で内定を獲得した実績もあるので「早く正社員になりたい」「早く就職活動を終えて安心したい」フリーターの方は、登録してサポートを受けましょう。
書類通過率は94.7％と高く、就職・転職後は年収が平均113万円アップしています。スピーディーにキャリアアップを狙う人におすすめです。

第二新卒エージェントneoは、内定後研修があり、初めての正社員でも安心して勤務できるでしょう。
オリジナルの年収診断も受けられるので、今よりどれくらい収入が上がるかもチェックしてみてください。　

サービス概要
サービス名	第二新卒エージェントneo
運営会社	株式会社ネオキャリア
公開求人数	169件
非公開求人数	非公開
正社員として働けるまでの期間	最短2日
研修制度	あり
対応地域	全国
公式サイト	https://www.daini-agent.jp/

type転職エージェント

フリーター向け転職サイトの失敗しない選び方

転職サイトの利用を検討している方は、以下の点に気をつけて選ぶようにしましょう。

転職サイトは、上記のような特徴を考慮すると、企業選びのときに役立ちます。

自分に合った企業に出会いたい方は、それぞれの項目を把握してください。

掲載されている求人数を確かめる

利用する転職サイトを選んでいる方は、どれほどの求人数を扱っているかをチェックしてみましょう。転職サイトは、できるだけ求人数が多いものを利用するのがおすすめです。

求人数が豊富に揃っているほど、フリーターを積極的に募集している求人や、自分が興味のある業種を取り扱っている求人に出会えるかもしれません。

また求人数は、自分の地域や条件などの項目が増えるにつれて、該当するところが少なくなっていきます。取り扱っている求人数が少ないほど、条件を絞ったときに選択の幅が狭まってしまうのです。

転職サイトは、できるだけ求人数の多さが評価されているサービスを選ぶよう心がけてください。

フリーターに特化しているものを選ぶ

転職サイトを選ぶときに注目すべき点として、フリーターに特化していることも挙げられます。

転職サイトによって、取り扱っている業種やターゲットとしている求職者は違います。

条件として、正社員を求める求人やハイクラスの求人を掲載している転職サイトは、フリーターにとって使いこなすのは難しいでしょう。

しかし、フリーターに特化している転職サイトであれば、学歴や経歴を気にせず求人を見つけられるようになります。

フリーターで転職サイトを利用する方は、まずはフリーターでも可能な求人に応募し、転職後にキャリアアップを目指してみてください。

未経験者可能な求人にも注目してみる

フリーターで転職サイトに登録するときは、未経験可能な求人を扱っているかどうかにも注目してみましょう。

未経験可能な求人も、フリーターでも応募可能な場合がほとんどです。

また未経験可能な求人は、それほどキャリアや経歴を重視することはありません。フリーターや第二新卒など、本格的な社会人経験のない方でも十分な活躍が期待されます。

フリーターでの生活が長く、経歴をアピールできる自信のない方は、未経験可能な求人にも目を向けてみましょう。

自分が住んでいる地域の求人があるかも確認する

自分が暮らしている地域の求人を多く揃えているかどうかも、転職サイトの利用を決めるポイントです。

転職サイトによっては、掲載している求人が都心に集中していたり、一部の地域のみに集中していたりします。

特定の地域や場所に求人が集中していると、自分が住んでいるところでは転職先が見つけられないおそれがあります。

上京を考えている方や、遠くに引っ越すのに抵抗のない方は問題ないでしょう。

しかし、近くで働きたい方は、可能な限り全国規模で求人を紹介している転職サイトを選ぶようにしてください。

転職サイトをフリーターが有効活用する方法

フリーターは、転職に成功する可能性が低いぶん転職サイトを有効に使わなくてはいけません。

転職サイトの効果を発揮させるためには、以下の対策をおこなうことをおすすめします。

転職を目指すフリーターの方は、上記のコツを実行しつつ転職サイトを使いこなしましょう。

自己分析をより細かくまとめる

フリーターが転職サイトを有効活用するには、より細かな自己分析が大切です。

とくに社員としての経験がまったくない方や、人生のほとんどをフリーターとして生活していた方は、アピールできる部分が限られるでしょう。

正社員としての実績や、もち合わせているスキルや資格があれば強みとしてまとめられますが、フリーターは実績が少ない傾向にあります。自己分析でまとめられるほどの、目立った強みが見つからない場合がほとんどです。

フリーターが自己分析をまとめる際は、過去の出来事や経験でアピールできるポイントを細かいところから見つけ出すようにしてください。どんなに小さな経験や実績でも、工夫すれば十分なアピールポイントになります。

アルバイトで新人に仕事の手順を教えた経験や、学生時代におこなっていた趣味など、小さな出来事でも問題ありません。コツとして、応募する企業に直結させるようなアピールをおこなうのがおすすめです。

些細なことでも、企業に役立てられる要素があれば、内定をもらえる可能性は上がります。自己分析をまとめる際は、過去の経験において細かい部分に注目すると、より効果を発揮するでしょう。

自分の経歴をより正確にまとめる

フリーターが転職サイトを活用するコツとして、自分の経歴を正確にまとめるよう心がけましょう。

フリーターには企業の興味を引くような魅力はないと考え、書類を適当に済ませる人がいます。適当にまとめると、書類の内容が薄くなり、選考に通過できなくなってしまいます。

たとえば履歴書や職務経歴書をまとめる際、記入欄に「フリーター」のみ記載するのはもったいない行為です。

フリーターのなかでも、どんな業界に携わっていたのか、どの職種に取り組んでいたのかなどもまとめておくよう意識してください。

フリーターについて具体的に記載すると、応募先の企業にアピールできる部分や、役立ちそうな要素が見つかるかもしれません。

フリーターで転職活動をおこなうのであれば、書類の時点で正確にそして具体的に記載する工夫を施すのが大切です。

希望の条件をはっきり決めておく

フリーターが転職活動をおこなう際は、希望の条件をきちんと決めておくのもおすすめです。

フリーターに限った話ではありませんが、条件をはっきり決めなければ、応募すべき企業がわからなくなる可能性があります。

また条件を決めなかったことで、転職後にミスマッチなどが生じ、早期退職をする羽目にもなるでしょう。

条件を決める際は、勤務地や収入、休暇日数や残業時間などはっきりとした条件を決めてください。

サポートサービスがあれば利用する

フリーターが転職サイトを使用する際は、ページ内のサポートサービスを有効活用してみましょう。

基本的に、転職サイトは転職活動に関するサポートなどはおこないません。ただ、転職サイトによってはサポートを受けられるサービスも存在します。

おもなサービス内容としては、書類添削のサポートや面接練習などが挙げられます。

選考に受かる自信のない方や、どのように対策すべきかわからない方は、転職サイト内のサポートサービスを利用してみてください。

転職エージェントとの併用も考える

転職サイトにサポートサービスがなく、自分で転職活動をおこなうのが不安な方は、転職エージェントの併用も考えておきましょう。

転職エージェントに登録すれば、キャリアアドバイザーからのサポートをマンツーマンで受けられます。

おもなサポート内容としては、転職サイトに設けられたサービス以外に企業の紹介と面接の日程調整、条件交渉などが該当します。

時間の節約にもなるため、選考をすすめつつ転職サイトで別の求人を探す時間が欲しい方にはおすすめです。

時間の確保と手厚いサポートを希望する方は、転職サイトとともに転職エージェントの併用も検討しておきましょう。

転職エージェントの具体的な仕組みを知りたい方は、以下の記事を参考にしてみましょう。転職エージェントの種類やうまく活用する方法も合わせて解説しています。

【関連記事】転職エージェントの仕組みとは？報酬の発生や賢く活用する方法を解説

フリーターが転職を成功させるコツ

フリーターで転職を成功させるには、以下の項目を参考にしつつ転職活動をすすめましょう。

全ての項目を意識すると、転職の成功率を一気に高められます。

転職活動の要領がよくわからない方は、一人ですすめずにサポートを受けるのがおすすめです。

【関連記事】フリーターで就活がわからない人への進め方を解説｜成功ポイント・狙い目職種も紹介

一人で進めない

企業が求める人材の多くは、新卒・第二新卒・キャリア人材の3タイプに集中しており、フリーター層の採用ニーズは高くありません。

必然的にフリーターからの転職難易度は高くなり、競争に打ち勝つためには以下のようなさまざまなポイントをクリアする必要があります。

上記のポイントを一人で的確に押さえるのは難しいため、転職サイトや転職エージェントを活用するのがおすすめです。

転職のイロハがわからないフリーターを支援する体制が整っており、幅広い面でサポートを受けられるため、転職成功の可能性を引き上げてくれるでしょう。

一日でも早く行動を開始する

正社員への転職を思い立ったら、一日でも早く行動に移すことが大切です。

フリーターはただでさえ採用ハードルが高いだけでなく、年齢が高くなるにつれて求められるスキルや経験は多くなるため、なるべく早いうちに転職活動をはじめることが重要です。

とくに20代であれば、今後の成長に期待するポテンシャル採用の見込みがあるでしょう。

また、フリーターの期間が長いほど「バイト感覚が抜けていないのでは」「正社員として働いていけるのだろうか」といった企業側の懸念が大きくなる可能性が考えられるため、なるべく早めに転職活動をスタートさせましょう。

アルバイトを継続しながら始める

正社員と比べてフリーターは時間の融通が利きやすい傾向にあるため、アルバイトを続けながら転職活動をはじめるのも手です。

アルバイトを辞めてから転職活動をはじめることも可能ですが、すぐに転職先が見つかるとは限りません。

転職活動が長引くほど収入的に厳しくなりますから、アルバイトを継続しながら転職活動を進めた方がリスクも少なくなります。

また、転職活動だけでなく、スキマ時間を活用してスキルの習得を進めるのもおすすめです。

資格取得や学習などにより一定のスキルを身に付けておけば、転職活動に有利に働くでしょう。

入社意欲・熱意を伝える

応募企業に「ほしい」と感じてもらうためには、入社意欲や熱意をストレートに伝えることが大切です。

フリーターは収入を得ているにもかかわらず、社会的な信用度が低い傾向にあります。

転職する場合においては、企業から「バイト感覚で応募してきたのではないのか」「どれぐらい本気なのか」といった疑念を抱かれるケースも珍しくありません。

しかし、明確な入社意欲や正社員として働きたい意欲をしっかり伝えられれれば、企業側の印象を大きく変えられる可能性があります。

企業としては自社で働きたい意欲の高い人材を採用したいと考えているため、フリーターから転職する理由、応募した動機、採用された場合の意気込みなどを事前に整理しておきましょう。

ビジネスマナーを意識する

転職の際には、以下のようなビジネスマナーも重要なポイントです。

こうしたポイントは応募企業に対して重要なだけでなく、転職エージェントから信用を得るうえでも重要です。

フリーター向けの転職エージェントであったとしても、ビジネスマナーはチェックされていますから、社会人として正しいふるまいを心がけてエージェントを味方に付けましょう。

就職しやすい職種を志望する

フリーターは特別なスキルや経験を積んでいない傾向が高いため、未経験でも就職しやすい以下のような職種を狙うのがおすすめです。

上記のような職種は人材不足に悩んでいる企業が多く、体力や人柄、コミュニケーション能力など、特別なスキル以外の要素を重視する傾向があります。

未経験者を歓迎している企業は研修・教育体制が整っているケースが多いため、転職後のスキルアップにも期待できるでしょう。

資格を取る

転職前に資格を取得しておけば、人材として自分自身の価値を高められます。

ただし、闇雲に資格を取ればよいわけではありません。

業界・職種によって必要な資格は異なるため、自分が転職したい分野で求められる資格や免許の内容は事前に把握しておきましょう。

資格取得者は転職活動を有利に進めやすいだけでなく、「本気で就職を考えている」「仕事への意欲が高い」といった評価にもつながるため、興味があるなら前向きに検討することをおすすめします。

転職サイトを利用する流れ

転職サイトに登録し、利用するまでの流れは以下のとおりです。

選考対策は自分でできるのであれば問題ありませんが、一人でおこなうのが不安な方は転職エージェントの登録も検討しておきましょう。

また選考対策のときには、フリーターとして働いていた理由と転職後のキャリアプラン、自身のスキルや経験を企業が興味をもつようにまとめてください。

必要事項入力・無料登録

まずは転職サイトにアクセスし、新規利用登録をおこないます。

転職サイトによって登録事項や手続きの流れは若干異なりますが、主に以下の情報を登録する必要があります。

必要事項を入力して登録した後に申し込み完了メールが届けば、登録作業は完了です。

正常に登録が行えている場合は後日転職エージェントから折り返しの連絡が入りますが、一週間以上経過しても連絡がこないときはメールボックスの確認や問い合わせをおこないましょう。

なお、申し込み時の職務経歴や希望条件はなるべく詳細に記入することが大切です。

キャリアアドバイザーは記入項目の内容を見て、転職者の意欲や熱意を判断しますから、魅力的な求人を紹介してもうらうためにも詳しく記載しておきましょう。

エージェント型の場合はキャリアアドバイザーと面談

エージェント型の転職サイトには、転職者のサポートやアドバイスをおこなうキャリアアドバイザーが在籍しています。

転職サイトへの登録後はこのキャリアアドバイザーと面談の機会が設けられ、過去の経歴や保有しているスキル、転職先の希望条件などの確認がおこなわれます。

職務経歴や希望条件は申し込み時に記入しているものの、事前に伝えきれなかった細かな部分を面談でヒアリングし、有意義な転職活動に役立てる工程だと考えましょう。

面談はキャリアアドバイザー主導で進みますが、直接話せる機会はなかなかないため、転職に関する疑問や不安を事前にまとめておくことをおすすめします。

求人検索または担当者から紹介を受ける

面談が終わったあとは、いよいよ応募先探しの工程に入ります。

応募先の選定方法には、主に以下2パターンがあります。

前者は「自分で探す」、後者は「紹介してもらう」という正反対のパターンですが、いずれの場合も求人の詳細を確認したうえで、希望条件とどれだけマッチしているのかをチェックしましょう。

求人応募

気になる求人が見つかった場合は、応募のステップに進みましょう。

基本的には転職サイトから案内に従ってエントリーをおこないます。

企業によってはスキル・資格、職務要約、学歴・職歴など、応募時に複数の情報を取得したうえで書類選考をおこなう場合もあるため、必要項目を埋めたうえでエントリーしましょう。

書類選考対策・面接練習

求人の応募手続きが完了した後は、書類選考の対策や面接の練習をおこないます。

キャリアアドバイザーが在籍している場合、求職者が作成した履歴書や職務経歴書などの応募書類を添削してくれるため、うまく活用しましょう。

具体的には職務経歴の書き方、記入する資格や免許の内容、実績や自己PRの記入方法などについてアドバイスを受けられます。

また、書類選考に通過した後の面接対策も重要です。

面接は何も準備せずに望むとうまく受け答えするのが難しいため、以下のような項目については事前に整理しておきましょう。

面接でうまく立ち回るには応募先企業のことをしっかり理解しておく必要があるため、企業研究に取り組むことも重要です。

公式サイトを参考にして、企業の理念や目標、提供サービスなどを把握して理解を深め、面接対策を組み立てましょう。

選考を受ける

各種書類の提出、面接が終了した後は選考のステップに入ります。

面接の回数は企業によってさまざまであり、なかには三次面接まで設けられているケースも珍しくありません。

昨今ではWeb面接も積極的に取り入れられているため、面接回数や形式については事前にキャリアアドバイザーに確認しておくのがおすすめです。

また、選考時はキャリアアドバイザーとこまめに連絡を取りながら、面接した際の印象や入社意欲、質問し忘れてしまったことなどを伝えておきましょう。

キャリアアドバイザーは転職者と企業の双方をフォローアップする立場にあるため、求職者側からも情報を伝えて、円滑な選考につなげることが大切です。

内定獲得

企業から出た内定通知は転職エージェントで経由で届きます。

内定をもらった企業に入社する意思がある場合は、キャリアアドバイザーと連携しながら入社日や給与などの条件面を調整しましょう。

実際の手続きはキャリアアドバイザーが代行してくれるため、必要な情報を伝えたうえで必要に応じて交渉を行います。

なお、内定承諾書は基本的に1週間以内の提出を求められるケースが多いですが、諸事情によりすぐに承諾できない場合は早めに連絡して期限を延長してもらいましょう。

現職の退職手続き・転職

内定企業に転職する場合は、他の手続きとあわせて退職準備も進める必要があります。

基本的な退職の流れは以下のとおりです。

退職時には会社規定にもとづき直属の上司へ申告する必要があるため、忘れずに伝えておきましょう。

予定どおりに退職が完了した後は、晴れて転職先へ初出社となります。

フリーターが転職を考えるときによくある質問

フリーターが転職を考える際、さまざまな疑問が思い浮かぶでしょう。

以下に、フリーターが転職するにあたってよくある質問を紹介します。

転職エージェントは正社員の経験なしでも使える？

正社員の経験がないフリーターの方でも、転職エージェントは利用可能です。

フリーターでも正社員に転職できる？

フリーターでも正社員への転職は可能です。

しかし、難易度が上がってしまうため入念な対策をおこないましょう。

関連記事：フリーターから正社員は難しい？就職できたリアルの体験談を元フリーターが解説

フリーターはいつまで許される？

厳密には、いつまで許されるなどのはっきりとした決まりはありません。

しかし、あまりにも長い期間フリーターを続ける羽目にならないよう、転職先は早めに決めてください。

なかなか内定が決まらず、仕方なくフリーターを続けているのではと思われてしまう可能性が生じます。

フリーターが就活しなかった理由は何ですか？

就活しなかった理由は人それぞれですが、主に以下のような点が原因として挙げられます。

主に希望する就職先が見つからない場合や追いかけている夢がある場合に、就活しなかったケースが多いと考えられます。

フリーターをずっとしている理由は何ですか？

フリーターを続けている主な理由を以下にまとめます。

アルバイトやパートの場合、多くのケースでシフト制が導入されており、自分のペースにあわせて働く量を変えられることから、自由に生きたい人にとっては魅力的に感じられるようです。

また、正社員と比べて気軽に仕事しやすい点をメリットに感じる人もいるでしょう。

フリーターは重い責任を課されることが少なく、肉体的、精神的な負担が正社員より軽い傾向にあるため、就職せずフリーターを続けている人が一定数存在すると考えられます。

転職サイトの年収は手取りですか？

転職サイトの求人で「年収」と記載されている金額は、基本的に手取りの金額ではありません。

そもそも年収とは、所得税や住民税、社会保険料などを差し引かれる前の年間総支給額を指す言葉です。

つまり、年収だけを見て1ヵ月分の手取り金額を正確に把握することはできません。

どうしても毎月の手取りが気になる場合は、「年収を12ヵ月で割った金額の8割程度」を目安にイメージしてみるとよいでしょう。

正確な金額が気になる場合は募集企業に直接問い合わせてみるのもひとつの手です。

可能な範囲で手取り金額について回答してくれるでしょう。

転職サイトを利用してフリーターから転職しよう

本記事では、フリーターにおすすめの転職サイトを紹介しました。

フリーターは責任を問われないぶん、とくに正社員としての転職は難しくなってしまいます。

転職サイトに登録すると短時間で多くの求人が見つかります。今まで出会えなかった求人などが見つかるケースもあり、求人選びの参考としてのぞいてみるのもおすすめです。スマートフォンで簡単に操作するだけなので、移動中の短い時間にも利用できます。

自分で選考対策ができるかが不安な方は、転職エージェントの利用も検討してみましょう。

転職エージェントに登録すると、プロのキャリアアドバイザーがマンツーマンで転職活動のサポートをしてくれます。

とくにフリーターの期間が長く、アピールできる部分に自信がない方にはおすすめです。

現在、フリーターから転職をしたいと考えている方は、転職サイトまたは転職エージェントを最大限に活用しましょう。