クリエイティブ職への転職を検討していて、自分にあった転職サイトをお探しではないでしょうか。

転職サイトは数が多くどれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。そこで今回は、クリエイティブ職への転職を検討中の方に向けて、おすすめの転職サイトをご紹介します。

選び方やクリエイティブ職に転職を成功させるポイントについても合わせて解説するので、転職活動中の方は、本記事の内容を参考にしてください。

クリエイティブ職に強い総合型転職サイト6選

まず、クリエイティブ職の求人が多い、大手の総合型転職サイトを紹介します。

「総合型転職サイト」とは、クリエイティブ職以外の求人も掲載されているサイトのことです。

クリエイティブ職に特化した転職サイトは後述しますが、特化型サイトは求人数が少ないことがあるため、総合型サイトと併用しましょう。

さらに、業界を変える転職をしたい方は、総合型で他業界のクリエイティブ職の求人もチェックするのがおすすめです。

ビズリーチ

ビズリーチは優良企業やヘッドハンターから、直接スカウトメールが届く転職サービスです。

ハイクラスな非公開求人のスカウトがきたり、クリエイティブ職に強いヘッドハンターのサポートを受けられたりするのが特徴です。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは2024年4月現在、公開求人38万2,102件・非公開求人33万2,519件を扱う大手の転職エージェントです。

転職サポートの経験が豊富なキャリアアドバイザーが、精通した業界知識を活かして利用者の強みと適性を見極めます。紹介される求人のほとんどが、自身にとって活躍できる職場になるでしょう。

また、的確な求人紹介に留まらず、サポートが充実しているところも魅力です。選考に必要な書類の添削や面接の練習、企業データの提供などあらゆるサポートを担ってくれます。

クリエイティブ転職に成功できるか不安な方は、リクルートエージェントの登録を検討してみましょう。

doda

dodaは、2024年4月時点で23万8,889件以上の公開求人を取り揃えている、大手の転職エージェントです。クリエイティブ職に関しては、同年同月時点で7,089 件が掲載されています。

dodaは、さまざまな条件から求人を探せるのが特徴です。完全週休2日制や年間休日120日以上などの休暇日数にくわえ、上場企業や服装自由などの職場環境でも選べます。

ホームページ内には、転職についての質問が掲載されています。おもに、選考対策や退職についての質問、法律や金銭に関する質問など項目はさまざまです。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、転職サイト大手のマイナビが運営する転職エージェントです。クリエイティブ職に理解のあるキャリアアドバイザーにサポートしてもらえるのが強みです。

転職できるまで無期限でサポートしてくれるメリットもあります。

type転職エージェント

type転職エージェントは30年以上の歴史をもち、34万人以上の転職をサポートしてきた転職エージェントです。特に、一都三県の大手企業の紹介が強いです。

また、女性の転職サポートが得意なので、クリエイティブ職で働く女性は求人をチェックしてみましょう。

リクナビNEXT

リクナビNEXTは、人材大手のリクルートが運営する転職サイトです。13万件以上の求人が掲載されているため、クリエイティブ職の求人も見つかりやすいです。

さらに、プロフィールを入力しておくことでスカウトが届いたり、履歴書・職務経歴書を簡単に作ったりすることもできます。

クリエイティブ職に強い特化型転職サイトおすすめ19選

紹介してきた総合型の転職サイトと合わせて、これから紹介する特化型の転職サイトでも求人情報を見てみましょう。

特化型の転職サイトは専門性が高い求人が多いため、あなたにぴったりの求人が見つかる可能性があります。

関連記事：ゲーム業界に強いおすすめの転職エージェント11選｜未経験やキャリア向けに解説

レバテックキャリア

レバテックキャリアは、ITエンジニアが利用したい転職エージェントとして評判を受けているサービスです。利用者が希望する企業への転職を、96%の確率で成功させています。

また業界実績10年を誇り、ITエンジニアのほかに、Webデザイナーや社内SEなどの転職を手がけているところも特徴です。転職支援を担当するIT専門職は、約50職種にのぼります。

IT業界に詳しい専任のキャリアアドバイザーも多数在籍しており、LINEなどのメッセージアプリでいつでも相談可能です。職務経歴書の添削や模擬面接、年収交渉や入社日の日程調整など、転職活動において手厚いサポートを実施します。

Geekly

Geeklyは、ITやWeb、ゲーム業界に特化した転職エージェントです。2023年上半期、リクナビNEXTにおいて、IT・WEB部門で「GOOD AGENT RANKING」第1位を受賞しました。

Geeklyは、2023年8月時点で100名を超えるキャリアアドバイザーが在籍しています。それぞれのIT分野に特化しており、おもにエンジニア部門からクリエイター部門、ゲーム部門など担当の職種はさまざまです。

クリエイティブ関連の求人は、2024年4月時点で2万1,973件が掲載されており、さらに非公開求人まで取り扱っています。

G-Jobエージェント

G-Jobエージェントはゲームクリエイターに特化した転職エージェントです。ゲーム開発現場のマネジメント経験や、ゲーム会社の人事経験が3年以上のキャリアアドバイザーが担当してくれます。

独自の非公開求人もあるためチェックしてみてください。

Tech Stars Agent

Tech Stars Agentは、IT・Web・ゲームのクリエイターに強い転職エージェントです。元ITエンジニア、元ゲーム企業人事、IT企業役員などがサポートしてくれるため、転職経験が少ない方も安心です。

フルリモートの求人もあるため、エリアを問わず仕事を探せます。

Green

GreenはIT・Web業界に特化した転職サイトです。IT系の転職サイトでは、トップクラスの求人数を誇ります。

求人情報には写真が多く掲載されているため、社内の雰囲気をつかみやすいのもメリットです。

サービス概要
サービス名	Green
運営会社	株式会社アトラエ
公開求人数	27,979件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国／海外
公式サイト	https://www.green-japan.com/

マイナビクリエイター

大手マイナビが運営する、クリエイター専門の転職エージェントです。

クリエイターの転職活動ではポートフォリオが重視されますが、マイナビクリエイターではポートフォリオの作成サポートに力を入れています。

非公開求人も多いため、情報収集に活用してみてください。

サービス概要
サービス名	マイナビクリエイター
運営会社	株式会社マイナビワークス
公開求人数	4,331件
非公開求人数	非公開
対応地域	東京・愛知・大阪・福岡中心
公式サイト	https://mynavi-creator.jp/

HIGH-FIVE

HIGH-FIVEはWebデザイナーやクリエイターに特化した転職サービスです。年収500万円以上の求人が70％あり、さらにHIGH-FIVE経由で転職した方の約10％が年収アップしています。

30年以上の歴史がある転職エージェントなので、クリエイターの転職ノウハウも豊富です。

サービス概要
サービス名	HIGH-FIVE
運営会社	株式会社クリーク・アンド・リバー社
公開求人数	1,290件
非公開求人数	非公開
対応地域	東京都内中心
公式サイト	https://high-five.careers/

Be Creator

Be Creatorは、1,000名を超えるクリエイター・マーケターが在籍する「マムズラボ」が立ち上げた転職サービスです。

業務を通してお客様とやりとりしているため、詳しい企業情報がわかります。

リモートワークやフレックスタイムの求人もあるため、求人をチェックしてみましょう。

サービス概要
サービス名	Be Creator
運営会社	マムズラボ株式会社
公開求人数	209件
非公開求人数	非公開
対応地域	北海道・東京・神奈川・愛知・大阪・京都・福岡・フルリモート
公式サイト	https://becreator.jp/

CREATIVE JOB

CREATIVE JOBは、クリエイター専門の転職エージェントです。有名企業の採用説明会も実施されているため、情報収集に役立ちます。

先ほど紹介した「HIGH-FIVE」と同じく、クリーク・アンド・リバー社が運営しているため、2つのサイトで求人を見てみるのも良いでしょう。

サービス概要
サービス名	CREATIVE JOB
運営会社	株式会社クリーク・アンド・リバー社
公開求人数	13,673件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
公式サイト	https://www.creativevillage.ne.jp/jobsearch/

クリエイターズNAVI

クリエイターズNAVIは、Web系や出版のデザイナー・クリエイター向けの求人サイトです。正社員だけでなく、契約社員、アルバイト、インターンの求人も掲載されています。

ツールや言語でも求人を検索できるため、細かい条件で求人を探すのに良いでしょう。

サービス概要
サービス名	クリエイターズNAVI
運営会社	C&Cネットワークス
公開求人数	155件
対応地域	北海道・茨城・埼玉・千葉・東京・神奈川・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫・広島・福岡
公式サイト	https://cr-navi.jp/

ファミキャリ！

ファミキャリ！は、ファミ通ドットコムとクリーク・アンド・リバー社が運営する転職エージェントです。ゲームに特化した転職サービスでは、トップクラスの求人数を保有しています。

面接後、企業の採用担当者に再度アピールしてくれるサポートもあるため、内定を獲得しやすいでしょう。

サービス概要
サービス名	ファミキャリ！
運営会社	株式会社クリーク・アンド・リバー社
求人数	5,000件以上
対応地域	東京・愛知・大阪など首都圏中心
公式サイト	https://career.famitsu.com/

Hiraku agent

Hiraku agentはゲーム業界専門の転職エージェントです。

求職者との対話を重視しており、土日祝や夜間でも相談が可能です。また、LINEでも気軽に相談できます。

アドバイザーによるポートフォリオの作成サポートあるため、内定を獲得しやすいでしょう。

サービス概要
サービス名	Hiraku agent
運営会社	株式会社Hiraku agent
公開求人数	604件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
公式サイト	https://hiraku-agent.com/

シリコンスタジオエージェント

シリコンスタジオエージェントは、ゲームや映像業界に強い転職エージェントです。正社員だけでなく、契約社員、派遣、フリーランスの求人も扱っています。

また、簡単な入力だけで職務経歴書を作成できるツールもあるため、転職活動に慣れていない方も安心でしょう。

サービス概要
サービス名	シリコンスタジオエージェント
運営会社	シリコンスタジオ株式会社
公開求人数	2,748件
非公開求人数	非公開
対応地域	東京・関西
公式サイト	https://ss-agent.jp/

マスメディアン

マスメディアンは豊富な転職支援実績がある、マーケティング・クリエイティブに特化した転職エージェントです。企業の経営層から人材紹介の依頼を受けることもあり、非公開求人も多く保有しています。

個別相談会やセミナーで、転職ノウハウを学ぶことも可能です。

サービス概要
サービス名	マスメディアン
運営会社	株式会社マスメディアン
公開求人数	4,698件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
公式サイト	https://www.massmedian.co.jp/

Webist

WebistはIT・Web業界や、広告・出版に強い転職エージェントです。週3〜4日勤務や時短勤務、在宅勤務の求人も紹介しています。

また、Webistが保有するWeb系求人の平均年収は600万円以上なので、高年収の求人を見たい方はチェックしてみましょう。

サービス概要
サービス名	Webist
運営会社	株式会社クリーク・アンド・リバー社
公開求人数	7,005件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
公式サイト	https://webist-cri.com/

MOREWORKS

MOREWORKSはクリエイティブ業界の求人サイトで、特にデザイナーやWeb系の求人が豊富です。

社員インタビューが多く掲載されているため、応募の前に細かい情報を収集できます。

さらに「企業ブロック機能」があるため、いま在籍している会社に転職活動していることがバレないため安心です。

サービス概要
サービス名	MOREWORKS
運営会社	株式会社みらいワークス
公開求人数	228件
非公開求人数	非公開
対応地域	東京中心
公式サイト	https://www.moreworks.jp/

関連記事：MOREWORKS（モアワークス）の評判・口コミは？メリット・デメリットやおすすめな人を解説

R-Stone

R-StoneはIT・Web・ゲームに特化した転職サイト・転職エージェントです。求職者担当と企業担当が同じなので、企業のリアルな声を求職者に届けてくれます。

業界に精通したアドバイザーにサポートしてもらえるのも強みでしょう。

サービス概要
サービス名	R-Stone
運営会社	株式会社アールストーン
公開求人数	3,802件
非公開求人数	非公開
対応地域	東京・愛知・大阪
公式サイト	https://www.rstone-jp.com/

DXキャリア

DXキャリアは、Web・IT・クリエイティブ向けの転職サイトです。転職エージェントサービスも利用すれば、非公開求人を紹介してもらえることがあります。

また、DXキャリア経由で転職して年収アップする方もいるため、気になる方は情報収集してみましょう。

サービス概要
サービス名	DXキャリア
運営会社	株式会社プロフェッショナルメディア
公開求人数	865件
対応地域	首都圏
公式サイト	https://www.koukokutenshoku.com/app/user.php/top

CINRA

「CINRA」はクリエイター向けのメディアで、メディア内に求人が掲載されています。正社員だけでなく、契約社員やアルバイト、フリーランスの求人も見ることができます。

メディア自体もクリエイターに役立つ情報が多いため、参考にしてみてください。

サービス概要
サービス名	CINRA
運営会社	CINRA,Inc.
公開求人数	193件
対応地域	東京
公式サイト	https://www.cinra.net/

クリエイティブ職の未経験者向け転職サイトおすすめ3選

クリエイティブ系の転職サイトは、経験者向けの求人が多い傾向です。

未経験からクリエイティブ職に転職したい方に、これから紹介する3つの転職サイトを利用してみましょう。

dodaエンジニアIT

大手人材サービスのdodaが運営する、IT専門の転職サイトです。クリエイティブ系の求人も多く保有しています。

転職サイトで見つけた求人に応募する際、キャリアアドバイザーにサポートを受けることも可能です。

サービス概要
サービス名	dodaエンジニアIT
運営会社	パーソルキャリア株式会社
公開求人数	55,945件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
公式サイト	https://doda.jp/engineer/

ワークポート

ワークポートはIT転職に強い転職エージェントです。IT系のクリエイティブ求人も紹介しています。

登録すると適性検査を受けられるので、転職する前にクリエイティブ職の適性をチェックしておきましょう。

また、無料のITスクールを運営しているため、基礎的なスキルを身につけながら転職活動を進められます。

GEEK JOB

GEEK JOBは、転職サポートもおこなっているプログラミングスクールです。Webデザイナーに必要なスキルを学べて、未経験からの転職をサポートしてくれます。

通常は437,800円の受講料がかかりますが、審査を通過すると無料で受講・転職が可能です。

フリーランスクリエイターに強いエージェント4選

フリーランスで活躍するクリエイターに、おすすめのエージェントも紹介していきます。

安定して案件を受注したい方は、登録してサポートの内容をチェックしてみてください。

関連記事：Web制作のフリーランスになるには？仕事の流れや案件の取り方などを徹底解説
関連記事：フリーランスクリエイターとは？｜職種や仕事の受注方法を解説

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、20年の歴史があるIT専門のフリーランスエージェントです。高単価で案件が継続しやすいのがメリットです。

無料のフリーランス相談会も実施しているため、フリーランスクリエイターの不安を軽減できるでしょう。

レバテッククリエイター

レバテッククリエイターは、Web・ゲームに特化したフリーランス向けのエージェントです。案件数が豊富なので、仕事が途切れにくく収入が安定するのがメリットです。

一部ですが、正社員の求人も保有しているため、情報収集してみましょう。

Midworks

MidworksはITフリーランスエンジニア向けのエージェントです。クリエイティブ系では、Webデザイナーの案件を探すことができます。

高単価の案件が多く、審査に通過すると報酬の保証を受けられます。非公開案件もチェックしてみましょう。

ROSCA

ROSCAはフリーランスエンジニア向けのエージェントです。

最大の特徴は、マージンが10万円で固定されていることです。そのため、高単価の案件であるほど手取りが増える仕組みになっています。

クリエイティブ職に強い転職サイトを使うメリット

クリエイティブ職に強い転職サイトを使うメリットは、以下のとおりです。

利用するメリットが多いので、転職サイトを使ってみましょう。

ひとつずつ解説していきます。

無料で利用できる

クリエイティブ職に強い転職サイト・転職エージェントは、無料で利用できます。

企業側から掲載料や人材紹介料をもらうビジネスモデルなので、転職サイトの利用者から料金をもらうことはありません。

そのため、複数の転職サイト・転職エージェントに登録して、情報収集してみましょう。

非公開求人がある

転職エージェントは非公開求人を保有しており、紹介してくれることがあります。

非公開求人の中には、募集を出すと応募が殺到してしまう優良求人があるため、条件に合う人にしか紹介されません。

他にも、企業が非公開求人を出す理由は以下のとおりです。

こうした理由で企業は非公開求人を出すことがあり、転職エージェントに人材の紹介を依頼しています。

優良な非公開求人を紹介してもらえることがあるため、転職エージェントにも登録しておきましょう。

転職やキャリアの相談ができる

クリエイティブ職に強い転職サイト・転職エージェントは、転職活動や今後のキャリアの相談も可能です。

プロのキャリアアドバイザーが、無料であなたの相談にのってくれます。　

そのため、転職活動や今後のキャリアに不安がある方は、気軽に相談してみましょう。

応募する企業に合わせて対策してくれる

転職サイト・転職エージェントでは、応募する企業ごとに転職活動の対策をしてくれるため、採用される確率が上がります。

応募する企業が好む内容を教えてくれるため、一人で対策するより成功率が高いです。

少しでも採用される確率を上げたい方は、サポートしてもらいましょう。

年収交渉してくれる

クリエイティブ職に強い転職エージェントは、年収交渉も対応してくれます。

そのため、想定より年収が上がることもあるでしょう。

転職エージェントは、紹介する人材の年収が高いほど、人材紹介料が上がる仕組みです。そのため、できるだけ年収が上がるように交渉してくれます。

「転職をきっかけに年収を上げたい」方も、転職エージェントを利用してみましょう。

クリエイティブ職に強い転職サイトの注意点

一方、クリエイティブ職に強い転職サイトを利用する際は、以下の注意点があります。

注意点も理解した上で、転職サイトを利用してみてください。

キャリアアドバイザーとの相性がある

キャリアアドバイザーと相性が合わないことがあります。

これは人間同士なので、仕方がないことでしょう。

もしキャリアアドバイザーと合わなかったら、担当を変えてもらえばOKです。

また、相性の良いキャリアアドバイザーと出会うために、複数の転職サイト・エージェントに登録しておくのがおすすめです。

相性が良いキャリアアドバイザーだと転職も成功しやすいため、良いキャリアアドバイザーを探しましょう。

連絡が多くなることがある

紹介できる求人が多い場合は、転職サイトからの連絡が増えます。

仕事が忙しい方は、少し煩わしく感じることもあるでしょう。

連絡が多すぎて困る場合は、電話ではなくメールで連絡をもらったり、連絡の頻度を減らしてもらうよう担当者に伝えたりすれば大丈夫です。

応募できない求人がある

転職エージェントを利用した場合、応募したい求人があっても、採用される見込みがないと求人を紹介してもらえないことがあります。

転職エージェントは、転職が成功しないと紹介料をもらえないからです。

どうしても応募したい求人がある場合は、転職サイトから直接応募してみましょう。

採用を慎重に判断されることがある

転職エージェント経由で求人に応募すると、企業側は採用を慎重に判断する傾向です。

採用すると、転職エージェントに紹介料が発生するからです。　

企業が転職エージェントに支払う紹介料の相場は、求職者の想定年収の30〜35％程度とされています。

想定年収	企業が支払う手数料の相場
300万円	90万～105万円
400万円	150万～175万円
500万円	210万～245万円

ただし、転職エージェントは履歴書や面接対策をしてくれて、採用される確率が上がります。

企業側が慎重になるとはいえ、採用されるためには利用した方が良いでしょう。

もし、転職エージェント経由で不採用だった場合は、転職サイトから応募してみるのがおすすめです。

転職サイトであれば人材紹介料が発生しないため、採用されるケースもあります。

クリエイティブ職に強い転職サイトの選び方

クリエイティブ職に強い転職サイトは数多くあります。最適なサイトを選択し転職活動をスムーズに行えるようにするために、転職サイト選びに欠かせない3つの項目を知っておきましょう。

それぞれ詳しく解説していきます。

クリエイティブ業界の求人数を確認する

求人数が多ければ多いほど選択肢が広がり、自分に合った転職先を見つけられます。非公開求人などが多くあるのもクリエイティブ職に強い転職サイトの特徴です。ぜひ担当者に問い合わせてみましょう。

ITやWeb、ゲームなどの転職エージェントの場合、クリエイター向け求人を絞り込んで検索しましょう。転職の可能性を広げるためにも、求人数の確認はしっかりと行ってください。

自身の職種で転職実績が多いか確認する

自分の職種で転職実績が多い転職サイトか確認しましょう。

実績が少ないと転職ノウハウがたまっておらず、転職がうまくいかない可能性があるからです。

特に、マイナーなクリエイティブ職だと、実績が少ないことがあるので注意しましょう。

転職サイトをよく見て、あなたの職種の実績を確認してみてください。

ポートフォリオ作成機能や支援があるか確認する

クリエイティブ職にはポートフォリオの提出が必須な企業もあります。

特に初めての転職の場合、「ポートフォリオの作り方がわからない」「企業が求めるポートフォリオのイメージを知りたい」など、不安や心配が多くあります。

ポートフォリオ作成機能や支援があると、効率的に転職活動ができます。ポートフォリオを登録するだけで、オファーがきたり、企業が求めるポートフォリオの作成指導を受けられるサービスもあります。

個々のニーズに合った支援の有無を確認することが重要です。

クリエイティブ職に強い転職サイトを上手に使うコツ

次に、クリエイティブに強い転職サイトを上手に使うコツを解説していきます。

実践しながら転職サイトを利用していきましょう。

複数の転職サイトに登録する

クリエイティブ職に強い転職サイトは、複数に登録しておきましょう。

どの転職サイトが、どんな求人を紹介してくるかわからないからです。

複数に登録して、求人を見ながら絞っていくのがおすすめです。

また、複数の転職サイトに登録することで、相性の良いキャリアアドバイザーに出会いやすいのもメリットです。

無料なので、複数の転職サイトに登録して求人を見てみましょう。

総合型と特化型の転職サイトに登録する

クリエイティブ職に強い転職サイトは、総合型と特化型の両方に登録するのがおすすめです。

そのため、両方に登録することで求人の網羅性が高まります。

総合型と特化型の転職サイトは以下のとおりです。

両タイプの転職サイトを利用すれば、希望に合う求人を見つけやすくなります。

詳細にレジュメを入力しておく

転職サイトに登録するときのレジュメは、詳細に入力しておきましょう。

的確な求人を紹介してもらいやすいからです。　

少し手間はかかるかもしれませんが、ミスマッチを防ぐためにも詳細にレジュメを入力しておくのがおすすめです。

キャリアアドバイザーとの相性を見る

転職エージェントを利用する場合は、キャリアアドバイザーとの相性を見てください。

相性が良いほど、親身になってくれて転職に成功しやすいからです。

くりかえしですが、もし相性が合わなければ担当を変更してもらえばOKです。

履歴書やポートフォリオで表現できない実績を伝える

転職エージェントのキャリアアドバイザーには、履歴書やポートフォリオで表現できない実績を伝えてみましょう。

キャリアアドバイザーが、企業の採用担当者に口頭で説明してくれるからです。

このように、具体的な実績や経験をキャリアアドバイザーに伝えることで、採用されやすくなります。

クリエイティブ職に強い転職サイトの利用手順

クリエイティブ職に強い転職サイトを利用する手順は、以下のとおりです。

1ステップずつ解説していくので、転職までのイメージにしてみてください。

転職エージェントに無料で登録

まずは転職エージェントに無料で登録しましょう。

ほとんどの転職エージェントは、以下の項目を入力するだけで登録が完了します。

1〜3分ほどで登録作業は終わります。

担当のキャリアアドバイザーと面談

登録が終わると、担当のキャリアアドバイザーから連絡があるので、面談日程を決めます。

キャリアアドバイザーとの面談方法は、以下のような選択肢があります。

キャリアアドバイザーとの相性を見るためにも、対面かオンライン面談がおすすめです。

面談では以下のようなことを聞かれます。

また、自分から何でも相談してみましょう。　

疑問や不安を先に解消しておくと、転職活動で好スタートが切れます。

求人紹介と書類作成

ヒアリングが終わったら、キャリアアドバイザーから求人を紹介されるので、良さそうな求人がないかチェックしてみましょう。

面談の場で求人を紹介されることもありますし、後日メールで紹介されることもあります。

良い求人が見つかれば、履歴書と職務経歴書を作成していきます。

また、このときポートフォリオも作成していきましょう。

担当のキャリアアドバイザーが、応募する企業に合わせてアドバイスをくれます。

採用面接

書類選考を通過したら、企業の採用担当者と面接します。

キャリアアドバイザーが面接の練習もしてくれるので、練習のとおりに面接に臨みましょう。

また、面接後にキャリアアドバイザーが採用担当者にあなたをプッシュしてくれます。

内定獲得

面接の選考も通過すると、内定が出ます。

詳細な条件を確認して、問題なければ内定を承諾しましょう。

入社手続きもキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。

クリエイティブ職とは

そもそもクリエイティブ職とはどのような仕事でしょうか。まずはクリエイティブ職の具体的な仕事内容や平均年収などについて紹介します。

クリエイティブ職に関する詳しい情報を理解したうえで、転職活動をすすめていきましょう。

クリエイティブ職の仕事内容

クリエイティブ職の内訳は幅広く、新聞・雑誌・テレビ・ファッション・ゲーム・Webなど、あらゆる制作物や媒体に携わっていることが特徴として挙げられます。

たとえばデザイナーはファッションやグラフィック、クリエイターは動画やゲームなどを手掛けています。

また、制作に関するディレクションや進行を管理するディレクター・プロデューサー、文章制作や編集に携わるライターなど、一言で「クリエイティブ職」といっても、その仕事内容は業種により大きく異なります。

転職する際には、自身のスキル・経験・資格から、適性を見極めることが大切です。

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クリエイティブ職の平均年収

厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、広告ディレクターやアートディレクターの平均年収は579.8万円、ファッションデザイナーやWebデザイナーは480.6万円となっています。

国税庁が発表している令和4年度の平均給与は、458万円です。クリエイティブ職の平均年収は、やや高い傾向にあるでしょう。

参考：jobtag（日本版O-NET）広告ディレクター厚生労働省
jobtag（日本版O-NET）アートディレクター厚生労働省
jobtag（日本版O-NET）ファッションデザイナー厚生労働省
jobtag（日本版O-NET）Webデザイナー厚生労働省
令和4年分 民間給与実態統計調査・国税庁

クリエイティブ職の働き方

クリエイティブ職の働き方は、「正社員」「派遣社員」「契約社員」「フリーランス」といった雇用形態によっても異なります。

収入の安定性や福利厚生などは雇用形態により異なるため、自分のライフスタイルや希望に合ったものを選びましょう。

また、クリエイティブ職はリモートワークが導入しやすいといった特徴もあります。中には出社の必要性がなく、完全在宅で働ける企業も少なくありません。

転職する際には、リモートワークが可能か、フレックスタイム制度はあるかといった点を確認しておきましょう。

クリエイティブ職への転職を成功させるポイント

この章では、クリエイティブ職への転職を成功させるために大切な3つのポイントを紹介します。

希望の企業へ転職するためにも、ぜひ下記4つのポイントを参考にしてください。

ポートフォリオの完成度を上げて選考に進む

転職を有利に進めるためには、自身のスキルや経験、これまでの成果などを効果的にアピールできる完成度の高いポートフォリオを作成しましょう。

センスが重要視されるクリエイティブ職の転職では、ポートフォリオが大切です。ポートフォリオには定められた雛型がないため、良くも悪くも作成の仕方で完成度は大きく異なります。

どうすれば魅力的な仕上がりになるか、何を記載すべきか分からない場合は、クリエイティブ職に強い転職サイトを頼ってみるのも良いでしょう。

複数のスキルをアピールする

応募時は、複数のスキルをアピールするのがコツです。

他の応募者と差別化できて、採用されやすくなるからです。　

職種	相性の良いスキル
Webライター	取材力 編集力 リサーチ力 データ分析 コーディング力
Webデザイナー	営業力 企画力 写真撮影スキル 動画編集スキル マーケティング
動画クリエイター	提案力 撮影技術 インタビュースキル ナレーション技術 プロジェクト管理能力

このようにアピールすると、希少価値が上がり採用されやすくなります。

クリエイティブ職に転職したい理由を明確にする

クリエイティブ職への転職を成功させるためには、その理由を明確にすることも大切です。

先述したように、クリエイティブ職は様々な種類があります。なぜその職種を選んだか、どんなことがしたいのかという点を明確にしておきましょう。曖昧な志望理由では、採用担当者に熱意が伝わらず、採用率も上がりません。

具体的には転職したい理由だけではなく、前職で得たスキルをどのように活かせるのかといった側面からもアピールできると、採用するメリットを感じてもらえるでしょう。

残業時間や離職率を転職エージェントに確認する

応募する企業の残業時間や離職率を、事前に転職エージェントに確認しておきましょう

転職エージェントは紹介先の企業をリサーチしているため、ネットに載っていない情報を教えてくれることがあります。

ミスマッチを防ぐためにも、内定承諾の前に聞いておくのがおすすめです。

未経験者がクリエイティブ職に転職するときのコツ

未経験からクリエイティブ職を目指す場合は、以下のコツがあります。

採用されるためにも、実践していきましょう。

こちらもひとつずつ解説していきます。

未経験OKの求人に絞る

「未経験OK」の求人に絞って応募しましょう。

経験者向けの求人に応募しても、採用されにくいからです。

転職サイトで「未経験OK」にチェックを入れて、求人を検索してみましょう。

研修制度が整っている企業に応募する

新人向けの研修制度が整っている企業に応募するのがおすすめです。

研修で基礎を学べて、未経験でも仕事を始めやすいからです。

最初に基礎がわからないと、挫折してしまうこともあるでしょう。

そのため、研修制度が整っている企業を選んでみてください。

研修制度がわからない場合は、転職エージェントに紹介してもらえばOKです。

ポータブルスキルをアピールする

未経験から応募する場合は、ポータブルスキルをアピールしましょう。

クリエイティブの経験がなくても、ポテンシャルで採用されることがあるからです。

ポータブルスキルをアピールするときは、応募する企業が求めるポータブルスキルに合わせるのがコツです。

転職エージェントのキャリアアドバイザーに、具体的なアピール方法を教えてもらいましょう。

転職する前から勉強を始めておく

転職する前から、応募するクリエイティブ職に必要な知識を勉強しておきましょう。

クリエイティブ系のスクールで勉強すると、短期間で基礎スキルが身につきます。

「スクールで勉強しています」と伝えると、本気が伝わって採用されやすいです。

以下におすすめスクールをまとめたので、参考にしてみてください。
【クリエイティブ向けのスクール】プログラミングスクール｜Webデザインスクール｜Webデザイナー講座

クリエイティブ職の転職でよくある質問

この章ではクリエイティブ職の転職に関して、よくある質問を紹介します。

クリエイティブ職はどんな人に向いている？

クリエイティブ職は、下記のような人に向いています。

逆に、根気強く進められない人や細かい部分にこだわれないという人には向いていません。

また、クリエイティブ職は、ゼロから物を作る仕事です。状況によって柔軟に対応する必要があるため、安定性を求めている人にもおすすめできません。

クリエイティブ職は残業が多い？

クリエイティブ職は華やかな印象が強いですが、企業によっては残業が多い傾向にあります。

もちろん現在様々な企業で待遇の改善が進められていますが、まだまだ追いついていないのが現状です。

クリエイティブ職は、クライアントからの依頼によって制作します。しかし、納期が短かったり納品直前に仕様変更の依頼がきたりすれば対応せざるを得ません。

中にはクライアントとの交渉をせず、基本的に言いなりになってしまっている企業もあります。それにより残業や激務になるケースも多数です。現場の状況は不透明で中々表には出てきません。

転職エージェントは、残業や働き方といった内部事情に精通している場合もあるため、応募前に確認するといいでしょう。

未経験でクリエイティブ職に転職できるのは何歳まで？

明確な年齢はありませんが、若ければ若いほど転職しやすいです。

できれば、30代前半までに転職するのがおすすめです。

新卒でもクリエイター系の求人サイトは使える？

問題なく使えます。

いくつか登録して、新卒向けや未経験者向けの求人情報を見てみましょう。

高卒でもクリエイティブ職に転職できる？

転職できます。

クリエイティブ職の多くは、学歴ではなくスキル重視だからです。

まずはスクールで基礎スキルを身につけましょう。スクールの推薦で転職しやすくなります。

将来性が高いクリエイティブ職は？

将来性が高いクリエイティブ職は以下のとおりです。

職種	将来性が高い理由
Webデザイナー	ECサイトの増加でWebデザインの需要が高まっているため
動画クリエイター	自社の動画コンテンツを配信する企業が増加しているため
Webライター	インターネット上の記事から商品を購入するユーザーが増えているため

インターネットの普及やデジタル化の進展により、こうしたクリエイティブ職の需要は今後も拡大していくと予想されます。

クリエイター職は在宅ワークできる？

企業によっては在宅ワークが可能です。

最初は通勤スタイルでも、ある程度の仕事を任されると在宅可になる企業もあります。

将来、在宅で働きたい方もクリエイティブ職への転職を検討してみましょう。

クリエイティブ職で年収アップしていくには？

クリエイティブ職で年収アップしていく主な方法は、以下の4つです。

まずはスキルアップが重要です。

転職して、スキルを磨いていきましょう。

まとめ

今回はクリエイティブ職に特化した転職サイト7選や、転職サイトの選び方、転職を成功させるためのポイントについて詳しく紹介しました。

未経験での転職も可能ですが、成功率を高めるためには、入社後に活かせるスキルや経験が重要です。これまでの実績を見返し、どんなアピールが出来るかを洗い出しておきましょう。

現段階で活かせそうなものがない場合は、クラウドソーシングを活用して実績を積み上げていくのもおすすめです。

本記事で紹介したクリエイティブ職に特化した転職サイトを活用し、クリエイティブ職への転職を成功させてください。