クリエイティブ職への転職を検討していて、自分にあった転職サイトをお探しではないでしょうか。

転職サイトは数が多くどれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。そこで今回は、クリエイティブ職への転職を検討中の方に向けて、おすすめの転職サイトをご紹介します。

選び方やクリエイティブ職に転職を成功させるポイントについても合わせて解説するので、転職活動中の方は、本記事の内容を参考にしてください。

クリエイティブ職に強い転職サイトおすすめ5選

クリエイティブ職に強い転職サイトの中でも、特におすすめの5つを厳選しました。転職の成功率を高めるためには、転職サイト選びも大切です。

まずはここでそれぞれの特徴を知り、自分にぴったりのサイトを見つけてください。

レバテックキャリア

レバテックキャリアは、ITエンジニアが利用したい転職エージェントとして評判を受けているサービスです。利用者が希望する企業への転職を、96%の確率で成功させています。

また業界実績10年を誇り、ITエンジニアのほかに、Webデザイナーや社内SEなどの転職を手がけているところも特徴です。転職支援を担当するIT専門職は、約50職種にのぼります。

IT業界に詳しい専任のキャリアアドバイザーも多数在籍しており、LINEなどのメッセージアプリでいつでも相談可能です。職務経歴書の添削や模擬面接、年収交渉や入社日の日程調整など、転職活動において手厚いサポートを実施します。

公式サイト：【公式】レバテックキャリア (levtech.jp)

Geekly

Geeklyは、ITやWeb、ゲーム業界に特化した転職エージェントです。2023年上半期、リクナビNEXTにおいて、IT・WEB部門で「GOOD AGENT RANKING」第1位を受賞しました。

Geeklyは、2023年8月時点で100名を超えるキャリアアドバイザーが在籍しています。それぞれのIT分野に特化しており、おもにエンジニア部門からクリエイター部門、ゲーム部門など担当の職種はさまざまです。

クリエイティブ関連の求人は、2024年4月時点で2万1,973件が掲載されており、さらに非公開求人まで取り扱っています。

公式サイト：IT・ウェブ・ゲーム業界専門の転職エージェント-Geekly(ギークリー)
営業職：1/2198ページ: クリエイター求人特集の求人一覧 | IT・Web・ゲーム業界専門の転職エージェント-Geekly(ギークリー)

マスメディアン

マスメディアンはマーケティングやクリエイティブ職種に強い転職サイトです。マーケティングやクリエイティブ関連の専門誌を発行している宣伝会議のグループ会社が運営しています。多くの人脈や情報ネットワークを活用しながら転職者支援をしています。

一般企業のマーケティング部門やデジタル関連の求人も数多く取り扱っているのが特徴です。選択肢が豊富にあるため、希望に沿った求人を効率よく発見できます。

キャリアアドバイザーが広告やマスコミ業界の知識が豊富であり、内定を勝ち取るための的確なアドバイスをしてもらえます。もちろん利用は全て無料なので、気軽に活用できるのも嬉しいポイントといえます。

また、企業側が転職希望者の情報を閲覧できるサービスはありませ​​ん。そのため、在籍している会社に転職活動していることを知られたくないという場合も、安心して利用できます。

サービス名	マスメディアン
運営会社	株式会社マスメディアン
公開求人数	約4,300件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国

リクルートエージェント

リクルートエージェントは2024年4月現在、公開求人38万2,102件・非公開求人33万2,519件を扱う大手の転職エージェントです。

転職サポートの経験が豊富なキャリアアドバイザーが、精通した業界知識を活かして利用者の強みと適性を見極めます。紹介される求人のほとんどが、自身にとって活躍できる職場になるでしょう。

また、的確な求人紹介に留まらず、サポートが充実しているところも魅力です。選考に必要な書類の添削や面接の練習、企業データの提供などあらゆるサポートを担ってくれます。

クリエイティブ転職に成功できるか不安な方は、リクルートエージェントの登録を検討してみましょう。

公式サイト：転職エージェント｜転職ならリクルートエージェント (r-agent.com)

doda

dodaは、2024年4月時点で23万8,889件以上の公開求人を取り揃えている、大手の転職エージェントです。クリエイティブ職に関しては、同年同月時点で7,089 件が掲載されています。

dodaは、さまざまな条件から求人を探せるのが特徴です。完全週休2日制や年間休日120日以上などの休暇日数にくわえ、上場企業や服装自由などの職場環境でも選べます。

ホームページ内には、転職についての質問が掲載されています。おもに、選考対策や退職についての質問、法律や金銭に関する質問など項目はさまざまです。

公式サイト：転職ならdoda(デューダ) 求人､転職情報満載の転職サイト

クリエイティブ職に強い転職サイトの選び方

クリエイティブ職に強い転職サイトは数多くあります。最適なサイトを選択し転職活動をスムーズに行えるようにするために、転職サイト選びに欠かせない3つの項目を知っておきましょう。

それぞれ詳しく解説していきます。

クリエイティブ業界の求人数を確認する

求人数が多ければ多いほど選択肢が広がり、自分に合った転職先を見つけられます。非公開求人などが多くあるのもクリエイティブ職に強い転職サイトの特徴です。ぜひ担当者に問い合わせてみましょう。

ITやWeb、ゲームなどの転職エージェントの場合、クリエイター向け求人を絞り込んで検索しましょう。転職の可能性を広げるためにも、求人数の確認はしっかりと行ってください。

クリエイティブ業界に特化した転職サイトを利用する

一般的な転職サイトは豊富な求人数が魅力ですが、扱っている業種は様々です。幅広い業界の求人がある転職サイトのエージェントが、クリエイティブ業界に詳しいとは限りません。

しかしクリエイティブ業界に特化した転職サイトを利用すれば、業界の情報に詳しいエージェントが担当してくれます。

現場のリアルな声や応募先が求める人材についてなど、様々な情報を教えてくれるケースもあるため、転職成功率も高まります。

クリエイティブ業界に特化した転職サイトを積極的に活用しましょう。

ポートフォリオ作成機能や支援があるか確認する

クリエイティブ職にはポートフォリオの提出が必須な企業もあります。

特に初めての転職の場合、「ポートフォリオの作り方がわからない」「企業が求めるポートフォリオのイメージを知りたい」など、不安や心配が多くあります。

ポートフォリオ作成機能や支援があると、効率的に転職活動ができます。ポートフォリオを登録するだけで、オファーがきたり、企業が求めるポートフォリオの作成指導を受けられるサービスもあります。

個々のニーズに合った支援の有無を確認することが重要です。

クリエイティブ職とは

そもそもクリエイティブ職とはどのような仕事でしょうか。まずはクリエイティブ職の具体的な仕事内容や平均年収などについて紹介します。

クリエイティブ職に関する詳しい情報を理解したうえで、転職活動をすすめていきましょう。

クリエイティブ職の仕事内容

クリエイティブ職の内訳は幅広く、新聞・雑誌・テレビ・ファッション・ゲーム・Webなど、あらゆる制作物や媒体に携わっていることが特徴として挙げられます。

たとえばデザイナーはファッションやグラフィック、クリエイターは動画やゲームなどを手掛けています。

また、制作に関するディレクションや進行を管理するディレクター・プロデューサー、文章制作や編集に携わるライターなど、一言で「クリエイティブ職」といっても、その仕事内容は業種により大きく異なります。

転職する際には、自身のスキル・経験・資格から、適性を見極めることが大切です。

クリエイティブ職の平均年収

厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、広告ディレクターやアートディレクターの平均年収は579.8万円、ファッションデザイナーやWebデザイナーは480.6万円となっています。

国税庁が発表している令和4年度の平均給与は、458万円です。クリエイティブ職の平均年収は、やや高い傾向にあるでしょう。

参考：jobtag（日本版O-NET）広告ディレクター厚生労働省
jobtag（日本版O-NET）アートディレクター厚生労働省
jobtag（日本版O-NET）ファッションデザイナー厚生労働省
jobtag（日本版O-NET）Webデザイナー厚生労働省
令和4年分 民間給与実態統計調査・国税庁

クリエイティブ職の働き方

クリエイティブ職の働き方は、「正社員」「派遣社員」「契約社員」「フリーランス」といった雇用形態によっても異なります。

収入の安定性や福利厚生などは雇用形態により異なるため、自分のライフスタイルや希望に合ったものを選びましょう。

また、クリエイティブ職はリモートワークが導入しやすいといった特徴もあります。中には出社の必要性がなく、完全在宅で働ける企業も少なくありません。

転職する際には、リモートワークが可能か、フレックスタイム制度はあるかといった点を確認しておきましょう。

クリエイティブ職への転職を成功させるポイント

この章では、クリエイティブ職への転職を成功させるために大切な3つのポイントを紹介します。

希望の企業へ転職するためにも、ぜひ下記3つのポイントを参考にしてください。

ポートフォリオの完成度を上げて選考に進む

転職を有利に進めるためには、自身のスキルや経験、これまでの成果などを効果的にアピールできる完成度の高いポートフォリオを作成しましょう。

センスが重要視されるクリエイティブ職の転職では、ポートフォリオが大切です。ポートフォリオには定められた雛型がないため、良くも悪くも作成の仕方で完成度は大きく異なります。

どうすれば魅力的な仕上がりになるか、何を記載すべきか分からない場合は、クリエイティブ職に強い転職サイトを頼ってみるのも良いでしょう。

クリエイティブ職に転職したい理由を明確にする

クリエイティブ職への転職を成功させるためには、その理由を明確にすることも大切です。

先述したように、クリエイティブ職は様々な種類があります。なぜその職種を選んだか、どんなことがしたいのかという点を明確にしておきましょう。曖昧な志望理由では、採用担当者に熱意が伝わらず、採用率も上がりません。

具体的には転職したい理由だけではなく、前職で得たスキルをどのように活かせるのかといった側面からもアピールできると、採用するメリットを感じてもらえるでしょう。

転職エージェントも活用する

クリエイティブ職に転職を成功させるためには、転職エージェントを活用するのもひとつの方法です。

各エージェントでは自分に合った求人の紹介や履歴書・職務経歴書の書き方のアドバイス、応募企業に合った面接対応などの支援が得られます。

また、クリエイティブ業界に詳しいエージェントは、給与面に関しても相場や知識があるため、企業との年収交渉もスムーズです。

さらに、クリエイティブ業界への転職に関する不安や疑問に関しての相談もできます。業界に詳しいからこそ頼れる面がたくさんあるので、ぜひ活用してみてください。

クリエイティブ職に強い転職エージェントが気になる人は、下記記事も参考にしてください。

関連記事：クリエイティブ職に強いおすすめ転職エージェントは？成功確率を上げるポイントも紹介

クリエイティブ職の転職でよくある質問

この章ではクリエイティブ職の転職に関して、よくある質問を紹介します。

クリエイティブ職はどんな人に向いている？

クリエイティブ職は、下記のような人に向いています。

逆に、根気強く進められない人や細かい部分にこだわれないという人には向いていません。

また、クリエイティブ職は、ゼロから物を作る仕事です。状況によって柔軟に対応する必要があるため、安定性を求めている人にもおすすめできません。

未経験でもクリエイティブ職に転職はできる？

活かせるスキルを保有していれば、未経験でもクリエイティブ職への転職は可能です。

クリエイティブ職では、資格の有無はそこまで重視されていません。実践的に役立つスキルや経験があるか、これまでどのような成果を残しているかがポイントです。また、クラウドソーシングで積み重ねた実績が経験とみられるケースもあります。

簡単な案件であっても、数をこなせば立派な実績です。さらに継続案件を受注すればクライアントからの信頼を得ていることにもなります。未経験の場合、こうした小さな積み重ねをアピールする材料として活用しましょう。

実際に仕事を受注できる状態でない場合は、オンラインスクールを活用するのもおすすめです。

関連記事：Webデザイナースクール講座おすすめ10選｜講座の選び方や費用相場比較まとめ 

クリエイティブ職は残業が多い？

クリエイティブ職は華やかな印象が強いですが、企業によっては残業が多い傾向にあります。

もちろん現在様々な企業で待遇の改善が進められていますが、まだまだ追いついていないのが現状です。

クリエイティブ職は、クライアントからの依頼によって制作します。しかし、納期が短かったり納品直前に仕様変更の依頼がきたりすれば対応せざるを得ません。

中にはクライアントとの交渉をせず、基本的に言いなりになってしまっている企業もあります。それにより残業や激務になるケースも多数です。現場の状況は不透明で中々表には出てきません。

転職エージェントは、残業や働き方といった内部事情に精通している場合もあるため、応募前に確認するといいでしょう。

まとめ

今回はクリエイティブ職に特化した転職サイト7選や、転職サイトの選び方、転職を成功させるためのポイントについて詳しく紹介しました。

未経験での転職も可能ですが、成功率を高めるためには、入社後に活かせるスキルや経験が重要です。これまでの実績を見返し、どんなアピールが出来るかを洗い出しておきましょう。

現段階で活かせそうなものがない場合は、クラウドソーシングを活用して実績を積み上げていくのもおすすめです。

本記事で紹介したクリエイティブ職に特化した転職サイトを活用し、クリエイティブ職への転職を成功させてください。