アクセンチュアの平均年収はどのくらい?年齢・職種別の年収と転職のコツを解説

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本記事は、転職エージェント公式サービス(リクルート・マイナビ・ビズリーチ等)の広告リンクを含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。

コンサルタントなどの専門職や外資系企業で働いてみたいという方の中でアクセンチュアへ転職してみたいけれど、年収がいくらなのか気になるという方は、多いのではないでしょうか?    

アクセンチュアは外資系企業のため、有価証券報告書など公式の平均年収や給与額は公開されていませんが、実際に働いていた人の口コミから平均年収や働き方について把握することができます。

この記事では、アクセンチュアの平均年収や転職できる職種などの他にも、転職をする上での難易度や事前に準備しておいた方が良いことなど、転職を上手くさせるためのコツを徹底解説します。    

あまり知られていない人事評価の基準や給与体系など転職を希望する方が知りたい、具体的な内容について紹介していきますので、是非参考にしてみて下さい。    

目次

アクセンチュアの企業情報    

アクセンチュア
企業名 アクセンチュア株式会社
設立 1995年12月
代表取締役 江川 昌史
所在地 〒107-8672
東京都港区赤坂1-8-1
赤坂インターシティAIR
資本金 3億5千万円
従業員数 約19,000人(2022年9月1日時点)

アクセンチュアとは、アイルランドに本拠地を置く世界最大の経営コンサルティングファームす。   

ストラテジー&コンサルティング
航空宇宙、防衛産業から自動車、保険などの顧客企業が属する各種業界に精通したBI(ビジネスインテリジェンス)・データサイエンティスト、など専門分野のエキスパートによるデータやAIを活用した経営戦略のサポートを行う事業

アクセンチュアソング
顧客企業の製品や事業などを新たに創出し、ターゲット層に向けた組織作りを行いながらプロジェクトの成長をサポートする事業

テクノロジー
顧客企業の事業運営の持続性や業務効率化を図るために、DXなどテクノロジーを活用した課題解決の支援を行う事業

オペレーションズ
デジタルの力を活用して、顧客企業の人材管理、業務プロセスなど企業経営における全てを変革して、業務の簡略化などを図るためのサポート事業

インダストリーX
エンジニアの研究開発、工場やプラントなど現場作業におけるオペレーションのデジタル化といった業務の安全性、持続可能性、生産性の向上などを支援する事業

上記、5つの分野で取引先企業の経営をサポートをすることが主な事業内容として挙げられます。

マイナビニュースの調査によると、23卒就活生が選ぶ「就職注目企業ランキング」では女子学生1位、男子学生では2位に選ばれており、学生からの注目度が高い企業としても有名です。

【参考記事】23卒就活生が「注目する企業」ランキング、理系1位はNTTデータ、文系は? | マイナビニュース

アクセンチュアの従業員数は全世界で699,000人、日本のみでは18,000人となっています。(20223月時点)

アクセンチュアの平均年収

アクセンチュアの平均年収については企業の公式情報では公開されていません。企業口コミサイトであるライトハウスのデータを参考にすると、2023年4月時点での平均年収は798万円となっています。

日本の一般企業における平均年収は433万円となっているため、アクセンチュアの平均年収は大幅に高いことが見受けられます。

【参考記事】
アクセンチュア株式会社│ライトハウス
令和2年分民間給与実態統計調査結果

アクセンチュアの平均年収は年齢や職種、役職によって差があるため、それぞれについても知っておく必要があるでしょう。以下で「年代別」「職種別」「役職別」の平均年収について解説していきます。

年代別の平均年収

アクセンチュアの2023年4月時点での年代別の平均年収は以下になります。    

年齢平均年収最高年収
25~29 619万円 1400万円
30~34 813万円 1800万円
35~39 944万円 2000万円
40~44 1138万円 3200万円
45~49 1028万円 2600万円
【参考記事】アクセンチュア株式会社│ライトハウス

口コミによる平均年収データを見ると、各年代で大幅な年収アップが見られていることが分かります。特に25歳から30歳の間では約180万円も年収がアップしていることから、若手でも働き方次第では高収入を狙うことも可能といえるでしょう。    

また、40代以降の平均年収は1000万円を超えており、将来的に安定を図ることもできます。
誰もが入社できるわけではありませんが、学生が注目する企業とされる理由の一つとして安定した収入を得られるといったことも含まれるようです。

職種別の平均年収

アクセンチュアの2023年4月時点での職種別の平均年収は以下になります。    

職種平均年収
企画・事務・管理系
(経営企画、広報、人事、事務 他)
810万円
IT系エンジニア
(アプリ開発、ITコンサル 他)
733万円
専門職系
(コンサルタント、金融、不動産)
924万円
【参考記事】アクセンチュア株式会社│ライトハウス

ライトハウスのデータではコンサルタントなどの専門職が年収924万円と最も高い結果となっています。    

その他には、企画・事務・管理職も810万円、エンジニア職も733万円と高い年収となっており、主な職種は全て他社と比較しても好待遇で活躍できる環境と言えるでしょう。    

アクセンチュアの給与制度

アクセンチュアは年俸制を導入しています。
そのため給与が1年間で支給される金額で提示されますが、一度に支給されるわけではなく1ヶ月毎に分割されて支払われる仕組みです。    

詳しい内訳としては、上記の年俸+残業代+業績給与となっており、人事評価で決定された金額とその時々の仕事の頑張り次第で金額が確定されます。  

評価としては、年功序列ではなく成果報酬が主体となっているので、年1で行われるプロジェクトチーム内の評価会議にて年俸額や個人の業績などを評価されます。    

また、「Project PRIDE」という働き方改革も採用されており、

  • 労働時間短縮化
  • プロジェクトの方向性提示と効果測定
  • 課題解決のためのコミットメント
  • 業務効率へ向けたテクノロジーの活用化
  • 文化や風土の定着化

など数値で語れるものだけではなく、職場の環境作りや課題解決への意欲、行動力などあらゆる面から適切な働きかけが実践できているかも、間接的に評価に繋がっています。
【参考記事】アクセンチュア独自の働き方改革「Project PRIDE」

アクセンチュアの福利厚生

アクセンチュアの福利厚生は一般的な水準で整っている他にも、ボランティア休暇ベビーシッター割引券出産休暇などライフステージの変化やプライベートに合わせて個人の時間を大切に使えるよう配慮された制度もたくさんあります。    

福利厚生主な内容
出産・育児・介護 母体保護休暇
配偶者・ライフパートナー出産休暇
子の看護休暇
育児休憩時間
ベビーシッター補助
介護休暇
出産休暇
育児休業
内閣府ベビーシッター割引券の無料配布
ベビーシッター法人契約
育児コンシェルジェサービス
休暇・手当 休暇:年次有給休暇
     私傷病休暇
     結婚・出産・忌引休暇(ライフ・パートナーの場合を含む)
     リフレッシュ休暇
     ボランティア休暇
手当:時間外勤務手当
     深夜勤務手当
     出張手当
     住宅手当
     交通費支給
働き方 フレックス制度
在宅勤務制度
短日短時間勤務制度
クラブ活動 スポーツ部
文化部
その他 確定拠出年金制度(401k)
従業員株式購入プラン
長期収入所得補償
法人会員及び契約施設・ホテル等の割引特典
ポイント・割引サービス
健康サポート
【参考記事】福利厚生・制度・手当│アクセンチュア株式会社

アクセンチュアで年収を上げるためには?

アクセンチュアは成果主義ですので、年収を上げるためには実績や成果を出し続けることが重要となります
そのため、ここからは年収を上げるために必要な準備などを解説していきます。    

英語力を身に付ける

アクセンチュアで年収を上げるために必要なことのひとつ目は、一般教養以上のレベルで英語力を身に付けることが挙げられます。    

マネージャーなど役職への昇格条件にTOEIC650点以上が含まれているため、英語力が強い人材の方が活躍できる幅を広げられます。
また、プロジェクトによっては海外の顧客企業もコンサルティング支援の対象となるため、お客様やプロジェクトメンバーとの会話で英語が公用語となっているケースもあります。

明確な成果を出す

アクセンチュアで年収を上げるために必要なことのふたつ目は、成果を出すことです。    

アクセンチュアの主力事業である経営コンサルティングとして、顧客企業を相手に事業戦略や社内体制の具体的なサポートを行う上での専門的な知識はもちろん、実際に顧客企業の業績が向上できたか、プロジェクトの課題解決が達成されたか、など具体的な数値や業績を求められるケースが非常に多いためです。    

外資系企業はジョブ型雇用とも言われるほど、携わるプロジェクト毎に高い成果を求められるので、新しいテクノロジーや働き方に沿った行動思考などを学習しながらベストパフォーマンスで成果を上げられるよう最善を尽くすことが必須です。    

アクセンチュアと同業他社へ転職

クセンチュアの同業他社に転職をするのも一つの手段です。    

というのも、アクセンチュアのような大手企業では教育体制が整っている反面、自分から積極的に学ぶ姿勢が無いと成長スピード遅くなってしまう面があります。    

中小企業など少数精鋭のコンサルティングファームであれば、1人の人材にかけられる教育もじっくり当てられやすいでしょう。
プロジェクトに割く時間や学ぶ環境の向き不向きなどを考慮した上で、小規模で活躍する方が性に合ってると感じている場合は、同業他社への転職も非常におすすめです。

アクセンチュアに転職する際の注意点    

アクセンチュアに転職する際の注意点として、アクセンチュアの採用サイトでは、面接で聞かれることの多い基本的な項目が掲載されています。

面接で聞かれる質問や重要視される内容は応募する職種や部署によって異なりますが、基本的には以下を押さえておけば問題ないでしょう。

  • 自己紹介
  • これまでの経歴
  • 自分の長所や短所
  • 志望動機
  • 転職理由    
  • 今後のキャリアプラン
  • アクセンチュアへの質問

これらの内容は面接対策や自己分析を行うことで整理することができます

一人で対策を行うのが難しいという人は転職エージェントのキャリアアドバイザーに添削や面接対策など各種サポートを依頼することをおすすめします。    

また、仕事をする上で非常に大切な「論理性」や「コミット力」が求められることが想定されます。    

過去の実績を打ち出すことに成功した理由を論理的な判断ができていたのか、また成果にどのようにコミットできる人材かを採用担当に納得させられるように自己PRをすることで、内定獲得しやすくなるでしょう。    

アクセンチュアへの転職でよくある質問

アクセンチュアへの転職でよくある質問について紹介していきます。

アクセンチュアは中途採用でも転職できる?

アクセンチュアの中途採用枠は設けられており、事業内容から幅広い人材を常に採用している傾向にあります。    

コンサルタントの他にもデータサイエンティスト、デザイナー、エンジニア、マーケター、ディレクターなどプロジェクト遂行に向けた各種専門職を採用している為、もしも前職で経験がある場合は比較的に内定を獲得しやすいでしょう。

未経験での転職であったとしても、入社後に成長する見込みがあると判断された場合には採用されるケースもあるため、まずは応募してみることをおすすめします。

アクセンチュアへ転職するおすすめの方法は?

転職の難易度をなるべく下げて内定を獲得しやすくする方法として、転職エージェントの活用がおすすめです。    

コーポレートサイトや転職サイトから自分で応募する方法もありますが、その場合面接のスケジュール調整や応募書類の添削、面接対策などを全て自分で行わなければならず管理が非常に大変です。    

転職エージェントを上手く活用すれば、キャリアアドバイザーがスケジュール管理を全て代行してくれる他、面接での自己PRの伝え方、応募に必要な履歴書や職務経歴書をいつでも添削してもらえる、自分をアピールするための自己分析をサポートしてもらえる、など手厚いフォローアップ体制が整っているので、転職に自身がない方でも安心して転職活動ができます

アクセンチュアへの転職におすすめのエージェント2社

アクセンチュアへの転職を検討している人は、ハイクラス向けの転職エージェントに登録することをおすすめします。
アクセンチュアの求人情報は企業公式サイトにも掲載されていますが、転職エージェントに登録することで面接対策や書類添削などを受けられるメリットがあるほか、より良い条件を交渉してもらえる可能性があります。

以下でアクセンチュアやハイクラス向け転職におすすめの転職エージェントを2社紹介します。

ビズリーチ

ビズリーチ

公式サイト:https://www.bizreach.jp/

ビズリーチハイクラス向けの転職サイトです。
求人を公開していない大手企業や優良企業から直接スカウトが届いたり、ヘッドハンターから連絡がもらえたりといったサービスを利用することができます。

取り扱っている求人の3分の1以上が年収1000万円を超える求人となっており、これまでの実績や経験を活かして、より好条件の企業に転職したいと考えている人にはおすすめです。厳選された企業との面接をサポートしてもらうこともできるため、自分に合った企業と効率よく出会える可能性が高まるでしょう。

ビズリーチは40代以上の人材向けの求人も多数取り扱っています。そのためハイクラス向けだけではなく、管理職や役員クラスへのキャリアアップを図りたい人も活用することができます

リクルートエージェント

リクルートエージェント

公式サイト:https://www.r-agent.com/

リクルートエージェントは、20万件以上の非公開求人を取り扱っている転職エージェントです。掲載されている業種や職種が幅広く、求人数の多さから細かい条件にもマッチできる求人に出会える可能性が高いです。

アクセンチュアのようなハイクラス向けの求人も多数掲載されているため、年収アップやキャリアアップを図りたい人にもおすすめです。各業界出身のキャリアアドバイザーが在籍しているため、履歴書や職務経歴書の添削や面接対策、業界についてのアドバイスなど転職サポートが充実していることも魅力といえます。

まとめ

アクセンチュアの平均年収と転職のコツについて解説しました。    

日系企業とは異なり、アクセンチュアを含めた外資系企業は転職後も常に成果を求められる実力社会なため、スキルアップを常日頃から行う勤勉さが大切です。    

給与体系としても、年俸制を採用しているので自分の頑張り次第では、前職よりも大幅に年収アップで1000万円以上も実現可能になります。     

もしも、自分のキャリアアップを目指したい、年収を上げたい、幅広い分野で活躍してみたいなど、大きな目標や夢を叶えたいと考えている方にはアクセンチュアへの転職は非常におすすめです。

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転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。