セールスフォースの平均年収は1,000万円以上?年齢・職種・別の年収について解説

編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
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セールスフォースはアメリカに本社を置くIT企業です。

日本でも株式会社セールスフォース・ジャパンが設立されており、転職を検討している人の中にはセールスフォースの年収や待遇について気になる人もいるのではないでしょうか。

本記事では、セールスフォースの年代・職種別の平均年収や働きやすさなどについて解説していきます。

目次

セールスフォースはどんな企業?

セールスフォースは世界でトップクラスのシェア率を誇るCRMプラットフォーム「salesforce」を提供する企業です。CRMとは「Customer Relationship Management」の略称で、日本では「顧客関係管理」という意味合いで使用されています。

日本では2000年にセールスフォースの日本法人が設立されており、外資系企業の大手としてIT業界を中心に大きな利益を上げています。2021年3月の「世界で最も革新的な企業│フォーブス誌」では9年連続で選出されるなど世界的にも注目されている企業であるため、国内の就職市場でも高い関心を集めています。

セールスフォースの平均年収は約1,137万円

セールスフォースの平均年収について、企業口コミサイトであるライトハウスのデータを参考にすると1,137万円とされています。(2023年4月時点)

平均年収についてセールスフォースから公式な情報は公開されていませんが、日本の一般企業における平均年収は433万円となっているため、セールスフォースの平均年収は大幅に高いことが見受けられます。

セールスフォースの平均年収は年齢や職種、役職によって差があるため、それぞれについても知っておく必要があるでしょう。以下で解説していきます。

【参考記事】
株式会社セールスフォース・ジャパン│ライトハウス
令和2年分民間給与実態統計調査結果

年代別の平均年収

セールスフォースの2023年4月時点での年代別の平均年収は以下になります。

年齢 平均年収 最高年収
25~29歳 719万円 1100万円
30~34歳 904万円 1800万円
35~39歳 1328万円 1900万円
40~44歳 1250万円 1800万円
45~49歳 1929万円 3200万円
【参考記事】株式会社セールスフォース・ジャパン│ライトハウス

ライトハウスの集計データを見ると、各年代で大幅な年収アップが見られていることが分かります。

セールスフォースの競合他社などIT業界の平均年収は400~500万円程度とされているため、セールスフォースの年収はかなり高水準であると言えるでしょう。

職種別の平均年収

セールスフォースの2023年4月時点での職種別の平均年収は以下になります。

職種 平均年収
営業系(営業、MR、営業企画 他) 1095万円
企画・事務・管理系
(経営企画、広報、人事、事務 他)
1560万円
IT系エンジニア
(アプリ開発、ITコンサル 他)
976万円
【参考記事】株式会社セールスフォース・ジャパン│ライトハウス

セールスフォースの平均年収を職種別に見てみると、営業職と企画・事務・管理職が1000万円超となっており、近年注目を集めているSaaS企業の代表格として極めて高い金額です。

エンジニア職についても、平均年収で976万円と他社でいう最高年収に匹敵するような金額なため、エンジニアとして転職した際にも20代や30代など若手でもハイクラス転職が可能となるでしょう。

セールスフォースの給与制度

セールスフォースの給与制度は月給制ではなく、年俸制が採用されています。

日本企業の多くは月給制を採用しているため、年俸制は馴染みのない人も多いかもしれませんが、セールスフォースは外資系企業であることなどから年俸制を採用していると考えられます。

年俸制は基本的に1年単位で給与が決まり、年俸を分割した額が毎月支払われる仕組みとなっています。セールスフォースの営業職などインセンティブによる報酬が発生する企業では、年俸制を採用しているケースも多いようです。

セールスフォースの平均年収が高い理由は、インセンティブによる影響が大きくなっています。
インセンティブの割合は職種や役職によって異なりますが、成績次第ではいくらでもインセンティブで年収アップを図ることができるため、30代前半で2000万円以上の年収を稼ぐ人もいるようです。

セールスフォースの福利厚生・賞与

この項目では、セールスフォースの福利厚生や賞与について解説します。

福利厚生

セールスフォースの福利厚生は、主に以下のような内容があります。

  • 社員持株制度
  • 確定拠出年金(401K)加入
  • 団体生命保険や所得補償保険へ加入
  • 非課税通勤手当
  • 養子縁組や不妊治療に対する手当
  • 社内公募による部署異動のサポート
  • 従業員用のラウンジにて飲食可能
  • 年間7日(56時間)の有給ボランティア休暇

これらは従業員であれば誰でも利用することができ、外資系企業ならではの福利厚生を活用することで資格取得や健康維持に役立てることができます。

また、日系企業にはあまり無いボランティア活動のための計7日間分の休暇が付与されるユニークな制度もあるので、自然災害など被災地救助などボランティア活動に興味がある方でも気軽に参加できる環境も用意されています。

【参考記事】福利厚生 | セールスフォース・ジャパン

セールスフォースで年収を上げるためには?

セールスフォースは成果主義ですので、年収を上げるためには実績や成果を出し続けることが重要となります。
高収入を得るためには優秀な成果を上げるほか、評価につながるスキルや資格を持っていることも大切な要素といえます。

そのため、年収をあげるためのポイントやコツを考えていく必要があります。以下でポイントを解説していきます。

英語力を身に付ける

セールスフォースで年収を上げるためには、一般教養以上のレベルで英語力を身に付けることです。
セールスフォースは外資系企業ですので、本社もアメリカ・カルフォルニアに構えています。そのためグローバルな業務に対応できると期待されることで、重要なプロジェクトや役職を任せてもらえる可能性が広がります。

セールスフォースへの転職を考えている人の中には、学歴や職歴がハイクラスな人材が集まりやすく、語学力のレベルも高いことが予想されます。そういった人材の中で活躍するためにも、英語力を身に付けておくメリットは大きいと言えるでしょう。

明確な成果を出す

セールスフォースで年収を上げるためには、成果を出すことが大切です。成果主義の企業では何よりも成果が求められるため、成果に貪欲な人ほど評価がされやすく年収が上がりやすい傾向にあります。

大きな成果を出すためには、プロジェクトの目的や自分の役割を理解して仕事を進めていくことが大切と言えるでしょう。

セールスフォースで良い成果を出すためには、自分の役割を明確に理解して、周囲との関係性を良好に保つことが大切といえるでしょう。

同業他社への転職も年収を上げる手段

年収を上げたいと思っている人は、セールスフォースの同業他社に転職をするのも一つの手段といえます。セールスフォースは実力主義のため活躍次第では高い年収をもらうことが期待できますが、適性や職種によってはなかなか収入があがらない人も一定数いるようです。

自分のスキルをより活かせる企業が他にある可能性もありますので、同業他社で自分に適した企業や条件に合った企業を探してみるのも一つの方法といえるでしょう。セールスフォースのような外資系企業は求人を公開していないことも多いため、転職エージェントなどのサービスを利用することをおすすめします。

セールスフォースの出身者は同業他社や他の業界で活躍している人も多く、転職することで年収が上がるケースもありますので、現状の年収や働き方に不満がある人は検討してみてください。

セールスフォースに転職する際のポイントや注意点

セールスフォースに転職を検討している人は、自己分析や企業分析を入念におこなうことで企業が採用したい人材や自分にマッチしているかなどを判断することができます。

まず自己分析については、過去の経歴や自身の強み、活かせるスキルなどを徹底的に洗い出してみましょう。自己分析をおこなうことで自分に適した職種や企業を明確にすることができるため、ミスマッチを防ぐことができます。

また企業について分析することで、セールスフォースが必要としている人材について知ることができます。自身の志望動機についても明確にすることができるため、採用率を高めることができるでしょう。

>面接対策や企業分析について自分で進め方が分からないという人は転職エージェントのアドバイザーに相談することも一つの方法です。転職エージェントには企業のOB,OGや業界経験者が在籍していることも多く、より具体的なアドバイスをもらえる可能性があります。

セールスフォースへの転職でよくある質問

セールスフォースへの転職でよくある質問について紹介していきます。

業界未経験でもセールスフォースに入社できる?

セールスフォースへの未経験転職は不可能ではありませんが、ハードルは非常に高くなります。

セールスフォースの求人では即戦力の人材を募集することが多く、基本的に経験や実績が重要視されることが多いためです。

未経験でセールスフォースの採用面接を受ける場合は、活かせる能力やスキルを最大限アピールする必要があります。マネジメントスキルや語学力などに特化したスキルを身に付けておくことで採用につながる可能性が高まるでしょう。

セールスフォースのアメリカ本社にも応募できる?

高い英語力や実績などが求められますが、公開されている求人への応募が可能です。
もちろん日本以外からの応募も多く、採用されるハードルが高くなりますが、本社への就職を希望する人はチャレンジしてもよいでしょう。

セールスフォースは同業他社よりも年収が高い?

セールスフォースの平均年収は同業他社と比較して、およそ2倍の年収となっています。
セールスフォースは平均年収の高さや実力主義で成果を上げた分だけインセンティブが入る仕組みなどが魅力であるため、年収アップを図りたい人に向いている企業と言えます。

セールスフォースへの転職におすすめのエージェント

セールスフォースへの転職を検討している人は、ハイクラス向けの転職エージェントに登録することをおすすめします。

セールスフォースの求人情報は企業公式サイトにも掲載されていますが、転職エージェントに登録することで面接対策や書類添削などを受けられるメリットがあるほか、より良い条件を交渉してもらえる可能性があります。

以下でセールスフォースやハイクラス向け転職におすすめの転職エージェントを2社紹介します。

ビズリーチ

ビズリーチ

ビズリーチはハイクラス向けの転職サイトです。
求人を公開していない大手企業や優良企業から直接スカウトが届いたり、ヘッドハンターから連絡がもらえたりといったサービスを利用することができます。

取り扱っている求人の3分の1以上が年収1000万円を超える求人となっており、これまでの実績や経験を活かしてより好条件の企業に転職したいと考えている人にはおすすめです。厳選された企業との面接をサポートしてもらうこともできるため、自分に合った企業と効率よく出会える可能性が高まるでしょう。

ビズリーチは40代以上の人材向けの求人も多数取り扱っています。そのためハイクラス向けだけではなく、管理職や役員クラスへのキャリアアップを図りたい人も活用することができます。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、20万件以上の非公開求人を取り扱っている転職エージェントです。

掲載されている業種や職種が幅広く、求人数の多さから細かい条件にもマッチできる求人に出会える可能性が高いです。

セールスフォースのようなハイクラス向けの求人も多数掲載されているため、年収アップやキャリアアップを図りたい人にもおすすめです。各業界出身のキャリアアドバイザーが在籍しているため、履歴書や職務経歴書の添削や面接対策、業界についてのアドバイスなど転職サポートが充実していることも魅力といえます。

まとめ

セールスフォースの平均年収について解説しました。セールスフォースは成果主義の企業であり、成果を出し続けることで年収アップを狙うことができますが、成果を出せない人や企業に合わない人には厳しい世界と言えるでしょう。

セールスフォースなどハイクラス向けの企業への転職を目指すのであれは、転職エージェントの活用がおすすめです。
企業や業界の出身者が在籍していることもあるため、より具体的な転職アドバイスや面接対策を受けることができるため、一人で転職活動をするよりも転職成功率を上げることができます。

どの転職エージェントを活用するか迷ったら、本記事で紹介しているエージェントへの登録がおすすめですので、ぜひご確認ください。

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