リクルートの平均年収はどのくらい?年齢・職種別の平均年収や転職のポイントについて解説

編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。
本記事は転職エージェント公式サービス(ビズリーチ・マイナビ・リクルート等)のプロモーションを含みます。
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リクルートに就職と聞くと、上場企業であることから売上高も高く、安定した収入を得られるのでは、と思う人も多いのではないでしょうか?

安定してかつ収入アップを目指すためにリクルートへの就職を目指す人もいるかもしれません。
しかし、リクルートと一括りにいっても部署や仕事内容、年齢によって収入は変わるのは当然です。

この記事ではリクルートの年齢別や職種別の平均年収やリクルートの年収に関してご紹介します。

リクルートエージェント
目次

リクルートの平均年収は627万円

企業口コミサイトであるライトハウスのデータを参考にすると、2023年4月時点での平均年収は627万円となっています。

日本の一般企業における平均年収は433万円となっているため、リクルートの平均年収は大幅に高いことが見受けられます。

リクルートの平均年収は年齢や職種によって差があるため、それぞれについても知っておく必要があるでしょう。以下で「年代別」「職種別」の平均年収について解説していきます。

【参考記事】
株式会社リクルートの年収・給与|ライトハウス
令和2年分民間給与実態統計調査結果

年代別の平均年収

リクルートの2023年4月時点での年代別の平均年収は以下になります。

年齢平均年収最高年収
25~29歳532万円1000万円
30~34歳600万円1140万円
35~39歳715万円1500万円
40~44歳841万円1800万円
【参考記事】株式会社リクルート│ライトハウス

ライトハウスによる平均年収データを見ると、各年代で大幅な年収アップが見込まれることが分かります。

30代後半~40代あたりからは平均年収が700万円を超えている方が多くなることが想定され、社会人の平均年収の約2倍まで上がる可能性が高いといえます。

40歳になると平均年収が800万円を超えており、役職が付いたりマネジメント職や管理職になったり、働き方次第ではより高い年収が見込めそうです。

年収が高い企業は将来的に安定を図ることもできます
誰もが入社できるわけではありませんが、学生が注目する企業とされる理由の一つとして安定した収入を得られるといったことも含まれるようです。

職種別の平均年収

リクルートの2023年4月時点での職種別の平均年収は以下になります。

職種平均年収
営業系(営業、MR、営業企画 他)588万円
企画・事務・管理系
(経営企画、広報、人事、事務 他)
775万円
【参考記事】株式会社リクルート│ライトハウス

最も平均年収が高い職種は企画:年収775万円

リクルートでは「ミッショングレード制」と呼ばれる、成果に応じて給与が決まる仕組みが導入されています。
そのほか、役職によって基本給が変わるため、役職が上がり成果に維持できている人は継続的な昇給が期待できるでしょう。

その中でも企業の戦略を組み立てる企画部門は平均年収が高い傾向があるようです。
利益につながった場合にチームとしての成果として評価がされるため、全体的に昇給しやすいためと想定されます。

【参考記事】株式会社リクルート

営業職はインセンティブによって給与の幅が大きい:年収588万円

営業職は営業目標に対する成果によって年収に差が出やすい職種です。インセンティブによって収入が増減する可能性があります。

【参考記事】株式会社リクルート

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そもそもリクルートはどんな企業?

リクルート事業内容

株式会社リクルートは東京都千代田区に本社を置く、幅広いジャンルにサービスを展開している企業です。

新卒採用や中途社員の転職支援サービスが有名ですが、他にも旅行をするときによく利用されている「じゃらん」や、物件探しで利用者の多い「SUUMO」など有名なサービスを多く運営しており、リクルートのサービスを一度は利用したことがあるという人は多いでしょう。

リクルートは企業理念に「私たちは、新しい価値の創造を通じ、社会からの期待に応え、一人ひとりが輝く豊かな世界の実現を目指す」を掲げているため、社員の生活が豊かになるような福利厚生を完備していることも特徴です。

福利厚生については後述で詳しく解説しますが、社員が長く働ける環境やプライベートを充実させるための制度などが用意されているため、リクルートへの転職についての関心は高くなっています。

リクルートの評価制度

リクルートの評価制度

リクルートは実力成果主義の企業で、成果がそのまま給与に反映される仕組みとなっています。そのため成果を出し続けていれば年収が上がりますが、成果が出せないと年収が下がってしまうといった厳しいケースもあります。

リクルートの給与に関連する評価制度について解説していきます。

ミッショングレード制度

ミッショングレード制度

リクルートでは「ミッショングレード制度」を導入しています。

ミッショングレード制度とは年齢や社歴にかかわらず、業務内容や職務に応じた等級がつき、給与の反映される制度のことです。
例えば個人の能力や適し絵に合わせてリーダークラスやマネージャクラスといった等級がつき、それぞれのクラスに合わせた年収が設定されるようになります。

また同じグレードでも評価される期の成果によっては年収に差が出ることがあります。

あくまでグレード内の年収の基準は存在しますが、必ずしもそのグレードの年収をもらえるわけではないため注意しましょう。

インセンティブ制度

インセンティブ制度とは、あらかじめ決められた営業目標を達成した場合に報酬をもらうことができる制度のことです。
担当する業務や所属部署によって異なりますが、営業であれば1か月や3か月ごとに設定された目標に対する達成状況によってインセンティブの有無が発生します。

数か月ごとにモチベーションを上げやすくなるため、コミット力の強い社員などに向いている制度といえます。

そのほかの給与制度や評価制度

リクルートでは半期ごとに査定がおこなわれ、直属の上司との目標を設定する機会が設けられます。
数値目標だけでなく、行動目標についても設定するため、目標をより具体的にすることができます。そして次回の面談時に達成状況についてすり合わせをおこない、達成度合いが高い社員は次回ボーナスに反映されます。

インセンティブ制度は成果のみを重視する制度ですが、半期ごとの査定に関しては達成に向けた取り組みについてもフィードバックされるため、しっかり目標に向けて努力をした人は自身のアピールの良い機会となります

リクルートの福利厚生

リクルートで導入されている福利厚生は主に以下となります。

  • 社保完備
  • フレックスタイム制
  • 成果主義対応給与制度
  • 半期年俸制
  • キャリア支援制度
  • STEP休暇
  • サンクス休暇
  • 出産育児休暇
  • 提携保育園
  • 病児保育利用サポート

リクルートには多くの企業に導入されている家賃補助や社宅、通勤手当などは用意されていません

しかし出産育児休暇や提携保育園、病児保育利用サポートなど育児をしながら仕事を続けたい人をサポートする制度が用意されているなど、長く働くための制度が完備されています。

また通常の休暇制度だけではなく「STEP休暇」という、リクルート独自の制度が設けられています。

STEP休暇とは、勤続年数に応じて最大28日間の休暇を取得できる制度です。長く働き続けることで定期的にリフレッシュをする機会を得ることができます。

また、業務状況によって長い休暇を取りづらい社員のために、ステップアップ支援金として現金が支給される制度があります。
そのため休暇を取らなくても臨時ボーナスが支給される制度といえるでしょう。

長期休暇を取ることができれば、普段は難しい旅行やプライベートの趣味はもちろん、数週間の短期語学留学をすることもでき、自身のスキルアップにつなげることも可能です。

【参考記事】株式会社リクルート

リクルートエージェント

リクルートへの転職は難しいのか

リクルートは知名度の高い企業であり、一般企業の平均年収よりも高いこともあって興味を持つ人も多いでしょう。リクルートは新卒だけでなく、転職者からの人気も高い企業です。そのため毎年多くの応募があり、競争率が高いことが想定されます。

リクルートへの転職難易度や求人に応募する際の注意点について把握しておきましょう。

リクルートへの転職難易度

リクルートへの転職難易度は高いといえます。

リクルートでは企業にマッチしている人材を確実に選定するために面接が厳しいということで有名です。そのため、回答が難しい質問や企業に対する熱意や意欲があるかを判断するための質問などが多くなることが想定されます。

質問に対する回答で企業に向いていないと判断されてしまうと、面接の段階で不合格となってしまう可能性も高いです。

リクルートは一度不採用となってしまうと、再度求人に応募することができなくなっているため、リクルートへの転職を検討している人は面接対策が非常に重要となるでしょう。

リクルートの選考について

リクルートの一般的な選考フローは以下の通りです。

  • 書類選考
  • 筆記試験
  • 一次面接
  • 最終面接

選考フローに関しては個人や状況によって異なる場合がありますが、基本的には他の企業と同様の流れで選考が進みます。前述のように面接での回答や印象が合否を大きく左右することが想定されるため、面接対策や自己分析、企業研究などは必須といえるでしょう。

面接では、一次面接は人事担当や現場のマネージャクラス、最終面接では役員や事業部長などの役職者が面接官となることが多いようです。

リクルートの求人情報は?

リクルートの求人情報は、企業の公式サイトで確認する方法転職エージェントで紹介してもらう方法2種類があります。20231月時点ではリクルートの公式サイトでは「採用情報」のページが確認でき、さまざまな募集職種が掲載されているため、求人内容をよく読んで希望の職種を探すようにしましょう。

【参考】採用情報 | 株式会社リクルート

転職エージェントでは一般に公開されていない非公開求人を取り扱っていることが多く、リクルートの求人も含まれていることがあります。転職エージェントでは求人情報を提供してもらえるだけでなく、企業に合わせた面接対策や書類添削もサポートしてくれるため、厳しいと言われる面接に対してしっかり準備をしておくことができるでしょう。

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リクルートへの転職成功率を上げるためには?

リクルートは転職難易度が高く、転職成功率を上げるためのポイントを押させておくことが重要と言えます。転職を成功させるためにどのようなポイントがあるのか解説していきます。

求人の目的や求められる人材像を理解する

リクルートだけに限らず、転職活動では求人の目的や求められている人材像を理解しておくことが重要です。しっかりと求人情報を読み解くことで、企業とのミスマッチを防ぐことができ、どのように面接に挑んだらよいのかが明確になります。

SPI対策をおこなう

最近ではSPIという筆記試験を導入している企業が多いですが、SPIはもともとリクルートが開発した試験です。そのためリクルートの採用試験ではSPIに対する評価が重要視されており、しっかりとした対策が必要となります。

SPIの内容には一般教養とされる問題も多く出題されますが、社会人になってから勉強から離れてしまっている人も多いと想定されます。面接対策や書類準備も重要ですが、リクルートへの転職を検討する場合はSPI対策も忘れないようにしましょう。

転職エージェントを利用する

転職成功率を高めるためには転職エージェントを利用することが有効です。転職エージェントでは、面接対策や履歴書・職務経歴書の添削、業界や転職市場の情報提供などのサポートを受けることができます。

また転職エージェントを経由することで企業との条件交渉などを円滑に進めることが期待できますので、一人で転職活動に悩んだり、上手く進められていなかったりする人は転職エージェントに相談してみるとよいでしょう。

リクルートへの転職でよくある質問

リクルートへの転職や年収についてよくある質問を紹介していきます。

リクルートは年功序列なの?

リクルートは年功序列ではなく、実力主義の企業です。

20代や30代でも成果次第で1,000万円を超える年収を稼ぐ人もいるため、コンスタントに目標を達成し続け、会社の評価が高い人は出世しやすい環境といえます。

リクルートの離職率は?

リクルートの離職率は公式に公表されていませんが、一般企業よりも高いと想定されます。

しかしネガティブな転職理由ではなく、前向きにキャリアアップを図って転職する人も多くいることが考えられます。
そのため社歴が浅い人でも活躍するチャンスが多く、積極性の高い社員が増えやすい要因になっていると言えるでしょう。

リクルートでは転勤はある?

リクルートは全国各地に拠点があるため、総合職であれば転勤の可能性が高いといえるでしょう。

勤務地の希望が通るケースもあるかもしれませんが、基本的には総合職での転職であれば、転勤可能の方が働きやすくなる可能性が高いです。

リクルートへの転職におすすめのエージェント

リクルートへの転職を検討している人は、ハイクラス向けの転職エージェントに登録することをおすすめします。

リクルートの求人情報は企業公式サイトにも掲載されていますが、転職エージェントに登録することで面接対策や書類添削などを受けられるメリットがあるほか、より良い条件を交渉してもらえる可能性があります。

以下でリクルートやハイクラス向け転職におすすめの転職エージェントを紹介します。

ビズリーチ

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ビズリーチハイクラス向けの転職サイトです。

求人を公開していない大手企業や優良企業から直接スカウトが届いたり、ヘッドハンターから連絡がもらえたりといったサービスを利用することができます。

こんな人におすすめ

取り扱っている求人の3分の1以上が年収1,000万円を超える求人となっており、これまでの実績や経験を活かしてより好条件の企業に転職したいと考えている人にはおすすめです。

厳選された企業との面接をサポートしてもらうこともできるため、自分に合った企業と効率よく出会える可能性が高まるでしょう。

ビズリーチは40代以上の人材向けの求人も多数取り扱っています。
そのためハイクラス向けだけではなく、管理職や役員クラスへのキャリアアップを図りたい人も活用することができます。

 

リクルートエージェント

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リクルートエージェントは、25万件以上の非公開求人を取り扱っている転職エージェントです。(2023年3月30日時点)

掲載されている業種や職種が幅広く、求人数の多さから細かい条件にもマッチできる求人に出会える可能性が高いと言えるでしょう。

こんな人におすすめ

セールスフォースのようなハイクラス向けの求人も多数掲載されているため、年収アップやキャリアアップを図りたい人にもおすすめです。

各業界出身のキャリアアドバイザーが在籍しているため、履歴書や職務経歴書の添削や面接対策、業界についてのアドバイスなど転職サポートが充実していることも魅力といえます。

 

リクルートエージェント

まとめ

リクルートの平均年収について解説しました。
リクルートは独自の評価制度を導入しており、成果を出す人は給料にも反映されやすいといった特徴があります。そのため実力主義の環境で頑張りたい人に向いている企業です。

また、リクルートは知名度が高く人気の企業ですが、面接に合格する基準が高く、転職難易度は高い企業と言えます。

リクルートなどハイクラス向けの企業への転職を目指すのであれは、転職エージェントの活用がおすすめです。
企業や業界の出身者が在籍していることもあるため、より具体的な転職アドバイスや面接対策を受けることができるため、一人で転職活動をするよりも転職成功率を上げることができます。

どの転職エージェントを活用するか迷ったら、本記事で紹介しているエージェントへの登録がおすすめですので、ぜひご確認ください。

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CAREERUPSTAGE編集部

転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。