30代女性のキャリアは難しい?後悔しないキャリアを実現する方法を解説

編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。
本記事は転職エージェント公式サービス(ビズリーチ・マイナビ・リクルート等)のプロモーションを含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。
有料職業紹介許可番号:13-ユ-313782)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社アシロが作成しています。

30代のキャリアプランって、どう描けばいい?

結婚・出産でキャリアが中断しない方法はある?

といった悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

実際のところ30代女性のキャリアは、さまざまな方向に分かれており、明確な答えを出しづらいといえます。

自分自身のキャリアプランに悩んでいる方も少なくないでしょう。

そこで本記事では、30代女性のキャリアに関して、プランの立て方やおすすめの職種について詳しく解説します。

30代女性でキャリアに迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

関連記事:30代女性におすすめの転職サイト10選!転職に成功するポイントも紹介

目次

30代女性はキャリアの選択が難しい?その理由3つ

30代の女性は、大きなライフイベントが起こりやすく、キャリアの選択に悩む年代といえます。

そのおもな理由は次の3つです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

結婚・出産などのライフイベントが発生するから

30代は女性にとって転機となる年代といえます。

その理由として大きめのライフイベントが発生しやすい年代だからです。

おもなライフイベントとして次の2つが挙げられます。

  • 結婚
  • 妊娠・出産

2022年厚生労働省人口動態調査の結果によると、女性の初婚年齢が29.5歳(中央値は27歳)、平均初産年齢30.9歳でした。

参考:2022年厚生労働省人口動態調査

一方で30代は、中堅社員からベテラン社員や管理職へステップアップする年代といえます。

同時期に出産・育児にも時間が取られるため、キャリアとプライベートの板挟みになりやすい年代といえます。

関連記事:既婚女性のリアルな転職事情|結婚すると転職は不利になる?

夫の転勤や子供の進学に影響を受けるから

30代は転勤対象となりやすい年代です。夫と協力して子育てと仕事を両立しようと予定していたところ、夫が転勤となり、女性側のキャリアが中断せざるを得ないケースも少なくありません。

また、女性が転勤対象となる機会も増えています。

独立行政法人・労働政策研究・研修機構が1万社を対象におこなった調査によれば、30代で転勤がある企業は67.4%女性の転勤者の比率は2割と低めですが、女性社員の比率が高い企業ほど、女性転勤者の割合も高くなっています。

参考:企業の転勤の実態に関する調査│独立行政法人・労働政策研究・研修機構

とくに女性転勤者の比率が高いのが、金融業・保険業・教育、学習支援業です。過去一年間で女性転勤者がいると答えた企業は46%でした。

さらに出産・育休を経て職場復帰した女性を待ちかまえているのが、いわゆる「小1の壁」です。

「小1の壁」とは、子どもが保育園に通っていた時よりも、小学生になってからのほうが子育てと仕事の両立が難しくなる状況を指します。

保育園に比べ、小学校のほうが早く帰宅するためです。ほかにも夏休みは1カ月半もの長期休暇となり、その間子どもが過ごす場所の確保が大変です。

全国の小学校1年~3年生の子どもを持つ働く男女200名を対象におこなった調査によると、7割が小学校前に比べ仕事との両立が大変だと感じているとのことでした。

そのうち4割が転職もしくは退職を検討しているそうです。

【参照】
JILPT「企業における転勤の実態に関する調査
Press|まだまだ高い『小1の壁』 4割が『小1の壁』をきっかけに働き方の変更を検討

出産リミット年齢を意識するから

もし子どもが欲しいと考えたとして、30代の女性は出産年齢のリミットを意識せざるを得ません。

30代前半の自然妊娠率は25~30%ですが、35歳を境に妊娠率は下がり、35歳で18%、40代では5%となっています。

また流産の比率も35歳を境に上がっていきます。

これは日本産婦人科学会による流産率のデータからも明らかです。

引用:公益社団法人 日本産婦人科学会

30歳~35歳の流産比率が10%前後であったのに対し、40歳にかけて上昇し倍の20%となってしまいます。

もちろん40歳以上でも出産は可能です。

ただ自然妊娠や流産の確率などを考慮すると、35歳までに妊娠・出産をリミットに考えている女性は多いようです。

30代女性のキャリアを輝かせるために決めるべき軸とは

30代女性のキャリアを考える場合、さまざまな要素が絡み合っているため正解の道はひとつではありません。

後悔しない選択のために、大切にしたい軸を決めてはいかがでしょうか。

たとえば次のような視点でキャリアを考えてみましょう。

30代女性のキャリアは、大切にしたい軸により選ぶ道筋が変化します。自分にとって何がベストかを考えてみましょう。

キャリア重視かプライベート重視か

キャリアプランを描く際には、キャリア重視かプライベート重視かを決めましょう。

キャリアアップ重視の場合は、プライベートの時間もスキルアップや資格取得に使うといった方向性が考えられます。

一方、プライベート重視の場合は、婚活・妊活・育児・推し活など重要だと思う活動に時間を割けるよう、休みを取りやすい職を選びましょう。

どちらも両立したい場合は、妥協できるのはどちら側かを決めておきましょう。ただ、外資系企業のほうが女性のキャリアへの理解度は高いといえます。

30代女性が外資系企業へ転職する方法については、こちらの記事を参考にしてください。

関連記事:30代女性が外資系企業へ転職する5つの方法やメリット・デメリットを解説

正社員・契約社員・派遣社員どの雇用形態か

正社員・契約社員・派遣社員など働き方に関して柔軟に考えてみる方法もあります。

以前よりも転職や再雇用されやすい環境になっているので退職したら終わりと考えなくてもよさそうです。

また、育児や介護でフルタイム勤務が難しい場合は時短勤務などに対応してくれる会社も増えています。

絶対に正社員にこだわりたいのか、それとも時間的に融通が利く契約社員や派遣社員でもいいのかを検討してみましょう。

それぞれのメリットは以下のとおりです。

働き方メリット
正社員収入が安定している

ボーナスがある

福利厚生が手厚い

社会保険が完備されている

社会的信用を得やすい
契約社員希望の職種で働ける

転勤がない

給料が正社員に近い

ワークライフバランスがとれやすい
派遣社員勤務時間や出勤日数を決められる

勤務地や期間などを選べる

時給が高い

補助的な仕事で責任を負わなくていい

正社員の場合、ローンを組む、家を借りる、クレジットカードを作る際の社会的信用は絶大です。

しかし、責任が重く、人間関係に悩みやすい点はデメリットです。それぞれのメリットとデメリットを比較しながら、軸を決めましょう。

下記では、派遣社員のキャリアプランについて解説しています。ぜひ参考にしてください。

関連記事:一生派遣社員でも大丈夫?派遣社員の現状やキャリアプランについて解説

10年後の自分はどうなりたいか

30代のキャリアを考えるには、10年後の自分がどのような状態になっていたいかを描いてみるのが重要です。

残念なことに、40歳を超えると体力や健康面で衰えが見え始めます。

しかし30代は、体力面でまだまだ元気です。元気な30代のうちに何ができるか、理想の40代になるためにやるべきことは何か、などを考えてみましょう。

キャリアプランの考え方のひとつに「Will・Can・Must」があります。

Willやりたいこと

実現したいこと
Canできること

経験や能力

強み
Mustやるべきこと

責任

自分の気持ちを整理して言語化することで、適性や目指すべき道が見えてくるでしょう。

関連記事:出産後の転職は難しい?ママでもキャリアアップを叶えるコツとは

30代女性の転職状況

理想のキャリアを叶えるために転職を考える30代の女性は少なくありません。

「30代で転職は遅い?」「年収は下がるの?」など転職に関する疑問も少なくないはず。

そこで30代女性の転職状況について解説します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

30代女性の転職率は約15%

2021年の厚生労働省令和3年の調査によれば、30代女性の転職率は14~16%でした。

20代に比べると比較的安定しているのがわかります。

引用:厚生労働省| 性、年齢階級別の入職と離職

また、正社員とパートの違いを見てみると、パートへの転職が14~16%に対し、正社員への転職が7~9%となっており、若干パートへ転職する率のほうが多くなっています。

引用:厚生労働省|転職入職者の状況

この数値だけでは判断できませんが、育児との両立のために正社員からパートへと転職するといった流れがあるのかもしれません。

30代女性の転職理由トップ4

さらに30代女性が転職のために前職を辞めた理由についても見ていきましょう。

同じく2021年の厚生労働省令和3年の調査によると、その他の個人的な理由が1位となっています。

順位退職理由30代前半30代後半
1位その他個人的理由34.827.0
2位人間関係7.810.0
3位労働条件8.39.6
4位給料8.46.8
厚生労働省|転職入職者の状況をもとに表を作成

その他の個人的な理由に結婚や育児は含まれていません。

介護も含めた割合は以下のとおりです。

退職理由30代前半30代後半
結婚0.8%0.2%
出産0.7%0.8%
介護0.1%0.1%
厚生労働省|転職入職者の状況をもとに表を作成

いずれも前職を離職した理由の1%以下となっており、結婚・出産・介護が直接の理由となっているわけではないことがわかります。

30代女性の平均年収

厚生労働省令和4年の調査によると、30代女性の賃金は以下のとおりです。

単位(千円)男性女性
30代前半297.0(356.4万円)254.0(300万円)
30代後半335.8(402.9万円)268.2(321.8万円)
参考:令和4年賃金構造基本統計調査の概況│厚生労働省

年収換算した金額を比較してみると30代前半で56.4万円、30代後半で81.1万円の男女格差があります。

新卒から10年以上が経過し、管理職として活躍するのが30代です。管理職を任されるか否かで、格差が広がってきているのではないかと考察できます。

引用:令和4年賃金構造基本統計調査の概況

また学歴によっても年齢を追うごとに格差は広がっています。大学院卒は圧倒的に年収が高く、高学歴なほど高い給与水準となっています。

おそらく医者や弁護士などの専門職に就く割合が高くなるのが理由ではないでしょうか。

引用:令和4年賃金構造基本統計調査の概況

30代女性がキャリアアップできるおすすめ転職

30代女性がキャリアアップしやすいおすすめの職種を紹介します。

選ぶコツとしては、男女差がない職種がおすすめです。

その中から3つピックアップしました。

現在のところニーズが増している職種のため、ねらいめです。

マーケティング

マーケティングは、企業の製品やサービスを顧客に適切にアピールし、販売実績を伸ばす仕事です。

おもな仕事内容は以下のとおりです。

  • 市場調査と分析
  • 商品やサービスの企画
  • 営業プランの作成
  • 販促
  • 広告・プロモーション

マーケティングに必要なスキルは、情報収集能力やプレゼンテーション能力です。

好奇心があり、新しいトレンドや技術を敏感にキャッチできる人が向いています。

ほかにも次のような特徴があります。

  • 数字に強い
  • 分析力がある
  • ロジカルな思考ができる
  • 物事を俯瞰して見られる
  • コミュニケーション能力がある
  • 相手のニーズと市場のニーズを的確に捉えられる

企画・開発・営業・宣伝などを全体的に関わるのがマーケティングの仕事です。多くの人と関わる仕事のため、分析力に加え折衝能力も必須といえます。

マーケティング職の年収は平均約492万円。平均よりも年収は高めで、東京などの大都市ほど高い傾向があります。

スキルがある場合は、年収1,000万円以上も可能です。

参照:求人ボックス給料ナビ|マーケティングの仕事の年収

コンサルタント

コンサルタントは、クライアント企業の現状分析と課題を把握し、問題解決に向けたビジョン策定と実行支援する仕事です。

  • 新規事業立案
  • 経営戦略の立案サポート
  • 組織・人事戦略の策定
  • 業務プロセス改善
  • 人材開発戦略・人材能力開発の支援
  • 研修プログラムの企画・開発・提供

コンサルタントに必要なスキルは、プレゼン力やリーダーシップです。

コミュニケーション能力が高く、心身ともにタフな必要があります。

ほかにも次のようなスキルが求められます。

  • 向上心
  • 調査・分析力
  • 問題解決への情熱や好奇心
  • 高い協調性
  • 継続的な学習や成長への意欲

コンサルタント職の年収は平均約409万円。

外資系コンサルタントであれば600万円~2,000万円とかなり高年収を狙えます。

【参照】
求人ボックス給料ナビ|コンサルタントの仕事の年収 
ManpiwerGroup|コンサルタントの企業別年収ランキング

キャリアアドバイザー

キャリアアドバイザーは、転職希望者に対して転職成功までをサポートする仕事です。求人情報の提供や職務経歴書の書き方の指導、面接のセッティングなどをします。

ほかにも次のような業務内容があります。

  • 求職者に合う求人を探す
  • 求人を紹介する
  • 面接の調整や対策をする
  • 面接に同行する
  • 面接結果の確認とフィードバックをする
  • 入社後のフォローをする

キャリアアドバイザーに必要なスキルは、コミュニケーション能力やヒアリング力です。

求職者の状況や希望を聞き、条件に合う求人を紹介するには欠かせない能力といえます。

ほかにも次のようなスキルが必要です。

  • 情報収集能力
  • コーチング力
  • 傾聴力
  • 冷静な判断力
  • 目標達成意欲
  • 交渉力
  • 営業力

キャリアアドバイザーの年収は、インセンティブによって大きく幅があります。

基本的な給与は約320万円。インセンティブが加わることにより1,000万円くらいまでアップすることもあります。

参照:indeed|
日本でのキャリアアドバイザーの平均給与 
リクルートのキャリアアドバイザー

30代女性がキャリアチェンジできるおすすめ転職

30代の女性がスキルなしでもキャリアチェンジ可能な職種を3つ紹介します。

ここでの注意点としては、スキル不要ではなく、あくまでも専門知識の勉強を30代から始めても大丈夫といった意味です。

いくつかある中の3つをピックアップしました。

営業

営業は、担当企業や個人とコンタクトを取り、自社製品やサービスをセールスする仕事です。

顧客のニーズを満たす提案をし、見積・交渉・契約までを行います。

ほかにも次のような仕事があります。

  • 営業戦略を立てる
  • 見込み客を見つける
  • 商談で内容をつめる
  • 見積りを出す
  • 商品やサービスの手配
  • 納品
  • アフターフォロー

必要なスキルとしては、コミュニケーション能力や提案力です。

ほかにも次のようなスキルが必要です。

  • ヒアリング力
  • 課題発見力
  • プレゼンテーション能力
  • マーケティング力
  • 交渉力
  • トラブル対応力
  • ストレス耐性能力

営業の平均年収は、勤務する会社の規模や業績によって変動します。

個人の営業成績によっても加算されるケースがあり、トップセールスであれば1,000万円以上も期待できるでしょう。

マイナビエージェントによれば、30代女性・営業職の平均年収は531万円です。法人営業で大卒が多く、男性との年収差はありません。

関連記事:営業が未経験の30代でも活躍できる!必要なスキルと転職活動のコツを紹介

Webデザイナー

Webデザイナーは、クライアントが求めるWebサイトや広告バナーをデザインする仕事です。

ほかにも次のような仕事があります。

  • Webサイトのレイアウトや配色を考える
  • サイト全体のデザインの統一感を整える
  • HTMLやCSSでコーディングする
  • アイコン・バナー・ロゴ・LPの作成

Webデザイナーに必要なスキルは、Webの知識やクライアントとのコミュニケーション能力です。

ほかにも次のようなスキルが必要です。

  • HTML/CSS、JavaScriptのコーディングスキル
  • illustrator、Photoshopを扱うスキル
  • Adobe系ソフトやCMSに関する基本的な知識
  • 色彩やデザインの基礎知識
  • プロジェクトマネジメント力
  • WebやSEOの基礎知識

Webデザイナーの平均年収は約360万円です。

アートディレクターやWebディレクターへキャリアアップすることで、さらなる年収アップが可能です。また在宅でも可能な仕事であることから、出産後にWebデザイナーとして独立する人も少なくありません。

参考:doda|Webデザイナーの平均年収はいくら?

ITエンジニア

ITエンジニアは、情報技術に関する専門知識を活用して、システムやITインフラを設計・構築・運用する仕事です。

ほかにも次のような仕事があります。

  • アプリやソフトの開発
  • ITインフラの設計・構築・運用

求められるスキルとしては、論理的思考や問題解決能力などがあります。

また周囲の人と連携が取りながら仕事を進めるのでコミュニケーション能力も必要といえます。

ほかにも次のようなスキルが必要です。

  • 真面目で協調性
  • 高い学習意欲
  • ヒアリング力
  • マネジメント力

ITエンジニアにもさまざまな職種があり、SE(システムエンジニア)とプログラマーでも業務内容は違います。

システムエンジニアの一部の仕事を担うのがプログラマーで、システムエンジニアはクライアントからのヒアリングからシステム完成までのマネジメントを担います。

ITエンジニアの平均年収は452万円です。全職種の平均に比べて高めとなっています。

エンジニアでも専門が分かれており、ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーになれば、さらに年収はアップを狙えます。

ただしITエンジニアは、技術のトレンドの変化についていくために、常に勉強が必要な職種といえます。

参照:doda|ITエンジニアの年収はいくら?

30代女性の転職におすすめの職種については、こちらの記事をご覧ください。

関連記事:30代女性の転職におすすめの職種10選!転職に成功するポイントや注意点も紹介

30代女性がキャリアやスキルなしでも転職成功するための秘訣

30代女性がキャリアやスキルなしでも転職に成功するための秘訣を3つ紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

スキルや経験の棚卸しをする

スキルや経験不足の場合、キャリアアップやキャリアチェンジが難しいと諦めてしまいがちです。

しかし諦める前に、現時点でのスキルや経験の棚卸しをしてみましょう。そのうえで自分の強みやアピールポイントを見つけていけばいいのです。

もちろん未経験でも転職できる仕事はあります。いきなり正社員は難しくても、契約社員からスタートする道も検討してみましょう。契約社員や派遣社員としてスタートし、場合によっては、正社員へキャリアアップも可能です。

30代でも未経験転職できる仕事については、こちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

関連記事:転職したいけどスキルがない30代は手遅れ?未経験におすすめな仕事も解説!

資格を取る

希望の職種や業種へ転職したいのにスキル不足だった場合は、必要な資格に挑戦してみましょう。

30代は即戦力が求められるため、知識ゼロの人をイチから育てたいと考える企業は少ないといえます。

しかし未経験でも資格があれば、専門分野への一定以上の知識の証明となります。できれば現職で働きながら資格を取り、同時に転職の準備をすすめるのがよいでしょう。

30代女性のスキルや資格なしの転職については、こちらの記事で解説しているので参考にしてください。

関連記事:30代女性でスキル・資格なしの転職は厳しい?|転職しやすいおすすめの職業を解説

転職エージェントを利用する

30代女性が転職について相談できるのは、「家族」「友人や知人」「職場の上司や同僚」など。

身近に相談できる人がいるとよいのですが、誰も相談できない場合は、キャリアアドバイザーや転職エージェントを利用してみましょう。

転職エージェントとは、転職支援を専門に行うサービスです。転職のプロがマンツーマンでキャリアカウンセリングや転職先の紹介など転職成功のためのサポートをしてくれます。

転職エージェントは、転職が決まった先の企業から報酬を受け取るため、転職希望者は無料で利用できます。

転職エージェントも媒体によって特色があるため、自分の希望の職種や業種に強いエージェントを選ぶことが必要です。

30代女性におすすめの転職エージェントについては、こちらの記事を参考にしてください。

関連記事:30代女性向けの転職相談先を解説!キャリア相談で転職を成功させよう

30代女性のおすすめの転職エージェント

転職エージェントも得意な業種や業界があるため、自分の希望業界に強い転職エージェントを選ぶのが重要です。

ここでは、30代女性におすすめの転職エージェントを3つ紹介します。

各エージェントの実績やおすすめポイントを詳しく見ていきましょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴
  • 転職支援実績NO.1の転職エージェント(※)
  • キャリアアドバイザーの提案力に定評がある
  • 公開・非公開を合わせて約70万件以上の求人を保有

 

『リクルートエージェント』は、転職支援実績NO.1の転職エージェント(※)です。
※2022年6月時点、厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および 4ヵ月以上の有期雇用の合計人数(リクルート集計)

 

リクルートエージェントの注目すべき特徴は「キャリアアドバイザーの提案力に定評がある」点でしょう。

 

あなたの気づいていない価値を見つけ出し、活かせる転職先を紹介してくれ、採用担当者にあなたのことを売り込んだり、入社後の条件を交渉したりすることを得意としています。

 

サポート力には定評があるため、「自分自身を売り込むのが苦手」「年収などの条件交渉を代行してもらいたい」といった人におすすめです。

 

サービス名 リクルートエージェント
運営会社 株式会社リクルート
公開求人数 382,338件
非公開求人数 334,322件
対応地域
東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外
公式サイト
※2024年4月15日現在

 

【リクルートエージェントの口コミ・評判】

模擬面接を通して「何をメインに伝えたらよいか」「企業側はどういう考えか」など、本番の面接で役に立ったことを学べました。

引用元:ご利用者の声|リクルートエージェント

職務経歴書の添削を丁寧にしていただき、各企業に精通した担当者からのアドバイスが、とても参考になりました。

引用元:ご利用者の声|リクルートエージェント

 

type女性の転職エージェント

type女性の転職エージェント
type女性の転職エージェント
  • 女性に特化した転職支援
  • ワークライフバランスを重視した転職も可能
  • 面接のためのメイク指導あり

 

type女性の転職エージェントは、女性の転職支援を専門とした転職サービスです。

 

女性ならではの転職事情に精通したキャリアアドバイザーから専任でサポートを受けられ、たとえば「子育てと両立したい」「残業なしがいい」「キャリアアップしたい」などの悩みも気軽に相談できます。

 

年間1万人以上(※1)の女性のキャリアカウンセリングをおこなっているとあって、女性に寄り添った転職サポートに期待できるでしょう。

 

求人への応募や応募書類の添削、面接対策などのサポートのほか、女性のための身だしなみやメイク指導もあり、typeならではのサービスで女性の転職活動を心強く支援してくれます。

 

(※1)type女性の転職エージェントの公式ホームページより

 

サービス名 type女性の転職エージェント
運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
公開求人数 9,998件
非公開求人数 17,698件
対応地域
東京、神奈川、千葉、埼玉を中心に全国/海外
公式サイト
2024年4月15日時点

 

マイナビエージェント

マイナビエージェント
マイナビエージェントの特徴
  • 20~30代の転職に強み
  • きめ細やかなサポートに定評あり
  • 夜間・土曜日にも相談可能

 

マイナビエージェントは、はじめて転職する方におすすめの転職エージェントです。

 

キャリアアドバイザーの徹底したサポートに定評があり、ヒアリングに力を入れた面談を経て、希望条件に合う求人を紹介してもらえます。

 

応募書類の添削や模擬面接などにも対応してもらえるため、安心して転職活動に取り組めるでしょう。

 

保有求人数は7万件超(※1)あり、特に20~30代向けの求人を多く取り扱っています。

 

また、平日夜間は20:30まで、土曜日は9:30~17:30まで営業(※2)しているため、都合のいい時間に相談できることもメリットです。

 

(※1)2024年4月15日時点の求人数

(※2)店舗によって異なります。詳しい営業時間は各店舗に確認してください。

 

サービス名 マイナビエージェント
運営会社 株式会社マイナビ
公開求人数 71,822件(※1)
非公開求人数 14,493件(※1)
対応地域
東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外
公式サイト

 

【マイナビエージェントの口コミ・評判】

大変お世話になり感謝しております。もし知り合いで転職を考えている方がいればぜひ紹介させて頂きたいです。大変お世話になりありがとうございました。初回の面談からしっかりと聞き取りいただき、合致する求人を紹介頂きました。こまめにフォローを頂き、質問に対すても素早く返答頂きました。また常に的確にハッキリと根拠に基づくアドバイスを頂き、とても頼りにさせて頂きました。ありがとうございました。

引用元:転職成功事例|マイナビエージェント

マイナビエージェントを利用させて頂いたことで、転職という自分の人生の転機に力になって頂き、非常に感謝しております。間違いなく自分ひとりでは何をしたら良いかもわからず、現職でただただ働き続けていて、動き出すことが出来ていなかったと思います。転職に際してどう動いたら良いかを丁寧に教えて下さり、より自分に合った求人をたくさん提供頂いたこと結果が、自身の満足のいく転職先の決定に繋がったと思っております。ひとりひとりにしっかり寄り添って提案頂けるとても良いサービスだと感じました。キャリアアドバイザーには初めてお会いしてから長い時間になりましたが、定期的に気にかけて下さり、私の希望条件もしっかり加味してフォローをして頂き、本当に感謝しております。

(後略)

引用元:転職成功事例|マイナビエージェント

 

30代女性のキャリアでよくある質問

30代女性のキャリアでよくある質問について集めました。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

30代から公務員に転職できる?

30代からでも公務員への転職は可能です。

各自治体や各職種によって設けられている年齢制限が違うため、それぞれ確認してみましょう。

例えば都庁職員の場合の年齢制限は59歳です。指定の資格があれば第1次選考のうち専門試験が免除されます。

また教員免許の取得には年齢制限はありません。採用に関しては、自治体によって年齢制限に違いがありますが、年々引き上げられていく傾向です。

年齢制限を設けない自治体が半数近くになっていますが、念のため居住地域の自治体の募集を調べてみましょう。

関連記事:民間から公務員へ転職するなら知っておくべき注意点と大切なポイント

30代女性のキャリアチェンジのリミットは?

転職やキャリアチェンジに年齢制限はありません。

ただし、転職者に求める企業側の要望は年齢とともに高くなるでしょう。

31歳であれば未経験チャレンジも許されたかもしれませんが、39歳であればマネージャーなどの管理職として成果を出せる人材を求めています。

もし、転職を考えているのであれば、早い段階で検討しましょう。

30代女性がキャリアアップのためにしておくべきことは?

30代女性がキャリアアップする際に重要なポイントは、次のとおりです。

  • スキルアップしたり資格取得したりする
  • ロールモデルを見つける
  • ライフステージに合わせたキャリアプランを立てる
  • 柔軟な働き方への対応

自分が理想とする働き方や生き方を実践している先輩や上司などを見つけましょう。また自分に合ったライフプランと同時にキャリアプランを立てます。

リモートワークや時短勤務、会社の制度を利用して、柔軟に理想のキャリアを実現させていきましょう。

最後に|30代女性のキャリアは、ライフプランに合わせて描いてみよう

30代女性でキャリアに悩んでいる方は、ひとりで悩まず信頼できる上司や同僚に相談しましょう。

近年は、柔軟な働き方を受け入れている企業も少なくありません。

実現したいライフプランとキャリアプランを描き、それに合わせた働き方や転職先を探してみましょう。

  • URLcopy
CAREERUPSTAGE編集部のアバター
株式会社アシロ

CAREERUPSTAGE編集部

転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。