
転職エージェントを活用して事務職に転職したいけど、選び方がわからない

事務職に転職するための方法を知りたい
といった悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
事務職は「残業が少ない」「ノルマがない」「資格がなくても良い」「ワークライフバランスが取りやすい」といった特徴があり、転職したいと憧れる人も多いです。
しかし、人気だからこそ欠員募集が出る機会が少なく、近年では事務職の仕事は正社員ではなく派遣社員や業務委託などを活用する企業も増えてきているため、求人倍率が高くなる傾向があるのも事実です。
事務職への転職を成功させるポイントは、転職エージェントから1社でも多く自分に合った求人を紹介してもらい、適切なアドバイスを受けて面接を攻略することです。
そこで本記事では、下記について解説します。
企業は、ミスなく淡々と事務作業をこなしてくれる人材はもちろんのこと、当事者意識を持って会社の成長を考えながら貢献してくれる人材を採用したいと考えています。


事務職の転職に強い転職エージェント4選
まずは事務職への転職におすすめの転職エージェントを4つご紹介します。
- マイナビエージェント
- doda
- リクルートエージェント
- パソナキャリア
マイナビエージェント

- 20~30代の転職に強み
- きめ細やかなサポートに定評あり
- 夜間・土曜日にも相談可能
マイナビエージェントは、はじめて転職する方におすすめの転職エージェントです。
キャリアアドバイザーの徹底したサポートに定評があり、ヒアリングに力を入れた面談を経て、希望条件に合う求人を紹介してもらえます。
応募書類の添削や模擬面接などにも対応してもらえるため、安心して転職活動に取り組めるでしょう。
保有求人数は7万件超(※1)あり、特に20~30代向けの求人を多く取り扱っています。
また、平日夜間は20:30まで、土曜日は9:30~17:30まで営業(※2)しているため、都合のいい時間に相談できることもメリットです。
(※1)2023年12月時点の求人数
(※2)店舗によって異なります。詳しい営業時間は各店舗に確認してください。
サービス名 | マイナビエージェント |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 67,499件(※1) |
非公開求人数 | 18,873件(※1) |
おすすめポイント |
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対応地域 |
東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外
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公式サイト |
【マイナビエージェントの口コミ・評判】
大変お世話になり感謝しております。もし知り合いで転職を考えている方がいればぜひ紹介させて頂きたいです。大変お世話になりありがとうございました。初回の面談からしっかりと聞き取りいただき、合致する求人を紹介頂きました。こまめにフォローを頂き、質問に対すても素早く返答頂きました。また常に的確にハッキリと根拠に基づくアドバイスを頂き、とても頼りにさせて頂きました。ありがとうございました。
マイナビエージェントを利用させて頂いたことで、転職という自分の人生の転機に力になって頂き、非常に感謝しております。間違いなく自分ひとりでは何をしたら良いかもわからず、現職でただただ働き続けていて、動き出すことが出来ていなかったと思います。転職に際してどう動いたら良いかを丁寧に教えて下さり、より自分に合った求人をたくさん提供頂いたこと結果が、自身の満足のいく転職先の決定に繋がったと思っております。ひとりひとりにしっかり寄り添って提案頂けるとても良いサービスだと感じました。キャリアアドバイザーには初めてお会いしてから長い時間になりましたが、定期的に気にかけて下さり、私の希望条件もしっかり加味してフォローをして頂き、本当に感謝しております。
(後略)

doda

- 圧倒的な求人数
- 顧客満足度No.1を獲得
- 直接応募も可能
dodaは、圧倒的な求人数と顧客満足度の高さが特徴の転職エージェントです。
保有求人は公開・非公開合わせて20万件超(※1)と多数で、キャリアカウンセリングを受けられる拠点は全国に12ヵ所あり、大手エージェントの中でも有数の規模を誇ります。
また、顧客満足度ランキングで1位(※2)を獲得した実績もあり、手厚いサポートと質の高い求人紹介に期待できるでしょう。
dodaでは、転職エージェントを介した応募のほか、気になる求人に自分で直接応募できる機能も備えられています。さらに、企業から直接スカウトが届くサービスもあり、自分に合った方法で転職活動を進められるのも魅力です。
(※1)2023年12月時点の求人数
(※2)2023年オリコン顧客満足度調査 「転職エージェント 20代」で1位
サービス名 | doda |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公開求人数 | 223,854件(※3) |
非公開求人数 | 39,055件(※3) |
おすすめポイント |
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対応地域 |
東京、名古屋、大阪、福岡など全国
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公式サイト |
【dodaの口コミ・評判】
初めての転職におすすめ
初めての転職で使用しました。最初はdodaさんではないところを使っていたのですが求人が最初来たきり紹介がなく他も利用しようと思いdodaさんを登録。エージェントも登録し担当についてくれた方がとても熱心でした。コロナ禍で書類通過率はかなり悪かったですが絶えず求人紹介を頂けましたし、転職活動を進めるにつれ書類通過率も上がってきました。他サイトの口コミなどであるように専門性には欠けるかもしれませんが初めてで右も左も分からない方にはおすすめです。在職中で忙しい人もlineでやりとりできますし、職務経歴書や志望動機などもざっくりした文章でも添削と調整をしてくれてサポートはかなり手厚いです。引用元:doda/デューダの口コミ・評判
こちらの不安や要望に適した丁寧な対応に満足でした
印象的なテレビCMのキャッチコピーに背中を押されて、登録をしました。
担当の方は、とても穏やかで丁寧な対応をしてくださいました。
求人情報に関しても、こちらの要望に沿うように、繰り返し複数求人をご紹介くださいました。
また、私が職選びや面接や転職後のことで抱える不安や疑問にも一つ一つ答えて下さり、大変心強かったのが印象的でした。レスポンスに関しては、まれに時間がかかることもありましたが、全体的に満足しています。
おかげさまで無事に転職もでき、最後まで面倒を見てくださった担当者様には大変感謝しております。引用元:doda/デューダの口コミ・評判

リクルートエージェント

- 転職支援実績NO.1の転職エージェント(※)
- キャリアアドバイザーの提案力に定評がある
- 公開・非公開を合わせて約70万件以上の求人を保有
『リクルートエージェント』は、転職支援実績NO.1の転職エージェント(※)です。
※2022年6月時点、厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および 4ヵ月以上の有期雇用の合計人数(リクルート集計)
リクルートエージェントの注目すべき特徴は「キャリアアドバイザーの提案力に定評がある」点でしょう。
あなたの気づいていない価値を見つけ出し、活かせる転職先を紹介してくれ、採用担当者にあなたのことを売り込んだり、入社後の条件を交渉したりすることを得意としています。
サポート力には定評があるため、「自分自身を売り込むのが苦手」「年収などの条件交渉を代行してもらいたい」といった人におすすめです。
サービス名 | リクルートエージェント |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 364,921件 |
非公開求人数 | 233,721件 |
おすすめポイント |
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対応地域 |
東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外
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公式サイト |
【リクルートエージェントの口コミ・評判】
模擬面接を通して「何をメインに伝えたらよいか」「企業側はどういう考えか」など、本番の面接で役に立ったことを学べました。
職務経歴書の添削を丁寧にしていただき、各企業に精通した担当者からのアドバイスが、とても参考になりました。

パソナキャリア

- 特徴① 年収アップ率61.7%、求人の半数が年収800万円以上
- 特徴② ハイクラス転職に特化したコンサルタントが支援
- 特徴③ 4年連続満足度総合1位を獲得
パソナハイクラスは、株式会社パソナが運営するハイクラスに特化した転職エージェントです。保有されている求人の約半数が年収800万円以上で、61.7%(※1)の方が年収アップに成功した実績をもちます。
パソナキャリアでは、ハイクラス転職を専門とする業界専任のコンサルタントが、企業情報の共有や面接対策、内定後の交渉などの充実したサポートで転職を成功へと導いてくれます。
面接の日程調整や企業への推薦などもおこなってくれるため、忙しい合間でも効率的に転職活動を進められるでしょう。
利用者満足度調査で4年連続総合1位(※2)を獲得しており、手厚い転職支援を受けたい方におすすめです。
(※1)パソナハイクラスの公式ホームページより
(※2)オリコン顧客満足度調査 2019年~2022年転職エージェント総合1位
サービス名 | パソナキャリア |
運営会社 | 株式会社パソナ |
公開求人数 | 33,465件(※3) |
非公開求人数 | 非公開 |
おすすめポイント |
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対応地域 |
東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外
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公式サイト |

事務職に強い転職エージェントの賢い5つの選び方
事務職に強い転職エージェントの選び方は、下記の通りです。
- 選び方1.自分の目的に合ったエージェントを選ぶ
- 選び方2.評判や口コミを調べる
- 選び方3.求人数を確認する
- 選び方4.目的に合ったキャリアアドバイザーを見つける
- 選び方5.セミナーや転職活動支援ツールを利用する
転職エージェントは、求職者の書類作成や面接対策、求人紹介など、転職活動に大きく関わることになります。
つまり、事務職の転職に特化していて親身になってくれるエージェントを探すことはもちろん、担当者との相性も良くないと、転職成功の可能性が低くなってしまいます。 事務職へ転職できる確率を高めたい場合は、ぜひ参考にしてください。
選び方1. 自分の目的に合ったエージェントを選ぶ
賢い選び方のひとつは、自分の目的に合ったエージェントサービスを選ぶことです。
事務職という職業は多岐にわたり、それぞれ異なる業界やポジションが存在します。あなたが事務職への転職で求める条件を達成するには、転職エージェントが特定の業界やポジションに強みを持っているかを確認することが非常に重要です。
確認する具体的な方法は、転職エージェントのWebサイトや案件情報を見ることです。転職エージェントの公式ホームページなどには、どのような職種や業界に特化しているかが明確に記載されています。確認した情報をもとに、自分のスキルや興味に合った案件が豊富に揃っているか、転職エージェントが得意とする領域に自分の希望が合致するかを確かめることが大切です。
転職エージェントによっては、事務職以外の業界・職種に特化している可能性もあります。目的に合った転職エージェントを選べないと、適切な求人紹介を受けられないなどのミスマッチが起こります。
そのため、自分の転職目的や希望条件に合った転職エージェントを選ぶことが、事務職へ転職する成功への近道です。事務職に特化した転職エージェントが、あなたのスキルや目標に対して、適切な情報を提供してくれるかどうかを検討し、賢い選択を行いましょう。

転職エージェントを活用する前に、事務職に転職してどうしたいのか明確にしておくと、自分との相性を見極めながらスムーズに選べるでしょう。
選び方2.評判や口コミを調べる
評判や口コミを調べるのも、事務職に強い転職エージェントの賢い選び方です。他の転職希望者や利用者の声を参考にすることで、転職エージェントの信頼性・サービスの質を客観的に判断できるでしょう。
転職エージェントの評判や口コミを調べるときは、転職関連のレビューサイトやSNS、公式ホームページなどで、実際に利用した人の声を見つけられます。ポジティブな意見や成功体験、ネガティブなフィードバックなど、幅広い意見を集めるようにしてみましょう。特定の評価だけに目を向けてしまうと、誤った選択をする場合があります。
事務職に強い転職エージェントを選ぶときは、全体的な評判や口コミを通じて、強み・弱み・サポートの質、対応速度などを把握することが重要です。また、類似したバックグラウンドを持つ他の転職希望者の体験を通じて、自身の状況に当てはまるかどうかを判断する材料としても活用できるでしょう。
くれぐれも、評判や口コミを見るときは、客観性を持つことが肝心です。一つの意見だけでなく、複数の意見を比較し判断することが、適切な転職エージェント選びに繋がります。
また、評判や口コミも主観的なものが多いため、自分の要望や状況に合った情報を取捨選択しましょう。 他の転職希望者や利用者の声を参考にすることで、転職エージェントの信頼性や特徴をより確かなものにできるはずです。

評判や口コミは、転職エージェントを選ぶうえでとくに重要です。なんとなく選ぶのではなく、明確な理由を持って選択するようにしましょう。
選び方3.求人数を確認する
求人件数を参考に見るのも、事務職に強い転職エージェントの賢い選び方です。事務職の転職を検討するときは、豊富な求人案件がある転職エージェントを選ぶことで、多様な選択肢から最適な職場を見つけやすくなります。
求人数は、転職エージェントのWebサイトや口コミサイトに記載されているのが一般的です。多くの求人案件が掲載されている場合は、それだけ幅広い業界や職種、経験レベルに合った仕事を見つける可能性が高まります。一方、転職エージェントが紹介できる求人数に限りがある場合は、自身の希望に合致する仕事を見つけることが難しくなるかもしれません。
ただし、求人数が多い転職エージェントは、選択肢が広がる一方で、求人の質や選考プロセスの厳密さも考慮する必要があります。なぜなら、すべての求人が自分に合うとは限らないからです。
紹介できる求人数が多い転職エージェントだとしても、自身のスキルや希望条件に合った求人を選び抜く能力が求められます。 多くの求人を比較して判断したい場合は、複数の転職エージェントを活用するのも効果的な方法となるでしょう。

転職エージェントが持つ非公開求人は、優良な条件である傾向があります。公開・非公開求人数の件数は、あなたの可能性を広げるための材料となるでしょう。
選び方4.目的に合ったキャリアアドバイザーを見つける
目的に合ったキャリアアドバイザーを見つけるのも、事務職に強い転職エージェントの賢い選び方です。キャリアアドバイザーは、書類作成や面接対策、求人紹介などの転職活動をサポートし、最適な選択をするための重要なパートナーとなります。キャリアアドバイザーによっては、強みとなるサポートに違いがあるため、自分に合った担当者を見つけることが、事務職への転職を成功させるカギです。
キャリアアドバイザーの特徴を知りたい場合は、公式ホームページやSNS、口コミサイトなどから、専門分野・得意な業界を確認するのが良いでしょう。また、直接コンタクトを取り、実際に話をしたうえで担当者との相性を確認するのも方法のひとつです。
キャリアアドバイザーとの面談を通じて、アプローチ方法やアドバイスのスタイル、コミュニケーション能力などを評価できます。あなたの目標に対する理解度や、情熱・丁寧さ・信頼性を感じられるキャリアアドバイザーは、相性が良い担当者になるでしょう。
目的に合ったキャリアアドバイザーを見つけるときは、専門分野に加えて、実績や成功事例も考慮するのがおすすめです。キャリアアドバイザーが持つ過去のサポート実績を見れば、安心してサポートを受けられるはずです。
事務職への転職を成功させたいのであれば、競争率が高い中から自分を選んでもらう必要があります。そのためには、あなたの魅力や実績をあますことなく伝えられるよう、キャリアアドバイザーのサポートは不可欠。
気持ちの良いコミュニケーションができ、信頼できる担当者と二人三脚で転職を成功させましょう。

キャリアアドバイザーの得意分野をうまく利用することは、事務職への転職を成功させる重要なポイントになるので、厳選して選ぶようにしましょう。
選び方5.セミナーや転職活動支援ツールを利用する
セミナーや転職活動支援ツールを利用するのも、事務職に強い転職エージェントの賢い選び方です。セミナーや支援ツールが転職において有効な手段となる理由は、企業は事務職に関するスキルや知識を持った人材を採用する可能性が高いからです。
事務職への転職を叶えるためには、転職エージェントの公式ホームページや資料を調査し、事務職に特化したセミナーやノウハウの提供があるかどうかを確認する必要があります。
事務職向けのセミナーは、転職活動におけるスキル向上や知識獲得に役立ちます。また、転職活動支援ツールについてもチェックしましょう。履歴書の書き方や面接対策、自己分析など、転職に関するさまざまなツールが転職エージェントから提供されている場合もあります。転職活動に利用できるツールは、自己PRの向上や転職プロセスの効率化に役立つはずです。
セミナーや転職活動支援ツールの提供がある転職エージェントは、総合的なサポートを提供してくれる可能性が高い傾向があります。
そのため、事務所に強い転職エージェントを選ぶときは、セミナーや支援ツールなどを提供し、幅広くサポートしてくれる担当者を見つけましょう。

転職エージェントを選ぶときは、総合的なサポート内容で判断するのがおすすめです。自身の相性に合った転職エージェントを選択することが、事務職への転職を叶えてくれるでしょう。
事務職への転職を成功させる6つのポイント

事務職への転職を成功させるポイントは、下記のとおりです。
- ポイント1.自己分析をする
- ポイント2.合格に少しでも近づくスキル・資格を取得する
- ポイント3.キャリアアドバイザーとの信頼関係を構築する
- ポイント4.企業が求める人物像を把握する
- ポイント5.求人サイトも併用する
- ポイント6.正社員以外の選択肢を検討する
事務職は人気があり倍率が高い職業です。
「なんとかなるでしょ」と思って転職活動をすると、失敗する可能性が高くなります。事務職への転職を成功させたいのであれば、上記のポイントを実践してみてください。
ポイント1.自己分析をする
事務職への転職を成功させるには、自己分析を徹底的に行うことが不可欠です。自己分析は、自身の強みや興味・関心、価値観を理解し、どのような職種や業界が自分に合っているかを見極めるプロセスです。自己分析を行うことで、自分が事務職に合っているのか確認できるだけでなく、企業のアピールできるスキルや経験を明確にできます。
事務職は人気があり競争率が高いことからも、自分を採用してもらうためのアピールが必要です。企業側としては、長期的に働いてほしいと考えているため、ミスマッチをしない採用を心掛けています。
自分と企業がマッチングしていると伝えるには、自身のスキルや経験に加えて、事務職になった後のキャリアビジョンを明確にすることが重要です。企業は、自社に転職した後のキャリアを明確に考えられている求職者に「長期的に働くイメージができている」と好印象を持ちます。
自己分析は、転職活動の基盤となる大切なステップです。事務職への転職を成功させるには、自己分析を通じて、自身の強みや明確なキャリアの方向性を見極め、適切なアピール・企業選びをする必要があるでしょう。

ポイント2.合格に少しでも近づくスキル・資格を取得する
合格に少しでも近づくスキル・資格を取得するのも、事務職への転職を成功させるポイントです。
応募する求人によっては、特定のスキルや資格を求められるケースもありますが、取得することで合格へのチャンスを高められます。また、スキルや資格を取得していると、転職後に役立てられるケースがほとんどですので、取っておいてまず損はありません。
事務職に求められるスキル・資格は下記のとおりです。
- コミュニケーション能力
- パソコン・officeソフトの能力
- 情報管理能力
上記のスキル・資格を取得するときは、独学で勉強し試験を受ける方法がありますが、専門の講座スクールに通うのも手段のひとつです。
専門の講座スクールは、資格を取得している講師陣が勉強の方法から体験談を説明してくれたり、ゴールから逆算してカリキュラムをスケジューリングしてくれたりするため、独学よりも取得できる可能性が高まるでしょう。
競争率が高い事務職への転職を成功させるには、スキル・資格を取得して将来への自己投資をしながら他の人との差別化をすることが重要になるでしょう。
ポイント3.キャリアアドバイザーとの信頼関係を構築する
キャリアアドバイザーとの信頼関係を構築するのも、事務職への転職を成功させるポイントです。
転職活動を支援し、適切なアドバイスや戦略を提供してくれるキャリアアドバイザーと信頼関係を構築するには、積極的なコミュニケーションが重要です。自分のキャリアプランや求人の希望、懸念点を率直に伝えることで、キャリアアドバイザーはより具体的な支援を提供できます。
キャリアアドバイザーからのフィードバックを受け入れる姿勢を持つのも、信頼関係を構築する大切な要素です。キャリアアドバイザーや転職先の企業は、素直で謙虚な求職者に信頼を持ちやすい傾向があります。プライドが高くアドバイスを無視するような求職者は、転職をする前の時点で信頼されない可能性が高いでしょう。
また、キャリアアドバイザーは、求職者を紹介するときに、事前の情報を共有するケースがほとんどです。信頼関係が構築できていない場合、企業に対して好印象を与える推薦をしてもらえない場合があります。
ポイント4.企業が求める人物像を把握する
企業が求める人物像を把握するのも、事務職への転職を成功させるポイントです。
企業側は、誰でも採用しているわけではなく、求める人物像を明確に定めており、その人物像に該当するスキルや経験、特徴があれば、採用される可能性は高まるでしょう。
企業が求める人物像を把握するには、公式ホームページや求人サイト、転職エージェントなどを活用し、希望する事務職のポジションにおいて必要とされるスキルや特性をリサーチする必要があります。企業が求める人物像を把握した次は、自分のスキルや経験を振り返り、条件を満たせるか確認しましょう。
たとえば、コミュニケーション能力や情報管理能力が重要な要素とされる場合は、過去の経験からアピールできる要素を探さなくてはいけません。アピールをするときは、具体的な経験や実績を通じて、あなたが求める人物像とどれだけマッチしているかを示すことが効果的です。
企業が求める人物像の把握は、事務職の転職を成功させるカギです。企業は、求める人物像にマッチする候補者を重視し、ポジションに適した人材を選ぶため、自分のスキルや経験を客観的に評価しながら転職活動を進めましょう。
ポイント5.求人サイトも併用する
求人サイトを併用するのも、事務職への転職を成功させるポイントです。
求人サイトは、多種多様な職種の求人情報を提供しており、自身の希望やスキルに合った求人を見つける手助けとなります。求人サイトによっては、事務職に特化したサービスがあるため、積極的に利用するのを推奨します。
また、「アラート機能」と言われるサービスを活用すると、事務職の求人を見つけやすくなる可能性が高まるはずです。アラート機能とは、希望する条件に一致する新着求人情報が公開されたときに、自動で受け取れるサービスです。
事務職の求人は人気があるため、早急に応募しないと締め切りになる可能性もありますが、アラート機能を活用すれば、出遅れることなく確認できるでしょう。
求人サイトに登録するときは、プロフィールを充実させる必要があります。なぜなら、企業はあなたのプロフィールを見て、面接に進めるか判断をしているからです。事務職の求人に応募しても、プロフィールが整っていなければ、面接に繋がる可能性は低くなります。
保有しているスキルやアピールできる実績・経験などを詳しく記載して魅力的なプロフィールを作成できれば、事務職を募集している企業から、スカウトが来る場合もあります。
ポイント6.正社員以外の選択肢を検討する
正社員以外の選択肢を検討するのも、事務職への転職を成功させるポイントです。事務職への転職を検討するときは、必ずしも正社員のポジションにこだわる必要はありません。
近年、在宅ワークが増えた関係で、契約社員やパートタイム、業務委託など、幅広い雇用方法で採用活動をしている企業が増えています。事務職に関しても、正社員以外のポジションで採用しているケースも多いようです。
契約社員やパートなど正社員以外で働く場合、拘束時間が短い・自由にシフトを組んで働けるなど、ワークライフバランスを重視できるのはメリットでしょう。
また、正社員以外で実務経験を増やしてから、正規雇用を目指す選択肢も取れるはずです。事務職への転職で正社員にこだわりすぎてしまうと、自身の可能性を狭くしてしまうかもしれません。
事務職への転職を成功させるには、正社員以外の選択肢も視野に入れ、自身のスキルや目標に合った最適なポジションを見つけることが重要です。より充実したキャリアを築くためにも、さまざまな選択肢を持ち、将来への一歩を踏み出しましょう。
事務職への転職事情【年齢別】
ここでは、転職する時期が多い20代・30代・40代の事務職への転職事情について解説します。
事務職への転職事情を把握しておけば、自分がどのような行動をすべきなのか明確に決めやすくなるはずです。事務職への転職を目指す場合は、ぜひ参考にしてください。
20代が事務職に転職する場合
20代前半は、スキルや経験よりもポテンシャル採用をされる可能性が高いため、比較的に転職しやすい年齢です。企業側としても、長期的に働いてくれる人材は貴重になるため、未経験者でも採用したいと考える企業が多いのも特徴です。ただし、仕事に対する熱意や姿勢をアピールしないと、採用してもらえる可能性は低くなってしまうでしょう。
20代後半は、前半よりもスキルや経験、実績が重視されるため、難易度が高くなります。20代後半で事務職の経験がない場合は、正社員以外の選択肢で実績を積んでから転職するのも、手段のひとつです。

30代~40代以降が事務職に転職する場合
未経験で事務職を目指す場合は、まず正社員以外で経験を積んでからの転職を推奨します。
ただし、絶対に転職できないとは限りません。事務職そのものが未経験でも、事務職に活用できるスキルや経験、資格などがあれば、採用される可能性はあります。
また、転職エージェントからの紹介を受けるのも、転職できる可能性を高める手段です。
【キャリアアドバイザーが語る】事務職の内定を勝ち取る履歴書・面接対策

ここでは、実際に事務職への転職を勝ち取った履歴書・面接対策方法を解説します。人気がある事務職への転職を勝ち取った方法なので、ぜひ参考にしてください。
履歴書の書き方
事務職への転職を成功させるには、履歴書の書き方が重要です。
内定をもらうためのフローとして、まずは面接へ繋げるための書類選考で合格する必要があるため、「企業が採用するメリット」が履歴書を見ただけでわかるようにするのがポイントです。
たとえば履歴書に「貴社でさまざまな業務を学びたいです」と書いたAさんと「情報処理能力を活かして貢献したいです」と書いたBさんのどちらかを採用するなら、企業はBさんを選ぶでしょう。
なぜなら、Bさんは「仕事は学びの場ではなく貢献する場だ」と理解しており、企業側はその貢献の具体的なイメージができるからです。
未経験でアピールするスキルや経験がわからず悩むケースもときは、転職エージェントへの相談を推奨します。転職エージェントは、あなたの過去を深掘り、事務職に適切なアピール材料を見つけてくれます。
面接での対応方法
面接選考に合格するには、結論ファーストで会話をすることが大切です。面接官は、さまざまな質問や会話を通して、「行き違いなくコミュニケ―ションが成り立つか」を判断しているため、聞かれてもいないことをいつまでも話していると「回りくどい」と思われてしまいかねません。
面接で不合格になる人は、合格しようと空回りして、質問への回答が適切にできていない場合がほとんどです。
たとえば「志望動機を教えてください」といった質問に対して、結論を伝えれば問題ありませんが、失敗する人は「私は前職で〇〇を行っていました」など、物語から答えようとします。
イメージしやすいのは普段の生活です。「夜ご飯なに食べたい」といった質問に対して「今日のお昼ご飯は〇〇食べたから」と答える人は少ないでしょう。ほとんどの人は「カレーライス」などと、結論から答えるはずです。
このように、私生活では質問に対してスムーズに回答できるのに対し、面接になると緊張もあってか物語を話そうとするケースが多くなる傾向にあります。

転職できる事務職の種類10選
事務職と言っても、さまざまな業務内容があるため、自身に合った職種を選ぶ必要があります。転職できる事務所の種類は、下記のとおりです。
営業事務 | 営業事務とは、営業活動をサポートする役割を担う職種です。 営業部門や営業チームに所属し、営業活動の円滑な進行や顧客対応を支援する業務を行います。 |
経理事務 | 経理事務とは、企業や組織の経理部門において、経理業務をサポートする役割を担う職種です。 経理部門は会計や財務管理など企業の財務活動を管理します。 |
医療事務 | 医療事務とは、医療機関や医療施設において、患者の受付や医療関連の事務業務をサポートする役割を担う職種です。 医療事務は医師や看護師などの医療専門職を支える重要なポジションであり、医療現場の円滑な運営を確保します。 |
貿易事務 | 貿易事務とは、国際的な貿易取引において、関税手続きや輸出入の手続き、書類作成などの事務業務を担当する職種です。 貿易事務は、企業や商社、輸出入業者などで必要とされる職種であり、国際的なビジネス活動を円滑に遂行するために重要な役割を果たします。 |
一般・OA事務 | 一般事務とは、組織内でさまざまな事務業務を支援する職種です。 一般的な事務業務は、組織のスムーズな運営と業務効率の向上を支える役割です。 |
総務事務 | 総務事務とは、企業や組織内で、幅広い業務を統括的にサポートし、組織全体の運営や効率化を促進する役割を担う職種です。 総務事務は、各部門やチームの活動を支援し、社内のさまざまな側面を管理・調整するポジションです。 |
人事・労務事務 | 人事事務とは、企業や組織内の人事部門で、人事関連の業務をサポートする役割を担う職種です。 人事部門は、従業員の採用・配置・評価・育成・労務管理などを担当する重要な部門であり、企業の円滑な運営を支える役割を行います。 |
法務事務 | 法務事務とは、企業や法律事務所などで法務部門の業務をサポートする役割を担う職種です。 法務部門は、法的な問題やリーガルサポートが必要なさまざまな業務を担当する部門です。 |
事務職への転職でエージェントを利用するときの注意点
- 注意点1.悪質な転職エージェントには気をつける
- 注意点2.転職エージェントの言うことを鵜呑みにしない
- 注意点3.転職エージェントは複数登録する
上記の注意点を意識せずに転職エージェントを使用すると、自ら選択肢を狭め、失敗する可能性が高まってしまいます。事務職への転職を成功させるためにも、注意点を把握しておきましょう。
注意点1.悪質な転職エージェントには気をつける
転職エージェントの活用は、多くの求職者にとって有益な方法とされています。しかし中には、求人の情報を持たないまま、求職者から高額の登録料や手数料を取る詐欺師のようなエージェントも存在します。
転職エージェントのビジネスモデルによっては、手数料がいくらか発生する場合もありますが、完全無料で実施している転職エージェントがほとんどで、ウン十万といった高額な料金が求職者側に発生することはまずありません。
求職者の個人情報を不正に流用したり、求人情報を捏造したりするケースもゼロではないため、悪質な転職エージェントから身を守るには、使用前にネット上で転職エージェントの評価やクチコミを検索して信頼性を確かめてから選ぶことが重要です。

注意点2.転職エージェントの言うことを鵜呑みにしない
転職エージェントは、求職者の転職活動を支援し、適切な求人案を提供してくれる専門家です。しかし、求職者自身が自分のキャリアや希望を理解していないまま、転職エージェントの言葉を鵜呑みにして、手当たり次第に求人に応募するのは避けましょう。
まずは、求人情報を詳しく調査して企業や業界の状況を確認し、自身のスキルや希望に合致するかどうかを確かめてください。
情報と実態には多かれ少なかれ乖離があるもので、企業への期待値を上げ過ぎたために後悔したり、逆に即戦力となれずに肩身が狭い思いをして後悔したりすることがないよう、最終的な判断はよく調べたうえで求職者自身が行うべきです。
また、転職エージェントの提供するアドバイスも、ひとつの視点として受け止めることが重要です。転職エージェントも人間であり、時には誤解や判断ミスが生じる可能性があるため、客観的な視点で情報を見極めましょう。
注意点3.転職エージェントは複数登録する
転職エージェントはそれぞれ独自の求人を持っているため、一社だけでなく複数社に登録することで、多岐にわたる企業や業界の情報にアクセスできます。
複数の転職エージェントからの情報を受け取れば、比較もしやすくなり、自身の希望やスキルにマッチする求人を見逃すリスクが低くなるはずです。
ただし、複数のエージェントを活用するときは、求人情報や面談内容などが転職エージェント間で重複しないよう、整理して管理しましょう。
複数の転職から同じ求人に応募してしまうと、重複登録となり強制的に不合格になる可能性があります。複数の転職エージェントを利用するときは、徹底した情報管理を行いましょう。

事務職への転職でエージェントに関するよくある質問
事務職への転職でエージェントに関するよくある質問は、下記のとおりです。
転職エージェントには本当の転職理由を伝えるべきですか?
必ず伝えるようにしましょう。転職エージェントはあなたから得る情報を企業に伝える役割も担っており、企業側はそれを信じて求職者のことを理解し、書類選考を進めます。
間違った情報が行き来することで、転職者・エージェント・企業間の信頼関係を破綻させかねないことはもちろん、認識に食い違いがある状態での転職は仮に採用が決まっても後々のトラブルを招きかねません。
おすすめの転職エージェントはありますか?
本記事で解説した転職エージェントは、事務職に強いため、とくにおすすめです。
複数の転職エージェントからアドバイスもらったときは、どちらを信じればいいですか?
アドバイスに信ぴょう性がある方にしましょう。複数の意見で迷ったときは、なぜそう思うのか聞くようにすると、明確な答えが返ってくるはずです。
まとめ|事務職へ転職するにはエージェントの力が重要
事務職は人気があり競争率が高いため、1人で成功させるのは困難です。より成功できる可能性を高めるためにも、専門性があり充実したサポート体制の転職エージェントの活用がおすすめです。
履歴書や職務経歴書の作成・添削、面接対策、求人紹介など、さまざまな場面でサポートしてもらいながら、転職を成功させましょう。
事務職の求人数が豊富なおすすめのエージェントは以下の通りです。
※クリックすると公式サイトにジャンプします
ただし、事務職に強い転職エージェントを選ぶときは、下記のポイントに気を付けて厳選しましょう。
- 自分の目的に合ったエージェントを選ぶ
- 評判や口コミを調べる
- 求人数が見る
- 目的に合ったキャリアアドバイザーを見つける
- セミナーや転職活動支援ツールを利用する
上記のポイントを意識することで、自分と相性の良い転職エージェントを見つけられるでしょう。 まずは気軽に登録&キャリア相談してみてください。