「海外在住でも日本企業へ転職できるの？」
「海外に特化した転職エージェントって存在するの？」

といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、海外在住者向けの転職エージェントの実態や選び方がわからない方がほとんどでしょう。

そこで本記事では、海外在住者におすすめの転職エージェントや選ぶ方法、活用する際のポイントなどを解説します。

海外在住者で転職エージェントの活用を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

関連記事：転職エージェントおすすめ比較ランキング！人気大手17社の選び方や特徴を一覧で解説

海外在住者におすすめの転職エージェント9選

ここでは海外在住者におすすめの転職エージェントを5選紹介します。

ビズリーチ

「ビズリーチ」は、ハイクラス向け求人を多く取り扱う転職エージェントです。

全求人の3分の1が年収1,000万円以上、下限は約600万円となっているため、年収アップやキャリアアップを目指したい人に向いています。

当然深い知識や高いスキルが求められることから、技術職やクリエイティブ職など特定分野のスペシャリストであればマッチしやすいでしょう。

ビズリーチの求人紹介のメインは、企業やヘッドハンターからのスカウトによるものです。自分でも求人を探せますが、職務経歴書などを登録しておくと、よりスキルに合致したスカウトを受けられます。

LHH転職エージェント

LHH転職エージェント（Lの転職）は、スイスに本社を持つ世界最大級の人材サービス・アデコグループの転職支援サービスです。

世界60の国と地域に5,000ヶ所以上の拠点を持ち、70万人以上の登録就業者がいるなど、広いネットワークと高い信頼性を誇ります。

大手の転職エージェントで多い分業制とは異なり、コンサルタントが企業と求職者両方を担当する方式で、機械的ではない生の情報をやりとりできるのが魅力です。

10人に1人は年収1,000万円以上で転職しており、転職後の年収は平均で100万円アップ（※）など実績が豊富なため、キャリアアップを目指したい人にぴったりのサービスといえます。

（※2023年4月時点・LHH転職エージェント調べ）

リクルートダイレクトスカウト

「リクルートダイレクトスカウト」は、レジュメ登録することで企業から直接スカウトが届くサービスです。

レジュメは簡単な操作で作成でき、リクルート系列のサービス共通で使えるため便利です。

企業側だけでなく、リクルートダイレクトスカウト側でもレジュメを分析して企業にあなたをおすすめしてくれることから、希望にあったスカウトが届きやすくなっています。

企業やエージェントとのやりとりはチャットで行えるため、気軽に相談しやすいでしょう。

基本的にハイクラス向けのサービスであり、管理職や技術職での転職を目指す人に向いています。

doda

「doda」は、27万件（※）以上の求人を取り扱う日本最大級の転職支援サービスです。

あらゆる業種を網羅しているため、希望に合った職種を探しやすいでしょう。

一般的に都市部に比べると地方の求人は少ない傾向がありますが、dodaでは地方の求人も多く取り扱っているため、より選択肢の幅が広がります。

dodaでは自分で求人を検索し応募する必要があることから、自分のペースで転職活動を進めたい人に向いています。

サポートを受けたい場合はエージェントサービスや、直接オファーが届くスカウトサービスも利用できるため、好みに合わせて選びましょう。

なお、海外在住者はdodaを利用できませんが、日本へ入国後住所が確定していれば会員登録が可能です。

（※2024年4月時点）

type転職エージェント

「type転職エージェント」は、ITエンジニア・営業・ハイクラス求人を多く取り扱う転職支援サービスです。

領域別に専任のアドバイザーが付き、専門知識を生かして求人紹介やサポートを行ってくれます。

支援実績は34万人以上、サービス開始から25年と信頼性は抜群です。

全求人の60％は非公開求人のため、登録することでより幅広く高待遇な求人に応募できるチャンスがあります。

とくにITエンジニアの転職では約80％の利用者が年収アップを実現していることから、クオリティの高いサポートを求める人におすすめです。

ランスタッド

「ランスタッド」は、世界最大級の総合人材サービスです。

日本全国に97拠点、世界39の国と地域に拠点を持ち、多くの企業と提携している実績があります。

登録することで、正社員はもちろん紹介予定派遣や単発・短期バイトなど多様な働き方での仕事探しができます。

グローバル求人も取り扱いがあり、海外経験豊富なキャリアカウンセラーがサポートしてくれるため安心です。

派遣求人がメインとなるため、正社員にこだわらず選択肢を広げて探したいという人に向いています。

マイナビ転職グローバル

マイナビ転職グローバルは、海外や外資系企業の求人に特化した転職サイトです。

8,000件以上（※）と豊富なグローバル求人を取り扱っています。

海外勤務経験や語学力を生かせる求人が多いため、スキルにマッチした仕事を見つけやすいでしょう。

海外エージェントと提携しており、キャリアアドバイザーから密度の濃い生の情報提供を受けられるのも特徴です。

非公開求人も多いため、より自分にマッチした仕事を探すためにも、まずは登録してみましょう。

（※2024年4月時点）

サービス概要
サービス名	マイナビ転職グローバル
運営会社	株式会社マイナビ
公開求人数	9,482件
対応地域	国内／海外
公式サイト	https://tenshoku.mynavi.jp/global/

パソナグローバル

パソナグローバルは、世界10ヵ国以上に展開する総合人材サービス・パソナの求人サイトです。

8,000社以上の企業の求人を保有しており、国内・海外問わずグローバルな仕事探しができます。

国際経験豊かなアドバイザーが、日本・海外の両拠点から連携して手厚いサポートを行うため、ビザや生活面まで何でも相談しやすいでしょう。

50社以上が参加する外国人留学生向け合同企業説明会や個別相談会も積極的に実施しているため、まずは気軽に足を運んでみてください。

サービス概要
サービス名	パソナグローバル
運営会社	株式会社パソナ
公開求人数	2,076件
対応地域	国内／海外
公式サイト	https://www.pasona-global.com/

Samurai Job

Samurai Jobはグローバル・外資系・ハイクラス求人に特化した転職支援サービスです。

取引実績企業数3万社以上、約2万件（※）の求人があり、外資系企業に強いのが特徴です。独占求人もあるため、ここでしか見つからないハイクラスな求人に出会える可能性が高いでしょう。

求人の年齢層は30代〜40代が中心となっており、管理職・技術職で年収700〜2,000万円台を目指したい人にぴったりのサービスです。

（※2024年4月時点）

サービス概要
サービス名	Samurai Job
運営会社	ムーンコミュニケーションズ・エンタープライゼス合同会社
公開求人数	約2万件（公式サイトより）
対応地域	国内／海外
公式サイト	https://www.samuraijob.com/

海外転職に特化した転職エージェントを選ぶ方法

転職エージェントを選ぶ際に押さえるべきポイントは以下の4つです。

• 求人数
• 実績
• 口コミ・評判
• サポート内容

それぞれの理由やポイントについて見ていきましょう。

求人数

転職エージェントが取り扱う求人数の多さは、転職活動を成功させるうえで重要な要素です。

取り扱い数が多ければ多いほど、あなたにマッチする企業に巡り合える可能性が高まります。また、求人数が多い転職エージェントの方がスピーディーに企業紹介を受けられます。

海外在住者が転職エージェントを利用した転職活動を成功させる鍵は、「あなたとマッチング度が高い企業にどれだけ出会えるか」ということです。

求人内容だけでは十分にわからない部分も多いので、まずは企業との接点を設けるためにも、求人数が豊富な転職エージェントを重視しましょう。

実績

これまでの実績数は、転職エージェントの経験値をダイレクトに示す数値です。

新規サービスを始めたばかりの転職エージェントの場合、実績自体がまだ存在しないため、どのくらい転職支援をしたのかがわかりません。

その点、多くの実績を積み上げた転職エージェントを選んだ方が、経験に基づいたサービスを受けられるので、安心度が高いといえます。

また、豊かな実績をもった転職エージェントは人気が集まるため、数多くのキャリアアドバイザーが在籍しています。海外在住者の方をサポートした実績が豊富にあるアドバイザーに巡り合えるチャンスが高まるでしょう。

口コミ・評判

あらゆる分野において、何らかのサービスの利用を検討する際は、リアルな口コミ・評判を調べることが大切です。これは転職エージェントにもいえることです。

ネットで「サービス名 評判」などと検索すると実際に利用したことがある方の声を調査できます。

多くの場合、ポジティブ・ネガティブ両方で評価されているケースが多いですが、100%完璧なサービスというものは存在しません。

あえて良い面も悪い面も知っておく方が、転職エージェントを選ぶうえで後悔のない選択をすることができます。

海外在住者向けの転職エージェントを活用する際も、口コミ・評判を調べてから利用する方が、よりあなたに適したサービスを受けられるでしょう。

関連記事：【真相を解説】転職エージェントの悪い評判・口コミを徹底調査！良い評判のおすすめ転職エージェントも紹介

サポート内容

サービス利用登録後に受けられる具体的なサポート内容も事前に確認しましょう。

多くの転職エージェントは、下記のサポートを受けられます。

大手転職エージェントの場合、転職のノウハウや心得にまつわるセミナー・キャリア指導が開催されています。

このような場は、転職活動を有利に進めるうえで役立つ情報を収集できる場なので、利用できる機会は臆せず積極的に活用することをおすすめします。

【関連記事】転職エージェントの選び方とは？失敗しない見分け方を徹底紹介！

海外在住者が転職エージェントを利用する手順

海外転職エージェントを利用する場合の手順は、基本的には国内の求職者と変わりません。おもに以下のような手順で進めます。

日本の転職エージェントに登録した場合は、対面もしくはオンラインで直接キャリアアドバイザーからカウンセリングを受けます。

しかし、海外在住者向けの転職エージェントの場合は、電話やメールでカウンセリングを申し込みます。

電話であればスピード感をもって取り組めますが、現地語を正しく理解していなければ会話が成り立たない恐れもあります。

もし不安な方は、zoomやskypeなどのオンラインツールを使ったカウンセリングを選んだ方がベターです。

不明点がある場合は、転職エージェントにまずは相談してみましょう。

関連記事：【5ステップ】転職エージェント活用時・登録後の流れと注意点を解説

海外在住者が転職エージェントを活用するポイント5つ

海外在住者が転職エージェントを活用するポイントは、以下のとおりです。

• 海外転職に強いエージェントを利用する
• 経験・スキルを正確に伝える
• 希望条件に優先順位をつける
• 担当者との相性が悪いときは変更する
• プロに頼りきらず主体的にも進める

転職エージェントを利用するなら「最大限活用したい」と思う方もいるでしょう。

ここでは、海外在住者が転職活動をより成功へと近づけるために知っておくべき、エージェントの活用方法を解説します。

海外転職に強いエージェントを利用する

海外在住者が転職エージェントを活用する際は、海外転職に強いエージェントを利用することをおすすめします。

なぜなら、デマや個人の主観が入り混じった情報がはびこっているケースも多く、素人が独断で判断するにはリスクがあるからです。

海外転職に特化したキャリアアドバイザーは、現地情報を正確に把握しています。個人的な調査でもインターネットやSNS上でタイムリーな情報を得られますが、経験豊富なプロの判断に任せるべきです。

誤った情報で海外転職を進めた場合、労働契約や就業ビザ、条件交渉などに関する大きなトラブルに発展する場合もあるので、転職エージェントをとおして必要な手続きを進めましょう。

経験・スキルを正確に伝える

転職エージェントを利用する際は、これまでの経験・スキルを正しく伝えることが重要です。

転職エージェントは求職者から共有された情報をもとに、マッチング度が高い企業の選定をおこないます。

転職エージェントから適切なサポートを受けるには、過去の経験やスキルは誇張なく正確に伝えておかなければいけません。

海外在住者の場合、英語スキルをアピールすることで外資系企業といったハイクラス求人へ応募するチャンスが見込めます。

もし過去の職歴やスキルに自信がない場合でも、噓偽りなく正直に伝えることで、エージェントがあなたに合った求人を紹介してくれるでしょう。

希望条件に優先順位をつける

海外在住者向けの転職エージェントを活用する際は、あなたの希望条件に優先順位をつけることも重要です。

すべての希望にマッチした企業に出会うためには、条件に相応しい経験・スキルが求められます。

とくに重視したい条件・できれば押さえておきたい条件・優先順位が低い条件のように、3パターンに分けて希望条件を整理しましょう。

これらの情報を海外転職に強い転職エージェントへ伝えることで、優先順位をふまえた企業選定・紹介をおこなってくれます。

担当者との相性が悪いときは変更する

もし、あなたの専属となったキャリアアドバイザーに対して「馬が合わないな」と思った場合は、迷わずに担当変更をお願いしましょう。

少し気後れするかもしれませんが、転職エージェントはあなたが転職活動を成功させるために長きにわたって伴走してくれる相棒のような存在です。

相性が良くない担当者と円滑にコミュニケーションを取ることは難しいですし、あなたに対して必要のないストレスがかかってしまいます。

多くの転職エージェントはさまざまな特徴・強み・パーソナリティをもったキャリアアドバイザーを抱えています。正直に担当の変更を依頼すれば、あなたと相性が合いそうな担当者を新たに紹介してくれるはずです。

相性が良い担当者と巡り合うことができれば、転職活動を成功させる可能性もグッと高まるでしょう。

プロに頼りきらず主体的にも進める

これまで、転職においてはプロの力を借りることの重要性やメリットについて解説しました。

しかし、すべてプロに頼りきるのではなく、「物事を主体的に進めていく姿勢」も重要です。

転職エージェントは、面接対策やキャリア診断、企業紹介などのあらゆるサポートをしてくれますが、最終的な判断はすべて求職者自身でおこなわなければなりません。

転職エージェントから受けるアドバイスを素直に受け入れることで、あなたの成長につながります。加えて、自分自身でも日々の振り返りや自己分析をおこない、転職活動の経験値を高めることが大切です。

主体的な姿勢は、キャリアアドバイザーはもちろんのこと、選考を受ける企業の目にもあなたのプラス要素として映るでしょう。

【関連記事】転職エージェントの賢い使い方｜利用の流れや使い倒すコツを徹底解説

海外在住者が日本に転職しやすい理由

海外在住の方は、日本へ転職しやすいと言われています。その理由は以下のとおりです。

• 日本の転職市場は売り手市場だから
• グローバル人材は需要が高いから
• 外資系企業が多く存在するから

それぞれの理由について詳しくみていきましょう。

日本の転職市場は売り手市場だから

昨今、日本の人手不足はさらに加速化しています。

厚生労働省が発表した「一般職業紹介状況」によると、令和5年11月の有効求人倍率は1.28倍でした。

【参考記事】一般職業紹介状況（令和5年11月分）について｜厚生労働省

上記グラフを見てわかるように、有効求人倍率は平成22年度から右肩上がりに伸び続け、令和4年からはほぼ横ばいの状況です。

有効求人倍率の上昇ピークは一度落ち着きましたが、現在も転職者に有利とされる売り手市場は続いています。つまり、求職者にとっては多くの企業から内定をもらいやすい有利な状況といえます。

このような理由から、海外在住者も日本へ転職しやすい状況にあるといえるでしょう。

グローバル人材は需要が高いから

多くの日本企業では、グローバル人材が必要とされています。

グローバル人材とは、総務省において「日本人としてのアイデンティティーや日本の文化に対する深い理解を前提として、豊かな語学力・コミュニケーション能力、主体性・積極性・異文化理解の精神等を身に付けて様々な分野で活躍できる人材」であると定義されています。
【参考記事】グローバル人材育成の推進に関する政策評価書｜総務省

昨今は海外に製造拠点を置く日本企業も増えており、海外のマーケット拡大の必要性が非常に高まっている現状です。そのため、日本・海外という両方の拠点で活躍できる人材が求められています。

今後も少子高齢化に伴った働き手の不足が顕著になっていくことから、グローバル人材のニーズはさらに加速していくといわれています。

外資系企業が多く存在するから

日本の外資系企業は、経済産業省の「外資系企業動向調査」によると2020年3月末で2,808社です。

【参考記事】第54回外資系企業動向調査｜経済産業省

日本全体の企業数は中小・大手にかかわらず約421万社と言われており、このうちの外資系企業の割合は0.7%です。

10年間のスパンで見ると、新型コロナウイルス感染拡大の影響から2020年代に3,000社を切りましたが、今後盛り返すことでさらに外資系企業の新規参入が増えていく可能性はあります。

このような状況に加えて、前の項目でお伝えしたグローバル人材のニーズが拡大していることから、海外在住者が転職できるチャンスは開かれているといえます。

【関連記事】転職理由ランキング｜面接で失敗しない転職理由の伝え方

海外在住から転職する際の注意点

海外在住者が転職活動に臨む際は、以下の2つの注意点を押さえておく必要があります。

• スケジュール管理をおこなう
• 帰国する理由を明確にする

「なんとかなるだろう」と思って行動を進めると、転職活動が失敗に終わる恐れがあるため、必ず事前に確認しておきましょう。

スケジュール管理をおこなう

海外からの転職においても日本の求職者と同様に、インターネットや転職エージェント経由で応募し、選考を受けるという流れは変わりません。

しかし、一時帰国が必要になるケースもあるため、国内のみで転職活動をおこなう場合よりも少々時間がかかります。

そのため、綿密なスケジュールを立てたうえで転職活動を進めていくことが非常に重要です。計画的に進めていく姿勢は企業にも好印象に映るでしょう。

具体的な流れとしては、情報収集をとおして気になる企業を見つけた場合、まずは一時帰国の日程を決めましょう。その日から逆算して2、3週間前に応募すればスムーズに事が進みます。

多くの場合、一時帰国の1週間ほど前に人事担当とオンライン面接をおこない、帰国後にオフライン面接という流れになるでしょう。

帰国する理由を明確にする

「なぜ帰国するのか？」という理由を明確にすることは、海外転職をおこなううえで重要です。

海外から日本へ移住することでこれまでの生活環境は大きく変わるため、長年の習慣を再びゼロから組み直す必要があります。

そのような環境のチェンジに加えて、転職という大きな変化を迎えることは、多大ななストレスがかかります。

帰国する理由を明らかにしておけば、新生活を迎えた際にも大きなプレッシャーに潰されることなく、日々の生活や新たな仕事へ前向きに取り組めるでしょう。

海外在住から転職する際によくある質問

海外在住から転職する際によくある質問と回答は以下のとおりです。

海外在住でもリクルートは使えますか？

リクルートエージェントのサービス提供対象は、国内在住者のみとなります。

そのため、海外在住者はリクルートの転職支援サービスを受けることができません。

ビズリーチは海外にいても登録できますか？

インターネットが接続できる環境であれば、ビズリーチの利用登録は可能です。

dodaは海外在住でも使えますか？

日本の職業安定法にもとづき、海外在住者はdodaエージェントサービスを利用することができません。

しかし、日本へ入国した後に利用登録をおこなえばdodaエージェントサービスを利用することが可能です。その際は、日本の現住所を会員情報として登録する必要があります。

下記地域（※）に住んでいる方は、dodaの運営元であるパーソルキャリア株式会社から現地求人だけでなく、日本の求人紹介を受けられる可能性があります。

※地域：シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア、中国、香港、台湾、韓国

海外在住は転職エージェントに相談しながら進めるべき

海外在住者が転職活動をおこなう際は、転職エージェントに相談しながら進めることをおすすめします。

海外から日本に帰国して転職する際は、時差などの影響で企業とのやり取りにタイムラグが生じる場合があるため、円滑なコミュニケーションが難しくなる可能性があります。

また、せっかく転職エージェントに登録したとしても、海外の経験を正しく汲み取ってもらえず、希望する案件を紹介してもらえない場合もあります。

そのような事態を防ぐためにも、海外転職を強みとした転職エージェントを活用することが非常に重要です。

求人数の多さやサポート内容も大切ですが、海外在住の方は外資系やグローバル系の実績数の多さを重視して転職エージェントを検討しましょう。

海外在住者の転職を成功させた実績が多い転職エージェントであれば、安心して利用することができるはずです。

多くの海外在住者向けの転職エージェントは無料で利用できるため、まずは相談から始めてみることをおすすめします。