といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ヨーロッパで働くためにおすすめな転職エージェントや選ぶ基準、利用するメリットなどを解説します。ヨーロッパでの就職に転職エージェントを検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。

ヨーロッパでの転職におすすめな転職エージェント10選

ヨーロッパでの転職におすすめな転職エージェント10選を紹介します。

• ビズリーチ
• リクルートダイレクトスカウト
• エンワールド
• doda
• リクナビNEXT
• Samurai Job
• ロバートウォルターズ
• centre people
• career management
• ランスタッド

それぞれの特徴を比較し、自分に合う転職エージェントを見つけましょう。

ビズリーチ

ビズリーチは、圧倒的な知名度のあるハイクラス求人が多い転職エージェントで、保有求人の3分の1以上が年収1,000万円を超えています。

また、直接スカウトとヘッドハンターのサポートを受けて活動する方法の2種類があります。

採用企業から直接スカウトを受け取る方法は、採用企業と直接やりとりできるので、効率良く転職活動を進められるのがメリットです。

ヘッドハンターのサポートを受けて活動する方法は、職務経歴書の書き方や面接対策のサポートを受けられます。

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは、スカウト機能があるハイクラス向け転職エージェントです。

求職者が登録した情報をもとにヘッドハンターが求人を探してくれるため、時間をかけずに希望にあった求人を見つけられます。

また、一般には公開されない非公開求人も紹介してもらえるので、キャリアアップの可能性が広がるでしょう。

エンワールド

エンワールドは、外資系・グローバル系企業に特化した転職エージェントです。

キャリアアップを目指す方に向けて、管理職や経営幹部、スペシャリストの求人を紹介しています。

業界や職種に特化したコンサルタントが、今後のキャリアを考慮してサポートしてくれるのがメリットです。

また、契約ベースやプロジェクトベースで活躍したい方向けに、契約社員、派遣社員の求人もあります。

doda

dodaは、圧倒的な求人数を誇り、顧客満足度No.1を獲得した実績がある転職エージェントです。

サポート体制が充実しており、自分の可能性がわかる「キャリア診断」をしてもらえるメリットがあります。

また、転職エージェントを介した応募以外に、自分で直接応募できる機能や企業から直接スカウトが届くサービスもあります。

ヨーロッパで働きたい方は、海外求人も豊富で実績のあるdodaに登録しましょう。

参考：最新 20代｜転職エージェントランキング オリコン顧客満足度調査 (oricon.co.jp)

リクナビNEXT

リクナビNEXTは、求人数が多い転職サイトです。

職種や勤務地だけでなく、「年収」「従業員規模」でも検索できる柔軟性があるのはメリットといえます。

転職サイトであるため、自分のペースで転職活動を進めたい方におすすめですが、一方で、企業と内定までの連絡を自分で進めないといけません。

そのため、面接対策や相談をしたい方は、転職エージェントと併用するのがおすすめです。

サービス概要
サービス名	リクナビNEXT
運営会社	株式会社リクルート
公開求人数	145,891件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
公式サイト	https://next.rikunabi.com/

関連記事：リクナビNEXTの評判・口コミを紹介｜利用したほうがいい人の特徴も解説

Samurai Job

Samurai Jobは、海外在住の求人が豊富な転職エージェントです。

海外進出している企業や外資系企業の取引数がトップクラスに多いため、バイリンガルポジション・海外営業・海外駐在など多くの求人を紹介してもらえます。

また、現地採用求人も豊富であるため、ヨーロッパで転職を考えている方におすすめの転職エージェントです。

キャリアコンサルタントも多数いるので、自分と相性のいいコンサルタントがいるか、という心配は必要ないでしょう。

サービス概要
サービス名	Samurai Job
運営会社	ムーンコミュニケーションズ・エンタープライゼス合同会社
公開求人数	約2万件（公式サイトより）
非公開求人数	非公開
対応地域	全国／海外
公式サイト	https://www.samuraijob.com/

ロバート・ウォルターズ

ロバート・ウォルターズは、外資系特化型の転職エージェントです。

首都圏のハイクラス求人が多く、各業界に精通しているコンサルタントがいるので、専門的なアドバイスをしてくれます。

また、ロバート・ウォルターズに登録すれば、転職の参考となる独自コンテンツである「採用動向レポート」や「給与調査レポート」が充実しているため、転職事情を把握しやすくなります。

ヨーロッパで外資系の企業に転職したい方は登録しておきましょう。

centre people

centre peopleは、イギリスを中心にヨーロッパ各国の求人を保有している転職エージェントです。

また、イギリスの求人を扱う転職エージェントでは求人数がトップクラスです。

バイリンガルのコンサルタントが転職のサポートしてくれるため、海外でも転職活動がスムーズになります。

企業への履歴書提出から入社まで、コンサルタントがフルサポートしてくれるので、海外でもスムーズに転職活動を進められるでしょう。

career management

career managementは、ドイツに特化した転職エージェントで、在欧日系企業500社への就職サポート実績があります。

ドイツに特化しているので、ドイツのビジネスにおける慣習を考慮したうえで、履歴書添削や面接対策をしてくれるでしょう。

経験豊富なコンサルタントのサポートと、弁護士によるビザサポートもあるので、ヨーロッパでの転職に必要な手続きの心配はなくなります。

そのため、希望勤務地がドイツの方は登録しておきましょう。

ランスタッド

ランスタッドは、世界39カ国でサービスを展開しているハイクラス求人向けの転職エージェントです。

国内企業だけでなく、グローバルや外資系企業の求人を多数扱っています。また、コンサルタントは各業界に精通しているので、専門性が高いアドバイスを受けられます。

ランスタッドは約8割が非公開求人です。そのため、自分に適している求人を探すためにランスタッドに登録してみましょう。

ヨーロッパでの転職におけるエージェントを選ぶ基準

ヨーロッパでの転職におけるエージェントを選ぶ基準は以下3つです。

• ヨーロッパでの取り扱い求人数が豊富である
• 海外での転職事情に精通している
• 海外転職におけるサポートが充実している

それぞれの基準について詳しく解説します。

ヨーロッパでの取り扱い求人数が豊富である

まずは、ヨーロッパでの取り扱い求人数が豊富にあるか確認しましょう。

なぜなら、海外の求人を扱う転職サイトは複数ありますが、取り扱っている求人の勤務地は大きく異なるからです。

たとえば、東南アジアの求人を中心に取り扱っている場合もあれば、アメリカを中心に求人がある転職エージェントもあります。

また、ヨーロッパの中でも、働きたい国が決まっている方は、そこでの求人を取り扱っているエージェントの登録が必須です。

事前に求人を調べておくと、転職エージェントとのミスマッチを防げるでしょう。

海外での転職事情に精通している

海外での転職事情に精通している転職エージェントを選ぶのも、方法のひとつです。

その理由は、現地スタッフがいる場合もあり、リアルタイムで現地情報を把握しているからです。

つまり、転職エージェントでは、海外転職に精通したプロからアドバイスを受けるのが可能になります。

また、自分の価値や職歴から客観的に判断して、求人紹介してくれるので、自分にあった求人を見つけやすくなるでしょう。

他にも、現地の文化や生活習慣といった、転職後の生活もしやすくなります。

海外転職におけるサポートが充実している

ヨーロッパでの転職におけるエージェントを選ぶ基準のひとつが、海外転職のサポートが充実しているかです。

海外転職でサポートがないと、海外勤務に必要な手続きをすべて自分で進めなければならないからです。

たとえば、自分で企業に応募するときは1社ごとに履歴書や職務経歴書、英語のレジュメを作成し、それぞれ考えて応募する必要があります。

しかし、転職エージェントは、一度作成した履歴書の基礎を企業別に変更点などのアドバイスがあり、簡単に作成できます。

その他にも海外勤務には、ビザの取得や出国前に必要な手続きもありますが、サポートが充実している転職エージェントでは、代行してくれます。

とくに、海外転職が初めての方はサポートが充実している転職エージェントを選びましょう。

ヨーロッパでの転職にエージェントを活用するメリット

ヨーロッパでの転職に強いエージェントを活用すると、以下のメリットが得られます。

• 無料で求人紹介してくれる
• 一般には公開されていない求人に応募できる
• 年収交渉してくれる
• 日程調整や面接対策してくれる

くわしく解説します。

無料で求人紹介してくれる

無料で求人紹介してくれるのは、転職エージェントを活用するメリットのひとつです。

転職エージェントは以下写真のように、企業が転職エージェントに対して成功報酬を支払う仕組みになっているため、無料で求人紹介ができます。

転職エージェントが紹介してくれる求人は、求職者の条件や経歴、会社側の雰囲気などを総合的に判断したうえで企業を紹介してくれるので、マッチング精度が高いといえます。

ただし、自分が考えている内容と相違がある場合は、他の求人も紹介してもらうか、別の転職エージェントを検討するとい良いでしょう。

一般には公開されていない求人に応募できる

ヨーロッパ転職にエージェントを活用するメリットのひとつが、一般には公開されていない求人に応募できる点です。

非公開求人は好待遇のケースが多く、担当者に希望などを詳しく伝えることで、マッチングした非公開求人の紹介を受けられます。

他にも、海外転職に強い転職エージェントは、現地企業とネットワークがあります。

そのため、非公開求人が集まりやすいので、登録するのはメリットといえるでしょう。

年収交渉してくれる

年収交渉してくれるのも、ヨーロッパでの転職にエージェントを活用するメリットのひとつです。

年収交渉は言いづらい内容ですが、自分の要望を転職エージェントが代わりに伝えてくれます。

また、転職エージェントが企業と求職者の仲介に入って、内定辞退報告もしてくれるので、スムーズに転職活動ができるでしょう。

日程調整や面接対策してくれる

日程調整や面接対策してくれるのも、ヨーロッパでの転職にエージェントを活用するメリットのひとつです。

過去に出題された内容を知れたり、日程調整の手間や時間を有効活用できたりします。

また、過去の合格者の傾向がわかっているエージェントと面接対策すると、自分で調べて練習するよりも短時間で準備ができます。

転職エージェントを活用してヨーロッパで働くまでの流れ

転職エージェントを活用する前に、ヨーロッパで働くまでの流れを把握しておきましょう。

1.転職エージェントに登録

転職エージェントに登録し、氏名や電話番号、メールアドレスなどの基本情報を入力します。

2.エージェントと面談を実施し、ヨーロッパでの勤務を希望している旨を伝える

エージェントから数日以内に連絡があり、各エージェントが指定した場所に行きます。

面談のときには、これまでの経験や希望職種、勤務地について伝えます。

3.アドバイスや求人情報をもらい、希望する企業へ応募

勤務条件を伝えたあとは、求人情報をもらい、企業に応募します。

また、海外向け求人は書類選考通過率が高くないので1社に絞らず、多くの企業にエントリーしましょう。

4.オンラインか現地にて面接

応募した企業にオンラインか現地で面接します。

ヨーロッパの求人では、基本的にSkypeを使います。

5.内定後、書類を用意し、入社準備

内定後は、入社条件の差異がないか確認をします。

このときに、給与交渉や入社日について条件のすり合わせが必要であれば、エージェントに交渉してもらいましょう。また、内定辞退の場合もエージェントが対応してくれます。

6.渡航し、ヨーロッパでの勤務開始

内定を承諾したらビザの取得や移住の手続きを始めてください。

おおよそ1〜2ヵ月ほどで、勤務開始となります。

海外での転職に強いエージェントであれば、移住の手続きまでサポートしてくれます。

転職エージェントを活用してヨーロッパでの転職を成功させるコツ

転職エージェントを活用してヨーロッパでの転職を成功させるコツは以下4つです。

• 複数の転職エージェントを活用する
• 海外転職の種類を理解しておく
• 担当者との相性が悪ければ、変更を申し出る
• 面接でのフィードバックをエージェントに依頼する

理想とするヨーロッパ転職を成功させるためにも、それぞれの成功法を確認しましょう。

複数の転職エージェントを利用する

複数の転職エージェントを利用するのが、ヨーロッパでの転職を成功させるコツのひとつです。

たとえば、ビズリーチなら年収の高い求人が多くあります。

一方で、エンワールドのように外資系・グローバル系企業に特化した転職エージェントもあります。

つまり、チャンスを広めるためにも、複数のエージェントに登録するのがおすすめです。

また、複数のエージェントを利用している旨も正直に伝えると、他社で内定が出たときもスムーズですし、他社と比較した質問もできます。

海外転職の種類を理解しておく

ヨーロッパでの転職を成功させるために、海外転職の種類を理解しましょう。

海外転職の種類は、現地採用と海外駐在の2種類です。

• 現地採用：現地での直接雇用
• 海外駐在：雇用は日本で、海外では駐在として働く

一般的に、駐在員は日本で採用されたあとに海外勤務となるので、給与は日本の水準となります。一方、海外駐在の給与水準は現地に合わせて決まり、日本と比べて低いでしょう。

ただし、ヨーロッパの場合は、日本より平均年収が高い国もあるため、高くなる場合もあります。

また、駐在員は最初に日本で勤務し、海外勤務に変わりますが、現地採用はヨーロッパで働くのが確定しています。

担当者との相性が悪ければ、変更を申し出る

担当者との相性が悪ければ、遠慮せずに変更を申し出ましょう。

信頼できない担当者と転職活動を進めても、転職を成功させる可能性は低くなるだけで、時間のロスになります。

たとえば、「連絡が遅い」「海外転職の知識が浅い」「的外れな提案」など違和感を覚えた場合は要注意です。

他にも、性格の不一致の場合は、すぐに担当者の変更を申し出ましょう。

面接でのフィードバックをエージェントに依頼する

面接でのフィードバックをエージェントに依頼すると、企業から自分の評価ポイントと心配ポイントが明確になるので、ヨーロッパでの転職を成功させるコツのひとつです。

もし面接で落ちても、フィードバックをもらえれば、次の面接に活かせます。エージェントを利用する最大のメリットといえるでしょう。

ただし、エージェントや受ける企業によってはフィードバックを得られない場合もあります。

そのため、フィードバックをもらえるなら、必ず聞いて次の面接につなげましょう。

ヨーロッパでの転職活動についてのよくある質問

ここでは、ヨーロッパで転職活動する方からよくある質問について解説します。

くわしく見ていきましょう。

ヨーロッパで仕事をするには語学力がどれくらい必要？

職種により、語学力の求められるレベルは異なります。

現地の言語を使わない職種であれば話せなくても問題ありません。

たとえば、料理人、工場勤務、日本人がお客さまのコールセンターなどです。

一方、語学力が必要な場合は、TOEICが700点以上と明記している企業もあります。

ヨーロッパでの転職は未経験でもできる？

結論、ヨーロッパでの転職は未経験でも可能です。

ただし、ヨーロッパの求人は経験者を求めているのが多いので、未経験では選べる職種が限られるでしょう。

また、未経験で言語も同時に学ぶのは難しいでしょう。

そのため、未経験の方でも狙い目の日本語を活かせる職種がおすすめです。

ヨーロッパの企業に転職するのにかかる費用は？

ヨーロッパの企業に転職するための目安は、初期費用で最低50万円はかかります。

具体的には、航空券購入、ビザ発行手数料、引っ越し費用などです。加えて、初月の家賃と生活費が必要です。

そのため、初期費用は余裕ができるまで準備し、不測の事態にも対応できるようにしましょう。

ヨーロッパの企業に転職するには転職エージェントを活用しよう

本記事では、ヨーロッパでの転職におすすめな転職エージェントや転職エージェントを選ぶ基準について解説しました。

ヨーロッパ転職におけるエージェントを選ぶときは、以下の3点に重点をおきましょう。

• ヨーロッパでの取り扱い求人数が豊富である
• 海外での転職事情に精通している
• 海外転職におけるサポートが充実している

転職エージェントでは、自分で調べても出てこない非公開求人を知れたり、言い出しにくい年収交渉を代行してくれたりするメリットがあります。

ヨーロッパの企業に転職する際は、求人紹介から移住の手続きまでサポートしてくれる転職エージェントを活用しましょう。