ニュージーランドで転職を検討していて、転職エージェントをお探しではないでしょうか。

海外の求人サイトをみても、詳しい情報を得たり企業を比較したりするのは、なかなか難しいですよね。ニュージーランドでの転職を成功させたいなら、海外転職に強い転職エージェントを利用するのがおすすめです。

本記事ではニュージーランドで転職する際におすすめのエージェントをご紹介します。転職前におこなうべき準備や仕事の探し方も解説するので、転職を検討中の人はぜひ参考にしてください。

ニュージーランドで就職する際におすすめの転職エージェント

ニュージーランドで就職する際におすすめの転職エージェントは、次の4社です。

本章では、4社の特徴について詳しく解説していきます。

ニュージーランドでの就職を目指す方は、ぜひ参考にしてください。

ランスタッド

ランスタッドは、オランダに本社を置く世界最大級の総合人材サービスです。派遣から正社員まで、幅広い雇用形態の求人情報を取り扱っています。レアな情報に出会いやすい非公開求人が豊富なことも魅力でしょう。

世界39の国と地域に拠点をもっていることも強みのひとつです。ニュージーランドにも拠点があるので、ニュージーランドでの転職を検討している方にぴったりの転職エージェントといえます。

また、海外の転職求人だけでなく、海外勤務ありの転職求人も数多く保有しています。ハイクラス求人も豊富なため、キャリアアップを目指す方や、さまざまな可能性を模索したい方にもおすすめの転職エージェントです。

サービス名	ランスタッド
運営会社	ランスタッド株式会社
公開求人数	約2万6,000件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国・海外

ロバートウォルターズ

ロバートウォルターズは、1985年にイギリスで設立された転職エージェントです。スペシャリストの求人に特化しているのが特徴で、IT・金融・化学・自動車・営業など、各専門分野に精通しています。

アメリカ・オーストラリア・イタリア・インドネシア・ブラジルなど、世界30ヵ国に拠点があることもポイントです。ニュージーランドにも拠点があり、オークランド・クライストチャーチ・ネルソン・ウェリントンと、勤務地を絞っての求人検索ができるのも強みでしょう。

また、給与相場や採用市場のトレンドがわかるのもメリットです。就職を希望する業界のニュージーランドにおける給与水準がわかるため、転職による収入アップの可能性が探れます。ニュージランドでの転職を検討するなら、必ず利用するべき転職エージェントといえます。

サービス名	ロバートウォルターズ
運営会社	ロバート・ウォルターズ株式会社
公開求人数	約1,900件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国・海外

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、人材大手のリクルートが運営する転職エージェントです。業界最大級の求人数が強みで、リクルートエージェントだけの非公開求人も豊富に保有しています。

また、手厚い転職サポートが受けられるのもメリットでしょう。1977年の創業から培ってきたノウハウを活かし、応募書類や面接のアドバイス、企業への条件交渉まで対応してくれます。海外の転職事情に精通したキャリアアドバイザーも在籍しているので、ニュージーランド転職に関する相談にも対応可能です。

国内だけでなく、海外の非公開求人も数多く保有していることも魅力です。そのため、ほかの転職エージェントにない情報に出会える可能性が高いといえます。ニュージーランドでの転職を検討している方は、ぜひ積極的に利用してみてください。

サービス名	リクルートエージェント
運営会社	株式会社リクルート
公開求人数	約38万件
非公開求人数	約33万3,000件
対応地域	全国・海外

ビズリーチ

ビズリーチは、ハイクラス求人に特化した転職エージェントです。年収1,000万円以上の求人が全体の3分の1以上を占めています。自分の市場価値を知り、ニュージーランドでのキャリアアップ転職を目指す方にもぴったりのサービスです。

転職エージェントとしてはめずらしく、有料プランがあるのも特徴のひとつでしょう。有料プランの「プレミアムステージ」を利用することで、採用企業内での求人検索ができたり限定コンテンツが利用できたりと、転職活動の幅が広がります。

また、海外の求人情報が豊富なことも大きな強みといえます。海外転職に強いヘッドハンターによる、転職サポートを受けることも可能です。ニュージーランドでの転職を有利に進めたい方は、ぜひ登録しておきましょう。

サービス名	ビズリーチ
運営会社	株式会社ビズリーチ
公開求人数	約11万件
非公開求人数	非公開
対応地域	全国・海外

ニュージーランドで転職する方法3選

ニュージーランドで転職するためにおすすめの方法は、次の3つです。

本章では、3つの方法について詳しく解説していきます。ニュージーランドで転職する方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

現地の求人サイトを見る

ニュージーランドで転職する方法で1番手軽といえるのが、現地の転職サイトを見ることです。なお、求人掲載数が多いサイトは、以下の3つです。

Indeedは、日本でも有名な転職サイトです。実は、世界最大級の求人サイトであり、ニュージーランドでもサービスを展開しています。日本版と同じ仕様のため、職種・キーワード・会社名・勤務地などでサクッと検索しやすいでしょう。

SEEKは、1997年にオーストラリアで誕生した求人サイトです。ニュージーランドをはじめ、アジア、ラテンアメリカなど、世界中の求職者に利用されています。仕事・給与の傾向など、ニュージーランド転職に役立つ情報が手に入るのも特徴です。

NZdaisuki.comは、ニュージーランドの就職・移住・起業・旅行などについて知れる総合情報サイトです。現地在住の日本人にも浸透しているサービスで、スタッフ募集情報が掲載された掲示板が利用できます。しかし、掲載情報の多くがワーキングホリデー向きのアルバイト求人であることが難点でしょう。

なお、いずれの求人サイトも利用者が多く、信頼性の高いサービスといえます。

気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

ニュージーランド現地の転職エージェントに登録する

ニュージーランド現地の転職エージェントに登録するのも、ニュージーランドで転職する方法のひとつでしょう。現地の転職エージェントに登録することで、求人サイトには掲載されない好条件の仕事に出会える可能性が高くなります。

しかし、日本人がニュージーランド現地の転職エージェントを利用して転職を成功させるのは、並大抵のことではありません。そのため、高いサポート力をもった大手の転職エージェントを利用する必要があります。

ニュージーランド現地の大手転職エージェントとして代表的なのは、以下の2社です。参考にしてみてください。

なお、日系企業で働く場合、現地採用は待遇が悪くなる可能性が高いため注意が必要です。

ニュージーランドで日系企業への転職を希望する場合は、日本の転職エージェントを利用する方がよいでしょう。

海外在住で転職エージェントを探している方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

日本の転職エージェントに登録して、駐在員求人を紹介してもらう

ニュージーランドで転職したい方にもっともおすすめの方法が、日本の転職エージェントに登録し、駐在員求人を紹介してもらうことです。

日本でニュージーランド駐在員として採用されると、多くの場合、次のようなメリットがあります。

日本人は海外勤務を希望しない傾向が強いため、企業にとってニュージーランドに駐在できる人材は貴重です。そのため、スキルが足りない場合でも、国内で経験を積んだのちに赴任する人材として採用される可能性もあるでしょう。

また、駐在員として働くことは、地元企業とのコネクションづくりにも役立ちます。駐在員として働いたのち、現地の企業に転職する方も少なくありません。ニュージーランド現地で転職するための地盤を築くステップとしても有効といえます。

海外駐在員は希少な求人のため募集は多くないものの、チャレンジする価値は大いにあるポジションです。

ぜひ本記事でおすすめした転職エージェントに相談してみてください。

ニュージーランド転職前におこなうべき準備

ニュージーランドで転職する前におこなうべき準備は、次の5つです。

本章では、ニュージーランドで転職する前におこなうべき5つの準備について詳しく解説していきます。ニュージーランドで転職を検討している方は、必ずチェックしておきましょう。

外資系企業への転職に興味がある方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

海外駐在員と現地採用の雇用形態の違いを把握する

ニュージーランド転職前に、海外駐在員と現地採用の雇用形態の違いを把握しておく必要があります。2つの雇用形態の違いは、次のとおりです。

上記のとおり、一般的には、海外駐在員の方が高待遇の傾向にあります。しかし、現地で設立された企業や外資系の企業への転職を希望する場合は、現地採用での雇用となることに留意しておきましょう。

また、海外駐在員には任期があるため、いずれ帰国の辞令が出るときがきます。そのため、ニュージーランドで働き続けたい方やニュージーランドに永住したい方は、現地採用を目指す必要があります。

努力を重ね成功させた海外転職が後悔する結果に終わらないよう、自分に合った働き方をしっかり定めておきましょう。

英文レジュメを作成する

ニュージーランドで転職活動をおこなう際にも、日本と同様にレジュメを要します。なお、英文レジュメを求める企業が多いため、英文レジュメを作成する必要があります。

英文レジュメは、基本のプロフィールや経歴を2〜3枚の資料としてまとめるのが一般的です。決められた書式や構成がないため、はじめて作成する場合は苦労するかもしれません。

英文レジュメの作成や英語力に自信がない方は、転職エージェントに相談するのがおすすめです。

海外転職を熟知したプロのサポートを活用し、転職活動を有利に進めていきましょう。

海外転職特有の面接・選考フローを理解する

ニュージーランド転職前には、海外転職特有の面接・選考フローを理解しておくことも重要でしょう。

日本国内で海外転職活動を進める場合、一次面接はオンラインでおこなうことがほとんどです。主に、zoomやSkype、Microsoft Teamsなどが使用されます。企業によっては、セキュリティ上の観点から独自のシステムを使用するケースもあるでしょう。

最終面接まで進むと、現地に渡り対面での面接がおこなわれます。なお、航空券代や宿泊費用など渡航費は、基本的に自己負担です。

直前になって困ることがないよう、事前に必要な費用を把握し、準備しておくようにしてください。

英語力を身につける

英語力を身につけることも、ニュージーランド転職前におこなうべき準備のひとつです。

ニュージーランドではほとんどの場合、日本語が通じません。必要最低限の英語力がなければ、会社や日常生活のなかで、コミュニケーションを取るのが難しくなります。周りはもちろん、自分自身がストレスを溜め込む原因になる可能性もあります。

ニュージーランドは、言語も文化も異なる海外の国です。

最低でも、日本語が通じない環境のなかで生き抜ける程度の英語力を身につけてから転職を検討するのが賢明といえるでしょう。

ニュージーランドへの移住費を計算する

当然のことですが、ニュージーランド転職に成功した場合、ニュージーランドへの移住が必要です。そして、移住するためには、もちろんお金がかかります。貯金が少ない状態での移住は、生活の破綻を招く可能性があるため避けるようにしてください。

移住前に準備しておきたいお金は、主に次の5つです。

生活準備費用や生活予備費などは、生活する地域などにより異なります。

自分が滞在したい場所の相場を調べ、余裕のある金額を準備しておくのがおすすめです。

また、移住前には、現在の住居や携帯・ネットなどの通信契約の解約も必要です。解約費用や違約金などが発生する場合もあるので、事前にしっかり確認しておきましょう。

ニュージーランド就職で転職エージェントを利用するメリット

ニュージーランドで就職する際に転職エージェントを利用するメリットは、次の2つです。

本章では、2つのメリットについて詳しく解説していきます。ニュージーランドで就職を検討していて転職エージェントの利用を悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

海外の現地情報をリアルに教えてくれる

ニュージーランド就職で転職エージェントを利用するメリットは、海外のリアルな現地情報を教えてもらえることです。

海外転職に強い転職エージェントは、ニュージーランドに拠点をもっていたり、現地在住のスタッフが在籍していたりする場合がほとんどです。そのため、現地の現状や気になる企業の雰囲気など、求人情報やネットの口コミなどではわからない貴重な情報が手に入る可能性があります。

事前に正確性の高い情報を得ることは、転職におけるミスマッチのリスク軽減にも役立ちます。

海外転職事情に詳しいプロのサポートを受けて、転職の成功率をアップさせていきましょう。

「非公開求人」に応募できる

「非公開求人」に応募できることも、転職エージェントを利用する大きなメリットのひとつです。

転職エージェントの多くは、一般には公開されない「非公開求人」を保有しています。非公開求人の特徴は、希少性の高い求人や好条件の求人に出会いやすいことです。

募集の少ない海外駐在員や希望する企業の求人を紹介してもらえる可能性もあるでしょう。

好条件でのニュージーランド転職を目指す方は、ぜひ積極的に転職エージェントを活用してみてください。

ニュージーランド就職で転職エージェントを利用するデメリット

ニュージーランドで就職する際に転職エージェントを利用するデメリットは、次の2つです。

本章では、2つのデメリットについて詳しく解説していきます。ニュージーランドでの就職で転職エージェントの利用を検討している方は、しっかりチェックしておきましょう。

希望の海外求人がないこともある

保有している求人情報は、転職エージェントにより異なります。

そのため、海外転職に強い転職エージェントに登録しても、希望の海外求人がない可能性もあります。ニュージーランドなどアジア圏の就職に強い転職エージェントもあれば、北米やヨーロッパの就職に強い転職エージェントもあるということです。

希望の海外求人に出会うためには、ニュージーランドの就職に強い転職エージェントを選ぶことが重要です。

本記事では、ニュージーランド就職に強い転職エージェントを厳選して紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

キャリアアドバイザーの質が低いことがある

転職エージェントによっては、キャリアアドバイザーの質が低いことがあります。対応の方法が自分に合わない場合や、相性が悪い場合もあるでしょう。

また、キャリアアドバイザーにはそれぞれ、得意な分野があります。

ニュージーランド転職に関する知識が乏しかったり、納得のいく提案が受けられなかったりした場合は、担当者の変更を相談してみるのもおすすめです。

エージェントを使った際のニュージーランドに転職する流れ

転職エージェントを使った際のニュージーランドに転職する流れは、次のとおりです。

上記の10ステップが、転職するまでの大まかな流れです。

ニュージーランド転職を検討している方は、ぜひ転職成功までのイメージを膨らませてみてください。

ニュージーランドで有名な企業

ニュージーランドで有名な企業は、主に次のとおりです。

ニュージーランドの文化を知るためにも、ぜひチェックしてみてください。

まとめ

ニュージーランドに転職するなら、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

ニュージーランド転職前には、海外駐在員と現地採用の雇用形態の違いを把握したり、ニュージーランドへの移住費を計算したりと、さまざまな準備が必要です。

転職活動を円滑に進めるためにも、本記事を参考に、ニュージーランド就職に強い転職エージェントを見つけてみてください。