「UIデザイナーにおすすめの転職エージェントはある？」
「転職エージェントを利用する流れが知りたい」

UIデザイナーの仕事に興味を持ち、転職エージェントの活用を考えているものの、サービスが多すぎて選べないと悩みを抱えている人は多いでしょう。

また、転職エージェントにも業界ごとの強みがあるため、強みを理解したうえで利用しないと転職が失敗してしまうかもしれません。

そのため、転職エージェントを利用して転職活動をおこなう場合は、適切な選び方や利用するメリット・デメリットを事前に確認しておくと、有利に進められるようになります。

本記事では、UIデザイナーにおすすめの転職エージェントや適切な選び方、利用するメリット・デメリットを詳しく解説します。

UIデザイナーにおすすめの転職エージェント

UIデザイナーが転職エージェントを探す場合は、ITやWeb・ゲームなどの業界に特化した転職エージェントやクリエイティブ求人に強い転職エージェントを選んでいきましょう。

しかし、IT・Webに特化した転職エージェントはエンジニア職の求人が大半を占めています。

その中でも、比較的デザイナー求人が多かった転職エージェントやクリエイティブに特化した転職エージェントをご紹介します。

それぞれ特徴やおすすめできる点を詳しく解説します。

どのような転職エージェントを利用するべきかわからないと悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

レバテックキャリア

レバテックキャリアは、IT・Web業界の転職支援において10年以上を誇り、約50職種のIT専門職のサポートに強みがある転職エージェントです。

エンジニア求人が多くなっているのですが、「エンジニア」と「デザイナー」で求人検索が分けてあり、UIデザイナーの方も分かりやすく求人検索がしやすいでしょう。

UIデザイナーの求人は1,000件ほどと決して多くはありませんが、求人やアドバイザーの質が高いと評判の転職エージェントです。キャリアアップや年収アップを狙っているUIデザイナーにおすすめです。

サービス概要
サービス名	レバテックキャリア
運営会社	レバテック株式会社
デザイナー求人数	5,547件
非公開求人数	優良求人を直接ご紹介
対応地域	東京、名古屋、大阪、福岡など全国／海外
公式サイト	https://career.levtech.jp/

ビズリーチ

ビズリーチはレジュメ登録するだけで企業からスカウトが届く転職サービスで、自分の市場価値を客観的に判断することができます。

ハイクラス向けの転職に力を入れており、掲載されている求人の多くで年収800万円以上を狙うことができます。

Webデザイナーの求人は約1,500件あります。UIデザイナーとしての実績が十分にある方や、デザイナーの仕事以外にも企画やディレクターなどの幅広い仕事ができる方など、ハイクラス転職を目指せるUIデザイナーにおすすめです。

サービス概要
サービス名	ビズリーチ
運営会社	株式会社ビズリーチ
公開求人数	1,275件（Web・UIデザイナー求人）
非公開求人数	非公開
対応地域	東京、名古屋、大阪、福岡など全国／海外
公式サイト	https://www.bizreach.jp/
参考ページ	ビズリーチの使い方・利用するメリット ビズリーチのハイクラス会員とは？ ビズリーチに登録できない！審査落ちする理由 ビズリーチの登録が今の会社にばれるって本当？ ビズリーチは20代でも利用できる？ ビズリーチは30代でも転職可能？ ビズリーチを40代が利用するべき理由とは？ 【50代の転職】ビズリーチの現実に迫る！ ビズリーチを利用した看護師の口コミは？

Geekly

Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントで、一都三県・関西を中心に求人を取り扱っています。

Geeklyもエンジニア求人が中心の転職エージェントですが、Web制作に関わるクリエイティブな求人も3,000件ほど掲載されています。

書類作成や面接対策などの転職サポートはもちろん、退職や入社後のサポートまでGeeklyは一貫して対応してくれるため、初めての転職で何から手をつければ分からない方や働きながら転職活動をしたい方におすすめです。

サービス概要
サービス名	Geekly
運営会社	株式会社Geekly（ギークリー）
Web・クリエイティブ求人数	2,617件
非公開求人数	非公開
対応地域	一都三県・関西
公式サイト	https://www.geekly.co.jp/

マイナビITエージェント

マイナビITエージェントは、株式会社マイナビが運営しており、IT・Webエンジニアの転職に特化しているエージェントです。

大手運営の転職エージェントを使うメリットは、利用時のトラブルや不満が少ないという安心感と求人数の多さや幅の広さです。

マイナビエージェント全体での求人が7万件以上あり、そのうちディレクターを含むWeb系のデザイナー求人が2,000件ほど用意されています。

市場には出回りにくいUIデザイナーの求人ですが、大手転職エージェントをいくつか探すことで見つけられますので、ぜひ利用してみてください。

サービス概要
サービス名	マイナビITエージェント
運営会社	株式会社マイナビ
クリエイティブ求人数	2,588件
対応地域	東京、名古屋、大阪、福岡など全国／海外
公式サイト	https://mynavi-agent.jp/it/

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、業界最多クラスの求人数が魅力の総合型転職エージェントです。

ベンチャー企業から大手企業まで、さまざまな業種の求人を取り扱っています。

UIデザイナーの求人が3,000件、Web・ゲーム関連のクリエイティブ求人も13,000件あり、他の転職エージェントと比べてみても求人数の多さが魅力的に映ります。

非公開求人も多数保有しているため、リクルートエージェントにしかない求人にも応募できます。

とにかく、いろいろな求人を見てみたいと考えているUIデザイナーの方におすすめの転職エージェントです。

サービス概要
サービス名	リクルートエージェント
運営会社	株式会社リクルート
公開求人数	13,234件（Web・ゲーム系クリエイティブ求人）
非公開求人数	4,327件（Web・ゲーム系クリエイティブ求人）
対応地域	東京、名古屋、大阪、福岡など全国／海外
公式サイト	https://www.r-agent.com/
参考ページ	リクルートエージェントの評判はひどい？ リクルートエージェントとマイナビエージェントを徹底比較 リクルートエージェントとdodaを徹底比較 リクルートエージェントの費用は無料？ リクルートエージェントはフリーター・ニートも使える？ リクルートエージェントは第二新卒でも利用できる？ リクルートエージェントは20代におすすめ？ 30代でもリクルートエージェントで転職できる！ リクルートエージェントは40代におすすめ？ 50代の転職事情とリクルートエージェントを利用するメリット

doda

dodaは、転職エージェントとしてキャリアアドバイザーから希望に合う求人を紹介してもらえるだけでなく、自分で求人を検索して応募することもでき、転職活動をする上で利用したい両方のサービスが利用できます。

Webデザイナーの求人は1,000件ほどと多くはありませんが、仕事や他の転職活動の合間に自分のペースで求人探しをしたい方におすすめです。

サービス概要
サービス名	doda
運営会社	パーソルキャリア株式会社
公開求人数	3,298件（Web系クリエイティブ求人）
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
公式サイト	https://doda.jp/
参考ページ	dodaエージェントがひどいと言われる理由は？ dodaの電話がしつこいのは本当？ dodaの書類選考に通らない理由は？ リクルートエージェントとdodaを徹底比較 マイナビエージェントとdodaおすすめは？

HIGH-FIVE

HIGH-FIVEは、デザイナーやクリエイターの転職サポートに特化した転職エージェントです。

ITやWeb業界に精通したキャリアアドバイザーが求職者の強みを的確に分析し、求人企業の求める人材や経営課題などを詳細に把握したうえで、最適な求人紹介を受けられます。

面談で転職軸を確認し、価値観に合う質の良い求人のみ紹介してもらえるため、効率よく転職活動を進められるでしょう。

また、キャリアアドバイザーはクリエイティブについて熟知しており、書類のみでは伝わらない魅力を発見し、選考に通過しやすいポートフォリオの作成をサポートしてくれます。

UIデザイナーへの転職の成功確率を上げたいと考えている人は、デザイナーやクリエイターへの理解度が高いHIGH-FIVEの利用がおすすめです。

サービス概要
サービス名	HIGH-FIVE
運営会社	株式会社クリーク･アンド･リバー社
公開求人数	2,385件
対応地域	東京都近郊中心
公式サイト	https://high-five.careers/

Webist

Webistは、IT・Web・広告・出版に特化した転職エージェントです。クリエイティブ系の求人が中心で、大手企業や有名企業を含む3,000社以上と取引があります。

正社員の転職に限らず、派遣や業務委託などの紹介も可能で、働き方によって使い分けることも可能です。

サービス概要
サービス名	Webist
運営会社	株式会社クリーク・アンド・リバー社
公開求人数	6,792件
対応地域	全国
公式サイト	https://webist-cri.com/

マスメディアン

マスメディアンは、マーケティング・クリエイティブに特化した転職エージェントで、Webデザイナーの求人も豊富です。

6万人以上の豊富な転職支援実績をもっているため、専門的な知見を活かした転職サポートを受けられるでしょう。

さらに、個別相談会やセミナーも定期的に開催しているので、Webデザイナーに関する転職ノウハウも学べます。

サービス概要
サービス名	マスメディアン
運営会社	株式会社マスメディアン
公開求人数	5,475件
対応地域	全国
公式サイト	https://www.massmedian.co.jp/

UIデザイナーにおすすめの転職エージェントの選び方

UIデザイナーにおすすめの転職エージェントの適切な選び方は、次のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

なんとなくで選ぶのではなく、適切な選び方を身につけ、自身に最適な転職エージェントを利用しましょう。

UIデザイナーに特化しているかを確認する

総合型の転職エージェントの場合は、対応業界や業種が幅広く、UIデザイナーの情報に詳しいとは限りません。

しかし、UIデザイナーに特化した転職エージェントの場合は、在籍しているキャリアアドバイザーのUIデザイナーに関する知識は豊富にあることが多い傾向にあります。

そのため、専門的なアドバイスが受けられるほか、どのような企業が向いているかも的確に教えてくれるでしょう。

また、入社後のミスマッチ防止にもつながるため、UIデザイナーへの転職を成功させたい人は、特化型の転職エージェントを利用してみてください。

UIデザイナー向けの求人数をチェック

転職エージェントは、UIデザイナーの求人を多数保有していますが、求人数が多いほど希望条件にマッチした企業へ転職できる可能性が高くなります。

そのため、UIデザイナーに特化した転職エージェントを利用すれば、UIデザイナーの求人を多数保有しているほか、非公開求人も用意されています。

また、転職サイトのみでは出会えない求人を紹介してもらえる可能性もあるため、転職先の選択肢を増やすためにも担当者に確認してみてください。

充実した転職サービスが受けられるか

転職エージェントを利用する際は、受けられるサポート内容が充実しているかよく確認するようにしましょう。

サポートが充実した転職エージェントでは、次のようなサービスが受けられます。

転職エージェントでは履歴書や職務経歴書の添削、面接対策など、さまざまな魅力的なサポートが受けられます。

そのため、転職エージェントによっては、転職後のサポートが充実しているところもあり、効率よく転職活動を進められるでしょう。

また、日中仕事が忙しい場合は、オンライン面談に対応しているサービスや夜遅くまで対応しているサービスを利用することをおすすめします。

面談方法を確認しておく

転職エージェントに登録すると、担当のキャリアアドバイザーとの面談がおこなわれます。

基本的に、キャリアアドバイザーとの面談では、企業に求める条件や求職者の強みなどを洗い出す重要な行程です。

面談でのヒアリング内容に対して、キャリアアドバイザーから希望条件に適した求人紹介がおこなわれる仕組みとなります。

そのため、確実に面談を受けるためにも、対面や電話、オンラインなど複数の面談方法に対応している転職エージェントを利用するようにしましょう。

UIデザイナーにおすすめの転職エージェントを利用するメリット

UIデザイナーが転職エージェントを利用するメリットは、次のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

転職エージェントを利用する前に、どのようなメリットがあるのか確認しておきましょう。

履歴書や職務経歴書の作成をサポートしてもらえる

転職エージェントでは、履歴書や職務経歴書の作成をサポートしてもらえます。

とくに、転職活動を初めておこなう方は、履歴書や職務経歴書の書き方がわからない場合が多いでしょう。

転職エージェントを利用すると、担当のキャリアアドバイザーから履歴書や職務経歴書の書き方や、書いた内容の添削をしてもらえます。

そのため、採用担当者の納得できる書類作成が可能です。

また、普段仕事が忙しくて書類作成に割く時間が取れない方でも、書類作成のサポートが受けられるため、効率よく転職活動を進められるでしょう。

面接対策が可能

転職エージェントでは、担当のキャリアアドバイザーから面接対策が受けられます。

企業に採用してもらうためには、採用担当者を納得させられる志望動機や自身の強みなどを具体的にアピールしなければなりません。

そこで、転職エージェントを利用することで、面接のポイントや模擬面接に加えて服装や髪型なども確認してもらえます。

また、応募先に合わせたアドバイスも受けられるため、採用担当者を納得させやすく、内定を獲得できる確率を上げられるでしょう。

希望条件にマッチしたUIデザイナーの求人紹介が受けられる

転職エージェントでは、担当のキャリアアドバイザーとどのような企業に就きたいかや、現状のスキルレベルなどをヒアリングする面談がおこなわれます。

面談を通じて洗い出した、経験・スキルや希望条件にマッチした求人を紹介してもらえる点が、転職エージェントを利用する大きなメリットです。

そのため、客観的な目線から複数の求人のなかから自身に適したものを紹介してもらえるため、入社後のミスマッチが防止できるでしょう。

無料で利用できる

基本的に転職エージェントは、無料で利用可能です。

転職エージェントでは、採用を検討している企業から採用条件をヒアリングし、求人情報として保有します。

そして、サービスに申し込みをした求職者から転職の希望条件をヒアリングし、条件にマッチした求人を紹介して転職活動のサポートをおこないます。

転職エージェント経由で求人紹介を受け、選考に参加した求職者が企業に内定をもらえた場合に、企業から転職エージェントに成果報酬が支払われる仕組みです。

そのため、成果報酬型で手数料が発生するビジネスモデルであることから、求職者は無料で利用できます。

無料で利用できることから、転職エージェントを利用する際は、積極的に活用しましょう。

内定後のフォローも手厚い

転職エージェントによっては、内定後のフォローが充実している点もメリットです。

入社日の調整や納得のいくまで給与や待遇の条件交渉などを、転職エージェント側で代わりにしてもらえます。

そのため、給与や待遇の条件交渉は、ハードルが高いと感じる方でも、担当のキャリアアドバイザーに伝えておくと代わりにしてもらえるため、非常に心強いです。

ですので、転職エージェントを利用する場合は、内定後のフォローについても確認するようにしましょう。

UIデザイナーにおすすめの転職エージェントを利用するデメリット

UIデザイナーにおすすめの転職エージェントを利用するデメリットは、次のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

メリットのみではなく、デメリットについても確認し、転職エージェントが自身に適しているかよく確認するようにしましょう。

担当者と相性が悪い可能性がある

担当のキャリアアドバイザーは、求職者と同じ人間のため、場合によっては相性が悪いと感じる可能性があります。

仮に、相性が悪いキャリアアドバイザーと転職活動を進めても、モチベーションが上がらないほか、納得のできる転職ができない可能性が高いといえます。

もし、相性が悪いと感じた場合は、担当者の変更をお願いしたり、別の転職エージェントを利用したりして対策を講じるようにしましょう。

転職を急かされることがある

転職エージェントは、求職者のサポートをおこない、内定を獲得した企業から成果報酬が得られるビジネスモデルです。

企業によっては、転職エージェントにインセンティブを支払っている場合もあるでしょう。

収入を上げるために早く内定につなげたいことから、求職者の転職活動を急かしているケースがある点には注意が必要です。

また、企業から内定承諾を急かされることもあります。

急かされてそのまま流されると、転職後に後悔する可能性が高いため、すぐに決めてしまわないように注意しましょう。

そのため、自身のペースで転職活動を進めたいと考えているにもかかわらず、急かされる場合は、担当者の変更も検討してみてください。

連絡がしつこいと感じる可能性がある

担当者によっては、連絡がしつこいと感じる可能性もあるでしょう。

登録後は、転職活動の方針を決めたり、求職者の詳細をヒアリングしたりするために何度も連絡がくる場合があります。

また、条件の良い求人が出た場合や選考開始後のスケジュール確認の際にも、頻繁に連絡がくるでしょう。

ただし、人によっては連絡がしつこいと感じることもあるため、事前に都合の良い時間帯や電話に出られない時間帯を伝えておくようにしましょう。

転職エージェントを利用する流れ

転職エージェントは、次のような流れで利用できます。

それぞれのステップを詳しく解説します。

スムーズに転職活動を進めるためにも、事前に転職エージェントを利用する流れを確認しておきましょう。

会員登録

転職エージェントを利用するためには、公式サイトから会員登録をおこないます。

会員登録では、主に次のような情報を入力します。

希望条件や経験・スキルなどは、面談の際にもヒアリングされますが、スムーズに転職活動をおこなうためにも包み隠さずに入力しましょう。

担当者との面談

登録した内容をもとに、担当のキャリアアドバイザーと面談をおこないます。

面談日程を聞かれるため、都合の良い日時の候補をいくつか上げておくようにしましょう。

また、面談では、転職理由や転職回数、希望条件などを詳細に聞かれるため、事前に準備しておくとスムーズに転職活動を進められます。

ですので、転職に関して不明点や不安に感じる点がある場合は、面談の際にキャリアアドバイザーに確認しておくようにしましょう。

求人紹介

面談の内容をもとに、キャリアアドバイザーから希望条件にマッチしたUIデザイナーの求人紹介を受けられます。

求人が希望条件と大きく異なる場合は、面談の際にうまく伝わっていない可能性があるため、再度キャリアアドバイザーに詳細な条件を伝えましょう。

また、求人紹介を受けた際に必ず応募する必要はないため、よく考えた上で自身に適した企業を選ぶようにしてください。

書類添削・面接対策

応募する企業が決まったら、転職エージェントに伝えて選考の準備を進めましょう。

選考の準備をおこなうにあたり、履歴書や職務経歴書の作成、面接対策などのサポートをキャリアアドバイザーから受けられます。

そのため、内定を獲得するためにも、書類や面接に関して不明点があれば、積極的に聞くようにしましょう。

面接

応募した企業の書類選考に通過したら、採用担当者との面接に臨みます。

本番では、キャリアアドバイザーとの面接で練習した内容を思う存分発揮しましょう。

また、事前によく聞かれる質問に対する回答を考えておくと、スムーズに面接を進められます。

内定・内定後のアフターフォロー

面接で合格すると内定を獲得できます。

内定後は、入社日の調整や給与・待遇の条件交渉に取り組みましょう。

入社日の調整が面倒に感じる方や、給与・待遇の条件交渉のハードルが高い方は、転職エージェントに頼んで代わりにしてもらうと自分の希望の条件に近づいた状態で就業できます。

UIデザイナーが転職エージェントを上手に活用するポイント

UIデザイナーの転職で転職エージェントを利用する場合は、利用するあなたがひと工夫加えるとより転職を成功させやすくなります。

こちらの項目では、UIデザイナーが転職エージェントを有効活用するポイントを解説します。

IT業界やデザイナー・クリエイティブ向けの転職エージェントに絞る

世の中にはさまざまな転職サービスがありますが、UIデザイナーに転職する場合、「IT・Web業界」「クリエイティブ」などに特化した転職エージェントを中心に利用しましょう。

これらの転職エージェントに絞れば、効率的に求人を探すことができます。

ただ、「IT・Web」特化の転職エージェントはエンジニア職の求人が大半を占めており、デザイナー求人は数少ないです。

実際にご自身でも企業職種や地域でフィルターをかけて、求人数が多かった転職エージェントから優先的に使っていきましょう。

面談前に自分の考えやキャリアをまとめておく

転職エージェントに登録した後は、担当者との面談に移っていきます。特に準備をしなくても、ヒアリングによってあなたのキャリアや転職先の希望などを聞き出してくれます。

しかし、いざ対面で考えを伝えようとすると、言いたかったことが十分に言えないことも多いものです。

面談前には、ご自身の考えを整理しておき、伝えたい希望や考えはしっかり伝えられるように準備しておきましょう。

複数の転職エージェントを活用する

そもそも、UIデザイナーの求人が転職市場で出回ることが少ないため、1つの転職エージェントだけでは選択肢が少なくなりがちです。

気になる転職エージェントがあれば、複数に登録してみて、実際にアドバイザーと面談するまでやってみることをおすすめします。

複数の転職エージェントを使うことで、アクセスできる求人数を増やせ、転職先の選択肢の範囲も広がります。

また、いくつかの転職エージェントを使うことで、「この求人が良い・悪い」「この担当者は良い・悪い」などの判断ができるようになります。

少し手間はかかりますが、いくつかの転職エージェントを使って、理想の転職先を見つけていきましょう。

積極的に転職活動をおこなう

転職エージェントを使えば、受け身でも転職活動を進められるケースもあります。担当者が求人を紹介してくれ、面接の日程調整なども対応してくれることもあります。

このような内容は、転職エージェントを使うメリットでもありますが、あまりにも任せすぎることは避けておくべきです。

転職エージェントの担当者は、転職に対して意欲的な人に優先的に連絡をしてきます。その結果、良い求人が出てきた時にも、意欲的な人に先に情報が行き届くことにもなるでしょう。

また、利用者があまりにも関心がなければ、「そこまで人気がない求人だけど、おすすめとして紹介して応募してもらおう」と、転職エージェント側の都合で転職先がおすすめされてしまうようなことも起こりえます。

しっかりご自身の考えは伝え、求人探しの進捗は細かく問い合わせるなど、転職活動に意欲的な姿勢を見せた方が、担当者もしっかり働いてくれるようになるでしょう。

UIデザイナーの転職事情

UIデザイナーについてどのような仕事内容か、必要な資格・スキルは何かがよくわからない方も多いでしょう。

ここでは、UIデザイナーの仕事内容や必要な資格・スキル、将来性について解説します。

UIデザイナーの仕事内容

UIデザイナーは、Webサイトやアプリケーション、ゲーム画面などをユーザーが使いやすいデザインにし、ユーザービリティを向上させる仕事です。

たとえば、Webサイトの場合は商品がきれいに整理された構図や、画質の良い写真、最適な文字サイズなどを意識して構築します。

そのため、ユーザーがWebサイトに訪問し、離脱率を防いだり、目的を達成したりするためにはどのような配置やデザインが良いのかを意識しなければなりません。

より使用性の高いサービスを実現するためにも、検証と改善を繰り返して最適なデザインを構築します。

UIデザイナーに必要な資格・スキル

UIデザイナーの転職で持っておくと有利な資格は、次のとおりです。

資格は必須ではありませんが、求められるスキルを身につけるためには、資格の取得がおすすめです。

また、UIデザイナーに求められるスキルは、次のとおりです。

製品やサービスの使用性を向上させるためにも、UIデザイナーにはデザインの基礎知識やデザインソフトのスキルが求められます。

とくに、Webサイトのデザインを最適なものにするためには、コーディングスキルやマーケティングスキルも必要になるでしょう。

そのため、UIデザイナーに転職する前に、求められる資格やスキルを確認しておき、身につけておくようにしましょう。

UIデザイナーの将来性

現在、ノーコードツールやAIが普及しているため、UIデザイナーは仕事がなくなる可能性があると不安に感じている方は多いでしょう。

しかし、ユーザーのニーズを汲み取るスキルや戦略立案のスキルは、人間がおこなう必要があります。

そのため、市場価値の高いスキルのある方は、企業からも重宝されるため、UIデザイナーの仕事は将来性があるといえるでしょう。

未経験からUIデザイナーになる難易度

結論から言うと、未経験からでもUIデザイナーを目指すことは可能です。

ただし、未経験でも知識ゼロでの採用はされないため、ご自身でデザインの基礎や情報設計、ユーザー視点でのデザインの活用などを学んでおく必要があります。

Webデザイナーのスクールも充実していますし、独学である程度を学ぶこともできるため、転職活動と学びを並行させていくと良いでしょう。

また、転職先の職種もUIデザイナーに限定するのではなく、Webデザイナーまで幅を広げて、実際に働きながら知識や経験を積み重ねていく方法もあります。

UIデザイナーにおすすめの転職エージェントに関するよくある質問

UIデザイナーにおすすめの転職エージェントに関するよくある質問は、次のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

同様の悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

UIデザイナーの平均年収は？

求人ボックスの調査によると、UIデザイナーの平均年収は約605万円と報告されています。

日本全体の平均年収が約460万円であるのと比較すると、UIデザイナーの平均年収は高水準であるといえるでしょう。

UIデザイナーに向いている人の特徴は？

UIデザイナーに向いている人の特徴は、次のとおりです。

ユーザビリティの高い製品やサービスのデザインをおこなうUIデザイナーは、ユーザー目線で使いやすさを考えられる方が向いています。

また、サービスや製品の使用感に影響を与えないために細部までこだわれる方や、メンバーとの連携が必須のためコミュニケーション能力の高い方も向いているといえるでしょう。

UIデザイナーのやりがいを教えてください。

UIデザイナーの仕事は、次のようなやりがいを感じられるでしょう。

UIデザイナーは自身がデザインしたものや設計したものが、ユーザーの使いやすさの向上や顧客満足度上昇に影響を与えられます。

自身のみではなく、多くの人と連携して業務に取り組み、成果を上げられる点も大きなやりがいにつながるでしょう。

また、ユーザーの声を聞き、製品やサービスに落とし込むことでより良いものを作り上げるものづくりとしてのやりがいも感じられます。

まとめ | UIデザイナーへの転職は転職エージェントの利用がおすすめ

UIデザイナーは専門性の高い職種であり、採用担当者に志望動機や自身の強みなどをアピールする際は、転職エージェントの利用がおすすめです。

求人を紹介してくれるほかに、書類添削や面接対策に加えて、自己分析・企業研究などの充実した転職サポートが受けられます。

また、希望条件やスキルレベルにマッチした求人紹介が受けられるため、自身が望むUIデザイナーに転職できる可能性が高いでしょう。

マイナビエージェントやリクルートエージェントなどの転職エージェントを活用し、よりよいUIデザイナーへの転職を成功させてください。