POSTED 2021/09/02

弁護士向け転職エージェントサイトおすすめ9社徹底比較|選び方と転職成功のポイント

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CAREERUPSTAGE編集部

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弁護士の転職活動は、

  1. ひまわり求人求職ナビや転職サイトで求人を探す
  2. 法律事務所のHPを見て応募する
  3. ほかの弁護士からの紹介で入職するなど

複数の方法があります。そのため、転職エージェントを利用するべきか判断に迷う弁護士もいるでしょう。

結論を申し上げると、弁護士は転職エージェントを利用して転職活動を進めるべきといえます。転職エージェントを利用すれば納得できる転職につながる可能性が高いからです。とはいえ、転職エージェントは多数あるため、どの転職エージェントを選べばよいのか迷ってしまうでしょう。

このコラムでは弁護士の転職におすすめの転職エージェント9社と転職エージェントを利用するメリット・デメリット、転職エージェントを選ぶポイントを解説します。

目次

弁護士の転職に特化した転職エージェント・サイトおすすめ9選

まずは、弁護士の転職で利用を検討したいおすすめの転職エージェントを一覧にしましたので、参考にしてみてください。

エージェント名  特徴
NO-LIMIT(ノーリミット) 経験弁護士に特化した転職エージェント。法律事務所の内情や代表弁護士の人柄など、細かい情報まで事前に提供可能。法律事務所、インハウスの求人どちらにも強い。
MS-Agent 言わずと知れた管理部門・士業に特化した転職エージェント。インハウス求人に強み
弁護士ドットコムキャリア 弁護士相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」が運営。幅広いネットワークに期待大
ジュリナビキャリア 弁護士・法務職・司法修習生などのキャリア設計および転職支援を行うエージェントサービス。
SACTリーガルキャリアナビ 法律業界では各士業同士が連携して仕事を進めるケースが多いことを受け、ほかの士業の動向も踏まえた転職支援を行っているのが特徴。
弁護士転職.jp 司法試験制度改革後に新たな弁護士が誕生した2007年から、法曹業界で転職支援を行ってきた実績。
リーガルジョブボード ダイレクトリクルーティングと、求人紹介や書類添削、面接対策・面接同行などのサポートを受けながら転職活動できるエージェントサービス。
エクスキャリア 弁護士ドットコムキャリアの派生サービス。管理部門の求人・転職支援特化のサービス
ExE(エグゼ) NO-LIMITの派生サービス。弁護士資格を持った社外取締役/監査役への就任がメイン。ベンチャーから上場企業法務部への転職支援にも対応。

法律事務所の内情はブラックボックス化していることが多く、代表弁護士やパートナー弁護士とうまく人間関係が築けずに早期退職する傾向が強いため、事務所の内情に詳しい『NO-LIMIT』、国内最大級の弁護士ネットワークを持つ『弁護士ドットコムキャリア』は、弁護士には外せない転職エージェントと言えます。

他エージェントも実績はあるため、登録しても失敗のない転職エージェントと言っていいでしょう。詳しくは下記で解説します。

転職サイトにはない転職エージェントならではのサービス・役割とは?

一般的な転職サイトと転職エージェントではどんな違いがあるのでしょうか。転職エージェントは人材紹介サービスのことで、企業からの依頼を受けて、企業が求める人材を登録ユーザーの中から選んで紹介を行うというのが主な業務です。

転職エージェントに登録すると、担当のキャリアコンサルタントがついてくれるので、転職に関する相談やアドバイスを受けながら転職活動することができます

非公開求人に応募できる

転職エージェントの代表的なサービスはものは、非公開求人を紹介してもらえることです。

求人を依頼する企業の中には、ターゲットしたい即戦力のある人材を求めるためにあえて非公開を希望する大手企業も数多く存在しているのです。こうした求人情報は、当然のことながらハローワークや転職サイトで見つけることはできません

転職活動に関する専任のアドバイザーがつく

また、転職エージェントに登録すると、自分の専属となるキャリアコンサルタントがつきます。条件に合った求人を探してもらえるのはもちろん、直接あったり、電話などで行う面談では自己分析や適職診断などを行ったり、仕事を探す上でのアドバイスをもらったりすることもできます。

弁護士の領域は特に医師や看護師といった専門領域特化と同じく、なかなか業界内の情報や個別事務所の話題も上がってこないため、転職エージェントを利用し、アドバイザーからの情報共有を受けるのがおすすめです。

給与交渉で弁護士の年収UPを図る

企業との面接が進み採用が決まった場合、給与面などの希望などもあることでしょう。こうした交渉もすべて転職エージェントが間に入って進めてくれるので、スムーズに内定を進めることができるのです。

もちろん、これらのサービスはすべて無料。転職エージェントでは、依頼された企業への採用が決まった場合、企業側からお金をもらっているので、転職者は無料でサービスを利用できるというわけです。

弁護士が転職エージェントを選ぶ際に比較すべき5つのポイント

最後に、転職エージェントを選ぶ際に意識したいポイントを解説します。

弁護士業界に特化した転職エージェントか

転職エージェントには多数の職種・業種を扱っている総合型のエージェントと、特定の分野を得意とする特化型のエージェントがあります。弁護士が選ぶべきは弁護士業界に特化した転職エージェントです。

総合型は求人数の多さが売りで弁護士の求人も掲載されていますが、弁護士業界に特化しているわけではないため、質の高い非公開求人は少ない可能性があります。

弁護士業界に特化した転職エージェントなら、独自のコネクションを活かした質の高い求人に出会える可能性が高いでしょう。

法律事務所と法務部のどちらの求人が多いか

弁護士業界に特化した転職エージェントでも、『法律事務所』の求人が多いのか、『インハウス(法務部)』の求人が多いのかで転職エージェントの使い方が変わってきます。登録したエージェントがどちらの転職支援に強みを発揮しているのかは、事前に判断しておくことをおすすめします。

弁護士の転職事情に詳しいコンサルタントがいるか

弁護士の転職事情に精通したコンサルタントが在籍しているかは重要です。採用側のニーズと求職者のスキルがマッチするかどうかを把握したうえでの適切な紹介・アドバイスが受けられます。ミスマッチが少ないため精度の高い転職活動ができ、短期間で効率よく内定を獲得できる可能性が高まります。

転職エージェントのHPにコンサルタントの紹介ページが設けられているケースが多いため、弁護士の転職支援に実績があるかどうかを確認しましょう。

サポート体制が充実しているか

転職エージェントの中でも応募書類の添削や面接対策、面接同行など、どこまでサポートしてくれるのかには違いがあります。中には求人紹介だけ行い、あまりサポートはしてくれないエージェントも存在します。内定の確率を高めるためにはサポート体制が充実している転職エージェントを選ぶことが大切です。

担当者との相性を見極める

担当者も人間なので、どうしても求職者との相性があります。希望にマッチしない求人ばかりを紹介してくる、やり取りする際に不快に感じるといった場合は相性が悪い可能性があります。

貴重な時間を無駄にすることになるため、相性が悪いと思ったら担当替えや別のエージェントの利用も検討しましょう。

法律事務所の転職に強い弁護士向け転職エージェントおすすめ9選

最もおすすめの弁護士向け転職エージェント』はすでにご紹介しましたが、おすすめ転職エージェントの詳細をご紹介します。

NO-LIMIT(ノーリミット)|経験弁護士特化の転職エージェント

NO-LIMIT

NO-LIMITは弁護士の転職を専門に扱う転職エージェントです。弁護士専門の集客支援サービスから誕生した人材紹介サービスなので、弁護士のキャリアに対する見識が深く、市場の流れに合った幅広いキャリアを提案してくれます

一般民事法律事務所の求人が豊富ですが、企業法務やインハウスの求人も多数扱っています。

NO-LIMITのキャリアアドバイザーは法律事務所の内情や代表弁護士の人柄など、細かいけれど知っておきたい情報まで事前に提供してくれるため、マッチングの精度が高いのが魅力です。

応募書類の作成や面接対策などのサポートも手厚く、利用者からは希望した先から内定をもらえたとの声も多く聞かれました

エージェント情報

運営会社:株式会社trient

メリット:業界に精通したエージェントが在籍。書類通過率90%、スキルマッチ・条件マッチに強み。

特記事項:日本組織内弁護士協会公式スポンサー

公式サイト:https://no-limit.careers/

ジュリナビキャリア|弁護士・司法修習生に強い

ジュリナビキャリア

ジュリナビキャリアは弁護士・法務職・司法修習生などのキャリア設計および転職支援を行うエージェントサービスです。法科大学院修了生と在学生向けの就職支援サイト「ジュリナビ」が運営しています。

ジュリナビの運営で築いた法律事務所・企業とのネットワークと、法律業界に対する分析力を活かした転職支援が強みで、書類選考率も高くなっています。求人数はそれほど多くありませんが、専門性の高いアドバイスをしてもらえるためキャリア相談だけでも価値があります

エージェント情報

運営会社:株式会社ジュリスティックス

メリット:法律業界に対する分析力を活かした転職支援

公式サイト:http://www.jurinavi-career.com/

弁護士転職.jp|経験弁護士・企業法務系が割合として多い

弁護士転職.jp

弁護士転職.jpC&Rリーガル・エージェンシー)は弁護士・法務職の転職に特化した転職サイトです。

司法試験制度改革後に新たな弁護士が誕生した2007年から法曹業界で転職支援を行ってきた実績があり、弁護士特化型のエージェントの中では老舗の部類に入ります。

経験年数が少ない弁護士向け求人と、経験豊富な弁護士向け求人のどちらも扱っているため、幅広いタイプの弁護士にマッチする可能性があります。

 弁護士転職.jpは直接応募する求人サイトとしての側面と、サポートを受けながら非公開求人に応募する転職エージェントとしての側面があります。自分の希望に合わせて転職活動を進められるのもメリットでしょう。

エージェント情報

運営会社:株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社

メリット:今のキャリアのあった求人が見つかりやすい

公式サイト:https://www.bengoshitenshoku.jp/

弁護士ドットコムキャリア|弁護士ドットコムのネットワークに期待

 弁護士ドットコムキャリア

弁護士ドットコムキャリアは弁護士や企業の法務職に特化した転職エージェントです。弁護士相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」が運営しているため、弁護士業界に詳しいコンサルタントのサポートを受けることができます。

業界内での知名度が高いこと、弁護士ドットコムの運営で築いたネットワークがあることにより、独自案件を多数保有しているのが特徴です。高年収やキャリアアップが叶う求人が多いと求人の質に定評があります。

大手法律事務所やそのほかの法律事務所、一般企業の求人を扱っていますが、意外にも企業の案件の方が多いため企業内弁護士を希望する方におすすめです。

あわせて読みたい
弁護士ドットコムキャリアの評判・口コミやサービスの特徴を解説|併用がおすすめのエージェントまで 弁護士ドットコムキャリアとは、弁護士ドットコム株式会社が運営する弁護士・法務担当者の転職支援に特化した転職エージェントです。 国内最大級の法律ポータルサイトを...
エージェント情報

運営会社:弁護士ドットコム株式会社 Bengo4.com,Inc.

メリット:弁護士業界に詳しいコンサルタント、弁護士ドットコムの運営で築いたネットワークに魅力

公式サイト:https://career.bengo4.com/

リーガルジョブボード|修習生・法律事務所求人多め

リーガルジョブボード

リーガルジョブボードは士業の転職に特化した転職サイトです。弁護士や司法書士、弁理士といった士業の求人を扱っており、士業型の転職サイトでは最大級の規模を誇ります。

 企業と直接やり取りするダイレクトリクルーティングと、求人紹介や書類添削、面接対策・面接同行などのサポートを受けながら転職活動できるエージェントサービスを選べるのが特徴です。

エージェントサービスでは希望の転職期間を考慮してサポートしてくれるため、今すぐ転職したい人にもじっくり転職活動を進めたい人にもおすすめです。 

エージェント情報

運営会社:株式会社WILLCO

メリット:書類添削、面接対策・面接同行などのサポートあり

公式サイト:https://legal-job-board.com/

MS-Agent|士業・管理部門向け転職エージェント

MS-japan

MS-Agentは経理や法務などの管理部門と士業に特化した転職エージェントです。

公式サイトによると管理部門・士業の転職決定率No.1の実績があり、独自のネットワークをもとに多数の求人を扱っています。法律事務所よりも企業の求人が多いため、企業内弁護士を希望する方はチェックしましょう。

 MS-Agentは情報収集力に定評があります。法律事務所の詳しい情報を提供してくれるため転職後のミスマッチが少なく、後悔のない転職を実現できる可能性が高いでしょう。ほかに選考スケジュールの調整や年収交渉などのサポートもしてくれます。

公式サイトのデータを見る限り、やはり企業法務求人が多いようです。

エージェント情報

運営会社:株式会社MS-Japan(エムエス ジャパン)

メリット:管理部門・士業の転職決定率No.1、企業内弁護士を希望する方は要チェック

公式サイト:https://www.jmsc.co.jp/

エクスキャリア|弁護士ドットコムの管理部門特化エージェント

エクスキャリア

エクスキャリアは弁護士ドットコムキャリアから派生した、士業・バックオフィスにフォーカスした転職エージェントです。弁護士相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」が運営しているため、弁護士業界に詳しいコンサルタントのサポートを受けることができます。

弁護士ドットコムキャリアに比べると法律事務所求人の数は少ない代わりに、法務部の求人割合が増え、他士業への転職領域を増やしています。

エージェント情報

運営会社:弁護士ドットコム株式会社

メリット:管理部、法務部案件の求人に出会える

公式サイト:https://excareer.work/

ExE(エグゼ)|社外取締役・社外監査役のエグゼクティブサーチ

ExE(エグゼ)

ExE(エグゼ)は弁護士資格を持った社外役員への就任、法務部でもハイクラス求人の紹介を受けたい方を対象にしたサービスです。キャリアアドバイザーは法律事務所の内情や代表弁護士の人柄など、細かいけれど知っておきたい情報まで事前に提供してくれるため、マッチングの精度が高いのが魅力です。

公式サイト:https://outside.no-limit.careers/

SACTリーガルキャリアナビ

 SACTリーガルキャリアナビ

SACTリーガルキャリアナビは弁護士や税理士・公認会計士、弁理士、司法書士に特化した転職エージェントです。法律業界では各士業同士が連携して仕事を進めるケースが多いことを受け、ほかの士業の動向も踏まえた転職支援を行っているのが特徴です。

業界に精通したコンサルタントがひとり一人に合った丁寧なキャリア相談を実施してくれるのが魅力で、入職するまでに手厚いサポートを受けられます。

エージェント情報

運営会社:株式会社SACT(サクト)

メリット:5士業をカバーしているエージェント、他士業の動向も把握している

公式サイト:https://sactjp.com/legal-navi/

弁護士が特化型転職エージェントを利用する5つのメリット

転職エージェントの一番の役割は、転職者に対して希望の企業を紹介することです。転職サイトには載っていない非公開求人を紹介できるのが転職エージェント最大の強みになるので、アプローチ数を増やせる、通常では応募できない企業に転職するチャンスがあるというのは大きな魅力でしょう。

ここでは『弁護士特化型の転職エージェントをつかうべき理由』を今一度おさらいしておきましょう。

弁護士ならではのキャリア相談が可能

そもそもなぜ転職をしたいのかとうことをヒヤリングしながら、

  1. あなたがこれからどういったキャリア形成をしていくのがベストなのか
  2. いまのスキルで挑戦できる事務所はどこか
  3. チャレンジできる環境に身を置くならどういった心構えが必要か など

具体的な相談に乗ることができます。これは一重に弁護士専門特化でサービスを提供している転職エージェントのアドバイザーが、弁護士業界出身、あるいは深く関わる仕事をしているという点に付きます。

法律事務所の内情を把握できる

「ひまわり求人」を見て頂ければお分かりいただけるかと思いますが、法律事務所の求人票は企業と比較すると情報公開が進んでおらず、客観的にどんな事務所なのか、内情を知ることは困難であるのが現実です。

転職エージェントの担当者は法律事務所に対して人材紹介をする際、実際に事務所へ足を運び、代表弁護士やパートナー弁護士、時には事務員にヒアリングする ことで、事務所の内情を把握する作業を行っています。

インハウス転職における内定率の高さ

転職エージェントの役割として、ひまわり求人や総合転職サイトには載っていない非公求人を紹介できるというのもあります。そのなかでも、企業内弁護士の求人は特に非公開のものが多く、通常では応募できない企業に転職できるチャンスがあるのもメリットの一つです。

総合転職エージェントも特化型転職エージェントも同じ求人案件を扱っていることがほとんどなのですが、企業側に紹介する弁護士のスキルや経歴、そしてそれをどう活かせるのかをきちんと把握しているのは特化型エージェントであるため、結果的に弁護士特化型の転職エージェント経由で応募する方が、お互いのミスマッチを解消でき、内定が出やすいという背景があります。

履歴書・職務経歴書の添削や精度の高い面談対策

初めて転職する方によくあるのが履歴書や職務経歴書の受かる書き方を知らないと言う点です。面接をして内容を聞かれるとはいえ、誰が見てもあなたの経歴が伝わる、凄さを理解できるようにするにはちょっとしたコツが必要なので、そういったテクニックも教えてくれます

また、履歴書や職務経歴書と同様に、企業との面接前に対策をしますので、どういったことを聞かれるのか、答えにくい質問が来た時の返し方などが事前にわかるのも魅力です。

転職先の事務所や企業との交渉で年収がUPする

例えば、給与がこのぐらい欲しいなどや、希望のポジションがあった場合に転職エージェント側が企業との交渉を行って、できるだけ希望の内容にそうような内容に話をしてくれるのも、転職エージェントを利用するメリットといえます。

転職エージェントの利用が向いている弁護士のタイプ

特に転職エージェントを利用したほうがよいタイプについて解説します。

 企業内弁護士への転職を希望する人

企業のコンプライアンス意識の高まりにより、企業内弁護士(インハウス)のニーズが増えています。

企業内弁護士数の推移
2001 (9月) 2002 (5月) 2003 (3月) 2004 (3月) 2005 (5月) 2006 (6月) 2007 (6月)
66 80 88 109 123 146 188
2008 (6月) 2009 (6月) 2010 (6月) 2011 (6月) 2012 (6月) 2013 (6月) 2014 (6月)
266 354 428 587 771 953 1,179
2015 (6月) 2016 (6月) 2017 (6月) 2018 (6月) 2019 (6月) 2020 (6月) 2021 (6月)
1,442 1,707 1,931 2,161 2,418 2,609 2,820
2021年登録弁護士総数:43,152名

参考:日本組織内弁護士協会(JILA)|企業内弁護士数の推移(2001年~2021年)

インハウスを求める企業は大企業や上場企業が多く、採用コストをかけてでも効率よく、かつ優秀な人材を確保したいと考えています。そのため転職エージェントを利用する企業が多く、求職者は多数のインハウス求人に出会えるでしょう。

また法律事務所の弁護士とインハウスでは仕事内容や求められる役割が大きく異なります。インハウスに特化した応募書類・面接対策が必要になるため、転職エージェントのアドバイスを受けながら活動したほうが内定確率は上がります。

 新たな領域にチャレンジしたい人

転職活動では、これまでの経験を活かせる先に応募するのが内定確率を高めるセオリーです。そのため通常は経験のある領域を扱っている法律事務所や企業に応募するケースが多いのですが、中には経験のない新たな領域にチャレンジしたい人もいるでしょう。

 その場合、なぜその領域を希望するのか、これまでの経験をどのように活かせるのかについて説得力をもって伝える必要があります。応募書類と面接の両方で対策が必要になるため、エージェントのサポートは必須といえます。

規模が大きい法律事務所に転職したい人

5大法律事務所をはじめとする規模が大きな法律事務所への転職では、ほかの法律事務所と比べて採用基準が上がります。応募者も多く、弁護士の中でもより優秀なライバルたちとの争いになります。

そのため自分一人で転職活動を進めるよりも、転職エージェントのアドバイスを受けながら戦略的に転職活動を進めることが大切です。応募書類の内容を充実させ、面接対策もしっかり行ったうえで選考に臨むことで内定が近づきます。

現年収の維持・UPを希望する人

転職して年収を上げたい人も転職エージェントの利用がおすすめです。転職エージェントを利用すれば、今よりも高く評価してくれる法律事務所を探してくれます。年収交渉も代理してくれるため、年収が上がる可能性が高まります。

弁護士の方で年収にこだわりを持つ方はそう多くはないかと思いますが、特にインハウスへ転職する場合は総じて年収は下がる傾向にあるため、インハウスでも年収を維持されたい方は転職エージェントの年収交渉に期待するのが良いでしょう。

自分の市場価値を知りたい人

自分一人で転職活動を行う場合、選考の状況を見てはじめて自身の市場価値が見えてくるものです。自分の市場価値を判断してから転職活動を始めたいと考える場合には非効率ですし、自分の価値を最大限に評価してくれる法律事務所・企業を探すのは難しいでしょう。

転職エージェントは多くの求職者の転職支援や採用側とのやり取りを通じ、求職者がどのくらいの価値があるのかを適切に把握できます。求職者の市場価値に見合った求人を紹介してくれるため、これまで正当に評価されていなかった人は大きくステップアップできる可能性があります。

反対に市場価値が低い場合は、今は転職せずに時期を待つという選択肢を取ることもできます。

弁護士が転職エージェントを賢く利用して転職を成功させるポイント

転職エージェントは活用の仕方次第で、さらに良いサポートが受けられるようにも、逆に悪くもなります。

この項目では、弁護士が転職エージェントを賢く活用するための方法を確認しましょう。

転職エージェントは2,3社登録する

転職エージェントに登録する際は、1社だけに絞るのではなく複数社に登録するのがおすすめです。複数の転職エージェントに登録しておけば、担当者との相性が悪かった際のリスクヘッジになりますし、情報源を複数持つことで、相手の発言が妥当かどうか客観的に把握しやすくなります。

またそれぞれのエージェントが、競合が持たない独占求人を保有している可能性もあるため、選択肢を広げるためにも複数社に登録するのがおすすめです。

定期的に連絡を入れる

担当キャリアアドバイザーには、転職の意欲を示すためにも定期的に連絡を入れることをおすすめします。というのも、担当キャリアアドバイザーがサポートを行っているのはあなただけではありません。

さまざま求職者のサポートを並行しているなかで、自身の転職に力を入れてもらうためには、転職が早く決まると思わせることです。

なぜなら、アドバイザーも仕事である以上、ノルマを持っており、達成するには早く求職者の転職が決まるに越したことありません。そのため、アドバイザーにとってよい求職者であると思ってもらうために、連絡を待つだけでなく、こちらから連絡を行い転職の意欲を示しましょう。

自身の経験・スキルを正確に確認するツールとして

転職活動をする前に確認しておきたいのが、自身がどのような経験やスキルを持っているかです。キャリアップ転職はもちろんのこと、現年収・現キャリア維持のまま転職する場合も、環境が変われば求められる能力たスキルも変わってきます。

大事なのは、それらをどう未経験の業務に活かせるかということ。そのためには、自身の経験やスキルを確認しておくことが大事ですから、業界に詳しいエージェントと相談しながら、『こういう事務所だったら』『こんな企業だったら』と二人三脚で進めていくのがポイントです。

職経歴書はできるだけ詳細に・添削サービスは有効

面接で必ず聞かれるのがこれまでの経歴です。「なぜ転職するのか」「なぜうちを選んだのか」はよく聞かれますが、「なぜ弁護士になったのか」を大事にされる事務所もあります。面接官が、「今ここにいる理由」「自社で活躍のイメージ」を抱ければ、面接通過の可能性も高くなります。

また、職務経歴書はできるだけ詳細に、かつ細かく書くことを推奨します。例えばNO-LIMITの場合は『書類通過率90%の職歴書の書き方』といったノウハウを公開しているので、そう言ったメリットを踏まえて活用していくのが望ましいと言えます。

【無料ダウンロード】

転職エージェントを活用した弁護士の転職成功事例

ここでは上記でご紹介した転職エージェントの転所成功事例をご紹介します。

【弁護士転職事例】インハウス法務部門の幹部から個人事件可能な大企業への転職|社内法務と裁判業務の両立を実現

転職前年収:750万円
転職後年収:820万円
編集部:実際使ってみて、前評判通り他のエージェントより優れていましたでしょうか…。
Wさん:御社はとにかくレスポンスが早かったのが非常に使いやすかったです。求人提案も、応募後の進捗の報告も非常にスピーディーだったため、テンポよく転職活動出来たのが有難かったです。また、各求人のおすすめポイントを伝えてくれたのは御社が初めてなので印象的でした。私との面談内容をしっかり理解した上でおすすめしてくれている事が非常に分かる内容でしたので、興味を持ちやすかったです。
引用元:NO-LIMIT

【弁護士の転職成功談】ブティック型法律事務所(弁護士事務所)から上場企業のインハウスへ

転職前:ブティック型法律事務所(弁護士事務所)
転職後:東証一部上場企業(インハウス)
エージェントを複数利用いること、自己応募も行っていることを担当コンサルタントにご共有してくださいました。それぞれの選考の足並みを出来る限り揃えておくほうが最終判断しやすくなるのでは、とご助言をさせていただき、以降は他社の応募状況や選考状況も担当コンサルタントに共有いただきながらご一緒に熟慮を重ねて活動を進めさせて頂きました。

他社エージェント経由・自己応募のものも含め、いろいろな求人をご一緒に検討させていただく中で、これまでの経験を活かすことができ、これからの経験幅が広がる仕事をしたいという判断軸の手触りをご本人が感じることができるようになりました。
引用元:弁護士ドットコムキャリア

安定した環境を目指して上場企業の子会社に転職!20代・弁護士の成功事例

<転職前>中堅事務所 年収650万円
<転職後>一部上場子会社 年収470万円
エリア:大阪府
Nさんは、企業法務中心の中堅法律事務所に1年半程度勤めていらっしゃいました。非常に忙しい環境であった為、今回の転職では残業が少なく、定年まで勤められる企業をご希望されていました。カウンセリングで詳細をお伺いしたところ、転職先には上場、非上場のこだわりもなく、お人柄としては堅実に仕事をこなされている印象を受けました。一方で、ご自身のスキルにはあまり自信を持っていらっしゃらなかったので、転職先では業務のサポート体制が整っている環境を希望されていました。
引用元:MS-Agent

総評|法律事務所向け・インハウス向け1社ずつ登録しておくのがベスト

弁護士が転職の成功確率を上げるためには転職エージェントの利用をおすすめします。弁護士業界に特化した転職エージェントを選ぶことで、適切なアドバイスや求人紹介を受けられる可能性が高いでしょう。今回紹介した転職エージェントを中心に利用を検討してみてはいかがでしょうか。

最後に、弁護士の転職で利用を検討したいおすすめの転職エージェントの一覧をまとめておきます。

エージェント名  特徴
NO-LIMIT(ノーリミット) 法律事務所の内情や代表弁護士の人柄など、細かい情報まで事前に提供可能。法律事務所、インハウスどちらも対応。
MS-Agent 言わずと知れた管理部門・士業に特化した転職エージェント。インハウス求人に強み。
弁護士ドットコムキャリア 弁護士相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」が運営。幅広いネットワークに期待大。
ジュリナビキャリア 弁護士・法務職・司法修習生などのキャリア設計および転職支援を行うエージェントサービス。
SACTリーガルキャリアナビ 法律業界では各士業同士が連携して仕事を進めるケースが多いことを受け、ほかの士業の動向も踏まえた転職支援を行っているのが特徴。
弁護士転職.jp 司法試験制度改革後に新たな弁護士が誕生した2007年から、法曹業界で転職支援を行ってきた実績。
リーガルジョブボード ダイレクトリクルーティングと、求人紹介や書類添削、面接対策・面接同行などのサポートを受けながら転職活動できるエージェントサービス。
エクスキャリア 弁護士ドットコムキャリアの派生サービス。管理部門の求人・転職支援特化のサービス
ExE(エグゼ) NO-LIMITの派生サービス。弁護士資格を持った社外取締役/監査役への就任がメイン。ベンチャーから上場企業法務部への転職支援にも対応。
  • URLcopy
士業・管理部門TEAMのアバター
CAREERUPSTAGE編集部

士業・管理部門TEAM

弁護士・公認会計士・管理部門特化の転職コンテンツを作成。士業・管理部門の転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカス。転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。