税理士が選ぶ転職エージェントサイトおすすめ12社徹底比較!転職成功のポイントも解説
- 将来を見据えて転職したい
- 将来の年収をよりアップさせたい
- 今より良い環境でやりがいをもって働きたい
税理士が転職を考える際に、転職エージェントの利用を考える場合も多いでしょう。近年は会計業界に特化した転職エージェントが増えており、転職エージェントを選ぶ幅が広がっています。
税理士の転職市場もここ数年のコロナ禍において、企業の倒産・事業縮小等の報道が多数聞かれる状況が続く中、税理士の転職市場はおおむね好調と言えます。
国税庁の調査によれば、クライアントである法人の数に関して、コロナ禍前後で大きな変動はありません。
そのため、税理士の需要が下がっているとは言えないでしょう。
税務申告業務などは景気に関係なく発生しますし、事業再生など不況時ならではの業務もあることなどが税理士の需要が下がらない理由だと考えられます。
そこでこの記事では、税理士の転職に強い転職エージェントを12社厳選してご紹介します。転職エージェントの利用メリットや活用方法もあわせて確認しましょう。
なお、この記事で紹介する転職サイトは、求人の質・サポート体制・税理士特化などに着目して選抜しています。
関連記事:転職エージェントおすすめ比較ランキング!人気大手17社の選び方や特徴を一覧で解説
目次
税理士の転職に強いエージェントサイトおすすめ12社一覧
税理士は専門性の高い職種なので、どの転職エージェントでも対応できるとは限りません。そこで、税理士の転職におすすめの転職エージェント12社を紹介します。
税理士の転職で利用を検討したいおすすめの転職エージェントを一覧表にしましたので、ぜひ参考にしてください。
エージェントサイト名 | 特徴 |
ハイスタ税理士 | 税理士・科目合格者に特化した転職サイト。求職者と企業担当をアドバイザー1人が担当する一気通貫だからミスマッチがない。 |
マイナビ税理士 | 大手マイナビが運営する税理士の転職に特化した転職エージェント |
最速転職HUPRO(ヒュープロ) | 税理士のほか税理士を目指す補助員や簿記取得者など経験が浅い人までフィットする求人があります。 |
REXアドバイザーズ | 税理士・経理・財務の転職に強い転職エージェント |
BEET-AGENT | 企業の税務、インハウスへの転職を希望する方におすすめ。管理部門の転職に特化した転職エージェント。 |
MS-Japan | 管理部門に強い転職エージェント。 |
パソナキャリア | 元人事、元経理など管理部門経験のあるアドバイザーが在籍。専門性の高いアドバイスをしてくれます。 |
ジャスネットキャリア | 公認会計士・税理士・経理の転職に特化した転職エージェント |
エルキャリ | ベンチャー企業や新規事業を積極的に行う企業での経理・財務部門、またはコンサルティングファームへの転職に強み |
人材ドラフト | 会計事務所・税理士事務所・経理など会計業界に特化した転職エージェント |
リクルートエージェント | 人材業界トップの求人を保有しているため税理士に絞った場合の求人も1000件以上 |
ビズリーチ | 特化ではないが、税理士のように高度な専門スキルを持つ人材の転職支援にも注力 |
特許事務所の内情は不透明であることが多く、うまく人間関係が築けずに早期退職する傾向があります。
そのため、事務所の内情に詳しい「ハイスタ税理士」「REXアドバイザーズ」は、税理士にとって外せない転職エージェントと言えるでしょう。
税理士向け転職エージェントサイトの選び方と比較ポイント
税理士の転職において、転職エージェントそれぞれの特徴を知り、自分に合ったエージェントを探すことが重要です。ここでは、転職エージェントを選ぶ際に意識したいポイントを解説します。
税理士・会計業界に特化した転職エージェントか
転職エージェントには、多数の職種・業種を扱っている「総合型エージェント」と、特定の分野を得意とする「特化型エージェント」があります。税理士が選ぶべきなのは、税理士や会計業界に精通した「特化型転職エージェント」です。
総合型は求人数の多さが売りと言えますが、税理士業界に特化した求人があるわけではなく、希望に沿うような非公開求人は少ない可能性があります。その点、業界に特化した転職エージェントを利用すれば、独自のコネクションを活かした質の高い求人に出会える可能性が高いでしょう。
税理士・会計業界の転職事情に詳しいコンサルタントがいるか
転職エージェントの利用を考えた際に、税理士の転職事情に精通したコンサルタントが在籍しているかは重要なチェックポイントです。「採用側のニーズ」と「求職者のスキル」がマッチするかどうかを把握し、適切な紹介やアドバイスをしてくれます。
そのためミスマッチが少なく効率の良い転職活動ができ、短期間で内定を獲得できる可能性が高まります。
サポート体制が充実しているか
転職エージェントの利用を考えた際に、税理士の転職事情に精通したコンサルタントが在籍しているかは重要なチェックポイントです。「採用側のニーズ」と「求職者のスキル」がマッチするかどうかを把握し、適切な紹介やアドバイスをしてくれます。
そのためミスマッチが少なく効率の良い転職活動ができ、短期間で内定を獲得できる可能性が高まります。
担当者との相性は良いか
担当者も人ですので、どうしても求職者との相性が合わない場合があります。「希望に沿わない求人ばかりを紹介してくる」「やり取りするときに不快に感じる」といった場合は相性が悪い可能性があるでしょう。
貴重な時間が無駄になってしまうことになるため、相性が悪いと思ったら担当替えや別のエージェントの利用も検討してください。
税理士の転職に強い転職エージェントおすすめ12社徹底比較
近年、会計業界を専門にした転職エージェントが増えており、それぞれに特色があります。自分の希望に合った、転職エージェントを利用することが重要と言えるでしょう。
ここでは、税理士の転職に強い転職エージェント12社を、それぞれくわしく紹介します。ぜひ参考にして、効率よく転職活動を進めましょう。
ハイスタ税理士|税理士・科目合格者に特化した転職エージェント
ハイスタ税理士は、「税理士」「科目合格者」に特化した転職エージェントです。ハイスタ税理士の特徴としては、以下のようなものが挙げられます。
公式サイト:https://hi-standard.pro
- 税理士専門のアドバイザーが在籍
- 求人全体の約9割が「非公開求人」
- 職務経歴書の作成・添削・面接対策など丁寧に対応
- 「監査法人」「CFO候補」「財務マネージャー」などハイクラス求人の提案
- 強みは一人ひとりのスキルと経験を活かしたキャリア形成
- 「職務経歴書の添削」「面談対策」をしっかりサポート
- 長期的な入社後のフォローも万全
一人ひとりに合った「活躍できる環境」の提供を重視し、希望にマッチする転職を可能にします。初めて転職を検討した人のサポートにも優れているので、転職が初めてであっても不安なく効率よく転職活動を進めることができるでしょう。
完全無料で利用できるので「税理士」「科目合格者」の転職において登録しておくべき転職エージェントです。
最速転職HUPRO
HUPRO(ヒュープロ)は「士業」「管理部門」に特化した転職サイトです。HUPROには以下のような特徴があります。
公式サイト:https://hupro.jp/
- 専門性が高いキャリアアドバイザーが在籍
- 最速で転職できるようにスピーディーなサポート
- 独自の会計業界求人を多数保有
最新のAI技術と専任エージェントのサポートにより「最速転職」を目指すことが可能です。独自のアルゴリズムを使った自動マッチング機能によって自身の希望にマッチし、かつ選考通過率の高い求人を提案してくれます。
マイナビ税理士
マイナビ税理士は、転職業界の大手マイナビが運営する「税理士」を専門に取り扱う転職エージェントです。マイナビ税理士の特徴としては以下のようなものが挙げられます。
公式サイト:https://zeirishi.mynavi-agent.jp/
- 非公開求人はおよそ80%
- 税理士の転職に特化したアドバイザー
- 金融機関の非公開求人も多数
- 税理士のアシスタント求人も掲載
士業特化型の転職エージェントの中でも求人件数が最も多く、特に「会計事務所」「税理士法人」の求人が豊富です。 大手ならではの転職支援ノウハウが蓄積されており、質の高いサポートが受けられます。
アドバイスが的確で、面談利用者の満足度は95%と非常に高くなっているのも特徴の一つです。税理士分野に精通したアドバイザーが、応募書類の添削・面接対策まで丁寧にサポートしてくれます。
平日は忙しく転職活動が難しいかた向けに休日相談会の対応もしており、住まいが遠方の場合は電話での面談や求人紹介も受けることが可能です。
REXアドバイザーズ
REXアドバイザーズは「公認会計士」「税理士」「経理」「財務」に専門に扱う転職エージェントです。REXアドバイザーズの特徴としては以下のようなものが挙げられます。
公式サイト:https://www.career-adv.jp/
- シニア・マネージャークラスのサポートに実績多数
- 入社まで手厚いサポート
- 会計・税務案件多数取り扱っている
- 主要都市の求人を取り扱っている
会計・税務案件多数取り扱っており、税理士のためにある転職エージェントと言っても過言ではないでしょう。
BEET-AGENT|税務・会計・管理部門特化の転職エージェント
BEET-AGENTは「税務」「経理」など管理部門に特化した、質の高い求人でキャリアアップを狙いたい人向けの転職エージェントです。BEET-AGENTの特徴としては以下のようなものが挙げられます。
公式サイト:https://beet-agent.com/
- 管理部門キャリアの行き詰まりをなくす面談クオリティの高さ
- 希望の合わせた求人提案のみ
- アドバイザーは士業・管理部門など特定のキャリアに特化した人材が在籍
- 中小・大手企業からベンチャーまで幅広い求人掲載
BEET-AGENTは管理部門に特化しているため、企業の税務・会計・経理などに強く、事務所というよりはインハウスで税理士経験を活かす、幅広くキャリアを広げたい方におすすめです。税理士でキャリアアップを希望する人には非常におすすめな転職エージェントです。
MS-Japan
MS-Agentは「管理部門」「士業」を専門に扱う転職エージェントです。MS-Agentの特徴としては以下のようなものが挙げられます。
公式サイト:https://www.jmsc.co.jp/
- 主要都市の求人を取り扱っている
- 幅広い年代をサポート
- 「転職セミナー」「個別相談会」を常時開催
会計事務所や税理士法人のほかにも「一般企業の経理」「財務」などの求人も豊富です。「精度の高い情報を得られる」「サービスの質が高い」という点で、おすすめのエージェントといえるでしょう。
30年以上にわたり転職を支援してきた実績があるためコンサルタントの専門性が高く、事務所の特徴を細かいところまで把握しています。全国対応していますが首都圏の求人が多いため、首都圏での転職を希望している方におすすめの転職エージェントです。
パソナキャリア
パソナキャリアは2019年~2021年に行われたオリコン顧客満足度調査において「転職エージェントの総合1位」を獲得しており質の高いエージェントと言えます。パソナキャリアの特徴は以下のようなものです。
公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
- 3人に2人が年収アップを実現
- 求人の質が高い
- 非公開求人はおよそ80%
- アドバイザーの対応が親身と高評価
パソナキャリアはさまざまな業界・職種の転職を扱っていますが、管理部門専門の転職サービスも取り扱っています。「元人事」「元経理」など管理部門経験者であるアドバイザーが在籍しているため、専門性の高いアドバイスが可能です。
一般企業の財務や経理への転職を考えている税理士の方に向いていると言えます。67.1%の利用者が年収アップを実現しているため、年収を上げたいと考えている方にもおすすめです。
ジャスネットキャリア
ジャスネットキャリアは「公認会計士」「税理士」「経理」を専門に取り扱う転職エージェントです。ジャスネットキャリアの特徴には以下のようなものがあります。
公式サイト:https://career.jusnet.co.jp/
- さまざまな雇用形態に対応
- 業界に精通したアドバイザーが多数在籍
- キャリアをサポートするコンテンツが充実
ジャスネットキャリアは創業者が公認会計士というだけあり、会計業界へ精通しており内部事情など活きた情報を把握しています。またキャリア相談に重きを置き丁寧に相談に乗ってくれるため、キャリアの方向性に悩んでいる方も利用する価値はあるでしょう。
求人の傾向としては、経験年数3年以上の若手から中堅、管理職まで幅広い年代にマッチする求人があります。特に経理の求人が多いので、事業会社への転職を考えている税理士におすすめです。
関連記事:パソナキャリアの評判・口コミから分かるメリット・デメリット
エルキャリ
エルキャリは「財務」「経理」「人事」など管理部門専門の転職エージェントです。エルキャリの特徴として以下のようなものが挙げられます。
公式サイト:https://el-career.com/
- 勤務経験を活かした転職サポート
- 非公開求人を多数保有
- 個別説明会やセミナーも随時開催
設立から年数は浅いものの、ベンチャー企業や新規事業を積極的に行う企業での経理・財務部門、またはコンサルティングファームへの転職を支援します。東京の求人が中心なので、都内で転職を考えている方は登録を検討しましょう。
平日に忙しくて時間が取れない場合は、土日や夜間の転職相談にも対応してもらえます。
人材ドラフト
人材ドラフトは「経理」「財務」「税務会計」など会計業界に特化した転職サイトです。人材ドラフトには、以下のような特徴があります。
公式サイト:https://www.jinzai-draft.com/
- ドラフト指名・逆指名制度がある
- 入社後の活躍にこだわった転職支援
- 企業・求職者双方に面接後のフォローがある
人材ドラフトには、自分で求人検索・応募ができる転職サイトとしての機能「人材ドラフトWEB」と、転職サポートを受けられる「人材ドラフトエージェント」のサービスがあります。人材ドラフトのこだわりは「定着と活躍率」です。これまでに転職が決まった人の中で退職率はわずか2%となっており、多くの方が転職後のギャップを感じずに活躍していることが分かります。
人材ドラフトでは、実際に企業を訪問して職場の雰囲気も調査するため、転職前にどのような職場なのかを確認することが出来るのが魅力です。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、人材サービス大手リクルートが運営する転職エージェントです。リクルートエージェントの特徴として、以下のようなことが挙げられます。
公式サイト:https://www.r-agent.com/
- 転職成功実績1
- 厳選非公開求人数21万件以上
- 求人の質が高い
- 専門コンサルタントがフルサポート
業界特化型ではないものの、1977年に創業した老舗のエージェントとして人材業界トップの求人を保有しています。税理士に絞った場合の求人も1,000件以上と豊富にあるのが特徴です。
リクルートエージェントはサポートが充実しており、安心して利用することができます。会計業界以外の転職を検討している方、未経験や若手の方などでも求人が見つかりやすいといえるでしょう。
専門性という点では業界特化型のエージェントほど強くはないので、ほかのエージェントとの併用するのがおすすめです。
関連記事:リクルートエージェントの評判や口コミから分かるメリット・デメリット
ビズリーチ
ビズリーチは、ミドル世代・ハイクラス人材向けの転職サイトです。ビズリーチの特徴として、以下のようなものがあります。
公式サイト:https://www.bizreach.jp/
- 年収1,000万円以上の求人が3分の1以上
- 企業またはヘッドハンターによるスカウト
- ほかでは出会えない希少な求人を掲載
ビズリーチは、会計業界に特化したエージェントではありませんが、税理士のように高度な専門スキルが必要な転職の支援にも力を入れています。ビズリーチと一般的な転職エージェントとの違いは、企業やヘッドハンターからのスカウトをきっかけにして転職活動がスタートすることです。
高度なスキルを持つ方であれば、好条件でのスカウトにも期待できるでしょう。スカウトを待つスタイルとなるので、まずは「自分の転職市場での価値を知りたい」という方にも利用メリットがあるといえます。
関連記事:ビズリーチの評判・口コミからわかるメリットと注意点
税理士が転職エージェントを使う8つのメリット
税理士が転職活動をする際には、転職エージェントのほかに「転職サイト」「ハローワーク」「直接応募」などさまざまな方法があります。
その中で税理士が転職エージェントを使う意味はどこにあるのでしょうか?税理士が転職エージェントを使うメリットは以下の8つが挙げられます。
- 最適なキャリアプランの提案
- 高い精度の情報収集
- 質の高い「非公開求人」への応募が可能
- 応募書類へのアドバイスで書類選考通過率アップ
- 応募先との面倒なやり取りを代わりにしてくれる
- 面接対策で自信をもって面接に臨める
- 求職者のアピール・内定への一押しをしてくれる
- 年収や入社日の交渉をしてくれる
ここでは、それぞれについて詳しく紹介します。
最適なキャリアプランの提案
転職エージェントでは、スキルや経験の棚卸をすることで転職市場での評価を知ることができます。そのためにキャリアアドバイザーと面談をし、自分の希望や不安を聞いてもらいながら最適なキャリアプランの提案をしてもらえるでしょう。
自分だけで転職活動をすると、自分の適性を正確に把握していなかったり情報が少なかったりで、どうしても視野が狭くなりがちです。税理士の転職に精通したアドバイザーにサポートしてもらえば、自分では考えもしなかった求人に出会う可能性が広がります。
高い精度の情報収集
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、採用担当者だけでなく企業のトップなどとも太いパイプを持っていることがあります。実際に企業に足を運び、現場で話を聞いたり雰囲気を確認したりすることで高い精度の情報を入手するのです。
そのため、ただ求人サイトを見ただけでは知り得ない情報を持っていることがあります。このような情報を事前に知れることは、転職してからのミスマッチを防ぐことにもつながり、より満足のいく転職ができる可能性が高まるでしょう。
質の高い「非公開求人」への応募が可能
転職エージェントでは、一般に公開されている求人のほか、公開されていない「非公開求人」を多く保有しています。転職エージェントによっては、そのエージェントでしか扱っていない「独占求人」を保有している場合もあるでしょう。
自身の理想に近い企業を探すためには「非公開求人」「独占求人」を含む、できるだけ多くの求人から選んでいく必要があります。非公開求人には重要ポジションの求人などが多く含まれており、質の高い求人に応募するためには転職エージェントの利用は必須といえるでしょう。
応募書類へのアドバイスで書類選考通過率アップ
税理士の転職を成功させるためには、書類選考を通過し面接に進まなければなりません。そのためには、応募先の採用担当者に選ばれる魅力的な履歴書・職務経歴書を作成する必要があります。
税理士の転職に精通したキャリアアドバイザーに応募書類の添削をしてもらい、企業に合わせた魅力的な応募書類を作成しましょう。ヒアリングを元に強みやアピールポイントも見つけてくれるので、より採用担当者の目に留まる応募書類を作成することができます。
応募先との面倒なやり取りを代わりにしてくれる
転職エージェントでは、転職活動で面倒な先方とのやり取りを代わりにしてくれます。自分で働きながら転職活動をするとなると、多くのことを一人でやらなければならず膨大な手間と時間がかかってしまうことが考えられるでしょう。
転職エージェントが代わりにしてくれるのは、以下のようなものです。
- 各企業への応募作業
- 面接の日程調整
- 採用担当者とのやり取り
仕事をしながら複数の企業に応募するとなると、それぞれとのやり取りも一人で行わなければなりません。すべてを把握し細かくスケジューリングを立てながら行動するのは、大変な労力を必要とします。
転職エージェントに代行してもらいながら転職活動を行えば、時間に余裕ができ面接対策なども十分に行えて安心につながるでしょう。
面接対策で自信をもって面接に臨める
転職エージェントでは、面接対策をおこなってくれるので万全な状態で面接に臨めるでしょう。面接対策で期待できるのは、以下の3つです。
- 各企業の重視するポイントが分かる
- 過去の面接の情報が蓄積されている
- 模擬面接で的確なアドバイスがもらえる
転職エージェントは、その企業が「どんな人材を求めているのか」を正確に把握しています。また、多くの転職支援実績から、面接での質問内容などの具体的な情報をたくさん持っているでしょう。
さらに模擬面接をすることで、良い印象を与えるコツなどを客観的な視点で教えてくれるので、採用される可能性が高まります。
求職者のアピール・内定への一押しをしてくれる
転職エージェントは面接後に企業側の担当者と連絡を取り、面接で伝えきれなかった魅力を伝えてくれるなど最後の一押しをしてくれます。人柄や魅力について面接でうまく伝えられなかったとしても、直接フォローしてくれるので心強いでしょう。
さらに転職エージェント経由で面接官からのフィードバックをもらえるので、次の面接対策に役立てることができます。もちろん転職では本人が頑張るのは当然のことですが、転職エージェントのアシストによって内定につながる可能性は高くなるでしょう。
年収や入社日の交渉をしてくれる
いざ内定を獲得した後は、年収や入社日の具体的な交渉に入りますが、自分の希望を伝えにくい方もいるでしょう。転職エージェントは、ヒアリングを元に求職者の希望に沿った交渉を代わりにおこなってくれます。
とくに年収交渉では、エージェントが交渉した方が高年収につながる可能性が高いので、利用しない手はないでしょう。企業に主導権を握られる心配もないので、希望した条件での交渉が期待されます。
関連記事:転職エージェントのデメリット・メリットは?最大限活用するためのポイントを解説
税理士が転職エージェントを徹底活用するための5つのポイント
転職エージェントを活用するために押えておくべきポイントが以下の5つあります。
- 複数社に登録して比較する
- 税理士業界に特化したエージェントを利用する
- 担当者とは定期的に連絡を取るようにする
- 紹介された企業・事務所の評判・口コミを確認する
- 担当者に不安があれば担当替えも検討する
それぞれ詳しく解説します。
複数社に登録して比較する
転職エージェントにはそれぞれ特性に違いがあり、コンサルタントとの相性を確認することも重要と言えます。そのため最初から1社に限定はせず複数のエージェントに登録し、比較してみることが大切です。
ただし、仕事をしながら複数社のエージェントとやり取りをするのは、スケジュール管理が大変になります。そのため転職活動が本格化した段階で、2社程度に絞るようにしましょう。
多くても3社までにしたほうが良いですね。キャリア面談や最初のやり取りを通して相性を見極め、自分と相性の良いエージェントを選択するという意識を持つことが賢明です。
税理士業界に特化したエージェントを利用する
複数のエージェントに登録する際、1社は「税理士」「会計業界」を専門にしたエージェントのへの登録をおすすめします。さまざまな職種を扱う総合型の転職エージェントの場合、転職活動全般でサポートを受けられますが、業界事情に精通しておらず表面的なアドバイスに留まってしまうでしょう。
業界に特化したエージェントの場合は業界事情に詳しいため、職種の特性なども把握しておりアドバイスが的確です。ただし総合型の転職エージェントは特化型の求人数が少ないため、業界特化型のエージェントと併用して利用し求人の選択肢を増やしましょう。
担当者とは定期的に連絡を取るようにする
転職エージェントは複数の求職者を担当するため、その中で優先順位が高い人のサポートに力を入れます。優先順位が高くなるのは「エージェントと積極的に連絡を取っており転職意欲が高い人」です。
このような方は採用に至る可能性も高く、転職が成功すればエージェントの利益にもなるので優先されるでしょう。一方、忙しいからとエージェントとの連絡を怠ると、転職意欲が低いと判断されて後回しにされてしまい、なかなか求人紹介を受けられなくなってしまう可能性があります。
担当者から連絡がこなくてもこちらから定期的に連絡を取るようにして、転職意欲が高いことを伝えるように心がけてください。
紹介された企業・事務所の評判・口コミを確認する
転職エージェントは、独自の情報網により精度の高い求人情報を提供してくれます。しかし、エージェントや担当者の質によっては「情報が古い」「実態と少し異なる」といった可能性もあるでしょう。
そのため口コミサイトなどを利用し、紹介された企業・事務所で実際に働いていた人の口コミを確認しておくほうが安心です。思いもよらない不安要素が見つかり、転職の失敗を回避することも可能でしょう。
担当者に不安があれば担当替えも検討する
転職エージェントは、独自の情報網により精度の高い求人情報を提供してくれます。しかし、エージェントや担当者の質によっては「情報が古い」「実態と少し異なる」といった可能性もあるでしょう。
そのため口コミサイトなどを利用し、紹介された企業・事務所で実際に働いていた人の口コミを確認しておくほうが安心です。思いもよらない不安要素が見つかり、転職の失敗を回避することも可能でしょう。
担当者に不安があれば担当替えも検討する
転職エージェントの担当者と、求職者との相性が合わない場合があります。相性が悪いと「希望が伝わらない」「やり取りだけでストレスになってしまう」など不満につながる可能性があるでしょう。
その場合には、遠慮せずに担当替えを申し出てください。エージェントを変えなくても、担当者が交代するだけでスムーズに転職活動を進められるケースは少なくありません。
担当替えが難しいようであれば、ほかの転職エージェントの利用も検討してみましょう。
関連記事:転職エージェントが合わないときは担当を変えたほうが良い?変更の仕方と注意点
税理士の転職市場はどうなっていくのか?
税理士の転職先は、人手不足ということもあり募集している企業はあるものの、年代によっては転職がやや厳しい状況になっていると言えるでしょう。新型コロナウイルスの影響などもあり、採用する人材を厳選する動きが出てきています。
とはいえ、20代・30代前半など若手の転職では売り手市場であると言えるでしょう。そこで、ここでは以下の3つについて紹介します。
- 新型コロナによる転職市場への影響
- 税理士人口の推移
- 税理士の年収
業界の動向を知り、しっかりと対策して転職を成功させましょう。
新型コロナによる転職市場への影響
全国における2020年8月時点での有効求人倍率は1.04倍です。前月を00.4ポイント下回りました。
2020年1月には、日本での新型コロナウイルスが初めて確認されました。その影響により、求人数が減少を続けているのが分かります。
しかし、現在は求人も回復傾向となり、20代の税理士や科目合格者であれば転職は難しくないでしょう。前述しましたが、企業側が人材を厳選する傾向があるため、転職のハードルは多少高くなっています。
税理士人口の推移
2020年9月末時点の税理士数は、全国に7万9,225人となっています。求人数が減っている影響は、どの程度出ているのでしょうか。
以下の表は、国税庁が発表した税理士人口の推移をあらわしたものです。
会計年度 | 登録者数 |
---|---|
昭和35(1960)年度 | 10,888 |
昭和40(1965)年度 | 15,827 |
昭和45(1970)年度 | 24,024 |
昭和50(1975)年度 | 32,436 |
昭和55(1980)年度 | 40,535 |
昭和60(1985)年度 | 47,342 |
平成2(1990)年度 | 57,073 |
平成7(1995)年度 | 62,550 |
平成12(2000)年度 | 65,144 |
平成17(2005)年度 | 69,243 |
平成22(2010)年度 | 72,039 |
平成27(2015)年度 | 75,643 |
平成28(2016)年度 | 76,493 |
平成29(2017)年度 | 77,327 |
平成30(2018)年度 | 78,028 |
令和元(2019)年度 | 78,795 |
令和2(2020)年度 | 79,404 |
令和3(2021)年度 | 80,163 |
参考:国税庁│税理士制度
税理士は増加を続けてはいるものの、2015年以降において増加は微々たるものになっています。税理士の試験受験者数は年々減少傾向にあり、税理士を目指す若者が減っているのが見て取れるでしょう。
税理士の年収
税理士の年収の相場は、どのくらいでしょうか。以下は、2021年度の賃金構造基本統計調査を参考に、表にあらわしたものです。
企業規模 |
10人以上 | 10~99人 | 100~999人 | 1,000人以上 |
---|---|---|---|---|
所定内給与【千円】 |
419.4 | 392.1 | 506.9 | 444.7 |
参照元:賃金構造基本統計調査
企業規模が100~999人のケースが突出していますが、およそ40万円だといえます。決して給料は悪くないでしょう。
関連記事:税理士の平均年収は835万円|年代別・事業規模別の年収と年収を上げるコツ
税理士が転職を成功させるための7つのポイント
ここでは、税理士が転職を成功させるための以下の7つのポイントを紹介します。
- 転職して実現したいことを明確にする
- 自分の専門性を高める・把握しておく
- 面接では転職先を審査するという意識をもつ
- 離職率や離職理由を聞いておく
- 事業会社への転職でCFO候補も視野に入れる
- 転職先の特徴や得意分野を理解する
- 35歳以上の転職では税務知識以外のアピールも必要
より良い企業への転職成功を目指して、ぜひ参考にしてください。
転職して実現したいことを明確にする
転職を考えるときは、今の状況に少なくとも不足や不満を感じているのではないでしょうか。まずは、転職することでどうしたいのかを明確にしておきましょう。
分かりやすいものだと年収を上げたいなどでしょうか。希望の最低ラインを決めておけば、それ以上の転職先だけ候補にして絞ることができます。
転職活動前に、以下のことを考えておくようにしましょう。
- 給与
- 労働時間・休日日数
- やりたい業務
- 勤務地・活動地域
- 将来性
- 一緒に働きたい人の人物像
自分の理想像と、最低限妥協できるラインを決めておきましょう。一度、希望をすべて紙などに書き出して考えをまとめてみることで、より明確な目標を決めることができます。
自分の専門性を高める・把握しておく
税理士で求められる専門性として、主に下記の4つが挙げられます。
- 資産税
- 事業承継
- 国際税務
- M&A
資産税は主に「相続税」「贈与税」「譲渡所得に係る所得税」などですが、転職において資産税の知識だけでなく「法務知識」「コミュニケーション能力」「コンサルティング能力」「柔軟性」が求められる傾向にあります。
そのため、自信が資産税に関して強みを持っていのであれば、そのスキルや経験を職務経歴書に余すことなく書くことが大切です。また「事業承継」「M&A」も昨今多くなってきており、以下のような経験は転職時の強みとなります。
- 後継者の育成・承継後の経営体制の確立・経営課題の解決や納税の資金対策
- 企業の合併や買収において、M&Aの戦略策定
- 相手探しや交渉
- 税務処理や節税のサポート・デューデリジェンス など
幅広い業務経験が必要となりますが、「なんでもできます」といったジェネラリストより、どれか一つに絞って高度なスキルや経験を持ったスペシャリストの方が選考も突破しやすいため、時代のニーズに合った専門性を高めることが転職にも有利に働きます。
面接では転職先を審査するという意識をもつ
面接は、審査される場だと考えている方は多いのではないでしょうか。実は少し違って、面接というのは相互理解をするための場だと言えます。
求職者側も、転職先を審査する姿勢で臨みましょう。面接で弱気になってしまうと、自分の希望をしっかりと伝えきれないことにつながります。
もし聞きにくいことがあった場合、内定をもらった後でも確認することは可能です。しかし採用されたいからと、調子の良い返事ばかりしないように気を付けましょう。
離職率や離職理由を聞いておく
他の職種と比べると、税理士や会計スタッフが転職している回数はやや多めです。そこで、キャリアアドバイザーに応募したい企業の「離職率」「離職理由」を聞いてみましょう。
「人間関係」「給料への不満」「ワークライフバランスが整ってない」などの課題が見えたら、許容できるものなのか熟考する必要があります。ポジティブな退職理由の方はまれですので、どのような方が考えられるか可能な限り探ってみましょう。
事業会社への転職でCFO候補も視野に入れる
「BIG4」「大手監査法人」「税理士事務所」出身の方は、一般企業へ転職をしてもCFOになれる可能性もあります。注意点としては評価基準が挙げられるでしょう。
企業によりますが、税理士資格を保有していたとしても給与査定に大きく反映してもらえないこともあります。また、民間企業の管理部門への転職は、一般の会社員になるということを理解する必要があるでしょう。
会計事務所に勤めているときは、税理士でないとできない専門業務を行い、先生と呼ばれる立場で仕事をしていることも多いでしょう。しかし民間へ転職すると、当然ながら上司がおり人間関係に揉まれることになります。
そういった住む世界の違いも十分理解した上で、転職希望の企業を決めると良いでしょう。また金融業界の「会計」「税務業務」は特殊なため、他の企業へ転職しにくくなるデメリットがありますが、年収水準が高いというのはメリットです。
具体的には「銀行」「信用金庫」「証券会社」などが挙げられます。
転職先の特徴や得意分野を理解する
税理士に強みがあるように、会計事務所や企業にもそれぞれ強みがあります。転職先が得意とする分野を理解したうえで、自分の強みやスキルが活かせるか検討しましょう。
以下の表は、主な転職先の「特徴」「メリット」「デメリット」をまとめたものです。
転職先 | 項目 | 内容 |
---|---|---|
BIG4税理士法人 | 特徴 | ● 「EY税理士法人」「KPMG税理士法人」「デロイト トーマツ税理士法人」「PwC税理士法人」の四大会計事務所● 競争率が高く転職難易度は高め● 転職できる可能性が高いのは30代前半までが目安● 科目合格者において合格科目数は3教科以上が理想 |
メリット | ● 高度な業務の経験が積める● 年収水準が高い | |
デメリット | ● 税務全般のスキルアップは難しい● 独立開業に必要な業務は経験が積めない | |
中堅税理士事務所 | 特徴 | ● 顧客の規模や業種が幅広い● 幅広い業務の経験が積める● やりがいが大きい |
メリット | ● 税務・会計における幅広い業務経験を積める● 多種多様な業務の経験ができる | |
デメリット | 個人の裁量も責任も大きいが、ハードワークは必至 | |
特化型事務所 | 特徴 | ● 特定の業種に絞ってサービスを展開● 税務会計以外にもコンサルティングサービスも行う● 口コミでクライアントが増える |
メリット | ターゲットが明確で一つの分野の専門性を高められる | |
デメリット | ● 顧客の要求が高度で法律や金融等の知識などが求められることも多い● ほかの分野の経験が積みづらい | |
コンサルティングファーム | 特徴 | ● 企業の課題解決のサポートがメインビジネス● 顧客は大手企業からスタートアップまで幅広い● 市場は拡大傾向 |
メリット | ● あらゆる業界で重宝される汎用スキルが身につく● 高いプロフェッショナルマインドが体得できる | |
デメリット | 労働集約的な働き方のため、担当クライアントが多いとワークライフバランスが崩れる |
それぞれに特徴やメリット・デメリットに違いがあります。ぜひ参考にして細かい違いを知り、自分の希望する転職先を見つけましょう。
35歳以上の転職では税務知識以外もアピールも必要
35歳以上の転職では、税務知識だけに限らず「マネジメント能力」「営業力」「調整力」なども求められることを知っておくことが大切です。
40歳以上であれば、その傾向はますます強くなるでしょう。さらに、一般的な税務知識だけではなく「国際税務」「移転価格」「SPC」「IPO」など、オリジナリティーの価値を提供できるのが望ましいでしょう。
税理士の転職成功事例
ここでは税理士の転職施行事例と合わせて、税理士の転職成功ポイントを解説します。
20代の場合
20代で転職活動をする場合は、初めての転職である可能性が高いです。1人では、「履歴書・職務経歴書の書き方」「アピールポイント」面接時の質問に対する答え方の対策などが十分にできないこともあるでしょう。
しかし、転職エージェントを利用して転職のプロからアドバイスをもらうことで、安心できたという声がありました。
初めの面接にて、転職活動の一般的な概要から、どのような対策を行えばよいか、幅広く教えていただけた。
履歴書、職務経歴書については、自分のセールスポイントのアピールの仕方や、マイナスではなくプラスの面を押し出せるような伝え方を教えていただけた。企業ごとの対策についても、過去の例や、具体的に質問される内容を想定として教えていただけた。引用元:マイナビ税理士 転職成功事例
関連記事:20代税理士の転職市場は引くてあまた!キャリア設計と転職先の選び方・転職成功のポイントまで
30代の場合
30代になると、給料アップを目的とした方の転職も増えてきます。勤続する中で昇給の交渉をしていくのは至難の業でしょう。
そのため、入社時にしっかり交渉する必要があるのです。
給与面、人事面内定後に面接をもう一度行うよう、企業側にかけあってもらった。結果的にはその内定後の面接で、給与システムの説明などがあり、不安が払しょくされた。
引用元:マイナビ税理士 転職成功事例
関連記事:30代税理士の転職市場は?未経験でも転職できる?転職のコツや成功事例を紹介
40代の場合
40代になると、転職が難しくなることもあるでしょう。そこで、徹底して面接対策に取り組む必要があります。
自己自身や企業について分析をして、万全の対策をとり面接に臨みましょう。
Kさんの希望とマッチした案件がマーケットに5件しかございませんでしたので、まずは全て書類選考を受けて頂き通ったものから受けていきましょうと提案をさせて頂きました。結果、通過したのは1社でしたが当初より興味度の高い税理士法人だったこともあり、妥協せずまずは1社に絞って選考を進めることになりました。
面接回数は2回でしたが、1次の面接で役員が5名出てこられ、通過すれば最終の代表面接といった流れでしたので、とにかく1次面接対策を来社、電話、メールと1週間以上に渡り行い、面接に挑んで頂きました。
結果、1次での評価は抜群で、面接後早々に先方から通過のご連絡を頂き、最終面接までに時間がありましたので、再度面接対策を行った上で最終面接を受けて頂き、見事内定を頂く事が出来ました。
引用元:マイナビ税理士 転職成功事例
なお50代の転職では、年齢というネックを跳ねのけるほどの魅力を伝える必要があります。また、希望することについて許容範囲を決めておくのも転職成功のポイントでしょう。
必須の要件は抑えつつ、社風や業務内容など求人票だけでは分からない部分もあるので、選考の場で擦り合わせると良いですね。
関連記事:税理士の転職に年齢は関係する?年齢の影響度と年齢別の転職成功ポイントを解説
50代の場合
50代になると、年齢というネックを跳ねのけるほどの魅力を伝える必要があります。
また、希望を絞り過ぎないというところも転職成功のポイントでしょう。実現したい必須の要件は抑えつつ、社風や業務内容などは求人票だけでは分からない点もあるので、実際に選考の場で擦り合わせるとよいです。
税理士の転職成功のためにはエージェント利用が必須!
税理士の転職においては、転職エージェントを使うべきでしょう。一般には出回らない「非公開求人」を知る機会ができます。
魅力的な企業への転職活動を効果的に行うには、転職エージェントのサポートが必須となります。膨大な作業で疲弊してしまうのを防ぎ、余裕をもって転職活動が出来るでしょう。
転職エージェントを利用する場合には、専門特化型の転職エージェントを中心に複数社を比較検討することが大切です。自分に合った転職エージェントを見つかれば、転職の成功確率が高まるでしょう。
運営者情報
会社名 |
株式会社アシロ(ASIRO Inc.) 2021年7月20日 東証グロース上場(7378) |
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URL | https://asiro.co.jp/ |
本社所在地 |
160-0023 東京都新宿区西新宿6丁目3番1号 新宿アイランドウイング4F |
法人番号 | 9011101076787 |
設立日 | 2009年11月 |
代表者(代表取締役社長) | 中山博登 |
主な事業内容 | HR事業、インターネットメディア事業(リーガルメディア、派生メディア)、少額短期保険事業 |
許認可 | 有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可 許可番号13-ユ-313782) |
グループ会社 |
株式会社アシロ少額短期保険 株式会社ヒトタス |