IT技術の発展が著しい現代はSEの存在が欠かせませんが、場によっては激務なうえ、常にトレンドを追う必要があることから辞めたいと考える方も多いです。

しかし、SEの市場価値は高く、本当に辞めるべきなのか冷静に判断する必要があるでしょう。

SEを辞めたいと感じた場合に、取るべき行動を事前に確認しておくと、SEを続けるべきなのか転職するべきなのかを見極められます。

本記事では、SEを辞めてよかった体験談や、辞めたいと感じた場合に取るべき行動を詳しく解説します。

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SEを辞めたいと考える理由

SEを辞めたいと考える理由としては、次のことが挙げられます。

それぞれ詳しく解説します。

共感できる内容がないか確認してみてください。

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残業・休日出勤が多い

SEは、職場や納期によっては残業・休日出勤が多い場合があります。

システム開発のプロジェクトには納期が設けられており、基本的には守らなければなりません。

納期に間に合わなさそうな場合や、クライアントが納期直前で仕様変更を伝えてくることもあり、残業や休日出勤が必要になるケースもあります。

また、納期を早められタイトなスケジュールになる可能性もあり、残業や休日出勤が増加するとワークライフバランスの充実が難しくなるでしょう。

常に納期に追われ、残業・休日出勤が多いために、SEを辞めたいと考える方も多いのです。

常にトレンドを追う必要がある

IT業界は日々進化を続けており、常に勉強を続けたり、最新のトレンドを追い続けたりする必要があります。

近年は、AIやメタバース、VRなどさまざまな技術の発展が激しく、より熱心に勉強に取り組まなければなりません。

人によっては、最新技術に関する勉強を続けることが困難に感じる場合もあるでしょう。

数ヶ月前まで頻繁に使用されていた技術がいきなり使えなくなることも起こり得る業界のため、日常的な学習が苦痛に感じる場合は、SEの仕事に向いていない可能性があります。

業務に対しての給料が見合わない

業務に対して給料が見合わない場合は、SEを辞めたいと感じる方も多いでしょう。

求人ボックスの調査によると、SEの平均年収は約496万円です。

日本全体の平均年収は約461万円であり、SEは高水準ではありますが、それほど高いわけではありません。

激務な職場も多く、業務の難易度が高いため、業務に対して給料が低いと感じている方も少なくありません。

給料に不安があり、SEの仕事にやりがいを感じられなく、SEを辞めたいと考える方も多いです。

関連記事：エンジニアの平均年収はいくら？年収が低い理由や給料アップを目指すコツも解説

デスクワークで疲れる

SEは、基本的にPCで作業をおこなうため、デスクワークが苦痛に感じる場合は辞めたいと感じる可能性もあるでしょう。

デスクワークは長時間続けていると、眼精疲労や肩こり、腰痛などさまざまな不調を引き起こす場合があります。

座ったまま業務に取り組むため、運動不足になりやすい点もデメリットといえるでしょう。

デスクワークによって引き起こされる眼精疲労や肩こりなどの不調が原因で、SEの仕事を辞めたいと考えている方も多い傾向にあるのです。

人間関係に苦労している

SEは、業務のなかでさまざまな人物と連携を取る必要があります。

開発はチーム単位でおこなわれるため、チームとの連携やプロジェクトマネージャー、他部署など人間とのコミュニケーションが必須です。

人と関わるなかで、苦手な人物が職場にいると、モチベーションが上がらずに業務に支障をきたす場合もあるでしょう。

仕事と割り切れるのであれば問題ありませんが、人間関係の悪さが心身に悪影響を及ぼしていると感じた場合は、早期の転職が重要です。

プロジェクト間で多くの人と関わるなかで、人間関係がうまくいっていないと、SEを辞めたいと考える方も一定数います。

SEを辞めてよかった？実際に辞めた人の体験談

SEを辞めた方の体験談を紹介します。

SEを辞めるべきか悩んでいる方は、体験談を参考に辞めるべきかどうか判断してみてください。

待遇や労働環境がよくなった

SEを辞めてよかったと感じている方のなかには、SEからの転職で給料や有給休暇などの待遇が良くなったとの声が見受けられました。

また、SEならではの納期もなくなり、精神的な余裕が生まれた点も、SEを辞めてよかった体験談として挙がっています。

SEのスキルを活かせる職種へ転職し、やりがいを見つけられた

SEで身につけた経験・スキルを活かして、転職先で活躍できたとの声も多数見受けられます。

ものづくりをおこなうSEですが、同様にものづくりに取り組む研究職へ転職し、スキルを活かせられるほか、年収が上がったとの意見もあります。

また、営業職でもスキルを活かせる場面が多く、働きやすい職種・職場に転職したことで、SEを辞めてよかったと感じている方もいるようです。

SEを辞めた方が良い企業の特徴

SEを辞めた方が良い方は、次のような特徴に当てはまる企業で働いている方です。

それぞれ詳しく解説します。

自身が勤めている企業が特徴に当てはまっていないか確認し、当てはまる場合は可能な限り早めに転職を考えた方が良いでしょう。

関連記事：「システムエンジニアはやめとけ・きつい」と言われる理由7選と実情

労働環境が悪い

勤務先企業の労働環境が悪い場合は、早めに転職を検討した方が良いでしょう。

IT業界は人材不足が深刻化している業界のため、企業によっては激務になるケースもあります。

納期に追われて残業や休日出勤が常態化していたり、有給休暇を取得しづらかったりする場合は、労働環境が悪いといえます。

労働環境が悪い企業で業務を続けていると、心身に不調をきたす可能性があり、最悪の場合はうつ病のような精神に関わる病気を患うケースもあるでしょう。

無理をして体を壊してからでは遅いため、労働環境が悪いと感じる場合は、早めに辞めた方が良いでしょう。

ITゼネコンの下位に位置している

IT業界は多重下請け構造であり、クライアントから依頼された案件が業務の細分化をとおして、何層にもわたって再委託されています。

下層になるほど、マージン料が引かれているため、クライアントに近い企業と比較して給料や待遇が悪くなる傾向にあります。

また、下層の企業になるほど請け負う業務が単純作業となるものが多く、スキルアップできずにキャリアアップの機会損失となる可能性が高いでしょう。

IT業界は常に進歩を続けているため、多重下請け構造の上位に位置する企業に転職し、スキルアップに努める必要があります。

社員を大事にしない

社員を大事にしない企業は、早々に辞めた方が良いでしょう。

売上のために許容範囲を超えた業務を依頼されたり、ハラスメントが横行していたりする企業の場合は、社員を大事にしていない可能性が高いです。

過度な労働による不調や、ハラスメントによってうつ病が引き起こされるなど、さまざまなトラブルが想定されるため、可能な限り早めに転職を考えたほうがよいでしょう。

SEを辞めない方が良い人の特徴

SEを辞めない方が良い人の特徴は、次のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

SEを辞めるべきかどうか悩んでいる方は、特徴に当てはまらないか確認し、適切な判断を下しましょう。

関連記事：ITエンジニアに向いている人の特徴とは？必要な適正や転職を成功させるコツを解説

SEの仕事や働き方が好きな人

SEの仕事や働き方が好きな人は、SEを辞めない方が良いでしょう。

論理的に物事を考える仕事や、多くの人とコミュニケーションをとることが好きな方は、SEの仕事に向いています。

リモートワークやフレックス制度など、多様な働き方ができる点もSEの魅力であり、働き方の選択肢が多い方が良い方にもおすすめの職種です。

SEの仕事や働き方が好きだけど、労働環境が悪い場合は、ホワイトな環境のIT企業のSEへ転職すると良いでしょう。

関連記事：IT転職エージェントおすすめ比較28選！エンジニア向けに徹底解説【2024年最新】

入社して間もない人

企業に入社して間もないSEの方は、可能な限り辞めない方が良いでしょう。

入社後1年以内の転職などの早期転職は、転職活動の際に面接官に「またすぐ辞めているのではないか」と不安を抱かせてしまいます。

転職活動が不利になる可能性があるため、よほどの理由がない限りは、入社後すぐにSEを辞めない方が良いでしょう。

SEの業務は難易度も高く向いていないと感じる方も多いですが、業務を通じて少しずつ知識・スキルが身につくため、諦めずに続けてみてください。

ただし、ハラスメントがひどい、労働環境が劣悪など、転職したい理由が明確な場合は、早めに転職した方が良いでしょう。

労働環境が原因で辞めたいと考えている人

プロジェクトでの人間関係が悪い、年収が業務量に見合わないと感じている方は、SEを辞めるかどうか良く考えた方が良いでしょう。

同じSEで別の企業に転職するだけでも、労働環境は改善できる可能性が高いため、働き方の見直しをしてみてください。

たとえば、残業や休日出勤が多いと感じる場合は、納期の融通が効きやすく、有給休暇を取得しやすい環境などに転職すると解決できる可能性が高いです。

労働環境のなかでも改善したい部分を洗い出し、転職によって解決できないかどうかを考えるようにしましょう。

SEを辞めたいと感じた場合に取るべき行動

SEを辞めたいと感じた場合は、まずは次のような行動を取るようにしましょう。

それぞれ詳しく解説します。

SEを辞めたいと考えているものの、どのように行動するべきかわからないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事：システムエンジニアをやめたい人必見！辞めるべきかの判断ポイントや転職する際の注意点を解説

現在の職場で改善できないか検討する

SEを辞めたいと感じた場合は、現在の職場で改善できないかを考えるようにしてください。

残業や人間関係の悪さが原因で、辞めたいと感じているSEの方も多いでしょう。

上司や人事の方に相談すると、部署異動やプロジェクト変更などで、労働環境や人間関係の悪さが解決する可能性があります。

SEを辞めたいと感じた場合に、辞めたい理由が労働環境や人間関係が原因の方は、すぐに辞めるのではなく、まずは上司や人事の方に相談してみてください。

SEの仕事が好きなら労働環境を改善できる企業へ転職する

SEの仕事が好きだけど、現職の労働環境が悪い場合は、他の企業への転職もおすすめです。

上司や人事の方に相談しても劣悪な環境が改善されない場合は、労働環境が整備された企業への転職で解決する可能性があります。

別の企業へ転職する場合は、現職のどのような部分が悪いと感じているのか洗い出しておくようにしましょう。

希望条件を明確にしておけば、企業探しがしやすくなるほか、入社後のミスマッチ防止につながります。

関連記事：大手企業のSEに転職するための秘訣は？転職する5つのメリットも解説

フリーランスSEとして働くのも1つの方法

現職のSEで収入に不満がある場合は、フリーランスSEとして働くのも1つの方法です。

フリーランスは自身で仕事を取りに行き、リモートワークや好きなタイミングで業務に取り組むなど、自由度の高い働き方を実現できます。

SEの業務を通じて身につけたプログラミング能力や、コミュニケーション能力などを活かせば、フリーランスSEとして活躍できます。

IT人材不足が問題視される現代では、市場価値の高いSEが受注できる業務も多く、単価も高いことから高収入を実現できるでしょう。

関連記事：システムエンジニアにおすすめの副業とは？土日・在宅で稼ぐ方法とメリットを解説

SEの将来性に目を向ける

SEを辞めたいと感じた場合は、SEの将来性にも目を向けてみましょう。

AIやメタバース、VRなど新技術の発展が著しく、IT人材が不足している現代では、IT技術を保有したSEの市場価値は高いです。

SEの業務を通じて身につけた経験・スキルは、ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーなどキャリアパスも豊富にあります。

新技術が登場するたびにSEの需要は高くなるほか、スキルアップや高年収を実現できる機会が多いなど、SEの将来性は非常に高いといえます。

SEを辞めたいと感じる場合は、何も考えずに辞めるのではなく、SEの将来性に目を向けて本当に辞めるべきかどうかよく考えるようにしましょう。

SEの経験・スキルが活かせる職種に転職する

SEを辞めて転職する場合は、SEでの経験や身につけたスキルが活かせる職種に転職しましょう。

SEの経験・スキルが活かせる職種は、次のとおりです。

それぞれの職種の特徴を詳しく解説します。

SEの転職先に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事：社内SEから転職したい！辞めたい！おすすめの転職先と転職成功のポイント

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、企業のIT戦略立案やシステム導入のアドバイスなどをおこない、企業の抱える経営課題を解決する職種です。

IT技術のみではなく、経営的な観点も求められますが、SEで身につけたITの知識やコミュニケーション能力が活かせます。

システムの設計や運用に関する知識・スキルも保有しており、クライアントのニーズに適したシステムの提案もできるでしょう。

SEを辞めたい方は、SEで身につけたITの知識・スキルや、コミュニケーション能力が活かせるITコンサルタントへの転職がおすすめです。

関連記事：ITコンサルタントに転職する際におすすめの転職エージェント11選

事務職

SEからのおすすめの転職先として、事務職が挙げられます。

事務職は、資料の作成やファイリング、整理、データ入力などの業務をおこなう職種です。

近年は、ITリテラシーの高い人材を求められる傾向があり、SEで身につけた専門的な知識・スキルが転職時に評価してもらえる可能性が高いです。

Excelの関数やVBAマクロで業務効率化をしたり、RPAを利用して自動化を図ったりできるスキルがあると、より重宝されるでしょう。

また、定時上がりが可能な職場も複数存在しており、SE時代の納期に追われる毎日に嫌気がさしている方にもおすすめです。

関連記事：管理部門・バックオフィス特化の転職エージェントサイトおすすめ17社徹底比較

SIerの営業

SEの技術力に不安がある場合は、コミュニケーション能力の活かせるSIerの営業がおすすめです。

SEでの経験があると、顧客からシステム導入にあたって技術的な質問がある際に、適切な回答ができるため転職先企業から高く評価してもらえます。

また、顧客の課題解決のための提案もSEで身につけた知識・スキルからおこなえます。

SEの経験やスキル、コミュニケーション能力を活かせるSIerの営業も転職先としておすすめです。

関連記事：営業職の転職に強いおすすめ転職エージェント徹底比較17選｜失敗しない選び方と転職成功のコツを解説

体調不良や精神的な疲労がある場合は早めに転職する

SEの業務のなかで、体調不良や精神的な疲労がある場合は、早めに転職するようにしましょう。

心身に不調がある状態で業務を続けていると、体を壊す可能性があり、壊してしまうと復帰までに時間を要します。

何が原因で不調が起きているかを明確にし、転職先企業に求める条件を洗い出したうえでの転職がおすすめです。

たとえば、残業や休日出勤が多すぎるなど労働環境が原因の場合は、定時上がりが可能なホワイトな職場へ転職すると解決できる可能性が高いでしょう。

体が壊れる前に、心身に不調が表れた場合は、可能な限り早めの転職を心がけるようにしてください。

SEを辞めて後悔しないための転職を実現する方法

SEを辞めて転職する場合、後悔しないためには次の方法を実践してみてください。

それぞれ詳しく解説します。

後悔しない転職方法を確認し、自身の希望に適した企業への転職を実現しましょう。

理想の働き方を考える

SEから転職する前に、まずは理想の働き方を考えるようにしましょう。

たとえば、ワークライフバランスを充実させたい場合は、残業・休日出勤が少ない企業や、リモートワークができる企業が望ましいです。

何となくSEを辞めて転職すると、入社後に思っていた働き方と違うと感じ、ミスマッチにつながる可能性があります。

どのような働き方を実現したいのかを考えておけば、企業に求める条件が明確になるため、理想に近い企業を探す際に役立つでしょう。

自己分析でスキルの棚卸しをする

SEを辞めて転職する場合は、自己分析を通じてスキルの棚卸しをおこないましょう。

自身の保有するスキルや理想のキャリアを確認する際に役立ち、転職活動においても説得力を上げるために重要です。

SEとして身につけられるスキルとしては、次のものが挙げられます。

保有するスキルや強み・弱みを分析すると、自身に適した業界・職種や労働環境のイメージも湧きやすく、転職活動の際に有利に働きます。

気になる業界・職種を分析する

気になる業界や職種がある場合は、分析し、求められるスキルや人材、どのような働き方なのかなどの情報収集をおこないましょう。

業界・職種の分析をおこなえば、自身が求める働き方や業務内容が実現できるかなど確認できるため、納得のいく転職活動につながります。

また、業界や職種の将来性もあわせて分析すると、長く安定して働けるのかどうかも確認できるでしょう。

業界・職種の分析は、インターネットでの調査も重要ですが、実際に働く方の意見を聞いてみたり、面倒な場合は転職エージェントを利用してみたりすることもおすすめです。

企業研究を徹底する

企業研究を徹底しておこなうことも、SEからの転職を成功させるために重要です。

企業理念や求める人物像、業務内容などを確認しておけば、自身が求める条件にマッチした企業であるかどうかがわかります。

自身に適した企業へ転職すれば、モチベーションを高く維持したまま働けるため、早期退職やミスマッチのような事態を防げるでしょう。

また、企業の強みや特徴も確認しておくと、面接の際に志望動機で面接官に説得力を持たせることが可能です。

選考で志望動機を重視する企業は多いため、企業分析を通じて企業の強みや特色を確認しておきましょう。

転職エージェントを活用する

SEからの転職を成功させたい場合は、転職エージェントを活用するのもおすすめです。

転職エージェントでは、次のようなサービスを受けられます。

履歴書や職務経歴書の添削、面接対策など企業の選考に通過するために必要なことを、担当のキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。

自己分析・企業分析のサポートをしてもらえるほか、洗い出した企業条件に適した求人を紹介してもらえる点も大きなメリットです。

転職エージェントによっては、非公開求人を多数保有していることもあり、転職サイトのみでは見つけられない企業に出会える可能性もあります。

内定後の年収や待遇の交渉も代わりに対応してもらえるため、自身の納得がいく転職を実現しやすいといえるでしょう。

関連記事：転職エージェントとは？転職サイトとの違いやメリットなどをわかりやすく解説

SEを辞めたい人におすすめの転職エージェント

SEを辞めたい人におすすめの転職エージェントは、次のとおりです。

それぞれ特徴や、おすすめできる点を詳しく解説します。

どのような転職エージェントを利用するべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

レバテックキャリア

マイナビITエージェント

Geekly

SE辞めてよかったに関するよくある質問

SE辞めてよかったに関するよくある質問は、次のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

同様の悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

SEになってよかったことはありますか？

SEになってよかったと感じることとして、次のような意見があります。

システム開発では、どのような処理をすれば機能が動くかなど論理的に物事を考えて業務に取り組むため、論理的思考能力が身につくでしょう。

IT技術の発展が著しい現代では、市場価値の高いITスキルが身につく点も、SEになってよかったこととして挙げられています。

そのほかにも、多様な働き方の実現や給料が良いこと、キャリアパスが豊富にあることなどがSEになってよかったとして挙げられるでしょう。

関連記事：社内SEが後悔する理由5選！レベルが低いといわれる理由と後悔しないキャリアプラン

SEに向いていない人の特徴は？

SEに向いていない人の特徴は、次のとおりです。

システム開発では論理的に物事を考えてプロジェクトを進めていく必要があるため、論理的思考が苦手な方には向いていないでしょう。

チームメンバーや他部署、クライアントなどさまざまな人とコミュニケーションを取る必要があります。そのため、人との関わりを苦手に感じる場合もSEの仕事に向いていないと考えられます。

また、常にトレンドが変わり続けるIT業界では、継続して勉強を続けて知識・スキルの最新化が重要です。普段から勉強することが苦手・嫌いな方は、SEで働くことを苦痛に感じる可能性が高いでしょう。

エンジニアが人材不足なのはなぜですか？

経済産業省の調査によると、IT人材は2030年までで40〜80万人不足すると考えられています。

IT人材が不足する原因として考えられるのは、次のとおりです。

日本では少子高齢化が進んでおり、労働力人口が減少していることや、DXの需要が高まりIT人材の供給が追いついていないことがIT人材不足の原因として挙げられます。

また、IT業界は薄給・激務の悪いイメージが定着しており、SEになりたいと考える方が少ない点もIT人材不足を引き起こしていると考えられるでしょう。

まとめ | SEを辞めるべきか慎重に考えた上で転職活動に取り組もう！

SEを辞めたい場合は、すぐに退職・転職するのではなく、SEの将来性に目を向けたり、今の職場環境で改善できないか考えたりするようにしてください。

よく考えたうえで、異業種・職種へ転職する場合は、転職したい理由を明確にし、自己分析でスキルの棚卸しをおこなうなど入念な準備が必要です。

SEからの転職が不安に感じる場合は、転職エージェントを活用することも1つの方法です。

書類選考や面接対策、希望に適した求人紹介など、さまざまな転職サポートが受けられるため、安心して転職活動に臨めます。

どのような転職エージェントを活用するべきかわからない方は、レバテックキャリアやマイナビITエージェントなどの転職エージェントの活用がおすすめです。