第二新卒でも転職できるおすすめの大手企業一覧を業界別に徹底解説

第二新卒
           
編集者
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ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。
有料職業紹介許可番号:13-ユ-313782)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社アシロが作成しています。

第二新卒から大手への転職を目指すことは、十分に可能です。

とはいえ、どんな企業がいいのか・転職活動の進め方がわからず不安を持っている方は少なくありません。

この記事では、第二新卒が転職しやすいおすすめの大手企業の一覧や、第二新卒を歓迎する大手企業の特徴について解説します。

第二新卒から大手への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

関連記事:第二新卒の転職サイトおすすめ比較ランキング【2024年版】全21社を徹底解説!

目次

第二新卒でも転職できるおすすめ大手企業一覧

まずは、2024年時点で第二新卒を募集しており、転職しやすい大手企業を業態別に紹介します。

先に第二新卒が転職しやすい大企業を一覧にまとめると次の通りです。

※業界をタップすると詳細にジャンプします

業界企業
商社デリカフーズホールディングス
株式会社大木
ニッポンレンタカー
サントリー
帝国繊維
アイリスオーヤマ
小売コメリ
ゼビオ
いなげや
東急
カクヤス
サンドラッグ
金融クレディセゾン
東京海上日動
大同生命
静岡銀行
富国生命保険
さくらインベスト
ITNTTデータ
トレンドマイクロ
ソフトバンク
富士通
東芝
LINEヤフー
メーカー三菱電機
ダイコー
トヨタ
本田技研
ヤマザキマザック
クボタ
沢井製薬
インフラエナジーソリューション
エレベーターコミュニケーションズ
高圧ガス工業
NTTデータ
NEXCO中日本
水ing
広告ファンコミュニケーションズ
日本経済社
アドウェイズ
トヨタ・コニック・プロ
JR東日本企画
サイバーエージェント
官公庁三鷹市社会福祉協議会
公立大学法人大阪
順天堂
生物科学安全研究所(RIAS)
神戸学園
神戸市
コンサルティングファームデトロイトトーマツ
EYストラテジー・アンド・コンサルティング
KPMGコンサルティング
野村総合研究所
ベイカレント・コンサルティング
山田コンサルティンググループ
サービスリクルート
王将フードサービス
サカイ引越センター
第一興商
リゾートトラスト
ネクステージ

なお、ここでは中小企業庁「中小企業基本法の定義」以上の規模の企業を「大手企業」と定義しています。

商社

商社は原料やサービスなどの商材を扱い、売りたい企業と買いたい企業を仲介する業種です。

あらゆる分野の商材を幅広く扱う「総合商社」と、医療・食品・鋼鉄など特定分野のみを取引する「専門商社」に分かれます。

総合商社はより大手の企業が多く、新卒採用が中心です。第二新卒で狙うなら、基本的には専門商社になるでしょう。

海外企業との取引も多いことから、英語力が求められることもあります。

企業名業態
デリカフーズホールディングス食品
株式会社大木医薬品
ニッポンレンタカーリース・レンタル
サントリー飲料
帝国繊維防災
アイリスオーヤマ家電

小売

小売業はメーカーから商品を仕入れ、消費者に販売する業種です。スーパーマーケットやコンビニ、百貨店などがあります。

接客がメインで専門知識や資格が必要ないため、未経験でも比較的採用されやすい仕事です。

企業名業態
コメリホームセンター
ゼビオスポーツ用品
いなげやスーパーマーケット
東急百貨店
カクヤス酒・飲料
サンドラッグドラッグストア

金融

金融業は銀行・証券・保険などのお金にかかわる業種です。

これまでは新卒採用がメインの業界でしたが、近年では第二新卒を積極採用する企業も増えてきています。

企業名業態
クレディセゾンクレジット・信販
東京海上日動保険
大同生命
富国生命保険
静岡銀行銀行
さくらインベスト資産運用

IT

IT業は情報技術を活用した業界で、ソフトウェア・ハードウェア・インターネット・通信インフラなどの分野に分けられます。

需要が高い割に人手が足りていないため、ポテンシャルを見込んだ第二新卒の求人も多い業種です。

企業名業態
NTTデータソフトウェア
トレンドマイクロ
ソフトバンク通信
富士通情報処理
東芝ハードウェア
LINEヤフーインターネット

メーカー

メーカー業は製造業とも呼ばれ、住宅・食品・自動車といったモノづくりを担います。

職種は多岐にわたり、消費者の認知度も高いことから志望者も多い業種です。

特に研究開発や生産技術といった技術職はスキルを生かせるため、第二新卒を歓迎する傾向があります。所有している資格や学生時代の経験も武器になるでしょう。

企業名業態
三菱電機電機
ダイコー
トヨタ自動車
本田技研
ヤマザキマザック機械
クボタ
沢井製薬医薬品

インフラ

インフラ業は、水道・ガス・運輸といった生活基盤を支える業種です。

特に鉄道などの交通インフラ、通信や報道などの生活インフラはサービス業の面が強く、第二新卒の募集も多い傾向にあります。

また、エンジニアを中心としたITインフラは需要が高まっており、知識や技術があると有利になるでしょう。

企業名業態
エナジーソリューション再生可能エネルギー
エレベーターコミュニケーションズ機械修理
高圧ガス工業ガス
NTTデータIT
NEXCO中日本高速道路
水ing水道

広告

広告業は、広告を出したい企業と広告媒体企業を仲介します。

転職先として非常に人気が高く、新卒採用でも高い倍率となり第二新卒の募集は多くありません。

中小企業まで広げると選択肢が増えるため、あわせて検討してみましょう。

企業名業態
ファンコミュニケーションズ広告
アドウェイズ
JR東日本企画
トヨタ・コニック・プロマーケティング
日本経済社新聞
サイバーエージェントメディア

官公庁

官公庁は国や地方自治体の総称です。

独立行政法人や学校・研究施設などの第二新卒募集は比較的多いため、求人も見つけやすいでしょう。

企業名業態
三鷹市社会福祉協議会社会福祉法人
公立大学法人大阪公立大学法人
順天堂学校法人
神戸学園
生物科学安全研究所(RIAS)一般財団法人
神戸市自治体

コンサルティングファーム

コンサルティングファームは、企業の経営戦略や業務改善をサポートする業種です。

DXやAIなど最新のトレンドをコンサルティングに取り入れるケースも多く、若くて柔軟性のある人材が求められています。

コンサルティング業界は年収が高く人気がありますが、その分、採用倍率が高いです。

特に面接は、論理的思考やコミュニケーションスキルを評価するための難しい質問が多いため、しっかりとした面接対策が必要です。

企業名領域
デロイト トーマツコンサルティング
監査・保証業務
リスクアドバイザリー
ファイナンシャルアドバイザリー
税務、法務 など
EYストラテジー・アンド・コンサルティング戦略コンサルティング
組織再編
事業再生
ファイナンス
M&A など
KPMGコンサルティングマネジメントコンサルティング
リスクコンサルティング
ビジネスイノベーション
セクター など
野村総合研究所コンサルティング
金融ITソリューション
産業ITソリューション
IT基盤サービス など
ベイカレント・コンサルティング戦略コンサルティング
DX
ITコンサルティング など
山田コンサルティンググループ事業再生
事業承継
M&A
IT戦略 など

サービス

サービス業界は、飲食業、宿泊業、人材業など多岐にわたります。

大手のサービス企業では、第二新卒の採用に積極的です。サービス業は柔軟に対応できる若い人材を必要としていたり、業界全体で人手が不足していたりするためです。

大手企業では研修制度が整っており、スキルアップのチャンスが多いのも魅力でしょう。

企業名業態
リクルート人材
王将フードサービス飲食
サカイ引越センター引越
第一興商音楽
リゾートトラストホテル
ネクステージ自動車販売

関連記事:第二新卒におすすめの企業はどこ?転職活動を成功させるためのポイントを徹底解説

大手企業で第二新卒が歓迎される理由3つ

冒頭でお伝えしたように、第二新卒を歓迎している大手企業は多くあります。

大手企業で第二新卒が歓迎される理由として、主に次の3つが考えられます。

第二新卒として上記の内容を的確にアピールできれば、大手企業への転職に近づくことができるでしょう。

社会人経験があり教育コストが省ける

第二新卒は社会人経験があり、基本的なビジネスマナーが身についています。

そのため新卒のように1から10まで教える必要がなく、教育コストが省ける点を評価されやすいでしょう。

くわえて、第二新卒者は30代以降の中途採用者に比べて給与が抑えられることもあり、企業にとっては採用メリットが多いといえます。

新しい会社や業務になじむ柔軟性がある

第二新卒者はまだ年齢が若く経験した仕事の数も少ないことから、新しい会社や業務になじみやすいと考えられます。

ただし、第二新卒であっても、前職の経験が長く凝り固まった考えや仕事の進め方をする人は敬遠されてしまうため、注意が必要です。

新しい環境でもスムーズになじめる柔軟性・素直さを持っている人なら、どんな会社でも歓迎されるでしょう。

即戦力として経験やスキルを求めている

希望する業種の経験やスキルがあれば、即戦力として採用される確率は高くなります。

基本的には3年以上の経験を求める企業が多いため、当てはまる場合は自分が具体的にどんなことで貢献できるのか、積極的にアピールするべきです。

ただし、第二新卒に関してはポテンシャルを見込んで採用することも多く、必ずしも現在のスキルを重視するとは限りません。

専門性の高い業種や技術職であれば、即戦力として歓迎される可能性はあるでしょう。

第二新卒から大手企業に転職するなら「シンシアード」がおすすめ

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  • 大手企業の転職支援に完全特化
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第二新卒を募集・採用している大手企業の特徴

第二新卒を募集・採用している大手企業には、次のような特徴があります。

第二新卒を募集・採用している大手企業の特徴

当然ながら、すべての大手企業が第二新卒を積極採用しているわけではありません。

自分が希望する業種・企業に当てはまる傾向があるか、1つずつ確認していきましょう。

中途採用を積極的にしている企業

中途採用を積極的にしている企業は、第二新卒でも内定を得やすいでしょう。

新卒採用よりも中途採用の比率が多い場合、即戦力やポテンシャルを重視していると考えられるためです。

中途採用枠の中でも特に第二新卒は年齢が若く、かつ社会人経験もあることから、柔軟性の高さを期待・評価されやすいといえます。

企業によっては中途採用の比率を公開していることもあるため、気になる企業をチェックしてみましょう。

BtoB企業

BtoB企業でも、第二新卒を募集・採用しているケースがみられます。

BtoBとは企業間取引のことで、企業向けに商品やサービスを提供するのがBtoB企業です。

直接消費者を相手にするBtoC企業は知名度が高く、新卒採用でも人が集まりやすいことから、第二新卒の募集数はそれほど多くありません。

これに対しBtoB企業は知名度が低く、新卒採用で人が集まりにくい傾向にあります。そのため、第二新卒を積極的に募集・採用しているのです。

認知度が低いとはいえ、業績が安定しており福利厚生も充実している企業が多く、ライバルが少ないため狙い目といえるでしょう。

若手が不足している企業

若手が不足している企業でも、第二新卒を募集・採用する可能性が高いと考えられます。

新卒枠で多くの人材を採用しても、退職者が多ければ結果的に若手は不足してしまいます。そうなった場合に、第二新卒で人員補充するケースもあるためです。

ただし、新卒採用からの退職者が多く出た理由についてはしっかり把握しておきましょう。

単純に「自分が希望する働き方と合わなかった」「ほかにやりたいことがあった」という理由ではなく、「残業が多いなど労働環境が悪い」「人間関係に悩んだ」という理由が多い場合は慎重になるべきです。

大手企業であれば、転職口コミサイトにリアルな声が載っています。匿名投稿のため信憑性に欠ける部分は否めないものの、判断材料の1つにしてもいいでしょう。

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第二新卒で大手企業への転職を成功させやすい人の特徴

第二新卒で大手企業への転職を成功させやすい人には、以下の特徴があります。

第二新卒で大手企業への転職を成功させやすい人の特徴

自分に当てはまるかチェックしてみましょう。

同業種で職務経験を積んだ

同業種で職務経験を積んだ第二新卒の方は、大手企業への転職に成功しやすいです。

すでにその業種の知識やスキルをもっているため、新しい職場でも即戦力として期待されます。

さらに、同業種の経験があると業務の理解が早く、早期に成果を挙げられる可能性が高いです。

たとえば、IT業界のエンジニアとして経験を積んだ方は、同じIT業界の大手企業でその経験を活かし、プロジェクトに貢献できるでしょう。

自分が経験した業種のスキルや実績をアピールすると、採用されやすくなります。

十分な学歴がある

大手企業は応募者の学歴も重要視する傾向があります。

特に、大学や大学院での専門的な勉強や研究を経験した方は、大手企業に採用されやすいです。

学歴が高いと、専門知識や論理的思考力があると評価されるため、選考プロセスで有利になります。

たとえば、一流大学の理系学部の出身者は、大手企業の技術職や研究職に転職できるチャンスがあるでしょう。

面接では、自分の学歴を活かしてどのように企業に貢献できるかを具体的に伝えるのがコツです。

学生時代の選考が志望先と関連する

学生時代の専攻が志望する企業や業務と関連している場合も、転職に成功しやすくなります。

専攻と業務が一致していると即戦力として期待されるとともに、専門知識を活かして貢献できるからです。

たとえば、経済学を専攻していた場合、金融業界やコンサルティング業界の大手企業に転職できる可能性があります。

履歴書や面接では、自分の専攻分野で学んだ内容を具体的に説明し、企業にアピールするのが大切です。

第二新卒で大手に転職するメリット3つ

メリットを感じているからこそ、第二新卒の転職で大企業を狙っている人が大多数でしょうが、大企業への転職は具体的にどのようなメリットがあるのかを知っておきましょう。

第二新卒で大手に転職するメリットは次の3つです。

大手企業ならではのメリットを知り、転職活動する上での参考にしてください。

これまでよりもいい待遇や安定を得られる

もっとも大きなメリットは、これまでよりもいい待遇や安定を得やすい点でしょう。

大手企業は経営が安定しているため、高水準の給与・賞与や充実した福利厚生が期待できます。

また中小企業に比べると倒産のリスクが低く、たとえ直近の業績が下がってもその影響を受けにくい点もメリットです。

これまでと異なる業種にチャレンジしやすい

これまでと異なる業種にチャレンジしやすいのも、大手企業の特徴です。

大手は研修制度が充実しており、数週間〜数ヶ月の研修期間があることも珍しくありません。

研修終了後も個別にメンターをつけるなど、未経験でも不安なく業務に臨めるよう環境を整えてくれる点は、大手ならではといえるでしょう。

関連記事:第二新卒の転職には未経験業種が有利!企業から内定を得るポイントと転職しやすい業種

未経験でも今後の伸びしろを見てもらえる

未経験でも今後の伸びしろを見てもらえる点は、第二新卒ならではのメリットです。

第二新卒には「ポテンシャル採用」という、今はスキルがなくても将来的に能力を発揮できそうな人材が選ばれやすい傾向があります。

そのため経験のない職種でも気後れすることなく、自分にできることや熱意をアピールすることが大切です。

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第二新卒で大手に転職するデメリット2つ

一方で、大企業への転職はメリットだけとは限りません。

大企業に転職するデメリットも知っておかないと、転職後に後悔してしまうこともあり得るでしょう。

重要なことは、自分の働き方や転職先への考え方と、企業の取り組みが一致しているかをしっかり調べることです。

第二新卒で大手に転職するデメリットは次の2つです。

大手への転職にはデメリットもあるため、しっかり認識した上で転職活動しましょう。

社員数や評価制度によってはキャリアアップしづらい

まず、社員数や評価制度によってはキャリアアップしづらいことが挙げられます。

特に中小企業から大手へ転職した場合、社員数が増えるため個人の頑張りが評価されにくい面が否めません。

また、昔からある大手企業では年功序列制度が残っており、年齢に応じたキャリアや給与が設定されていることがあります。その場合、たとえ結果を残しても評価や給与に反映されず、やりがいを感じにくいかもしれません。

入社後にミスマッチが起きないよう、希望する企業のキャリアアップ制度や企業風土についてしっかり調べておきましょう。

個人の裁量が小さくなりやすい

大手企業であるがゆえに、個人の裁量が小さくなりやすい点もデメリットです。

業務が細分化されているため、第二新卒入社でいきなり大きな仕事を任せてもらえることは稀でしょう。

裁量を持って大きな仕事をしたいという人は、大手よりも中小企業向きといえます。

反対に、自分のペースでじっくりとスキルを身につけたいという人には大手が向いているでしょう。

関連記事:第二新卒はやめとけ・難しいといわれる理由や転職成功のコツを解説

第二新卒が大手に転職するためのポイント6つ

第二新卒だからといって、上記でご紹介したような大企業に簡単に転職できるとは限りません。

大企業の転職を成功させるためには、転職する方がしっかり準備をしなくてはなりません。

第二新卒が大手に転職するためのポイントは、大きく分けて次の6つです。

十分に準備を進めて、後悔しない転職にしていきましょう。

関連記事:第二新卒が転職を成功させるための3つのポイントを徹底解説

強みや希望を事前に分析し整理する

第二新卒として大手企業への転職を成功させるためには、自分自身の考えをもう一度整理しておくようにしましょう。

自分が何をしたいのかがわからないまま、とりあえず大企業だからと転職したとしても、転職後に「やっぱり違った」と後悔してしまうことにもなります。

また、大企業は中途採用でも競争率が高いことが予想されます。第二新卒の若さは武器の1つですが、それ以外にアピールできる強みがないと、企業の採用担当者から採用したいと思ってもらえません。

学生時代や前職での取り組みが、転職先でどのように活かせるかを見つけておきましょう。

希望する業種や企業について学ぶ

自分のことだけでなく、希望する業種について、研究・分析しておくことは必須といえます。

上の内容とも重複しますが、どのような仕事をして、どうしたいのかが明確になっていないと、転職後の後悔に繋がります。

採用面接時にその業界や職種に付いて知識が不足していれば、「働くことに興味がない人」と判断されてしまい、採用から遠ざかってしまいます。

その企業や業界に関してリサーチを進めていけば、転職したい意欲も高まってくることでしょう。

反対に、その企業に対する興味が薄れることもありますが、その場合は転職した後の後悔を未然に防げたことにもなります。

自分が貢献できることや熱意を伝える

第二新卒として転職する方は、短い期間で新卒の会社を退職したことになります。

第二新卒であることや前職の転職理由が不利にならないよう、自分が貢献できることをポジティブに伝えることが大切です。

上記でお伝えした内容を実践すれば、自分自身の強みや考え方、企業が求める人物像などもわかってきますので、参考にしながらアピールポイントを見つけていきましょう。

転職に適した時期を考慮して活動を始める

転職に適した時期を選ぶことも転職を成功させるためのポイントに挙げられます。

特に大手企業であれば、中途採用でも一度に採用する人数が多くなることがあるため、時期の違いで採用のされやすさにも違いが出てくることもあるでしょう。

一般的に第二新卒で転職する際におすすめの時期は【4月入社狙い】と【10月入社狙い】です。

4月入社は、他の新入社員と入社時期が同じになりますので、人事異動や研修がおこないやすい時期です。この時期に第二新卒を一緒に採用して、一緒に研修や配属しようと考える企業も多いです。

10月入社は、4月入社の社員が早期に退社した場合や、適正がみられなかった場合の補填として採用されることが多いです。

あくまでも目安ですが、これらの時期から逆算して転職活動を進めていくことで、求人が見つかりやすかったり、採用されやすかったりする恩恵を受けられるかもしれません。

複数の会社を同時に受ける

複数の会社を同時に受けることでさらに成功確率を上げられます。

「転職する会社はこの企業以外考えられない」という方以外は、複数の転職先の選択肢を持っておきましょう。

また、転職先を大企業だけに限定しない方が転職しやすさが上がることは事実です。

確かに安定感では大企業にはかないませんが、個人の頑張りが会社の業績や自分の給料に反映されやすかったり、幅広い経験をできたりして、中小企業で働く上でのメリットややりがいも多くあります。

「大企業で働く」ことよりも「今の会社から転職したい」という気持ちが強い方は、大企業以外の求人にも目を向けておくと良いでしょう。

転職エージェントを利用しミスマッチを避ける

企業とのミスマッチを避けるためには、転職エージェントに相談するのがおすすめです。

ここまでお伝えした、自己分析や企業研究、アピールポイントの洗い出し、求人の紹介や応募書類の添削、面接練習など、転職に関する対策・準備を無料でサポートしてくれます。

第二新卒の転職において、非常に心強い存在になりますので、ぜひ積極的に転職エージェントを活用していきましょう。

第二新卒におすすめの転職エージェントは、本記事の最後にご紹介します。

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第二新卒が大手に転職する時の注意点

第二新卒が大手に転職する際は、注意したいポイントがいくつか存在します。

以下2つのパターンで、それぞれ詳しく見ていきましょう。

中小企業から大手企業へ転職する場合

中小企業から大手企業へ転職する場合、気をつけたいのは次の2点です。

会社の規模を言い訳にしない

「会社が小さくやりたい仕事ができなかった」というように、マイナスの転職理由を口にするのは避けましょう。

採用する側はあくまでもどんな経験を積み、どんなスキルを得たのかという点を重要視しています。

「これまでの経験を活かし、大手企業でより力を発揮し貢献したい」という前向きな理由を伝えられれば、採用への道は開けるでしょう。

異動や転勤が増えることがある

大手企業は全国に支店がある場合が多く、異動や転勤を伴うのが基本です。

頻度や範囲は部署によっても異なりますが、多ければ数年おきに全国を転々とするということもあり得ます。

今後の結婚・育児・介護などの予定や、自分自身がどこで暮らしたいかの希望を踏まえ、慎重に検討する必要があるでしょう。

大手企業から大手企業へ転職する場合

大手企業から大手企業へ転職する場合は、次の2つの点に注意してください。

譲れない条件が多い

大手企業から大手企業へ転職する場合は、譲れない条件が多く苦戦するケースがみられます。

現職と比べて見劣りする点や地位・知名度にこだわり、プライドが邪魔して転職活動がスムーズに進まなくなることもあります。

現職での成果をアピールするのは悪いことではありませんが、謙虚な姿勢を持って自分がどのように貢献できるかを伝えるようにしましょう。

一定範囲の経験しかない

限られた範囲の経験しかなく、スキルを活かせない懸念もあります。

大手企業は業務が細分化されており、個人が任される範囲は小さくなりがちです。そのため、転職後は同じ業種であっても未経験の分野・部署に携わる可能性があるでしょう。

とはいえ、第二新卒はポテンシャルを見込んだ採用も多く、経験が浅いことはそこまで大きなハンデにはなりません。第二新卒ならではの柔軟性や社会人経験を積極的にアピールしましょう。

次の記事では、第二新卒が転職に失敗する理由や成功するポイントについて解説しているため、参考にしてください。

関連記事:第二新卒が転職に失敗する理由5選!成功するポイントを徹底解説

大手に転職したい第二新卒におすすめの転職エージェント4選

ここからは、大手企業への転職を目指す第二新卒の人におすすめの転職エージェント4選を紹介します。

おすすめする転職エージェントとして、大手の求人を多く取り扱っている大手の総合型転職エージェントが挙げられます。

それと併せて、第二新卒の転職に特化している転職エージェントも利用することをおすすめします。

第二新卒だからこそのアピールポイントや応募しやすい求人を提案してくれるでしょう。

こちらの項目では、第二新卒の転職におすすめの転職エージェントを、第二新卒向けの求人数や大企業の求人数を交えながらご紹介します。

シンシアード

シンシアードの特徴
  • 大手企業の転職支援に完全特化
  • コンサル・DX・製造業と幅広い非公開求人を保有
  • 専門領域ごとに特化したコンサルタントがサポート

sincereed(シンシアード)は、大手人気企業への転職支援に完全特化しており、大手事業会社、メガベンチャー、コンサル・大手人気企業への支援が得意です。また、質の高い非公開求人を多数保持しており、経験やスキルによっては特別な選考フローの提案も可能としています。

デロイトトーマツコンサルティングや豊田通商、三井不動産など名だたる大手企業への転職実績があるため、大手企業へ転職したい方はひとまず登録しておきたい転職エージェントです。

サービス名sincereed(シンシアード)
運営会社sincereed株式会社
公開求人数優良求人を直接ご紹介
非公開求人数非公開求人を直接ご紹介

リクルートエージェント

リクルートエージェント
リクルートエージェントの特徴
  • 公開・非公開を合わせて70万件以上の求人を保有
  • 「第二新卒」でキーワード検索すると4万件以上ヒット
  • 「従業員数1,000人以上」の条件検索で30万件以上ヒット

(2024年5月時点)

リクルートエージェントは、70万件以上の求人を保有する大手の転職エージェントです。

「第二新卒」で絞った検索で4万件以上、「従業員数1,000人以上」の検索で30万件と、条件を限定した求人でも豊富な求人数がありました。

求人数だけで判断すれば、トップクラスの件数ですので、転職先の方向性が定まっていなければ登録しておいて間違いないでしょう。さまざまな求人を実際に見ることができる点は大きなメリットです。

サービス概要
サービス名リクルートエージェント
運営会社株式会社リクルート
公開求人数485,898件
非公開求人数400,798件
対応地域東京・名古屋・大阪・福岡など全国/海外
公式サイトhttps://www.r-agent.com/
2024年11月1日時点
  • 自分に合う求人が見つかった
  • めんどくさい手続きを代行してくれる
  • 書類の添削や面接対策をしてくれる


関連記事:【独自調査】リクルートエージェントの評判はひどい?口コミから実情を調査

マイナビエージェント

マイナビエージェント
マイナビエージェントの特徴
  • 20代~30代の転職に強い
  • 第二新卒向けの求人数は1万件以上
  • 大手系列企業の求人は1.3万件以上

(2024年5月時点)

マイナビエージェントは、大手マイナビが運営する20〜30代の若手向けの転職エージェントです。

若手向けということもあり、第二新卒向けに限定した「こだわり求人」を検索することもでき、2024年5月時点で1万件以上の第二新卒向け求人がありました。

また、大手系列企業の求人も1万3千件あり、大手転職も十分にしやすい転職エージェントに挙げられるでしょう。

若手で転職に慣れていない方の転職支援に力を入れていることもあり、面接対応や書類添削などの転職サポートにも定評があります。

求人探しだけでなく、転職活動に不安がある方におすすめの転職エージェントです。

サービス概要
サービス名マイナビエージェント
運営会社株式会社マイナビ
公開求人数68,637件
対応地域東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外
公式サイトhttps://mynavi-agent.jp/
2024年11月1日時点
  • 求人情報が見やすく使いやすい
  • 求人情報の内容以上の情報を知ることができる
  • サポートが手厚く親身に対応してくれる


関連記事:マイナビエージェントの評判はひどい?口コミや利用におすすめな人を解説

手に職転職

手に職転職の特徴
  • 転職サポート実績1万人以上
  • 1万件以上の求人を常時保有
  • 高収入を目指せる

「手に職転職」は20代・第二新卒からの転職に特化した転職エージェントで、学歴関係なく人柄重視で採用している企業の求人を多く保有しています。

新しい職種にチャレンジしたいけれど、なかなか求人を紹介してもらえないと悩んでいる方は、ぜひサポートしてもらいましょう。

こんな方におすすめ
  • 手に職をつけたい方
  • 自分の市場価値を上げたい方
  • 学歴に自信がない方

大手へ転職したい第二新卒によくある質問

最後に、第二新卒から大手企業へ転職したい方によくある質問にお答えしていきます。

第二新卒で大手へ転職するのは難しい?

第二新卒で大手企業への転職が難しいかどうかは、人によって異なります。

一般的には、以下の理由で「第二新卒で大手企業へ転職するのは難しい」と言われることがあります。

第二新卒で大手企業へ転職するのは難しいと言われる理由
  • 「すぐ辞める」と思われて採用されにくいから
  • 実務経験が不足しているから
  • 大手企業は応募者が殺到して倍率が高いから

しかし、以下のように対策すれば、第二新卒で大手企業に転職することは可能です。

第二新卒で大手企業に転職するコツ
  • 自己分析する
  • 転職時期を見計らう
  • 徹底的に企業分析する
  • 筋道を立てて転職理由を伝える

詳しい方法は以下の記事にまとめたので、転職活動の参考にしてみてください。
関連記事:第二新卒の転職事情|大手は無理?内定獲得のコツやおすすめのエージェントを紹介

第二新卒で中小から大手へ転職するためのポイントは?

自分の強みを明確にしましょう。中小企業で培った経験やスキルを整理し、それを大手企業の業務にどう活かせるかを考えてみてください。

即戦力になれそうな経験・スキルがあれば、中小企業の経験しかなくても採用されやすくなります。

たとえば、応募する大手企業で接客スキルが必要であれば、現職の接客経験をアピールするのがおすすめです。

接客スキルを評価されて、転職できる可能性があります。

また、応募する大手企業を詳しく調べて、その企業が求める人物像に自分がどれだけマッチしているかを理解するのも重要です。

大手企業が求める人物像に近いほど、採用される確率が上がります。

転職エージェントを活用すると、プロのアドバイスを受けながら、自分に合った大手企業を見つけやすいです。

一人で転職活動するのが不安な方は、転職エージェントにサポートしてもらいましょう。

第二新卒で大手から大手へ転職する際の注意点は?

注意点は以下の3つです。

第二新卒で大手から大手へ転職する際の注意点
  • 転職理由を明確にする
  • 転職先の大手企業の情報を集める
  • 大手企業へ簡単に転職できると過信しない

企業の採用担当者は「なぜ、また大手企業で働きたいのか?」が気になるものです。

中には「大手企業の業務についていけず辞めるのでは?」とネガティブにとらえる採用担当者もいるでしょう。ネガティブなイメージをもたれないためにも、転職先の大手企業をよく調べて「その大手企業でなければいけない理由」を明確にするのが大切です。

また、新卒で大手企業に就職できたからといって、簡単に大手企業に転職できるとは限りません。

第二新卒に強い転職エージェントにサポートしてもらいながら、しっかりと対策していきましょう。

関連記事:大手から大手へ転職は可能?転職成功のコツや転職のメリットを解説

まとめ|第二新卒で大手企業を希望するならしっかり対策しよう

第二新卒から大手企業への転職は、決して不可能ではありません。

社会人経験を活かしつつ、柔軟性やポテンシャルもアピールできる第二新卒は、企業にとってもメリットの多い存在といえます。

スムーズな転職をかなえるためには、第二新卒を歓迎している企業の特徴や自分の強みを把握し、しっかり対策することが大切です。

転職エージェントを利用すると、書類の書き方から面接対策・どんな企業が向いているかのアドバイスまで、無料でサポートが受けられます。

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