理学療法士(PT)におすすめの転職エージェント11選!選び方のコツや転職の流れを解説

           
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本記事は転職エージェント公式サービス(ビズリーチ・マイナビ・リクルート等)のプロモーションを含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。
有料職業紹介許可番号:13-ユ-313782)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社アシロが作成しています。

現在、理学療法士(PT)として働いている人の中には、「別の環境で働きたい」「もっと経験を積みたい」などの理由で転職を考えている方もいるのではないでしょうか。

理学療法士は売り手市場で、比較的希望の転職を実現させやすい実情があります。

実際、2023年3月の職業全体の有効求人倍率は1.36倍なのに対し、理学療法士を含む医療技術者の有効求人倍率は3.14倍と高く、求人に対して求職者の割合が多い業種だとわかります。

【参考資料】有効求人倍率(実数、季節調整値)|厚生労働省
職業別労働市場関係指標(実数)(平成23年改定)(平成24年3月~)|厚生労働省

しかし自分ひとりで希望に合う転職先を探したり、実際の職場の雰囲気を確かめたりするのは時間も手間もかかります。まして、現職で働きながらでは、なかなか思うように転職活動を進められないでしょう。

理学療法士(PT)の転職活動でおすすめなのが、理学療法士の転職に特化した転職エージェントの利用です。

そこで、本記事では理学療法士(PT)におすすめの転職エージェントと、転職活動をする際にどんな準備をしておくと成功しやすいのか、失敗しない転職のコツなどを解説していきます。

また、以下の記事では職業・条件別にそれぞれおすすめの転職エージェントを詳しくまとめているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
転職エージェントおすすめ比較ランキング!人気大手17社の選び方や特徴を一覧で解説

理学療法士におすすめの転職エージェントの評判一覧

関連記事:理学療法士(PT)におすすめの転職エージェント12選!選び方のコツや転職の流れを解説

目次

理学療法士におすすめ転職エージェント・転職サイト11選

まずは、理学療法士におすすめの転職エージェント・転職サイト12選を紹介します。

PTOTSTワーカー

PTOTSTワーカー
PTOTSTワーカーの特徴
  • 独自のパイプを活かした情報力
  • 業界トップクラスの求人数を保有
  • リハビリ職に特化したアドバイザーが転職活動をサポート

PTOTSTワーカーの運営会社である株式会社トライトキャリアは、医療・福祉業界で人材紹介サービスを展開しており、グループ全体で年間3万人(※)もの転職実績を有しています。

業界における太いパイプを活かした情報力が最大の特徴です。

求人数は業界トップクラスを誇り、2023年5月現在、1.6万件超(※)の求人を保有しています。

このほかに非公開求人も用意されており、登録すると豊富な求人の中から最適な仕事を紹介してもらえるでしょう。

業界に特化したアドバイザーによる転職支援も魅力で、面接対策や給与交渉などのサポートを受けられます。

求人票からはわからない職場の雰囲気や人間関係も共有してもらえるため、働くイメージをもったうえで応募に進めることもメリットです。

(※)PTOTSTワーカーの公式ホームページより

サービス概要
サービス名PTOTSTワーカー
運営会社株式会社トライトキャリア
公開求人数理学療法士:6,248件
作業療法士:5,371件
言語聴覚士:2,813件
非公開求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://tryt-worker.jp/ptotst/
2024年6月3日時点

関連記事:PTOTSTワーカーの評判は?口コミからメリット・注意点を解説!

レバウェルリハビリ

レバウェルリハビリ
レバウェルリハビリの特徴
  • 医療・介護分野で10年の実績をもつ会社が運営
  • キャリアアップやスキルアップの相談も可能
  • 面接の日程調整や条件交渉も代行してくれる

レバウェルリハビリの運営会社であるレバレジーズメディカルケア株式会社は、医療・介護分野の人材紹介で10年(※)の実績を有しています。

希望のライフワークバランスや職場の雰囲気など、転職で叶えたいことを伝えてみてください。

これまで築いてきた病院・介護施設との信頼関係やネットワークをもとに、ここでしか知り得ないような内部情報まで共有してもらえるでしょう。

また、現在のスキルに合わせた求人の紹介だけでなく、キャリアアップのための転職に対応してもらえるのもうれしいポイントです。

思い描くキャリアプランに合わせた求人の紹介にも期待できるでしょう。

面接の日程調整や条件交渉も代行してもらえるため、忙しい合間でも効率的に転職活動を進められます。

(※)レバウェルリハビリの公式ホームぺージより

サービス概要
サービス名レバウェルリハビリ
運営会社レバレジーズメディカルケア株式会社
公開求人数793件
非公開求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://reha-oshigoto.jp/lp/4/03/
2024年6月3日時点

関連記事:レバウェルリハビリの口コミ・評判|しつこい?退会方法は?向いている人の特徴・注意点を徹底解説!

PTOT人材バンク

PTOT人材バンク
PTOT人材バンクの特徴
  • さまざまな施設の案件が充実
  • 専門のキャリアパートナーが転職成功まで徹底サポート
  • 職場の雰囲気や内情などの情報も提供

PTOT人材バンクは、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を対象とした転職支援サービスです。

運営会社である株式会社エス・エム・エスは、医療・介護分野で幅広く人材紹介サービスを提供しているため、病院、老健、デイケア、小児施設など、多岐にわたる施設の求人が充実しています。

経験豊富なキャリアパートナーによる転職支援も特色で、応募書類の添削や面接対策、入職後のアフターフォローなど、転職成功まで徹底したサポートを受けられます。

求人が出ていない施設への応募確認も代行してもらえるため、興味がある施設があれば伝えてみるといいでしょう。

施設とのやり取りもキャリアパートナーが兼任しているため、職場の雰囲気や内情などの内部情報を教えてもらえるとともに、マッチ度の高い求人紹介にも期待をもてます。

サービス概要
サービス名PTOT人材バンク
運営会社株式会社エス・エム・エス
公開求人数理学療法士:15,615件
作業療法士:14,094件
言語聴覚士:7,443件
非公開求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://www.ptotjinzaibank.com/
2024年6月3日時点

関連記事:PTOT人材バンクの評判は?しつこい?口コミをもとに注意点を解説!

マイナビコメディカル

マイナビコメディカル
マイナビコメディカルの特徴
  • 医療業界に特化している
  • キャリアアドバイザーによる充実した転職支援
  • 実際に訪問して厳選した求人のみを紹介

マイナビコメディカルは、医療職に特化した転職エージェントです。

多分野で転職を支援してきた株式会社マイナビが運営しているとあって、蓄積してきた転職ノウハウをもとに、転職活動を成功へと導いてくれます。

最大の特徴は、業界専任のキャリアアドバイザーによる充実した転職支援を受けられることです。

入念なキャリアカウンセリングから始まり、求人紹介、応募書類の添削、面接対策、条件交渉、退職交渉のアドバイス、入職後のアフターフォローまで、転職活動の工程を一つひとつ丁寧に支援してもらえます。

アドバイザーが実際に訪問して確認し、厳選した求人のみを提案してもらえるため、安心して紹介を受けられるでしょう。

数多くの公開・非公開求人の中から、希望に合う仕事を見つけられるはずです。

サービス概要
サービス名マイナビコメディカル
運営会社株式会社マイナビ
公開求人数44,412件
非公開求人数非公開
対応地域全国
公式サイトhttps://co-medical.mynavi.jp/
2024年6月3日時点

PTOTキャリアナビ

主に理学療法士・作業療法士の求人を扱う転職支援サイトPTOTキャリアナビ」では、電話で転職サポートが受けられるうえ、求人探しの段階まではメール・LINEでも相談できます。面談や求人紹介のたびに転職エージェントのオフィスを訪問する時間がとれない方にとって、空き時間に自宅で転職活動を進められるのはうれしいポイントです。

電話でのサポートだからといってサービスが手薄ということはなく、転職アドバイザーが希望の条件や現職についてヒアリングしたうえで、求職者に合った求人を紹介してくれます。面接前に気になる点も電話でアドバイスしてもらえるので、不安なことがあれば何でも相談してみるのがおすすめです。

LINEでは転職の悩み相談も受け付けており、転職活動の良きパートナーとなって伴走してくれるでしょう。

運営会社株式会社ヒトイキ
公開求人数優良求人を直接ご紹介
公式サイトhttps://ptot-careernavi.com/
※2024年3月18日時点(公式サイト参照)

ジョブメドレー

ジョブメドレー

TVCMやYouTubeの広告などでもお馴染みのジョブメドレーは、医療、介護業界においてあらゆる職種の転職に対応した転職サイトです。

転職エージェントと異なり、自分で自由に求人を検索でき、応募することが可能です。

求人検索は、職種や雇用形態、地域、希望条件などから絞り込めるため、比較的簡単に希望に見合った求人を見つけられるでしょう。

また、会員登録しておけば希望条件に合った施設からスカウトが来るサービスが利用できます。

やり取りは自分でしなければいけませんが、その分自分のペースで利用できる点がメリットです。

運営会社株式会社メドレー
公開求人数12,617件(理学療法士の場合)
公式サイトhttps://job-medley.com/
※2024年3月21日時点(公式サイト参照)

【ジョブメドレーの口コミ・評判】

操作がとてもわかりやすい。また、企業側の方にも連絡が取りやすかった。他の就職活動サイトに比べて無駄が少ない印象。他に比べて気軽に就職活動に取り組むことができてよかったです。もし、また今後就活を行うことがある際は、ジョブメドレーを使おうと思います。

引用元:ジョブメドレーを利用された方の声(口コミ)|ジョブメドレー

簡単な自分のプロフィールを入れるだけで、たくさんスカウトをもらうこたができた。その後は、その中から自分で選び、選んだ職場と、直接やり取りできるので、間に誰かに入ってもらって電話でやり取りなどする事がなく、スムーズにすすんだ。

引用元:ジョブメドレーを利用された方の声(口コミ)|ジョブメドレー

操作がわかりやすいのは、初めて利用する方にもメリットのあるポイントです。自分で転職活動を進めたいと考えている方には利用しやすい転職サイトといえそうです。

プロフィールをきちんと入力しておくことで、スカウトも多く受けられるようです。これまでの経歴や保有資格などは、漏れのないよう入力しておきましょう。

メドフィット

メドフィットは、医療部門に特化した転職エージェントです。

求人検索はサイト上だけでなく、LINEからも可能です。エージェントからの紹介だけでなく、空いた時間で自分でも求人検索したい方なら利用しやすい転職エージェントといえるでしょう。

登録したのに求人が見つからないという事態がないよう、どうすれば可能性が広がるかを提案してくれたり、しっかりとしたヒアリングで理想と現実の間にある課題を見つけたりするサポートを得意としています。

転職に関する事務的な手続きを一任でき、スピード感のある対応で転職活動をサポートしてくれるため、登録しておいて損のない転職エージェントです。

運営会社株式会社Genten Links
公開求人数1,137件(理学療法士の場合)
公式サイトhttps://medfit.co.jp/
※2024年3月21日時点(公式サイト参照)

【メドフィットの口コミ・評判】

どのタイミングで電話をかけても必ず対応していただき、とても助かりました。

引用元:求職者様の声|メドフィット

メドフィットの前に複数のサイトに登録していましたが、 スピード・求人の幅等メドフィットが最も優れていると感じました。 悪い点は無かったです。

引用元:求職者様の声|メドフィット

スピード感のある対応、どのタイミングでも相談できる柔軟さに助けられたという口コミがありました。

すぐに転職を実現したいと考えている方や、初めての転職でさまざまな相談にのってもらいたいと考えて入る方におすすめの転職エージェントといえそうです。

クリックジョブ介護

クリックジョブ介護

クリックジョブ介護は、介護求人に特化した転職エージェントです。介護職だけに限らず、介護の現場で必要とされる、リハビリ職や看護士などの求人もあつかっています。

インターネットや求人誌には掲載されていない非公開求人や、好条件・好待遇の求人を紹介してもらえることもあるため、まずは登録しておきましょう。

病院・施設の内部情報など、ほかでは手に入らない詳細な情報が期待できるほか、専任のキャリアアドバイザーによる面接対策などのフォローアップも手厚く受けられます。

転職に慣れていない方や、面接が苦手な方も安心して利用できるでしょう。

介護業界で理学療法士としての経験を活かしたいと考えている方に、おすすめの転職エージェントです。

運営会社ライフワンズ株式会社
公開求人数1,031件(理学療法士の場合)
公式サイトhttps://kaigo.clickjob.jp/
※2024年3月21日時点(公式サイト参照)

【クリックジョブ介護の口コミ・評判】

手厚いサポートで初めての転職でも安心! (前略) 初めは小さな子供のいる私に転職など挑戦することができるのか不安でした。しかし担当のエージェントの方に相談してみると、私が探していた求人をすぐに紹介してくださりました。日中仕事をしていて連絡が出来ない時もメールで対応してくださり、細かなところまで丁寧に教えてくださいました。安心して面接を受けることができたのも、楽しく転職活動をする事が出来たのも、担当のエージェントの方の親身な対応のおかげです。本当に感謝しています。

引用元:お客様の声|クリックジョブ介護

転職のプロに任せて大正解!都内の生活を満喫! (前略) 初めての転職で不安だらけでしたが、担当のエージェントの方は、介護施設の種類などの基本的なところから、履歴書の書き方、面接のポイントまで丁寧に教えてくださいました。とても良い特別養護老人ホームを紹介いただき、都内での一人暮らし生活も満喫でき、大変満足しています。借上げ社宅もあり給与もアップしましたし、勇気を出して転職をして本当に良かったと思います!

引用元:お客様の声|クリックジョブ介護

スピーディーで丁寧な対応に安心できたという利用者の声がありました。

初めての転職で疑問な点を細かくレクチャーしてくれたり、応募書類の書き方や面接のポイントを教えてくれたりするため、自信を持って選考に臨めそうです。

しっかりとしたヒアリングで、理想の転職を叶えられていることから、どうしても譲れない条件がある方にもおすすめの転職エージェントといえそうです。

関連記事:【評判・口コミ】クリックジョブ介護を徹底調査!利用するメリットとは

リクルートエージェント

国内大手の転職エージェントであるリクルートエージェントでも、理学療法士の求人をあつかっています。

今まで数多くの転職者をサポートしてきた実績があり、応募書類の添削、面接対策、条件交渉、退職に関するアドバイスなど、充実したサポート内容が魅力です。

利用者の専用ページで、キャリアアドバイザーが選んだ求人を確認できたり、応募依頼をボタンひとつでできたりするなど、使いやすさもおすすめのポイントです。

職務経歴書エディターを使って簡単に職務経歴書を作成できるため、書類作成が面倒という方の強い味方になりそうです。

さまざまな求人を業界最大規模で保有しているリクルートエージェントなら、理学療法士としての転職だけでなく、理学療法士から別の業種へ転職したいと考えている方も便利に利用できるでしょう。

運営会社株式会社リクルート
公開求人数385,514件
(うち理学療法士309件)
公式サイト https://www.r-agent.com/
※2024年3月18日時点(公式サイト参照)

【リクルートエージェントの口コミ・評判】

本番の面接前に、過去の質問例や面接の雰囲気などを教えてもらえたので、しっかり対策を練ることができ、助かりました。

引用元:利用者の声|リクルートエージェント

模擬面接を通して「何をメインに伝えたらよいか」「企業側はどういう考えか」など、本番の面接で役に立ったことを学べました。

引用元:利用者の声|リクルートエージェント

転職先の実際の雰囲気を聞けたり、事前の対策をサポートしてもらえたりすることで、自信を持って転職活動を進められたようです。

自分で転職活動を進めた場合には得られない情報や、アドバイスを受けられることで転職活動を有利に進められる可能性があります。

大手ならではのサポートが魅力の転職エージェントといえるでしょう。

GUPPY(グッピー)

GUPPYは、理学療法士を含めた介護、医療、福祉に関する職種に特化した転職サイトです。

GUPPY独自の求人だけでなく、ハローワークの最新求人も掲載しており、常に新しい求人を見られる転職サイトです。

自身で希望条件をもとに求人を検索して調べられるほか、会員登録すればスカウト機能により、企業側からスカウトを受けられるようになります。

また、履歴書や職務経歴書の書き方や面接はどうやって挑めばいいのかなど、いまさら人に聞きづらいことを丁寧に解説している「転職マニュアル」や、自己分析にも活用できる「適性診断」もあるため、自分で転職活動を進めたい方は便利に利用できるでしょう。

公式アプリからでも気軽に求人やスカウトの確認ができます。

運営会社株式会社グッピーズ
公開求人数6,814件(理学療法士の場合)
公式サイトhttps://www.guppy.jp/
※2024年3月21日時点(公式サイト参照)

【GUPPYの口コミ・評判】

求人数は少ないけど対応が早い 転職活動の際に登録させてもらったのですが、会員登録すれば利用できる適性診断が結構面白かったですね。自分ではあまり分析できない部分までしっかり分析してもらえますし、それを踏まえて自分の性格や強みをアピールできるようになるところはとてもよかったです。ただ積極的に自分で求人を見つけていかなければいけないところは大変でした。

引用元:グッピー(薬剤師求人)の口コミ・評判|みん評

多彩な印象を受けました サイトのシステムは思っていた以上にシンプルで分かりやすく、初めて利用する人でも大丈夫だと思いました。検索項目は様々な内容が盛り込まれていて、多彩な印象を受けました。おかげで希望条件に近い求人に絞る事ができて、効率的な転職活動に繋がりました。それに加えて過去の能力や実績に沿った適正診断サービスも有り、冷静に自己分析できた点が良かったです。

引用元:グッピー(薬剤師求人)の口コミ・評判|みん評

会員登録すれば利用できる適性検査のおかげで、自分の強みをアピールできた、自分を冷静に分析できたといった声がありました。

エージェントサービスの受けられない転職サイトでありながら、客観的な分析ができることは、自分で転職活動を進めたい方にとってもメリットです。

コメディカルドットコム

コメディカルドットコムは、医療福祉業界に特化した直接応募型の転職サイトです。

サイト上で条件を指定して検索できるだけでなく、公式LINEアカウントを友だち追加することで、AIが自動で希望条件にマッチングする求人を紹介してくれます。

必要事項を事前に入力するだけのため、求人をゆっくり探す時間が確保できない方でもおすすめの求人を簡単に知ることができます。

エージェントサポートはありませんが、会員登録すればスカウト機能を利用でき、登録した職歴や保有資格などを見た事業所からアプローチを受けられる場合があります。

転職に成功した場合は最大50,000円が支給される就業応援制度もあります。コメディカルドットコムに登録した際は、忘れずに就業応援制度も申請しましょう。

運営会社セカンドラボ株式会社
求人数3,909件(理学療法士の場合)
公式サイトhttps://www.co-medical.com/
※2024年3月21日時点(公式サイト参照)

【コメディカルドットコムの口コミ・評判】

求人情報の検索がしやすく、探し易いです。 また、直接連絡が取れるのはお互いの時間が有効に使えるため、良いと思いました。 応募したどの会社様も、速やかに対応して下さり、とても良かったです。

引用元:実際にコメディカルドットコムを利用した方の評価一覧|コメディカルドットコム

メッセージ欄を用いて直接会社の担当の方とやり取りができたので転職活動がスムーズに進んだ。 また、登録したからと言って変に電話がかかってこないのはよかった。

引用元:実際にコメディカルドットコムを利用した方の評価一覧|コメディカルドットコム

余計な電話等なく気軽に自分のペースで探すことが出来ました。 事前にキャリアシートや希望等書く事で会社側にも一通り知って頂けるのが良かったです。

引用元:実際にコメディカルドットコムを利用した方の評価一覧|コメディカルドットコム

自分で転職活動を進めたい方にとって、サイトを使って直接事業所側と連絡が取れるのは大きなメリットのようです。

また、コメディカルドットコム上でキャリアシートを作成でき、応募時に利用できるため、面接などで条件をすり合わせる際も話が早く進みやすいでしょう。

気軽に転職活動を進めたいなら、十分な機能がそろった転職サイトといえそうです。

【施設別】理学療法士におすすめの転職エージェント

理学療法士として活躍できる職場は、医療分野や介護分野など多岐にわたります。

転職エージェントごとに特徴や強みが異なるため、どんな環境や職場へ転職したいかを明確にしたうえで転職エージェントを選ぶと、条件にマッチする求人に出会いやすくなるでしょう。

ここでは、転職先として希望している施設の種類ごとに、おすすめの転職エージェントを紹介します。

病院・総合病院

理学療法士の転職先として多いのが、病院などの医療機関です。

町の中核を担っていることも多い総合病院では、日々多くの患者が訪れます。所属する理学療法士も多く、さまざまな人からの刺激を受けながらスキルアップも狙えるかもしれません。

比較的どの転職エージェントを選択しても見つけやすい求人のため、おすすめは求人保有数の多い以下の転職エージェントです。

病院や医療機関への転職におすすめの転職エージェント
理学療法士の求人数:20,680件
理学療法士の求人数:13,793件
理学療法士の求人数 15,165件
※2024年3月21日時点(公式サイト参照)

整形外科クリニックで働く

整形外科やクリニックも、理学療法士の転職先として選択肢になりやすいでしょう。日本理学療法士協会の会員の分布を見るとクリニック(診療所)に所属する会員数は総合病院の次に多く、理学療法士が活躍する場としてポピュラーであることがわかります。

地域に密着したサポートをおこないたい、スポーツリハビリテーションなど、特別なスキルを身に付けて地域に貢献したいなど、エリアの頼れる理学療法士として活躍したい方に向いている施設といえます。

整形外科クリニックへの転職を考えているなら、求人保有数の多い以下の転職エージェントがおすすめです。

病院や医療機関への転職におすすめの転職エージェント
理学療法士の求人数 19,292件
理学療法士の求人数 10,871件
理学療法士の求人数 17,125件
※2023年5月11日時点(公式サイト参照)

介護施設で働く

介護施設は理学療法士の需要の高い職場です。高齢者が、できるだけ自分で日常生活を送れるよう、運動機能の維持などを目的としてリハビリをおこないます。

今後高齢化社会が進むとされている日本では、介護施設の需要がさらに高まることが予想されています。それにともない、理学療法士などのリハビリ職も需要が高まっていくことが考えられます。

介護施設の理学療法士の求人を探すなら、介護施設の求人をあつかう、介護職に特化した転職エージェントや転職サイトを活用するのがおすすめです。

介護施設への転職におすすめの転職エージェント
理学療法士の求人数 9,602件
理学療法士の求人数 4,012件
 理学療法士の求人数 1,804件
※2023年5月11日時点(公式サイト参照)

訪問リハビリステーションで働く

介護施設と同様に、訪問リハビリテーションの需要も高まると予測されます。

訪問リハビリステーションは訪問リハビリテーションを提供する施設で、利用者の自宅を訪問し、介護が必要、通院が困難といった高齢者のリハビリ支援をおこないます。

高齢者の多い地域や、病院などに併設されているなど、エリアに密着したリハビリテーションを提供したいと考えている方に向いている施設です。

訪問リハビリステーションの求人も、介護に特化した転職エージェントを利用して探すのがおすすめです。

訪問リハビリステーションへの転職におすすめの転職エージェント
 理学療法士の求人数 1,804件
理学療法士の求人数 5,726件
理学療法士の求人数 9,602件
※2023年5月11日時点(公式サイト参照)

小児施設で働く

先天性の疾患や外傷などで、リハビリを必要とする子どもに向けてリハビリ支援をおこないたいと考えている方の選択肢になるのが小児施設です。

大学病院や総合病院などの小児病棟、児童福祉施設などで必要とされます。

日本理学療法士協会の会員の分布を見ても小児病棟、児童福祉施設で働く理学療法士は多いとはいえませんが、子どもの生活をサポートしたいと考えているなら選択肢になるでしょう。

施設そのものが多いとはいえないため、求人数の割合は少ないと考えられますが、比較的下記の転職エージェントであれば求人も確認しやすいかもしれません。

小児施設への転職におすすめの転職エージェント
理学療法士の求人数 1,128件
理学療法士の求人数 10,871件
理学療法士の求人数 2,993件
※2023年5月11日時点(公式サイト参照)

学校などの教育機関

理学療法士の転職には、理学療法士の養成施設で知識を教える立場になるという選択肢もあります。

理学療法士の専任教員になるためには、理学療法士として5年以上業務に従事し、厚生労働省が指定した専任教員養成講習会を受けなければなりません。

しかし、後進の育成に力を入れたいと考えているなら、資格を得たうえで専任教員としての転職をめざしてみるのも選択肢です。

教育機関の求人は多くないため、以下のような求人数の豊富な転職エージェントを利用して探すのがおすすめです。

小児施設への転職におすすめの転職エージェント
理学療法士の求人数 17,125件
理学療法士の求人数 10,871件
※2023年5月11日時点(公式サイト参照)

一般企業で働く

理学療法士の転職では、一般企業も選択肢になります。一般企業においても福利厚生の一環として、社員の不調やケアのために理学療法士をおく企業もあります。

ただし、求人はとても少ないと考えられるため、以下のような保有求人の多い転職エージェントを複数利用して情報収集するのがおすすめです。

一般企業への転職におすすめの転職エージェント
理学療法士を含む求人数 383,353件
理学療法士の求人数 10,871件
理学療法士の求人数 17,125件
※2023年5月11日時点(公式サイト参照)

どのような施設に転職したいか決まっていないなら

どのような職場に転職すべきかまだ決まっていないなら、求人保有数が多い、サポートが手厚い、親身に相談にのってくれるなどの特徴がある転職エージェントに登録しておくことをおすすめします。

そのうえで、希望する施設が決まったら、それを得意とする転職エージェントと併用してみるのもよいでしょう。

まずは以下のような求人数が多く、サポート実績の多い転職エージェントを利用してみましょう。

病院や医療機関への転職におすすめの転職エージェント
理学療法士を含む求人数 383,353件
理学療法士の求人数 10,871件
理学療法士の求人数 17,125件
理学療法士の求人数 19,292件
※2023年5月11日時点(公式サイト参照)

理学療法士が転職エージェントを利用するメリット

理学療法士におすすめの転職エージェントをご紹介しましたが、実際に転職エージェントを使うことにどのような理由があるのでしょうか?

こちらの項目では、理学療法士が転職エージェントを利用するメリットについてまとめました。

自己診断で客観的な意見をもらえる

転職エージェントに登録すると、まずは担当者との面談が組まれます。面談では、希望する転職先の条件等をヒアリングするだけではなく、これまでの職歴や適性などの自己診断をおこなってくれることも多いです。

ひとりで転職活動をしていると、今の仕事や給料が適正なのかが判断しにくいのですが、第三者の意見が入ることにより、新たな発見にもつながるでしょう。

理学療法士といえば病院で働くことが多いのですが、担当者から福祉や教育の施設での働き方も提案してもらうことで、今までになかった転職の選択肢に気づける場合もあるかもしれません。

理学療法士の最新の転職事情が知れる

とくに理学療法士や医療機関の分野に強い転職エージェントであれば、最新の転職事情について知識を持っていることも多いです。

直近の転職状況に応じた戦略や対応を一緒に考えてくれたり、ちょうど求人が出ている優良な転職先を紹介してくれたり、自分で転職活動を進めるよりも一歩進んだ対応が取れることも多いです。

書類添削や面接対応をサポートしてもらえる

転職エージェントは、求人を紹介してくれるだけでなく、転職活動がうまく進むようなサポートもおこなってくれます。

主に応募書類の確認・添削や面接の対応をアドバイスしてくれます。

初めて転職をする方であれば、どのように転職先にアピールすれば良いか探り探りになってしまうでしょう。

転職エージェントを利用することで、あなたの希望や経歴に応じた適切なアドバイスを出してくれるでしょう。

非公開求人に応募できる

多くの転職エージェントでは、非公開求人を保有しています。非公開求人とは、ネット上では公開されていない求人のことで、公開求人よりも条件が良いことも多いです。

非公開求人は、転職エージェントの担当者が「この人には適している」と判断された場合にしか紹介されません。よって、求職者と転職先とのマッチング率も高いので、転職先側も好条件を出していることが多いのです。

この非公開求人を知れるチャンスが出てくるだけでも転職エージェントを利用するメリットになりますので、とくに理学療法士としてのキャリアに自信がある方は積極活用していきましょう。

理学療法士が転職エージェントを利用するデメリット

ここまで理学療法士が転職エージェントを利用するメリットについてご説明しましたが、利用するうえでデメリットに感じる部分が出てくることもあります。

こちらの項目で、理学療法士が転職エージェントを利用するデメリットについて触れていきます。

自分のペースで転職活動をしにくい

転職エージェントを使った転職活動は、基本的に担当者とのマンツーマンでおこなわれます。ですので、すぐに転職したいと考えていない方や、担当者とあまり連絡が取れないような方には、不向きな部分があります。

転職エージェント側としては、転職してもらうことが目的にあるため、少々積極的に連絡をしてくることもあるでしょう。

人によっては、転職を急かされているような気分になってしまうことも起こりえます。

担当者と合わないケースがある

何度かお伝えしていますが、転職エージェントを利用するにあたって担当者との相性の良し悪しは重要です。

相性の悪い担当者にあたってしまうと、合わない求人を紹介されたり、余計なストレスが生じてしまったりします。

転職エージェントの運営会社に連絡すれば、担当者の変更に応じてくれますが、1からヒアリングを繰り返すなどして、どうしても時間がかかってしまうことも起こります。

頻繁に連絡が来るようになる

上でも触れましたが、転職エージェントとしては転職してもらうことが目的にあります。そこで、希望に沿わない求人までどんどん紹介されたり、転職活動の状況を頻繁に聞かれたり、連絡が多く届くことが煩わしいと思ってしまう場面もあります。

また、医療関係の他の職業では夜勤がある仕事も多いため、医療分野に特化した転職エージェントでは、夜間でもお構いなしに連絡を入れてくるケースもあるようです。

理学療法士の失敗しない転職エージェントの選び方

理学療法士の転職で転職エージェントを活用するなら、以下の点を押さえておきましょう。転職活動を有利に進められるだけでなく、求人を紹介してもらえない事態を防げます。

サポート制度があるか

転職活動をするうえで、周囲からのサポートは非常に大切です。

特に初めての転職の場合、次に何をすれば良いか導いてくれる存在がいれば、不安を解消し、スムーズに転職活動を進めやすくなるでしょう。

転職活動に利用できるサービスには「転職サイト」「転職エージェント」の二種類があります。

転職サイトの場合、求人探しや応募など、全て自分でおこなわなければなりません。

一方、転職エージェントの場合は、基本的に転職者一人ひとりに専属のキャリアアドバイザーが付くので、求人紹介、スケジュール調整、条件交渉などを代行してもらえるだけでなく、転職やキャリアに関する相談までできるメリットがあります。

転職に関して、特に以下の点に不安を感じているなら、サポート体制が整っている転職エージェントを選ぶのがおすすめです。

転職に関する不安
  • 多くの求人の中から自分にマッチした求人を選ベるか心配
  • 自己アピールが苦手
  • 自分のスキルで本当に転職できるか不安
  • どうしても譲れない条件がある
  • 年収を上げたい

転職エージェントの強みが希望条件と合っているか

転職エージェントによって、強みや特徴は異なります。

そのため、理学療法士として転職したいなら理学療法士の求人を多く保有している転職エージェントを選ぶのがまず大切なポイントです。

さらに、医療分野に強い、介護分野に強いなど、強みによって保有する求人の特色が異なるため、希望する条件があるならそれにあった特徴や強みを持つ転職エージェントを選びましょう。

また、理学療法士に限らず広く転職を考えている場合は、総合的に幅広い分野の求人を保有している転職エージェントを選ぶのもよいでしょう。

求人数が充実しているか

求人数の多さも、転職エージェント選びのポイントです。

求人数が多ければそれだけ選択肢の幅が広がるため、条件に合った求人を見つけやすくなります。

転職エージェントでは、大抵の場合保有求人数を公開しているため、よく確認したうえで登録を検討しましょう。

【関連記事】転職エージェントの選び方とは?失敗しない見分け方を徹底紹介!

転職エージェントを利用する流れ

実際に転職エージェントに登録すると、どのような流れで求人紹介がおこなわれ、内定獲得まで進むのか、転職エージェント利用の流れを解説します。

STEP
会員登録

気になった転職エージェントの公式サイトから、まずは会員登録をおこないます。

このとき、住所、氏名、年齢、メールアドレス、電話番号などの個人情報のほかに、いつまでに転職を完了したいか(今すぐ、3ヵ月以内、6ヵ月以内、1年以内など)、希望年収、勤務地,希望通勤時間など、転職に求める条件を入力します。

STEP
キャリアアドバイザーと面談

会員登録が完了すると、キャリアアドバイザーとの面談日時を決めます。メールなどで案内があるため、手順に沿って面接日時を決定しましょう。

面談では会員登録で申告した内容をもとに、具体的にどんな職場へ転職したいか、どんな雇用条件だと嫌なのかなど、転職先に希望することや具体的な経歴などのヒヤリングがおこなわれます。

STEP
求人の確認

キャリアアドバイザーとの面談が終了すれば、希望に添った求人が見つかり次第紹介される用になります。公開求人のほかに非公開求人も含めて紹介してもらえるため、自分でもよく確認し、気になることがあれば担当キャリアアドバイザーに質問してみましょう。

転職エージェントによっては自分でも求人検索できるようになっているため、自分のペースで実際に検索しながら比較検討することも可能です。

STEP
書類添削と面接対策

応募する求人が確定したら、順次応募します。

求人に応募する際まず大切になるのが、履歴書や職務経歴書です。採用担当者の目にとまるようわかりやすくかかれていることや、的確に自己PRができている必要があります。

書類選考で落とされ内容にするためには、転職エージェントの書類添削サービスを活用しましょう。転職のプロの目線で添削してもらえるため審査にも通りやすくなるはずです。

書類審査に通れば次は面接です。

面接は緊張する、苦手、いつも面接で落とされるなど、面接に対する悩みを持っている方も少なくないはずです。転職エージェントでは、模擬面接などで、よくある質問を知れたり、話し方をアドバイスしてもらえたりする場合もあります。

せっかくのサービスなので、ぜひ利用して、万全の体制で面接に臨みましょう。

STEP
応募

準備が整い次第、キャリアアドバイザーが応募の手続きをしてくれます。

合否に関する連絡は1週間ほどかかる場合が多いので、メールが迷惑メールなどに振り分けられていないかなどに注意し連絡を待ちましょう。

STEP
内定と退職準備

無事、内定を獲得した場合、提示された入社の条件をよく確認して、問題が無ければ内定を受諾します。

その後、現職の退職手続きに進みます。

退職届の書き方や上司への退職する旨の伝え方、入社日の調整代行など、退職に関するサポートをしてくれる転職エージェントもあるため、円満退社を目指したいならこうしたサービスも積極的に利用するとよいでしょう。

現職の引き継ぎや退職日を踏まえた上で入社日を決めます。

関連記事:【5ステップ】転職エージェント活用時・登録後の流れと注意点を解説

理学療法士が転職を成功させるための転職エージェントの活用法

上記で転職エージェントの基本的な利用方法をご紹介しましたが、転職を成功させるためには、利用者であるあなた自身の工夫もあると良いです。

さらに転職を良い結果にしていきたいのであれば、転職エージェントを使う際に次の取り組みも取り入れてみてください。

複数の転職エージェントを使いながら絞っていく

大手まで含めると数多くの転職エージェントがありますが、無理にその中から1つに絞る必要はありません。

気になる転職エージェントがあれば、その中からいくつかに登録してみて、そこから比較していくと良いでしょう。

職業が理学療法士に絞られていると、どうしても求人数にも限りが出てきます。いくつかの転職エージェントを使うことで、求人数にも幅を持たせることもできます。

また、転職エージェントの利用では、担当者との相性が重要だともお伝えしました。しかし、担当者との相性は、実際に面談してみないとわかりません。

少し手間はかかってしまいますが、複数の担当者からヒアリングを受けてみて、一番任せられると思った人と転職活動を進めていく方法を取っても良いでしょう。

転職活動には積極的になる

転職エージェントにお任せしていれば、求人紹介や応募先とのやり取りなど、あなたに代わってサポートしてくれます。転職活動に割く時間を削減できることはメリットなのですが、だからと言って、転職エージェントに任せっきりになることは避けておきましょう。

求人に対して希望があれば、はっきり伝えていって良いですし、ご自身のアピールポイントがあれば、担当者にもしっかり伝えておくべきです。

応募書類の添削をしてもらいたいなら、自発的に書類を作って見てもらうようにしましょう。担当者からの連絡があれば、極力当日中に返信することも大事です。

転職エージェントに対して受け身であれば、担当者から「この人は転職する気があまりないのかな」と判断されて、求人紹介も後回しになってしまうこともあります。

転職エージェントのサービスをフル活用するためには、あなた自身の取り組み方も大事です。

担当者と協力体制を取る

担当者との相性は大事だとお伝えしましたが、利用者自身が協力する姿勢を持つことも大事です。上記のように転職に積極的になることも大事ですし、なかなかタイプが合わないような担当者でも、まずは打ち解けられないか歩み寄ってみるべきでしょう。

「相性が悪い」というのは、コミュニケーションが取れていないから起こることもあって、お互いに歩み寄ることで状況が良くなることもあります。 言いたいことを言えずに不満だけ持ってしまうことはもったいないですので、転職に関する本音をしっかり伝えてみましょう。

お互いに歩み寄ることで関係性が変わるかもしれません。

合わない担当者がいれば変更してもらう

それでもどうしても相性が合わない人もいますし、サービスが悪い転職エージェントであれば、高圧的な態度でこられるようなことも起こりえます。

どうしても担当者が合わなければ、転職エージェントの運営会社に伝えることで担当者を変更してもらうことができます。

合わない担当者から無理に転職サポートを受け続ける必要はありません。

理学療法士の転職事情

理学療法士の転職を成功させるためには、理学療法士を取り巻く転職事情を把握しておくことも大切です。ここでは、理学療法士の離職率や転職理由、平均年収などを解説します。

ご自身が転職を考えた理由を振り返りながら、転職を前向きに進めるための参考にしてください。

離職率

「日本理学療法士協会の調査結果」によると、平成25~28年における理学療法士の平均離職率は下記となっています。

理学療法士の平均離職率
  • 医療施設:10.2%
  • 介護関連施設:18.8%

また、厚生労働省がおこなっている雇用動向調査をみると、同年(平成25年~平成27年)の職業全体の離職率は平均で約15.4%、産業別(医療・福祉)では約15.1%となっており、医療施設での理学療法士の離職率は全体や産業別の離職率と比べて低く、介護関連施設では高くなっていることがわかります。

ちなみに、日本理学療法士協会の同資料によれば、平成27年の理学療法士を含むリハビリ職の給与は医療分野が474万円なのに対し、介護分野は419万円と低くなっています。

介護関連施設で離職率が高くなっているのには、こうした給与面での理由も関係しているのかもしれません

【参考資料】
理学療法士を取り巻く状況について|公益社団法人日本理学療法士協会(厚生労働省資料)
2013年雇用動向調査 都道府県、産業(大分類)、企業規模(GT.E)、性別離職者数及び離職率|厚生労働省
2014年雇用動向調査 都道府県、産業(大分類)、企業規模(GT.E)、性別離職者数及び離職率|厚生労働省
2015年雇用動向調査 都道府県、産業(大分類)、企業規模(GT.E)、性別離職者数及び離職率|厚生労働省

【関連記事】理学療法士はやめとけ?やめとけと言われる理由や向いている人まとめ

転職理由

理学療法士の転職理由としては主に、以下の点が考えられます。

理学療法士の転職理由
  • 職場の人間関係
  • 給与などの待遇
  • スキルアップできる職場に転職したい

理学療法士は仕事の性質上、人と関わることの多い仕事です。職場の人間関係は仕事のパフォーマンスにも影響するため、ギクシャクした現場を離れたいと考えることはあるでしょう。

経験を積めば積むほど、待遇や給与面で不満が出る場合もあります。上述したように、給与は医療施設より介護施設の方が低く、給与の低い介護施設では離職率も高くなっています。

給与の低さが転職理由になっていることは十分考えられます。

理学療法士は身体機能が低下した患者や高齢者の回復をサポートする仕事ですが、そのためにはさまざまな治療法を習得する必要があります。

新たなスキルの習得や、多くの症例に向き合うことで自分のスキルアップを図るために、今の施設とは異なる場所へ転職を考える方もいるでしょう

平均年収

令和4年賃金構造基本統計調査によると、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・視能訓練士の平均年収は約431万円となっています。

【参考資料】令和4年賃金構造基本統計調査 職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)|厚生労働省
※男女計、従業員10人以上より算出

したがって、現状理学療法士のこの平均賃金より大幅に低い職場で働いているのなら、年収アップを目指しての転職も狙いやすいでしょう。

好条件の職場へ転職ができ長く勤続できれば、さらに高収入を実現できる可能性はあるかもしれません。

理学療法士が転職で失敗する理由

転職エージェントに登録し、キャリアアドバイザーとも相談しながら転職活動を進めていても、転職活動に失敗するケースはあります。

理由には以下の点が挙げられます

理学療法士が転職で失敗する理由
  • 希望条件がまとまっていない
  • 転職先について下調べできていない
  • 自身に合う転職エージェントを使っていない

それぞれ詳しく解説します。

希望条件がまとまっていない

転職活動をするうえで、どんな条件で転職したいかを決めておくことは必要不可欠です。

「年収は今よりも高い職場が良い」「今よりも家から近い場所が良い」「管理職も狙える職場が良い」「女性が多い職場が良い」など、基準は人それぞれです。

理想の条件を数多くならべても、それを全て満たす求人はなかなか見つかりません。転職エージェントを利用したとしても、やはり全ての条件を満たす求人を見つけるのは難しいでしょう。

どれも譲れないと悩むばかりでは良い求人が見つからず、結果、転職の失敗につながってしまうのです。

まずは理想の条件を洗い出し、その中から譲れない条件を2つ~3つに絞り込み、さらに優先順位を付けておくことで、求人を選びやすくなります。

転職エージェントを利用する際も、条件を絞ってまとめておくことでよりマッチした求人を紹介してもらい安くなるでしょう。

転職先について下調べできていない

求人を見て、条件が合っているからとすぐに応募してしまうのも転職に失敗する要因です。

求人では実際の職場の雰囲気、担当する業務、残業の有無や有給取得率など実際の勤務実態を知ることはできません。

求人やホームページの雰囲気だけをたよりに転職してしまうと、現実がかけ離れていて「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうことになりかねないのです。

これを防ぐためには、事前の下調べが欠かせません。

転職エージェントを利用すれば、企業の内情を聞き出し、実際の業務や人間関係、勤務状況などを教えてもらえる可能性があるため、下調べに上手く活用できるでしょう。

自身に合う転職エージェントを使っていない

転職エージェントには、病院など医療機関に強みがある、介護施設の求人に特化している、一般企業を含め総合的に多くの求人を保有している、など、それぞれ強みや特化した分野があります。

この強みと、「病院に勤めたい」「介護施設に転職したい」など、ご自身の希望条件とマッチしていなければ、そもそも求人が少ないため紹介してもらえません。

転職エージェントに登録したものの、求人を紹介してもらえず転職できなかったということが起こるかもしれないのです。

まずは利用する転職エージェントがどのような強みを持ち、何に特化しているのかよく確認した上で、自分の目的にあった転職エージェントを利用しましょう。

関連記事:【理学療法士(PT)転職】転職活動の失敗例や成功させるコツを紹介

理学療法士の転職エージェント利用でよくある質問

最後に、理学療法士の転職エージェント利用に関してよくある質問と回答をまとめました。不安を払拭して転職エージェントを使っていきましょう。

利用するにあたって費用はかかりますか?

転職エージェントの利用に費用はかかりませんので安心してください。

登録も無料でできますし、転職先が決まったからといって成功報酬のような費用を払う必要もありません。

ほぼすべての転職エージェントは、登録から転職まで無料で使えます。

転職すると決めていなくても利用できますか?

転職エージェントを使ったからといって、必ず転職する必要はありません。

自己診断をしてもらったり、面接の練習に使ったり、自分に合った求人を紹介してもらったりするだけの使い方でも問題ありません。そこから実際に転職するかどうかを判断しても良いでしょう。

ただし、転職エージェント側は転職してもらうことが目的にあるため、基本的には転職を勧める方向性で話をしてくるでしょう。

また、転職に対して消極的だと判断されると、求人紹介やサポートを疎かにされてしまうようなこともあり得ます。

紹介された求人には応募しないといけませんか?

転職エージェントから紹介された求人はお断りすることも可能です。担当者によっては、あなたが事前に伝えた条件には合っていない求人を紹介してくることもあります。

しっかり「〇〇の条件が希望に合っていないので応募しません」と伝えれば、次回から改善した求人紹介をしてくれるようにもなるでしょう。

場合によっては、転職先側に対して条件改善の交渉してくれるようなこともあります。

他の転職エージェントと併用できますか?

何度かお伝えしているように、転職エージェントは複数使って問題ありません。2社目以降の転職エージェントの面談の際には、別の転職エージェントを使っていることを正直に伝えて良いです。

しっかり伝えることで、担当者が日程等の配慮をしてくれたり、競合に負けないためにより積極的に求人を紹介してくれたりすることもあります。

ただし、別々の転職エージェントでも、同じところの求人を取り扱っていることがあります。

別の転職エージェントから同じ転職先に応募してしまわないように気をつけましょう。

担当者と合わなかった場合も利用を続けないといけませんか?

担当者と相性が悪いと判断した場合、転職エージェントの運営会社に伝えて担当者を変更してもらうことができます。

また、会社そのものの求人やサービスの質が悪かった場合、転職エージェントそのものを変更する方法も検討しましょう。 転職エージェントの利用をやめる場合には、担当者に利用を停止する旨をメールで伝えれば問題ありません。

まとめ

理学療法士の転職では、どのような施設に転職するかで選ぶ転職エージェントが変わります

病院など医療機関であれば、医療分野に強い転職エージェントを、介護分野に転職したいなら介護業界に特化した転職エージェントがおすすめです。

まだどこを選ぶか決まっていない、理学療法士に限らず広く転職先を探しているなら求人数の多い総合型の転職エージェントを利用しましょう。

いずれにしても、複数の転職エージェントをあわせて利用することで、より多くの求人を知ることができたり、複数のキャリアアドバイザーからさまざまなアドバイスを受けたりできるメリットがあります。

転職先に求める条件をまとめ、転職エージェントを活用して求人先の詳しい情報を入手し、理想の転職を叶えましょう。

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