「ブライダル業界に転職したいけど、転職エージェントは利用した方がいいのかな...」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

結論、ブライダル業界の転職を成功させるには、ブライダル業界に強い転職エージェントの利用がおすすめです。

とはいえ、転職エージェントの種類もたくさんあるので、どの会社を選べばいいのか悩みますよね。

そこで本記事では、ブライダル業界に強いおすすめの転職エージェントで理想の職場を見つける方法についてわかりやすく解説しています。

ブライダル業界への転職を検討している方は、最後まで読んで自分に合う転職エージェントを見つけてみてください。

関連記事：転職エージェントおすすめ比較ランキング！人気エージェントの選び方を年代・職種別に一覧で解説

ブライダル業界に強いおすすめの転職エージェント9選

ブライダル業界への転職をお考えの方は、「ブライダルや女性向けに特化した転職エージェント」と「さまざまな業界・職種を扱っている総合型転職エージェント」の2種類をそれぞれ使うことをおすすめします。

ブライダル業界に特化した転職エージェントは、確かにブライダル求人は見つけやすいのですが、どうしても全体の求人数が少なく、転職先の選択肢も狭まります。

そこで、求人の少なさを総合型の求人数が多い転職エージェントでカバーしていくと良いでしょう。

ブライダル業界に強いおすすめの転職エージェントについて、特化型と総合型を9社ご紹介しますので、エージェント選びの参考にしてみてください。

美プロ│美容関連特化の転職エージェント

美プロはブライダルを含む、美容関連の業界で転職を考えている人におすすめの転職エージェントです。

とくに、美プロだけに掲載されているブライダル関連の独占求人がたくさんある点も大きな魅力です。

また「美プロplus」では、ブライダル関連を含む美容業界に関する情報や役立つコンテンツが充実していて、業界の最新情報やスキルアップのヒントを得られます。

美プロはキャリアアドバイザー、コンテンツサービス共に充実しているので、ブライダルの仕事を探している方にとって頼りになるサービスになるでしょう。

サービス概要
サービス名	美プロ
運営会社	Zenken株式会社
公開求人数	1,106件（ブライダル206件）
対応地域	全国
公式サイト	https://www.kenkou-job.com

リクシィキャリア│女性が活躍しやすい業界に特化した転職エージェント

リクシィキャリアは、未経験からブライダル業界へのキャリアチェンジを考えている方にも積極的にサポートしてくれる転職エージェントです。

履歴書の作成から面接対策まで、転職活動の全般をしっかりとサポートしてくれるので、初めての転職でも安心しておこなえます。

また、独自のネットワークを活かして獲得している求人も多く、他の転職エージェントでは得られないチャンスに出会える可能性もあります。

とくに未経験からブライダル業界に挑戦したいと考えている方には、心強い転職エージェントではないでしょうか。

サービス概要
サービス名	リクシィキャリア
運営会社	株式会社トキハナ
公開求人数	161件（ブライダル41件）
対応地域	全国
公式サイト	https://career.tokihana.co.jp

ウェディングミーキャリア

ウェディングミーキャリアは、ブライダル業界に特化した転職エージェントで、業界のことを深く知るこキャリアアドバイザーが在籍しています。

また、豊富な経験をもとに求人データを持っており、あなたにぴったりの求人を見つける手助けをしてくれるでしょう。

キャリアを改めて見直すサポートもしてくれるので、自分の将来をしっかり考えながら転職活動が進められる点もウェディングミーキャリアを利用するメリットです。

サービス概要
サービス名	ウェディングミーキャリア
運営会社	株式会社アナロジー
公開求人数	129件
対応地域	全国
公式サイト	https://bridal-oshigoto.com

Bridal Biz│ブライダル特化の転職エージェント

BridalBizは、ブライダル求人が豊富に揃っている転職エージェントです。企業との条件交渉も積極的におこなってくれるので、あなたの希望に沿った転職をサポートしてくれます。

さらに求職者と二人三脚で転職活動を進めてくれるので、1人では不安な転職も安心して取り組める点もおすすめできます。転職に関する相談を定期的にしたいと考えている方は、BridalBizを利用してみてはいかがでしょうか。

サービス概要
サービス名	BridalBiz
運営会社	株式会社ブルークレール
公開求人数	1,353件
対応地域	全国
公式サイト	https://bridal-biz.jp

BHS JOB Station│ブライダル業界特化の転職エージェント

BHS JOB Stationは、オンラインでの面談が可能な転職エージェントです。無料相談だけの利用もできるので、転職を迷っている方も気楽にサポートが受けられます。

また、15年の転職支援実績があり、ブライダル業界に関することが信頼して相談できます。ブライダル業界にはじめて転職する方は、BHS JOB Stationで色々悩みを聞いてみてはいかがでしょうか。

サービス概要
サービス名	BHS JOB Station
運営会社	ブライダル・ヒューマン・ソリューションズ株式会社
公開求人数	173件
対応地域	全国
公式サイト	https://www.bridal-solutions.co.jp

マイナビエージェント女性の転職│マイナビの女性向け転職エージェント

マイナビエージェント（女性の転職）は、マイナビエージェントのなかにある女性に特化した専門サイトです。

キャリアアドバイザーによる丁寧なヒアリングで、適切な求人紹介をおこなってくれるので、自分に合った転職先と出会える確率が高いです。

また、公開求人数だけでなく、非公開求人や独占求人が多いといったメリットがあります。利用をしないと出会えない企業が多数あるため、さまざまな求人のなかから転職先を見つけたい人は登録をして損はありません。

ブライダル関連の求人は200件ほどとなっており、ブライダル特化の転職エージェントと求人数は大きく変わりません。ただ、他の業界や幅広い職種で転職をお考えの方は、選択肢も広いためおすすめできます。

サービス概要
サービス名	マイナビエージェント（女性の転職）
運営会社	株式会社マイナビ
公開求人数	73,475件 （ブライダル225件）
対応地域	全国
公式サイト	https://mynavi-agent.jp/womanwill/

関連記事：マイナビエージェント（女性の転職）の評判や実態を徹底​​解説！​

リクルートエージェント│求人数が多い総合型転職エージェント

「リクルートエージェント」は、業界最多クラスの求人数が魅力の総合型転職エージェントです。

求人数の多さが魅力で、求人全体で50万件の求人が公開されています。カテゴリを冠婚葬祭に絞ってみても1,200件ほどの求人があるため、ブライダル特化の転職エージェントよりも多くの求人にアクセスできるでしょう。

非公開求人も多数保有しているため、リクルートエージェントにしかない求人にも応募できます。

サービス概要
サービス名	リクルートエージェント
運営会社	株式会社リクルート
公開求人数	535,101件（冠婚葬祭1,296件）
非公開求人数	416,589件（冠婚葬祭700件）
対応地域	東京、名古屋、大阪、福岡など全国／海外
公式サイト	https://www.r-agent.com/
参考ページ	リクルートエージェントの評判はひどい？ リクルートエージェントとマイナビエージェントを徹底比較 リクルートエージェントとdodaを徹底比較 リクルートエージェントの費用は無料？ リクルートエージェントはフリーター・ニートも使える？ リクルートエージェントは第二新卒でも利用できる？ リクルートエージェントは20代におすすめ？ 30代でもリクルートエージェントで転職できる！ リクルートエージェントは40代におすすめ？ 50代の転職事情とリクルートエージェントを利用するメリット

ワークポート│求人数が多い総合型転職エージェント

人材紹介専門で19年の歴史のあるワークポートは、転職支援で培った豊富なデータを活用して転職者に寄り添った手厚いサービスが特徴のひとつです。

ワークポートの求人の種類はさまざまで、ブライダル関連の求人も300件ほど掲載されていました。 それぞれの業界専門の転職相談サービスがあり、まずは気になる業界について相談してみるのも良いでしょう。

サービス概要
サービス名	ワークポート
運営会社	株式会社ワークポート
公開求人数	112,255件（ブライダル305件）
非公開求人数	非公開
対応地域	全国
公式サイト	https://www.workport.co.jp/

doda│自分で応募もできる総合型転職サイト

「doda」は、転職エージェントとしてキャリアアドバイザーから希望に合う求人を紹介してもらえます。自分で求人を検索して応募することもできるという、転職活動をする上で利用したい両方のサービスが利用できます。

ブライダル関連の求人も600件と多めですので、求人探しに困ったときには優先的に利用しておきたい転職サービスの1つです。

サービス概要
サービス名	doda
運営会社	パーソルキャリア株式会社
公開求人数	254,560件（ブライダル628件）
非公開求人数	26,356件
対応地域	全国
公式サイト	https://doda.jp/
参考ページ	dodaエージェントがひどいと言われる理由は？ dodaの電話がしつこいのは本当？ dodaの書類選考に通らない理由は？ リクルートエージェントとdodaを徹底比較 マイナビエージェントとdodaおすすめは？

ブライダル業界に強い転職エージェントを選ぶ際のポイント

ブライダル業界に強い転職エージェントを選ぶ際のポイントは、次のとおりです。

詳しく解説します。

業界に詳しいキャリアアドバイザーが在籍しているか確認しておく

ブライダル業界での転職を成功させるには、業界に詳しいキャリアアドバイザーが在籍している転職エージェントを選ぶ必要があります。

ブライダル業界はウェディングプランナーをはじめ、ウェディングドレスのデザインやコーディネートを担当するドレスコーディネーター、会場の空間やブーケをデザインするフラワーコーディネーター、ウェディングケーキのデザインを担当するブライダルパティシエなど多くの種類があります。

そのため、業界に詳しくないキャリアアドバイザーでは、あなたに最適な仕事内容を選べない可能性があります。

だからこそ、ブライダル業界に特化した転職エージェントを選ぶときは、キャリアアドバイザーがブライダル業界での勤務経験があるのか、ブライダル業界の資格を取得しているのかなど、キャリアアドバイザーの専門性をしっかりと確認しておきましょう。

非公開求人が充実しているエージェントを選ぶ

ブライダル業界での転職を考えている方は、非公開求人が豊富な転職エージェントの利用がおすすめです。

非公開求人の場合は、ポジションや求める経験・能力が公開求人よりも明確で、採用・不採用の結果がでるまでの期間が比較的早い傾向があります。

そのため、これまでの経験を活かしてキャリアアップを目指している方や、未経験からブライダル業界に飛び込みたい方は、非公開求人が多い転職エージェントを利用してみるとよいでしょう。

自分のスキルと転職エージェント会社の求人が合うのか確認する

ブライダル業界で転職を失敗しないためには、自分のスキルと転職エージェントが紹介している求人がしっかり合っているか確認しておきましょう。

転職エージェントには、自分ではなかなか探せないような求人が多くあります。

しかし、キャリアアドバイザーの言われるがままに自分のスキルや経験とマッチしていない求人に応募してしまうと、転職しても仕事がイヤになりすぐ退職してしまう恐れがあります。

とくにブライダル業界では、ウェディングプランナーやコーディネーターといった専門的な職種が多いため、自分の適性を見極めて転職先を選ばなくてはいけません。

キャリアアドバイザーのアドバイスはもちろん重要ですが、あくまで転職するのは自分自身なので求職者の意見をしっかりと聞き入れてくれる転職エージェントを選ぶようにしてみてください。

複数の転職エージェントと比較する

ブライダル業界で理想の職場を見つけるためには、できる限り複数の転職エージェントを比較して、自分に最適な転職エージェントを選びましょう。

同じブライダル関係の転職エージェントだとしても、取り扱っている求人やサービス内容はそれぞれ異なります。

そのため、1つの転職エージェントだけで転職活動を進めると、自分に合った求人を見逃してしまう可能性もでてきます。

自分に合う求人を見逃さないためにも、最低でも3つ以上の転職エージェントには登録して比較検討するようにしてみてください。

ブライダル専門の転職エージェントを利用する3つのメリット

ブライダル専門の転職エージェントを利用する3つのメリットは、以下のとおりです。

それぞれ解説します。

ブライダル業界の特徴や動向を詳しく教えてもらえる

ブライダル専門の転職エージェントを利用すると、ブライダル業界の特徴や最新の動向をしっかり教えてもらえます。

ブライダル業界には、他業界の仕事とは違う特別なルールや流行があります。

たとえば、ウェディングプランナーやコーディネーターなどの仕事では、今どんな結婚式が流行っているのか、流行の入場音楽は何があるのかなど、お客様に最適な提案ができるように最新の情報を知る必要があります。

このようにブライダル業界に必要な最新の特徴や動向を教えてもらえる点も、ブライダル専門の転職エージェントを利用するメリットの1つです。

そのため、ブライダル業界での転職に成功したい場合、まずはブライダル専門のエージェントに登録して、最新の情報を聞いてみてはいかがでしょうか。

ウェディングプランナーの仕事内容を分かりやすく教えてもらえる

ブライダル専門の転職エージェントを利用すると、ウェディングプランナーの仕事内容をわかりやすく教えてもらえるメリットがあります。

ウェディングプランナーの仕事は、結婚式の準備から当日の進行までをサポートする非常に重要な役割を担います。

しかし、ブライダル業界を経験したことがない初心者には、具体的な業務内容がイメージしにくいかもしれません。

このようなときにブライダル専門の転職エージェントを利用すると、わかりやすく仕事に関して説明してくれるので、具体的な仕事のイメージがしやすくなります。

仕事内容がイメージできるようになれば、仕事の全体像を理解し転職後にどのようなスキルが求められるかを明確にできます。

仕事に対して事前のシミュレーションができる点も、ブライダル業界の転職エージェントを利用するメリットといえるでしょう。

企業の社風やキャリアプラン、選考の基準や傾向など教えてもらえる

ブライダル専門の転職エージェントを使うと、応募先の企業がどのような雰囲気なのか、どのようなキャリアを積めるのか、面接で何を重視されるのかなど詳しく教えてもらえます。

転職活動では、求人情報だけではわからない項目がたくさんあります。

その点、ブライダル専門の転職エージェントを使えば、求人情報だけではわからない企業の雰囲気や面接で何が大事にされるかを教えてもらえます。

重要な項目を教えてもらえると、自分に合った会社を見つけやすくなり、面接でも自信を持って挑めるようになります。

まずはブライダルに特化した転職エージェントに登録して、企業の詳しい情報を手に入れて転職活動するようにしてみてはいかがでしょうか。

ブライダル専門の転職エージェントを利用するデメリットと対策

ブライダル専門の転職エージェントは、ブライダルに関連する求人を効率的に探しやすい一方で、デメリットがあります。こちらの項目では、デメリットとその対処法についてご説明します。

ブライダル専門の転職エージェントの大きなデメリット

ブライダル専門の転職エージェントを利用する上で大きなデメリットに挙げられるものが、求人数の少なさです。

上記でご紹介したブライダル特化の転職エージェントでは、全体の求人数が100件程度しかないところもあります。

率直に言うと、この求人数はかなり少ない状態です。転職する地域を絞ればさらに物足りなさを感じてしまうことでしょう。

ブライダル専門の転職エージェントを利用する場合には、この求人数の少なさをカバーしなくてはなりません。

ブライダル専門の転職エージェントのデメリットをカバーする方法

ブライダル専門の転職エージェントの求人の少なさをカバーする方法としては、次の方法があります。

第1に挙げられる方法が、転職エージェントの併用です。

1つ1つの転職エージェントの求人数は少なくても、それぞれ別の求人を取り扱っていることもあります。いくつかの転職エージェントを使うことで、全体的にアクセスできる求人数を増やしておきましょう。

また、全体的な求人数が多い総合型の大手転職エージェントにも登録しておくことをおすすめします。

また、特に地方で転職をお考えの方は、地域に密着した求人広告を探す方法もおすすめします。気になる結婚式場のサイトで求人情報を定期的にチェックしたり、地域で発行している雑誌等の求人広告もチェックしたりすると良いでしょう。

求人数の少なさは、ご自身がアンテナを張っておくことで見逃さないようにしておきましょう。

ブライダル特化の転職エージェントを利用する流れと使い方のポイント

こちらの項目では、ブライダル転職で転職エージェントを使う際の主な流れと利用時のポイントに付いてご説明します。

利用するサービスによって若干の違いはありますが、転職エージェントでは主に次の流れで転職活動を進めていきます。

STEP1.転職エージェントに登録する

まずは転職エージェントの登録ページから、氏名や連絡先など基本情報を入力します。希望勤務地や希望年収、転職状況などを記入するケースもありますが、全部で5分程度で完了するでしょう。

詳細は後日ヒアリングされますが、登録した内容に連絡がされ、今後の転職活動の方針も決まってきますので、正しい情報を正直に記入しましょう。

STEP2.面談やカウンセリングを受ける

次にキャリアアドバイザーと面談し、経験やスキル、キャリアプランを話し合います。この面談をもとに、適切な求人先を紹介してもらえるようになるため、伝えたい内容はしっかりまとめておき、正直に伝えるようにしましょう。

また、転職活動の進め方を決定し、内定までのスケジュールを立てることもあります。

STEP3.条件に合った求人を紹介してもらう

面談が終わったら、希望条件に合う求人を紹介してもらいます。連絡はメールや電話で来ますが、サービスによってはLINE等のやりやすい方法でやり取りできるケースもあります。

好条件の求人はすぐ埋まるので、興味がある求人には積極的に応募しましょう。

求人の詳細を知りたい場合には、アドバイザーから社内の雰囲気や残業時間などの内部事情も確認できます。

STEP4.書類作成や面接対策のサポート

応募する求人が決まった後は、書類作成や面接対策のサポートが受けられます。

転職活動では、履歴書や職務経歴書、面接において、あなたの魅力を採用担当者に効果的に伝える必要がありますので、転職のプロであるアドバイザーから的確なアドバイスをもらってみましょう。

採用担当者に「会いたい」と感じさせる書類作成方法や、「一緒に働きたい」と思わせる面接テクニックをアドバイスしてくれるため、安心してサポートを受けてください。

STEP5.企業との面接の実施

気になる求人に応募した後は、企業との面接があります。

書類の提出や面接日程の調整はキャリアアドバイザーがおこなってくれるため、任せられる部分は任せておきましょう。また、書類提出時には推薦状を作成してくれることもあります。

STEP6.面接結果とフィードバック

面接後、採用担当者からキャリアアドバイザーへ採用結果とその理由が伝えられます。

キャリアアドバイザーからフィードバックを受けることで、不採用の場合も悩むことなく気持ちの切り替えがしやすくなりますし、次への対策も取りやすくなります。

STEP7.内定・内定後のサポート

内定が決定した後も、キャリアアドバイザーによるサポートを受けることができます。

入社日の決定に加え、円満退職の方法についてのアドバイスもしてくれるため、不安な点があれば積極的に相談してください。

関連記事：転職エージェントを活用した時の流れと注意するポイント

ブライダル業界の転職事情

こちらの項目では、これからブライダル業界に転職する方が知っておくべき転職事情についてまとめました。次の5つについて解説しますので、ブライダル業界がどのようなものかを知った上で転職活動に進んでいきましょう。

また、その時のリアルタイムな転職事情はブライダル業界に特化した転職エージェントに相談してみることもおすすめです。

ブライダル業界での就職先

ブライダル業界での主な就職先は、以下のような場所があります。

就職先	特徴
結婚式場	ホテルや専門式場で、ウェディングプランナーやコーディネーターとして働く
ブライダルプロデュースの会社	式場選びや演出、衣装選びなど、幅広いサポートをする
ドレスショップ	新婦のウェディングドレスや新郎のタキシードを提供する
フォトスタジオ	結婚式の写真撮影や前撮りを専門におこなうスタジオで働く
ブライダル雑誌やメディア	最新のブライダル情報を発信し、読者に役立つコンテンツを提供する

これらの就職先で、自分の興味や得意分野に合った仕事を選ぶとよいでしょう。

また、結婚式場で複数の職種を募集しているケースも多いので、転職面接を受ける際は、どこまでの業務を担当するのか採用担当者に聞いてみてください。

未経験からブライダル業界への転職難易度

未経験でブライダル業界へ転職する方は、年齢に応じて転職難易度も変わる点に注意しておきましょう。

まず、20代から30代前半までは未経験の方でもポテンシャルややる気・人柄で採用される可能性が高いです。

ブライダル業界への強い思いがあるようでしたら、その気持ちを全面に押し出した転職活動をしていくことで、採用に近づけることができるでしょう。

30代後半からはブライダル業界への未経験転職が厳しくなり始めます。

採用側としては、即戦力を求めているため、全くの未経験だと採用を保留されてしまう可能性が高くなってしまうでしょう。

業界未経験の方でも、今までの職歴と関連ある職種を中心に探してみると良いでしょう。例えば、営業職での経験を活かして、ウエディングプランナーでの提案力をアピールしたり、マーケティングの経験を活かして、ウエディング雑誌の編集を目指してみたりする方法があります。

ブライダル業界に転職する場合の大きな特徴

ブライダル業界の求人をみていると、土日休みの正社員求人はほとんど見つからないケースも多いのではないでしょうか。

理由としては、ブライダル業界はサービス業で、土日が業界にとって最も忙しい営業日であるためです。

結婚式や披露宴は、打ち合わせを含め主に土日や祝日に実施されます。

そのため、ブライダル業界で働く場合は土日に仕事があることは、念頭に入れておかなければいけません。

このように「土日は絶対休みたい」と考えている方にブライダル業界で働くのは、苦痛に感じる方もいるはずです。

しかし、土日に問題なく働けるだけで採用される確率も大幅に上がるので、転職活動には有利に働きます。

土日に働けるというだけで、大きなハードルを突破できる点もブライダル業界特有の特徴といえるでしょう。

ブライダル業界の平均年収

職種や勤務先にもよりますが、ブライダル業界での年収は300〜400万円の求人が多いです。日本の平均年収が458万円程度ですので、ブライダル業界の年収円は、他の業界と比べると少し低いと感じるかもしれません。

ただし、経験を積んでいくと収入も増え、大手企業や管理職になると500万円以上を目指すことも可能です。

参考：令和4年分　民間給与実態統計調査｜国税庁

ブライダル業界で就職しやすい時期

ブライダル業界で就職しやすい時期は、年末から春にかけてが狙い目です。

とくに春の結婚シーズンに向けてスタッフを増員する結婚式場も多くあるため、12月頃〜3月にかけて、就職活動がしやすい有利な時期といえるでしょう。

ブライダル転職のエージェント利用でよくある質問

最後に、ブライダル転職で転職エージェントを利用する際によくある質問について回答します。

転職エージェントは無料で利用できますか？

転職エージェントは全て無料で利用できます。

登録に費用はかかりませんし、内定が決まったことで費用が請求されるようなこともありませんので、ご安心ください。

転職エージェントが無料で提供できている理由は、求人を出している企業側から掲載料・紹介料として費用を受け取る形で運営をしているからです。よって、利用者側には一切費用がかかりません。

ビズリーチなどのハイクラス向け転職サイトには、一部有料プランもありますが、基本的には費用の心配は必要ありません。

転職エージェントは併用して問題ありませんか？

本記事でも何度か推奨しているように、転職エージェントを併用することに問題はありません。

特にブライダル業界では、各エージェントでの求人数が少ないため、いくつかの転職エージェントを利用してアクセスできる求人数の総数を増やしておくことをおすすめします。

ただし、複数の転職エージェントに登録すると、複数の担当者から頻繁に連絡がくるようにもなり、対応が追いつかなくなりますので、まずは2〜3社程度に留めておくと良いでしょう。

転職すると決めていなくても利用できますか？

転職エージェントは転職する気持ちが固まっていない状況でも利用可能です。担当者と相談したり、実際の求人を見たりすることで転職に対する気持ちが変わってくることもあるでしょうから、状況に応じて有効活用しましょう。

ただし、転職エージェントの担当者によっては、相談者の意思を汲み取らずに転職を急かしてくるようなケースがあるかもしれません。その場合、「良い担当者」とは考えにくいため、利用を停止したり、担当者の変更を申し出たりしても良い状況です。

紹介された求人には応募しないといけませんか？

転職エージェントを利用しているうちに求人紹介がされるようになります。紹介された求人が希望に合っていなければ、遠慮なくお断りして問題ありません。

むしろ、「どの条件が合わないので応募しない」などと、正直な理由を伝えることで、今後紹介される求人の精度も上がっていきます。

担当者とは、本音で話し合える関係性を目指したコミュニケーションを取っていきましょう。

転職先が決まらなくても利用停止できますか？

転職エージェントを利用している途中で転職する気が薄れてしまったり、他の方法で転職先が決まったりした際には、利用停止して問題ありません。

直近で担当者と連絡を取り合っていた場合には、理由を正直に伝えて利用停止する旨を伝えると良いでしょう。

担当者と連絡を取りたくないケースでは、退会フォーマットを探したり、運営会社に連絡したりする方法もあります。

まとめ：ブライダル業界への転職に悩んだらエージェントを有効活用しよう

ブライダル業界は華やかなイメージもありますが、裏では新郎・新婦の一生の思い出作りを支援する大切な役目があります。

そのため、正社員として働く場合、マナーや身だしなみも含め、選考段階で一定の基準をクリアする必要がでてくるでしょう。

自分一人で選考基準が通過できず「ブライダル業界に就職・転職したいけど一人で企業を選ぶのが不安...」という方は、本記事で紹介している転職エージェントに無料登録してみて、転職活動を進めてみてはいかがでしょうか。

ブライダル業界のプロに相談することにより、気持ち的に楽な状態で転職活動ができるはずです。