インフラエンジニアとして勤めている方の中には「辞めたい」「業務についていけない」とつらさを感じている方もいるでしょう。

退職を検討する理由は人それぞれですが、インフラエンジニアならではのメリットがあるのも事実です。

本記事では、インフラエンジニアを辞めたいと感じるよくある理由と、その対処法について解説します。

優良企業に転職するためのコツも紹介しますので、ぜひ判断材料のひとつにしてください。

インフラエンジニアを辞めたい理由とは

インフラエンジニアの主な業務は、安全かつ安定したネットワーク環境を設計・構築・運用することです。

なかには「インフラエンジニアをやめたい」と思っている方もいらっしゃるでしょうが、そう思う理由は、人によって違います。

関連記事：インフラエンジニアになって後悔したこと8選！失敗しないための対処法も解説

夜勤や休日対応がきつい

1つ目の理由は、夜勤や休日対応がきついことです。

インフラエンジニアの業務のうち、運用・保守については24時間・365日体制で監視するケースも珍しくありません。

また、新規でネットワークを構築する際は、スケジュールがタイトなことも多く、各工程のいずれかの段階で遅延があれば、その後の開発スケジュールを大きく左右するため、インフラエンジニアは夜勤や休日出勤で対応する場合があります。

一方、既存のシステムを更新する場合は、システムを停止して作業する必要があるため、利用者の少ない休日の深夜に作業するケースも少なくありません。

特に、結婚して子どもがいる課程では、家族と予定を合わせられないため、夜勤や休日対応をきついと感じることが多いようです。

関連記事：インフラエンジニアの夜勤事情とは？仕事内容や回避方法も解説

作業が単純で達成感が低い

作業が単純で達成度が低いのも、インフラエンジニアを「やめたい」という方に多い理由のひとつです。

システムエンジニアなどと違い、インフラエンジニアはサーバーの監視や機器のセットアップ・サポートなど、一度業務を覚えてしまえば、どの案件も特に大きな違いはありません。

基本的には、単純で同じ作業を淡々と繰り返すことになるでしょう。

もちろん、単純作業を好む方もいらっしゃるでしょうが、同じような業務をこなすだけでは一般的に自己の成長を感じにくく、達成感も低い傾向にあります。

また、同じ作業が多いと、上司から高評価を受けたり自分の立てた目標を達成したり、プロジェクトや企画をやり遂げたりした時に得られる充実感は少ないでしょう。

インフラエンジニアとして、このような作業を長年にわたって続けていると、仕事をつまらなく感じるようになり、「やめたい」と思うようです。

客先への常駐がつらい

「やめたい」と思う3つ目の理由は、客先への常駐がつらいことです。

客先ですから、自社で働く以上にビジネスマナーを守ってコミュニケーションを図り、良好な人間関係を築きながら作業を進めなければなりません。

コミュニケーション能力の高い方はよいかもしれませんが、コンピュータやパソコンに関わることの多いエンジニアのなかには、人間よりも電子機器を相手にしたほうが楽だと感じる方もいらっしゃるでしょう。

そんな方は、顔見知りのほとんどいない環境で、継続的に同じような作業を長時間続けることをつらいと感じるかもしれません。

企業によっては、毎回異なる客先に派遣されて作業するケースもあり、その度に客先で新しい人間関係を構築するのを煩わしく感じる方もいるでしょう。

さらに、客先が遠方であれば、渋滞や満員電車のなか通勤に時間がかかり、ストレスを感じることもあるかもしれません。

インフラエンジニアの業務には不満を感じていなくても、労働環境の面で「やめたい」と感じるケースもあるようです。

【関連記事】客先常駐のSESが辛いと言われる理由は？メリットや辛いと感じた際の対処法を徹底解説

残業が多い割に給料が安い

残業が多い割に給料が安いのも、「やめたい」という方に多い理由のひとつです。

本来なら、夜勤や休日出勤などの多いインフラエンジニアには別途手当がつきそうなものですが、企業側はなるべく経費を抑えるために人件費を削減するでしょう。

なかには、残業や休日出勤があっても、ほとんど手当が支給されない企業もあるようです。

そのような企業は、たとえリソースが不足していても新たな人員の採用は考えていないでしょう。

実際、20代のインフラエンジニアの平均年収は、手当がついて約413万です。

勤務年数が少ないこともありますが、IT業界のなかでは、けっして高い年収とはいえません。

企業の雇用条件などにもよりますが、ハードな労働環境にもかかわらず、それに見合った給料とはいえないため、「やめたい」と思う方も多いようです。

【関連記事】インフラエンジニアの平均年収は660万円｜給料アップのコツと必要なスキル

緊急時のトラブルが多い

インフラエンジニアを「やめたい」と思う理由には、緊急時のトラブルが多いというのもあります。

不正アクセスやハッキングなど、外部攻撃から重要な情報が流出しないようにするのもインフラエンジニアの業務のひとつです。

だからこそ、セキュリティが脆弱で外部から攻撃を受けて不具合が生じた場合は、パッチを当てるなど適切な対処を取れるよう、スキルを身につけておく必要があります。

また、セキュリティ上のトラブルは予測がつかないため、突然ただよう緊張感は並大抵のものではないでしょう。

このような予測できないトラブルや対応する時のプレッシャーに耐えられないというのも、インフラエンジニアを「やめたい」と思う方のよくある理由となっています。

常に勉強する必要がある

常に勉強する必要があるのも、インフラエンジニアを「やめたい」と思う理由のひとつです。

昨今は、インフラエンジニアであっても、業務でプログラミングの技術を必要とする機会が増えています。

というのは、全てを自社内のサーバーで運用していたオンプレミス時代とは異なり、クラウドサービスや仮想化技術などの技術革新によって、システムの設計や構築、運用・保守などの業務にもプログラミングを使用するからです。

時代の変化に伴い、インフラエンジニアに求められるスキルや経験も増えており、担当するシステムによっては常に勉強しないとついていけない現状にあります。

残業や休日出勤もあるなか、「勉強時間をやりくりするのが難しいからやめたい」という方もいらっしゃるでしょう。

インフラエンジニアのメリットを再確認！

インフラエンジニアを「やめたい」と思ったら、もう一度、業種のメリットを冷静に確認してみるのもおすすめです。

実は、インフラエンジニアには、次の4つのメリットがあります。

将来性がある

1つ目のメリットは、将来性があることです。

「将来性に不安を感じているからやめたい」という方もいらっしゃるようですが、実際は、インフラエンジニアには将来性が十分あります。理由は、日本のIT業界は人材不足が恒常化しており、常に需要があるからです。

昨今は、クラウドサービスの進出もあり、特に、クラウドに関する知識やスキルの高いインフラエンジニアは、IT業界でも需要が高まっています。

大規模プロジェクトに関われる

大規模なプロジェクトに関われるというのも、インフラエンジニアのメリットのひとつです。

インフラエンジニアは、ITインフラに深く関わる業務を担うため、プロジェクトや構築するシステムの規模によっては多数のコンピュータやサーバー機器を扱い、大勢のチームを編成するような貴重な経験もできます。

達成感を得られないから「やめたい」という声がある一方で、規模によっては、全国各地のユーザーが自分の構築したシステムを活用するという大きな達成感を得られる機会も少なくありません。

企業やシステムにもよりますが、規模の大きいプロジェクトに関われば、インフラエンジニアとしてのやりがいを実感できるでしょう。

高収入を見込める

インフラエンジニアには、高収入を見込めるというメリットもあります。

令和2年度に厚生労働省が発表した『職業提供サイト（日本版O-NE）』では、インフラエンジニアの平均年収は、約660万円でした。

労働者全体の平均年収は、令和3年度の国税庁による『民間給与実態調査』によると約440万円ですから、インフラエンジニアは一般的なサラリーマンよりも年収は高いといえます。

さらに、スキルや実績を積めば、年収1,000万円を目指すことも十分可能です。なかでも、システムの構築や設計で要件定義などの上流工程を担当する場合は、1,000万円以上の年収も期待できるでしょう。

【参照】
令和2年度　厚生労働省　職業提供サイト（日本版O-NE）「システムエンジニア」
令和3年分　国税庁　民間給与実態統計調査

【関連記事】インフラエンジニアで年収1,000万は可能？収入ＵＰのコツや稼ぐ人の共通点

高いスキルを得られる

高いスキルを得られるのも、インフラエンジニアのメリットのひとつです。

インフラエンジニアに求められる知識やスキルを独学で学ぼうとすれば、かなりの時間や労力をかけなければなりません。

しかし、インフラエンジニアとして業務に携わることで、自然と日々の業務からネットワークやサーバー、セキュリティに関する幅広い知識を習得できます。

また、ネットワークやサーバーに関する知識は、自宅でインターネットやWi-Fiを設定する際にも必要です。業務で得たスキルをプライベートにも活かせるでしょう。

インフラエンジニアをやめたい時にできること

インフラエンジニアをやめたいと思った時は、今後、何ができるかを考える必要があります。

ただ「やめたい」と思うのではなく、ネガティブな気持ちを前向きにできる道を考察してみましょう。

この章では、インフラエンジニアがやめたい時に選べる5つの選択肢をご紹介します。

会社や部署に業務改善を相談する

インフラエンジニアを「やめたい」と思った時は、所属する会社や部署に対し、業務改善を相談するのもひとつの選択です。

夜勤や休日出勤が多く「体力的にきつい」のであれば、思い切って配置換えを相談してみましょう。

また、チーム全体に体調不良の従業員が多い場合は、そもそもリソース不足が原因とも考えられます。

企業側が離職を避けたいと考えていれば、配置換えやスタッフの増員も前向きに検討してくれるかもしれません。

このほか、「客先での常駐がきつい」と思っていらっしゃる方は、自社内の部署で作業できるよう異動を申請するのもよいでしょう。

特に、労働環境さえ変わればインフラエンジニアとして業務を続けたい方におすすめの方法です。

Web系エンジニアなどに社内で異動する

アプリケーションの開発をおこなうWeb系エンジニアなどに社内で異動するという選択肢もあります。

特に、インフラエンジニアの業務が単純で達成感を感じられないから「やめたい」という方は、検討すべきでしょう。

Web系エンジニアには、自分のアイデアで開発したシステムやアプリケーションが多くの利用者に活用されるという、ものづくりならではの達成感があります。

また、制作したものが目に見えてわかるため、周囲から評価される機会も多くなるでしょう。

資格取得によってスキルアップを図る

資格を取得してスキルアップを図るというのも、ひとつの選択肢です。

インフラエンジニアの工程は、主に4つに分類されます。

インフラエンジニアになりたての頃は運用や保守からスタートしますが、スキルや経験を積み、数字の小さい上流工程に携わるようになると報酬も高くなるでしょう。

企業の取り扱うシステムや規模にもよりますが、インフラエンジニアは緩急の差が激しい業種です。

夜勤や休日出勤、緊急で突然呼び出されることもある反面、システムが軌道に乗って安定していれば、残業はそれほど多くありません。

そこで、時間の取れる時に資格を取得してスキルアップを図り、上流工程の仕事に携われるようスキルアップするのもよいでしょう。

関連記事：ITエンジニアの転職におすすめの資格29選｜転職に失敗しない4つのコツも解説

インフラエンジニアでフリーランスになる

インフラエンジニアを「やめたい」と思ったら、フリーランスに転職するのも選択肢のひとつです。

独立してフリーランスになれば、客席常駐や夜勤・休日出勤のように場所や時間に縛られる必要もなく、自分に合う案件を選べるようになります。

さらに、スキルや実績を積んでいるインフラエンジニアの場合は、高単価の案件も受注できるため、年収アップやご自身の思い描く理想のワークライフバランスを実現できるでしょう。

ただし、確定申告など本来の業務以外の事務処理について自分で対応する必要があり、昨今のインボイス制度の影響を受ける可能性があります。

関連記事：インフラエンジニアにおすすめの副業６選｜稼ぐためのスキルとは

インフラエンジニアとして優良企業に転職する

インフラエンジニアを「やめたい」と思ったら、優良企業への転職もおすすめです。

どんな業種も、働き方や年収は企業によって大きく異なります。これまでの経験やスキルを活かして、年収や待遇面の向上を図るのもよいでしょう。

優良企業への転職を検討する際は、IT業界に強い転職エージェントを活用すると効率的です。なかには、転職エージェントに登録しないと閲覧できない優良企業の案件も少なくありません。

インフラエンジニアという業種そのものよりも、現職の労働環境や就労条件が合わなくて「やめたい」と思っている方は、検討してみましょう。

インフラエンジニアの経験を活かせるキャリアプラン

インフラエンジニアはキャリアパスも豊富ですので、スキルや経験を活かしたキャリアプランを設定すれば、さまざまな業種への転職も可能です。

具体的には、インフラエンジニアのキャリアプランとして、次の5つが考えられます。

クラウドエンジニア

インフラエンジニアの経験を活かせる代表的な業種のひとつに、クラウドエンジニアがあります。

理由は、構築する対象がクラウドかサーバーかの違いだけで、OSやミドルウェア、アプリケーションの組み合わせが共通しているため、知識やスキルを応用しやすいからです。

とはいえ、クラウドエンジニアを目指すのであれば、クラウドサービス特有の技術も身につけておく必要があります。

実際、AWSやGCP、Azureなどのパブリッククラウドや仮想技術に関する知識がなければ、クラウドエンジニアへの転職は難しいでしょう。

また、コード設定の機会も多いので、プログラミングのスキルも身につけておくと役に立ちます。

関連記事：クラウドエンジニアはやめとけ？理由や向いている人の特徴も徹底解説

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアも、インフラエンジニアで培ったスキルや知識を活かせる業種のひとつです。

適切なインフラを設計・構築するには、セキュリティに関する知識も習得しておく必要があります。

インフラエンジニアのなかには、業務の必要性から既に身につけている方もいらっしゃるかもしれません。

昨今は、社会的にセキュリティ対策に積極的な傾向が見られますので、セキュリティエンジニアは需要も高く、転職先にも困りません。

但し、セキュリティエンジニアは、極秘情報など社内の資産を悪質なハッカーや不正アクセスなどから守るという重要な業務を担います。

従って、一般的なインフラエンジニアに求められるセキュリティのスキルや知識に加えて、さらに高度で専門的なスキルや知識を習得する必要があるでしょう。

ITコンサルタント

インフラエンジニアとしてある程度のキャリアを積んでいる方は、ITコンサルタントもキャリアパスのひとつになります。

ITコンサルタントの主な業務は、企業の経営課題を解決するためにIT技術やツールを駆使し、戦略を立案することです。

コンサルティングのひとつですので、インフラ関連を含めたIT技術に関する知識に加え、コミュニケーション能力も求められます。

ITコンサルタントに転職した場合は、システムの構築作業などに関わる機会はほとんどありませんので、システムや機械に携わりたいという方は物足りなく感じるかもしれません。

一般的に企業の経営層や担当者と経営面を含めた打合せやプランニングなどが多いため、企画の立案や人とのコミュニケーションを得意とする方に向いています。

プログラマー

プログラマーも、インフラエンジニアのキャリアパスのひとつとして考えられます。

そもそも、インフラエンジニアは、プログラムを作成する機会が全くないというわけではありません。

たとえば、メンテナンスでスクリプトを組み、自動化する際はプログラムをおこなうケースもあります。

とはいえ、システム保守の一環で業務の効率化を図るために必要なコードを使う程度で、本格的にアプリやサービスを構築するためのプログラムを作成するわけではありません。

従って、インフラエンジニアからプログラマーへの転職を目指す場合には、JavaやPython、PHPなどプログラミング言語に関する知識を習得する必要があります。

フルスタックエンジニア

インフラエンジニアのキャリアパスとしては、フルスタックエンジニアもおすすめです。

フルスタックエンジニアは、Webやシステム開発、運用・保守に至るまでのエンジニアリング業務に必要な工程の全てを1人でおこないます。

これらの業務にトータルで携わるため、幅広い知識やスキルを必要とする分、年収1,000万円などの高収入を目指せる業種です。

年収アップを図りたい方は、インフラエンジニアの経験やスキルを活かしつつ、さらにプログラミングの知識やスキルを身につけてフルスタックエンジニアを目指すのもよいでしょう。

インフラエンジニアから優良企業に転職するには？

インフラエンジニアに限りませんが、転職活動を成功させるには対策をしっかり準備して、優良企業を見極める必要があります。

この章では、インフラエンジニアから優良企業に転職する際に必要な4つの方法を紹介しましょう。

関連記事：エンジニアの転職方法と成功につなげるコツを徹底解説！

なりたい業種を検討する

まず必要なのは、なりたい業種を慎重に検討することです。

転職してから「イメージしていた仕事とは違った」「やってみたら向いていなかった」というケースも少なくありません。

後悔しないためにも、インフラエンジニアからどんな仕事に就きたいのか、自分に向いている仕事は何なのかをじっくり考え、転職活動を開始する前になりたい業種を自分のなかで明確にしておきましょう。

関連記事：インフラエンジニアから開発エンジニアへ転職できる？年収や将来性を徹底解説

キャリアの棚卸しをする

次に必要なのは、キャリアの棚卸しです。

転職活動を成功させたいと思ったら、これまでのキャリアを把握し、転職を志望する企業にアピールする必要があります。

棚卸しをする際は、次の4つのポイントを押さえておきましょう。

いずれも、転職を志望する企業が採用を検討する際に「知りたい」と思う情報であり、これらをうまく伝えられるかどうかが合否を大きく左右することになるでしょう。

内定を得るためには、これまでに培ったスキルは何か、どんな経験や実績を積み上げてきたのか、転職を志望する企業でどんな業務や役割を担い、どう貢献したいかを自分のなかにしっかりと落とし込む必要があります。

職務経歴書を書く際にも必要ですので、これまでの社会人生活で携わってきた全ての業務について振り返りをおこなって、具体的な数値や成果を含めて書き出してみましょう。

勤務年数の少ない方でも、日々の業務を細かく振り返ると、案外、これまで携わった業務や業績も複数見つかるものです。

ていねいな棚卸しが、ご自身に最適な職種や社風の合う企業を見つける足がかりとなり、今後の方向性も見えてくるでしょう。

面接に向けてしっかり準備する

優良企業への転職を成功させるためには、面接に向けてしっかり準備するのも大切です。

どんなにスキルや知識が豊富でも、面接で本領を発揮できなければ内定を獲得できません。

というのも、転職の場合は新卒の就職活動と違って、これまでにどんな企業でどのようなスキルを積み、実績を積んできたのかを「人となり」とともに面接でアピールする必要があるからです。

スキルや知識は職務経歴書で確認できても、人柄は面接でしか判断できません。

企業側は、「仕事＝コミュニケーション」という観点から面接でどんな人物なのかを把握し、円滑な人間関係を構築しながらスキルや知識を活かす即戦力になれるかどうかを判断します。

大勢の求職者から内定を勝ち取るためにも、面接におけるマナーやルールも踏まえたうえで十分な対策を立てておきましょう。

IT系の転職エージェントを活用する

優良企業への転職を成功させたければ、IT系の転職エージェントの活用も必要不可欠です。

転職エージェントは、求職者の年齢、希望する業種や勤務地、スキルや知識など、さまざまな情報や条件、希望などを確認して企業とのマッチングをサポートしてくれます。

登録すると非公開情報を閲覧できるようになり、無料で優良企業の紹介や必要書類の書き方、面接対策などを受けられるため、日々の業務に追われて転職活動の時間を思うように取れない方にもおすすめです。

また、同じIT系といっても、各転職エージェントで抱えている企業情報は異なり、キャリアアドバイザーとの相性もあります。

効率的に優良企業に転職したければ、複数の転職エージェントに登録しておきましょう。

インフラエンジニアを辞めたい方におすすめの転職エージェント

この章では、インフラエンジニアを辞めたいとお悩みの方をサポートしてくれる転職エージェントを紹介します。

関連記事：インフラエンジニアにおすすめの転職エージェント17選！各サービスを徹底比較【2024年最新】

レバテックキャリア

マイナビITエージェント

Geekly（ギークリー）

Direct type

Direct typeは、株式会社キャリアデザインが提供するITエンジニアのためのスカウト型転職サービスです。有名企業からスタートアップまで、1,600件以上のITエンジニア求人を取り扱っています（※2023年11月現在）。

登録すれば、経歴や希望条件にあった企業から直接スカウトが届くため、スキマ時間に転職活動を進められるのも特徴です。

リクルートエージェント

まとめ｜インフラエンジニアを辞めたいときは理由を深掘りしよう

インフラエンジニアを「やめたい」と思ったら理由を深く考察し、メリットを再確認したうえで、自分にとって最適な道を選択することが大切です。

また、転職する場合は、将来のキャリアプランも考慮し、インフラエンジニアとしての経験やスキルをどう活かしたいのかを自分のなかで明確にする必要があります。

複数の転職エージェントに登録し、キャリアの棚卸しをおこなって入念に面接対策を立て、優良企業への転職を成功させましょう。

関連記事：IT転職エージェントおすすめ比較27選！エンジニア向けに徹底解説【2024年最新】