介護士から転職する場合の選択肢とは?介護士の経験を活かせるおすすめ業種を解説

津島武志

津島武志

執筆者
介護福祉士
現役介護職兼ケアマネージャー。さまざまな介護系メディアでWebライターとしても活動し、多くの検索上位記事を執筆。ブログ「介護士の転職コンパス」を運営
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自立した日常生活が困難でサポートを必要とする高齢者の助けとなる介護士は、高齢化社会を支える重要な職業です。必要とされ、やりがいのある職業ですが、さまざまな理由から転職を考える方も少なくありません。

しかし介護士からの転職を考えたとき、本当に転職を成功させられるのか、せっかくこれまで培ってきた資格やスキルが無駄になるのではないかと不安に思う方も多いのではないでしょうか。

  • 介護士から転職を成功させたい
  • おすすめの転職先を知りたい
  • これまで培ってきたスキルや知識を活かしたい
  • 転職に関する知識を深めたい

本記事ではこのように考えている方に向けて、介護士からの転職先選びのポイントや年齢別のおすすめ他業種を紹介します。

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関連記事:介護士転職エージェントおすすめ19選の比較ランキング|口コミ評判や注意点を解説

目次

介護士から転職する場合の選択肢

介護士からの転職を考えた場合「これまでの経験やスキルを活かしたい」という方もいれば、「介護士とは全く異なる職種に挑戦したい」と考える方もいるでしょう。これまでの経験を活かした転職をすすめるのか、初めての業界へチャレンジするのかで準備しておくべきことも変わってくるはずです。

介護士からの転職の方向性として代表的な方法は、次の4つの選択肢が挙げられます。

介護士からの転職の方向性
  1. 介護士として転職してキャリアや年収、労働条件の向上を目指す
  2. 介護の経験を活かして介護業界を関連が高い職業に転職する
  3. 介護の経験が活かせるほかの職業に転職する
  4. 未経験でも挑戦しやすい介護とは関係ない職種に新たに挑戦する

とくに、介護士の方の中には、現職より収入を上げることが転職のきっかけになった方もいるでしょう。

現状よりも良い収入を得るためには、以下のような選択肢を考慮しておきましょう。

  • 現在よりも条件の良い施設に転職する
  • 資格を新たに取得して、資格手当や基本給アップをはかる
  • 介護士とは全く異なる業種に挑戦する

以上のパターンから転職先を考えることによって、今より高収入の仕事に就くことができるはずです。

介護・福祉業界を続ける選択肢

介護士で培った経験を活かして、介護に関連する職種に転職したいのであれば、同業種に転職する方法があります。

たとえば、収入をアップしたい、もっと労働環境や待遇の良い事業所で働きたいと考えているのなら、条件の良い介護の仕事に転職するのが得策でしょう。「給料が良い」「スタッフが多く休日がしっかり取れる」「福利厚生が充実している」など、譲れない条件から転職先を探すことで、納得した条件で働ける職場が見つかりやすくなります。

同業種であれば、違う業界に転職した場合のように新たにスキルや資格を取得する必要がないため、即戦力として業務に適用できる点がメリットです。

また、ご自身のキャリアや興味に合わせて転職先を決めることで、ご自身のキャリアアップやスキルの向上にも繋がるはずです。

なぜ今の職場から転職したいのかを明確にして、転職活動を進めましょう。

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介護業界と似た業種へ転職する選択肢

介護士の仕事からは離れたいが、これまでの経験を活かせる仕事に就きたい

これまでの経験が活かされなくてもいいので、別の介護関連職に就きたい

このような場合は、介護士と似た職種への転職がおすすめです。

一例としては以下が挙げられます。

介護業界と似た業種の例
  • 介護教員
  • ケアマネージャー
  • 看護師
  • リハビリテーション職

各職業の詳細は後述しますが、ライフスタイルの変化やプライベートを充実させたいなどが理由で転職を考えているなら、介護教員など日中の勤務で済む職種を目指してみるのもよいでしょう。

看護士やリハビリテーション職の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は、いずれも国家資格の取得が必要ですが、介護職とは違った面から困っている人をサポートしたいと考えている方にとって選択肢になる職種です。

いずれも直接的に人と関わり、やりがいのある職種のため、もともと介護士として働いていた方におすすめです。介護業界よりも仕事の大変さがなく似たような仕事ができるため、介護の仕事にやりがいを感じている方には馴染みやすい仕事となるでしょう。

介護経験を活かせる他業種へ転職する選択肢

介護業界での知識や経験を活かせる別業種への転職も一つの選択肢です。これまで介護士として勤務で得た知識・経験を活かせるでしょう。

仕事は全くの別業種ですが、知識・経験から自信を持って業務をスタートすることができるはずです。

介護士として働いてきた経験を、他の業種で活かせるようアピールポイントとして役立てましょう。

介護士と無関係な職種へ転職する選択肢

「介護士を続けたいと思えない」「新たな職種でスキルアップを目指したい」方は、介護とは一切関係のない業種への転職を検討してみましょう。介護業界そのものに不満を抱えている方におすすめの選択肢です。

一からスキルを身につけるのは大変なことですが、気になる職種ややりたいことがあるなら挑戦してみるのも転職のひとつの形です。

介護士としての経験や知識が評価されることはありませんが、介護士から離れることでやりがいを感じられる新たな職種が見つかる可能性もあるでしょう。

未経験から挑戦できる職種も多くあるため、転職サイトや転職エージェントを活用して効率的に情報収集することをおすすめします。

介護業界内での介護士からのおすすめ転職先

介護士から介護業界内で転職する場合におすすめの選択肢を解説します。

ケアマネージャー(介護支援専門員)

ケアマネージャーは、介護が必要な方に向けて適切な介護保険サービスを提供できるようケアプラン(居宅サービス計画書)を作成したり、介護サービスの内容に問題がないか確認するために利用者の自宅を訪問したり、相談に乗ったりする職業です。

ケアマネージャーになるためには、「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格する必要があります。また受験条件として「介護福祉士やリハビリ職など国家資格が必要な職種、または生活相談員や支援相談員などの職種で、5年以上かつ従事日数900日以上の実務経験」が必要です。

介護業界を代表する職業であることから、介護士からのキャリアアップとして目指す価値は大いにあります

参考:介護支援専門員実務研修受講試験

介護教員

介護教員は、介護福祉士養成校の専任教員として働いたり、実務者研修や介護職員初任者研修の講師として働いたりと、後進の育成を目的とする職業です。

いずれも、介護福祉士として5年の実務経験が必要となりますが、介護士に比べて平均年収が高く、日中勤務がメインとなるためプライベートの時間が確保できる点がメリットです。

3年以上の専任教員経験を積むことで教務主任として活動できる可能性もあるため、さらなる収入アップを見込めます。

サービス提供責任者

サービス提供責任者は、ケアマネージャーとの間に入って、計画書に沿って提供されるケアの内容や目標を訪問介護員に指示する役割を持っています。

サービス提供責任者という資格はありませんが、就くためには以下のような条件を満たす必要があります。

  • 介護福祉士の資格を持っている
  • 実務研修を修了している
  • 3年以上の介護実務経験がある

福祉用具専門相談員

福祉用具専門相談員は、福祉用具の利用者にあった用具の選定や、福祉用具の使用方法を利用者本人やご家族などにアドバイスする職業です。福祉用具貸与所は、福祉用具専門相談員を2名配置することが義務付けられています。

介護福祉士、社会福祉士、保健師、看護師などの国家資格を持っている方は、講習の受講なしで福祉用具専門相談員として勤務できます。

生活相談員

生活相談員とは、介護施設で相談業務を担当する職員のことです。

相談業務の内容として、新規利用者の契約手続きや、利用上での困りごとや不安なことの相談、担当者会議への出席、ケアマネージャーとの連絡などがあげられます。職場によっては、介護事務を兼務する場合もあるようです。

利用者とのやりとりや介護に直接関わることに負担がある方は、裏方の事務作業が多い生活相談員がおすすめと言えるでしょう。

生活相談員になるために資格は不要ですが、社会福祉士や精神保健福祉士を所持している方が優遇される場合もあるようです。

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介護業界と似た介護士からのおすすめ転職先

介護士から転職する場合の、介護業界と似た職種の選択肢を解説します。

保育士・保育補助

保育士・保育補助は、保育園をはじめとした児童福祉施設で子どもたちの養護・教育をおこなう仕事です。遊びだけでなく、生活面や精神面のサポートをおこなうことが求められますが、この点は介護士と類似する部分があります。

保育士や保育補助の業務は、子供たちの成長・発達を支援して、安全で快適な環境を提供することを担います。介護業界と同様に、利用者の生活や福祉に貢献するやりがいを感じることができるでしょう。

保育士になるには資格が必要です。保育士養成課程のある大学や短大などを卒業し取得する方法と、保育士試験に合格する方法があります。保育士試験は保育士養成課程のない大学や専門学校、高校卒業でも条件を満たせば受験できます。

介護福祉士を取得している場合、受験の際に「社会的養護」「子ども家庭福祉」「社会福祉」の3科目が免除されるため資格が取得しやすいメリットがあります。

社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士のいずれかの資格をお持ちの方は、受験申請の際に登録証のコピーを提出することにより、筆記試験科目の「社会的養護」・「子ども家庭福祉」・「社会福祉」が免除になります。

社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士br_資格所有者の免除について|一般社団法人全国保育士養成協議会

保育士を取得すれば、保育園やこども園だけでなく、児童養護施設・助産施設・乳児院などでも働くことが可能で転職の幅が広がります。

看護師

看護師は、医師の診察や指示に基づき診療や傷病者のサポートをおこなう職業です。不自由を感じている方をサポートする点では、介護士と近しい側面もあり、介護士で養ってきた知識や経験を活かせることもあるでしょう。

看護師も資格が必須の職業です。看護学校や養成所に通い、専用カリキュラムを受講したのちに試験に合格する必要があるため、入職できるまでに長い時間を要します。

介護業界の仕事で収入に不満があったり、将来へのビジョンが見えなかったりする場合にはおすすめの選択肢と言えるでしょう。

看護助手

資格の必要な看護師と異なり、特に資格がなくても看護師のサポート役として働けるのが看護助手です。

看護師の指示のもと、診療に必要な器具の準備・洗浄、必要書類の準備、病棟のベッドメイキング、配膳下膳、患者の入浴や排泄の補助などが仕事です。しかし、こうした業務内容は介護士と類似する点も多く、介護士からの転職先として選択肢になりやすい職種です。

看護助手の仕事は、看護師のように専門の学校を卒業する必要も、国家資格もないため時間をかけて準備しなくても転職を目指せます。未経験で応募できる求人も多く、介護の経験を活かすことができます

看護助手は看護師の補助業務を行うこともあります。看護師の免許がないため、医療行為を伴わない業務を担当します。

看護助手実務能力認定試験というものを受けておくと、看護助手として即戦力になるアピールができるでしょう。

また、メディカルケアワーカーという民間資格を取っておくと、看護助手としてより転職しやすいでしょう。メディカルケアワーカーは、看護助手としての役割を果たすことを目的として作られた新たな認定資格です。看護助手として地位を確立できたり、技能・スキルがあることを証明できたりします。

心理カウンセラー

心理カウンセラーは、悩みを持った方の相談相手となりサポートをおこなっていく職業です。業務をおこなう場所は学校や病院をはじめ、一般企業などさまざまです。

心理カウンセラーにはコミュニケーション能力が欠かせません。なかでも傾聴スキルはカウンセリングをおこなううえで大切になります。

「話を聞く」「寄り添う」「サポートする」などは、介護士の現場でも必要なスキルです。心理カウンセラーは、介護士で培ったこれらのスキルを活かしながら取り組める職種なのです。

心理カウンセラーに特別な資格は必要ありませんが、臨床心理士や精神保健福祉士、産業カウンセラーなどの民間資格を取得していれば、相談者に安心感を持ってもらえたり、転職が有利に進められたりする可能性があります。

なお、2017年に国家資格として「公認心理師」が創設されましたが、心理系の大学・大学院を卒業するなどの条件があるため、介護士からの転職のために取得するにはハードルが高いかもしれません。

心理カウンセラーは、カウンセリングルームなどを開いて開業することもできるなど、働き方の選択肢が多いのも特徴です。

リハビリ職

リハビリテーション職は、病気やけがによる後遺症、加齢などで障害を患った方の社会復帰をサポートする職業です。

リハビリテーション職には「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」などがありますが、いずれも国家資格の取得が必要です。資格取得には大学、専門学校など、指定の養成施設でカリキュラムを修了する必要があるため、取得まで時間がかかります。

また、これらの資格を取得していれば、「機能訓練指導員」として、病院だけでなくデイサービスや特別養護老人ホームといった介護士に馴染みのある施設で働くこともできます。

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別業界で介護経験を活かせる介護士からのおすすめ転職先

介護士から転職する場合に、別業界で介護経験を活かせるおすすめの職業を解説します。

一般職・事務職

事務職は、一般企業で事務業務を担当します。事務職はデスクワーク中心となることが通常です。

介護士よりも身体的な負担が少ないため、体力に自信がない方におすすめの業種です。

事務職自体は人気が高い業種であるため、他の業種よりも求人倍率に難点があります。転職サイトdodaの調査によると、事務・アシスタント色の求人倍率は0.42となっており、求職者100人に対して求人が40件程度しかないという見方ができます。

介護士からの転職の場合には、非正規雇用での勤務が一般的となるでしょう。医療系の一般職であれば、介護士の経験を活かして働くことが可能です。

医療事務

介護士と無関係の職業につきたい場合、医療事務はひとつの候補です。

窓口での受付業務、診療内容の点数化や計算、レセプト(診療報酬請求明細書)の作成などが主な仕事内容です。

専門職のように感じられる医療事務ですが、取得が必須の資格はありません。

医療事務技能審査試験や医療事務管理士などの民間資格を取得していれば、転職に有利に働く可能性はあります。

ハローワーク求人統計データでは求人倍率0.26と高めの人気職種ですが、未経験からでも応募できる求人は多く、40代以上でも応募できる求人も見られます。

営業職

介護士として働いている方は、人とのコミュニケーションや、相手の気持ちを考えるスキルなどを身につけているでしょう。営業職は、自社のメンバーやクライアントなど様々な人と接して、自社製品やサービスをアピールする必要があります。

営業職は、介護士で培ってきた人と接する能力を活かすことができるでしょう。特に、福祉用品の販売を行う企業や、介護用品のメーカーであれば実際に現場に携わってきたスキルを強みとして活かしやすくなります。

営業職は年収アップが期待できる業種でもあるため、介護業界での収入に不満がある方におすすめの職種です。

介護タクシー・福祉タクシー

介護タクシーは、要介護1以上であり、一人公共交通機関を利用できない方が利用できる福祉車両のことを言います。車椅子やストレッチャーのまま乗車できるよう、車両が改良されていることが特徴です。

送迎業務だけでなく、介護サービスを提供する場合には、介護関連の資格を所有しているか、介護職員初任者研修を受講していることが必要です。

一方の福祉タクシーは、要支援認定の方が主に利用します。ドライバーに福祉関連資格の有無は関係ありません。

キャリアアドバイザー

キャリアアドバイザーとは、転職エージェントの利用者に転職に関するサポートやアドバイスをする職業です。

介護業界専門の転職エージェントでは、介護士の経験を活かして、実際の現場リサーチや、職場が求めている人物像などを的確にアドバイスできるはずです。

ご自身も転職サービスを利用した経験があれば、双方の立場を鑑みた上で利用者に寄り添ったサポートが叶うでしょう。

ジム・フィットネストレーナー

理学療法士の資格を取得して、パーソナルトレーナーとしてジムなどに転職する方法もあります。

理学療法士は社会復帰のサポートだけでなく、トレーニングにおいても役立つ専門知識を有しているため、「理学療法士の資格を持ったパーソナルトレーナー」として働くことも可能です。

ほかのパーソナルトレーナーと差別化が図れるため、ジムのトレーナーとして転職する、フリーのトレーナーとして働く、パーソナルジムを開業するなどの働き方も望める可能性があります。

介護士で経験した、「自分ではうまくできないと悩む相手をサポートする」「自分でできるように介助する」などの経験が、トレーニングのシーンで活かせるかもしれません。

未経験でも挑戦しやすい介護士からのおすすめ職業

介護士から転職する場合に、未経験でも挑戦しやすい介護業界と関係のないおすすめの職業を解説します。

接客業

接客業には、食料品や衣料品、家電など小売業だけでなく、美術館や博物館、レジャー施設などさまざまな業種があります。

仕事内容は介護と全く異なりますが、介護士で培ったコミュニケーション能力やサポート力を発揮して、お客様のニーズに応える接客ができるかもしれません。

全ての世代で転職先に選びやすい職種ですが、コミュニケーション力だけでなく、話を聞く力やお客様のニーズを察知する観察力、提案力、柔軟な対応力、最新情報に敏感になる、忍耐力などが身につきます。

20代のうちに転職すれば自分自身の成長にもつながる職種です。

オペレーター

オペレーターは、お客様からのさまざまな問い合わせに対応する職業です。

電話やメールが主な対応手段のため、基本的にはデスクワークです。肉体的な負担を抑えながら業務をおこなえる点では、30代後半の方にマッチした職業といえるでしょう。

オペレーターにも種類があり、商品やサービスの受付がメインとなる「テレフォンオペレーター」、商品やサービスをお客様に案内する「テレフォンアポインター」、お客様からの問い合わせに対応する「カスタマーサポート」、電化製品などの問い合わせに対応する「テクニカルサポート」などがあります。

必要となる資格も特にないので、比較的転職しやすい点がメリットです。

製造業

人と関わることに疲れてしまった方には、製造業界がおすすめです。製造業は工場での勤務が中心となるため、人と関わる機会が少なく、黙々と仕事を進めることができます。

勤務時間自体が長く設定されている場合もありますが、残業が少ないことが通常です。製造業では様々な形態の求人が多く出ているため、一度確認してみると良いでしょう。

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【年齢別】介護士から転職するのにおすすめの職種

介護士からの転職に限らず、年齢を重ねるにつれて転職のハードルは高くなります。特に未経験の業種に転職する場合や、資格取得に時間のかかる職種への転職は、早めにしたほうがよいでしょう。

そこでこの章では、年代別におすすめの転職先を紹介します。介護経験が活かせる職種、全く関係のない職種などさまざまな職種から紹介するので参考にしてください。

20代におすすめの介護士からの転職先

介護士から20代で転職する際はポテンシャルが重視される傾向にあり、経験のある分野はもちろん未経験の分野でも採用される可能性が高い特徴があります。

また、あらためて資格取得が必要な職種へ転職を希望している場合、資格によっては通学して学習しなければならないものもあるため、準備の時間がかなり必要になります。

こうした職種への転職を目指しやすいのも20代ならではといえるでしょう。

20代におすすめの介護士からの転職先
  • 保育士
  • 看護師
  • リハビリ職
  • パーソナルトレーナー
  • 接客業

30代におすすめの介護士からの転職先

社会人としてある程度経験を積み、中核人材として重宝される傾向にある30代は、介護で培ったスキルを活かせる職種だけでなく、社会人としての豊富な経験を活かせる転職先を選ぶのも方法です。

30代におすすめの介護士からの転職先
  • 心理カウンセラー
  • 看護助手
  • オペレーター

40代におすすめの介護士からの転職先

40代の介護士からの転職では、さらに経験やスキルの豊富さが求められます。介護士の経験を活かしつつ転職したいなら「上位資格を取得してステップアップを目指す」「後進の育成などに関われる職種へ転職する」などがおすすめです。

40代におすすめの介護士からの転職先
  • ケアマネージャー
  • 介護教員
  • 医療事務

介護士から転職する強みや活かせるスキル

介護職で培った経験は、他業種でも役に立つことがあります。資格取得などで得られるスキルとは異なり、コミュニケーション力や対応力など、どこにでも持ち運びのできるポータブルスキルは、強みとして十分にアピールできます。

以下に介護からの転職でアピールできる強みを3つ紹介します。

介護士から転職する強みや活かせるスキル

コミュニケーション能力

介護士は、利用者の方々へのサポートやスタッフ同士の連携において、日々さまざまなところでコミュニケーションをとっています。

そのため、ご自身ではあまり実感がないかもしれませんが、自然に強みにできるようなコミュニケーション能力が身についていると考えられます。

コミュニケーション能力は、どの業種でも必要とされる能力です。当たり前のことと謙遜せず、自信を持ってアピールしましょう。

柔軟で臨機応変な対応力

介護の現場では、予定通りに1日の業務を進められないことも多く、とっさに機転を利かせる必要があるなど、常に柔軟な対応が求められます。

介護の現場で培った臨機応変な対応力は、ポータブルスキルとして十分に強みになります。

協調性

コミュニケーション能力と多少重複しますが、利用者のニーズに合ったサポートを遂行すること、上司や同僚と協力してサポートをおこなうことで協調性も身についているといえます。

会社組織の中で働く上で、協調性の部分もアピールできる強みに挙げられます。

忍耐力

介護施設にはさまざまな利用者が存在し、人間性や持病を考慮しながらサポートをおこなう必要があります。

プレッシャーがかかる場面も多く、精神的にも肉体的にもハードな仕事のため、離職率が高い傾向にある職種でもあります。

実際、厚生労働省の令和3年上半期雇用動向調査結果の概況によると、令和3年度の医療・介護の離職率は8.6%となっており、16産業の中で5番目に高い水準でした。

長年介護士として働いてきた方は、忍耐力の部分もアピールできる強みとなります。

ハードな職業を継続してきたことで磨かれた忍耐力は、「そう簡単には会社を辞めない」と、採用側にも好印象に移ります。

参考:令和3年上半期雇用動向調査結果の概況│厚生労働省

介護士からの転職を成功させる方法とは

介護士からの転職先や自信の強みがわかったとしても、安易に転職に進むことは危険です。転職を成功させるためには、前もってしっかり準備しておくことも大事です。

こちらの項目では、介護士からの転職を成功させるポイントを解説します。

転職先が決定してから退職する

転職活動は面接日の調整や提出書類の準備などがあるため、現職の仕事と転職活動を両立させることは難しいことが通常です。

しかし、転職先が決まる前に退職をしてしまうと、以下のような問題が発生する可能性があります。

  • 収入が一時的に途絶える
  • 転職先がすぐに見つからず不安になる
  • 長いブランクが生じて転職が不利になる

転職は大きな人生の決断とも言えます。したがって、未確定の状態での退職は控えることをおすすめします。

特に介護士は時間や体力的に転職活動に専念しにくい環境も多いと考えられます。

そのような場合、後述するように転職エージェントを使って負担軽減することがおすすめです。

転職サイトや転職エージェントを活用する

転職活動を有利に進めるためには、転職サイト・転職エージェントを利用しましょう。

例えば、転職エージェントは以下のようなサービスを提供しています。

転職エージェントが提供しているサービス
  • キャリアの棚卸し
  • ヒアリングした条件での求人紹介
  • 書類の作成支援や面接対策
  • 面接等のスケジュール調整
  • 転職先との交渉の代行

また、サイトによって提供する求人やサービスの特色が異なるので、複数のサイトを利用すると幅広い選択肢が得られます。

介護士からの転職を成功させるために、転職エージェントは複数登録がおすすめです。

周囲のサポートを受ける

転職は一人で進めるよりも、家族や友人、専門家のサポートを受けるとスムーズに進むでしょう。

特に転職エージェントのキャリアアドバイザーは、プロの視点からのアドバイスを受けることができるので、積極的に利用すると良いでしょう。

転職条件・計画を立てる

転職を考える際には、自分の理想の働き方や求める条件を明確にしましょう。

妥協点となる条件や絶対条件をリストアップすることで、的確な転職先の選定が可能となります。

また、転職活動は平均して3~6ヵ月かかることが一般的です。十分な時間を確保して、計画的に転職活動を進めましょう。

具体的な活動計画を立てることが難しい場合には、転職エージェントに登録してアドバイスをもらうと良いでしょう。

転職の動機をはっきりさせる

転職を考える理由をはっきりさせましょう。それが職場環境の問題であるか、給与の問題であるか、キャリアの問題であるか、理由を明確にすることで、次のステップがクリアになります。

介護士によくある転職理由については後述しますので、ご自身の考えと照らし合わせる参考にしてください。

介護士から別の職種に転職する場合の注意点と対処法

介護の現場は、他の職業の現場とも違った環境であるため、全く別の職種に転職する際に困ってしまうことが起きやすいかもしれません。

こちらの項目では、介護士から別の職種に転職する際に注意しておくことをご紹介します。

介護士としてのアピールポイントでは不十分な場合がある

コミュニケーション能力や忍耐力、対応力などは、介護士から転職する強みともお伝えしました。

しかし、転職先の会社や職種によっては、これらの能力にあまり関心がない場合もあります。また、転職する人の年齢によっても、「実績をもう少し具体的に教えてほしい」と考えられている場合があります。

特に30代以降で好条件の転職先を希望する方は、コミュニケーション能力などの少し漠然としたアピールポイントだけでなく、具体的に業績や業務効率を改善した実績や、チームをまとめ上げてきたマネジメント能力など、より具体的なアピールポイントを用意しておくことが望まれます。

転職後の現場で働くイメージがしにくい

これまでずっと介護の現場でしか働いたことがない方であれば、他の職種の仕事内容がイメージしにくいケースも多いでしょう。

肉体的・精神的な負担は、介護士として培った忍耐力で耐えられるかもしれませんが、どうしても付いていけないような業務内容が出てくるかもしれません。

例えば、何時間後までに資料作成を依頼されたり、営業職として売り上げ目標を達成させるための動きをしなくてはいけなかったりする仕事内容は、忍耐力でどうにかできるものでもありません。

結果として転職先の仕事に付いていけなくなり、再び転職をしてしまう事態も起きかねません。

このようなことが起きないためにも、自己分析をしっかりおこない、転職先の仕事についてもリサーチを済ませておきましょう。

また、未経験歓迎や入社後のフォローが整っている会社を選ぶことも検討しましょう。

【対処法】各職種について知識を深める

介護士から転職可能な職種はさまざまあります。条件だけを見れば魅力的でも、どのような仕事かよくわからなければ実際に転職に踏み切るのは難しいでしょう。

そこで介護士からの転職を成功させるために、まずは気になる職種について調べておくことをおすすめします。

基本的な仕事内容、平均年収、必要なスキルや資格などにくわえ、求人倍率も調べておけば転職の難易度も想像できるかもしれません。

職種ごとの基本情報は、厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」を利用しても調べることができます。

jobtagではフリーワード・テーマ別で職業検索が可能で、仕事内容や平均年収、どのような力が必要とされているかなどを簡単に調べられます。適性検査もあるため、こうしたツールを利用してみるのもよいでしょう。

参考:厚生労働省 職業情報提供サイト「jobtag」

介護士から転職する際におすすめの転職エージェント

介護士の強みを最大限に活かして転職するなら転職エージェントの利用がおすすめです。

転職エージェントでは、キャリアアドバイザーがあなたの希望する条件にあった求人を見つけて紹介してくれます。それだけでなく、転職に関する手続きの代行、転職に関する悩みの相談やアドバイス、履歴書の添削や面接対策などをおこなっており、求職者の転職活動をさまざまな面からサポートしてくれるサービスです。

自分で求人を探さなくても、能力や希望にマッチした求人をピックアップしてくれることから、転職活動の手間が省け、満足度の高い転職が望めます。

  • 人間関係など環境の良いところに転職したい
  • 高収入を目指したい
  • 異業種に転職したい
  • 40代での転職を成功させたい
  • 転職したいがスキルに自信が持てない

このような悩みを抱えているなら転職エージェントの利用がおすすめです。

以下でおすすめの転職エージェントを紹介します。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント総合型の転職エージェントです。

介護士に限らずさまざまな求人を保有しており、2023年4月20日時点の求人数は、公開求人で37万件以上、非公開求人も25万件以上と業界最大級の求人数を誇ります。

介護職以外への転職も考えている方は総合型の転職サイトを利用し、どのような求人があるのか見てみるのもよいでしょう。

リクルートエージェントがおすすめな方
  • さまざまな職種の求人を見たい
  • 豊富な選択肢の中から探したい
  • 実績のある転職エージェントを利用したい

数多くの転職をサポートし、経験豊富なキャリアアドバイザーが介護から異業種への転職を叶える強い意味方になってくれそうです。

転職サポートも充実しており、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策などをおこなっています。

サービス概要
サービス名リクルートエージェント
運営会社株式会社リクルート
公開求人数394,711件
非公開求人数346,198件
対応地域東京・名古屋・大阪・福岡など全国/海外
公式サイトhttps://www.r-agent.com/
2024年5月1日時点

関連記事:リクルートエージェントの評判や口コミから分かるメリット・デメリットを解説

マイナビエージェント

マイナビエージェント

マイナビエージェントでは、求職者専任のアドバイザーと企業担当者とやり取りをするアドバイザー、二人のアドバイザーが転職活動をサポートします。

そのため、転職やキャリアについての相談ができるだけでなく、企業の生の声を知るアドバイザーから求人票では知り得ない情報を聞ける可能性があるのです。

マイナビエージェントがおすすめの方
  • 企業の詳しい情報が知りたい
  • 入職後のミスマッチをなくしたい
  • さまざまな職種の求人を見たい

どのような企業かよく確認したうえで応募できるため、入職後のミスマッチを防ぎやすいといえます。

マイナビエージェントも総合型の転職エージェントのため、介護から異業種への転職を考えている方は登録しておくとよいでしょう。

サービス概要
サービス名マイナビエージェント
運営会社株式会社マイナビ
公開求人数58,212件
非公開求人数14,328件
対応地域東京、名古屋、大阪、福岡など全国/海外
公式サイトhttps://mynavi-agent.jp/
2024年5月1日時点

関連記事:マイナビエージェントの口コミ・評判まとめ|口コミから利用するメリットも解説

doda

doda

dodaの特徴
  • 圧倒的な求人数
  • 顧客満足度No.1を獲得
  • 直接応募も可能

 

dodaは、圧倒的な求人数と顧客満足度の高さが特徴の転職エージェントです。

 

保有求人は公開・非公開合わせて20万件超(※1)と多数で、キャリアカウンセリングを受けられる拠点は全国に12ヵ所あり、大手エージェントの中でも有数の規模を誇ります。

 

また、顧客満足度ランキングで1位(※2)を獲得した実績もあり、手厚いサポートと質の高い求人紹介に期待できるでしょう。

 

dodaでは、転職エージェントを介した応募のほか、気になる求人に自分で直接応募できる機能も備えられています。さらに、企業から直接スカウトが届くサービスもあり、自分に合った方法で転職活動を進められるのも魅力です。

 

(※1)2023年3月時点の求人数
(※2)2024年オリコン顧客満足度調査 「転職エージェント 20代」で1位

 

サービス名 doda
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公開求人数 238,913件
非公開求人数 41,074件
対応地域
東京、名古屋、大阪、福岡など全国
公式サイト
2024年5月1日時点

 

【dodaの口コミ・評判】

初めての転職におすすめ
初めての転職で使用しました。最初はdodaさんではないところを使っていたのですが求人が最初来たきり紹介がなく他も利用しようと思いdodaさんを登録。エージェントも登録し担当についてくれた方がとても熱心でした。コロナ禍で書類通過率はかなり悪かったですが絶えず求人紹介を頂けましたし、転職活動を進めるにつれ書類通過率も上がってきました。他サイトの口コミなどであるように専門性には欠けるかもしれませんが初めてで右も左も分からない方にはおすすめです。在職中で忙しい人もlineでやりとりできますし、職務経歴書や志望動機などもざっくりした文章でも添削と調整をしてくれてサポートはかなり手厚いです。

引用元:doda/デューダの口コミ・評判

こちらの不安や要望に適した丁寧な対応に満足でした
印象的なテレビCMのキャッチコピーに背中を押されて、登録をしました。
担当の方は、とても穏やかで丁寧な対応をしてくださいました。
求人情報に関しても、こちらの要望に沿うように、繰り返し複数求人をご紹介くださいました。
また、私が職選びや面接や転職後のことで抱える不安や疑問にも一つ一つ答えて下さり、大変心強かったのが印象的でした。レスポンスに関しては、まれに時間がかかることもありましたが、全体的に満足しています。
おかげさまで無事に転職もでき、最後まで面倒を見てくださった担当者様には大変感謝しております。

引用元:doda/デューダの口コミ・評判

 

 

介護ワーカー

介護ワーカー

介護ワーカーは、介護士の転職に特化した転職エージェントです。

全国の介護求人に対応しており、94,000件を超える公開求人を保有しています(2023年4月20日現在)。介護職専門のアドバイザーが、初めてでも安心して転職活動が進められるようサポートしてくれます。

介護ワーカーがおすすめの方
  • 転職が初めての方
  • 別の介護職へ転職を考えている方
  • 自分でも求人を探したい方

アドバイザーに任せるだけでなく、自分でも求人検索が可能です。エリアや希望条件を選択するだけで近くの介護求人を探せるため、アドバイザーからの紹介と自分での検索で、より効率的に転職先を見つけられます。

面接時のアドバイスも期待でき、内定後の条件確認や、入職後のトラブルもフォローしてくれるなど、手厚いサポートが魅力の転職エージェントです。

レバウェル介護(旧きらケア)

レバウェル介護

レバウェル介護(旧きらケア)は、年間80万人の利用実績があり、介護士の転職サービスの中でも口コミ総合評価No,1※を獲得している転職エージェントです。

  • 調査対象:介護転職サービス google検索ボリューム上位10件のうち、googleマイビジネスの口コミが5件以上のサービス(2022年9月時点)
  • 調査期間:2022年9月
  • 調査方法:googleマイビジネスの口コミ平均点を比較

未経験・無資格者の転職もサポートしてもらえるほか、キャリアの相談、面接への同行、そして就職後にも悩み相談ができるなど丁寧なサポートが魅力です。

企業の良い面だけでなくネックになる面もきちんと伝えるようにしているため、気になることは遠慮なく聞いてみるとよいでしょう。

スキルや経験、面接に自信のない方におすすめの転職エージェントです。

そのほかの介護特化型の転職エージェントを知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

カイゴジョブエージェント

カイゴジョブエージェント

カイゴジョブエージェントは、介護福祉士、初任者研修、実務者研修など、主に介護系有資格者と全国の介護施設のマッチングをおこなっていますが、無資格でも登録は可能です。

これまでの経験を活かし、より良い条件で転職したいと考えている方におすすめの転職エージェントです。

カイゴジョブエージェントがおすすめの方
  • 譲れない条件がある方
  • ミスマッチのない転職を実現したい方
  • プライベートと両立できる職場を探している方

介護士を専門とするキャリアパートナーが専任でサポートしてくれるため、介護士ならではの悩みや疑問も相談しやすいでしょう。

利用者の希望の働き方や給与、福利厚生、キャリアなどの条件をふまえて転職先を提示してくれる点も魅力です。

施設の方針や雰囲気を知りたいなら、キャリアアドバイザーに聞いてみましょう。

介護士から転職を考える主な理由

介護職は直接的なサポートで「人のためになる」実感を得やすい、やりがいのある仕事です。

しかし、下記のような問題が理由となり転職を考えている方が多いのも事実です。

介護士から転職を考える主な理由
  • 給料が安い
  • 業務内容がハード
  • 職場の人間関係

この項目では、介護から転職を考える主な理由を深掘りして解説します。

給料が安い

介護士から転職を考えている方の理由として多いのが給料の安さです。

下記は介護職と全職の平均年収を比較した表です。

平均年収
職種 男性 女性 全体
全職種の平均給与 約533.2万円 約412.2万円 約499.8万円
介護職員(医療・福祉施設等) 約390.5万円 約347.8万円 約362.9万円
介護支援専門員(ケアマネージャー) 約437.1万円 約394.7万円 約405.8万円
訪問介護従事者 約386.4万円 約343.8万円 約353.2万円
【参考】職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)|厚生労働省 賃金構造基本統計調査

このように、介護職は男性・女性どちらも全職種の年収より低い傾向にあります。

ハードな業務に対して、平均に満たない給料では見合っていないと考え転職に踏み出す方が多いようです。

人間関係に悩んでいる

介護士は施設内で業務が完結することも多い性質上、閉鎖的な環境になりやすい傾向にあるようです。そのため、利用者や職員との人間関係につまずいてしまった際、逃げ場がなくストレスを抱えてしまいがちです。

コミュニケーションが欠かせない介護の現場では、それが摩擦となり人間関係を良好に保つのが難しい場合もあるのかもしれません。

しかし、コミュニケーションや協力を得ず業務をおこなうことは難しい職種なため、人間関係の問題は転職に直結する理由になっていると考えられます。

業務内容がハード

介護士では生活援助をはじめ身体介護など、利用者のさまざまなサポートをおこないます。特に身体介助は、利用者の移動の介助をしたり、車椅子へ移動させたり、入浴の介助をおこなったりしなければならないため、必然的に体力勝負になります。

大人を介助するのはとても力のいることです。1人で複数の利用者を担当しなければならず、時間も限られているため業務内容はハードといえるでしょう。

さらに、上述した給料の安さや人間関係の問題が理由で離職率・就業率に影響を及ぼし、介護業界全体の人手不足により多くの施設で人員基準ギリギリの状態で運営していることも、1人当たりの業務負担を大きくしています。

こうした現状に「仕事がきつい」「体力が持たない」と感じ、転職を考えてしまうことも考えられます。

【参考記事】介護労働の現状と介護雇用管理改善等計画について「従業員の過不足の状況」|厚生労働省

介護士から転職した人の声

実際転職をおこなう際の参考に、Twitterからピックアップした介護士から転職した方々の声を紹介します。

40代でも異業種への転職に成功した方や、転職したことでやりがいを感じている方、充実した福利厚生から転職に満足している方など、転職によって新たな希望を見いだせた方の声が見られました。

転職に不安はつきものです。まして異業種への転職となると勇気のいる決断になりますが、思いきって転職を叶えたことで、新しい目的ややりがい、納得を得られたという声は、これから転職を考えている方の後押しになりそうです。

介護士から転職できないと考えてしまう原因と対策

介護士から転職できないと考えてしまう原因には、自信が持てないことや転職に関する知識不足が考えられます。しかし先述したように、介護士に従事した方ならではの強みはたくさんあるため、行動する前に諦めてしまう必要はありません。

ここでは、介護から転職できないと考えてしまう3つの理由とその対策方法を解説します。

自分に自信が持てない方が多い

自分に自信が持てないことが、転職できないと考えてしまう原因になることがあります。

内閣府がおこなった、令和4年度のこども・若者の意識と生活に関する調査によると、自己認識について「自分は役に立たないと強く感じる」という設問に、31.1%の人が「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」と回答しています。

これは15歳から39歳を対象におこなった調査ですが、年代ごとに分けて見てみると、15歳~19歳で35.1%、20 歳~24歳で35.6%、25歳~29歳33.6%、30歳~39歳では26.8%となっています。

このように、自己認識について自分は役にたたないなど否定的に考えてしまう方は意外と多いことがわかります。

介護士からの転職においても、自分に自信が持てないことが原因で転職に踏み切れない方が一定数いることは否定できないでしょう。

【対策】

自信が持てず、転職に踏み切れないと悩んでいるなら、先述した「介護士から転職の強み」を参考に自分の強みを振り返ってみましょう。

「自分にはこんなことができる」「これまでこれだけのことを経験してきた」というものが見つかれば、自ずと自信になるはずです。

あまり難しく考える必要はありません。自分が当たり前に思っていることも、他の人にとっては「そんなことできない」というスキルもあるのです。

自分自身のこれまでの介護での経験を振り返り、スキルや経験の棚卸しをし、自信につなががるよう自己分析してみてください。

【参考記事】こども・若者の意識と生活に関する調査(令和4年)第2章 15 歳~39 歳対象調査|内閣府

スキルがないと思い込んでしまう

「何も資格を持っていないしスキルもない……」そう思い込むことも、介護士から転職に踏み出せない理由として考えられます。

自分に自信が持てないこととも関係しますが、コミュニケーション能力にしても、柔軟な対応力にしても誰もが持っているものではありません。

にもかかわらず、「自分にはスキルがない」と思い込んでしまうのはもったいないでしょう。

【対策】

介護士に従事した方であれば誰しもが、コミュニケーション能力、柔軟な対応力、協調性や忍耐力などのポータブルスキルをいくらか習得しているはずです。

これらは実践で培ったスキルのため、実務での経験とともに伝えれば説得力を持ってアピールすることができます。

これまでの実務から取得できたスキル、レベルアップできたスキルはないか振り返ってみるのが有効です。

また、資格がないことがネックで転職は無理だと考えているのなら、転職を機に転職に有利になる資格を取得してみるのもよいでしょう。

介護で身につくポータブルスキルは、身につけたくてもなかなか身につく能力ではなく、こうした能力を求めている企業は多く存在します。

初めからスキルがないと思い込んでしまうのではなく、「使えるものはないか」とポジティブに考えることで、転職も前向きに進められるようになるかもしれません。

介護士以外の転職先の知識がない

知識がない職種に転職するのは非常に勇気がいります。未知の場所で新しいことにチャレンジするのは誰しも抵抗を感じるもので、それが介護士から別業種へ転職できないと考えてしまう原因になることがあります。

【対策】

対策としては、「介護士から転職する前にやっておくべきこと」でも紹介したように、まずさまざまな業界の特徴や、仕事内容を調べておくことです。

できるだけ細かく調べればその業界や業種への興味も深まり、「未知の世界」という不安も減るでしょう。

自分で調べただけでは実際の業務の雰囲気がわからないときは、転職エージェントを活用しアドバイザーに詳しい内容を聞いてみるのがおすすめです。

介護士からの転職でよくあるQ &A

この項目では、介護士からの転職でよくある疑問を、Q&A方式で紹介します。

住宅型有料老人ホームと特別養護老人ホームどちらに転職した方がいい?

住宅型有料老人ホームと特別養護老人ホームの大きな違いは運用体系にあります。

住宅型有料老人ホームは民間施設で、特別養護老人ホームは地方自治体や社会福祉法人が運用している施設です。

特別養護老人ホームは、要介護3以上の高齢者の介助を目的としている施設で、公的施設であることからどの施設でもおおむね業務内容は決まっています

一方、住居型有料老人ホームの場合は施設ごとにサービス内容が異なります

住宅型有料老人ホームの場合、生活支援サービスの提供がメインになるため、比較的精神的・肉体的負担の少ない介護施設といえます。

ただし、訪問介護やデイサービスなどもおこなっているような施設であれば兼務しなければならない可能性もあるため、事前の確認は欠かせません。

介護士としてさらに経験を積みたい、要介護度の高い方のサポートをおこないたいと考えているのなら特別養護老人ホーム、比較的負担の少ない施設で働きたいなら住宅型有料老人ホームと考えておいてもよいでしょう。

なお、住宅型有料老人ホームと特別養護老人ホームそれぞれの平均給料は以下のように異なります。

老人ホーム給料比較
施設名 平均月収|5年目 平均月収|10年目 平均月収|20年以上
特別養護老人ホーム 328,380円 348,850円 424,670円
住宅型有料老人ホーム 326,960円 331,760円 381,670円
【参考記事】令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果|厚生労働省

5~10年目までは給料にそれほど変化はありませんが、20年以上になる頃には約4万円前後の差が生まれます。

また、残業や福利厚生などの面を考慮すると、特別養護老人ホームの方がしっかりとした体制を整えている傾向にあるため、安定や給与面を重視するなら特別養護老人ホームが選択肢になるでしょう。

離職した介護士の勤続年数は?

厚生労働省の「介護労働の現状と介護雇用管理改善等計画について」によると、訪問介護員・介護職員の正規職員、非正規職員別の離職者の平均勤続年数は、1年未満が35%前後、1以上3年未満が25%前後となっています。

離職者の約64%が勤続年数3年未満で、早期に転職や退職に踏み出すケースが多いようです。

介護労働の現状と介護雇用管理改善等計画について「事業所規模別離職率・離職した介護職員の勤務年数」|厚生労働省
介護労働の現状と介護雇用管理改善等計画について「事業所規模別離職率・離職した介護職員の勤務年数」|厚生労働省

介護士はなぜ人気がないの?

介護士が人気のない理由としてよく挙げられるのは以下の理由です。

  • 仕事内容がハード
  • 給料が安い

介護士の仕事は体を使い直接利用者のサポートをおこなうことから、肉体的に負担がかかる上、精神的にも消耗しやすいといえます。

また、記事内でも紹介したように、介護職の平均年収は全職種の平均年収より低い傾向があるため、「割に合わない」と判断され人気がないとも考えられます。

キャリアアドバイザーって何?

キャリアアドバイザーとは、転職を希望している方に対して、転職に関する悩みの相談に乗ったり、必要な情報を提供したり、と転職に関わるサポートをおこなう人のことを指します。

キャリアアドバイザーがおこなう主なサポート内容は以下のとおりです。

キャリアアドバイザーがおこなう主なサポート内容
  • 求人情報の提供
  • 職務経歴書の書き方指導
  • 企業と利用者の面接セッティング
  • 入職日・給与条件等の交渉
  • 退職交渉アドバイス
  • キャリアについての相談

キャリアアドバイザーは転職エージェントに在籍しています。

転職活動が1人でできるか不安、何から始めていいかわからない、介護から別業種への転職を考えているのでサポートしてほしいなど、転職で困っていることがある方は転職エージェントを利用してみましょう。

人が辞める職場の特徴は?

人が辞める職場の特徴として以下3つの事項が挙げられます。

人が辞める職場の特徴
  • 組織体制が古く効率良く機能していない
  • いくら頑張っても評価してくれない
  • 業務内容や会社そのものに将来性がない

従業員にとって一番辛い点が、業務を頑張って成果を出したにも関わらず評価してくれないことです。

モチベーションが上がりにくく、仕事が嫌になってしまうことも考えられます。

もし現状がこのような職場に該当する場合、転職する際には口コミ・評判や転職エージェントで情報を収集して、職場の実際の環境をよく確認してから選ぶのをおすすめします。

最後に|スキルはすでに持っている!介護士から転職を成功させよう

介護に従事してきた経験から身についた、コミュニケーション能力や臨機応変な対応、協調性などのポータブルスキルは、自分の強みにできるため自信を持って転職活動に臨みましょう

現職の人間関係や待遇に不満がある、介護職から全く違う職種に転職したいなどと考えているなら、何もスキルがないと思い込まず、自分のスキルの棚卸しをし、あらためて自分にできることや強みを確認してみましょう。

「自分でスキルの棚卸しをするのは難しい」「転職活動は初めてで不安」な方は、転職エージェントの活用が有効です。

転職エージェントには総合型や介護職に特化したものがあります。介護から介護に転職するのか、別の業種に転職するのかで転職エージェントを使い分けてもいいでしょう。

また、複数の転職エージェントを利用すればそれだけ多くの求人に触れられるため、良い求人に出会える可能性が高まります。

介護からの転職は、実現できないものではありません。転職エージェントなどをうまく活用して、理想の転職を実現させてください。

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・丁寧に応対いただき、希望の条件にぴったりの求人を紹介してもらえました。
・自分の資格でどの程度の賃金が支払われるのかが聞けて、話をするだけでもとても参考になりました。

レバウェル介護

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4.3
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・他のサイトよりも求人数が多く感じました。条件を絞っても、選択肢が多かったので自分に合ったところを選ぶことができました。
・人材コンサルタントは介護資格保有者もしくは介護現場で働いたことがある方で信頼できました。

ミラクス介護

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4.0
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・求人数の多さが圧倒的で首都圏を中心とした求人を多く取り扱っているところが良いです。
・とにかく電話連絡が多かったですし、時間帯関係なくかかってきたので、そこはとても気になってしまいました。

マイナビ介護職

マイナビ介護職

3.8
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・地方に住んでいる私でも求人数が多く、気軽に利用できました。
・詳細な条件指定や給与情報が提供され、希望に合った仕事を見つけるのが容易でした。
2024年4月1日時点
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株式会社アシロ

CAREERUPSTAGE編集部

転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。