POSTED 2021/12/22

20代での転職を成功させるには?転職成功者のデータも紹介

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新卒での就職から数年後、20代のうちに転職を目指す方が増えています。終身雇用の大前提が崩れる中で、今後も20代の転職はいっそう増加することが予想されます。

20代の転職を成功させるには、若さと経験の両方を効果的にアピールすることがポイントです。必要に応じて転職エージェントを活用し、新たなキャリアを開きましょう。

この記事では、20代での転職を成功させるポイントを、転職成功者に関する調査データなどと併せて紹介します。

20代が転職を希望する主な理由

引用:転職動向調査2021年版(2020年実績)1-2. 転職活動を始めた理由|株式会社マイナビ

近年では、20代の方の転職市場も非常に活況です。

20代の方が早い段階で転職を目指す理由には、さまざまなパターンが考えられます。

上記の表は、2020年に転職を成功させた方を対象とした、転職活動を始めた理由に関する調査結果をまとめたものです。同表に基づいて、20代の転職でよく見られる転職の動機・理由を見ていきましょう。

給与が低かった

「給与が低かった」という点を転職活動開始の理由として挙げた方は、男性20代では28.8%、女性20代では28.6%と多数を占めています。

20代新卒の給与は、非常に低い水準に抑えられがちです。そのうえ、日本経済の長期停滞によって、年次が上がっても給与は上がらないという傾向が続いています。

生活が苦しく、改善の見込みがない状況では、転職による打開を目指す若い方が増えるのも自然の流れといえるでしょう。

職場の人間関係が悪かった

「職場の人間関係が悪かった」という点を転職活動開始の理由として挙げた方は、男性20代では21.1%、女性20代では26.7%とこちらも多数となっています。

会社は、一日の非常に長い時間を過ごす場所です。そのため、会社での人間関係にストレスを抱えていると、日々の幸福度は大きく下がってしまいます。

「職場は職場」と割り切った人付き合いができるならばよいですが、それができる方ばかりではありません。自力で職場の人間関係を改善できないことを悟ったら、転職によって環境を変えるのも有力な選択肢でしょう。

仕事内容に不満があった

「仕事内容に不満があった」という点を転職活動開始の理由として挙げた方は、男性20代では25.8%、女性20代では31.9%とかなり多い結果となりました。

「若い時は下積み」という考え方は、近年では少々古くなっているのかもしれません。SNSの発達により、若くして大きな実績を挙げている方の活躍が数多くシェアされるようになり、それに刺激を受けている若い方も多いことでしょう。

特に大企業では、20代のうちは下働きに終始するケースも少なくありません。こうした働き方に物足りなさを感じて、20代の早い段階でベンチャー企業などへの転職にチャレンジするというのは、近年よく見られる傾向といえます。

会社の将来性・安定性に不安があった

「会社の将来性・安定性に不安があった」という点を転職活動開始の理由として挙げた方は、男性20代では22.4%、女性20代では21.0%といずれも2割強を占めています。

インターネットの隆盛によって情報流通のスピードが上がり、企業の栄枯盛衰がますます激しさを増しています。業界・業種によっては、大企業であっても絶対に安泰とは言えない状況です。

伝統的なスタイルで経営する企業に就職した若い方は、何年かその職場に身を置く中で、自社の時代遅れな部分をひしひしと感じていることでしょう。その結果として、勢いのある業界への転向を目指して、20代のうちに転職活動を行う例が散見されます。

休日や残業時間などの待遇に不満があった

「休日や残業時間などの待遇に不満があった」という点を転職活動開始の理由として挙げた方は、男性20代では21.7%、女性20代では31.0%でした。特に女性で顕著に高い割合を示しています。

「キャリアアップよりもワークライフバランス」

という流れは、近年特に顕著なものになっています。特に20代の方にとっては、「若い時期を有意義に過ごしたい」と考えるのは自然なことでしょう。

長時間の残業を強いられるような職場では、時間がなくて自分のやりたいことができないストレスを、どんどん抱え込んでしまいます。そのストレスが限界に来たことが、多くの20代の方を転職活動へと駆り立てているものと思われます。

新しいことに取り組みたかった

「新しいことに取り組みたかった」という点を転職活動開始の理由として挙げた方は、男性20代では16.7%、女性20代では20.0%でした。

「定時帰宅が原則、残業代も出る」

というホワイト企業であっても、同じ仕事の繰り返しで閉塞感を感じてしまうケースもあります。

「何を変えたらよいかわからない、でも何かを変えたい」

そんな時は、転職によって環境をがらっと変えてしまうことが、有効な打開策になり得るでしょう。

結婚や出産などの環境変化があった

「結婚や出産などの環境変化があった」という点を転職活動開始の理由として挙げた方は、男性20代・女性20代のいずれも10.0%でした。

割合としては、これまで挙げた各理由よりは少数となっています。

しかし、結婚や出産は、今も昔も重要なライフイベントです。家族と過ごす時間を大切にしたいという動機から、仕事に割く労力をセーブしたい、より柔軟な働き方を目指したいという気持ちが湧いてくる方も多いことでしょう。

特に20代後半に差し掛かると、会社でも中堅的なポジションになっていく中で、自分のキャリアを見つめなおす時期に入ってきます。そこに結婚や出産が重なった場合、転職活動を始めるきっかけになりやすいのでしょう。

ハラスメントの被害に遭ったなど

「会社倒産やリストラ・ハラスメント等の非自発的理由があった」という点を転職活動開始の理由として挙げた方は、男性20代では9.7%、女性20代では11.9%でした。

自身でキャリアを選択するというよりは、ハラスメントなどの不本意な理由で辞めざるを得なかったという方も、一定数いらっしゃいます。もし心にダメージを負っている場合には、無理せず自分を癒す時間を作りながら、前向きに復帰できる職場に巡り合ってほしいものです。

20代の希望勤続年数は、78割程度が「10年以内」

引用:転職動向調査2021年版(2020年実績)3-4. 現職での希望勤続年数|株式会社マイナビ

終身雇用制度が崩壊したと言われて久しいですが、20代の方の中では、「定年まで同じ会社で勤め上げる」という発想はかなり少数となっているようです。

上記のグラフは、2020年に転職した人をターゲットとした、現職での希望勤続年数に関する調査結果を表しています。20代の方は、他の年代の方に比べて、今の会社で働き続けたいと考えている年数が短いという傾向が顕著に表れています。

男性20代では、希望勤続年数を5年以内と回答した方が56.6%を占めています。10年以内まで範囲を広げると、71.0%を占めている状態です。

女性20代では、希望勤続年数を5年以内と回答した方が73.9%、10年以内まで範囲を広げると84.9%です。男性20代よりもさらに、女性20代の希望勤続年数は短い傾向にあります。

こうした傾向からは、20代の転職市場が活況となっているのも当然であることが読み取れるでしょう。

20代の転職は、何社くらい応募すれば内定が得られる?

引用:転職動向調査2021年版(2020年実績)1-3. 転職活動の実績|株式会社マイナビ

新卒時の就職活動のイメージから、転職活動も非常にたくさんの会社へ応募しなければならず、大変そうだと思っている方も多いかと思います。実際のところ、何社くらい応募し、何社くらい面接を受ければ転職が実現するのでしょうか?

上記の表は、2020年に転職を成功させた方の、応募数や面接数などの平均値を示しています。20代の方の応募数・面接数の平均値は、以下のようになっています。

 

応募した求人の数

面接を受けた数

20代男性

13.8

4.6

20代女性

8.6

3.5

やはり、ある程度の応募と面接をこなすことが、転職活動を成功させるための条件になるようです。1015前後の会社に応募して、3社に1社程度の割合で面接を受けるというのが標準的となっています。

本腰を入れて転職活動をする際には、プライベートな時間をそれなりに割いて準備を進める必要があるかもしれません。

20代の転職活動におけるアピールポイントは?

20代の方は、転職市場においてはかなり年少の部類に入りますので、若さ・フレッシュさをアピールするのは非常に効果的です。

その一方で、前職の経験や人脈などを武器にすることもできますので、さまざまな角度から自己アピールを行いましょう。

若さと体力がある

若くて体力のある人材は、どのような業種・業界でも需要があります。

  • 「辛い仕事でも耐えられる」
  • 「残業の要請にも極力対応する」

といった辺りは、20代の方がアピールしやすいポイントになるでしょう。

学ぶ意欲と吸収力がある

採用担当者の視点からすると、20代の方を採用する際には、できる限り素直で吸収力のある人材を採用したいと考えている可能性が高いです。

20代は社会人経験が浅い反面、スポンジのように知識や経験を吸収する能力に長けています。したがって上司や同僚のアドバイスを素直に聞き入れ、積極的に仕事を学んでいこうとする姿勢を持っている方が、20代での転職を成功させやすい傾向にあります。

前職の経験を活かせる

20代は社会人経験が浅いとはいえ、たとえ数年であっても実務経験を積んだことは、転職活動において大きな意味を持ちます。

一般的な社会人スキルに加えて、前職で得た専門性や特殊な技能があれば、転職活動における大きなアピールポイントになるでしょう。

在籍者との繋がりをアピールする

応募先企業に知り合いや大学のOBなどがいれば、その人との繋がりをアピールすることも有効です。

在籍者の知人や後輩であれば、全く繋がりがない人と比べると、会社にとっても受け入れ態勢を整えやすいメリットがあります。少なくとも門前払いされる可能性は低く、高確率で面接へと進むことができますので、そこで効果的に自己アピールを行いましょう。

20代の転職活動における弱点は?

20代での転職は、市場の平均値と比べると、どうしても「まだ若い」という印象を与えがちです。

転職活動において、若さは強みとして働くケースもある一方で、以下のような弱点として働く可能性もあります。これらのポイントは面接でも指摘される可能性が高いので、事前に回答を準備しておくとよいでしょう。

すぐ辞めるのではないかと疑われる

前職を数年程度で辞めて20代で転職する場合、「採用したとしてもすぐ辞めるのではないか」という目で見られることを覚悟しなければなりません。

会社も採用活動にコストをかけていますから、採用した従業員に早い段階で辞めてもらっては困ります。このような会社の立場を踏まえて、長く腰を据えて働きたいと考えている旨をアピールしましょう。

20代転職を成功させるための面接のポイント

前職の経験と関連付けてアピールする

前職での経験を、新しい仕事においてどのように活かせるかを効果的にアピールできれば、転職活動において大きくプラスに働きます。

仮に全く未経験の業界・業種に転職する場合でも、転職後の仕事を想像しながら、前職と新たな仕事を関連付けたアピールをするよう心がけましょう。

20代転職には転職エージェントの活用も有効

転職活動において、スムーズに理想の企業と巡り会うためには、転職エージェントを活用することも有力な選択肢です。

転職エージェントを活用すると、以下のようなさまざまなメリットを得ることができます。

  1. 幅広い企業から転職先を探せる
  2. 希望のキャリアに沿った転職先を紹介してもらえる
  3. 非公開求人にも応募できる
  4. 履歴書作成や面接対策のアドバイスを受けられる
  5. 転職条件の交渉を一任できる

転職エージェントにはさまざまなタイプがある中で、以下に挙げる転職エージェントは、20代での転職を目指す方にお勧めです。それぞれの特徴を踏まえて、ご自身のニーズに合った転職エージェントに登録してみましょう。

<大手総合型の転職エージェント>

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、「転職支援実績No.1」を掲げる最大手クラスの転職エージェントです。非公開求人を10万件以上抱えており、求人数では群を抜いています。

dodaエージェント

dodaエージェントは、求人数の多さに加えて、専門スタッフによるきめ細かいサポートが特徴です。キャリアアドバイザーや採用プロジェクト担当など、複数の担当者から手厚いサポートを受けられます。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、登録者と企業のマッチングに自信を持っている転職エージェントです。キャリアアドバイザーによる応募書類の添削や模擬面接を受けられる点もメリットといえるでしょう。

<若手の転職に強い転職エージェント>

マイナビジョブ20’s

マイナビジョブ20’s は、20代の転職を専門にサポートする転職エージェントです。若手の転職事情を踏まえたマッチングサポートが期待できます。

ハタラクティブ

ハタラクティブは、第二新卒や未経験者の転職を重点的にサポートする転職エージェントです。アドバイザーによる個別サポートも充実しています。

就職Shop

就職Shopは、利用者の9割を20代が占める転職エージェントです。未経験者向けの求人も多数取り揃えています。

<専門性を活かした転職に強い転職エージェント>

ビズリーチ

ビズリーチは、ハイクラス転職のサポートを得意とする転職エージェントです。専門性や経歴に合わせた求人を、ヘッドハンターが五月雨式に紹介してくれます。

パソナキャリア

パソナキャリアは、年収700万円以上のハイクラス転職に強い転職エージェントです。転職者の3人に2人が年収アップを実現しています。

まとめ

今の会社に不安や不満がある、仕事について閉塞感があるという方は、20代であっても積極的に転職を目指すとよいでしょう。若さと体力に加えて、社会人としての一定の経験を効果的にアピールできれば、20代での転職が成功しやすくなります。

転職市場も全体的に、20代での転職を目指しやすい状況にあります。特に転職エージェントを活用すれば、幅広い企業からニーズに合わせて転職先を探すことができるので、理想の転職先に巡り合える可能性が高まるでしょう。

ぜひご自身に合った転職エージェントをご活用のうえ、20代での転職を成功させてください。

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転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。