総務はスキルを磨けば会社の組織作りに携われる一方で、パソコンが使えれば未経験からでも転職しやすい職種でもあります。

納得のいく年収で希望通りの働き方を実現させるためには、総務への転職に強い転職エージェント(転職サイト)の利用がおすすめです。

転職エージェントにはそれぞれ特徴があり、自分の希望に合ったものを選ぶ必要があります。

まずは、おすすめの転職エージェントを一覧にしましたので、参考にしてみてください。

関連記事：人事の転職に強い転職エージェントサイトおすすめ9社徹底比較｜転職成功のコツまで

【比較】総務におすすめの転職サイト・転職エージェント7社一覧

総務の転職に強い転職エージェントを選ぶ4つのポイント

自分にピッタリな転職エージェントを見つけるには、まず複数のサイトに登録しましょう。そのサイトから紹介される求人の質やエージェントの対応を比較して、2～3サイトに絞って使っていくのが理想の職場に転職する近道です。

ここでは、複数のサイトから何を基準に選別していけばいいのかについて紹介します。

総務や管理部門の求人数が多いか

管理部門特化型のエージェントサイトでも求人数には偏りが出てしまうことも珍しくありません。総務への転職で成功するには、全体の求人数が多いサイトではなく「総務」の求人が多いサイトを選ぶことがポイントです。

求人数が多ければ多いほど、自分の細かい希望まで叶えられる求人に出会える可能性が高くなるでしょう。

ただし、求人数が少ないものの求人を独自開拓しているサイトや特化型のサイトでは、珍しい求人や好待遇の限定求人が掲載される可能性もあるため、サブとして登録しておくことをおすすめします。

担当エージェントが総務に対する知識が豊富か

担当エージェントが総務という職種に対し豊富な知識を持っていることも重要な選択基準です。

総務では会社によって対応する業務内容がことなり、それに応じて必要なスキルや経験が違います。

総務に対する知識が乏しいエージェントに当たってしまうと、募集要項に記載されている内容を伝えられるだけで、どうしたらより有利に転職できるのかについてアドバイスは望めません。また、総務を希望していても、人事や労務担当者の求人を提案してくるケースもあります。

募集要項からどんなスキルや経験をPRしたらいいか、どんな資格を持っていると有利に進められるかアドバイスしてくれるエージェントを選びましょう。

企業の内部情報に精通しているか

希望する企業の内部情報に詳しい、もしくは内部情報に詳しい人に代わってくれるか転職エージェントであることも重要です。

内部情報に詳しいエージェントであれば、募集要項からは読み取れない会社の雰囲気や風潮、総務の状況について生の声を聞けます。

それにより転職後に会社とのギャップが辛い、思っていた仕事と違うなどのトラブルを回避しやすくなるでしょう。

サポート内容が自分の希望や性格に合うか

転職エージェントによって、スカウトサービスやセルフの診断ツールなど利用できるサービスが異なります。そのため、エージェントサイトを選ぶ前に、あらかじめどんな転職活動がしたいかを決めておきましょう。

例えば、できるだけ手間をかけずに転職したいのであればスカウトサービスがおすすめですし、将来設計を含めて相談したいならキャリア相談サービスを受けられる転職サイトがおすすめです。

【関連記事】転職エージェントの選び方とは？失敗しない見分け方を徹底紹介！

総務への転職に外せない転職エージェントおすすめ５社

総務や管理部門に実務経験やスキルのある人が、総務への転職を成功させるのにおすすめの転職サイトや転職エージェントを紹介します。

BEET-DIRECT

BEET-DIRECTは、総務をはじめ人事労務や財務、IRなどの管理部門に特化したスカウトサイトです。

公式サイト：https://beet-direct.com/

特徴

1. メールアドレスと経歴を登録するだけで簡単に使える
2. エンタープライズ企業からベンチャー企業・スタートアップ企業まで幅広い企業規模のスカウトが届く
3. 総務の採用を希望する企業やエージェントから、直接スカウトが届く
4. 部長・役員へのハイクラス転職も可能
5. コンサルタントによるキャリア相談から面接対策、給与交渉などのサポートが受けられる

丁寧なヒアリングのもと、それぞれに合う「活躍できる環境の提供」をモットーにマッチング精度の高い求人を紹介してもらえるのが特徴です。

総務経験者、ハイクラス人材の転職に強みがあるため、年収アップやキャリアアップにつながる転職が実現できます。

今よりワンランク上のスキルを身につけたい人や、自分の市場価値を高めたい人にもおすすめのスカウトサイトです。

BEET-DIRECTの評価と口コミ　※ユーザーアンケートより抜粋

【10代・男性】

希望条件に近しい環境・待遇のスカウトが届き、そのマッチング精度の高さに驚きました。無事転職は成功し、知り合いにもBEET-DIRECTを勧めています！

【30代・男性】

コンサルタントが職歴書添削や面接対策まで対応してくれました。対策の甲斐もあり、キャリアアップに対する貪欲さと勤勉さが評価され、前職とは規模が異なる大手企業の総務へ転職することが出来ました。

公式サイト：https://beet-direct.com/

MS-Agent

MS-Agentは総務や人事の転職に特化した転職エージェントです。

公式サイト：https://www.jmsc.co.jp/

特徴

1. 転職支援を開始してから30年以上の実績
2. 上場・ベンチャー企業などの新興上場・IPO・外資・金融・中小/中堅企業の6つのキャリアフィールドから求人を探せる
3. 職種に精通したアドバイザーが在籍
4. 全体の案件の52%が年収500万円以上
5. 総務職の経験があれば在籍年数を問わずに応募できる案件も多数掲載

MS-Agentでは、経験年数が少なくても応募できる案件から1,000万円のハイクラス転職まで、希望やスキルに合わせた転職が可能です。

また、求人が総務をはじめ管理部門に特化しているため、「人事にはあまり携わりたくない」「総務だけど法務や労務にも携わりたい」など、細かい希望に沿った求人を見つけられます。

MS-Agentの評価と口コミ

【経理職で転職を考えている人にオススメの実際に役立った転職エージェント３選】
・MS-Japan
・ジャスネットキャリア
・workport
今は人事だけど、それまでは中小企業の経理総務を約15年。転職活動でも経理職の紹介が7割近く。だからこそ、わかる。内定も頂いたMS-Japanは、固ツイでも詳しく紹介。

— ごろーず@40代の転職応援 (@goros_blog) February 15, 2022

公式サイト：https://www.jmsc.co.jp/

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは、株式会社リクルートが運営しているハイクラス向けの転職スカウトサービスです。

公式サイト：https://directscout.recruit.co.jp/

特徴

1. 登録しておけば企業から直接スカウトを受けられる
2. ヘッドハンターがスキルや希望から最適な案件を自分の代わりに提案してくれる
3. 年収800～2,000万円の案件が豊富に掲載されている

総務職の経験が長い人や、スキルの幅が広い人におすすめなのが、リクルートダイレクトスカウトです。転職決定年収が平均950万円以上と高く、スキルアップや年収アップを狙うことができます。

また、スキルや希望を登録しておけばヘッドハンターや企業からのスカウトをもらえるため、自分の時間を割いて探す必要がありません。より精度の高いマッチングや希望に沿うような案件を紹介してほしい人は、ヘッドハンターの紹介ページから実績のある人へキャリアや転職について相談できます。

リクルートダイレクトスカウトの評価と口コミ

【就職活動中】
・選ばれた人だけのハイクラス転職サイト「ビズリーチ」
・30代、40代のミドル世代に特化した求人サイト「ミドルの転職」
・リクルート運営のハイクラス転職サービス「リクルートダイレクトスカウト」
3つに登録しました。
ありがたい事に早速スカウト来てビックリしてます❗️ pic.twitter.com/OgL7AUlJ8V

— 竹内慎吾＠元社長ニートの就職活動記 (@takeuchi_shacho) August 26, 2022

みたいなのが、数件ありました。
「リクルートダイレクトスカウト」はエージェントが担当している企業の案件で、自分に合いそうなものを提案してくれます。明らかに合いそうじゃない物を提案してくるエージェントも多いので、ピンキリですが

— kawano.fumihiko (@talk_like_staw) August 29, 2022

公式サイト：https://directscout.recruit.co.jp/

【関連記事】リクルートダイレクトスカウトの評判｜リアルな口コミや特徴・利用の注意点も徹底解説

ビズリーチ

ビズリーチは、求人全体の約3分の1が年収1,000万円以上のハイクラス向けの転職サイトです。

公式サイト：https://www.bizreach.jp/

特徴

1. 企業の人事・採用担当から直接スカウトをもらえる
2. 部長や役員候補ポジションの求人が豊富
3. 有料のプレミアステージを利用すれば、全ての求人やスカウトへの閲覧・返信権限が付与され、限定コンテンツの利用が可能に
4. 質の高いヘッドハンターに直接相談できる

ビズリーチもリクルートダイレクトスカウト同様、スキルや経歴、希望を登録しておくだけで、企業やヘッドハンターからのスカウトを受けることが可能です。

スカウトを行うヘッドハンターは約5,100人登録されており、転職サポートの質や利用者満足度を向上させるため、毎年表彰が行われています。
受賞者のヘッドハンターへは「JAPAN HEADHUNTER AWARDS」で公開され、直接相談することも可能です。

ビズリーチの評価と口コミ

転職活動はその辺のエージェントじゃなくビズリーチ使えばよかったな…強い企業から直接スカウトくる

— 仙台, 時の流れ, 人 (@chidish5890) January 8,
2021

転職サイト、自分はビズリーチが結構よかった…　職歴見た中小の転職エージェントさんから書類選考通過の可能性が高い案件の紹介オファーがくるのと、企業の人事部から直接「うち受けませんか？」のお誘い両方が来るサイトで、後者の案件も少なくない　私は後者で内定もらえました

— でなーだ????️ (@denada0v0) November 20, 2021

公式サイト：https://www.bizreach.jp/

【関連記事】ビズリーチの評判・口コミからわかるメリットと注意点を解説｜バレるって本当？

パソナキャリア

パソナキャリアは、オリコン顧客満足度調査「転職エージェント」において2019〜2022年の4年間連続で総合1位を獲得した総合転職サイトです。

公式サイト：https://www.pasonacareer.jp/

特徴

1. 利用者の年収アップ率が約67.1%
2. 求人全体の約半数が年収800万円のハイクラス
3. 業界専任のエージェントが業種ごとの採用トレンドに精通している
4. 登録すればスカウトサービスも利用できる

総合転職サイトですが、総務の公開求人が500件以上(2022年9月時点)と豊富なのが特徴です。豊富な公開求人から探したり、エージェントに最適な求人を提案してもらう他に、登録すればスカウトサービスを利用することも可能です。

パソナキャリアの評価と口コミ

パソナキャリア行ってきた！

病院での総務は考えた事なかった☆

良い経験になりそう…！！

— Gen Yamagen【公式】 (@GEN_91) November 21, 2013

未経験が総務への転職で成功するのに欠かせない転職エージェント

将来のことを考え、未経験から総務へ転職を希望する人もいるでしょう。ここでは、未経験やスキルに不安のある人が転職を成功させるのにおすすめの転職エージェントを紹介します。

未経験・スキル不足が気になるなら「doda」

dodaは、豊富な求人件数を誇る総合転職エージェントです。

公式サイト：https://doda.jp/

特徴

• 「総務」に該当する公開求人数5,900件以上
• キャリアアドバイザーと採用プロジェクト担当によるWサポート
• スカウトサービスへの登録で面接確約オファーを受け取れる
• スカウトサービスは、在職中の企業に知られないように匿名で登録できる

dodaは年収1,000万円とスキルや実績がないと応募できない求人から、未経験でも応募できる求人まで幅広く掲載されています。

未経験者でも正社員で契約できる求人も豊富なので、「将来が不安で転職したい」「未経験だけど安定した職業に就きたい」などの希望も叶えられるでしょう。

スカウトサービスでは、未経験でもスキルや実務経験を詳しく記載することで、企業からのオファーをもらうことができます。未経験から最短で正社員へ転職したい人にはdodaがおすすめです。

公式サイト：https://doda.jp/

【関連記事】dodaの悪い評判・口コミは実際どう？ 向き不向きを徹底解説

年齢や転職回数が気になるなら「マイナビエージェント」

マイナビエージェントは、総務に関する求人だけでも約2,000件(うち926件は公開中)を保有する総合転職エージェントです(2022年9月現在)。

公式サイト：https://mynavi-agent.jp/

特徴

1. 豊富な求人数から自分にピッタリな企業とマッチングできる
2. 年代別・転職回数別でサポートを受けられる
3. キャリアアドバイザーと業界専任アドバイザーのWサポートを受けられる
4. 内定後も入社までバックアップを受けられる

年齢や転職回数は、会社によって不利になってしまう要素の1つです。今の年齢で転職する理由や転職回数が多い理由について面接官が納得するような回答が必要になります。

マイナビエージェントでは、年齢や転職回数で転職が不利にならないようなサポートを期待できます。

公式サイト：https://mynavi-agent.jp/

【関連記事】マイナビエージェントの口コミ・評判まとめ｜口コミから利用するメリットも解説

総務の転職で失敗しないためにできる3つの準備

入社してから業務が希望と違ったり、スキルが低くて年収が下がってしまったりしないためにしておくべき準備について紹介します。

資格をとって選択肢を広げる

よりよい年収や待遇で入社したり、総務の転職を有利に進めるためにおすすめな資格を7つ紹介します。取得する資格は、希望する業務内容や転職先の企業が求める条件に合わせて選んでください。

取得しやすく基本スキルを証明したい人におすすめ

1. 日商簿記検定
2. 人事総務検定
3. マイクロソフトオフィススペシャリスト

日商簿記検定や人事総務検定は、人事・労務・経理などを兼務する職場で有利に働く資格です。そのため、よりスキルの幅を広げたい、転職先の選択肢を増やしたい人におすすめとなります。

総務職が未経験で今まであまりPCを扱ったことがない人は、必須条件のPCスキルをクリアするためにも、マイクロソフトオフィススペシャリストの資格は持っておいて損のない資格です。

転職で年収アップを狙いたい人におすすめ

• 中小企業診断士
• 社会保険労務士
• 衛生管理者

専門的な知識を証明できる資格は、年収アップを狙う人や専門性を高めたい人におすすめです。資格の難易度があがりますので、転職を考え出したら早めに挑戦しましょう。

外国人雇用のある企業へ転職したい人におすすめ「外国人雇用管理主任者」

大手から中小まで外国人雇用をする企業が増えてきています。グローバル化を推進している企業や外国人雇用を行っている企業の総務に転職したい人におすすめの資格です。

専門的な知識になるため、転職してすぐに活躍の場を掴むチャンスにもなります。

評価や口コミ・企業情報を調査しておく

エージェントサイトに登録していると、つい情報収集をエージェントに任せっきりにしてしまう人もいます。
もちろん、エージェントからしか聞けない内部情報もありますが、エージェントの中には良い評価しか伝えてくれない人もゼロではありません。

公式サイトやSNS、口コミサイトなどを自分の目で確認し、どのような会社か情報収集することが重要です。

関連記事：【真相を解説】転職エージェントの悪い評判・口コミを徹底調査！良い評判のおすすめ転職エージェントも紹介

希望する条件に優先事項・最低条件を決めておく

転職にあたってすべての100%の条件を満たす求人と出会うのは難しいことです。

そのため、年収や業務内容、アクセス、業界など何を最優先にしたいのか順番や最低条件を決めておきましょう。優先順位や最低条件はエージェントと共有しておくと、よりスムーズに転職活動を進めることができます。

まとめ

総務の仕事は会社によって対応範囲が違うため、転職の難易度も幅が広くなっています。

未経験の30代、40代でも十分にチャレンジできる職種ですので、自分の条件に合う転職サイト・転職エージェントに登録してみましょう。

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