マイナビエージェントに断られた場合の対策と実践すべき行動を徹底解説

編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。
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「マイナビエージェントに登録したのに、面談や求人紹介を断られてしまった」など、せっかく転職活動を始めたのに利用を断られてしまうとショックを感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。

しかし、転職したいのであれば、別の転職エージェントや転職サイトへ登録するなどして、これからも転職活動を進めていく必要があります。今後、スムーズな転職活動を続けていくためにも、マイナビエージェントに断られてしまった理由や対策を知っておくことが大切です。

本記事では、マイナビエージェントに面談や求人紹介を断られる理由、断られた後の対策や実践すべき行動について解説します。

「マイナビエージェントに断られてしまった…」とお悩みの方でも、対策を取ることで転職活動がスムーズに進むようになるかもしれません。今後の転職活動をおこなう上での参考としてください。

目次

マイナビエージェントに断られてしまう可能性があるケース

マイナビエージェントに断られてしまう原因はさまざまです。特に、次に該当するケースは利用や面談などを断れられる可能性が高いでしょう。

  • 経歴・経験が不足している
  • 勤務期間が短い・転職回数が多い
  • 希望に合う求人がない
  • 年齢が高い
  • ブランクが長い
  • 拠点から離れている
  • 未経験職種を希望している
  • 正社員の経験がない

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

経歴・経験が不足している

年齢に対し、これまでに勤務してきた仕事における経歴や経験が不足していると判断された場合、マイナビエージェントに断られる可能性があります。職種や企業の要望によっては、即戦力が求められるケースが多いためです。

ただ、経験や経歴が不足しているからという理由は、全ての年代に通して言えるわけではありません。一部、社会人としての経歴が比較的に短い傾向にある20代の場合は、ポテンシャル採用で転職に成功するケースも見られるため、経験や経歴不足などを背景に利用を断られることはまれといえるでしょう。

なお、20代の方でも転職するための経歴や経験が足りないのではないかと不安な方は、就業経験が少ない方向けの就職・転職サービスの利用を検討することもおすすめです。

年齢が高い

登録時の年齢が高い場合も、マイナビエージェントに断られる可能性があります。

とくに、年齢に対し、管理職経験がない場合や、経験・スキルが乏しい場合は登録を断られる可能性が考えられるでしょう。

エン・ジャパンが発表した「ミドル人材(35歳~55歳)の採用について」というアンケートでは、ミドル人材に求めるものとして「専門性」を上げている企業が半数以上でした。

引用元:ミドル人材(35歳~55歳)の採用について|エン・ジャパン

また、実際に、年齢が高い場合は採用率が低くなる傾向にあるようです。厚生労働省が発表しているデータでは、20代以降の転職入職率は年齢に応じて低下していく傾向にあります。

20代の場合 30代の場合 40代の場合
男性 10.5% 7.3% 3.0%
女性 7.8% 6.2% 4.8%
【参考記事】令和3年上半期雇用動向調査結果|厚生労働省

スキルや経験値が年齢に合っていない、もしくは、年収などの観点から希望に沿った求人が無い、などの場合は利用を断られる可能性があるでしょう。

40代以降の転職活動では、ハイクラス求人などを取り扱っている転職エージェントの利用もおすすめです。

勤務期間が短い・転職回数が多い

勤務時間が短い場合や転職回数が多い場合、もしくは短期間での就業後に何度も転職を繰り返しているという場合も、マイナビエージェントに断られるケースがあります。このような場合、早期退職になるリスクが高い人材として判断され、印象が悪くなるからです。

もちろん、前の職場での勤務期間が短い原因に正当な理由がある場合は、転職エージェントへの登録を断られる可能性は低いでしょう。また、スキルアップなどポジティブな理由がある場合、ある程度の転職回数までは評価の対象になることもあります。

希望に合う求人がない

利用者が求める求人情報がない場合、マイナビエージェントに利用を断られることがあります。

マイナビエージェントは、すべての求人を網羅しているわけではありません。少し特殊な仕事や職業の場合、求人を扱っていない可能性があります。

また、転職エージェントにとっては主に取り扱っている職種が絞られているケースもあり、希望と合わないこともあるため、別の転職エージェントに登録しようか迷われている方は各サイトの注力分野を確認してから申し込みをおこなうとよいでしょう。

前職からの空白期間が長い

転職希望者が前職を退職してからの空白期間が長い場合も、マイナビエージェントへの登録を断られる要因のひとつかもしれません。無職の期間が長いと、なにかトラブルを抱えているのではないか、と判断されるケースがあるためです。

前職からの空白期間やブランクが1年以上ある場合は、必ず理由を説明するようにしましょう。また、現在では継続して働けることをアピールするのも忘れないでください。

未経験職種を希望している

未経験職種への転職を希望している場合も、マイナビエージェントに断られるケースがあります。

これまでの経歴や経験、スキルを活かせない職種への転職では、即戦力とはなりにくいと判断されるためです。繰り返しになりますが、転職市場では即戦力が求められる傾向にあります。そのため、まったく異なる職種への転職は難しいと考えておきましょう。

ただし、ITエンジニアなど人材が不足している職種では未経験者を歓迎する求人もあるため、他の転職エージェントや求人サイトを利用することを検討してみてください。

正社員の経験がない

これまでに正社員としての就業経験がない場合、利用を断られることはありませんが、求人を紹介してもらえる可能性が低くなります。マイナビエージェントは正社員としてのキャリアを持つ方を対象とする求人情報を扱っているためです。

マイナビエージェントは主に正社員としてのキャリアを有する方を対象とする求人を扱っておりますので、アルバイト経験もしくは派遣経験のみの方、また、正社員としての就業経験が長らくない方の場合、求人をご紹介できる可能性が極めて低くなります(弁護士資格、公認会計士資格、医師・薬剤師・看護師などの医療系有資格者の場合は除きます)。あらかじめご了承ください。

引用元:マイナビエージェントに関するFAQ|マイナビAGENT

そのため、アルバイトや派遣社員としての経験しかいない場合、または正社員としての就業経験が少ない場合は、「ジェイック」や「キャリアスタート」、「DYM就職」など、未経験職種やフリーター向けの転職サイトを利用してみることをおすすめします。

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マイナビエージェントが面談・求人紹介を辞退する裏事情

転職エージェントを利用する場合、利用者の事情ではなく、転職エージェント側の事情で面談や求人紹介を断られることがあります。具体的には、次のような事情があることを理解しておきましょう。

  • 利用者の時間を大切にしたい
  • 紹介できる求人がない
  • リソースに限りがある

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

利用者の時間を大切にしたい

マイナビエージェントが面談・求人紹介を辞退する事情として、「求人紹介で待たせている間、利用者の時間を無駄にしてしまうのではないか」と考えている場合があります。求人を紹介できない状況で利用者を引き留めてしまうと、転職活動を妨げてしまうことになるためです。

転職エージェントでは利用者が他社に流れるのを防ぎたいのが本音ですが、引き留めることで利用者の時間を浪費させてしまうことも理解しています。そのため、求職者が別の転職エージェントや転職サイトなどを利用して転職を成功してもらえるよう、無理に引き留めず、断りの連絡を入れるケースがみられるようです。

紹介できる求人がない

利用者に紹介できる求人がない場合も、面談や求人紹介を辞退することがあります。とくに、利用者の希望条件と、自社が扱う求人の内容が大きく異なる場合は、利用を断るケースが多いといえます。

また、希望する職種が特殊である場合も紹介できる求人を扱っていない可能性があります。その場合は、業種専門の特化型転職エージェントや求人サイトの利用を検討しましょう。

リソースに限りがある

転職エージェントがキャリアカウンセリングや求人紹介を辞退する理由として、リソースに限りがあることも考えられます。

マイナビエージェントなど、転職エージェントでは求人紹介・転職サポートを行うアドバイザーやコンサルタントは担当制になっているのが一般的です。
利用者があまりに多く、担当者のリソースが確保できない場合、適切な対応ができない可能性があるため、対応を断られるケースがあるようです。

【参考記事】転職エージェントに関するFAQ|マイナビAGENT

マイナビエージェントに断られた場合の対策と実践すべきポイント

マイナビエージェントに利用を断られた場合の対処法や実践すべきポイントは下記のとおりです。

  • 転職に対する希望条件を変更する
  • 希望条件に合った他の転職エージェントを利用する
  • 求人サイトを利用する

それぞれ詳しくチェックしていきましょう。

転職に対する希望条件を変更する

条件を満たす求人の紹介が難しいという理由でマイナビエージェントに断られたなら、希望条件を変更してみましょう。条件次第ではマイナビエージェントへの登録ができるようになり、求人を紹介してもらえる可能性があります。

転職条件を見直す場合、自分自身の市場価値を客観的に把握し、希望する条件に差がないかを確認しましょう。

また、希望条件の中で譲れない条件と妥協できる条件を明確にして、優先順位を付けてみてください。

希望条件に合った他の転職エージェントを利用する

マイナビエージェントに求人を紹介してもらえない場合は、あなたの希望条件に合った他の転職エージェントを利用するのもひとつの手段です。

転職エージェントには転職支援を得意とする業種・職種があります。

もし、あなたが希望する転職条件や業種・職種と得意とする転職エージェントがあれば、求人の紹介や転職支援を受けられるかもしれません。

求人サイトを利用する

マイナビエージェントを利用できない場合は、求人サイトを利用するのも1つの方法です。求人サイトでは転職支援は受けられませんが、自分で求人を探し、自由に応募することができます。

求人サイトとしても利用できるdodaや総合転職サイトのマイナビ転職、リクナビNEXTなど、求人数が多い求人サイトなら、希望の条件に近い求人が見つかるケースがあります。

また、ハローワークを利用すれば、転職エージェントや求人サイトにも掲載されていない中小企業や地元企業の求人が見つかる可能性もあるでしょう。転職エージェントに利用を断られる理由に複数該当する場合は、他の手段で転職先を探してみてください。

マイナビエージェントに断られた場合に利用したい転職エージェント6

マイナビエージェントに断られた場合は、他の転職エージェントを利用することを検討しましょう。その際に利用したいおすすめの転職エージェントは次のとおりです。

  • リクルートエージェント
  • doda
  • type転職エージェント
  • ジェイック
  • キャリアスタート
  • DYM就職

複数の転職エージェントを併用して利用するのが転職を成功させるコツです。それでは、詳しく見てきましょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、株式会社リクルートキャリアが運営する大手総合型転職エージェントサービスです。20233月時点で公開求人約37万件、非公開求人者約26万件と業界トップクラスの求人数を保有しており、マイナビエージェントと同じように、幅広い業種・職種での転職に対応しています。

また、各業界に精通したキャリアアドバイザーの親身な転職支援やレジュメの添削などに定評があり、転職エージェント利用者の多くが登録しているサービスにもなっています。転職エージェントのしっかりしたサポートを受けたいという場合は、登録しておきましょう

doda

doda

doda(デューダ)はパーソルキャリア株式会社が運営する総合転職支援サービスです。

転職エージェントのほかにも、自由に求人の検索・応募ができる転職サイトや、履歴書を登録すると企業側から声がかかるスカウトサービスとしても利用できます

転職エージェントとしては、20233月時点で公開求人数約18万件、非公開求人約4万件を保有しており、転職支援実績も豊富です。

自分のスタイルや目的、タイミングに合わせて使い方を工夫でき、マイナビエージェントに断られた場合でも利用しやすいでしょう。

type転職エージェント

type転職エージェント

type(タイプ)転職エージェントは、株式会社キャリアデザインセンターが運営する転職エージェントです。

首都圏をメインターゲットにした求人案件を豊富に取り扱っており、ITWeb業界やモノづくり業界、営業職、販売・サービス職といった職域への転職に強みを持っています。

ミドルクラスの転職や女性領域の転職支援に対する評価も高く、これまでに34万人を超える利用者への転職支援実績を誇ります。

担当のコンサルタントが親身に対応してくれるのも特徴で、ヒアリングの内容からキャリアプランに合った最適な求人を紹介してくれます。マイナビエージェントが利用できない場合は利用を検討しましょう。

ジェイック(就職カレッジ)

ジェイック(就職カレッジ)

ジェイック(JAIC)は株式会社ジェイックが提供する就職支援サービスです。

20代の男女の転職や就職に強みを持ち、既卒者や第二新卒、大学中退者、フリーターなど若年層に特化した支援を行っているのが特徴です。

ビジネスマナーや面接対策、履歴書の書き方などを的確に教えてもらえる無料就活講座を開講しているほか、書類選考免除で面接まで進める求人もあるため、内定獲得率・定着率は高水準を誇っています。また、内定後もしっかりフォローしてもらえます。

紹介される求人も好条件の正社員求人のみとなっているため、キャリアの再スタートをしっかり切りたい方におすすめです。

キャリアスタート

キャリアスタート

キャリアスタートはキャリアスタート株式会社が運営する転職エージェントサービスです。

第二新卒や既卒者に加え、新卒者の就職活動など、若年層の転職・就職支援をターゲットにしたサービスで、若者のキャリア形成をサポートしています。

マッチング分析に強みを持ち、入社後の定着率が高いほか、徹底した面接トレーニングを実施することで、内定率も高水準となっているのも魅力です。

これまでの経歴に自信がない場合でも、有益なアドバイスやカウンセリングによって希望の転職先が見つかる可能性があるので、ぜひ登録してみてください。

DYM就職

DYM就職

DYM就職は株式会社DYMが運営するフリーター・ニート・既卒の人向けの就職エージェントサービスです。

就職活動支援の実績が豊富なプロフェッショナルがしっかりサポートしながら、就職が決定するまで支えてくれるため、正社員としてキャリアを再スタートしたい方は利用しやすいでしょう。

また、紹介される求人情報は研修が充実しているものが多く、これまでの経験に自信がなくても安心して入社できるケースが多いと言えるでしょう。

マイナビエージェントに断られた場合によくある質問

最後に、マイナビエージェントに断られた場合によくある質問に回答します。

マイナビエージェントに断られることがあるのですか?

あります。

これまでの職歴やスキルが乏しい場合や正社員経験がない場合、勤務期間が短すぎる場合、転職回数が多すぎる場合などは、利用を断られるケースがあります。また、正社員としての就業経験がない場合は、登録はできても求人を紹介してもらえない可能性があるようです。

マイナビエージェントに断られる理由は何ですか?

先述したように職務経験・スキルが乏しい場合や、早期退職が懸念される場合などが当てはまります。

また、未経験職種への転職や相談できる拠点までが遠い場合、希望に合う求人を紹介できない場合、年齢が高い場合なども、利用を断られる要因となります。

マイナビエージェントに断られた場合にどうすればいいですか?

マイナビエージェントに断られた場合は、他の転職エージェントへの登録を検討しましょう。

また、希望条件を見直すことで、マイナビエージェントに登録できるようになる可能性もあります。

他にも、求人情報に直接コンタクトできる求人サイトを利用したり、ハローワークで仕事を探したりするのもおすすめです。

マイナビエージェントの他におすすめの転職エージェントはありますか?

マイナビエージェント以外にも転職エージェントサービスは数多く存在します。

本記事では総合型転職エージェントのリクルートエージェント、求人サイトやスカウトサービスとしても利用できるDoda、優良企業の求人が多く女性の転職支援にも定評があるType転職エージェント、既卒・第二新卒・フリーターなど若年層の転職や就職の支援に強いジェイック、キャリアスタート、DYM就職などをおすすめしています。

職種や条件などに特化した転職エージェントもありますので、自分に合ったものを探してみましょう。

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最後に|マイナビエージェントに断られても転職活動を進めるための行動を

この記事では、マイナビエージェントに断られた場合の対策や実践すべき行動について解説しました。

幅広い業種・職種への転職支援に対応できるマイナビエージェントですが、利用者の経歴やスキル、希望条件に一致する求人が無いと判断された場合によっては、登録を断られる、もしくは求人の紹介を見送るケースもあるようです。

そのような場合は、転職条件を見直したり、他の転職エージェント・求人サイトの利用を検討したりしましょう。おすすめの転職エージェントも紹介しているので、利用を検討してみてください。

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