ベンチャー企業の営業職はきつい?転職を成功させる9つのポイントについて解説

佐藤誠一
編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。
本記事は転職エージェント公式サービス(ビズリーチ・マイナビ・リクルート等)のプロモーションを含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。
有料職業紹介許可番号:13-ユ-313782)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社アシロが作成しています。

ベンチャー営業ってどうなの?
楽しそうで興味があるんだけど、きついところも知っておきたい。
経験者の話も聞いてみたいなぁ。

自分はベンチャー営業に転職した方がいいんだろうか…?
ベンチャー企業の選び方とか、転職に失敗しない方法も教えてほしい。

あと、ベンチャー営業で身につけた方がいいスキルも知りたいな。
今の会社を辞めて、やりがいをもってスキルアップしていきたい!

こういった疑問や不安に応える記事です。

佐藤誠一

ベンチャー営業の経験者である私が、ベンチャー営業について網羅的に解説します。

結論、ベンチャー営業はきついところもありますが、その分、短期間で多くのスキルが身につきます。

特に、いつか起業したい方はベンチャー営業がおすすめです。

きちんとスキルアップしていけば、起業できるレベルの力がつきます。
給料をもらいながら起業スキルを身につけられるので、とても効率的だと思いました。

ただし、今思えば「転職活動のときにもっとこうしておけばよかったな…」と後悔している点もあります。

「今からベンチャー営業に転職するならこうする!」という視点でも解説している記事なので、今回の転職に失敗したくない人は最後まで読んでみてください。

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この記事の執筆者
佐藤 誠一 氏Webライター
22〜26歳までフリーターを経験した後に正社員に就職した経験をもつ。 また「全国職業相談センター」というサイトで3,000人以上の職業相談も実施。ブログ「さとうのキモチ」を運営

関連記事:ベンチャー・スタートアップ企業向け転職エージェントおすすめ19選【比較】選び方や特徴・評判を解説

目次

ベンチャー企業の営業とは?

ベンチャー企業の営業へ転職したい方は、まずは一般企業との営業の違いを把握する必要があります。

特に一般企業からベンチャー企業の営業職へ転職する方の場合、違いを理解していなければ「思っていたのとなんか違う」と感じてしまい、ミスマッチが起こるでしょう。

本項では、以下4つの視点でベンチャー企業の営業についてご紹介します。

  1. そもそも営業には2種類ある
  2. 営業のフェーズについて
  3. 扱う商材にも種類がある
  4. ベンチャー営業の仕事内容

順番に解説します。

そもそも営業には2種類ある

そもそも営業には、以下2つの種類があります。

  1. 新規開拓営業
  2. ルートセールス

新規開拓営業とは、言葉の通り新規顧客を獲得するための営業です。

法人や個人の顧客に電話や訪問、メールなどを送付しアプローチをかけ、アポイントが取れると商談を行い、契約まで漕ぎつけます。

一方、ルートセールスは既に取引している顧客に対して営業活動を行うことです。納品の際に新商品の情報を伝えたり、現状の課題がないか確認したりすることによって新たな契約に繋げます。

どちらの手法も売上アップには欠かせない営業方法であり、大切な業務です。

ちなみに、商品営業とソリューション営業もあります。

  • 商品営業:決まった商品を売る営業
  • ソリューション営業:商品は決まっておらずオーダーメイドで提案する営業

営業のフェーズについて

一般的に、営業は以下のようなフェーズで業務が行われます。

  • インサイドセールス→フィールドセールス→カスタマーサクセス

多くの企業は、上記3つを全てまとめて「営業」と呼んでいるケースが多いです。

しかし、ベンチャー企業は3つに分類し、各フェーズにKPIを設定することで効率よく営業を行っているケースが多く、100人以上と規模が大きくなると分かれる傾向があります。

このように営業形態の違いを把握しておくことで、入社後の業務内容をイメージしやすくなるでしょう。

扱う商材にも種類がある

営業職は、扱う商材にも種類があり、大きく分けて以下2つの商材に分かれます。

  1. 無形商材
  2. 有形商材

無形商材とは、形として無い商材のことです。サービスや情報、金融商品などが挙げられます。

一方、有形商材はその逆で、形としてある商材のことです。日用品や家電、不動産などが該当します。

特に無形商材は、形のないものを販売するため、難しさを感じやすいでしょう。

ベンチャー営業の仕事内容

ベンチャー営業の仕事内容は、一般的な営業とほとんど一緒です。

  • 新規開拓
  • ヒアリング
  • プレゼン
  • 価格交渉
  • アフターフォロー
  • 商品開発の打ち合わせなど

一般的な営業とほとんど一緒なので、他業界で営業をしていた方も順応しやすいです。

佐藤誠一

私も保険営業→Web系ベンチャー営業に転職しましたが、すぐに順応できました。商材が変わっただけという印象です。

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ベンチャー企業の営業職がきついと言われている理由

ベンチャー企業の営業職がきついと言われている理由は、以下の通りです。

  • 教育制度が整備されていない傾向にある
  • 社名を利用して商品やサービスを売れない
  • 会社によっては給与が低い
  • 一人当たりの業務量が多い
  • 営業ノウハウを自分で構築する
  • 営業ツールが少ない
  • アフターフォローが少ない

ネット上では、ベンチャー企業の営業職はきつくて「やめとけ」と言われていますが、理由を知っておけば、入社して後悔するようなことを軽減できるでしょう。

それでは、順番に解説します。

教育制度が整備されていない傾向にある

営業職に限った話ではありませんが、ベンチャー企業の特徴として、教育制度が整備されていない傾向があります。

大手企業と比較して十分な教育制度が整っていないため、わからない状態のまま仕事を進めることが多々あるでしょう。

ベンチャー企業では、基本的に実践しながら経験を積んでいくため、能動的な人でなければ自己成長に繋がりません

「しっかりと研修で勉強してから業務を遂行したい」といった方には、大きなデメリットと言えるでしょう。

関連記事:ベンチャー企業への転職はリスク?転職を失敗しないためのコツを解説

社名を利用して商品やサービスを売れない

社名を利用して商品やサービスを売れない点も、デメリットです。

大手企業や有名な中小企業であれば、社名を述べただけで信頼度が上がり、商品やサービスを購入してくれる顧客もいます。

しかし、ベンチャー企業は世間的な認知度が高くないため、信用が薄い傾向があります。営業する際には、社名を利用せずに自らの営業スキルが高くなければ売れません

そのため、商品やサービスを売るのに苦労することも多いです。

社名といった大きな武器がない状況で営業して売上を作らなければならないため、ベンチャー企業ならではのデメリットと言えるでしょう。

逆に言えば、これを自分の営業力で顧客との信用を築いて、セールスを成立させることができるようになれば成長できるチャンスとも言えます。

会社によっては給与が低い

ベンチャー企業は、会社によっては給与が低いです。

大手企業の場合、高い固定給が設定されている会社が多いですが、ベンチャー企業だと資金力が大手企業と比較して劣るため、給与が低くなります

また、一般的にベンチャー企業は実力主義のため、成果を上げていない人は収入が低くなりがちです。

入社してから実績を積んでいけば高い給与が期待できますが、入社してまもない頃だと、収入は低いでしょう

「高い給与が欲しい」といった方は、ベンチャー企業の営業職は向いていないため、別な企業の営業職を検討するのがおすすめです。

一人当たりの業務量が多い

ベンチャー企業の営業職は、一人当たりの業務量が多いです。理由は、社員の人数が少ないからです。

人数が少ないため、営業の仕事以外の雑務などの他業務もこなさなければなりません。そのため、毎日朝早くから夜遅くまで働いたり、家に持ち帰って仕事をしたりなど、膨常に仕事をしなければならない状況に陥ります。

「自己成長のために仕事をしたい!」「仕事が楽しくて好き!」という方には向いていますが、ワークライフバランスを保ちながら仕事したい方にはかなり不向きです。

ベンチャー企業の営業職に務める方は、プライベートの時間が割けないことを頭に入れておきましょう。

営業ノウハウを自分で構築する

営業ノウハウを自分で構築しなければならないのも、ベンチャー企業の営業職ならではのデメリットです。

創業してから長い企業であれば、取引先が確保されていたりマニュアルが整備されていたりなどがあります。

しかし、ベンチャー企業の場合は創業してから間もないことから、マニュアルも整備されていないケースが多く、営業のノウハウが確立されていない傾向です。

そのため、0から自分で営業スキルを磨き、ノウハウを蓄積していかなければなりません。

右も左もわからない状態で仕事を始めていくのは、精神的にも肉体的にもかなりきつく、大きなデメリットとなるでしょう。

営業ツールが少ない

資金力がないベンチャー企業は、有料の営業ツールがない場合があります。

業務効率が悪くなるため、余計な時間がかかるのはきついところです。

例えば、セールスフォースのような顧客管理システムを導入せず、エクセルで管理しているところもあります。

佐藤誠一

社長と距離が近いベンチャー企業であれば、営業ツールの導入を要望してみましょう。

また、営業ツールを導入しているベンチャー企業が良い方は、ベンチャー転職に強い転職エージェントに紹介してもらえばOKです。

アフターフォローが弱い

ベンチャー企業は売上をあげることが優先され、アフターフォローが弱いことがあります。

アフターフォローが弱ければ、当然ながらクレームが増えるのできついところです。

大手企業は資金力があるため、返金保証やコールセンターの設置などアフターフォローが強いです。

佐藤誠一

クレームの窓口は営業マンなので、クレームは少ない方がいいですよね。

アフターフォローが強いベンチャー企業が良い方も、転職エージェントに紹介してもらえばOKです。

関連記事:ベンチャー転職で後悔しない方法を徹底解説!失敗事例や注意点、成功する人の特徴とは

きついだけじゃない!ベンチャー企業の営業職のメリット6つ

きついだけじゃない!ベンチャー企業の営業職のメリット6つ

ベンチャー企業は「きつい」「やめとけ」といったネガティブな噂が多いですが、きついだけではありません。

中には、きつさを超えるメリットも複数あります。本項では、主に以下6つのメリットをご紹介します。

  1. 自社の急成長と自分のスキルアップを感じやすい
  2. 経営層との距離が近い
  3. 営業だけでなく幅広い業務を経験できる
  4. 売れれば年収アップできる
  5. 裁量権が大きい
  6. 起業できる営業力が身につく

それでは、順番に解説していきます。

自社の急成長と自分のスキルアップを感じやすい

ベンチャー企業の営業職に勤めるメリット1つ目は、自社の急成長と自分のスキルアップを感じやすいことです。

一般的に、大手企業や中小企業などは既に世の中にある商品やサービスを売っていきます。

他社製品やサービスなどと比較して優位性を説明するなどが必要です。一方、ベンチャー企業の場合は、今までにない商品やサービスを売っていく傾向があり、一般企業とは少し違った営業ができます。

知らなかったことを知れたり新たな発見を得たりして、仕事ができるため、やりがいと成長感を得られやすいでしょう。

成長意欲が強い人にとっては大きなメリットです。

経営層との距離が近い

ベンチャー企業の営業職に勤めるメリット2つ目は、経営層との距離が近いことです。

もともと少人数で会社を回していることから、物理的に近くで働けます。

場合によっては、新サービスや新商品などの企画を一緒になってプロジェクトを進めることもあります。

大手企業の場合は、経営層との距離が遠く、なかなか経営層と関わることができません。

その点、社員数が少ないベンチャー企業は経営層と一緒に仕事ができるチャンスがあるのは大きなメリットです。

佐藤誠一

さまざまな経験を積んできた経営者層と話ができるため、経営感覚を身につけられるのも魅力と言えるでしょう。

営業だけでなく幅広い業務を経験できる

ベンチャー企業の営業職に勤めるメリット3つ目は、営業だけでなく幅広い業務を経験できることです。

先述したとおり、人数が少ないことから、営業以外の仕事も行う必要があります。

新規・既存関係なく顧客を担当できたり、企画やマーケティング、事務などの業務も行うこともあるでしょう。

さまざまな業務をこなすことで、自分のスキルを多方面に伸ばせるため、活躍できる幅を広げられます。

「幅広い業務を経験したい」という方は、ベンチャー企業で働くのは大きなメリットと言えるでしょう。

売れれば年収アップできる

先ほど「ベンチャー企業は固定給が低め」と解説しましたが、売れればインセンティブで稼げます。

会社によってはインセンティブの割合が高く設定されており、若くして年収1000万円以上を稼ぐ方もいます。

佐藤誠一

稼ぎたい方にもベンチャー営業はおすすめです。

関連記事:ベンチャー企業の年収を徹底解説!リスクやメリット、特徴も紹介

裁量権が大きい

ベンチャー企業は、営業マンの裁量権が大きいです。

ノウハウがまだ確立されておらず「現場の営業マンの判断に任せる」というベンチャー企業もあります。

社長との距離が近いこともあり、普段の会話の中で「こういう場合は◯◯していいですか?」と許可を得やすいのもメリットでしょう。

普段からさまざまな許可をとっておけば、営業の現場で即答しやすくなります。

大手にはできない、フレキシブルな営業ができるのも魅力です。

起業できる営業力が身につく

ベンチャー営業で売れるようになると、起業できる営業力が身につきます。


企業ブランドを使わずに営業するので、起業して営業している状態と近いからです。

起業の練習にもなるので、いずれ起業したい方にもおすすめです。

また、人脈を作っておけば起業したときのスタートダッシュにも有効でしょう。

関連記事:「ベンチャー企業はやめとけ」と言われる理由|向いている人・向いていない人の特徴

【経験者が解説】ベンチャー営業をやってみた感想

佐藤誠一

冒頭でも触れましたが、私はWeb系のベンチャーで営業をやっていました。
実際にベンチャー営業をやってみた感想を解説します。

少しでもイメージになれば幸いです。

斬新な営業手法で売りやすかった

もともとは保険営業をやっていましたが、別業界の営業をやってみたくなり、Web系ベンチャーの営業に転職しました。

私がいたのは、集客できるサイトを作るベンチャー企業です。具体的には、以下のような営業方法で売っていました。

  1. まず見込み客に集客できるサイトをプレゼントする
  2. 集客して売上に貢献する
  3. お礼に契約をもらう

最大のポイントは、まず見込み客に集客できるサイトをプレゼントすることです。

もともとは社長がこの営業手法をやっていたので、私もマネしたところうまくいきました。

そもそも「先に集客サイトをプレゼントする」という斬新な営業手法をとる競合がなかったこともあり、かなり売れやすかったです。また、売れるので楽しく仕事をすることができました。

営業以外の業務も担当して起業できた

私が転職したベンチャー企業は小規模だったため、営業以外に以下の業務もおこなっていました。

  • サイト制作
  • サイトの記事作成
  • サイトの問い合わせ対応
  • アフターフォロー
  • 事務作業

ひとりであらゆる業務を担当していました。

その中で特に「サイトの記事作成」が向いていたので、現在はWebライターとして起業しています。

ベンチャー営業はかなりおすすめです

実際にベンチャー営業を経験して感じたメリットは、以下のとおりです。

  • 自由度の高い売り方ができてストレスが少ない
  • 大手ができない営業手法で売れると爽快感がある
  • 他の業務も担当することで、自分の適性を深く知ることができる
  • 起業できるスキルが身につくので、起業してさらに自由度の高い人生にできる
佐藤誠一

結論、ベンチャー営業はかなりおすすめです。

この体験談を読んで、魅力に感じたり共感できる方は、ベンチャー営業に転職してみましょう。

ベンチャー営業に転職した方がいい人の特徴7選

ベンチャー営業に転職した方がいい人の特徴7選

結論、ベンチャー営業に転職した方がいい人の特徴は、以下の7つです。

ひとつでも当てはまるなら、ベンチャー営業はおすすめです。

  1. 成果主義の環境でスキルアップしたい人
  2. 自由度の高い働き方をしたい人
  3. いつか起業したい人
  4. 自分の営業スタイルで売ってみたい人
  5. 誰もが驚くような商品を売ってみたい人
  6. 顧客の要望にすぐ答えてあげたい人
  7. 現場の声を活かして商品作りにも関わりたい人

ひとつずつ解説していきます。

成果主義の環境でスキルアップしたい人

ベンチャー営業は、成果主義が強い環境に身を置いて、スキルアップしたい人におすすめです。

前述のとおり、ベンチャー企業は基本給が低く、インセンティブが高いため、以下のようなメリットがあります。

  • インセンティブで稼がなければいけないプレッシャーがスキルアップにつながる
  • プレッシャーがある分、契約をもらえたときの喜びはかなり大きい
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成果主義で成長したい方は、ベンチャー営業に挑戦してみましょう。

自由度の高い働き方をしたい人

ベンチャー企業はフレックス勤務や直行直帰など、働き方の自由度が高めです。

土日の働き方も自由なので「土日に見込み客と遊びにいって仲良くなる」などの営業手法もやりやすいです。

働き方の自由度は会社によって違うため、詳しく知りたい方は転職エージェントにいくつか求人を紹介してもらいましょう。

いつか起業したい人

先ほどもお伝えしたとおり、いつか起業したい人にもベンチャー営業はおすすめです。起業できるスキルが身につくからです。

ベンチャー営業は、以下のような業務も担当することがあります。

  • 商品企画
  • マーケティング
  • マニュアル作り

これらは起業するときも活かせるスキルです。給料をもらいながら起業の練習ができるのは、大きな魅力です。

自分の営業スタイルで売ってみたい人

自分の営業スタイルで売りたい人にも、ベンチャー営業がおすすめです。

ベンチャー企業は、業務が仕組み化されておらず、自由に営業しやすいからです。

会社が作ったマニュアルやトークスクリプトに縛られず、自由に売りたい方にはやりがいのある環境です。

誰もが驚くような商品を売ってみたい人

ベンチャーは、まだ世の中に認知されていない斬新な商品をもっていることが多いです。

お客様に驚いてほしい・喜んでほしいと思う人は、ベンチャー営業がおすすめです。

ありきたりの商品に、お客様はうんざりしています。そして、ありきたりの商品は断られやすいです。
そうした壁を突破しやすいのも、ベンチャー営業の魅力です。

営業の転職では、商品軸で転職先を選ぶのも大切です。商品を好きになれないと売れないからです。

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斬新で、あなたが好きになれる商品を探したい方も、転職エージェントにベンチャー企業を紹介してもらいましょう。

顧客の要望にすぐ答えてあげたい人

営業の現場で、お客様の要望に即答したい人もベンチャー営業がおすすめです。

前述のとおり、ベンチャー営業は裁量権が大きいため、現場の判断で要望に答えやすいからです。

大手企業だと、お客様から予想しない要望が出た場合に、上の許可を取らなければいけません。

場合によっては、その場で返事ができず、営業活動が鈍化してしまうでしょう。ベンチャー営業は、そのストレスが少ないです。

現場の声を活かして商品作りにも関わりたい人

商品作りにも関わりたい人は、ベンチャー営業をおすすめします。

ベンチャー企業は大手に比べると社員数が少ないため、現場の声を商品担当と話しやすいからです。

大手だと決まった商品を売らなければいけませんが、ベンチャーだと「もっとこうした方が売りやすい」など営業側の要望を言いやすいです。

佐藤誠一

特に無形商材の場合は、短期間で商品内容を変更できることがあるので、営業をやりやすいでしょう。

ベンチャー企業の営業職へ転職を成功させる9つのポイント

ベンチャー企業の営業職へ転職を成功させる9つのポイント

ベンチャー営業への転職に失敗しないためにも、以下の9つのポイントを押さえておきましょう。

  1. 自己分析して理想の将来を考えておく
  2. 転職理由を明確にしておく
  3. 今後も需要がありそうな業界を選ぶ
  4. 職場環境や待遇などを考慮して選ぶ
  5. 社長や役員の人柄や考え方をチェックする
  6. あなたが売りたいと思える商材で選ぶ
  7. 収益性の高い商材を扱う会社を選ぶ
  8. ベンチャー企業に強い転職サイト・エージェントを選ぶ
  9. 「なぜベンチャー企業なのか?」を面接で答えられるようにしておく

こちらもひとつずつ解説していくので、実践してみてください。

自己分析して理想の将来を考えておく

ベンチャー営業に転職するときは、自己分析で理想の将来を考えてみてください。

理想の将来に近づけるベンチャー企業に転職すれば、モチベーションが上がるからです。

理想の未来:いつか起業して、経済的にも時間的にも自由な人生にしたい

選ぶべきベンチャー企業:起業に協力的で、商品作りやマーケティングも実戦的に学べる企業

佐藤誠一

理想の未来から逆算して、企業を選ぶのがコツです。

どんなベンチャー企業を選べばいいかわからない場合や、具体的な求人を知りたい方は、転職エージェントのキャリアアドバイザーにアドバイスをもらいましょう。

転職理由を明確にしておく

まずは、転職理由を明確にしておくことです。

転職理由が明確ではないのにベンチャー企業へ転職するとなれば、想像してたよりもきつく感じてしまい、後悔することになりかねません。

転職する際は、自分が思い描いているビジョンにベンチャー企業が最適なのかどうかが重要です。

転職理由が明確になれば、内定を獲得するために必要なスキルや情報などがわかるため、効率よく転職活動ができるようになるでしょう。

今後も需要がありそうな業界を選ぶ

転職する業界にこだわりがなければ、今後も需要がありそうな業界を選ぶのをおすすめします。

今後も需要がある業界を選ぶことで、会社自体も伸びていき、待遇がよくなったり自分のスキルが伸ばせたりなどの環境が良い中で仕事ができます。

良い環境の中で仕事ができれば、自分が活躍できる場面を増やせることもできるため、充実したキャリアプランを歩んでいけるでしょう。

職場環境や待遇などを考慮して選ぶ

職場環境や待遇などを考慮して選ぶのも、転職活動を成功させるためのコツです。

職場環境が良くても待遇が悪かったり、待遇は良いけど職場の人間関係が最悪だったりする会社は、精神的に辛くなってしまいます。

理想の転職先は、職場の人間関係と待遇が良い会社です。

どちらもよければ毎日仕事をするのが楽しく思えるようになります。

「人間関係の良い会社に転職したい」「給料が安くて不満」といった方は、職場環境と待遇が良いベンチャー企業へ転職しましょう。

社長や役員の人柄や考え方をチェックする

ベンチャー企業は、社長や役員の人柄・考え方が反映されやすいからです。人柄や考え方に共感できる企業を選ぶと、働きやすいでしょう。

「この人についていきたい!」と思える社長を選ぶのもアリです。

あなたが売りたいと思える商材で選ぶ

経営陣や社風も大事ですが、肝心の商材が魅力的じゃないと売りにくいからです。

あなたが良いと思えない商材を売るのは苦痛でしょう。
お客様をダマしているように感じて、営業が辛くなってしまうかもしれません。

くりかえしですが、営業は商品軸で転職先を決めるのも大切です。

収益性の高い商材を扱う会社を選ぶ

どんなに商材が良くても、儲からなければ続けられないからです。

商材は良いのに、価格設定が安すぎてうまくいかないケースもあります。

佐藤誠一

収益性が高ければ稼ぎやすいので、あなたのモチベーションも保ちやすいでしょう。

収益性が高い商材を知りたい場合も、転職エージェントに紹介してもらえばOKです。

「なぜベンチャー企業なのか?」を面接で答えられるようにしておく

面接で「うちみたいなベンチャー企業じゃなくてもいいのでは?」とツッコまれても、答えられるようにするためです。

くりかえしですが、ベンチャー企業のメリットは以下の6つです。

ベンチャー企業のメリット
  1. 自社の急成長と自分のスキルアップを感じやすい
  2. 経営層との距離が近い
  3. 営業だけでなく幅広い業務を経験できる
  4. 売れれば年収アップできる
  5. 裁量権が大きい
  6. 起業できる営業力が身につく

これらと絡めて答えを準備しましょう。「今の会社ではできないことが、ベンチャー企業でできる」と答えるのも有効です。

今の会社では商品が定型化されています。ですが、お客様の要望に答えるには、どうしても足りない部分があります。

商品を強化してほしくても、制度上の問題で私の意見は届きません。

貴社であればお客様のニーズに合わせて商品をカスタマイズできるため、転職したいと思いました。

併せて「なぜその企業でなければいけないのか」にも答えると良いでしょう。

ベンチャー企業に強い転職サイト・エージェントを選ぶ

ベンチャー企業への転職を成功させたいのであれば、ベンチャー企業に強い転職サイト・エージェントを選ぶ必要があります。

ベンチャー企業に強い転職サイト・エージェントを利用すれば、企業の内部事情はもちろん、どういった人材が内定を獲得しやすいかなどの的確なアドバイスを受けられます。

書類添削や面接対策も入念に行ってくれるため、質の高い転職活動を実現できるでしょう。

関連記事:ベンチャー企業への転職で知っておくべきポイント|年齢やキャリアから見る転職のコツ

ベンチャー・スタートアップ企業の営業職におすすめの転職サイト5選

最後に、ベンチャー・スタートアップ企業の営業職におすすめの転職サイトを5社ご紹介します。

左右にスライドできます
求人数年齢対応エリア主な特徴

リクルートエージェント

約62万件

20〜40代

全国

・求人数が業界トップレベル

・面接対策に力を入れている

doda

約18.5万件

20〜40代

全国

・転職市場に精通した専門スタッフが多数在籍

・サイト内で企業情報などを確認できる

マイナビエージェント

約6.3万件

20〜40代

全国

・面接対策や書類添削などのサポート体制が充実

type転職エージェント

約2.8万件

20〜40代

東京・神奈川・埼玉・千葉

・無料の転職相談会

・セミナーを毎週開催

dodaX

約2.3万件

20〜40代

全国

・業界の事情に精通しているヘッドハンターが多数在籍

・スカウトサービスが充実

リクルートエージェント

リクルートエージェント

求人数

約62万件

年齢

20〜40代

対応エリア

全国

主な特徴

・求人数が業界で最大規模

・各業界に精通したキャリアアドバイザー在籍

リクルートエージェントは、株式会社リクルートが運営する大手転職エージェントです。

2023年2月時点での求人数は、非公開求人を含むと約62万件あり、業界でもトップレベルの求人数を誇ります。

これだけ多くの求人数があるため、ベンチャー企業の取り扱いも多くあり、ベンチャー企業の営業職へ転職したい方にはおすすめです。

リクルートエージェントでは、無料で面接のノウハウを教えてくれるセミナーを開催しています。

ベンチャー企業の面接でよく聞かれる内容を丁寧にアドバイスしてくれるため、本番まで入念に面接対策ができるようになります。

面接スキルをアップさせるセミナー以外にも、本番の面接試験を想定した「模擬面接」も実施しており、万全な状態で面接試験に挑めるでしょう。

「面接試験が不安」「ベンチャー企業の面接の傾向が知りたい」といった方は、面接ノウハウが学べるリクルートエージェントをおすすめします。

doda

doda

求人数

約18.5万件

年齢

20〜40代

対応エリア

全国

主な特徴

・幅広い業界・職種の求人の取り扱いあり

・面接対策が充実

dodaは、2023年2月時点で約18.5万件の求人数を誇る大手転職エージェントです。

転職市場に精通した専門スタッフが多数在籍しており、業界や職種の知見が豊富な転職のプロがキャリアプランの相談から転職ノウハウの提供まで全て支援してくれます。

中には、ベンチャー企業に詳しいスタッフも多数在籍しているため、ベンチャー企業の動向や転職市場の特徴などを丁寧に教えてくれます

その情報を元に対策を打てるため、効率よく転職活動ができるようになるでしょう。

そんなdodaでは、サイト内で企業情報などを確認できます。業務内容や会社情報はもちろん、年収や業績などが見れるため、自分に合った企業の選定がしやすいです。

さらに、エージェント機能に加えて自分でも求人検索・応募ができるため、うまく使い分けて効率よく転職活動を進めることができます。

「ベンチャー企業の実情を詳しく知ってから転職を検討したい」と思う方は、dodaエージェントの登録をおすすめします。

マイナビエージェント

マイナビエージェント

求人数

約6.3万件

年齢

20〜40代

対応エリア

全国

主な特徴

・幅広い業界・職種の求人を取り扱いあり/p>

・面接対策が充実

マイナビエージェントは、20代〜30代の若年層に強い大手総合型転職エージェントです。

幅広い業界や職種の求人を保有しており、ベンチャー企業の営業職の取り扱いもあります。

そんなマイナビエージェントは、主に以下2つの特徴があります。

  • 「無期限」で転職支援を受けられる
  • 各職種の転職事情に詳しいキャリアアドバイザーが在籍

期間に縛りがない「無期限」で転職支援を行ってくれる点が魅力です。

一般的に、転職エージェントは「3ヶ月間」「半年」などと転職支援の期間を設けておりますが、マイナビエージェントでは期間の縛りがありません

そのため、期間を気にすることなく自分のペースで転職活動が可能です。さらに、在籍しているキャリアアドバイザーは業界ごとの専任制となり、各職種の転職事情を熟知しています。

自分が転職したい企業の業界情報や職種別の転職動向などを詳しく教えてもらえるため、効率よく転職活動に臨めるでしょう

「ベンチャー企業の動向が知りたい」「自分のペースで転職活動を行いたい」と思う方は、マイナビエージェントに登録するのをおすすめします。

type転職エージェント

type転職エージェント

求人数

約2.9万件

年齢

20〜40代

対応エリア

東京・神奈川・埼玉・千葉

主な特徴

・IT業界・営業職の求人数が多い

type転職エージェントは、関東圏内の企業に強い転職エージェントです。特に一都三県の企業を中心に多くの業界・職種の求人を保有しています

営業職はもちろん、IT系や事務職などのベンチャー企業の求人も多数保有しているため、関東圏内のベンチャー企業に転職したい方にはおすすめです。

type転職エージェントでは、無料の転職相談会・セミナーを毎週開催しており、履歴書や職務経歴書の書き方や面接対策のやり方などを学べます。

転職活動に不安を覚えている方も安心して取り組むことができる体制が整っているため、転職に対する不安を軽減できるでしょう

さらに、type転職エージェントはカウンセリングのレベルが高いことに定評があります。転職希望者のキャリアプランや転職理由などを入念に聞き出し、ヒアリング結果を踏まえた上で最適な求人を紹介してもらえます。

少しでも転職に対する不安がある場合は、type転職エージェントがおすすめです。

doda X

dodaX

求人数

約10万件

年齢

20〜40代

対応エリア

全国

主な特徴

・ハイクラス向けの求人あり

・スカウトサービスが充実

2024年2月時点

doda Xは、ハイクラス向けの求人を取り扱っている転職サービスです。

年収600万円以上の求人を多数取り扱っているため、年収アップの転職を検討している方におすすめです。

ハイクラス向けの転職サービスということもあり、業績が良いベンチャー企業の求人も保有。給与が高いベンチャー企業への転職が期待できるでしょう。

doda Xでは、ヘッドハンターがさまざまな専門領域を持っており、各業界の事情に精通しています。

転職したい先の業界に関する情報やその企業の内部事情などを詳しく教えてもらえるため、ミスマッチを防げるようになるでしょう

自分にあった方法で転職活動を進めていければ、優良なベンチャー企業と巡り会えるチャンスが広がるため、ぜひ参考にしてみてください。

ベンチャー営業で活躍するために身につけておくべき3つのスキル

ベンチャー営業で活躍するために身につけておくべき3つのスキル

ベンチャー営業で活躍するためには、以下の3つのスキルも勉強していきましょう。

  1. マーケティングスキル
  2. ヒアリングスキル
  3. プレゼンテーションスキル

転職後に売れるイメージがほしいと思うので、ひとつずつ解説していきます。

マーケティングスキル

ベンチャー営業では、以下の3つのマーケティングスキルが有効です。

  1. リストマーケティング
  2. フロントエンドとバックエンド
  3. 紹介をもらうスキル

詳しく解説します。

リストマーケティング

リストマーケティングは、見込み客をリスト化して効率的に情報提供を行う手法です。見込み客に公式LINEやメルマガに登録してもらって、継続的に情報提供ができるようにしましょう。

ひとりひとりに会って情報提供するのは、効率が悪いです。公式LINEやメルマガで見込み客にとって有益な情報を継続的に配信しておくと、成約率が上がります。

佐藤誠一

ベンチャー企業は社長と距離が近いため、公式LINEやメルマガがなければ導入してもらうように交渉してみましょう。

フロントエンドとバックエンド

いきなり商品の話をすると警戒されるため、まずは見込み客が興味をもつネタを作りましょう。

  • フロントエンド:見込み客が興味をもつネタ
  • バックエンド:売りたい商品

テレビ通販でおなじみだった「高枝切りバサミ」は、富裕層をリスト化するためのフロントエンドです。バックエンドで高額な商品を売っています。

もしフロントエンドがない場合は、社長と相談しつつ、インパクトのあるフロントエンドができないか考えてみてください。

紹介をもらうスキル

テレアポや飛び込みは効率が悪いので、紹介をもらいましょう。ベンチャー企業はブランド力が少ないため、顧客の信用を借りて、良質な見込み客を増やすのがおすすめです。

コツは、商品の話をする前に紹介をもらうことです。

佐藤誠一

私は集客サイトを売っていましたが、商品の話をする前に「集客に困っている社長さんを知りませんか?」と聞いていました。

そして、先に紹介リストをとってから、商品のプレゼンをする流れにしていました。こうすると、仮に契約にならなくても紹介はもらえることがあり、見込み客リストが減るのを防げます。

ヒアリングスキル

特に有効なヒアリングスキルは、以下の2つです。

  1. SPIN
  2. BANT

こちらも詳しく解説します。

SPIN

以下の流れでヒアリングすると、商談が進みやすいです。

S:状況質問見込み客の現在の状態を聞く
P:問題質問どこに問題があるか聞く
I:示唆質問問題を放置しておくとどうなるか聞く
N:解決質問もし問題が解決したらどうなるか聞く
佐藤誠一

私が集客サイトを売っていたときのSPINはこんな感じです。

S:状況質問今はどんな集客をしていますか?
P:問題質問うまくいってない集客の施策はありますか?
I:示唆質問このままムダな広告費を払い続けるとどうなりますか?
N:解決質問広告費を削減しつつ集客数が増えたらどうなりますか?

特にベンチャー企業はブランドで売りにくいので、こうしたヒアリングで悩みを的確に把握しないといけません。

SPINのヒアリングをしておくと、顧客がプレゼンテーションに期待感をもってくれて売れやすくなります。

BANT

BANTは、以下のヒアリングを行うことです。

  • Budget:予算
  • Authority:決裁権
  • Needs:必要性
  • Timeframe:導入時期

これらを聞いておかないと契約になりにくいだけでなく、契約をもらえる時期がどんどん遅れてしまいます。必ずヒアリングしましょう。

プレゼンテーションスキル

プレゼンテーションでは商品のメリットを伝えるのではなく、商品から得られる未来を伝えましょう。

佐藤誠一

私が売っていた集客サイトの場合「商品のメリット」と「商品から得られる未来」の違いは以下のとおりです。

商品のメリット商品から得られる未来
自社サイトがGoogle検索上位にくる自社集客できるので広告費を削減できる
浮いた広告費を別に投資できる
投資できるので事業が拡大する
事業が拡大して内部留保が増える
内部留保が増えて経営が安定する

プレゼンテーションでは、商品から得られる結果の方がインパクトがあります。意識しながらプレゼンしてみましょう。

ベンチャー営業の転職でよくある質問

最後に、ベンチャー営業の転職でよくある質問に答えていきます。

ベンチャー企業って倒産しない?

倒産する会社はあります。ただし、それはベンチャー企業以外でも同様です。

倒産しにくいベンチャー企業の特徴は、以下のとおりです。

  • 将来性があるジャンルで勝負している
  • 競合がそこまで強くない
  • 独自の強みをもっている
  • 収益性のある商品をもっている
佐藤誠一

仮に倒産しても身につけたスキルは残るので、そのスキルを活かして転職すればOKです。

ITベンチャーの営業はおすすめ?

おすすめです。IT業界は需要が伸びているため、営業しやすいからです。

経済産業省|参考資料(IT人材育成の状況等について)
引用:経済産業省|参考資料(IT人材育成の状況等について)

AIジャンルも良いでしょう。

総務省|第2部 情報通信分野の現状と課題
引用:総務省|第2部 情報通信分野の現状と課題

ベンチャーのSaaS営業はきつい?

SaaSとは「Software as a Service」の略称です。定型化されたソフトウェアサービスのことで、以下が有名です。

  • Slack
  • Chatwork
  • Zoom
  • Dropbox

きつい部分があるとすれば、以下の2つでしょう。

  1. 商品のカスタマイズ性が低いので、オーダーメイドで売りにくい
  2. オンライン上でも売れていくので、営業マンの需要が少ないツールもある

SaaS営業自体は良いものですが、気になる方は転職エージェントに他のベンチャー求人も見せてもらって比較するのがおすすめです。

大手からベンチャーに転職すると周りから反対されないか不安…

堅実な考えの人には反対されるかもしれません。人によっては、家族に反対されることもあるでしょう。

以下の3つを話して理解してもらうのがコツです。

  1. なぜベンチャーが良いのか
  2. なぜこの会社でなければいけないのか
  3. 将来性はどうなのか

あなたがきちんと理解して伝えられるなら、理解してくれる人もいるでしょう。

関連記事:大手からベンチャーへ転職|成功する人の特徴や適性チェックのやり方を解説

まとめ

本記事では、ベンチャー企業の営業職がきつい理由についてをご紹介し、転職を成功させるコツについても解説しました。

正直、ベンチャー企業は業務量が多かったり研修がなかったりなどのデメリットもあります。

しかし、自己成長ができる環境に身をおけたり経営層と近い距離で仕事できたりなど、多くのメリットや魅力があるのも事実です。

自分のキャリアプランや転職理由を明確にしておき、ベンチャー企業への転職を検討しましょう。

もし、どの転職サイトを使えばいいかわからなければ、本記事でご紹介した5つの転職サイトの利用をおすすめします。

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おすすめの転職エージェント5社
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エージェント 求人数 ポイント 公式サイト

ビズリーチ

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リクルートエージェント

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ビズリーチ

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5.0
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リクルートエージェント

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マイナビエージェント

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エージェント 評価 クチコミ 公式サイト

ビズリーチ

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・情報収集目的で使いましたが、多くのスカウトをもらえました。
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リクルートエージェント

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procommit

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CAREERUPSTAGE編集部

転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。