近年人気のIT業界ですが、IT営業に関しては入職率とほぼ同じ退職率となっており、転職者が非常に多いことが伺えます。
IT営業からの転職が多い理由には、「将来に不安を感じる」や「営業ノルマが厳しい」といった声も多く、ある程度の経験を積んで転職に踏み切る方が多い印象です。
ただIT営業からの転職に関しては、前職で培ってきた豊富な知識や高いスキルを転職先でも活かせる可能性があるため、さまざまな業界へ転職される方が多いのも特徴のひとつとなっています。
そこで今回は、IT営業からの転職で求人の多い職種や、評価されやすいスキルを徹底解説します。これから転職をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
IT営業の主な転職理由5つ

営業職はさまざまな業務の中でも離職率が比較的高い職種ですが、IT営業に関しても同じです。
厚生労働省が令和4年に発表したデータによると、IT業界の離職率は、9.1%となっています。22.3%と最も離職率が高いサービス業と比較するとそこまで高いとはいえませんが、これらのデータはIT業界の全般を含めた数値です。
2021年に日本労働調査組合がおこなった調査によれば、営業職についた80%以上の人が転職を検討したことがあり、58.9%の人が転職を検討中と、IT業種の中では比較的離職率が高い職業といえるでしょう。
【参考記事】-令和3年雇用動向調査結果の概況-
そこで以下では、IT営業から転職する主な理由を紹介します。
IT営業を退職する理由は、主に次の5つです。
- 営業ノルマが厳しい
- 激務の割に給与が安い
- 残業が多い
- 常に勉強し続けなければならない
- 取引先の要求が厳しい
それぞれ詳しく解説します。
営業ノルマが厳しい
IT関連の商品やサービスについては比較的需要が多い特徴があるものの、起業する会社も多いため、こと営業に関しては競合も多く、ノルマがきつい傾向にあります。
またIT業界は専門的な分野であるため、顧客への企画提案やプレゼンも難しく、成約までに時間がかかるのも特徴です。
近年は労働条件に関する法規制が強まったこともあり、営業ノルマに対するパワハラが横行するようなケースは減少しています。しかし営業ノルマは、やはり精神的に大きな苦痛を与えるのも事実です。このような営業ノルマに対するストレスから、転職を考える方も少なくありません。
激務の割に給与が安い
IT業界といえば給与が比較的高いイメージがありますが、外資系や大手ではないITベンチャーやスタートアップ企業では、それほど高い収入は期待できません。ただその割には拘束時間が長く、肉体的にも精神的にも激務なIT営業が「割に合わない」と感じる方も多いことが、高い離職率に影響しています。
IT関連の企業は比較的需要が多いものの、毎年起業する企業の数も多いため、営業に関しては決して楽とはいえないのが現実です。
残業が多い
IT営業の業務には、ただ商品やサービスを売るだけではなく、営業活動に必要な資料の作成や事務処理もあります。
そのため、デスクワークのほとんどを残業で賄わなければならず、毎月の残業が非常に多い傾向にあるのも特徴です。
またIT企業特有の事例として、休日や深夜の時間帯など、会社の営業時間外でもトラブルが発生すれば出社しなければならないケースも少なくありません。それ以外にも、IT関連の製品を取引先に納品するタイミングがクライアントの営業時間外になることも多いため、結果的に業務時間が不規則になりやすい傾向にあります。
常に勉強し続けなければならない
IT関連の商品やサービスは日々進化しており、その製品を販売する営業スタッフは、日々新しい技術や製品に関する知識をブラッシュアップする必要があります。
特にIT関連の製品は法律による規制も多いため、毎日の営業業務以外に、これらの勉強を強いられるのが現実です。このように、日々の業務と勉強に追われ、転職を決断する方が多いのも納得できます。
取引先の要求が厳しい
近年は、企業のIT化やDXに伴い、IT関連の商材への注目度が非常に高くなっています。なぜなら、導入するMAツールやCRMツールの機能によって、企業の業績に大きな影響があるからです。
そのため、取引先が同業他社の製品と比較し、システムの変更や改善を求められるケースも少なくありません。システムの変更や改善をおこなうのはエンジニアの仕事ですが、このような場合でも会社の窓口となって対応するのは営業担当者です。
IT営業の転職におすすめの職種
上記のように、IT営業においては、非常に過酷な労働環境を強いられるケースも少なくありません。ただその一方で、転職する際には、IT営業で培ってきた知識や経験、スキルを活かすことができます。
そこで以下では、IT営業からの転職を希望する方が、これまでに身につけた知識などを活かすことができるおすすめの職種を紹介します。
IT営業の転職におすすめしたい代表的な職種には、次の5つが挙げられます。
- ITマーケター
- IT営業に関連する職種
- ITコンサルタント
- 外資系のIT企業
- ITエンジニア
それぞれ詳しく解説します。
ITマーケター
IT営業に関する業務は最も顧客に近い業務であるため、顧客が要求する内容から、市場にある課題や問題を最も把握しやすい立場にあります。
このような知識を活かし、マーケターとして活躍することは十分に可能で、実際にIT営業からマーケターに転職する人材も少なくありません。
IT営業に関連する職種
IT営業から「IT営業に関する職種への転職」も、実は多くある転職事例です。一般的にIT営業といえば「フィールドセールス」を指しますが、営業職には、それ以外にもさまざまな業務があります。
これらの営業職では、前職の知識や経験を活かせるのはもちろん、フィールドセールス担当のような顧客対応へのストレスも軽減されるでしょう。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは、顧客のIT分野にある課題や問題を解決するのが仕事です。そこで企業の現状を把握し、クライアントに最適となるシステムを提案します。
ただし営業で得た知識だけでは、高い専門性が求められるコンサルタントの仕事には足りないケースもあります。そこで、一度エンジニアなどの職を経験してからコンサルタントとして活躍する方も少なくありません。
外資系のIT企業
転職の理由に「給与が安い」ことを挙げている方にとっては、外資系のIT企業へ転職するのも選択肢の一つとなります。
もともと日本のIT関連の技術の多くは、アメリカの企業によって生産・販売されているものも多く、アメリカの製品知識がある方も多いことでしょう。
また、外資系のIT企業は売上規模が大きいだけでなく、その経営スタイルから報酬が国内企業よりも高い傾向にあります。
企業によってはビジネス英語のスキルが必要となりますが、実力のある営業人材にとっては、国内のIT企業よりも働きがいのある職場といえるのではないでしょうか。
ITエンジニア
IT営業で獲得したIT関連の知識をさらに深めることで、ITエンジニアに転職することも可能です。ITエンジニアに必要不可欠な知識やスキルは、ただPCを使えるだけではなく、プログラミング言語やネットワーク、サーバーなど広範囲に及びます。
IT営業からの転職先で求人の多い職種
ここでは、IT営業からの転職先で求人の多い10の職種について解説します。
下記の職種については、実際に企業がIT営業からの転職希望者を募集している職種であるため、これまでの経験を活かした転職活動ができるはずです。
- IT企業のバックオフィス業務
- IT企業のインサイドセールス業務
- ITコンサルタント
- ITデザイナー
- ITエンジニア
- IT企業のプロジェクトマネージャー
- IT企業のプロジェクトリーダー
- 外資系IT企業
- マーケター
- 人材業界のキャリアアドバイザー
それぞれ詳しく解説します。
IT企業のバックオフィス業務
バックオフィス業務とは、経理や人事、総務といった「顧客と直接関わることのない業務」を指します。しかしバックオフィスの業務とはいえ、顧客のニーズや市場の課題を知っていることがプラス要因として働くケースもあり、マイナス要素はありません。
そのためIT企業では、バックオフィス人材を募集する際に、IT関連の営業職から転職してくる人材を優先的に採用するケースもあります。
IT企業のインサイドセールス業務
IT企業のインサイドセールスも、IT営業からの転職希望者の受け入れが多い職種の一つです。インサイドセールスとは、見込み顧客の発掘やナーチャリングなどをおこなう部門で、大きく分けると営業職の中の一部門です。
ただし、一般的な営業職であるフィールドセールス部門とは異なり、直接顧客を訪問したり、クリージングをしたりすることはありません。そのため、フィールドセールスのような「突然の呼び出し」や「顧客の無理な要求に応えなければならない」といったシーンはほとんどない職種です。
インサイドセールスはあくまで営業職の一部であるため、フィールドセールスで培ってきた知識や経験を最も活かせる職種の一つとしておすすめできます。もしフィールドセールスに嫌気が差している状態であれば、IT企業のインサイドセールスへの転職を考えてみてはいかがでしょうか。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは、前述したように、基本的に顧客のIT分野にある課題や問題を解決する仕事です。そのため、ITコンサルタントは顧客と直接関わりながら仕事をおこないます。
ITコンサルタントで成功するためには、顧客からの信頼を獲得することが重要であるため、営業で培ってきたコミュニケーション能力が活かせるでしょう。
ただしITコンサルタントの仕事では、営業の知識以外にも、IT関連の専門分野やマーケティングに関する知識やスキルも必要となります。
ITデザイナー
ITデザイナーとは、主にWebサイトのデザインやコーディングによる構築が仕事です。
IT営業に携わっていた方であれば、ITデザイナーの業務についての知識もある程度お持ちである可能性も高いはずです。そのため、IT営業で顧客のニーズを直接聞いてきた経験を活かし、アプリのデザインや顧客導線を考えたWebデザインに顧客のニーズ反映できるデザイナーとして活躍する方も増えています。
ITエンジニア
ITエンジニアもまた、IT営業で得た顧客のニーズや市場の課題を反映できる職種のひとつです。ITエンジニアには、システム設計やプログラムを作成するシステムエンジニアや、ITインフラを整備するサーバーエンジニアなど複数の種類があります。
IT企業のプロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーとは、IT企業のプロジェクトの指揮を取る、デザイナーやエンジニアのリーダーです。プロジェクトにかかるコストや時間などを計算し、計画的にプロジェクトを進める際に欠かせない存在といえるでしょう。
プロジェクトマネージャーにはIT業界の幅広い知識が必要となりますが、デザイナーやエンジニアといった専門スタッフをまとめるのが仕事であるため、スキルの高さは重視されないのが特徴です。なぜなら、プロジェクトマネージャーの仕事は、あくまでプロジェクトチームの事業計画と進捗管理がメインだからです。
IT企業のプロジェクトリーダー
プロジェクトリーダーとは、IT企業のプロジェクトにおいて「現場の指揮を取る」リーダーです。プロジェクトマネージャーがプロジェクトの予算管理やスケジュールの決定をおこなうのに対し、プロジェクトリーダーは現場の詳細な進捗度合いを管理し、計画どおりにプロジェクトを遂行させる役割を果たします。
IT企業の業務に精通していることはもちろんですが、プロジェクトマネージャーになる前の勉強にも最適なポジションといえるでしょう。
外資系IT企業
もし転職の動機が「報酬額の安さ」である場合には、外資系のIT企業への転職もおすすめです。ただし、外資系の企業は完全な実力主義の企業も多く、長く安定して働きたいとお考えの方には不向きといえます。
いまの会社でトップセールスマンとして活躍しているにも関わらず、報酬に不満があるという方におすすめしたい職種です。英語力や営業スキルに自信がある方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
マーケター
営業職は顧客に最も近い存在であるため、顧客のニーズや市場の課題を分析しやすい立場にあります。このような経験や高い分析力を活かし、マーケターに転職する方も少なくありません。
人材業界のキャリアアドバイザー
キャリアアドバイザーとは、転職者や求職者に対するサポートやアドバイスなどの業務をメインにおこなう仕事です。キャリアアドバイザーは、一般的に転職エージェントに在籍することが多く、登録されている転職者や求職者に求人の紹介をおこないます。
キャリアアドバイザーに求められるスキルには、高いコミュニケーション能力や臨機応変に対応できるスキル、情報収集や管理能力など、営業職と共通している部分が非常に多いのが特徴です。
IT営業からの転職で評価されやすいスキル

ここでは、IT営業からの転職で評価されやすいスキルについて解説します。評価されやすいスキルは、転職先の企業が転職者に求めるスキルですので、しっかりと把握してアピールしましょう。
情報伝達力
情報伝達力とは、さまざまな情報を収集・整理してから、わかりやすく正確に社内やチームで共有できるように伝える能力のことです。
転職活動をおこなう際は、実際に自分が情報伝達をおこなう際に注意してきたことや事例を挙げて、しっかりとアピールしましょう。
ヒアリング能力
ヒアリング能力とは、営業において顧客がもつ課題や問題を聞き出し、最適な提案をおこなうために必要となる能力です。
しかし、ただ顧客の悩みを聞き出すだけでなく、自分が扱う商品やサービスに対する深い知識がなければ、聞き出した悩みを解消できる提案はできません。
相手の立場に立ちながら客観的に解決策を見出すスキルは、なかなか養えるスキルではありません。ヒアリング能力は、フィールドセールスだけではなく、近年需要が高まっているインサイドセールスにも役立つスキルです。そこで転職活動をおこなう際は、このヒアリング能力も自分の強みとしてアピールしましょう。
論理的思考能力(ロジカルシンキング)
営業で成果を上げるには、ロジカルシンキングを習得するのが効果的です。ロジカルシンキングを身につけることで、物事のゴールに向かって情報を整理し、最短距離でたどり着くことが可能となります。
また突発的なトラブルが発生しても、物事を論理的に処理できるため、落ち着いて適切な対応をとることができるでしょう。
ロジカルシンキングを活用するためには、さまざまな情報を収集し、整理する必要があります。ロジカルシンキングは、ヒアリング能力や課題発見力とも密接に関わるスキルのひとつです。
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力は、営業に欠かせない能力のひとつです。顧客との信頼関係を構築したり、営業する商品やサービスのメリットを伝えたりする際に必要となります。
「自分は口下手だからコミュニケーション能力がない」と勘違いされる方もいますが、営業に必要なコミュニケーション能力は、饒舌とは異なります。
少々口下手であっても誠心誠意顧客に向き合い、顧客が持つ課題や問題を解決できる提案ができれば、営業職で十分に活躍できるでしょう。
IT営業からの転職に成功するコツ
それでは次に、IT営業からの転職に成功するコツを紹介しましょう。IT営業からの転職に成功するコツは、主に次の3つです。
- 前職の経験をアピールする
- 保有する知識やスキルをアピールする
- 自分の能力を把握する
それでは、それぞれ解説します。
前職の経験をアピールする
まずはIT営業で蓄積した豊富な経験をアピールしましょう。
上記のように、営業職で得た経験は、さまざまな業種や職種に役立つものばかりです。特に現代社会をリードする最先端の情報や技術を扱うIT営業人材は、多くの職種で活躍できる人材でもあります。
そこで前職で経験してきた内容を事前に整理しておき、しっかりとアピールすることが、転職を成功させるポイントとなるでしょう。
保有する知識やスキルをアピールする
IT営業をおこなってきた方には、自然と身についた知識やスキルが数多くあるはずです。一度ご自分のキャリアの棚卸しをおこない、整理してみましょう。
キャリアアドバイザーは転職のプロであるため、転職先に有利となるように、あなたのキャリアを整理してくれるでしょう。
自分の能力を把握する
上記のように、転職する際は、あなた自身の能力をしっかりと把握してから転職活動をおこなうことが大切です。キャリアアドバイザーに相談したり、ご自分でキャリアの棚卸しをすることで、これまで気づかなかった能力を発見することができるでしょう。
IT営業から転職するときに気を付けること
ここでは、IT営業から転職するときに気をつけたいポイントを紹介します。
転職する際に気をつけるポイントは、次の2つです。
- 転職した企業の規模や業種によって年収が下がることがある
- 比較・検討のためにも複数の転職サイトに登録しておく
それぞれ解説します。
転職した企業の規模や業種によって年収が下がることがある
転職に関しては、多くの方が前職よりも好条件の会社に転職したいとお考えのはずですが、全ての企業や職種で収入が上がるとは限りません。
特に営業職からの転職では、前職よりも年収が下がることもあります。もともと営業職はハードワークが多く、また、インセンティブのある企業では、給与水準が高いケースも少なくありません。
比較・検討のためにも複数の転職サイトに登録しておく
転職エージェントを利用する際は、複数の転職サイトに登録することが重要です。なぜなら、転職サイトごとに非公開の求人案件を持っていたり、それぞれに得意な分野や強みが異なるからです。また、転職エージェントのキャリアアドバイザーとの相性が常に合うとも限りません。
そこで複数のエージェントに登録して、いろいろな企業の求人案件やキャリアアドバイザーを比較し、ご自分にピッタリの業種や職種を十分に検討することが大切です。また、キャリアアドバイザーとの相性が悪いと感じた時は、エージェントに変更してもらうことも可能です。
上記を踏まえ、ぜひ納得できるエージェントを見つけ、あなたの転職を成功させましょう。
IT営業から他業種へ転職するときおすすめの転職エージェント
以下では、IT営業から他業種へ転職したいときにおすすめの転職エージェント5選を紹介します。
リクルートエージェント
リクルートエージェントの強みは、非公開求人の数が多いことです。
180,000件を越える非公開優良求人から、理想の転職先を見つけることができるでしょう。
また、キャリアアドバイザーの質も非常に評判がよく、自分でも気付かなかったセールスポイントを見出してくれたり、高レベルな面接テクニックを学ぶことも可能です。
的確なアドバイスをもとに、良質な求人へ転職したい方は、ぜひ登録をおすすめしたいエージェントのひとつです。
マイナビエージェント

マイナビエージェントは、首都圏や関西圏で、高い実績を誇る転職エージェントです。
数あるエージェントの中でも利用者満足度が非常に高く、そのサポートのレベルの高さが伺えます。
また幅広い業界に対応しているのも特徴で、大手企業のみならず、中小・ベンチャー企業の求人も多数揃えています。
転職活動中の面接や履歴書の対策、転職後の手厚いアフターフォローなど、登録から転職後に至るまで、転職者に親身に寄り添ってくれるサービスを期待する方にはぴったりのエージェントです。
doda
人材エージェントのサービスを開始してから10年以上にわたり、業界大手として多くの転職を支えてきたのがdodaです。
非公開含め20万件以上の求人を抱えているのが特徴で、未経験から経験者優遇の職種まで、さまざまな転職者へのサポートを実現しています。
また転職をきっかけに、新しい環境にチャレンジしたい方にも、今までのキャリアを活かしてキャリアアップしたい方にもおすすめしたいエージェントです。
dodaX
doda Xは、人材大手パーソルキャリアが運営する、現在の年収600万円以上の方向けのハイクラス転職サービスです。
事業戦略に直結する、希少性の高いハイクラス求人を多数取り扱っており、ヘッドハンターからのスカウトを待つだけで転職先候補を見つけることができます。
また、ヘッドハンターが職務経歴書の添削や面接対策なども対応してくれるため、長期的なキャリア形成に悩まれている方や、それをサポートして欲しい方にぜひ登録をおすすめしたいサービスです。
type転職エージェント
type転職エージェントは、1都3県の転職実績に定評のあるエージェントです。
年収交渉に強みを置いており、転職者のために粘り強く交渉を続けてくれると評判です。
「今の会社を早く辞めたいけど、自分の年収は落としたくない」このような転職にありがちな悩みに対して最後まで向き合ってくれるtype転職エージェントを味方にすれば、きっとあなたが納得できる転職活動を実現できるでしょう。
IT業界内で転職するときおすすめの転職エージェント
次に、IT業界内で転職したいときにおすすめの転職エージェント4選を紹介します。
マイナビIT AGENT
マイナビIT AGENTの強みのひとつは、10,000件以上の求人を保有していることです。
利用者にとっては、求人数が多いほうが選択肢の幅が広がるため、満足いく転職につながる可能性が高くなります。
豊富な求人のなかには、大手SIer、メーカー、Web・ゲーム系など、さまざまな企業がありますので、IT業界への転職を希望する方は、ぜひ登録をおすすめしたいサービスです。
レバテックキャリア
レバテックキャリアは、年間3,000回以上の企業訪問を通して求人を掲載しています。
企業のニーズを把握したうえで求人を紹介するため、年収UP率80%、転職成功率96%という非常に高い数値を誇っています。
年収UPや市場価値の向上、キャリアアップをお考えの方に、ぜひおすすめしたい転職エージェントです。
ウィルオブテックキャリア
ウィルオブテックキャリアは、アドバイザーが専属2名体制で転職サポートしてくれるサービスです。そのため迅速な対応はもちろん、書類添削から求人ごとの面接対策など、手厚いサポートを受けることができます。
このような充実したサポート体制により、若年層だけでなく、幅広い転職人材が多く登録しているのが特徴です。
また、紹介する人材のスキルを可視化するなど、紹介求人のミスマッチを防ぎ、転職人材の能力を活かした転職活動をサポートしています。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、いわずと知れた業界大手の転職エージェントです。
リクルートエージェントでは、需要の多いIT分野に特化した転職サービスをおこなっています。求人数は10万件以上と最多クラスであるため、多数の求人を比較したい方や、なるべく信頼性の高い大手を活用したい方にとっては、非常に魅力的な転職サービスといえるでしょう。
まとめ
このように、IT営業からの転職においては、さまざまな業種や職種への転職が可能です。ただ必ずしも収入が上がるとは限らないため、もし収入に不満のある方は、外資系やインセンティブの高い企業の営業職への転職も候補に入れると良いでしょう。
IT営業から好条件な職種へ転職したい場合には、転職エージェントの利用をおすすめします。なぜなら、転職のプロが客観的にあなたの能力を見極めたうえで、親身になっておすすめの企業を紹介してくれるからです。
上記の中からあなたが気になった転職エージェントを複数選び、まずは登録するところからスタートしてみましょう。きっと、あなたにとってピッタリの職場が見つかるはずです。