幼稚園教諭から異業種へのおすすめ転職先10選|転職のメリットや幼稚園教諭の強みも解説

編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。
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ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。
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幼稚園教諭には、給料の安さや労働時間の長さ、人間関係の問題など、転職を考えてしまう理由が多くあります。

他の幼稚園に移るという選択肢もありますが、幼稚園教諭としての働き方に限界を感じて異業種への転職を考えている方もいることでしょう。

また、幼稚園教諭は、育児と並行して続けることが難しい仕事でもあり、結婚を見据えて異業種に転職したいと考えている方も少なくないです。

そこで本記事では、幼稚園教諭からの転職でおすすめの異業種の仕事を10選ご紹介します。

幼稚園教諭から異業種に転職したい方には役に立つ内容になっておりますので、今後の転職活動の参考にしてみてください。

【関連記事】幼稚園教諭におすすめの転職エージェントランキング10選|失敗しない選び方も解説!

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目次

幼稚園教諭から異業種への転職でおすすめの職種5選

早速、幼稚園教諭から異業種への転職でおすすめの職種を5つご紹介します。

主に子どもや人と関わることが多い仕事になりますが、幼稚園教諭での経験を活かしやすい職業が中心です。

幼稚園教諭から異業種への転職でおすすめの職種5選

ベビーシッター

ベビーシッターは、依頼者の自宅や指定された場所を訪問して、子どもの保育をおこなう仕事です。

ベビーシッターになるために資格は必要ありませんが、幼稚園教諭の経験あることで運営会社からの採用や依頼者からの依頼に繋がりやすくなるでしょう。

ベビーシッターを運営している会社に転職する方法もありますが、パートとしてピンポイントで働いたり、個人事業主として自分で依頼を受けたりして保育をする働き方もできます。

自由な時間に働きやすいので、結婚や育児を機に幼稚園教諭から転職したいと考えている方にもおすすめです。

育児・教育に関わる企業

幼稚園教諭を続けてきた方であれば、子どもや教育には興味がある方も多いでしょうから、育児や教育に関連する企業で働くこともおすすめです。

幼稚園で働くように直接子どもと触れ合う機会は減りますが、間接的に子どもの成長や教育に関わることができます。幼稚園教諭としての経験や知識に期待されて積極採用につながることもあり得るでしょう。

具体的な働き方としては、子ども用品メーカーの企画や営業などがあります。

会社によりますが、企業で働けば休日の融通が付けやすかったり、職場内での人間関係の問題が起きにくかったりする利点があります。

幼稚園の第一線で働くことに疲れてしまった方は、間接的に子どもと関わる仕事を探してみることもおすすめです。

接客業

上記のように、少し子どもと距離を置いて関われる異業種の仕事として、子どもがよく訪れる店舗や施設の接客業の仕事も挙げられます。

幼稚園教諭として毎日子どもと触れ合ってきた経験がある方であれば、積極的に採用してくれることが期待できるでしょう。

子ども用品の販売員や子どもがよく訪れるテーマパークのスタッフなどが挙げられます。

また、テーマパークには、託児所や迷子センターが設けられていることも多いため、そのような場所のスタッフとして働くこともできます。

介護職

同じ人のお世話をする仕事として、幼稚園教諭から介護職への転職もしやすいと考えられます。

介護職も待遇面では幼稚園教諭と同じようにハードな職場であることも多いのですが、需要も高く人手不足の業界でもあることから転職しやすい異業種の仕事としてご紹介します。

働きながら介護福祉士やケアマネージャーの資格も取得できるので、キャリアアップしやすい職業に挙げられます。

事務職

事務所は女性に人気の職種で、比較的未経験でも働きやすい職業として、幼稚園教諭から異業種の転職先の候補としておすすめできます。

多くの企業で事務員は必要とされているため、求人に困ることもないでしょう。

幼稚園教諭の仕事では、子どものお世話以外にも様々な雑務があります。

シフト管理や資料作成、保護者との連絡やり取りなどは、事務職としても関連性がある業務であるため、面接時にもアピールできる部分が多いです。

幼稚園教諭からの転職でおすすめの転職先5選

上の5つの仕事は、幼稚園教諭から異業種に大きく方向転換する仕事5つでした。

異業種とまではいかなくても、今の職場を変えるだけでも環境が良くなることは多くあります。

こちらでは、子どものお世話をする仕事としては同じものの、今よりも良い環境を目指すこともできる幼稚園教諭からの転職先をご紹介します。

ただし、多くの職業で幼稚園教諭免許よりも保育士資格が必要とされます。

保育士資格の取得も頭に入れながら読み進められてください。

幼稚園教諭からの転職でおすすめの転職先5選

他の幼稚園

同じ幼稚園教諭としてでも、働く幼稚園を変えることで今までの不満や悩みを解消できることがあります。

特に、人間関係での問題や園との方針の違いなどで転職を考えている方は、別の幼稚園に転職することで解決することも多いです。

ただ、これらの問題は転職先でも起こり得る内容ですので、転職する際にはしっかり応募先の幼稚園の職場の雰囲気や園の考え方などをリサーチしておく必要があります。

保育園

幼稚園教諭免許状を持っていることで、保育士試験の一部を免除して受験することができます。

幼稚園の数は年々減少していっていることに対して、保育園の数は増加しています。(参考:文部科学省

近くの幼稚園だけでなかなか魅力的な働き先が見つからないという方は、保育士資格を取得することで、働き先の選択肢を広げることもできるでしょう。

認定こども園

認定こども園とは、幼稚園と保育園の両方の機能を併せもつ施設です。

認定子ども園で働くためには、基本的に幼稚園教諭免許と保育士資格の両方を持っておく必要がありますが、先ほど述べたように幼稚園教諭は保育士試験を受けやすくなります。

認定こども園は、2006年から開始された比較的新しい保育施設ですが、年々増加しており、将来的には幼稚園の数を抜いてしまいそうな勢いがあります。(参考:文部科学省

このように、共働きが一般的になっており、0〜2歳の子どもを朝から夕方まで預けたいニーズが高くなっております。

転職先の選択肢を広げておきたいのであれば、保育士資格も取得しておくとなお良いと考えられます。

企業・施設内保育所

比較的大きな企業や病院では、育児中の従業員が働きやすいように、企業・施設内や近隣で保育所を運営しているケースがあります。

企業内保育所で働くためには保育士資格が必要になりますが、一般的な幼稚園よりも労働条件が良く、保護者からのクレーム等の問題が起きにくい特徴があります。

児童養護施設

児童養護施設では、特別な配慮や心のケアを必要とする子どもを支援しています。

小さな子どもを預かる施設であれば、保育士資格が必要とされるため、幼稚園教諭での経験を活かせる仕事に挙げられるでしょう。

主に次のような施設があります。

児童養護施設の例
  • 放課後児童クラブ
  • 放課後等デイサービス(放デイ)
  • 児童館
  • 児童養護施設
  • 乳児院
  • 母子生活支援施設

幼稚園教諭から異業種に転職するメリット

幼稚園教諭は、職業柄休みの融通が利かせにくかったり、給与が上がりにくかったりします。

しかし、異業種に転職すれば、そのような問題は解決できることも多いです。

こちらでは、幼稚園教諭から異業種に転職する5つのメリットをご紹介します。

ワークライフバランスを整えられる

後述しますが、幼稚園教諭を転職する理由に「仕事の多さ」や「労働時間の長さ」を挙げる方は多いです。

異業種の転職先によっては、労働時間も短く休日の融通が利かせやすい働き方を実現させることも可能です。

給与UPを狙える

こちらも後述しますが、幼稚園教諭の年収は、360万円程度と決して高くはありません。

国税庁によると、最新の平均給与は458万円ですので、異業種への転職で年収を上げられるチャンスも十分にあるでしょう。

また、幼稚園教諭の年収を上げようとした場合、園長になるなどの限られた方法しかない幼稚園も多いはずです。

企業であれば、細かい役職の昇格でも給料UPを狙えますし、会社によっては成績に応じた手当等を貰いやすい体制が整えられている場合があります。

人間関係をリセットできる

幼稚園教諭は、他の先生との人間関係のトラブルや、園長との方向性の違い、保護者からのクレームなど、人間関係のトラブルが起こりやすいです。

ある程度の段階までいってしまった人間関係のトラブルは、修復が困難になりますので、転職することで人間関係の悩みから解放されることもメリットです。

ただし、人間関係の問題は大なり小なりどの職場でも起こり得ますので、転職時には職場の雰囲気もしっかりリサーチした上で応募しないと、再び同様のトラブルに見舞われてしまう可能性もあります。

新しいスキルや経験を身に付けることができる

全く別の異業種に転職することは、やはり大変なことも多いですが、その分得られるスキルも多くあります。

ずっと幼稚園教諭を続けて、幼稚園教諭のプロフェッショナルを目指すことももちろん良いですが、一度異業種を経験することで別の観点から子どもの教育や保育を知ることもできるでしょう。

例えば、幼稚園教諭を経験した上で子ども用品メーカーの企画をやることで、「こういったモノがあれば子どもや幼稚園の先生にも喜ばれる」と、別の観点から関われるかもしれません。

幼稚園教諭の経験を活かせる仕事も多い

ずっと幼稚園教諭として働いていると実感がないかもしれませんが、幼稚園教諭にはさまざまなスキルが身についています。

コミュニケーション能力や危機管理能力、先生としての責任感などはどのような仕事でも重宝される能力です。

全く経験がない異業種の仕事でも、これまでの仕事で培った経験を活かせる場面は多いはずです。

元幼稚園教諭としての強みをアピールすることができれば、希望する職種に転職することも決して難しくないはずです。

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幼稚園教諭から異業種に転職するデメリット

一方で、幼稚園教諭から異業種に転職することでデメリットとなってしまう部分もいくつかあります。

転職はそう何度もするものでもないので、しっかりデメリットを分かった上で転職に挑むようにしましょう。

働く上での悩みはどこでも起こり得る

幼稚園教諭として働く上で悩みは付きものですが、同様にどのような仕事でも悩みや不満は出てくるものです。

一時的な感情で幼稚園教諭から転職しても、転職先で同様の問題に見舞われてしまうかもしれません。

転職を成功させるためには、自分がなぜ転職したいのかという転職理由と、転職先にどのような条件を希望するのかを明確にした上で、転職先のリサーチを十分におこなっておく必要があります。

後悔しない転職のためにも、じっくり転職先を探して、転職エージェントなどのサービスを使って十分な情報を持った上で応募するようにしましょう。

未経験では転職が難しい職種もある

本記事では、幼稚園教諭が異業種でも転職しやすい職業をご紹介しましたが、職種によっては未経験採用が難しい仕事もあります。

特に年齢が上がるにつれて未経験での転職がしにくくなりますので注意しましょう。

すでに転職したい異業種の仕事が決まっている場合は、その仕事に対して事前に準備を進めていきましょう。

場合によっては、いきなり正社員を目指すのではなく、アルバイト等から正社員登用を目指したり、転職前に資格取得を目指したりする方法もあります。

せっかくの資格を活かせなくなる

幼稚園教諭になるためには、文部科学省認定の教職課程のある短学校に進学し、所定の単位を履修したり、幼稚園教員資格認定試験に合格したりする必要があります。

異業種に転職してしまえば、せっかくの免許状が無駄になってしまうことになり得るでしょう。

幼稚園教諭を目指した時には、何かしらの想いや目標があってその道に進むことを決めたことでしょう。

思い切って異業種に転職する前に、一度ご自身のことも振り返ってみると良いでしょう。

どうしても子どもと関わる仕事に就きたいのであれば、他の幼稚園に転職したり、幼稚園教諭と関連性が高い仕事を探したりすると良いでしょう。

保育士資格を取得することで、転職先の選択肢も広がるのでおすすめです。

幼稚園教諭から異業種の転職でよくある理由

こちらの項目では、幼稚園教諭から異業種に転職したいと考える理由についてまとめました。

調査結果は保育士を対象にしたものですが、幼稚園教諭にも同様の転職理由があると思われますので、ご紹介します。

幼稚園教諭から異業種の転職でよくある理由

引用元:保育士の現状と主な取組│厚生労働省

【関連記事】保育士を辞めたい!よくある理由や退職を伝えるタイミング、辞めた後の選択肢について解説

人間関係の問題

どのような職場でも人間関係のトラブルは起こり得ますが、幼稚園の場合、人間関係でのトラブルは起きやすいと考えられます。

まずは、ほとんどが女性職員の職場になりますので、プライバシーに過度に踏み込んでこられたり、理不尽な要求をされたりして、同姓同士の問題が出てくることも多いでしょう。

職場内でいじめのようなことが起きて、当事者ではなくても嫌な気持ちになることもあり得ます。

また、幼稚園教諭は保護者との人間関係の問題も追加されます。

理不尽なクレームを受けて多大なるストレスを抱えてしまうようなこともあるでしょう。

多くの幼稚園が地域に密着しているため、保護者同士での良くない噂が広まってしまって、幼稚園に居にくいような自体も起こりかねません。

給料の安さ

2019年の賃金構造基本統計調査によると、幼稚園教諭と保育士の年収は次のようになっており、給料に大きな違いがないことが分かります。

  • 幼稚園教諭:366.7万円
  • 保育士:363.4万円

参考:賃金構造基本統計調査|e-Stat

しかし、全職業平均給与は458万円(参考:国税庁)に比べると低いため、給与に対して不満を持っている幼稚園教諭は多いことでしょう。

仕事量の多さ

幼稚園教諭の仕事は、園児を預かっている時間帯の保育活動だけではありません。

登園前の朝の準備や登園後の片付け、掃除、備品の準備、製作物作成、保護者とのやり取りなどざまざまです。

預かり保育を実施している幼稚園であれば、必然的に働く時間も長くなりがちになってしまいます。

保育園に比べると、土日祝日と長期の休みがあるため休日は確保しやすいのですが、それでも1日の仕事はハードなものです。

労働時間の長さ

上記のように仕事量が多ければ、必然的に労働時間も長くなりがちです。

園児がいる時間は9時から14時が通常ですが、準備や片付けなどは園児がいない時間帯におこないます。

1日8時〜18時くらいの労働時間になっている幼稚園教諭の方が多いでしょう。

また、近年の共働きの需要に対応するために、預かり保育を実施している幼稚園も増えています。

シフトによって対応する幼稚園もありますが、幼稚園教諭がそのまま対応することになれば、負担が増えてしまう原因にもなります。

妊娠・育児

女性の転職と妊娠・育児はどうしても切り離しにくい出来事です。

結婚・妊娠・育児に理解を示している企業も増えてきていますが、幼稚園・保育の業界では両立はなかなか実現させづらいでしょう。

体力的にも妊娠・育児中の幼稚園の先生業務の並行は厳しいものがありますので、結婚・妊娠を機に体力的・時間的に負担が少ない仕事に転職を考える方も多いです。

幼稚園教諭から異業種に転職する際におすすめの転職エージェント5選

幼稚園教諭から異業種に転職する場合には、転職エージェントを活用することをおすすめします。

幼稚園教諭から異業種に転職したい方は、大きく「保育・児童福祉関連に転職したい人」「全くの異業種に転職したい人」の2つに分けられます。

ご自身がどちらの方向性で転職を考えているかを明確にして、利用する転職エージェントを絞っていきましょう。

転職エージェントでは、求人紹介をしてくれるだけでなく、ヒアリングによってあなたに合った仕事の提案をしてくれたり、転職先の内部事情まで詳しく教えてくれたりします。

担当者は転職において心強い存在になりますし、転職も成功させやすくなりますので、ぜひ登録して話を聞いてみてはいかがでしょうか。

【関連記事】幼稚園教諭におすすめの転職エージェントランキング10選

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幼稚園教諭の求人も1,500件以上ありますので、幼稚園教諭を含めた子どもに携わる仕事に転職したいと考えている方におすすめの転職エージェントです。

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【関連記事】保育士ワーカーの評判・口コミとは?アンケートから見たメリット・デメリット

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幼稚園教諭から異業種に転職するときによくある質問

最後に、幼稚園教諭から異業種に転職する際によくある質問と回答をまとめました。

幼稚園教諭から異業種に転職できますか?

幼稚園教諭から異業種への転職は十分に可能です。

幼稚園教諭で身についているコミュニケーション能力や危機管理能力、責任感の強さなどはどのような企業でも必要とされるスキルです。

適切にアプローチできれば、未経験の仕事でも十分に採用されるチャンスがあるでしょう。

未経験転職で重要視されるものは、職歴よりも年齢が影響することが多いです。

30〜40代と年齢が上がってくると、どうしても即戦力が求められる求人が増えてきます。

異業種へ転職したいのであれば、できる限り早い段階で転職した方が選択肢も多いでしょう。

幼稚園教諭からの異業種転職で何をアピールすべきですか?

上でも触れましたが、幼稚園教諭には次のようなスキルが身についています。

アピールすべきスキル
  • コミュニケーション能力
  • 危機管理能力
  • 責任感
  • 対応力
  • 保護者への対応力
  • マルチタスク処理能力

これらのスキルは、応募する職種・会社に応じて適した形でアピールすることができます。

また、わざわざ幼稚園教諭を辞めて異業種に転職する際には、退職理由も聞かれることが多いでしょう。

新たなことに挑戦したいなどの前向きな姿勢をアピールすることも大事です。

幼稚園教諭の退職はいつ頃伝えるべきですか?

会社に退職を伝える際は、一般的に1ヶ月以上前になっていることが多いです。

法律的には2週間以上前ですが、2週間では引き継ぎ等が間に合わないことが多いため、就業規則に沿って伝えることがベストです。

幼稚園教諭の場合、人材確保や引き継ぎの難しさから3ヶ月以上前に伝えた方が円満に退職できやすいです。

在職中でも転職エージェントは利用できますか?

現在幼稚園で働いている先生でも転職エージェントの利用ができます。

ただし、上でもお伝えしたように幼稚園教諭の退職に若干長めの期間がかかることもあります。

在職中に転職エージェントを利用する際は、どのようなスケジュールで転職活動を進めていくかを一緒に考えて明確に伝えておきましょう。

でないと、無理に求人を紹介させられてストレスに感じてしまうようなことも起こりえます。

転職エージェントの利用にお金はかかりますか?

転職エージェントの利用にはお金はかかりません。

転職エージェントの運営会社は、求人を出している会社や施設から報酬を貰うことで運営を成り立たせていますので、求職者が費用負担する必要はないのです。

転職エージェントでは、登録も求人紹介も、採用後も費用はかからないのでご安心ください。

まとめ

幼稚園教諭から異業種への転職は十分に可能です。

特になりやすい代表的な職業として、次の5つを挙げることができます。

幼稚園教諭から異業種転職の代表的な職業
  • ベビーシッター
  • 育児・教育に関わる企業
  • 介護職
  • 接客業
  • 事務職

また、他の幼稚園や保育施設に転職するだけでも今より環境が良くなることもあるでしょう。

今一度全くの異業種で働きたいのか、保育の仕事に関わりたいのかを考え直して方向性を定めていきましょう。

他の保育施設で働きたい場合には、保育士資格があることで選択肢も広がります。

転職時には資格取得も検討してみてください。

自分だけで求人を探しても、どのような求人が良くて、自分にはどのような仕事が合っているかを判断することが難しいでしょう。

転職エージェントを使いながら、担当者と一緒に転職活動を進めていくこともおすすめです。

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株式会社アシロ

CAREERUPSTAGE編集部

転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。