保育士から一般企業に転職できる?おすすめの職種や注意点も解説

片野秋子
編集者
CUS編集部
株式会社アシロ
転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。
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保育士が一般企業に転職するのは珍しいことではありません。

給料や仕事量に対する不満から保育の仕事を離れる決断をされた方はたくさんいます。

とはいえ、保育経験しかない場合、未経験の業種に飛び込むのは勇気がいるでしょう。

そこで本記事では、保育士が一般企業に転職する現状やメリット・デメリットを解説します。保育士におすすめの転職先も10個紹介するので、異業種への転職を検討されている方はぜひ最後までご覧ください。

一般企業に転職する全体像を把握できれば不安もなくなり、新たな1歩を踏み出せるでしょう。

 

この記事の執筆者
片野秋子
片野 秋子 氏元保育士
保育士として8年勤務。現在はフリーライターとして活動し、複数メディアの編集者も務める。 ブログ「保育士といろ」を運営
目次

保育士から一般企業への転職は可能か?

「一般企業に求められるスキル・経験がないけど採用してもらえるの?」」「そもそも保育士って転職に不利な職種じゃないの?」と疑問をもつ方もいるでしょう。

結論として、保育士から一般企業への転職は可能です。

以下は、厚生労働省がおこなった退職者の退職理由を調べた結果をもとに「保育業界への転職」「福祉業界への転職」「他業種への転職」のデータを抜粋し、合計を100%で換算した場合の割合を示した表です。

転職先割合
(回答合計を100%としたとき)
保育業界53.1%
福祉業界16.9%
他業種30.0%
引用元:厚生労働省「保育士の現状と主な取組

この結果から、保育士から他業種(一般企業)に転職している方が、一定数いるのがわかるでしょう。

また、世の中には未経験者を歓迎する求人が多いほか、保育士の知識や経験を高く評価する企業もたくさんあります。

よく評価されるポイント
  • 責任感…子どもの命を守るための意識
  • 傾聴力…子どもや保護者の気持ちに寄り添う力
  • 対応力…予測不可能な子どもの言動に臨機応変に対応する力

保育士の強みを積極的にアピールして、内定獲得を目指していきましょう。

保育士が一般企業に転職したくなる理由5つ

保育士が一般企業に転職したくなる理由を解説します。

①給料が安い

処遇改善が進み保育士の給料は年々上昇傾向にあるものの、全職種の給料と比較してみると下回ります。

以下は、政府が実施した「令和4年賃金構造基本統計調査」の統計結果をもとに、保育士と全職種の平均年収・月収・手取りをあらわした表です。

年収月収月の手取り
保育士372万円26.6万円21.2万円
全職種435万円31.1万円24.8万円
※年収:月収2ヵ月分の賞与を足した額
※保育士の年収:「きまって支給する現金給与額」に12を乗じた額
※全職種の年収:「男女合計の賃金」に12を乗じた額
※月の手取り:一般的に給料の手取り額は、総支給額の75%〜85%といわれているので、月収に0.8をかけた額

保育士と全職種の年収の差は63万円、月収は4.5万円の差があります。

保育士は、子どもの命を預かる責任の重い職務を果たすとともに、労働時間だけでは片付けられないほどの仕事量を割り振られるケースも珍しくありません。

片野 秋子氏

「仕事内容と給料が見合ってない」と不満をもち、給料アップが見込める一般企業への転職を検討する保育士もいるでしょう。

②職場の人間関係にストレスを感じる

職場の人間関係にストレスを感じて転職を考える保育士もいます。

厚生労働省が実施した「過去に保育士として就業した者が退職した理由」の調査結果を見てみると、「職場の人間関係」の項目がトップでした。

引用元:保育士の現状と主な取組│厚生労働省

保育園は女性が多い職場です。そのため、女性特有の人間関係により、派閥ができたり、噂や陰口が広まりやすかったりする傾向にあります。気を遣って人と関わる機会が多いため、ストレスを感じやすいでしょう。

また、保育園は複数担任のクラスが多く、職員間の連携が欠かせません。

しかし、同じクラスの保育士と保育観や相性があわない場合、息をあわせるのに大きなストレスがかかります。

人間関係の疲れが少しずつ蓄積すれば、保育士を辞めたい気持ちも膨らんでいくでしょう。

③仕事量が多く体力的・精神的に負担が大きい

保育士の仕事量の多さに耐えられず転職を決意する方もいます。

先ほどの厚生労働省が実施した「過去に保育士として就業した者が退職した理由」の調査結果を見てみると、「仕事量が多い」の退職理由も項目上位でした。

引用元:保育士の現状と主な取組│厚生労働省

保育士は、子どもの保育のほかに、複数のタスクを並行して進めています。

保育士の業務
  • 書類作成
  • 行事の準備
  • 制作物の用意

労働時間内で片付けられないケースも発生するため、仕事量の多さに悩み転職を検討する保育士もいるでしょう。

④残業や持ち帰り仕事がありプライベートを充実できない

保育士は仕事量が多いため、残業や持ち帰りが発生しやすい傾向にあります。

「保育士は残業するのが当たり前」という風習が残り、残業が日常化している園も少なくありません。

残業や持ち帰りが増えれば、自分のプライベートの時間が減ります。ストレスを発散する時間がなくなり、不満がたまっていくでしょう。

そこで、ライフワークバランスのとれる会社に憧れて転職を考える保育士もいます。

片野 秋子氏

私も、残業が多い保育園で働いた経験があります。疲れがどんどん蓄積する状況に不安を感じ、転職を考えるきっかけにもなりました。

⑤他の仕事に興味をもつようになった

他の仕事に興味をもち、新たな挑戦のために転職を決意する保育士もいます。

長く同じ環境で働いていると、ほかの仕事に興味をもつのは珍しいことではありません。

年齢を重ねるなかで自分の素質や強みを再発見し「自分らしさを活かせる仕事に挑戦してみたい」と考える方もいるでしょう。

片野 秋子氏

私も「ほかの仕事がしてみたい!」という理由で、ホテル・旅館の接客業に転職した経験があります。視野が広がり、とてもよい経験ができたと感じています。

保育士が一般企業に転職するメリット3つ

保育士が一般企業に転職するメリットを解説します。

順番に見ていきましょう。

メリット①保育士ならではのストレスが軽減する

まったく環境の異なる企業に転職をすれば、保育士ならではのストレスが軽減する可能性があります。

ストレス解消のポイント
  • 女性特有の人間関係のストレス
  • 残業や持ち帰り仕事による過労
  • 仕事量と給料の不釣合いによる違和感

「保育士はもう辞めたい!」と保育士の働き方そのものに不満があるのなら、ほかの企業への転職を検討してみる価値があるでしょう。

当然、どの会社にもストレス要因はあります。しかし、ストレスの感じ方は人それぞれなので「保育士のストレスと比べたらまだマシ」と一般企業への転職に満足する方も少なくありません。

メリット②収入アップが見込める

保育士から一般企業に転職をすると、収入がアップする可能性もあります。

以下は、厚生労働省が実施した「令和4年賃金構造基本統計調査」をもとに算出した、IT業界・営業職・事務職・保育士の平均年収を表したものです。

  • IT業界(情報処理・通信技術者)…533万円
  • 営業職(保険)…446万円
  • 事務職…436万円
  • 保育士…390万円

※年収:「きまって支給する現金給与額」に12を乗じた額に「年間賞与その他特別給与額」を足したもの

比較すると一般企業であるIT業界・営業職・事務職の年収は保育士よりも高いのがわかります。

片野 秋子氏

転職先にもよりますが、保育士よりも給料がよい一般企業は多いので、転職により収入アップも十分に見込めるでしょう。

メリット③休暇が増える可能性がある

一般企業に転職をすれば、保育園よりも休暇が増える可能性もあります。

厚生労働省の調査によると、労働者1人あたりの平均年間休日数は115.3日でした。独立行政法人福祉医療機構の調査だと保育士の平均年間休日数は、110. 2日なので、全職種と比べて保育士の年間休日数は5日ほど少ないことがわかります。

保育園の年間休日が少ないのは、保護者のニーズにあわせて夏休みや年末年始の休暇が少ない傾向にあるからです。

一般企業に転職をすれば、カレンダー通りの休みの会社が多いほか、長期休暇の調整もしやすいので休暇を楽しむ機会が増えるでしょう。

保育士が一般企業に転職するデメリット3つ

次に、保育士が一般企業に転職するデメリットを解説します。

デメリット①新しい環境や仕事に慣れるのに時間がかかる

未経験の企業に転職した場合、新しい環境や仕事に慣れるのに時間がかかります。

仕事を覚える期間中は、指導を受ける立場になるので人間関係でストレスを感じやすいでしょう。

また、独り立ちするまでは失敗や挫折を経験しやすいので、プレッシャーを感じたり、自信をなくしたりする可能性もあります。

環境や仕事に慣れるまでは、気疲れや心身的負荷がかかることを想定しておきましょう。

デメリット②保育士より条件がよくなるとは限らない

転職したからといって、保育士より労働環境や待遇がよくなるとは限りません。

たとえば、一般企業のなかには以下のような環境の会社もあります。

  • 残業が多い
  • 休日出勤がある
  • 高圧的な上司や先輩がいる
  • 新人・未経験者扱いで給料が低い

事前にリサーチして条件の悪い会社への転職を避けるべきですが、表に出ている情報だけでは全てを把握できないでしょう。

片野 秋子氏

転職後のミスマッチによる落胆を軽減するためには「どの会社にも妥協点がある」という認識をもっておくのが大切です。

デメリット③年齢によって転職先の選択肢が狭まる

企業によっては応募条件に「〇〇歳まで」と年齢制限を設けているケースも珍しくありません。

そのため、年齢によって転職先の選択肢が狭まるでしょう。

企業が若手を積極的に採用しているのは、教育がしやすく、将来性を期待できるから。30代・40代になると応募条件を「経験者」と設定する企業も増えるため、未経験者の転職は20代と比べて難しくなります。

年齢制限に引っかかりやすい年齢に差し掛かる方は、今日が1番若い日だと思ってなるべく早く行動するのがよいでしょう。

保育士におすすめの転職先5選【一般企業】

ここからは一般企業で保育士におすすめの転職先を5つ紹介します。

1つずつ順番に見ていきましょう。

一般事務

1つ目は、一般事務です。

一般事務は、主にパソコン業務や書類整理などのデスクワークが中心になります。

一般事務の仕事内容
  • 来客応対
  • データ入力
  • 電話・メール対応
  • 書類作成・処理・整理
  • 郵便物の発送・仕分け

一般事務に特別な資格やスキルは必要ありません。簡単なパソコン操作のスキルと基本的なビジネスマナーさえあれば、未経験の方でも働けます。

事務職は基本的にルーチンワークなので、業務に慣れれば定時までに仕事を片付けられるでしょう。残業になりやすい保育業界と比べると魅力的なポイントといえます。

営業職

2つ目は、営業職です。

営業職と一言でいっても販売商品は、自動車や機材などの有形商材や保険や不動産といった無形商材などさまざまあり、営業の仕方も会社によって異なります。

営業の種類
  • 新規開拓営業…新しい顧客を獲得するための営業
  • インサイドセールス…メールやチャットでおこなう営業
  • 飛び込み営業…事前のアポイントなしで突然訪問する営業
  • ルート営業…既存顧客に新商品や他のサービスを提案する営業 

保護者や子どもの気持ちに寄り添った経験をうまく活かせば、顧客との信頼関係構築に役立てられます。

営業は自分の頑張りが売上に直結する世界なので、保育士では味わえない達成感ややりがいも感じられるでしょう。

接客業(飲食・販売員など)

3つ目は、飲食や販売員などの接客業です。

接客業の仕事内容
  • 飲食店のホールスタッフ
  • アパレルや雑貨店の販売員
  • ホテルや旅館のフロント・案内人
  • 企業やデパートなどの受付スタッフ

「未経験者」募集が多いほか、特別な資格やスキルも必要ないので、チャレンジのハードルが低い業界です。

お客さまから直接「ありがとう」と言われたり、お客さまの笑顔をみたりしたときに、接客業の楽しさを感じられるでしょう。

IT業界

4つ目は、IT業界です。

IT業界とは、「Information Technology(情報技術)」を使って事業を展開する仕事を指します。

IT業界の仕事内容
  • アプリケーションソフトの開発
  • ネットワークシステムの構築・保守・管理
  • パソコンやスマートフォンの機器のシステム作り

IT業界は伸び続けているため、経験者だけでは現場を補えず人手不足の状態です。

そのため未経験者を積極的に採用している企業も少なくありません。とはいうものの、保育業界とはガラリと環境が変わるので、興味はあっても踏み込む勇気が出ない方もいるでしょう。

その場合は、教育体制や研修が充実している企業を選ぶと、焦らず仕事を覚えられるので安心です。

クリエイター(デザイナー・動画作成者など)

5つ目は、デザインや動画作成をおこなうクリエイターです。

自分のスキル・能力・技術を形・商品として提供する仕事です。

クリエイターの種類
  • WEBライター…クライアントから依頼された記事を執筆する仕事
  • 動画製作者…YouTubeやテレビ、映画に使用する動画の編集に携わる仕事
  • イラストレーター…クライアントから依頼されたイラストを作成する仕事
  • WEBデザイナー…ホームページやLP(ランディングページ)のデザインを作成する仕事
  • プログラマー…プログラミング言語を用いてシステムやアプリケーションを動かす仕事

自分の商品を作り出す楽しさや、自分のスキルが人のためになっていると実感したときに仕事のやりがいを強く感じられるでしょう。

各ジャンルのスキルは、学校に通ったり、講座を受けたりして習得するほかに、独学でも学べます。自分の興味のある分野があれば、仕事にする選択肢をもってみるのもよいでしょう。

片野 秋子氏

現在、私はWebライターとして活動しています。もともと作業に没頭したり、言葉を整理したりするのが好きだったので、Webライターとして楽しく仕事ができています!

保育士におすすめの転職先5選【資格が活かせる一般企業】

次に、保育士の資格が活かせるおすすめの一般企業を紹介します。

1つずつ順番に見ていきましょう。

子ども向け商品を販売するショップ

1つ目は、子ども向け商品を販売するショップです。

子ども向け商品を販売するお店
  • 子ども服売り場
  • おもちゃ売り場
  • 子ども向け商品を集めた雑貨店

主な仕事内容は、レジ打ちやお客様対応、商品の陳列など。特別なスキルや資格は必要ないため、未経験者からでも挑戦しやすい職種といえます。

保育士は子どもの年齢や発達に関する知識が豊富なので、お客様が商品を選ぶ際に的確な助言ができるでしょう。

対応した際に「ありがとう」と言われたときに大きなやりがいを感じるはずです。

子ども向けの写真館

2つ目は、子ども向けの写真館です。

写真館の仕事内容
  • 写真撮影
  • 写真の選定
  • ヘアメイク
  • 着替えの補助

乳幼児であれば慣れない環境で泣いたり、機嫌を損ねたりするケースも珍しくありません。

保育士の経験を活かせば、子どもの気持ちにうまく寄り添って、笑顔を作るお手伝いができるでしょう。

子どもが通う習い事の講師

3つ目は、子どもが通う習い事の講師です。

子どもの習い事で代表的なもの
  • 水泳
  • 体操
  • 英会話
  • ピアノ
  • 学習塾
  • リトミック

保育士は子どもの気持ちに寄り添いながら、成長を促してきた経験があります。

講師として教育や指導をする際にも、子どものやる気や能力をうまく引き出せるでしょう。子どもが成長して自信をつけていく姿を見て、やりがいを感じる方も多いはずです。

テーマパークのスタッフ

4つ目は、テーマパークのスタッフです。

テーマパークスタッフの担当業務一覧
  • 着ぐるみスタッフ
  • レストランの配膳係
  • チケットや商品の販売員
  • アトラクション運用スタッフ
  • ショーやパレードのダンサー

保育士は子どもたちがワクワクするような活動や話を考えてきた経験があります。

テーマパークは非現実的な空間を楽しませる目的があるので、保育士の経験が役立つでしょう。

子どもや保護者が楽しむ姿を見て、仕事の楽しさを感じられるはずです。

保育園の運営本社

5つ目は、保育園の運営本社です。保育園の運営が円滑に進むようにバックアップするのが、運営本社の役割です。

保育園の運営本社の仕事内容
  • 営業…保育園新設に向けたクライアント開拓
  • 人事・採用…本社または保育園の人員採用、育成
  • 運営管理…労働条件・職場環境の見直し
  • 事務・経理…運営会社の経営や運用のサポート
  • アドバイザー…園直属のアドバイザー、新規園の開園準備

ほとんどが保育園周りの業務なので、保育士資格や保育士としての経験・知見は現場で大きく役立つでしょう。保育経験者としての意見やアイディアも重宝されます。

裏方として現場のスタッフを支えてみたい方は、保育園の運営本社の仕事をぜひ検討してみてください。

保育士が一般企業への転職を成功させる4つのポイント

保育士が一般企業への転職を成功させるポイントを解説します。

①自己分析をおこなう

面接で自信をもって面接官に自己をアピールするためには、自己分析をおこなうのが大切です。

自己分析とは?

これまでの経験をもとに自分の思考・考え方・感情の動きに分析をおこない、自分の長所や強み、素質、価値観などを整理する作業のこと。

自己分析をすれば、仕事の価値観も見えてくるので、面接の際に堂々と自分の想いを伝えられるようになります。

また自分の理解を深めれば、会社に貢献できる能力や仕事に活かせる自分の強みも自信をもってアピールできるようになるため、面接官の評価も高まるでしょう。

②面接官が納得する転職理由を考えておく

面接では「なぜ保育士から一般企業に転職しようと考えたのか」と質問される可能性が高いです。

的外れな回答をすると採用の合否に響いてしまうので、面接官が納得できるような転職理由を考えておきましょう。

転職理由が、保育士の給料や労働環境に対する不満の場合は正直に話すのはよくありません。

マイナスの発言は評価が下がる場合があるため、プラスの理由を考えるのが好ましいです。

たとえば、以下のように転職先の情報をおりまぜながら伝えると印象がよくなります。

〈例:営業職の場合〉

保育士にもやりがいをもっていたのですが、営業職で活躍する友人が楽しそうに仕事の話をしている姿を見て、自分も挑戦してみたくなりました。

〈例:IT業界〉

テレビやインターネットでプログラミングに関する情報を見て興味をもつようになりました。自分でもサイトを動かしたり、アプリケーションを作ったりしてみたいと思ったので転職を考えるようになりました。

転職理由の回答でも、あなたの人柄や仕事観をチェックされるので内容をしっかり考えておきましょう。

③未経験者のサポートに手厚い企業を選ぶ

まったく経験のない分野の職種に転職する場合、未経験者のサポートに手厚い企業を選ぶと安心です。

サポートが手厚い会社の特徴
  • 研修が充実している
  • 教育体制しっかりしている
  • 資格取得の支援が手厚い

学ぶ環境が整っていないと、技術・知識の習得に時間がかかります。

独り立ちができない期間が長いと、自信をなくしやすいほか、教育が不十分な環境にも不満を覚えやすくなるでしょう。

片野 秋子氏

初っ端でつまずかないように、未経験者は意欲的に学べる環境、成長しやすい環境が用意されている企業を重点的に探してみるのがおすすめです!

④転職エージェントを活用する

転職エージェントを活用すると、転職活動を効率的に進められ、内定率アップも期待できます。

転職エージェントとは?

担当者がついて、求職者の転職活動をフルサポートしてくれる人材紹介会社。その人にあった求人を紹介してくれるほか、書類の添削や面接の対策、保育園との必要な連絡のやりとりなどのサポートをしてくれます。

担当者は、転職先の仕事内容や内部情報を熟知しています。気になる職場の求人情報をこまかく教えてもらえるので、安心して応募できるでしょう。

また、担当者はあなたの人柄や保育士経験をもとに「活躍できる人材」として企業側に推薦してくれます。第三者からの紹介はイメージアップにもつながるため、その後の評価に有利に働くでしょう。

保育士の一般企業への転職をサポートしてくれる転職エージェント5選

ここでは、保育士の一般企業への転職をサポートしてくれるおすすめの転職エージェントを5つ紹介します。

求人数や求人の質に加えて、サポートの手厚さに定評のある転職エージェントを厳選したので、ぜひ参考にしてみてください。

保育士ワーカー

保育士ワーカー
  • 特徴① 年間3万人以上が利用
  • 特徴② 保有求人数が多く、様々な地域・施設形態の求人を網羅
  • 特徴③ 保育士専門のキャリアアドバイザーによる支援

保育士ワーカーは、年間3万人以上(※1)の保育士を転職成功に導く転職エージェントです。

 

運営会社である株式会社トライトキャリアは2004年の設立以来、医療・福祉業界で人材紹介事業を展開してきた歴史を有しており、取り扱い求人の多さに特徴があります。

 

保育園・幼稚園にくわえて学童・病院・企業と幅広い施設形態の求人があり、全国の求人を網羅していることもポイントです。

 

登録すると、多数の非公開求人を見られるほか、保育士転職のプロであるキャリアアドバイザーから転職成功まで支援してもらえます。

 

転職の不安や疑問にも答えてくれるため、現在抱えている悩みを気軽に相談してみるといいでしょう。求人票からはわからない生の情報とともに、最適な求人を紹介してもらえるはずです。

 

(※1)保育士ワーカーの公式ホームぺージより

 

サービス名 保育士ワーカー
運営会社 株式会社トライキャリア
公開求人数 20,412件
非公開求人数 非公開
対応地域
東京、名古屋、大阪、福岡など全国
公式サイト
2024年4月15日時点

 

保育士人材バンク

保育士人材バンク
  • 特徴① 独自ルートで入手したここでしか出会えない求人多数
  • 特徴② 求人ごとに充実した情報を提供
  • 特徴③ 最短3日のスピード内定の可能性あり

保育士人材バンクは、保育士・幼稚園教諭向けの転職支援サービスで、株式会社エス・エム・エスが運営しています。

 

東証プライム市場上場の信頼感と医療・福祉業界で築かれた人材紹介の実績をもとに、独自ルートによる情報収集がおこなわれているため、ここでしか見られない求人の紹介に期待できるでしょう。

 

求人内容の充実ぶりが特徴で、園の特色や雰囲気、求める人物像、キャリアパートナーの一言など、掲載情報だけである程度のイメージが湧くように工夫されています。

 

さらに、登録すると職場の人間関係や保護者の雰囲気などの内部情報も共有してもらえるため、入職後のギャップを最小限に抑えられるはずです。

 

最短3日で内定した実績(※1)があり、スピーディーに転職を叶えられるかもしれません。

 

(※1)保育士人材バンクの公式ホームページより

 

サービス名 保育士人材バンク
運営会社 株式会社エス・エム・エス
公開求人数 27,466件
非公開求人数 非公開
対応地域
東京、名古屋、大阪、福岡など全国
公式サイト https://hoiku.jinzaibank.com/
2024年4月15日時点

 

保育のお仕事

保育のお仕事
  • 特徴① 保育士が使いたい転職サイトNo.1
  • 特徴② 園の雰囲気や内部情報まで共有
  • 特徴③ 施設形態・職種を絞り込んでの検索が可能

保育のお仕事は、「保育士が使いたい転職サイトNo.1(※1)」を獲得した実績があり、手厚い転職サポートやサイトの使いやすさに定評があります。

 

非公開求人の中には急募案件や人気園の求人などもあり、登録すると好条件の求人に出会える可能性を高められるでしょう。

 

キャリアアドバイザーが実際に訪問して得た情報をもとに、園の雰囲気や内部情報まで共有してくれるので、入職後のミスマッチ回避にも期待できます。

 

使い勝手のよい検索機能も特徴的で、保育園・幼稚園のほか、企業内保育や児童発達支援施設など、希望の施設形態を指定しての検索が可能です。

 

職種は保育補助から主任・副主任、園長まで指定でき、さまざまな職歴の方におすすめできるサービスです。

 

(※1)日本マーケティングリサーチ機構 2022年 第1位

 

サービス名 保育のお仕事
運営会社 株式会社トライキャリア
公開求人数 50,402件
非公開求人数 非公開
対応地域
東京、名古屋、大阪、福岡など全国
公式サイト
2024年4月15日時点

 

ヒトシア保育

ヒトシア保育
  • 特徴① 転職サイト機能と転職エージェント機能を両立
  • 特徴② 派遣保育士の求人も掲載
  • 特徴③ 就職・転職フェアを全国で開催

ヒトシア保育では、自分で求人を探して応募できる転職サイトとしての機能のほか、転職サポートを受けられるエージェントサービス、事業所から直接オファーが届くスカウトサービスが提供されています。

 

保有求人のほとんどが非公開求人であるため、エージェントに登録するだけで転職の選択肢を広げられるでしょう。

 

もちろん転職相談や面接対策、条件交渉代行などの支援も充実しているので、一人での転職活動に不安がある方はエージェントへの登録をおすすめします。

 

サイトには、直接雇用だけでなく派遣社員の求人も掲載されており、希望の雇用形態に合わせて求人を絞り込めます。

 

全国で開催中の就職・転職フェアでは、採用担当者と直接話せたり、応募書類の添削や面接アドバイスを受けられたりもでき、転職成功のための情報収集に役立てられるでしょう。

 

サービス名 ヒトシア保育
運営会社 株式会社ネオキャリア
公開求人数 37,973件
非公開求人数 非公開
対応地域
東京、名古屋、大阪、福岡など全国
公式サイト
2024年4月15日時点

 

マイナビ保育士

マイナビ保育士
  • 特徴① 転職業界大手の株式会社マイナビが運営
  • 特徴② 保育業界専門のキャリアアドバイザーによる寄り添う転職支援
  • 特徴③ 入職後の悩みや不安にも親身に対応

マイナビ保育士は、人材紹介大手の株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。

多様な業界で培った転職ノウハウをもとに、保育士転職をサポートしてくれます。

 

サービスの特徴は、保育業界専門のキャリアアドバイザーから寄り添った転職支援を受けられることです。

 

求職者からヒアリングした希望条件と実際に園に訪問して得た情報をもとに求人を紹介するため、ミスマッチが起こる可能性を最小限に抑えられるでしょう。

強みを引き出すカウンセリングも注目したいポイントで、自信をもって書類選考・面接に臨めます。

 

また、入職後のアフターフォローにも力を入れており、新しい職場での悩みや不安の相談にも対応しています。

 

転職には不安がつきものですが、マイナビ保育士なら、新しいキャリアの一歩を力強く応援してもらえるでしょう。

 

サービス名 マイナビ保育士
運営会社 株式会社マイナビ
公開求人数 17,021件
非公開求人数 非公開
対応地域
東京、名古屋、大阪、福岡など全国
公式サイト
2024年4月15日時点

 

保育士の一般企業への転職に関するQ&A

最後に、保育士の一般企業への転職に関するQ&Aを紹介します。

自分に当てはまる質問や疑問があればぜひ参考にしてみてください。

保育士の経験しかない場合のアピールポイントを教えてほしい

保育士ならではのアピールポイントはこちらです。

保育士ならではのアピールポイント
  • 子どもや保護者の気持ちに寄り添う「傾聴力」
  • クラス運営をするうえで欠かせない「協調性」
  • 子どもの命を守りながら仕事をする「責任感」
  • 子どもの予期せぬ行動にあわせて動く「対応力」

上記の内容を見て分かるとおり、保育士には魅力的なところがたくさんあります。

自己分析をして自分の強みを洗い出し、自信をもって面接官にアピールしましょう。

志望動機を考えるときのコツはありますか?

志望動機は「あなたの企業で働きたい」という想いを伝えるのが大切です。

たとえば以下のような情報を入れると面接官の印象に残りやすいでしょう。

  • 企業理念に共感したから
  • 仕事内容に強い興味をもったから
  • 会社の雰囲気や職場の環境が魅力を感じたから

具体的な情報を入れるには念入りに企業研究をおこなったり、職場見学に参加させてもらったりする必要があります。

少し手間をかければ、ほかの人と差をつけられる志望動機を考えられるでしょう。

一般企業で働きながら必要資格を取得することはできますか?

はい、できます。

なかには資格取得の支援が手厚い企業もあります。

受講料を一部免除してもらえたり、勉強の時間を設けてくれたりする会社もあるので、資格取得に興味がある方は各社の支援状況も調べてみるとよいでしょう。

最後に|保育士が転職可能な一般企業の求人はたくさんある!

本記事では、保育士資格を活かせる仕事を全部で10個紹介してきました。

【一般企業】
  • 一般事務
  • 営業職
  • 接客業
  • IT業界
  • クリエイター
【保育士の資格や経験が活かせる一般企業】
  • 子ども向け商品を販売するショップ
  • 子ども向けの写真館
  • 子どもが通う習い事の講師
  • テーマパークのスタッフ
  • 保育園の運営本社

未経験者を募集している企業はたくさんあるほか、保育士の資格や経験を評価する会社も多いので、一般企業への関心がある方は積極的に転職の情報収集をおこなってみるとよいでしょう。

転職活動をする際は、ぜひ本記事で紹介した「おすすめの転職エージェント」をご活用ください。異業種の情報を熟知している担当者がサポートしてくれるので、未経験の業種に転職する場合でも安心です。

登録は無料なので、ぜひお気軽に問い合わせてみてください。

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