と悩んでいませんか？

ワーママ向けの求人は多くあり、時短勤務やフレックスタイムで勤務できる求人があります。

また、ワーママの転職に特化した転職サイトがあるため、転職は可能です。

この記事では、ワーママにおすすめの転職サイトを6選紹介します。また、ワーママが転職サイトを活用するメリットや利用時に気をつけること、転職で後悔しないためのポイントなどもお伝えします。

関連記事：公務員の転職に強い転職サイト7選｜選び方や活用するポイントを解説

ワーママにおすすめの転職サイト

ワーママにおすすめの転職サイトは以下の6つです。

紹介する6サイトは、女性に特化した求人サイトやワーママの時短勤務やフレックスタイムなどの希望に合わせた求人が掲載されている転職サイトです。それぞれの特徴を解説します。

マイナビエージェント（女性の転職）

「マイナビエージェント（女性の転職）」は、人材業界の大手である株式会社マイナビが提供する女性特化型の転職支援サービスです。大手だからこそ求人数が豊富であり、転職者へのサポートが充実しています。

転職未経験者へのフォロー体制も万全で、キャリア相談はもちろん履歴書や職務経歴書の添削など、事細かく指導してくれます。書類審査に強い経歴の書き方も学べるため、転職に初めて挑戦する20代女性は安心して転職活動を進められるでしょう。

検索機能ではリモートワークや産休・育休取得実績ありなどで絞ることができ、利便性に優れているところも利用するメリットといえます。

また、マイナビエージェントには、出産や子育てを経験した女性アドバイザーが在籍しているので、女性ならではの悩みを相談しやすいです。電話やメール以外にLINEでの対応が可能であり、気軽に相談できる環境が整っています。

ほかにも、応募先企業ごとの特徴を丁寧に教えてくれたり、状況に合わせた具体的な助言をもらえたりなどの、親切で親身なサポートがマイナビエージェントの魅力です。手厚いサポートを受けながら転職活動を進めたい方はぜひ登録してみてください。

サービス名	マイナビエージェント
運営会社	株式会社マイナビ
公開求人数	68,630件(※1)
非公開求人数	18,985件(※1)
おすすめポイント	・キャリアドバイザーにしっかり相談できる ・はじめての転職活動でも安心の徹底したサポート ・夜間や土曜日に相談できる
対応地域	東京、名古屋、大阪、福岡など全国／海外
公式サイト	https://mynavi-agent.jp/

ワーママが転職サイトを利用するメリット

ワーママが転職サイトを利用するメリットは、下記の3つです。

1つずつ解説します。

希望に合った求人を見つけられる

ワーママが働くときは、子育てと仕事の両立を目指したい方がほとんどです。

転職サイトを利用すると、日中の短い時間のみ就業可能であったり、勤務日数を少なくして働いたりできる求人を見つけられます。

転職サイトによっては表示されている希望条件をまとめて選択して、満たしている求人のみ表示される便利な機能もあります。

転職サイトの求人は日々更新されているため、子育ての空き時間で定期的にチェックすると希望に合った求人を見つけられる可能性が高くなるでしょう。

ワーママに理解のある企業が多く募集している

ワーママ向けの転職サイトに求人を出している企業は、ワーママに理解のあるところが多くあります。

ワーママに理解があると、子どもの急な体調不良で休まなければならないときも、休みやすかったり周囲の理解を得やすかったりします。

もし、出産後に退職する女性が増加すると働き手が減ってしまい、企業の活動にも影響を及ぼすためワーママを歓迎している企業が増えているのです。

2017年の内閣府調査によると、出産を機に退職した女性は20万人であり、企業は約5千億円の経済損失額があったと報告しています。

企業が活動するために時短勤務を取り入れて、ワーママの高い能力を持つ人材を採用したいと考えている企業が増加し、求人を出していることも転職サイトを利用するメリットです。

【参考記事】内閣府男女共同参画局 「第1子集散前後の女性の継続就業率」及び出産・育児と女性の就業状況について

キャリアアップ・年収アップできる求人を見つけられる

転職サイトには多くの求人があり、複数の求人を比較可能です。複数の求人を比較すると今より年収アップできる求人を見つけられる可能性が高くなります。

転職サイトは希望条件を自分で選択して検索できるため、納得できるまで求人を探すことが可能です。希望条件には、時短業務ができる、休日数が多い、リモートワーク可能などさまざまな条件があります。

また、能力の高いワーママに向けて管理職のポストで求人を出している企業もあり、キャリアアップを見据えた転職も可能です。

一般的な転職サイトでは見つからなかったキャリアアップできる求人が、ワーママ向けの転職サイトなら見つかるかもしれません。

子育て中のママがキャリアアップを叶える方法については下記の記事で解説しているため参考にしてください。

ワーママが転職サイトを利用するときに気をつけること

ワーママが転職サイトを利用するときに気をつけることは5つです。

それぞれ見ていきましょう。

転職サイトの特徴を知る

利用を考えている転職サイトの特徴を知っておきましょう。

転職サイトは数多くあり、現在求人を検索している転職サイトがワーママ向けではない場合、希望条件に合った求人が見つけられない可能性があるからです。

ワーママが転職する際は、先ほど紹介したワーママ向けや女性の転職に特化しているサイトの利用がおすすめです。

ワーママ向けの転職サイトであれば、ワーママ向けではない転職サイトと同じ条件で検索したときと比較して、求人数が増えるため転職に失敗する可能性を軽減できます。

求人内容・条件を確認する

転職サイトに掲載されている求人内容や条件を確認しましょう。

時短勤務やリモートワークが可能など決めている条件に合っているのか、働きたい業界の求人であるのかなど確認が大切です。

ワーママが働く場合は、働いている間は子どもを保育園や幼稚園に預けたりする方が多いため、残業時間の有無も確認する必要があります。

残業が発生すると、保育園や幼稚園のお迎えに間に合わなくなり、保育園の場合は延滞料金が発生してしまうリスクがあるからです。

残業の有無を確認せずに転職してしまい、想定していた仕事内容と違うと転職に後悔してしまうかもしれません。

子育てしながら何回も転職するのは精神的・体力的にも疲労してしまうため、できるだけ1回で成功できるようにしましょう。

ワーママが働ける求人があるのか確認する

転職サイトで求人を検索する際に、ワーママが働ける求人数を確認しましょう。

たとえば、時短勤務やリモートワークができる条件などで検索すると求人数を調べることが可能です。

もし、求人数が少なかった場合は選択肢が少なくなってしまい、満足できる転職につながらない可能性があります。

登録した転職サイトで求人数が少なかったときは、最初に解説した転職サイトも併用して検索してみましょう。

面接時に条件を確認する

転職サイトの求人票に掲載されている内容や、それ以外で気になる項目があるときは、面接時に確認しましょう。

たとえば、女性社員の割合やワーママの働いている人数などです。

女性社員の比率が少ない、ワーママがいない職場でワーママとして働くと周囲からの理解が得られず、疲れてしまうかもしれません。女性社員の割合が多かったり、ワーママが実際に働いていたりする職場では、周囲の理解が得やすい環境が整っている可能性が高くなります。

求人票は限られた範囲のため、すべての項目を掲載することはできません。

面接時にはほとんどの企業で質問がないか確認される時間があります。質疑応答の時間で、求人票に記載されていない内容でも面接時に確認しておくと、ミスマッチを減らすことが可能です。

また、採用された際の雇用条件の内容が求人票の労働条件と変更されている場合があるため目を通しておきましょう。

もし、求人票と雇用条件の内容で違いがある場合は、そのままにせず、企業の採用担当者に確認して納得をしてから同意をしてください。

エージェントによるサポートを受けられない

転職サイトでは転職エージェントによるサポートを受けられません。

エージェントによるサポートが受けられないため、求人は自分で探す必要があり、気になる求人に応募した後の面接の日程調整や給与条件などの交渉も自分でおこなう必要があります。

面接対策や職務経歴書の作成などに関するノウハウも、転職サイトのコラムに記載されている内容を参考にしたり、ネットで検索したりして自分で情報収集が必要です。

しかし、転職エージェントによるサポートがなくても、転職をおこなうことは可能なため安心してください。

もし、子育てをしながら家族の予定を把握して面接調整をしたり、給与交渉をおこなったりするのを難しいと感じる方は、転職エージェントの利用を検討しても良いかもしれません。

転職サイトを利用する流れ

転職サイトを利用する流れは下記のとおりです。

転職サイトに登録する前に、あなたの希望条件を整理しておきましょう。希望条件には、給与や休日数、勤務時間、通勤時間などがあります。

希望条件が決まったら転職サイトに登録して求人を探しましょう。気になる求人を見つけたら、採用試験に応募して履歴書などを送付して面接をおこないます。面接後採用が決定したら雇用条件を確認して、問題がなければ同意します。

さらに詳細な流れを知りたい方は下記の記事で解説しているため、参考にしてください。

ワーママが転職で後悔しないためのポイント

ワーママが転職で後悔しないためのポイントは下記の7つです。

それぞれ見ていきましょう。

譲れない条件を決めておく

あなたが働くときに譲れない条件を決めておきましょう。

働く条件には主に下記のものがあります。

• 給与
• 休日
• 仕事内容
• 勤務時間
• 勤務形態
• 通勤時間
• 福利厚生
• 女性社員の活躍
• 育休や産休取得実績
• 社風・人間関係
• 研修内容

事前に上記の中で譲れない条件の順位を決めておくと、転職に後悔せずに済みます。

ワーママの転職では、時短勤務やパートナーの勤務に合わせた休日日数の確保、残業時間が少ないなどが譲れない条件となる方が多くいます。

また、時短勤務ではなくフレックスタイムやリモートワークを採用しているかなどの優先順位も高くなるでしょう。フレックスタイムであれば、急な子どもの体調不良があっても、時間をずらして出勤できるなど都合に合わせた出勤が可能です。

譲れない条件を決めたら、それ以外の条件で妥協できるラインも決めておきましょう。条件を見返して、正社員が難しい場合はパートや派遣社員などの非正規雇用の選択肢も視野に入れておきましょう。

すべての条件を満たす求人に出会える可能性は低く、正社員の求人ではさらに可能性が低くなります。条件の良い求人を逃がさないよう妥協ポイントを決めておくと悩まずに求人に応募できます。

自身の長所を見つける

あなた自身の長所や得意なことを見つけるのは転職するうえで必要です。

どの企業に応募する場合も長所について質問される機会は多いため、過去を振り返り長所を見つけておきましょう。

企業が長所について質問するのは、自分のことを理解しているのか、客観的に評価できているのか採用担当者が見極めるためにおこないます。

長所が見つかっていないと、採用担当者からの評価で減点されてしまい、転職の成功率を高められません。

自分の長所がわからない方は、短所を言い換えて長所にしたり、パートナーに聞いたり、自己分析をおこなったりすると長所を見つけることが可能です。

未経験の業界に挑戦する場合はスキルを身につける

ワーママが未経験の業界に挑戦する場合は資格を取り、スキルがあると証明できる知識を身につけておきましょう。

時短勤務が第一の条件であり、未経験の職種に挑戦したい場合は企業に採用される可能性が少なくなります。

もちろん、未経験の業界でも採用される可能性はありますが、今まで経験している業界へ転職することに比べると難易度は高くなるでしょう。

子育てをしながら資格を取るのは大変なため、学習時間がどれくらい作れるのか確認して勉強を始めましょう。

家族やパートナーに協力してもらう

ワーママが転職するときは、家族やパートナーに協力してもらう必要があります。多くの企業は平日に面接をおこなっていますが、面接の終了時間が保育園や幼稚園のお迎えよりも遅くなってしまうことがあります。

お迎えに間に合わないと時間を気にしてしまい、面接や試験に集中できず本来の力を発揮できないかもしれません。

面接や採用試験の日程が決まったら事前にパートナーや家族に相談しておき、子どものお迎えを変わってもらうなど協力してもらえる体制を整えておきましょう。

転職後は忙しくなり疲労感などから家庭のことができなくなってしまうかもしれません。入職する前に家事の時間が減ってしまう可能性があるなど、パートナーや家族と相談して理解してもらいましょう。

働いている女性の割合や育休の利用人数を調べる

気になる企業の働いている女性の割合や育休・産休の利用人数、取得率などを確認しておきましょう。

確認する方法は企業の求人やホームページ、ブログなどを見ると記載されています。

ホームページやブログに育休取得率の記載がない場合は、口コミサイトなどで以前働いていた方の口コミを確認すると情報を得られるかもしれません。取得率が高いと、ワーママが働きやすい職場であるといえます。

女性活躍推進法により2022年以降101人以上雇用している企業では、採用した労働者のうち女性が働いている人数や育児休業取得率などを公表し、毎年目標値を届け出る必要があると定められています。

公表が決められている内容は以下のとおりです。

①女性労働者に対する職業生活に関する機会の提供	②職業生活と家庭生活との両立に資する雇用環境の整備
・採用した労働者に占める女性労働者の割合 ・男女別の採用における競争倍率 ・男女別の配置の状況 ・男女別の将来の育成を目的とした教育訓練の受講の状　 況 ・労働者に占める女性労働者の割合 ・管理職に占める女性労働者の割合 ・非正社員の男女別のキャリアアップに向けた研修の受　　講の状況	・男女の平均継続勤務年数の差異 ・男女別の育児休業取得率及び平均取得期間 ・男女別の職業生活と家庭生活との両立を支援するための制度（育児休業を除く）の利用実績 ・男女のフレックスタイム制、在宅勤務、テレワーク等の柔軟な働き方に資する制度の利用実績 ・労働者の各月ごとの平均残業時間数等の労働時間（健康管理時間）の状況 ・有給休暇取得率

引用元：厚生労働省 「女性活躍推進法について」

301人以上常時雇用している企業は上記の①と②の区分からひとつずつ選択し、101人以上雇用している企業は①の区分からひとつ選択して公表しているため、求人票で確認するとワーママの転職成功率を高められます。

女性労働者の割合や管理職としての活躍が目立っている企業であれば、ワーママに理解のある企業である可能性が高いといえるでしょう。

【参考記事】厚生労働省 「女性活躍推進法について」

面接時に子育て中であることを伝える

面接時には、子育て中であること、時短勤務をしたいことを伝えましょう。他にも残業が難しいこと、特定の曜日は休む必要があるなど正しく伝えておくことが大切です。

履歴書に時短勤務希望と記載していても、子育て中や残業ができないとわからず採用されてしまうかもしれません。

面接時に条件を伝えておくことで、お互いのミスマッチを防止して転職の失敗も予防できます。

もし、子育て中であることなど条件を伝えて面接で落ちてしまった場合は、ワーママの働きやすい環境ではなかった可能性があるとポジティブに捉えましょう。

転職エージェントを併用する

ワーママが子育てしながら自分に合った求人を探すことは、自分の時間を確保できないため大変です。

転職エージェントを利用するメリットは以下のとおりです。

デメリットは登録時のヒアリングや面接日程の調整、採用試験の結果などは電話で連絡を取る必要があるため平日の日中に調整が必要な点は注意してください。

デメリットはありますが、ワーママが転職サイトの多くの求人を自分で比較することは難しいため、転職エージェントを利用して希望に合う求人を紹介してもらう方が自分の時間を有効に使えるでしょう。

転職エージェントを利用する際は担当者との相性が重要なため、ワーママの転職に理解のあるエージェントがいるか確認してみると良いでしょう。

ワーママが転職サイトを利用するときによくある質問

ワーママが転職サイトを利用するときによくある質問を6つ解説します。

転職サイトの登録は転職の何ヵ月前にしておけばいい？

転職を考えている3ヵ月～半年前には登録しておきましょう。

ワーママの転職には、時短勤務や休日日数など譲れない条件があります。

条件に当てはまる求人に出会うために、早めから転職活動を開始しておくと、転職に失敗しないで済みます。

転職サイトの登録は一ヵ所で良い？

転職サイトは、複数登録しておきましょう。

一ヵ所のみ登録して求人を探していると、他の転職サイトにはある求人が見つけられなかったり、ワーママ向けの求人が少なかったりする可能性があるためです。

複数登録しておくと転職に失敗する確率を減らせます。

未経験の業界にも転職できる？

ワーママの転職では、未経験の業界に正社員で転職するのは難しくなります。

未経験の方は派遣社員やパートから初めて、正社員登用に挑戦する方法もあります。

また、子育て中に時間が取れる場合は、働きたい業界の資格を取得して転職すると未経験の業界でも転職成功率を高めることが可能です。

ワーママの転職は難しい？

ワーママの転職は、希望する条件によっては難しい場合があります。

現在持っているスキルや経験を活かせる企業であれば、転職できる可能性は高くなるでしょう。

現在、育児休業中で職場に籍がある場合は、現職の条件と比較して良い転職先が見つからない場合は無理に転職する必要はありません。

転職してから半年間は有休を取得できない企業が多いため、子どもの体調不良が多い時期は無理に転職をおこなわない選択も必要です。

転職サイトに登録したら必ず転職する必要がある？

転職サイトに登録しても必ず転職する必要はありません。

希望する条件の求人が見つからないときには、転職をしなくても問題ないため安心してください。

転職サイトでもし求人が見つからない場合は転職エージェントに相談すると、希望する条件に合った求人を探してもらえる可能性があるため検討してみてください。

在宅勤務ができる職種はなにがある？

在宅勤務ができる職種には、プログラマーやITエンジニアなどIT関係、Webデザイナー、イラストレーター、オンライン上で関わるコンサルタントなどがあります。

WebデザイナーやイラストレーターなどWeb関係の仕事では、独学で学んで活躍している方もいるため、仕事をする時間がまとまって確保できない方は無理に企業に転職する必要はありません。

転職サイトに登録してワーママに理解のある職場に転職しよう

今回は、ワーママにおすすめの転職サイトや活用するメリットを解説しました。

ワーママは子育て中のため時短勤務が必要であったり、子どもの急な体調不良があったりと周囲の理解が必要です。

ワーママを積極的に採用していない企業に採用されると周囲からの理解が得られず、疲労感が溜まってしまう可能性があります。

ワーママ向けや女性に特化している転職サイトに求人を出している企業で採用されると周囲の理解が得られたり時短勤務が可能であったりと転職に成功する確率を高めることが可能です。

あなたの希望条件にあった企業を見つけるために、まずは無料で転職サイトに登録して転職を成功させましょう。