
営業職にあこがれがあるけれど、そもそも私は向いているのかな?

給料が高いと聞くけれど、大変そう。
向き不向きがありそう
もし向いていないなら転職するのはためらう

あとから営業への適性は身につけられる?
「営業」と一言でいってもいろんな種類があるよな
こうした営業職への転職に関する疑問や不安にお応えします。
営業職は向いている人、向いていない人がはっきり分かれる仕事です。
お客様に商品を届けるというやりがいのある仕事であると同時に、ノルマや人間関係などプレッシャーに悩まされる人がいるのも確かです。
この記事では、どのような人が営業職に向いているか、適性を身に付けるにはどうすればよいかを解説します。

営業職に向いている人の特徴10選

初対面の人に壁を作らない人
営業として仕事をしていくと、初対面の人と話をしたり、提案したりする場面がたくさん出てくるでしょう。
社外だけでなく、社内のマーケティング部門、カスタマーサポートなどともコミュニケーションを取る必要があります。
特に転職直後は知らない人に囲まれて仕事をしますが、人当たりが良く、初対面であっても壁を作らない人はスムーズに良好な人間関係を作れます。
営業活動もうまくいきやすいでしょう。

精神的な距離を縮めるのが上手な人は、営業に向いています!
人と話すこと・人の話を聞くのが好きな人
営業というと、話し上手というイメージがあるのではないでしょうか。
たしかに商品説明や交渉の能力も大事ですが、社外や社内を問わず仕事でかかわる人の話を聞くことは営業に欠かせないスキルです。 またアイスブレイクとして世間話や雑談する力も問われます。

こちらの話したいことだけ話すのはNGです。話を聞いてくれない人から、お客様はものを購入したいとは思いません。
時間管理ができる人
営業職としての成功は、クライアントから信用を得られるかにかかっています。
仕事の中身もさることながら、納期やクライアントとの約束を守れるかは印象に大きく影響するでしょう。
月末までの日数や時間を計算して自分の行動のスケジュール管理をできることも、自身の目標数字の達成確率を高めることにつながるため、営業に向いている素質の一つといえるでしょう。
自己管理ができる人
特に営業は、体力的にも精神的にもタフさが問われる仕事であるため、体調管理とともにメンタル管理をしっかりと行う必要があります。 体調が悪いまま商談に臨んでも、本来のパフォーマンスを発揮できないでしょう。ごまかしの効かない職種だといえます。
打たれ強い人
営業職は「断られるのが仕事」などともいわれます。
新規営業で、お客様からアポイントを取得することすら難しい場合もあるでしょう。
商品に欠陥が発覚した際や納期に遅れた場合など、こちらのミスを謝罪するのも営業の役割です。ときには厳しい言葉を浴びることもあるかもしれません。それでも気持ちを切り替えて、前向きに取り組める人は営業向きの性格です。

断られたくらいで落ち込んでいては仕事になりませんよね!
すぐに前を向けるのも立派な営業適性のひとつです!
コツコツ努力できるマメな人
営業では愚直さも求められます。お客様に商品を提案したら、すぐに契約に結び付くとは限りません。
一度、購入を提案したお客様から断られても定期的に連絡を取り続ける粘り強さは成功への近道です。少しずつお客様から信頼をつかみ、新たな課題を発見して再度提案し、やっと契約に結び付くケースも珍しくありません。
コツコツ地道に努力できる人や、営業ノートなどを付けてお客様のデータについて記録したりできるマメな人は、長期的に見て営業としてしっかり活躍できる傾向にあります。
論理的な人
営業職には、論理的な人が向いています。お客様が購入を迷っている際に、論理的に説得できるからです。
自身の提案を相手に説明する際、論理的に説明すると相手に伝わりやすくなります。
たとえば「Aさんの悩みは、Bという問題から起きているので、Cというサービスを活用することで解決できる」など、物事を分かりやすく端的に説明する力はどこでも必要とされています。

論理的な説明を好むお客様もたくさんいます。そうした方たちは「なんとなくよさそう」では決断してくれません。ロジカルに納得できるよう、説明しましょう。
気が利く人
気が利くというのは、「お世辞を使える」という意味ではありません。
相手のかゆいところに手が届くというイメージで、クライアントの必要な情報を、過不足のない内容でかつ最適なタイミングで提供してあげられる人が最も結果の出せる人です。
相手の立場に立って物事を考えられるからこそ気が利くものです。こうした気が利く人と一緒にいると相手は心地が良いと感じますので、営業の仕事もスムーズに進められるでしょう。
行動力がある人
営業は、売り上げをあげて会社に利益をもたらすのが仕事です。売り上げを上げるためには、行動量がモノをいいます。
効率を求めることも大切ですが、行動量が不足してしまう人は営業に向いていません。また短期的な失敗を恐れて行動が遅れがちな人も、適性は低いといえます。
効率を求めながらも日々、営業としての行動量を増やせる人は結果にもつなげやすい、営業に向いている人の特徴です。

以前の営業マネージャーに「考えてから動くのではなく、動きながら考えろ」といわれた経験が思い出されます。まさに、行動あるのみですね。
準備を怠らない人
売れるセールスパーソンは、クライアントとの交渉の場でうまくプレゼンテーションができて、相手のニーズをピンポイントで聞き出せているというイメージがあるでしょう。
実はプレゼンが上手なだけでなく、徹底した事前準備が効いているケースがほとんどです。何事に対しても準備を怠らない人は営業に向いているのです。

相手企業のホームページを隅々まで読んでおくのも、大事な準備の1つです。準備が万端なら、自然に言葉にも自信がみなぎります。

【500人を観察】売れる営業パーソンの傾向

私は、営業バリバリの企業で経験を積みました。先輩や同僚、さらにマネージャーになってからは営業を受ける経験も多かったです。500人以上の営業パーソンを観察して感じた傾向をお伝えします。
実際に売れている営業パーソンと接して感じたことです。
負けん気が強く結果にこだわる
売れる営業パーソンは、ナンバーワンの成績にこだわっています。「ライバルの売上を1円でも上回りたい」という気持ちに満ちている人が多いです。
自身の成績に対しても強いこだわりが生まれるため、その結果として目標を達成することも多くなります。

「自分が一番売れる」という強気な姿勢を持っている人は、コンスタントに好成績でした。
気持ちの切り替えが得意
上司や顧客から怒られても、重要な案件で失注しても、売れる営業パーソンは自分のペースを崩しません。内心は動揺していても、意識的に自然体を振舞う人と、そもそもマイナスの記憶を瞬時に忘れる人がいます。
いずれも引きずらないことが重要です。くよくよせずに、次のチャンスを狙える人が営業職に向いています。
断られてからが勝負
営業は「断られてからが勝負」といわれます。
無条件で購入してくれる人のもとに、わざわざ営業パーソンが出向く必要はありません。 一度は「買わない」と結論が出たにもかかわらず、的確な提案によって結論をくつがえせることもあります。
力のある営業パーソンは、単純な成約件数よりも「自分があきらめずに営業したからこそ、受注にいたった」という事例を誇る傾向にあります。
営業職に向いていないタイプの人

営業に不向きな人にも、共通する特徴が見られます。自身に当てはまる点があれば、要注意かもしれません。
人と話すのが嫌いな人
人と話すのが嫌いな人、苦手意識が強い人は、営業に向いているとは言えません。
- 初対面の人と打ち解けにくい
- 知らない人ばかりの空間が苦手
- 「話がわかりにくい」といわれることがある
- 会話が続かなくて気まずい思いをする
こうした経験が多い人は、営業に向いていないかもしれません。嫌いな場合は厳しいですが、苦手なことは経験を積むとともに克服できます。
行動に移すのに時間がかかる人
営業職は、行動力が求められる職種です。特に新規開拓型の営業では、行動量が成績に直結します。行動に移すのに時間がかかる人、腰の重い人は営業に向いているとはいえません。
何をするにも慎重に考えすぎる人やめんどくさがりの人、アイディアを実行に移せない人などは、営業をやっても活躍できる可能性が低いかもしれません。「やるべき仕事は即行動!」が、営業職の基本です。

お客様から問い合わせがあったときの反応速度を見ていると、その営業パーソンの適性が分かります。反応が速い人は誰かからの指示を待たずに、先に体が動いている印象ですね。
清潔感のない人
服装や髪型などで不潔な印象を受ける人から、商品やサービスを購入したいと思う人は極めて稀でしょう。ただし見た目の清潔感については、努力次第で改善できます。
さらにカバンや名刺入れ、ボールペンなどの持ち物や、爪や肌の状態からも印象は大きく変わることを意識することが大切です。

駆け出しのころ、「髪型は清潔か」「スーツの印象はどうか」など、自分で判断できませんでした。成績のよい営業職の先輩にアドバイスを受けて、いわれたとおりに変えたら…営業成績が上がったのです。それくらい大きなインパクトがあるのだと実感しました。
体力のない人
徹夜やフルマラソンに挑む必要はありませんが、病欠の多い人や季節の変わり目にすぐ体調を崩してしまう人は、まず健康管理に注意したほうがよいです。 営業で外回りなどが多い職場では、内勤の職種より体力が必要になることは事実です。
ミスが多い人
- 期日を守る
- 依頼されていた資料を送る
- 要望を資料に反映する
- 連絡を受けたらすぐにレスポンスする
小さな約束事もしっかりと守らなければ、信頼を損なってしまうでしょう。
人間にミスは付き物ですが、うっかりミスが多い、注意散漫、ミスが改善されない人は、営業には向いていません。
自分の仕事を過信せずに再確認するなど、ミスを防ぐ仕組みを取り入れましょう。また万一ミスをしてしまっても、速やかに謝罪、対応して信頼回復に努められるかが重要です。
打たれ弱い人
人からいわれた言葉を気にして、くよくよし続けるタイプの人も要注意です。
営業は商談時に断られることも、アポイントを取ろうとして門前払いされることも日常茶飯事です。既存のお客様から厳しい言葉を受けたり、値引き交渉を仕掛けられたりすることもあるでしょう。
社内でも営業成績についてプレッシャーにさらされるのは、営業職の宿命ともいえます。
人と接する機会が多い分、精神的なストレスを感じやすい職種なので、他人からの言動に対して敏感になり過ぎるのはおすすめしません。

「鈍感力」が大切だと、よく思っていました。ふてぶてしくて、マイペースな人材は、ピンチだと思われる状況にも動じないため、最終的には営業目標を達成していることが多かったです。
くよくよしていても、いい結果には結びつきません。営業活動を前向きに楽しむことが大切ですね。
プライドが高い人
優れた営業パーソンも、長く営業を続けていれば理不尽な場面に出くわすでしょう。強い言葉で怒られたり、交渉をうまくいかせるために頭を下げなければならないケースも考えられます。
こうしたとき自分のプライドが高くて、邪魔になってしまう人が見受けられます。またよりよい方法をアドバイスされても、自分のやり方に固執して成果が伸びない営業パーソンもいるものです。
プライドをもつことは大切ですが、成果を出すうえで足かせになるプライドは捨て去ったほうがよいでしょう。

「結果に対しては頑固にこだわろう。ただし結果を出すための方法は柔軟でよい」
私が尊敬する営業パーソンから教わった考え方です。非を認めて、アドバイスを「ありがたい」と思うと、自身の吸収力が高まり成長につながります。
断られるのがこわい人
失敗を恐れる人、うまくいかなかったという事実を突きつけられるのが恐い人は一定数います。
営業では、白黒はっきりさせることも重要です。そのためには「買ってください」と、相手に結論を迫らなけばなりません。 当然、断られることもあります。しかし、断られるのを恐れて結論を先延ばししていても、双方によいことはないのです。
断られる勇気をもって行動できない人は、営業には向いていないでしょう。

相手に決断を迫ることを「クロージング」といいます。話し上手で、清潔感があっても、クロージングをまったくできない営業パーソンは残念ながら失格です。
断られることを想定して次の手を考えておく、それでもだめなら他の人に営業するなど、割り切りが大切です。
【50人を指導】苦戦する営業パーソンの分析

営業マネージャーとして、15年間で約50人の営業パーソンを指導しました。すぐ頭角を現した人、伸びないままあきらめてしまう人に分かれました。苦戦していた人の顔を思い出すと、結構似た点が多いですね。
営業職に挑戦したものの、苦戦してしまう人に共通する傾向を分析します。
他人の評価に気を取られる
自分に自信がもてていないため、特に社内の評価が気になってしまい委縮するパターンです。ますます悪循環にハマってしまいます。
営業パーソンが集中すべきは営業活動そのもののはずです。しかし余計なことに気をとられて、本来の仕事が集中できなければ、うまくいく可能性は下がるでしょう。

よく球技にたとえてアドバイスしました。「試合中にボールを見なければいけないのに、スコアボードばかり気にしている。打てるわけないから、もっとボールに集中しよう」
ボールとは営業活動、つまり目の前のお客様との商談が最優先ということです。評価は後からついてくるものですね。
プレッシャーを楽しめない
営業をしていると、さまざまなプレッシャーが付きまといます。
- 目標を達成できるか不安だ
- お客様が満足してくれるか心配だ
- 大型商談に向けた準備をしていると胸がドキドキする
- 最近調子が悪いから、できれば上司と会いたくない
しかし、プレッシャーを乗り越えて成功したときの達成感は、営業職だからこそ味わえる特別なものです。

営業としての成功体験はクセになります。お客様が目の前で喜んでくれるのも大きなやりがいを実感できます。
ただし、こうしたプラスの側面に目を向けられず、プレッシャーに押しつぶされてうつむきがちな人は、苦戦が続くでしょう。
あきらめが早い
「断られてからが営業」という金言がありますが、苦戦している人は、一度断られると簡単にあきらめてしまう傾向にあります。
これは一回の商談に限ったことではなく、たとえば月間の営業目標でも同様です。月末まであと3日で、目標達成が絶望的に思える状況でも、こだわって営業活動を続けるか、そこであきらめて過ごすかで、最終的には雲泥の差が生まれるからです。

私もかつては典型的にあきらめの早いタイプでした。しかし、訓練によって思考は変えられます。そして成功体験を味わうと「今回もいけるかもしれない」と前向きな気持ちが生まれるのです。
営業職に向いていない人が営業で活躍するために身に付けるべきスキル

「向いていないほうに当てはまるので、自分に営業は難しい」と感じた人もいるでしょう。しかし、あきらめるにはまだ早いです。
以下に示すようなスキルを身に付けられれば、営業として通用するでしょう。
論理的思考力
まず物事を体系的に整理して、筋道立てて考えられる能力は、ビジネス上とても重要なものです。
論理的思考力が身に付いていると、お客様に対してこちらの考えをスムーズに伝えられ、納得してもらえます。
課題:お客様は勤務管理が複雑で困っている
対策:弊社の勤務管理ソフトを導入すればよい
理由:競合製品にはない、従業員の残業時間を一覧で見られる機能があるから
このように、なぜこの商品を勧めるのか、なぜこの商品だと課題解決できるのかという理由を論理的に伝えられれば、自然と信頼が高まり契約に結び付く可能性も高くなるでしょう。

日頃から「なぜだろう?」と理由をセットで考える習慣づけが、重要です。
「なんとなくよさそうだから」「直感的に」と考えるのをできるだけ避けましょう。
ヒアリング力
営業は自身が話す力も問われますが、相手の話を聞く力はさらに大切です。
話を聞きながら、相手の悩みや課題を聞き出す力は営業にとって必要不可欠です。ヒアリング力がある人は、対話を通じて、お客様自身が気付いていなかった課題の発見にもつなげられます。
こうした経験をすると、お客様からの信頼が絶大なものになります。 こちらが一方的に説明すればよいと思っている営業パーソンは少なくありません。きちんとヒアリングできるだけで、差を付けられるでしょう。
逆算力
営業パーソンには安定的に成績を上げられることが求められます。「先月はトップの売上だったけど、今月は大幅に未達成」のような好不調の波が激しい営業パーソンは会社から歓迎されません。
安定した営業成績を継続するには
- 残りの営業日と、必要な売上金額を常に把握
- そのために必要な商談件数を割り出す
- 今週中に設定すべきアポイント件数を計算
このように逆算できる能力が重要です。 行き当たりばったりではなく、逆算した営業を心がけましょう。
自己分析力
「自分はお客様からどのように見えているか」「長所と欠点は何か」と、客観的に自己分析できるスキルも営業にとっては大切です。
交渉が思うようにいかないときなど、うまくいかない理由の分析と改善を繰り返して大きな飛躍につながる場合も多くあります。 同様に成約できた際にも「今回はなぜうまくいったか、何が顧客に響いたのか」を分析することは、同じ成功を繰り返すことにもつながるでしょう。
課題解決力
ヒアリングによって浮き彫りになったお客様の課題を解決に導く能力です。
ロジカルに考えること、過去の成功体験からパターンに当てはめることなどを通じて、解決できる可能性の高い策を提示します。 課題解決する力がある営業は、顧客から頼られる存在になるのは間違いないでしょう。
試行錯誤の継続力
成功を収めるには試行錯誤が大切です。はじめからうまくいく人はごくわずかです。
- まずは試してみる
- 結果を検証する
- 改善点を探す
- 次のトライにつなげる
いわゆるPDCAが正しく、素早くできる人は、どの職種でも成功確率が高いものです。 試行錯誤は1度や2度ではなく、継続して進化を目指さなければなりません。

PDCAを習慣づけると、営業以外でも役立ちます。後輩を指導する際にも必要な能力といえるでしょう。
営業職の種類と適性の見つけ方
一言で営業といっても、さまざまな種類があります。
「営業に興味があるけど、自分には無理かも」と思っていても業界や営業スタイルを選べば自分に向いている営業職が見つかるでしょう。 「今働いている営業職は向いていないな」と感じていてもほかの種類の営業に転職すればストレスも感じずに活躍できるかもしれません。
主な営業スタイル
主要な営業スタイルを新規開拓営業、既存顧客への営業、最近注目されているインサイドセールスと分けて解説します。
新規開拓営業
これまで取引実績のないお客様に対して、電話やメール、ときには飛び込み訪問などでアプローチし、新規顧客を獲得するのが仕事です。 課題を聞き出す、解決策を提示する、新たな予算を準備してもらうなど、成約に向けてはさまざまなハードルを乗り越えなくてはなりません。
既存営業
お客様の課題を深堀したり、定期的なメンテナンスを行ったりして、課題解決のために自社商品を新たに提案します。繰り返し注文される商品の場合には、安定して受注が取れているか、顧客の使い勝手に問題はないかなどチェックすることも、営業の仕事です。
すでに信頼関係ができている場合、新たな営業先を紹介してもらえる場合もあります。より深く信頼されるようお客様にとって有益な情報を提供したり、問い合わせやクレームの際にはすばやく最善の対応が求められるなど、新規開拓とは異なる難しさがあります。
インサイドセールス
インサイドセールスは比較的新しい営業手法のひとつです。かつて営業といえば、お客様のもとを直接うかがうのが大前提でした。しかし、移動には時間もコストもともなうため、効率が悪くなりがちです。
そこで電話やメールなど、主にオンラインの方法を使って、ふるいにかける方法が取られます。
簡単に情報収集できる現代は、お客様が購入を決断するまで長期化する傾向にあるため、興味を惹きつけたり、自社商品に愛着をもってもらったりする活動が欠かせません。限られた時間のもと、直接お客様に会えない条件下で成約に結び付けるスキルが問われます。
営業の対象
営業の対象によっても、適切な手法はさまざまです。
法人向け営業(BtoB|IT、メーカーなど)
一般的に個人向け営業よりも商談期間が長く、受注金額が高額になる場合も珍しくありません。予算取りはいつ行うか、組織内で決定権をもつのは誰か、など成約に向けてはさまざまな課題をクリアする必要もあります。
個人向け営業(BtoC|車や保険、不動産など)
個人の悩みやあこがれに対して、適切な提案を行う仕事です。会社としての信頼とともに営業パーソン個人として信頼できるか、共感してくれているかなどをお客様は観察しているでしょう。

商品の内容や、営業をかける先によって、適切な言葉選び、親しみやすさなど臨機応変な立ち回りが求められます。
自分が向いている営業職や業界がわからなければプロに相談するのがベスト
営業職を目指す場合、どの業界を選ぶか、どのような営業スタイルで働きたいかで条件が大きく変わります。
個人を対象とした保険営業では成果をあげられなかった人材が、IT業界で法人向けにSaaS商材を販売したところトップ成績で大活躍するなど、決して珍しいストーリーではありません。
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(後略)
営業に向いている人の特徴|まとめ
営業に向いている人、向いていない人のさまざまな特徴をお伝えしました。
ただし重要なのは、すべての特徴を兼ね備えている人などまずいないということです。そして、向いていないタイプに判別される方でも、努力次第で営業への適性を獲得できます。
業種やスタイルもさまざまある営業職にチャレンジする際は、自身とマッチする企業と出会うためにも転職のプロである、転職エージェントの活用をおすすめします。