フリーランスのメリット・デメリットを徹底比較|向いている人の特徴も解説

佐藤誠一

執筆者
Webライター
22〜26歳までフリーターを経験した後に正社員に就職した経験をもつ。 また「全国職業相談センター」というサイトで3,000人以上の職業相談も実施。  ブログ「さとうのキモチ」を運営
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フリーランスのメリットとデメリットを知りたい。
自分はフリーランスに向いているのかな…?

結論、フリーランスはたしかにメリットもありますが、デメリットもあるので知っておきましょう。

デメリットを知らずに会社を辞めて、あとで後悔したくないですよね?

この記事では、フリーランスのメリットとデメリットだけでなく、あなたがフリーランスに向いているかもわかります。

向いているようなら、フリーランスに向けて準備を進めていきましょう。

さらに、フリーランスとして成功するコツもまとめたので、今より自由なライフスタイルにしたい方は最後まで読んでみてください。

関連記事:フリーランスにおすすめエージェント16選|口コミ・評判を比較

目次

フリーランスとは?わかりやすく解説

フリーランスとは、特定の企業や団体に所属せず、個人でクライアントと契約を結んで仕事をおこなう働き方です。

フリーランスと似ている言葉に以下の3つがあります。

  • 起業
  • 自営業者
  • 個人事業主

ここでは、フリーランスと上記の3つがどのように違うのかを詳しく解説します。

フリーランスと起業の違い

起業とは、自分で新しく事業を起こすことです。

具体例
  • カフェを開く
  • アプリを開発して配信する
  • アパレルブランドを立ち上げる

フリーランスは働き方を指す言葉である一方、起業は「事業を起こす」という行為を指します。

フリーランスと自営業者の違い

自営業者とは、自ら事業を営んでいる人のことを指します。

具体例
  • 開業医
  • 弁護士
  • 税理士
  • 飲食店の経営者
  • 個人経営の商店主

フリーランスと自営業者に明確な線引きはありませんが、実店舗をもっているかどうかがひとつの目安です。

内閣府の「日本経済2021-2022」では、フリーランスの定義のなかに「実店舗をもたない」が含まれています。
【参考記事】内閣府|第1節 多様な働き方の広がりと課題

フリーランスと個人事業主の違い

個人事業主とは、開業届を提出して、個人で事業をおこなっている方のことを指します。

フリーランスは働き方を表す言葉ですが、個人事業主は税法上の言葉です。

また、個人事業主の場合はフリーランスと違って、開業届を出さずに個人で事業を営んでいる方は含まれません。

フリーランスになるメリット7選

フリーランスになるメリットは以下の7つです。

  • 働き方の自由度が高い
  • 仕事内容を選べる
  • 人間関係のストレスが少ない
  • 学歴や職歴に関係なく活躍できる
  • 努力次第で会社員以上の収入を狙える
  • 副業がしやすい
  • 働きたい年齢まで働ける

順番に解説します。

働き方の自由度が高い

フリーランスになると、自由度の高い働き方が可能です。

会社員と違い、働き方の決定権をもっているのは「あなた自身」だからです。

成果物の品質や納期さえ守れば、以下は全てあなたの判断で決められます。

  • 休日
  • 働く時間
  • 休憩するタイミング

また、職種によっては働く場所も自由です。

働く場所が自由な職種例
  • 動画編集
  • Webライター
  • ITエンジニア
  • Webデザイナーなど

自宅で作業してもいいですし、気分転換にカフェで仕事してもOKです。

フリーランスなら、あなたのペースで働けます。

仕事内容を選べる

働き方だけではなく、仕事内容も自由に選べます。

くりかえしですが、決定権をもっているのは自分自身だからです。

  • 得意なことだけを仕事にする
  • やりたい仕事に絞って働く
  • 挑戦したい仕事を選ぶ

会社員だと、やりたくない仕事でもやらなければいけない場合があるでしょう。

佐藤誠一

「自分で仕事を選びたい!」という方は、フリーランスがおすすめです。

人間関係のストレスが少ない

人間関係のストレスが少ないのも、フリーランスになるメリットのひとつです。

フリーランスなら、働き方・仕事内容だけではなく、仕事をする相手も選びやすいからです。

万が一クライアントと合わなかったら、他のクライアントを探してみましょう。

人間関係のストレスから解放されたい。仕事に集中したい。

という方にはおすすめの働き方です。

学歴や職歴に関係なく活躍できる

フリーランスで活動するうえで、学歴や職歴はそれほど関係ありません。

学歴や職歴よりもスキルが重視されるからです。

そのため、以下のように学歴や職歴に自信がない方でもフリーランスを目指せます。

  • 高卒
  • ニート
  • フリーター

学歴や職歴に自信がないから、就職の選択肢が少ない…

という方は、フリーランスも検討してみましょう。

努力次第で会社員以上の収入を狙える

フリーランスは、努力次第で高収入を目指せる働き方です。

会社員の場合、成果を出しても全てが給料に直結するケースは少ないかもしれません。

ですが、フリーランスなら案件数を増やす・単価を上げるなどの工夫で、会社員以上の収入を狙えます。

佐藤誠一

私の周りには、20代で年収1,000万円以上を稼ぐフリーランサーもいます。

頑張り次第で会社員以上の年収を稼げるのは、大きな魅力です。

副業がしやすい

フリーランスは副業から始めやすいのもメリットです。

特に、先ほど紹介した「働く場所が自由なフリーランスの職種」は、通勤や拘束時間がないため、会社員の仕事と両立しやすいです。

働く場所が自由な職種例
  • 動画編集
  • Webライター
  • ITエンジニア
  • Webデザイナーなど

会社の仕事が終わった後や、休日を利用してフリーランスの仕事ができます。

最初は副業から始めて、軌道にのったらフリーランスに転向するのもおすすめです。

働きたい年齢まで働ける

フリーランスは定年退職がないため、働きたい年齢まで働けます。

会社員の場合、定年後も働きたいと思っても、年齢制限で働けないことがあるでしょう。

しかし、フリーランスなら、本人のやる気と案件さえあれば生涯現役で働くことも可能です。

老後が不安だから、手に職をつけて長く稼ぎたい。

という方にも、フリーランスはおすすめです。

フリーランスになるデメリット7選

フリーランスは魅力的な働き方ですが、以下のようなデメリットもあります。

  • 収入が不安定
  • 社会的信用度が低い
  • 社会保障が弱い
  • 孤独を感じやすい
  • 仕事以外にもやるべきことが多い
  • 保育園への入園が難しくなる場合がある
  • スキルを磨くために絶えず勉強し続ける必要がある

フリーランスになる前に、デメリットもきちんと知っておきましょう。

収入が不安定

フリーランスは、会社員と比べると収入が不安定です。

会社員であれば、毎月決まった給料を得られる一方、フリーランスは仕事の量によって収入が変わるからです。

案件が少ない月は、収入が低くなってしまいます。
また、仕事を打ち切られた・体調を崩して仕事ができなくなったなどの理由で、収入が途絶えるリスクもあるでしょう。

そのため、フリーランスになる前に案件を獲得するスキルを身につけておくことが大切です。

詳細は、フリーランスで成功するためのコツ3選で解説しています。

社会的信用度が低い

フリーランスは「収入が不安定」と思われやすいため、会社員と比べて社会的信用が低い傾向にあります。

そのため、以下の契約をする難易度が上がります。

  • 賃貸物件
  • 住宅ローン
  • 自動車ローン
  • クレジットカード
佐藤誠一

上記の契約をしたい方は、会社員のうちに済ませておくのが望ましいでしょう。

社会保障が弱い

フリーランスは、会社員よりも社会保障の内容が劣ります。

たとえば老後の年金であれば、会社員は老齢基礎年金と厚生年金を受給できますが、フリーランスは老齢基礎年金しか受け取れません。

また、会社員は社会保険料を会社が半分負担してくれますが、フリーランスは全額負担です。
会社員と違って、雇用保険や労災保険に入れないうえ、有給休暇や退職金もありません。
「社会保障が足りない部分は自分で稼ぐ」というイメージです。

孤独を感じやすい

フリーランスになると、ひとりで仕事をする機会が増えるので、孤独になりがちです。

会社員と違って上司や同僚がいないため、仕事の悩みを相談できずにストレスを感じることがあるかもしれません。

孤独を解消する対策は、コミュニティに所属することです。
コミュニティに参加すれば、たくさんのフリーランスと出会えるため、悩みの共有や相談ができます。

なかには、案件を紹介してくれるコミュニティもあります。

孤独を感じたら、コミュニティを探してみましょう。

仕事以外にもやるべきことが多い

仕事以外にやるべきことが多いのも、フリーランスになるデメリットのひとつです。

たとえば、年に一度の確定申告が必要です。
さらに、確定申告のために普段から会計業務も進めておく必要があります。

会社員なら税金の手続きを会社に任せられますが、フリーランスは自分でしなければいけません。

佐藤誠一

こうした事務作業が苦手な方は、少し大変になるでしょう。

保育園への入園が難しくなる場合がある

自治体にもよりますが、保育園への入園が難しくなる場合があります。

保育園への入園選考では、両親が会社勤務の子どもが優先される傾向にあるからです。

自宅が仕事場であることが多いフリーランスは、入園選考で不利になりがちです。

どうしても子どもを保育園に入園させる必要がある場合は、以下の対策を実践してみてください。

  • 収入や勤務状況に関する書類を作成する
  • あらかじめ就業実績を作っておく
  • ベビーシッターなどの認可外保育施設を利用する

スキルを磨くために絶えず勉強し続ける必要がある

これはフリーランスに限った話ではありませんが、スキルアップのために絶えず勉強し続ける必要があります。

会社員であれば、研修・セミナーなどの学べる環境が用意されています。

ですが、フリーランスの場合は、自分から積極的に勉強会・セミナーへ参加して学びにいかなければいけません。

特にIT系職種の場合、新しい技術やツールが次々に登場するので、将来的にこれまでのスキルが通用しなくなる可能性もあるでしょう。

もしスキルアップをやめると、成長が止まってしまいます。

ただし「新しいことを学ぶのは楽しい!」という方は、問題ないでしょう。

関連記事:フリーランスが抱える不安10選|体験談や解決方法を解説

実際にフリーランスになった人のリアルな体験談

佐藤誠一

ここでは、現役のフリーランスWebライターである私が身をもって感じた、フリーランスになって良かった点と苦労した点を紹介します。

良かった点苦労した点
通勤しなくて済む
朝型・夜型どちらでもOK
普段着のまま働ける
スキルが身につく
会社員時代より収入が上がった
家族といる時間が増えた
最初は思うように稼げない
案件を打ち切られると落ち込む
勉強することが多い

私は保険営業を7年続けてきました。

ですが「これからはWebの時代だろう」と思っていたため、保険営業からWebマーケティングのベンチャー企業に転職しました。

企業に営業してWebマーケティング案件を受注していましたが、そのとき副業でWebライターを始めました。

最初はうまく書けなかったり、仕事を打ち切られたり、苦労したこともあります。
でも、3年ほど経ったころ、Webライターだけで生活できる収入になったので、フリーランスWebライターに転向しました。

何より良かったのは、家族といる時間が増えたことです。

子供も生まれたため、子供の成長を見ながら仕事をしています。

佐藤誠一

今は自由度の高い働き方に満足しています。
こういったライフスタイルにしたい方にも、フリーランスはおすすめです。

フリーランスに向いている人の特徴3つ

フリーランスにはメリット・デメリット両方あるのはわかった。
でも、結局自分はフリーランスに向いているのかよくわからない...

結論、フリーランスに向いている人の特徴は以下の3つです。

  • コツコツ継続できる人
  • 自己管理能力がある人
  • 積極的に行動できる人

あなたに当てはまるかチェックしてみてください。

コツコツ継続できる人

コツコツ継続できる人は、フリーランスに向いています。

フリーランスになっても、すぐに稼げるとは限りません。

最初は仕事を受注できず、思ったほど稼げないこともあるでしょう。

結果が伴わない期間でも、地道に仕事や勉強、営業活動を続ける必要があります。

フリーランスは、結果が出るまでコツコツと努力し続ける粘り強さが不可欠です。

自己管理能力がある人

自己管理能力がある人も、フリーランスとしての適性が高いです。

フリーランスは、スケジュールや進捗状況など、仕事に関わる全てのことを自分で管理しなければいけないからです。

仮にスケジュール管理が甘く、納期に遅れてしまうと、クライアントからの信頼を損ねてしまいます。

また、体調を崩して仕事ができなくなると、収入がなくなる可能性もあるでしょう。

だからこそ、自己管理は必須です。

自己管理の具体例
  • 睡眠時間を十分に確保する
  • 仕事中はスマホを触らない
  • キャパオーバーにならないように仕事量を調節する

自分を律する能力もフリーランスには欠かせません。

積極的に行動できる人

積極的に行動できる人も、フリーランスに向いています。

待ちの姿勢だと、案件獲得やスキルアップは難しいからです。

そのため、自ら進んで以下のような行動をとる必要があります。

  • 勉強会や交流会に参加する
  • 教材やツールに投資する
  • 資格取得やスキルの習得に励む
佐藤誠一

行動力の高さもフリーランスには大切です。

フリーランスに向いていない人の特徴3つ

反対に、フリーランスに向いていない人の特徴は以下のとおりです。

  • 継続力がない人
  • 責任感がない人
  • 向上心がない人

順番に解説します。

継続力がない人

継続力がない人は、フリーランスに向いていません。

長く安定して稼ぐためにも、継続力が求められます。

継続力がない人の特徴
  • 飽き性な人
  • 目標を立ててもすぐ挫折してしまう人
  • モチベーションによって行動が左右されがちな人

結果が出ないとすぐに諦めてしまう人は、長くフリーランスを続けていくのは厳しいです。

責任感がない人

フリーランスに限った話ではありませんが、責任感がない人に仕事を任せたい人はいません。

以下のようなリスクがあるからです。

  • 納期を守らない
  • 途中で仕事を投げ出す
  • 成果物のクオリティが低い

もし、上記のような仕事をしてしまうと、クライアントからの信頼を失い、契約を打ち切られてしまう可能性があります。

当然ですが、フリーランスも会社員と同様、責任感とプロ意識は必須です。

向上心がない人

向上心がない人も、フリーランスに不向きです。

フリーランスで稼ぎ続けるためには、絶えずスキルを磨き続ける必要があるからです。

AIの登場に代表されるように、近年は変化のスピードが早く、求められるスキルが変わっていきます。
時代に合ったスキルを学ばないと、通用しなくなることもあるでしょう。

だからこそ、常に成長を続けなければ、仕事を獲得し続けることは難しいです。

「現状維持でいい」と考える人や勉強が嫌いな人には、フリーランスはおすすめできません。

フリーランスにおすすめの仕事4選

自分はフリーランスに向いてそうだ。
でも、フリーランスでどんな仕事をしていけばいいんだろう?

結論、フリーランスにおすすめの仕事は以下の4つです。

  • Webライター
  • 動画編集
  • ITエンジニア
  • Webデザイナー

それぞれの仕事内容や魅力を解説します。

Webライター

Webライターは、Web上に掲載される記事を作成する仕事です。

クライアントから依頼を受けて、記事を作成・納品し、報酬を獲得します。

Webライターが執筆する記事は、以下のように多種多様です。

  • 企業が運営するメディアのコラム記事
  • ECサイトに掲載する商品の説明文
  • インタビュー記事
  • YouTube動画の台本
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パソコンと最低限の日本語力があれば始められるので、特別なスキルがなくても挑戦しやすいです。

ネットや本で情報をリサーチする作業が多いので、調べものが好きな方や知的好奇心がある方におすすめです。

関連記事:フリーランスのWebライターになるには?未経験者向けに年収など解説

動画編集

動画編集は、撮影した映像をパソコン上で加工しながら、ひとつの動画としてまとめ上げていく仕事です。

SNSに掲載する広告動画・YouTube用のプロモーションビデオなど、扱う映像は多岐にわたります。

動画編集では、専用のソフトを使って作業をおこないます。

主な動画編集の作業は以下のとおりです。

  • カット・トリミング
  • テロップ挿入
  • BGM・効果音挿入

基本的なスキルは短期間で身につけられるので、未経験でもチャレンジしやすいでしょう。

数分程度の短い動画でも必要な作業がかなり多いため、細かい作業にコツコツ取り組める方に向いています。

動画編集を始める場合は、まず動画編集のスクールで基礎スキルを学びましょう。
おすすめの動画編集スクールは、以下の記事にまとめています。
関連記事:動画編集スクールおすすめ比較ランキング!副業で稼ぐ方法や収入相場を解説

ITエンジニア

ITエンジニアは、ITシステムやWebシステムなどを作る仕事です。

特にWebサイトやアプリなどを作るWeb系のエンジニアは、場所を問わず仕事ができるので、フリーランスで働きやすいです。

関連記事:WEBエンジニアがフリーランスになる最大の魅力|よくある不安とフリーランスとして成功するコツまで

フリーランスのITエンジニアになるためには、まずプログラミングを学ぶ必要があります。
独学だと挫折しやすいので、プログラミングスクールで学びましょう。
関連記事:プログラミングスクールおすすめ比較25選【2024年最新】ランキングや転職支援の現実を紹介

また、正社員のITエンジニアに就職して、スキルを身につけてからフリーランスになることもできます。

ITエンジニアは未経験でも転職しやすいので、給料をもらいながらフリーランスを目指したい方は挑戦してみましょう。

未経験者向けの転職エージェントを利用すれば、転職活動をサポートしてくれます。

関連記事:IT未経験向けおすすめの転職エージェント14選を徹底比較

Webデザイナー

Webデザイナーは、WebサイトやWeb広告などのデザインをおこなう仕事です。

Webデザイナーが制作するもの
  • Webサイト
  • Web広告
  • アプリのデザイン
  • 商品のランディングページなど

基本的な仕事の流れは以下のとおりです。

  • クライアントへのヒアリング
  • 企業サイトの調査・分析
  • サイト設計図の作成
  • デザイン制作
  • コーディング・プログラミング

関連記事:WEBデザイナーはフリーランスでやっていける?メリット・デメリットや働き方を解説

Webデザインだけではなく、グラフィックツールやプログラミングのスキルを身につければ、年収1,000万円以上を稼げる可能性もあります。

関連記事:Webデザイナーが年収1,000万稼ぐ方法とは?達成に必要なスキルを解説

未経験からWebデザイナーを目指す場合は、まずWebデザインの基礎スキルをスクールで学びましょう。
無料体験できるスクールもあるので、実際にWebデザインにふれながら考えていけばOKです。
関連記事:Webデザインスクールおすすめ10選|賢い選び方や費用相場を解説

また、Webデザインの会社に就職して、実績を積んでからフリーランスになる方もいます。

Webデザイナー向けの転職エージェントに登録して、未経験者向けの求人を見せてもらいましょう。

関連記事:未経験からWebデザイナーになる方法とは?必要なスキルや勉強法を紹介

フリーランスで成功するためのコツ3選

フリーランスで成功するためのコツは、案件獲得のポイントを知っておくことです。

どんなにスキルがあっても、案件を獲得できなければ稼げないからです。

具体的には、以下の3つのポイントをおさえておきましょう。

  • 人脈を広げる
  • 案件を獲得する手段を複数もっておく
  • エージェントを利用する

こちらも順番に解説していきます。

人脈を広げる

できればフリーランスになる前に、人脈を作っておくと良いでしょう。

人脈を作ることで、案件獲得につながるチャンスが広がるからです。

具体的な人脈作りの方法は以下のとおりです。

  • SNSを活用する
  • 交流会やセミナーに顔を出す
  • 友人や知人に声をかける

フリーランスになると、ひとりで仕事を獲得しないといけません。

佐藤誠一

どこにチャンスがあるかわからないので、積極的に人脈を広げましょう。

案件を獲得する手段を複数もっておく

案件を獲得する手段は複数もっておきましょう。

数多くの案件に出会えば、あなたに合った仕事が見つかる可能性が高くなります。

以下のように案件を獲得する手段はたくさんあるので、さまざまな方法で仕事を探しましょう。

  • SNS
  • 求人サイト
  • 知人の紹介
  • クラウドソーシング

エージェントを利用する

営業活動に自信がない方は、フリーランス向けのエージェントを利用しましょう。

エージェントを活用すれば、あなたが営業しなくても、スキルに合った案件を紹介してくれるからです。

他にもエージェントを使うメリットはたくさんあります。

エージェントを利用するメリット
  • 高単価の案件が見つかる
  • 事務手続きを代行してくれる
  • 福利厚生を受けられる可能性もある

フリーランスにおすすめのエージェントは次の章で紹介しているので、このまま読み進めてみてください。

フリーランスにおすすめのエージェント3選

フリーランスにおすすめのエージェントは以下の3つです。

  • ランサーズエージェント
  • レバテッククリエイター
  • Midworks

複数のエージェントに登録すると、よりあなたの希望に合った案件に出会える確率が高くなります。

佐藤誠一

そのため、2〜3社のエージェントに登録して、紹介される案件を見比べてみましょう。

ランサーズエージェント

ランサーズエージェント
ランサーズエージェントの特徴
  • 上場企業が運営
  • エンジニア・PM・デザイナーの案件が中心
  • リモート案件・週4~5日稼働の案件も多数

ランサーズエージェントは、東証グロース上場企業のランサーズ株式会社が運営している、フリーランス向けエージェントです。

公開されている案件だけでも13,000件以上(※)あるため、あなたに合った案件が見つかる可能性があります。

ITエンジニア・プロダクトマネージャー・デザイナーを中心に、元請直案件を多く取り扱っている点が特徴です。

また、無駄なマージンも発生しないため、高収入を得られます。

リモート案件も多いため、地方でフリーランスになりたい方にもおすすめです。

案件全体の約80%は非公開なので、まずは無料登録して案件を見せてもらいましょう。

(※)2024年4月時点での案件数

サービス概要
サービス名Lancers Agent
運営会社株式会社ランサーズ
公開求人数13,185件
非公開求人数非公開(約80%以上)
対応地域東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県、全国
公式サイトhttps://lancersagent.com/
※2024年5月2日時点

レバテッククリエイター

レバテッククリエイター
レバテッククリエイターの特徴
  • 高単価案件が多数
  • プロジェクトに参画中も案件を紹介してくれる
  • 福利厚生の内容が充実している

レバテッククリエイターは、Web・ゲーム業界のフリーランスクリエイターに特化したエージェントサービスです。

10,000社以上(※)の企業と取引があり、高単価案件を多く取り扱っています。

専任の担当者が単価交渉や契約調整を代行してくれることに加え、参画中も別の案件を提案してくれるのがメリットです。

また、レバテッククリエイターを使って案件に参画すると、人間ドックやレジャー施設の割引特典など、さまざまな福利厚生サービスを利用できます。

ランサーズエージェントと併せて登録して、案件を見てみましょう。

(※)2023年7月時点

サービス概要
サービス名レバテッククリエイター
運営会社株式会社レバテック
公開求人数937件
非公開求人数非公開
対応地域東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、京都府、愛知県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県
公式サイトhttps://creator.levtech.jp/
※2024年5月2日時点

Midworks

Midworksの特徴
  • 公開案件10,000件以上(※)
  • 案件が途切れた場合に収入保障を受けられる可能性あり
  • 有料のパッケージプランで正社員並みの保障が受けられる

Midworksは、株式会社Branding Engineerが運営している、フリーランス向けのエージェントサービスです。

10,000件以上の公開案件(※)を保有しており、非公開案件も多く取り扱っています。

スキルシートの添削・商談対策などの案件獲得に向けたサポートが手厚く、参画後もしっかりフォローしてくれます。

さらに、一定の条件を満たせば、万が一案件が途切れた際に報酬を60%保障してくれるので安心でしょう。

また、有料のパッケージプランで正社員並みの保障が受けられるのも魅力です。

福利厚生の内容
  • 福利厚生サービスの加入
  • 通勤交通費支給(上限3万円)
  • 無料でクラウド会計ソフトを利用できる
  • スキルアップのための書籍・イベント費用負担(上限1万円)

「フリーランスに興味はあるものの、保障面が心配...」という方は、登録してみましょう。

もちろん、ランサーズエージェントレバテッククリエイターとの併用も可能です。

(※)2024年4月時点での案件数

サービス概要
サービス名Midworks
運営会社株式会社Branding Engineer
公開求人数10,516件
非公開求人数非公開
対応地域【関東エリア】
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県
【関西エリア】
大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県、三重県
公式サイトhttps://mid-works.com/
※2024年5月2日時点

【関連記事】Midworks(ミッドワークス)の評判・口コミは?魅力から注意点まで解説!

フリーランスのメリットが気になる人によくある質問

最後に、フリーランスのメリットが気になる人によくある質問に答えていきます。

  • フリーランスは「楽しすぎ」と聞くけど本当?
  • フリーランスは「やめとけ」「生活できない」と聞くけど本当?
  • 女性がフリーランスになるメリットは?
  • スキルなしでもフリーランスになれる?

フリーランスについて疑問がある方は、チェックしてみてください。

フリーランスは「楽しすぎ」と聞くけど本当?

全員ではないものの、フリーランスが「楽しすぎ」と感じる人がいるのは事実です。

「フリーランスが楽しい」と感じる主な要因は以下のとおりです。

  • 自由度が高いから
  • 努力次第でたくさん稼げるから
  • 人間関係のストレスが少ないから
  • やりたい仕事ができているから

内閣官房日本経済再生総合事務局の「フリーランス実態調査結果」では「今後もフリーランスとして働き続けたい」と回答した人が全体の約8割にのぼっています。

引用元:首相官邸ホームページ|内閣官房日本経済再生総合事務局「フリーランス実態調査結果」
佐藤誠一

それなりに満足できているフリーランスの方が多いといえます。

フリーランスは「やめとけ」「生活できない」と聞くけど本当?

フリーランスの場合、仕事量によって収入が変動します。

案件を獲得できないと、収入がゼロになり、生活できないリスクがあります。

そのため、スキルを磨き続ける・営業活動を継続するなどの対策が必要です。

詳しくは、フリーランスで成功するためのコツ3選にまとめています。

女性がフリーランスになるメリットは?

女性がフリーランスになるメリットは以下のとおりです。

  • キャリアが途切れない
  • 育児と仕事を両立させやすい
  • 女性特有の人間関係から解放される

現在ではフリーランスとして活躍している女性も数多くいます。

ライフスタイルに合わせて柔軟な働き方をしたい方は、挑戦してみると良いでしょう。

佐藤誠一

もちろん、男性がフリーランスになるメリットも大きいです。
私も在宅ワークをしながら育児をしています。

スキルなしでもフリーランスになれる?

あなたがスキルなしの状態でも、フリーランスになることは十分に可能です。

ですが、フリーランスになっても稼げないと意味がありません。

そのため、スキルなしの状態からフリーランスになりたいのであれば、あらかじめ以下のポイントをおさえておきましょう。

  • スキルがなくても始めやすい仕事を選ぶ(例:Webライターなど)
  • 複数の営業活動をおこなう
  • 副業から始めて軌道にのったら独立する

詳しくは、スキルなしでもフリーランスになれる!おすすめの仕事6選と始め方7ステップにまとめています。

まとめ|フリーランスに向いている人はできることから始めよう

最後にもう一度、フリーランスに向いている人の特徴をまとめておきます。

  • コツコツ継続できる人
  • 自己管理能力がある人
  • 積極的に行動できる人

ひとつでも当てはまるものがあれば、フリーランスにチャレンジしてみましょう。

「でも、自分ひとりだと仕事を獲得できるか不安...」と悩む方は、フリーランス向けのエージェントを利用してみてください。

あなたの代わりにエージェントが営業してくれます。

無料で登録できるので、複数のエージェントに登録して非公開案件を紹介してもらいましょう。

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転職サイトやエージェントは何を選ぶかではなく、『どう使いこなすか』にフォーカスしたWEBメディア。株式会社アシロの転職メディア編集部による、転職エージェントの賢い『使い方』とキャリアアップ実現の方法論を解説。