- 逆求人サイトに登録したいけどどこがおすすめなのかわからない
- 逆求人サイトできちんとスカウトが届くようにしたい
このように思っている就活生に向けて、逆求人サイトとはどういうものか、利用の流れや、注意点を解説します。
企業側から学生をスカウトする逆求人サイトは、利用する学生も増え、内定実績も出ていることから注目を集めています。しかし、これまでの就職活動の流れとは違うため、よくわからないという人も多いかもしれません。
この記事を読むことで、逆求人サイトの上手な活用法がわかり、多くの企業からのスカウトが届くコツをつかむことができます。ぜひ最後までお読みください。
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就職活動を始めた
以下の記事では25卒におすすめの就活エージェントについてより詳しくまとめてあるので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
⇒就活エージェントおすすめ比較22社|25卒・26卒向けに各社の特徴を徹底解説
目次
スカウト型の逆求人サイトとは?
スカウト型の逆求人サイトとは、学生が自分のプロフィールを登録しておき、それを見た企業の側から直接スカウトやオファーが届くサイトのことです。ここ数年、サイト数や利用者数が急増し、採用実績も上がっていて注目を集めています。
学生は自分の強みや興味がある業種、希望する職種など詳しい情報を登録しておきます。企業の採用担当者が、そのプロフィールから自社のニーズに合うと判断すればサイトを通じて連絡し、面接などの選考を進めることができます。
これまでは、学生側から企業に対して応募するのが一般的でしたが、企業側から学生に直接アプローチするという新しい流れが広まってきています。
新卒におすすめの逆求人サイト15選
新卒の就活生におすすめの15の逆求人サイトを紹介します。すでに多くの就活生が活用し実績を上げている逆求人サイトも増えてきています。
それぞれ特徴がありますので、自分に合ったサイトを見つけて利用してみることをおすすめします。
ABABA
ABABAは就活の過程が評価されて優良企業からスカウトが届く逆求人サイトです。
最終面接に落ちてしまって、今までの労力や時間が無駄になってしまった経験はありませんか?
そんな方は今まで就活にかけた時間や労力を評価してくれ、お祈りメールがスカウトになるABABAがおすすめです。
ABABAはESや面接免除で選考に進むことができるため、内定率が高いのも特徴のひとつです。平均25通届くスカウトをLINEで確認できるので、スカウトを見逃すことなく就活を進められるでしょう。
関連記事:ABABA(アババ)の評判は?怪しいかどうかや利用すべき人の特徴を解説
OfferBox
OfferBoxは、登録するとオファーが受け取れる、学生に大人気の逆求人サイトです。登録企業数も1万社以上。ベンチャー企業や中小企業だけでなく大企業も多く登録されています。
企業側からスカウトできる数に制限があるため、登録情報をしっかり読んで本当に興味がある学生だけにスカウトをしています。本気度が高い企業から声がかかるため、内定につながる可能性が高いと学生の間で評判になっています。
関連記事:オファーボックスの評判はやばい?就活生のリアルの口コミを紹介
キャリアチケットスカウト
キャリアチケットスカウトは、自分の価値観に合った希望の働き方ができる企業からスカウトが来る仕組みになっているのが特徴です。
サイトに登録する際に5つの質問に答えるだけで、キャリアに対する考え方が明確になります。その価値観に共感した企業だけからスカウトが来るのでマッチする可能性が高いといえます。
関連記事:キャリアチケットスカウトの評判はひどい?就活生の口コミからメリット・デメリットを解説
キミスカ
キミスカは、就活生の約4人に1人が登録している人気の逆求人サイトです。企業の累積導入アカウント数も6,500社を超えて、有名企業の登録も増えています。
キミスカの特徴は、企業からのスカウトがゴールド/シルバー/ノーマルの3種類に分かれていて企業の本気度が伝わるということです。
登録の際には、80問の質問に答えて自分の価値観や強みがわかる独自の適性検査があります。
関連記事:キミスカの評判・口コミを徹底比較|メリットやデメリットも解説
dodaキャンパス
dodaキャンパスは、株式会社ベネッセi-キャリアが運営している逆求人サイトです。大手からベンチャー企業まで累計7,600社以上の企業が契約しています。プロフィールをしっかり記入すれば、多くの企業からオファーが届くと評判です。
独自の適性検査や自己PR添削無料キャンペーン、自己分析用ワークシートなど、就活生をサポートするコンテンツも豊富に用意されており、上手に活用すると就職活動に何かと役に立つでしょう。
iroots
irootsは、エン・ジャパン株式会社が運営する逆求人サイトです。利用企業が完全審査制であるのが特徴で、「独自の選定軸」と「クチコミに基づく評判」の観点から厳選された企業からスカウトが届きます。
115万人以上が受検した性格・価値観診断で自己分析し、幼少期から今までの経験を振り返る活動記録や、最大6,000字のプロフィール欄を設けることで自分のことを深く企業に伝えられるようになっています。
みん就スカウト
みん就スカウトは、就活生が情報交換できるサイトとして有名なサイト「みんなの就職活動日記=みん就」から生まれた逆求人サイトです。
簡単な一問一答形式の質問に回答するだけで自動的にプロフィールが完成するので、時間をかけて文章を考えたり、写真をアップする必要がありません。
Wantedly
Wantedlyは37,000社の募集と出会え、つながれる仕事のSNSです。掲載されている企業はIT系を中心としたベンチャー企業が多く、チャット形式で気軽にコミュニケーションができるのが特徴です。
中途採用に使われる印象がありますが、新卒者を対象にすることもでき、利用する企業も多いです。
BaseMe(旧エシカル就活)
BaseMe(旧エシカル就活)は、社会課題を軸に就活生の価値観と経歴を重視した逆求人サイトです。学生が登録した社会課題への想いを読んだ企業から特別スカウトが届きます。
BaseMe(旧エシカル就活)には一斉送信機能がありません。企業の採用担当者が一人ひとりをしっかり確認したうえでスカウトを送ってくるので本気度が高いといえます。
Lognavi
Lognaviは、16万人もの学生がダウンロードしている就活SNSサービスです。大きな特徴は、動画を活用した自己PRと会社紹介です。
通常の逆求人サイトでは、テキストによる自己PRが一般的ですが、Lognaviでは、より自分らしさを伝わるように、動画によって自分をアピールするようになっています。
CheerCareer
CheerCareerは、成長企業・ベンチャー企業への就職に興味がある学生におすすめの逆求人サイトです。
CheerCareerの登録者のうち、内定した学生の80%以上がCheerCareerのスカウトをきっかけとしています。
一斉配信機能はなく、送信できるスカウトに上限があるため、一人ひとりの自己PRやエピソードなどをしっかり確認して本当に興味を持った場合にスカウトが送られます。
アカリク(理系向け)
アカリクは、大学院生・理系学生の就活に特化した逆求人サイトで、修士・博士・ポスドク向けの高待遇求人や非公開求人に応募できるのが特徴です。利用企業は3,000社以上で多くの有名企業、大企業が含まれています。
TECH OFFER (理系向け)
TECH OFFERは、理系向けの新卒オファー就活サイトです。理系学生に特化したサービスを展開しており、学生のこれまでの研究内容や体験を活かしたい多くの人気企業からオファーが届きます。
企業からのオファー送信数には上限が設定されていることから、一斉送信ではなく、しっかりと登録情報を確認した本気のオファーが届きます。
理系ナビ(理系向け)
理系ナビは、理系就活に特化したインターンシップ・就職情報サイトです。理系就活生向けに豊富な求人情報や就活セミナーの機会を提供しています。
掲載されている就職情報は厳選されたもので、理系学生を積極的に採用している企業に絞られているものです。
エージェント | 求人数 | ポイント | 公式サイト |
---|---|---|---|
キャリアパーク
★ 5.0
|
大手企業を
多数紹介 |
最短7日で
内定をもらえる |
|
キャリアチケット
★ 4.8
|
価値観の合う
企業のみ紹介 |
量より質の
就活 |
|
シュトキャリ
★ 4.6
|
首都圏求人に
特化 |
書類選考なし
特別フローあり |
|
ジール
★ 4.5
|
優良求人
3,000社以上 |
内定まで
最短2週間 |
|
キャリアスタート
★ 4.0
|
大手企業の
求人を多数保有 |
内定率
86% |
逆求人サイトを選ぶ際の3つのポイント
逆求人サイトは新しいサービスですが、すでに多くのサイトが現われています。これから利用するには、どこに注目して選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。
逆求人サイトを選ぶ際のポイントを3つ紹介しますので、参考にしてください。
1. 登録企業の多いサイトを選ぶ
逆求人サイトを選ぶには、まず登録企業数が多いサイトを選ぶことです。登録企業が多いということは、それだけ採用実績が上がっている証拠でもあります。
2. 評判・口コミの良いサイトを選ぶ
逆求人サイトに登録する前に、実際の利用者の口コミや評判を確認しておきましょう。その内容を見て安心できるサイトか、自分に合っているか見極めてください。
サイトがアピールしていることはいいことばかりですが、実際は使ってみないとわからないものです。口コミがすべて正しいとは言えませんが、1つの判断材料になるでしょう。
関連記事:おすすめの就活口コミサイト8選|企業の評判・年収が分かるサービスを紹介
3. サポートや機能などから使いやすいサイトを選ぶ
逆求人サイトを選ぶ際には、サポートが充実しているかどうかも重要なポイントです。面接対策を教えてくれたり、学生からの相談にアドバイザーが対応してくれたり、といった就職活動中の学生の悩みに丁寧に応えてくれるサイトがおすすめです。
また、サイトの使いやすさも重要ですので、サイト内の機能やツールが使いやすいかどうかも確認しておきましょう。
逆求人サイトを有効活用するコツ
逆求人サイトを有効に活用するには、いくつかのコツがあります。しっかりとポイントを押さえておくだけで、オファーの数が大幅に増えるケースもあります。登録する前に把握しておきましょう。
プロフィールや自己紹介を充実させる
企業側はプロフィールを見てスカウトするかどうかを判断します。プロフィールや自己紹介の内容が乏しいと、どんな人物か判断できないためスカウトしにくくなります。
写真は、その人のキャラクターが現われるので、必ず登録しておきましょう。自分らしさが見える写真を用意しておくと、企業の採用担当にも人柄が伝わります。
必要な情報はすべて入力する
採用担当者は登録された情報だけが、スカウトするかどうかの判断材料ですので、スカウトがほしいのであれば、必要な情報はすべて入力しておきましょう。情報量が多いほどどのような人物なのかがはっきりわかり、採用担当者としてもスカウトがしやすくなります。
専門性や得意分野をはっきりさせる
自分の専門性や得意分野をしっかりとアピールしておきましょう。企業としても、自社が欲しいスキルを持った人材であるかどうかがわかるので、ニーズに合う学生には声をかけやすくなります。
また、就活生側でも、専門性をアピールしておくことで、ニーズに沿わない企業からのスカウトが届く可能性を減らせます。
わかりやすい文章を心がける
入力する際には、わかりやすい文章になるよう心がけましょう。
一文ずつ区切る、論点をはっきりさせるなど誰が読んでも伝わる文章になるようにしましょう。不安があれば、友人や家族に見せて評価してもらいましょう。
こまめにログインする
逆求人サイトの企業側の画面では、ログイン順にプロフィールを並び替えることもできます。最後にログインして日が浅い人から上位に表示されることがあるため、こまめにログインしたほうが企業の目に留まりやすくなります。
また、スカウトがあった際にもスピーディに対応ができるため印象が良くなります。サイトにはこまめにログインしましょう。
逆求人サイトを利用する3つのメリット
逆求人サイトは、新しいサービスとして注目され利用する学生数も広がり、企業登録数も増えてきています。逆求人サイトを利用することで、学生にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
1.効率よく就活を進められる
基本的には通常の求人サイトを利用し、自分が志望する企業にアプローチして内定を獲得するほうがいいのですが、逆求人サイトと両方利用することで、より効率的に多くの情報を得られます。
一般的な就職活動では、いくつもの企業に出向いて行って話を聞かなければなりません。一方、逆求人型の就活では多くの企業が自分の方に会いに来てくれて、話をする機会が持てます。
2.早くに内定がもらえる可能性が高い
逆求人サイトを使って就活をすると、早くに内定がもらえる可能性が高くなります。お互いのニーズがマッチする企業と出会えれば、スムーズに就活を進めることもできます。
一般的な就職活動では、いくつもの段階を踏まなければならず、内定までは時間がかかることが多いので、早めに内定がほしい就活生には大きなポイントになります。
3.自己分析をする機会になる
逆求人サイトを利用することが、自己分析のいい機会になります。企業の目に留まってもらえるように、自己PRや自己紹介などをしっかり考えるようになるため、改めて自分を見つめ直す機会になるでしょう。
登録してある内容を定期的に見直すことで、どのような内容が企業からの反応がよいのか、どういう学生が求められているのかがわかってきます。
逆求人サイトを利用する流れ
逆求人サイトを利用する流れは、サイトごと多少の違いはありますが、以下のように進むのが一般的です。
逆求人サイトに会員登録
はじめに、大学、出身高校、住所、希望業界、希望職種などの基本情報を入力し会員登録します。
プロフィールを作成
写真を登録し、自己PR、適職診断など、自分をよく知ってもらうために情報を入力していきます。
企業からのスカウトを待つ
登録した情報を見て、興味を持った企業からスカウトが届くようになります。
気になるスカウトに返信する
気になる企業であればスカウトを承認し返信します。興味がない場合はスカウトを辞退することもできます。
選考に進む
スカウトを受けた企業に対して興味が高まれば、選考のステップに進みます。選考は企業によって異なりますが、説明会、適性検査、筆記試験、面接といったプロセスに進みます。
内定
企業側のニーズとマッチすれば、内定をもらえます。
逆求人サイトを利用する際の注意点
ここまで逆求人サイトを利用するメリットなど、いい面を紹介してきました。一方、通常の求人サイトと異なる新しいサービスであるため、デメリットも知っておいたほうがいいでしょう。
専門性や自己PRが乏しいとオファーされにくい
企業からすれば、より自社のニーズに合う人材が欲しいのです。学生が持つ専門性や自己PRを見て、「この人のスキルを活かしてほしい」「この人と一緒に働いてみたい」と思わせるような、興味を惹くものがないとオファーをかけにくくなります。
ブラック企業やそれに近い企業からオファーが来る可能性がある
登録企業の中には、労働環境が悪く人材が定着しないことから、常に求人を探している企業もあります。
逆求人サイトはベンチャーや中小企業が多いため、どうしても自社をよく見せようとして過大表現になりがちです。そのため、実際の謳い文句と採用後の中身が違う可能性があるため、しっかりと見極める必要があります。
大企業の登録数が少ない
大企業では、企業側がスカウトをしなくても、非常に多くの応募が集まるので、逆求人サイトを使う必要がありません。登録企業には大企業は少ないのが現状です。
関連記事:就活エージェントから大手企業を紹介してもらうコツ|仕組みを徹底解説
逆求人サイトに関するよくある質問
最後に逆求人サイトに関してよくある質問をご紹介します。
不明点をなくしてサイトを上手に活用しましょう。
逆求人サイトは無料で利用できますか?
学生にとって多くのメリットがある逆求人サイトは、利用するのに費用がかかるのではと思われるかもしれませんが、学生がお金を払うことはありません。完全に無料ですので安心してご利用ください。
スカウトをもらっても選考に落ちることはありますか?
スカウトをもらった後は、通常の選考フローに入る流れが多く、選考の過程で落ちる可能性はあります。
逆求人サイトにはスカウトできる数が制限されているサイトと制限がないサイトがあります。制限がないサイトでは、多数の人にスカウトをかけて、その中から選ぼうとしているケースがあります。
スカウトされたらそのまま内定をもらえますか?
スカウトされると嬉しくなりますが、「スカウト=内定」ではないので注意しましょう。スカウトを受けた後は、通常の選考フローに進みます。
まれにベンチャー企業の場合は、オファーを受けて面談したら社長に気に入られて内定、というように短いプロセスで内定となる企業もあります。
スカウトをもらうにはどうすればいいですか?
スカウトをもらうにはプロフィールを充実させることが重要です。必要な入力項目はすべて情報を入力し、自分の強みや専門性をアピールしましょう。
写真はその人の人柄が伝わりますので、しっかりといい写真を選んで登録しておくといいでしょう。
いわゆる就活の履歴書の写真とは違い、逆求人サイトのプロフィールに登録する写真は「人柄」がわかる写真であることが重要です。自己PRに繋がるような、部活やサークル活動中、ゼミの発表中の写真などを登録しましょう。
まとめ
逆求人サイトは、企業側から興味を持った学生に対してオファーを出す新しいスタイルの採用方法です。
学生側は、自分の強み、専門性、スキルなどの情報を、企業にアピールするように考えて登録しておくとオファーを受けやすくなります。
求人サイト等を使ったこれまでの就職活動を併せて逆求人サイトを活用すると、自分では考えなかった企業から声がかかることもあり、チャンスが広がります。
上手に利用して自分に合った企業からの内定につなげていきましょう。
エージェント | 求人数 | ポイント | 公式サイト |
---|---|---|---|
キャリアパーク
★ 5.0
|
大手企業を
多数紹介 |
最短7日で
内定をもらえる |
|
キャリアチケット
★ 4.8
|
価値観の合う
企業のみ紹介 |
量より質の
就活 |
|
シュトキャリ
★ 4.6
|
首都圏求人に
特化 |
書類選考なし
特別フローあり |
|
ジール
★ 4.5
|
優良求人
3,000社以上 |
内定まで
最短2週間 |
|
キャリアスタート
★ 4.0
|
大手企業の
求人を多数保有 |
内定率
86% |