「転職エージェントから連絡がこない…」
「転職エージェントから見捨てられてる？」

転職エージェントから連絡こないとき、「もしかして見捨てられているのでは？」と不安になる方もいるでしょう。連絡がこないのは、転職エージェント側だけが原因ではありません。

結論からいうと、あなたが転職エージェントから見捨てられたとは一概にはいえません。

なぜなら、転職エージェントもあなた以外の求職者の対応もおこなっており、もしかしたら連絡を見落としているかもしれないからです。

または、登録の際にあなた自身の登録ミスによって連絡がこないと感じてしまうケースもあります。

転職エージェントから連絡がこない際は、以下の3つの対応をしましょう。

上記の対応をおこなうことで転職エージェント連絡がこないということが起きにくくなるでしょう。

本記事では、「エージェントへの登録、面談後」「応募先への書類選考や面接後」のシーン別に連絡がこない時の原因と対処法を解説します。問い合わせする際の参考例文も紹介していますので、ぜひ、ご活用ください。

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転職エージェント登録後に連絡こない理由

転職エージェントへの登録はPCやスマホから、申し込みフォームに沿っておこないます。

では、なぜ転職エージェントに登録後に連絡がこないのでしょうか。

こちらでは、転職エージェントに登録後、連絡がこない理由と対策を解説します。

登録内容に不備がある

転職エージェントに登録すると、通常は登録完了メールがすぐに届きます。登録後に連絡がこない人は、登録内容に不備がある可能性が高いでしょう。

個人情報の入力漏れや職務経歴の内容が不十分だと、登録が正しく完了しない場合があります。まずは、正常に登録が完了しているかを確認しましょう。

メールや電話履歴を見落としている

登録内容に不備がなく、正しく登録手続きを完了したのにもかかわらず連絡がない場合は、登録者自身がメールや電話の履歴を見落としている可能性があります。

メールの場合は、メールアドレスの記載ミスや迷惑フォルダに入っている可能性があります。

また、電話の場合は、着信履歴を確認してみると不在着信が残っているかもしれません。

転職エージェント側が連絡を見落としている

登録が正しく完了し、メールや電話にも履歴が残っていない場合は、転職エージェント側による見落としの可能性が高まります。転職エージェントは多くの登録者と対応しているため、登録情報を見逃しているケースも考えられます。

また、転職エージェントを利用する際に、登録後から連絡にかかる日数が記載されている場合があります。

ですので、一度チェックしてみましょう。

転職エージェント登録後に連絡がこない時の対策

ここでは、上記で紹介した転職エージェントを登録後に連絡がこない際の対策方法を紹介します。

登録内容を再確認する

転職エージェントへの登録が完了していない場合は、再度登録フォームから必要な情報をすべて入力し、完了ボタンを押すまで手順に沿って進めましょう。

この際、とくにメールアドレスや電話番号に間違いがないか、もう1度確認することが重要です。

登録が正常に完了すると、入力したメールアドレスに登録完了メールが届きます。

登録の際は、通信環境が安定した場所でおこなうのがポイントです。

また、電車内や隙間時間での登録作業は、入力ミスが生じるリスクも高まります。エージェントへの登録は今後の将来を左右する大事なプロセスなので、入力ミスを防ぐためにも、通信が安定した落ち着いた環境で登録手続きをおこないましょう。

受信履歴、着信履歴を確認する

メールを確認する際は、受信フォルダだけではなく、迷惑メールフォルダに振り分けられていないかも確認してください。

また、メールの受信設定によっては、受け取れないケースも考えられるため、お使いのメールアドレスの設定状況も確認しておきましょう。

電話履歴は、過去にさかのぼって確認できます。キャリアアドバイザーからの着信は、転職エージェントの代表電話からではなく、担当に割り振られた携帯電話からかかってくる場合もあります。

見知らぬ番号からの着信を見落としていないか、仕事の電話に埋もれていないかを今一度確認してください。

再度問い合わせをする

登録から1週間以上経過しても連絡がこない場合は、再度電話やメールで問い合わせをします。

登録完了直後の場合、自分の担当者がまだ決定していないこともあるため、企業窓口や問い合わせセンターに連絡を取るのがよいでしょう。

登録が正しく完了しているか、担当者の情報、今後の対応の流れなどスケジュールを確認してください。

登録後に連絡がこない時の例文

登録後に連絡がこない時は、初回面談の日程調整を含めて確認することで、今後の流れがスムーズになります。

問い合わせの際に使える例文をご紹介します。

メールの件名には、ひと目でどのような内容かが分かるように記載します。

また、自分の名前を明記することで担当者がメールを見落とさずに、迅速に対応してくれる可能性が高まります。

転職エージェントの面談後に連絡がこない理由

転職エージェントに登録後は、キャリアアドバイザーとの面談がおこなわれます。初回の面談後に連絡がこない場合の理由を見ていきましょう。

転職への意欲がみられない

転職理由や経歴、希望条件など情報が不十分な場合は、転職への意欲がみらないと判断され、連絡が遅くなるケースがあります。キャリアアドバイザーは面談でヒアリングした内容を基に、求人情報を紹介します。

また、転職エージェント側としては、転職に前向きな方へ優先的に求人紹介をしたいと考えているでしょう。

転職が急ぎではない、とりあえず登録だけしてみたという方への求職支援は、後回しにされる場合があるため、注意が必要です。

そのため、転職活動に前向きな姿勢を見せることで、キャリアアドバイザーからのサポートも手厚くなるでしょう。

現時点で紹介できる求人がない

転職エージェントからの求人紹介は、キャリアアドバイザーとの面談後に実施されます。求職者の適性と希望条件をヒアリングした結果、現時点で紹介できる求人がない場合、連絡がこないケースもあるでしょう。

また、紹介案件が見つからない理由として、転職先に求める条件が多すぎる場合やポジションや勤務地を限定していることが挙げられます。

そのため、特化型の転職エージェントを利用している方は、自分が希望する分野とエージェントの専門性が合致していないことも可能性があるかもしれません。

面談前後の対応がよくなかった

このような非常識な行動は、キャリアアドバイザーへの不信感をもたらします。

また、社会人としてのマナーがない人を企業に紹介することは、転職エージェントの信用を落とすことにもなりかねません。

このように、企業先にも迷惑をかける可能性があり、連絡頻度が低下する原因となるのです。

転職エージェントの面談後に連絡がこない際の対策

面談後にキャリアアドバイザーから連絡がこない場合は、どのような対策をするとよいでしょうか。

ここでは、転職エージェントの面談後に連絡が来ない際の対策を紹介します。

レジュメの品質を上げる

面談後に転職の意欲が低いと判断されてしまった場合は、レジュメの品質を上げるのが効果的です。

そのため、具体的な転職理由や希望条件をより明確にし、転職への前向きな姿勢を伝えましょう。

レジュメを充実させることで転職活動への意欲が伝わり、キャリアアドバイザーからも積極的なフォローが受けやすくなります。

また、レジュメの更新により、提携企業の目に留まりやすくなり、スカウトメールが届く確率も高まるでしょう。

希望条件に優先順位をつける

面談の段階で希望条件が多すぎると、応募先の選択肢が狭まります。

そのため、希望条件に優先順位をつけて条件を緩めることで、求人紹介の連絡が入る可能性が高まります。

ですが、紹介された求人が合わない場合は、断ることも可能です。

とくに、年収アップを望んでいる方は「年収〇〇円以上」と限定してしまうと、紹介できる求人が限られてしまうため注意しましょう。

また、希望年収がある場合は「〇〇万円～〇〇万円」と、金額に幅を持たせて選択肢を広げることが大切です。

面談準備をしっかりしておく

キャリアアドバイザーとの面談は、転職に前向きな姿勢を示す場所です。早めの連絡を取り、応募先をスピーディーに見つけてもらいたい方は、面談準備は十分に整えておきましょう。

また、面談準備については記事後半で詳しく解説しています。

そのため、キャリアアドバイザーとの良好な関係性を築くためにも、準備を整えて面談に臨みましょう。

面談後連絡がこない時の例文

そこで、面談後に連絡がこない時の例文をご紹介します。

面談後の連絡期間の目安

面談後の連絡のタイミングは希望条件に合う求人が見つかるかどうかで異なります。早いケースでは、面接当日や1～2日で連絡が入る場合もあります。

また、紹介する企業が見つからない場合は、その旨を知らせる連絡が入ることが一般的です。

連絡期間はエージェントによって異なるため、面談時におおよその目安を聞いておくといいでしょう。

書類選考後に連絡がこない理由

転職エージェントの求人に応募した後、通常は書類選考の結果連絡が来ます。書類選考後に連絡がこない理由は、転職エージェント側だけに原因があるとは限りません。

こちらの章では、書類選考後に連絡がこない理由を解説します。

応募先企業からの連絡待ち

書類選考後に連絡がこない理由のひとつに、応募先企業からの連絡待ちが考えられます。

企業側で書類選考に時間がかかっている場合や、採用担当者が繁忙期で連絡が取れないなど、転職エージェント側も連絡が取れていない可能性があります。

また、応募先の企業での調整に時間がかかっている場合もあるので、一度キャリアアドバイザーに確認を取ってみるのも良いかもしれません。

担当エージェントが多忙で対応しきれていない

書類選考が終了しているにもかかわらず、担当エージェントが多忙で対応しきれていない状況も考えられます。書類選考の連絡が漏れている場合は、完全に転職エージェント側の不手際が原因です。

また、担当のキャリアアドバイザーが異動、退職しているケースもあります。通常のビジネスでは、引継ぎがおこなわれ、別の担当者が対応するのが一般的です。

しかし、引継ぎが不十分だと、連絡漏れが生じる恐れがあります。

書類選考後に連絡がこない際の対策

書類選考後にキャリアアドバイザーから連絡がこないと不安になる方は少なくないでしょう。

そこで、ここでは書類選考後にキャリアアドバイザーから連絡がこない際の対策や例文、連絡期間の目安について解説します。

選考にかかる目安を聞いておく

書類選考後に連絡がこない場合は、担当のキャリアアドバイザーに連絡し、応募先企業の状況を確認しましょう。企業からの連絡が遅れている場合は、転職エージェント経由で現在の状況を確認してもらえます。

その際、選考にかかる目安を聞いておくと、他の応募先との調整もしやすくなるでしょう。

また、他の求人を応募しつつ、連絡を待つのもよいかもしれません。

担当者を変えてもらう

転職エージェント側のミスや、キャリアアドバイザーによる対応不足の場合は、担当者の変更を依頼しましょう。キャリアアドバイザーとは相性が合わないことがあるため、担当者を変えることでやりとりがスムーズになり、転職活動を計画的に進められるでしょう。

ですが、担当者を変更してもらう際には、冷静に大人の対応を心がけることが大切です。

そこで、以下では、担当者を変えてもらうときの例文を紹介します。

書類選考の結果連絡がこない時の例文

書類選考の結果連絡がこない時は、以下のように伝えましょう。

担当者を変えてもらう時の例文

担当の変更依頼は、転職エージェントの総合窓口や問い合わせフォームから行うのがいいでしょう。依頼の際は、不平や不満を表さず、前向きな姿勢で依頼しましょう。

書類選考後の連絡期間の目安

中途採用における書類選考にかかる期間は、7日～10日が目安です。

転職エージェント経由で連絡が来るため、この期間を過ぎても連絡がこない場合は、担当者に状況を確認しましょう。

応募後に連絡が来ない理由

書類選考が通り、面接に進んだ場合も転職エージェントを経由して連絡が来ます。応募後に連絡がこない理由と対策を見ていきましょう。

応募先の選考に時間がかかっている

応募後に連絡がこない時は、応募先の選考に時間がかかっていることが考えられます。合否結果が出るまでの期間は企業によって異なり、書類選考や面接担当者が合否の決定権を持たない場合もあります。

また、中途採用の場合、他の候補者の面談がすべて終わってから合否が決まるケースが多い傾向です。

そのため、応募後の連絡は時間がかかることを理解しておきましょう。

キャリアアドバイザーの都合で遅くなる

書類選考時と同様、キャリアアドバイザーの都合により合否の連絡が遅くなることもあります。

複数の求職者を担当するキャリアアドバイザーは、最終面接など内定獲得に近い案件を優先します。

そのため、書類選考や一次選考の結果が後回しになるケースもあるでしょう。

また、キャリアアドバイザーと連絡が取れない場合、応募先に直接連絡を取るのはNGです。

ですので、選考結果の返事の期日を過ぎても連絡が来ない場合は、エージェントに問い合わせましょう。

応募後に連絡が来ない際の対策

では、求人に応募した後に連絡がこない際はどのような対策をするとよいのでしょうか。

ここでは、応募後にキャリアアドバイザーから連絡が来ない際の対策や例文、連絡期間の目安について解説します。

待ち時間を作らずに他の企業への応募を続ける

エージェントからの結果連絡を待ち続けると転職活動が滞り、転職へのモチベーションが低下してしまいます。そのような状態にならないためにも、待ち時間を作らず、積極的に他企業への応募を続けましょう。

応募を続けることで、自分に合った興味深い企業に出会えるチャンスが広がりやすくなります。

そのため、同時進行で複数社に応募することで選択肢が増えるため、転職活動もスムーズに進むでしょう。

他のエージェントに登録する

連絡があまりにも滞る場合は、他のエージェントに登録するのがおすすめです。

そもそも現在利用している転職エージェントが、求職者の条件に合った求人を保有していない可能性もあります。

また、複数の転職エージェントを利用することで、より幅広い求人を紹介してもらえるため、連絡がこないというトラブルは避けられます。

ですが、現在のエージェントは解約せず、他のエージェントを併用し、対応のよいエージェントをメインに活用するのがポイントです。

記事の後半では、複数併用におすすめのエージェントを紹介しています。

面接選考の結果がこない時の例文

面接選考の結果を知りたい場合の例文を紹介します。選考結果は企業側のタイミングもあるため、回答を急かす行為は控えましょう。

あくまでも状況確認の意向を伝え、丁寧な言い回しを心がけてください。

応募後の連絡期間の目安

面接を受けた企業からの合否連絡は、転職エージェント経由で連絡が来ます。応募後の連絡期間の目安は5～10日です。

関連記事：転職エージェントを信用できないときは？対処法と信頼できるエージェントを解説

転職エージェントを上手に利用するコツ

ここでは、転職エージェントを上手に利用するコツを解説します。

面談準備をしっかり整える

転職エージェントの面談は、求職者の希望やキャリアの棚卸しのために実施されます。

とくに、面談はエージェントとの信頼関係を構築するためにも重要な場面です。

ですので、エージェントとの面談は、転職に対して意欲的な姿勢で臨むことが大切です。

さらに、履歴書や職務経歴書などの応募書類はしっかりと準備し、面談の場所や日時を守り、ビジネスマナーを徹底しましょう。

担当者には誠意をもって対応する

担当者に対して横柄な言動や受け身の態度で接すると、紹介先の企業でもトラブルを引き起こすと判断され、希望する求人紹介が受けられなくなるかもしれません。

キャリアアドバイザーとの良好な関係性を築くためにも、不適切な振る舞いを避け、誠意を持って対応することが大切です。

さらに、担当者とこまめに連絡を取ることで、転職への意欲が伝わり、優先的なサポートが期待できるでしょう。

自分の経験やスキルを担当者と共有する

自分の経験やスキルを担当者と共有しておくことで、転職先に求める希望条件の優先度が明確になります。

そのため、担当者も求人を紹介しやすくなり、連絡もこまめに届くでしょう。

また、職務経歴だけではなく、保有資格やPCスキル、専門分野での業務経験をしっかり洗い出し、担当者と共有することが大切です。

複数の転職エージェントを併用する

転職活動を効率的に進めたい方は、複数のエージェントの併用がおすすめです。

キャリアアドバイザーからの連絡が遅い場合でも、他のエージェントと同時進行で進められるというメリットがあります。

そのため、エージェントを併用することで、自分に合った転職エージェントを見極めることができ、連絡が滞るリスクが減らせるでしょう。

関連記事：転職成功には転職エージェントの複数利用がおすすめ！併用するデメリットや併用すべきタイミングも解説

エージェントの併用を考えている方におすすめの転職エージェント3選

ここでは、エージェントの併用を考えている方におすすめの転職エージェントをご紹介します。

リクルートエージェント

マイナビエージェント

ビズリーチ

まとめ

今回は、転職エージェントから連絡こないときの原因と対処法をシーン別に紹介しました。転職エージェントから連絡がこない場合は、自ら積極的に連絡を取ることが大切です。

また、転職エージェント併用するということも手段としてあります。

ですが、どの転職エージェントを利用してもキャリアアドバイザーなしでは転職活動はおこなえません。

ですので、キャリアアドバイザーには誠意をもって対応し、良好な関係性を築くようにしてください。

キャリアアドバイザーとの良好な関係を構築しつつ、自分の思い描いた転職を実現しましょう。