初めて転職活動をやってみているけど、なかなか書類も通らないし、面接も上手くいかないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか？

周りに相談できる人がいないと自分の活動が合っているのかも分からなくなると思います。

実際に筆者も23歳のときに初めて転職活動をしましたが、新卒の就活と求められることも違うため、かなり苦戦しました。

今回は転職活動がうまくいかない20代の方向けに、うまくいかないときの対処法や成功するためのコツについて解説していきます。

この記事を読めば、なぜ転職活動がうまくいかないのか、具体的な転職へのアクションが分かるでしょう。ぜひ最後までご覧ください。

関連記事：20代におすすめ転職エージェント比較ランキング｜女性や未経験・ハイクラス向けの選び方も解説

20代で転職回数が多くなる理由

転職活動がなかなか上手くいかないと感じたら、まずその理由をしっかり考えることが重要です。

理由を考えていないと、転職活動がうまく進まず、長引いてしまう可能性があります。

上手くいかない具体的な理由として、転職理由が曖昧、そもそも転職への準備が足りていないなどが挙げられます。

なぜ自分がうまくいっていないかをまずは考えていきましょう。

転職理由が曖昧だから

まず、転職理由が曖昧になっていないかを確認しましょう。

転職理由が曖昧だと、会社側も「この人は本当にうちの会社に入りたいのか？」「この会社に入って貢献をしてくれるのか？」と疑問を抱いてしまい、採用にはならない可能性があります。

なぜ応募した会社を選んだのか、その会社で実現していきたいことは何かをしっかりアピールできることで採用する会社もその人が入社したときのイメージを持ちやすいです。

転職理由が会社にアピールできるものになっているか、一度見直してみましょう。

関連記事：仕事で何がしたいかわからない20代が向いてる仕事を見つける方法を解説

キャリアプランが欠如しているから

キャリアプランは、将来の仕事や働き方について、具体的な目標と行動計画を立てたものです。

キャリアプランがない、もしくは会社にアピールできていないと「この会社に入っても活躍してくれないのではないか？」と思われてしまい、採用が難しくなってしまいます。

キャリアプランの作り方として、

• これまでのキャリアを思い返す
• 理想の姿を何かを考える
• 理想と現実の差について考える

この3つのステップで考えると良いでしょう。

自分のキャリアプランが立てられているかを見直すことも大切です。

準備が足りていないから

転職活動をする前段階として、自己分析、転職理由、志望動機、企業研究をしていくステップがあります。

そもそも準備が疎かになっている、準備をせずに転職活動を進めていると、転職活動の軸などできておらず、上手くいっていない可能性があるのです。

もし自己分析をしっかりおこなえていない場合は、まず時間をとって自己分析をしていきましょう。

準備をしっかりおこなうことで転職活動が上手く進む可能性があります。

関連記事：転職できない人に共通する「不採用」の理由｜よくある原因や面接NG行為

企業とのニーズが合っていないから

自分のスキルや経験、転職の軸が企業の求めている人と合っていない可能性があります。

もし自分が持っているスキルより大幅に高い求人に応募していると、採用される確率はかなり低いでしょう。

応募する段階で、下記が適切かを企業サイトや募集要項を見て確認しておきましょう。

20代で転職回数が多くなる人の特徴

転職が上手くいっていない人にはいくつか共通点があります。

上記のような思考や行動を繰り返していても、転職活動はうまくいきません。

自分が上手くいかない人の特徴に当てはまっていないかを確認・改善をし、転職を成功させるためにはどうすればよいかをしっかり考える必要があります。

上手くいかない人の共通点と対処法については、以下の記事から確認してください。

関連記事：転職活動がうまくいかない人の共通点とすぐに転職成功に導く７つの秘策

【体験談あり】転職がうまくいかない場合の対処法3つ

転職を進めていく上で上手くいかないことは誰にでもあります。

大事なのは、なぜ上手くいっていないかを考え、それに沿った対処法をおこなうことです。

転職の軸がちゃんと合っているかを考え直してみたり、場合によっては条件を広げたりしてみましょう。

転職の軸を考え直す

最初に転職での軸を考えていても、活動を進めるにつれて「これで良かったのか？」と考えてしまう方もいます。

実際に筆者も3ヶ月ほど転職活動をしていましたが、自分がどうしていきたいのかが分からなくなったときが何度かありました。

そういったときは自己分析した内容などを見返したり、再確認したりするのがおすすめです。改めて確認することで、転職活動の軸が自分の考えているものと一致しているかが分かります。

そのためにも、自己分析した内容などはすぐ見られるようにしておくと良いでしょう。

関連記事：向いている仕事が見つからない・わからない20代の特徴や自分にピッタリの仕事の見つけ方を解説

条件を広げてみる

転職でうまくいっていないときに、視野が狭くなっていないかを確認するのも重要です。

実際に筆者も23歳で転職したときは、未経験からWeb制作をやっていきたいと思い、制作会社に100社ほど応募していました。

しかし、業務経験が求められていたり、自身のスキルが足りなかったりしたため、書類で落とされることが多かったです。

そのときに、このままでは上手くいかないと思い、自分が何を実現していきたいかを考え直し、そこからは未経験からエンジニア採用を行っている会社にも視野を広げて応募していきました。

上手くいっていないときほど、視野が狭くなっている可能性があります。

自分が実現したいことは何かを考え、視野を広げて転職活動を進めていくのがおすすめです。

少し休んでまた再開してみる

長い期間、転職活動を続けていくと疲れてしまってなかなか思うようにいかないときもあるでしょう。

ストレスが溜まっているなどと感じるときは休むことも視野に入れていきましょう。

実際に筆者も転職活動で疲れたり、ストレスが溜まったりしたときは休みをとってリフレッシュすることを意識的にしていました。

「早く転職しないと…」と急いでしまう気持ちも分かりますが、ストレスを溜めすぎてしまうと体調を崩してしまう可能性もあります。

適度に休みをとることも考えて転職活動を進めていきましょう。

20代で転職するときに求められている2つのこと

20代で転職をする場合、企業側はどういった人材を求めているのでしょうか？

主に将来的に活躍してくれるというポテンシャルや、一定のビジネスマナーがついていることを見ています。

ここでは20代で転職するときに求められている2つのことについて解説していきます。

ポテンシャル

企業側が求めていることの一つに、20代の吸収力がある点や成長力の高い点などがあります。

転職ではすぐに仕事ができる即戦力が求められますが、20代の場合、将来伸びる可能性があるといった視点で、ポテンシャル採用を取り入れているところも多いです。

こういったポテンシャルを見てくれる会社の場合、自分がこれからも成長していくことを伝えることが重要になります。

例えば、筆者も20代で転職をしていたときは、日々プログラミングの勉強をしていることや将来エンジニアとして活躍していきたいことをアピールしていました。

20代での転職は、ポテンシャルが見られていることを覚えておきましょう。

ビジネスマナー

20代の転職では、スキルや経験がなくても採用してもらえることがありますが、一定のビジネスマナーがあることを求めています。

すでにビジネスマナーが身についている人を採用することで、新たに研修をする時間とコストを節約できるからです。

そのため、書類選考や面接では適切な言葉遣いや対応ができているかが見られています。

転職活動をする際はビジネスマナーができているか気をつけておきましょう。

スキルがなくても転職はできる

転職している方の中には、「自分にはスキルや資格がないけど、本当に転職できるのだろうか？」と不安になっている方もいるでしょう。

たしかに、目に見えたスキルや資格がないと、自分は求められてないのではないかと思い自信がなくなってしまいます。

結論、20代であればポテンシャルで採用されることが多いため、スキルなどがなくても不安になる必要はありません。

実際に筆者もスキルなし、未経験の状態からエンジニア転職を目指していましたが、日々勉強している姿勢やポテンシャルを見られて、転職に成功しました。

転職を進めるコツや注意点を抑えておけば、スキルなしでも転職できます。

スキルがない状態で転職を進めるコツを知りたい方はこちらの記事を読んでください。

関連記事：20代で転職したいけどスキルがない！対策を前半後半・男女別に解説！

20代で転職5回目で成功させるためのコツ

20代で転職を上手く進めるためにも、成功するためのコツをしっかり知っておく必要があります。

転職したい理由を明確にしたり、情報収集を入念におこなったりすることで、企業から内定をもらえる確率が上がるでしょう。

ここで転職を成功させるためのコツを学んで、今後の活動に活かしてください。

転職したい理由を明確にする

転職を成功させる上で重要になってくるのが、転職したい理由を明確にすることです。

転職したい理由が曖昧になっている、ただ会社を辞めたいという理由だけだと、会社にも上手く伝わらず、転職できたとしても満足いくものにならない可能性があります。

まず、この2つを自分の中で深堀りしましょう。

具体的な理由が分かることで自分のしたいことが分かり、転職先を探すときにも迷いがなくなります。

転職する理由についてしっかり明確にできてなかった人は、これを機に考えてみてください。

転職するための優先順位をつける

転職したい理由が分かったら、転職先にどういったことを求めるのかを考えてみましょう。

ここが明確に分かっていないと、転職先を選ぶのに時間がかかったり、自分に合っていない会社を選んだりしてしまう可能性があります。

以下の項目を参考に考えてみてください。

自分にとって何の優先順位が高いのか、なぜそれを選んだのかを明確にしておきましょう。自分が何を重視して働きたいかを決めておくと、転職先をスムーズに探せます。

情報収集をしっかりおこなう

転職を成功させるためには、日々情報収集をおこなうことも大事です。

業界や企業の情報収集ができていて面接などで伝われば、企業側も好印象を持ちます。

応募する業界や企業については入念にリサーチをおこないましょう。

即戦力になれることをアピールする

ポテンシャルを求めている企業もいますが、即戦力になれるスキルや経験があればより成功にぐっと近づきます。

これまで得たスキルや経験がないか一度確認し、そのスキルなどがどう会社で活かせるかを考えるのがおすすめです。

転職先で求められている資格などあれば、自分で取るのも良いでしょう。

転職エージェントを活用する

20代で初めての転職となると、分からないことや不安なこともたくさん出てくるでしょう。

そういった場合は一人で悩まず、転職エージェントを活用するのがおすすめです。

転職エージェントに登録すれば、下記のようなサービスを無料で受けられます。

実際に筆者も転職エージェントを利用して転職を進めていました。特に応募書類の添削はどう書くのが適切かを丁寧に教えてもらえたので、初めて転職をする身としてはとても助かるサポートでした。

1人で転職を進めていくのが不安な方は転職エージェントを使ってみましょう。

関連記事：転職エージェントの賢い使い方｜利用の流れや使い倒すコツを徹底解説

20代におすすめの転職エージェント

20代で転職エージェントをまだ使ったことないという方は、まず活用することをおすすめします。

転職エージェントは転職を目指す方であれば、誰でも無料で利用可能です。

ここでは20代におすすめの転職エージェントを紹介していきます。

リクルートエージェント

マイナビエージェント

ビズリーチ

まとめ｜20代転職5回目だと難易度は高い

20代の転職活動では、自身の強みや成長ができることを明確にアピールすることが重要です。

転職理由やキャリアプランを具体的に考えて、企業研究なども十分におこないましょう。

スキルや経験が不足していても、学習意欲や将来性をアピールすることで、ポテンシャル採用の可能性があります。また書類作成や面接時は、適切なビジネスマナーに気をつけていきましょう。

転職エージェントの活用も効果的で、自分に合った求人や専門的なアドバイスを得られます。まずは焦らず、自己分析と準備を丁寧におこなって転職活動を進めていってください。